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JP6546005B2 - 射撃管制システム、射撃管制装置、および射撃管制方法 - Google Patents

射撃管制システム、射撃管制装置、および射撃管制方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、射撃性能を改善するための射撃管制システム、射撃管制装置、および射撃管制方法に関する。
従来の射撃管制システムは、射撃用レーダを使用して、目標となる移動体の捜索、探知、および追跡を行う。そして、追跡した移動体に対して射撃に必要な射撃計算を行い、追跡した移動体に対する誘導するための飛翔体の発射制御等を行うことが知られている。
例えば、図6に示すように、従来の射撃管制システムは、射撃用レーダによって移動体の捜索および探知が行われた後、目標となる移動体が探知されたことを示す目標探知情報を取得する(S60)。そして、探知された移動体が射撃対象であるか否かを識別するための類識別処理を行う(S62)。類識別処理は、例えば、目標とする移動体の速度、加速度、進行方向、または大きさを推定するための処理である。その後、探知された移動体が射撃対象であると判定された場合、射撃を行うために必要な追跡を行う。そして、位置情報や時間情報等を含む追跡結果に基づいて射撃計算を行い(S64)、射撃すべき移動体に対する誘導を行うための飛翔体の発射制御処理を行う(S66)。そして、射撃すべき移動体に対して、飛翔体の発射処理を行う(S68)。
また、複数の射撃管制システムを有するような大規模射撃管制システムは、複数の射撃管制システムを統括する統括装置を有しており、この統括装置が各射撃管制システムと通信を行うように連接されている。また、統括装置は、複数の射撃管制システムから情報を得て、射撃管制システム全体を司るための処理を行う。
このような大規模射撃管制システムは、射撃用レーダによる移動体の捜索の代わりに、警戒レーダや早期警戒機等によって探知された移動体の目標情報を先見情報として取得し、先見情報が示す方向に対して移動体の探知を行うことで、移動体の追跡を開始し、移動体に対して射撃を行う。
また、大規模射撃管制システムに警戒機や民間機等の航空機、気象レーダ、航空管制レーダ、民間使用レーダを組み込むことによって、より早く目標となる移動体に対処することも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−224195号公報
しかしながら、大規模射撃管制システムではない1つの射撃管制システムでは、図7に示すように、射撃用レーダ20が、捜索ビーム74を使用して移動体70の捜索を行う必要がある。例えば、射撃用レーダ20は、距離や方位や高低等で定まるような広範囲の捜索範囲Rに対して捜索を行い、移動体70を探知した場合、移動体70に対して集中的に照射する専用の追跡ビーム72を使用して射撃を行うために必要な追跡を行う。
また、1つの射撃管制システムは、図8に示すように、追跡を行うために必要な時間を、捜索を行うために必要な時間に割り込ませるように追跡を行う。そのため、例えば、複数の移動体70を追跡する場合において、追跡する移動体70が多い場合、追跡を行うためだけの時間がより必要となる。
また、図9に示すように、1つの射撃管制システムにおける射撃用レーダ20の動作に関して、射撃用レーダ20は、目標探知情報を取得した際(時刻T1)、目標となる移動体70の追跡を開始する。その後、追跡と捜索を交互に行う。このように、検知された移動体70に対して追跡を複数回行わなければならない。
なお、図9に示すように、1つの射撃管制システムの動作に関して、時刻T1から時刻T2まで類識別処理を行い、時刻T2から移動体70に対する飛翔体の発射処理を行う時刻T3まで射撃計算処理を行う。このように、目標となる移動体70を探知してから飛翔体の発射処理までの間、類識別処理を行うための時間と、射撃計算処理を行うための時間とを含む最小の時間が少なくとも必要である。
一方、大規模射撃管制システムでは、射撃用レーダ20は移動体70の捜索を必ずしも行う必要はないが、移動体70を探知した後、射撃用レーダ20が専用ビーム72を使用して追跡を行う必要がある。そのため、大規模射撃管制システムであっても、射撃用レーダ20による移動体70の追跡のためのレーダリソースが必要である。
