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JP6545040B2 - プリント装置 - Google Patents

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JP6545040B2
JP6545040B2 JP2015164810A JP2015164810A JP6545040B2 JP 6545040 B2 JP6545040 B2 JP 6545040B2 JP 2015164810 A JP2015164810 A JP 2015164810A JP 2015164810 A JP2015164810 A JP 2015164810A JP 6545040 B2 JP6545040 B2 JP 6545040B2
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将一 佃
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恭英 小沼
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Description

本発明は、シートを支持するプラテンを備えたプリント装置に関する。
特許文献1に開示されるインクジェットプリント装置では、負圧によりシートを吸着する吸引プラテンを用いている。さらに、縁無しプリントで打ち捨てられたインク(廃インク)を回収するため、プラテンの下にダクトと廃インクタンクが配置されている。
特開2006−187903号公報
特許文献1では、プラテンから廃インクタンクに至る誘導流路が、ダクトの側方、つまりダクトと同一平面上に配置された構成となっている。このため、ダクトの容積を小さくせざるを得ず、負圧発生用のファンによる負圧制御が不安定となりやすい。また、廃インクタンクの配置も制限される。従って、廃インクの回収とシート吸引とを両立させるためには装置全体の大型化が避けられない。
本発明は、シートの浮上や撓みなどをシートの吸引によって抑えつつ確実に縁無しプリントを行うことができると共に、確実な廃インク回収およびシート吸引の両立を装置の大型化を伴わずに実現することが可能なプリント装置の提供を目的とする。
本発明は、インクを吐出するヘッドと、シートを第1方向に搬送する搬送手段と、インクを吸引するための吸引手段と、記ヘッド対向する位置でシートを支持するプラテンとを備えるプリント装置であって、前記プラテンは、前記第1方向と交差する第2方向に複数配列されシートを支持する支持部と、前記第1方向において前記支持部と隣接し前記第2方向に延在しており、記ヘッドから吐出されたインクを受けるインク受け部と、前記インク受け部の下方に配され前記第2方向に延在し、前記インク受け部で受けたインクを流すために傾斜した底面を有するインク流路と、前記傾斜した底面より下方に配され、前記インク流路を流れてきたインクが集積される集積部と、チューブと接続され該チューブを介した前記吸引手段による吸引によって前記集積部に集積されたインクを排出するための排出部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、シートの浮上や撓みなどをシートの吸引によって抑えつつ確実に縁無しプリントを行うことができ、しかも確実な廃インク回収およびシート吸引の両立を、装置の大型化を伴わずに実現する。
プリント装置本体の全体構成を示す斜視図である。 プリント装置の縦断側面図である。 プラテンとその周辺構造を示す斜視図である。 プラテンの全体構成を示す斜視図である。 プラテンの一部を示す拡大図である。 プラテンの一部を示す縦断側面図である。 インク打捨て溝にインク吸収体を配置した状態を示す斜視図である。 プラテンの縦断側面図である。 プラテンの縦断正面図である。 シート吸着機構を示す縦断側面図である。 排インク排出機構の吸引ポンプを示す斜視図である。 廃インク排出機構の廃インク回収経路を示す平面図である。 プリント装置の制御システム構成を示すブロック図である。 プリント動作を示す縦断側面図である。 プリント動作を示す縦断側面図である。 プラテンの一部を示す拡大図である。 プラテンの一部を示す縦断側面図である。 プラテンの一部を示す拡大図である。 プラテンの一部を示す縦断側面図である。 チューブポンプ駆動シーケンスを示すフローチャートである。
本発明に係るプリント装置の実施形態について説明する。以下、一定方向に間欠的に搬送されるシートに対し、インクを吐出可能なプリントヘッドをシートの搬送方向と交差する方向に往復移動させてプリントを行うシリアル型のインクジェットプリント装置を例に採り説明する。本発明はシリアル型のプリント装置に限らず、長尺プリントヘッドを用いて連続的にプリントを行うラインプリント装置にも適用可能である。また、プリント装置は、単機能のプリント装置に限らず、コピー機能、ファクシミリ機能等を併せ持つマルチファンクションプリンタにも適用することができる。
1. 装置概要
本実施形態におけるプリント装置1の構成を説明する。図1は、プリント装置1から外装部を取り外してなるプリント装置1の全体構成を示す斜視図、図2は図1に示すプリント装置1の縦断側面図である。