例えば、射撃すべき移動体70が飛来し、移動体70に対して射撃を行うような場合において、1つの射撃管制システムであっても、大規模射撃管制システムであっても、同じ目標となる移動体70を探知した場合、移動体70の追跡から発射までに必要な時間は、同じである。そのため、例えば、射撃用レーダ20のレーダリソースを超える射撃すべき移動体70が飛来したような場合、所定のレーダリソースを超過するレーダリソースに相当する移動体70に対処することができないという問題がある。
そこで、このような問題に対処するために、一般的に、レーダリソースを大きくすること、すなわち、送信電力を大きくすることや、射撃用レーダ20の受信用空中線の開口面積を大きくすることが知られている。具体的には、レーダリソースを大きくすることによって追跡を行う時間を短くすることが知られている。しかしながら、このような場合、例えば、射撃用レーダ20によって消費されるエネルギーが大きくなるという問題がある。また、射撃用レーダ20の規模が大きくなるとコストが高くなるという問題もある。
また、大規模射撃管制システムでは、複数の射撃管制システムが導入されているため、複数の射撃すべき移動体70に対処できるが、複数の射撃管制システムを接続するためのネットワークが必要である。また、このような場合、ネットワークの通信器材やネットワークのインフラを整備するためにコストがかかるという問題もある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、追加コストを抑えつつ、移動体の追跡から射撃までに必要な時間を短縮することを可能とする射撃管制システム、射撃管制装置、および射撃管制方法を提供することにある。
実施形態の射撃管制システムは、移動体の位置を特定するための第1の情報を取得するレーダと、移動体の位置を特定するための第2の情報を外部機器から取得する取得手段と、第1の情報または第2の情報よりも移動体の位置精度が高い第3の情報を得るための統合処理を、第1の情報および第2の情報に対して行う統合処理手段と、第1の情報、第2の情報、および第3の情報に対して平滑処理を行う平滑処理手段と、平滑処理された第1の情報および第2の情報、または、平滑処理された第3の情報のうち、移動体を射撃する確率が高い情報を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
また、実施形態の射撃管制装置は、移動体の位置を特定するための第1の情報をレーダから取得する第1の取得手段と、移動体の位置を特定するための第2の情報を外部機器から取得する第2の取得手段と、第1の情報または第2の情報よりも移動体の位置精度が高い第3の情報を得るための統合処理を、第1の情報および第2の情報に対して行う統合処理手段と、第1の情報、第2の情報、および第3の情報に対して平滑処理を行う平滑処理手段と、平滑処理された第1の情報および第2の情報、または、平滑処理された第3の情報のうち、移動体を射撃する確率が高い情報を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
また、実施形態の射撃管制方法は、移動体の位置を特定するための第1の情報をレーダから取得し、移動体の位置を特定するための第2の情報を外部機器から取得し、第1の情報または第2の情報よりも移動体の位置精度が高い第3の情報を得るための統合処理を、第1の情報および第2の情報に対して行い、第1の情報、第2の情報、および第3の情報に対して平滑処理を行い、平滑処理された第1の情報および第2の情報、または、平滑処理された第3の情報のうち、移動体を射撃する確率が高い情報を選択することを特徴とする。
本実施形態の射撃管制システムの構成例を示す図。 同実施形態の射撃管制システムの目標情報平滑部42の構成例を示す図。 同実施形態の射撃管制システムによってなされる射撃管制処理シーケンスの例。 同実施形態の射撃管制システムによってなされる平滑処理の結果および射撃確率の計算結果の一例を示す図。 同実施形態の射撃管制システムによってなされる平滑処理の結果および射撃確率の計算結果の他の一例を示す図。 従来の射撃管制システムにおける射撃管制処理を示す図。 一般的な射撃管制レーダによる移動体の捜索および追跡を説明するための図。 一般的な射撃管制レーダによる移動体の捜索および追跡の時間の概要を説明するための図。 一般的な射撃管制システムの動作の概要を説明するための図。
以下、図面を参照してこの発明に係る実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の射撃管制システム10の構成例を示す図である。
射撃管制システム10は、射撃用レーダ20および射撃管制装置40を備えてなる。
射撃用レーダ20は、例えば、移動体70を射撃するために移動体70を捜索または追跡するレーダである。
射撃用レーダ20は、空中線22、送受切換器24、送信器26、受信器28、および信号処理器30を備えてなる。
空中線22は、送受信切替器24を介して送信器26および受信器28と接続されており、移動体70に対してレーダ波等を照射するためのアンテナである。例えば、送信器26から送られてきた信号に基づき、移動体70に対してレーダ波を照射する。また、移動体70に対して照射されたレーダ波が移動体70に対して反射してなる反射波の信号を受信し、受信された信号を受信器28に送る。なお、空中線22は、フェーズドアレイアンテナ等のアンテナである。
送受切替器24は、送信器26から空中線22への経路と、空中線22から受信器28への経路とを切替える。
送信機26は、空中線22から移動体70に対して照射するレーダ波の信号を、送受切替器24を介して空中線22に送る。
受信器28は、空中線22によって受信されたレーダ波に対する信号aを、送受切替器24を介して空中線22から受信する。そして、この信号aを信号処理器30に出力する。
信号処理器30は、受信器28から出力された信号aに対して、信号処理および目標検出を行う。具体的には、信号aに基づき、捜索または追跡する移動体70に関して検出された目標情報を得るための信号処理を行う。なお、目標情報は、例えば、射撃用レーダ20から移動体70までの目標距離に関する情報、射撃用レーダ20を基準とした移動体70に対する角度に関する情報、等である。そして、信号処理等を行って得られた目標情報b1を射撃管制装置40に送る。
射撃管制装置40は、目標情報平滑部42、射撃計算データ選択部44、射撃計算部46、および発射制御部48を備えてなる。
目標情報平滑部42は、信号処理器30から送られてきた目標情報b1と、警戒レーダまたは早期警戒機のレーダ等の他のセンサを有する外部機器(図示せず)によって検出された目標情報b2とに対して平滑処理を行い、目標情報cを出力する。なお、目標情報平滑部42の詳細な構成および目標情報cについては図2を参照して説明する。
また、目標情報平滑部42は、目標情報取込部43を備える。目標情報取込部43は、信号処理器30から目標情報b1を取込む。また、外部機器から目標情報b2を取込む。
なお、目標情報取込部43によって目標情報b2が取込まれるデータレートは、例えば、外部機器に設けられた他のセンサによって行われる移動体70の捜索または追跡を行うレートと同じである。また、目標情報取込部43によって目標情報b2が取込まれるデータレートは、例えば、射撃用レーダ20によって行われる移動体70の捜索または追跡を行うレートと異なる。なお、目標情報取込部43は、目標情報b2が取込まれるデータレートを予め取込んでいてもよい。
射撃計算データ選択部44は、射撃計算部46によって射撃演算を行うために使用されるデータを選択する。例えば、目標情報平滑部42から出力された目標情報cに基づき、少なくとも、目標情報平滑部42によって平滑処理された目標情報b1、目標情報平滑部42によって平滑処理された目標情報b2、または、後述する平滑処理された高精度目標情報f、のうち移動体70を射撃する確率が高い目標情報dを選択する。
より詳細には、図2を参照して後述するように、射撃計算データ選択部44は、目標情報cに含まれる目標情報c1、目標情報c2、または目標情報c3のうち移動体70を射撃する確率が高い目標情報dを選択する。
具体的には、射撃計算データ選択部44は、例えば移動体70が射撃管制システム10に向かって移動しているような場合、目標情報cに含まれる目標情報b1または目標情報b2に対する平滑処理の結果に基づき、移動体70の運動を予測する経路予測を行い、経路予測の結果と平滑処理の結果との誤差が最も小さい目標情報を、目標情報c1、目標情報c2、または目標情報c3のうちから選択する。
そして、射撃計算データ選択部44は、選択された目標情報dを射撃計算部46に出力する。
射撃計算部46は、目標情報dに基づき、移動体70を射撃するために必要な射撃演算を行う。射撃演算は、例えば、射撃に必要な射撃確率等の諸元を算出する演算である。また、射撃演算結果として得られる射撃確率が要求射撃確率を満たすか否かを判定する。なお、要求射撃確率は、例えば、移動体70に対して飛翔体を射撃できる可能性が高い確率である。また、要求射撃確率は、例えば、予め定められた値である。そして、要求射撃確率を満たす場合、射撃指示信号eを発射制御部48に出力する。
なお、射撃計算部46は、例えば、射撃を必要とする移動体70の数を所定数に固定して、所定数の移動体70に対して射撃演算を行ってもよい。
発射制御部48は、射撃指示信号eに基づき、移動体70に対して飛翔体の射撃を行うための制御をする。
次に、図2を参照して、目標情報平滑部42のより詳細な構成例について説明する。
目標情報平滑部42は、目標情報取込部43、平滑計算部60、平滑計算部62、高精度観測処理部64、および平滑計算部66を備えてなる。
平滑計算部60は、目標情報取込部43によって取込まれた目標情報b1に対して、平滑計算処理を行う。例えば、目標情報b1に対してのみ平滑処理を行い、その結果を目標情報c1として、射撃計算データ選択部44に出力する。すなわち、目標情報c1は、例えば、目標情報b1に対してのみ平滑処理を行った結果として得られる目標情報である。
平滑計算部62は、目標情報取込部43によって取込まれた目標情報b1および目標情報b2に対して、平滑計算処理を行う。例えば、目標情報量を増加させるために目標情報b1に目標情報b2を追加し、目標情報b2が追加された目標情報b1に対して平滑処理を行い、その結果を目標情報c2として、射撃計算データ選択部44に出力する。すなわち、目標情報c2は、例えば、目標情報b1と目標情報b2に対して、後述するような高精度観測処理を行うことなく、平滑処理を行った結果として得られる目標情報である。
高精度観測処理部64は、目標情報b1及び目標情報b2を用いて、目標情報に含まれる移動体70の位置情報、移動体70の速度情報、または移動体70の加速度情報等の観測精度を向上させるための処理を行う。
具体的には、高精度観測処理部64は、目標情報b1と目標情報b2との両方が目標情報取込部43によって取込まれた場合、例えば目標情報取込部43から取込まれた目標情報b1と目標情報b2を取得して、目標情報b1と目標情報b2とを統合する。より詳細には、目標情報b1または目標情報b2よりも位置精度等の目標情報の精度が高い高精度目標情報fを得るための統合処理を、目標情報b1および目標情報b2に対して行う。
また、統合処理は、例えば、目標情報b1および目標情報b2の各々に含まれる角度情報等の精度よりも高精度の距離情報等を優先的に使用して、目標情報b1および目標情報b2を統合するための処理である。また、統合処理は、例えば、移動体70の航跡情報を統合するための処理でもある。
より詳細には、目標情報b1が、射撃用レーダ20から移動体70までの距離を示すレーダ距離情報を含み、目標情報b2が、外部機器から移動体70までの距離を示す外部機器距離情報を含む場合、高精度観測処理部64は、レーダ距離情報および外部機器距離情報を高精度目標情報fに含めるように統合処理を行う。
平滑計算部66は、高精度目標情報fに対して平滑計算処理を行い、その結果を目標情報c3として、射撃計算データ選択部44に出力する。すなわち、目標情報c3は、例えば、目標情報b1と目標情報b2を統合するように高精度観測処理を行い、高精度目標情報fに対して平滑処理を行った結果として得られる目標情報である。
また、目標情報平滑部42は、平滑計算部60からの目標情報c1、平滑計算部62からの目標情報c2、および、平滑計算部66からの目標情報c3を、すべて射撃計算データ選択部44に出力する。なお、図1では、目標情報c1,c2,c3をまとめてcとして図示している。
なお、請求項において、移動体の位置を特定するための第1の情報を取得するレーダは、例えば、射撃用レーダ20に対応する。移動体の位置を特定するための第2の情報を外部機器から取得する取得手段は、例えば、目標情報取得部43に対応する。第1の情報および第2の情報に対して平滑処理を行う平滑処理手段は、例えば、目標情報平滑部42に対応する。平滑処理された第1の情報および第2の情報に基づき、移動体を射撃するために必要な演算を行う演算手段は、例えば、射撃計算部46に対応する。
また、請求項において、第1の情報または第2の情報よりも移動体の位置精度が高い第3の情報を得るための統合処理を、第1の情報および第2の情報に対して行う統合処理手段は、例えば、高精度観測処理部64に対応する。
また、請求項において、平滑処理された第1の情報および第2の情報、または、平滑処理された第3の情報、のうち移動体を射撃する確率が高い情報を選択する選択手段は、例えば、射撃計算データ選択部44に対応する。
次に、図3を参照して、射撃管制システム10によって実行される射撃管制処理シーケンスの一例について説明する。
始めに、目標情報取込部43によって射撃用レーダ20から目標情報b1が取込まれる。また、目標情報取込部43によって外部機器から目標情報b2が取込まれる(ステップS30)。
次に、取込まれた目標情報b1および目標情報b2に対して、高精度観測処理部64によって統合処理が行われる(ステップS32)。なお、例えば、目標情報取込部43によって目標情報b1または目標情報b2の何れかのみが取込まれた場合、高精度観測処理が行われず、ステップS32の処理を行う必要はない。
そして、統合処理の結果として得られる高精度目標情報fに対して、平滑処理部66によって平滑処理が行われる(ステップS34)。なお、高精度観測処理が行われない場合、目標情報b1に対して平滑計算部60によって平滑処理が行われるか、目標情報b1および目標情報b2に対して、平滑処理部62によって平滑処理が行われる(ステップS34)。
次に、射撃計算データ選択部44によって、平滑処理の結果として得られる目標情報c1,c2,c3のうちから、移動体70を射撃する確率が高い目標情報dが選択される(ステップS36)。
そして、射撃計算部46によって、選択された目標情報dに基づき、移動体70を射撃するために必要な射撃演算が行われる(ステップS38)。射撃演算の結果として得られる射撃確率が要求射撃確率を満たす場合(ステップS40:YES)、発射制御部48によって、移動体70に対する飛翔体の発射処理が行われる(ステップS42)。一方、射撃演算の結果として得られる射撃確率が要求射撃確率を満たさない場合(ステップS40:NO)、ステップS30の処理を再び行う。
次に、図4および図5のグラフを参照して、目標情報平滑部42による平滑処理の結果および射撃計算部46による射撃確率の計算結果について説明する。
射撃用レーダ20および外部機器によって検出された目標情報の1つの指標として平滑値が得られる。この平滑値は、観測精度に基づくばらつきがある。そこで、目標情報平滑部42が、カルマンフィルタ等の平滑処理を行うことによって、このばらつきを徐々に安定させて行く。そして、このばらつきが安定するにつれて、射撃確率が上昇する。そのため、このばらつきを早く安定させることによって、射撃確率が要求射撃確率を満たすまでの時間が短縮されるため、追跡から射撃までの時間が短縮される。また、このばらつきは、目標情報の量が多いほど早く安定する。
具体的に、図4を参照して説明する。図4は、目標情報の量が多い場合と少ない場合における平滑値が安定するまでの推移を示している。
図4の左図の縦軸は、平滑値Sを示し、横軸は、時間Tを示している。また、図4の左図は、平滑値Sの時間的推移を概念的に示している。そして、平滑値Sは、時間とともに収束していく。
グラフ80は、目標情報の量が多い場合(例えば、b1+b2)における、平滑値の時間的推移を示している。
一方、グラフ81は、目標情報の量が少ない場合(例えば、b1のみ)における、平滑値の時間的推移を示している。
グラフ80は、時間t1,t3,t4,t6,t7,t9,t10,t12,t14において、平滑処理されたことを示している。一方、グラフ81は、時間t2,t5,t8,t11,t13において平滑処理されたことを示している。グラフ80は、グラフ81に比べて、例えば、射撃用レーダ20または外部機器から目標情報を取込むレートが高いこと示している。具体的には、グラフ80の取込みレートは、時間t1から時間t3までの期間82に対応しており、グラフ81の取込みレートに対応する時間t1から時間t3までの期間83に対応するグラフ80の取込みレートよりも短いことを示している。
また、グラフ80は、時間t7以降、平滑値のばらつきが平滑目標値S0を中心とする要求平滑値範囲に収束し、図4の右図に示すように移動体70を射撃するために必要な射撃精度を満たす、すなわち、移動体70を射撃するために必要な要求射撃確率を超える、ようになったことを示している。換言すると、時間t7に、整定されることを示している。
具体的には、要求平滑値範囲は、平滑目標値S0を中心として、平滑目標値S0よりも上方の値である許容上限平滑値S1と、平滑目標値S0よりも下方の値である許容下限平滑値S2との間の範囲である(S1≧S0≧S2)。
一方、グラフ81は、時間t7よりも遅い時間t13以降、要求平滑値範囲内に収束することを示している。換言すると、グラフ81は、時間t13に、整定されることを示している。
図4の右図の縦軸は、射撃確率Pを示している。また、図4の右図の横軸は、時間Tを示している。
グラフ84は、グラフ80に対応する目標情報が多い場合における射撃確率の時間的推移を示している。一方、グラフ85は、グラフ81に対応する目標情報が少ない場合における射撃確率の時間的推移を示している。
グラフ84は、グラフ85が要求射撃確率P0に達する時間t13よりも早い時間t7に、要求射撃確率P0に達している。すなわち、目標情報の量が多い方が、要求射撃確率P0に達するまでの時間が短いことを意味する。
次に、図5を参照して、目標情報の観測精度が高い場合と低い場合において平滑値が安定するまでの推移について説明する。なお、図4と同様の内容については説明を省略する。
グラフ90は、目標情報の観測精度が高い場合、例えば高精度観測処理部64による統合処理が行われた場合、における平滑値の時間的推移を示している。
一方、グラフ91は、目標情報の観測精度が低い場合、例えば平滑計算部60または平滑計算部62によって平滑処理される場合、における平滑値の時間的推移を示している。
グラフ90は、時間t21,t22,t23,t24,t25,t26,t27,t28,t29において、平滑処理されたことを示している。一方、グラフ91は、グラフ90と同様に、21,t22,t23,t24,t25,t26,t27,t28,t29において平滑処理されたことを示している。グラフ90は、グラフ91に比べて精度が高いため、例えば、目標平滑値S0を中心としたグラフ90に対応する平滑値のばらつき92は、目標平滑値S0を中心としたグラフ91に対応する平滑値のばらつき93に比べて小さいことを示している。
また、グラフ90は、時間t25以降、平滑値のばらつきが平滑目標値S0を中心とする要求平滑値範囲内に収束し、図5の右図に示すように移動体70を射撃するために必要な射撃精度を満たす、すなわち、移動体70を射撃するために必要な要求射撃確率を超える、ようになったことを示している。換言すると、時間t25に、整定されることを示している。このように、グラフ90は、要求平滑値範囲内に、時間t25以降に、収束することを示している。
一方、グラフ91は、時間t25よりも遅い時間t27以降、要求平滑値範囲内に収束することを示している。換言すると、グラフ91は、時間t27に、整定されることを示している。
図5の右図に示すように、グラフ94は、グラフ90に対応する観測精度が高い場合における射撃確率の時間的推移を示している。一方、グラフ95は、グラフ91に対応する観測精度が低い場合における射撃確率の時間的推移を示している。
グラフ94は、グラフ95が要求射撃確率P0に達する時間t27よりも早い時間t25に、要求射撃確率P0に達している。すなわち、目標情報の観測精度が高い方が、要求射撃確率P0に達するまでの時間が短いことを意味する。
(変形例)
ここまで、外部機器が1つのセンサを有している場合を想定して説明したが、外部機器が複数のセンサを有している場合でも、上述したような射撃管制システム10を適用してもよい。なお、この変形例において説明する複数のセンサは、複数の外部機器の各々の少なくとも1つのセンサであってもよい。
例えば、外部機器が複数のセンサとして第1のセンサおよび第2のセンサを有している場合、目標情報平滑部42は、第1のセンサから得られる目標情報b2に含まれる目標情報b3、および第2のセンサから得られる目標情報b2に含まれる情報b4のうちの少なくとも1つの目標情報と、目標情報b1とに対して平滑処理を行う。
より詳細には、目標情報取込部43は、第1のセンサから目標情報b3が取込む。また、目標情報取込部43は、第2のセンサから目標情報b4が取込む。
そして、目標情報平滑部42は、目標情報b1のみを含む目標情報、目標情報b1と目標情報b3とを含む目標情報、目標情報b1と目標情報b4とを含む目標情報、目標情報b1と目標情報b3と目標情報b4とを含む目標情報、目標情報b1と目標情報b3とに対して統合処理を行った結果として得られる高精度目標情報f1、目標情報b1と目標情報b4とに対して統合処理を行った結果として得られる高精度目標情報f2、および、目標情報b1と目標情報b3と目標情報b4とに対して統合処理を行った結果として得られる高精度目標情報f3、のうちの少なくとも1つの目標情報に対して平滑処理を行う。
そして、射撃計算データ選択部44は、平滑処理された目標情報のうちから移動体70を射撃する確率が高い目標情報dを選択する。
以上のような本実施形態によって、次のような効果を得ることができる。
先ず、本実施形態の射撃管制システム10によれば、追加コストを抑えつつ、移動体70の追跡から射撃までに必要な時間を短縮することが可能となる。
より詳細には、目標情報b2を取込み、平滑計算部62または平滑計算部66が平滑計算を行うことによって、目標情報の精度を向上させることが可能となる。例えば、平滑処理部62による平滑計算処理において、目標情報b1に加えて目標情報b2も使用することによって、目標情報の量が多くなるため、例えば、図9に示すような類識別処理や射撃計算処理にかかる時間を短縮することが可能となる。
具体的には、目標情報b1と少なくとも1つの外部機器からの少なくとも1つの目標情報b2を統合することによって、目標情報の精度を向上させることが可能となる。例えば、目標情報b1と目標情報b2とを統合することにより、少なくとも目標情報b1に比べ、精度が向上した目標情報を得ることが可能となる。より詳細には、距離情報のような高い精度の目標情報を統合することによって精度が向上した目標情報を得ることが可能となる。
そして、精度が向上した目標情報を用いることによって、例えば、追跡開始から射撃までの時間を短縮することが可能となる。そのため、例えば、移動体70の追跡開始から射撃までの時間や類識別処理または射撃計算処理にかかる時間を短縮したことによって得られる時間を、他の移動体を対処するための時間として費やすことが可能となる。
また、多数の移動体70が飛来することによって、追跡に必要なレーダリソースを超過するような場合、超過したレーダリソースをカバーすることが可能となる。
また、大規模なネットワークを必要とせず、比較的安価な射撃管制システム10を可能としながら、対処を必要とする移動体70の数を所定数に固定することによって、例えば所定の射程で射撃を行うような場合、射撃用レーダ20の追跡時間を短縮することができ、射撃性能の向上を図ることが可能となる。
また、追跡時間を短縮することが可能となるため、目標情報b2の精度や目標情報b2の取込みレートが既知であるような場合、射撃用レーダ20の送信電力を減少させることも可能となり、射撃管制システム10の規模の更なる小型化を達成することも可能となる。
また、目標情報b1だけでなく目標情報b2に基づいて射撃計算を行うことによって、目標情報の量が多くなるため、射撃計算のための整定を早く行うことが可能となる。そのため、追跡開始から射撃までの時間を短縮することが可能となる。
また、目標情報b1と目標情報b2とを統合することによって、目標情報の精度が向上し、例えば、追跡開始から射撃までの時間を早くすることが可能となる。
また、目標情報取込部43によって目標情報b2が取込まれるデータレートを予め取込まれている場合、さらに、追跡開始から射撃までの時間を早くすることが可能となる。
また、図4に示すように目標情報を取込むレートが短くなるため、目標情報の精度を向上させることも可能となる。
また、上述したように図9に示すような類識別処理や射撃計算処理にかかる時間を短縮することが可能となるため、追跡を行うトータルの時間も短縮することが可能となる。
なお、上述した本実施形態および変形例において、射撃管制システム10は、例えば、射撃用レーダ20に対して追跡制御に関する指示を行う追跡制御機能を備えていてもよい。
また、外部機器が備えるセンサは、上述したような警戒レーダまたは早期警戒機のレーダだけでなく、例えば、射撃を行う射撃機のレーダ、警戒機のレーダ、または、射撃を行わない飛行機のレーダを含んでいてもよい。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図1に示すような、目標情報平滑部42、射撃計算データ選択部44、射撃計算部46、および発射制御部48を適宜統合したり、あるいは、さらに分散することによって、射撃管制装置40を実現してもよい。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…射撃管制システム、20…射撃用レーダ、22…空中線、24…送受信切替器、26…送信器、28…受信器、30…信号処理器、40…射撃管制装置、42…目標情報平滑部、43…目標情報取込部、44…射撃計算データ選択部、46…射撃計算部、48…発射制御部、60…平滑計算部、62…平滑計算部、64…高精度観測処理部、66…平滑計算部、70…移動体、72…追跡レーダ、74…捜索ビーム。

Claims (6)

  1. 移動体の位置を特定するための第1の情報を取得するレーダと、
    前記移動体の位置を特定するための第2の情報を外部機器から取得する取得手段と、
    前記第1の情報または前記第2の情報よりも前記移動体の位置精度が高い第3の情報を得るための統合処理を、前記第1の情報および前記第2の情報に対して行う統合処理手段と、
    前記第1の情報、前記第2の情報、および前記第3の情報に対して平滑処理を行う平滑処理手段と、
    前記平滑処理された前記第1の情報および前記第2の情報、または、前記平滑処理された前記第3の情報のうち、前記移動体を射撃する確率が高い情報を選択する選択手段と、
    を備える射撃管制システム。
  2. 前記平滑処理された前記第1の情報および前記第2の情報に基づき、前記移動体を射撃するために必要な演算を行う演算手段をさらに備える請求項1記載の射撃管制システム。
  3. 前記第1の情報は、前記レーダから前記移動体までの距離を示す第1の距離情報を含み、前記第2の情報は、前記外部機器から前記移動体までの距離を示す第2の距離情報を含み、
    前記統合処理手段は、前記第1の距離情報および前記第2の距離情報を前記第3の情報に含めるように前記統合処理を行う請求項記載の射撃管制システム。
  4. 前記外部機器は、第1のセンサおよび第2のセンサを有しており、
    前記平滑処理手段は、前記第1のセンサから得られる前記第2の情報に含まれる第4の情報、および前記第2のセンサから得られる前記第2の情報に含まれる第5の情報のうちの少なくとも1つの情報と、前記第1の情報とに対して前記平滑処理を行う請求項1記載の射撃管制システム。
  5. 移動体の位置を特定するための第1の情報をレーダから取得する第1の取得手段と、
    前記移動体の位置を特定するための第2の情報を外部機器から取得する第2の取得手段と、
    前記第1の情報または前記第2の情報よりも前記移動体の位置精度が高い第3の情報を得るための統合処理を、前記第1の情報および前記第2の情報に対して行う統合処理手段と、
    前記第1の情報、前記第2の情報、および前記第3の情報に対して平滑処理を行う平滑処理手段と、
    前記平滑処理された前記第1の情報および前記第2の情報、または、前記平滑処理された前記第3の情報のうち、前記移動体を射撃する確率が高い情報を選択する選択手段と、
    を備える射撃管制装置。
  6. 移動体の位置を特定するための第1の情報をレーダから取得し、
    前記移動体の位置を特定するための第2の情報を外部機器から取得し、
    前記第1の情報または前記第2の情報よりも前記移動体の位置精度が高い第3の情報を得るための統合処理を、前記第1の情報および前記第2の情報に対して行い、
    前記第1の情報、前記第2の情報、および前記第3の情報に対して平滑処理を行い、
    前記平滑処理された前記第1の情報および前記第2の情報、または、前記平滑処理された前記第3の情報のうち、前記移動体を射撃する確率が高い情報を選択する、
    射撃管制方法。
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