図1および図2において、プリント装置1の背面側には、給送装置40が設けられている。この給送装置40は、給送トレイ40aに積載したカットシート(以下、単にシートという)の束から、給送ローラ6の回転によってシートを一枚ずつ分離して、搬送ローラ7などの搬送手段へと給送する。また、プリント装置1には、インクを吐出可能なプリントヘッド3を搭載するキャリッジ4が設けられている。このキャリッジ4は、シート搬送方向(Y方向)に対して交差(実施形態では直交)する方向(X方向)に沿って設けられたキャリッジガイドシャフト41およびキャリッジレール42に沿って往復移動可能に支持されている。なお、キャリッジ4およびプリントヘッド3のX方向に沿った移動を、以下の説明において走査ともいう。X方向はキャリッジの移動方向であるとともに、搬送されるシートのシート幅方向でもある。Y方向はシート搬送方向である。
給送トレイ40aに積載されたシート束から給送装置40によって分離給送された1枚のシートは、搬送ローラ7とピンチローラ8とからなる第1搬送ローラ対(搬送手段)によって、プリントヘッド3との対向位置でシートを支持するプラテン9上に搬送される。ここで、プリントヘッド3を搭載したキャリッジ4がX方向に移動し、プリントヘッド3からはシートに向けてインクが吐出される。キャリッジ4の一方の側面には、シートの端部を検出するシート検出センサが設けられており、このシート検出センサからの検出出力に基いてシートとプリントヘッドとの相対位置およびシートへのプリント開始タイミングなどが決定される。
シートに対する1走査分のプリントが行われると、シートは、第1搬送ローラ対によってY方向へと所定量搬送される。以上の、プリントヘッド3の走査とシートの搬送とを繰り返すことで、シリアル方式でシートへのプリントが行われる。
プリントが完了したシート2は、シート搬送方向(Y方向)においてプラテン9より下流に配置された、排出ローラ10と拍車11とからなる第2搬送ローラ対(搬送手段)によって排出トレイ12上に排出される。なお、上記の給送装置40、キャリッジガイドシャフト41、キャリッジレール42、およびプラテン9は、プリント装置1の骨格をなすシャーシ28に固定的に支持されている。
2. プラテン
次に、プリント装置に使用するプラテン9の構造について説明する。図3はプラテン9とその周辺構造を示す斜視図である。図3に示すように、プラテン9は、搬送ローラ7とピンチローラとからなる第1搬送ローラ対と、排出ローラ10と拍車11とからなる第2搬送ローラ対との間に配置されている。このプラテン9は、第1、第2搬送ローラ対によって搬送されるシートを、プリント面とは反対側の面(裏面)において支持する。
2.1 シート支持部
図4はプラテン9の全体構成を示す斜視図である。このプラテン9は、プリントヘッド3の吐出口面とシートとの間隔を適正に保つため、シートの浮上や撓みを抑えつつシートの裏面を支持可能なシート支持部(支持部)14が形成されている。シート支持部14は、プラテン9の長手方向(X方向)に沿って複数形成されている。
図5は図4に示すプラテン9の一部を示す拡大図である。シート支持部14は、凸状部分によって矩形枠状に形成されている。この支持部14のシート支持面13は、数ミリ程度の幅を有している。また、シート支持部14の上部にはシート支持面13より一段低い凹部をなす吸着凹部17が形成されている。この吸着凹部17の底面にはプラテン9を貫通する吸引孔(吸引部)18が形成されている。吸引孔18は、後述の負圧発生手段19に連通している。負圧発生手段19により発生した負圧は、吸引孔18を介して吸着凹部17に印加される。シート支持面13を通過するシートは、吸着凹部17に印加された負圧によって吸引され、シート支持面13に吸着される。これにより、シートは撓みや浮上のない平坦な状態に保たれつつ搬送され、プリントヘッド3の吐出口面3aとシート2との間の距離は(シート間距離)は予め設定した適正な距離に保たれる。
また、シート幅(X方向におけるシートのサイズ)が異なる複数種のシートに対応させるため、大きさの異なる5種類のシート支持部14(第1〜第6のシート支持部(14A〜14F)が形成されている(図4および図7参照)。このうち、第1のシート支持部14A〜第5のシート支持部14Eには、比較的大きな面積の吸着凹部17が形成されているため、ここには吸引孔18が形成されている。しかし、最も小さい第5のシート支持部14Fは、吸着凹部17の面積が小さいため、吸引孔18が省略されている。本実施形態では2L幅サイズのシートおよび半切幅サイズのシートには、シート支持部14Fが対応しており、各シート支持部14Fの吸着凹部17には、吸引孔が省略されている。
また比較的大きな枠形状をなす第1、第2、第3のシート支持部14A、14B、14Cには、シートが吸着凹部17へと落ち込むのを防止するため、シート支持面13と同じ高さを有する中間リブ14rがX方向と直交する方向(Y方向)に形成されている。ここでは、第1のシート支持部14Aには3本の中間リブ14rが、第2のシート支持部14Bおよび第3のシート支持部14Cには2本の14rがそれぞれ形成されており、その上面は枠形状をなすシート支持面13と連続した支持面となっている。但し、第5、第6のシート支持部14E、14Fには、中間リブ14rは形成されていない。なお、吸引孔18の数、吸引孔の径、および中間リブの本数などは、対応するシートサイズなどによって定められるシート支持部14および吸着凹部の大きさに応じて適宜設定することが望ましい。
プラテン9に形成された後述の後端用インク打捨て溝31Bよりさらに上流側には、搬送ローラ7から搬送されたシートを裏面より支持する上流側シート支持部32が形成されている。また、プラテン9に形成された後述の先端用インク打捨て溝31Aよりさらに下流側には、排出ローラ10によって搬送されたシートを裏面より支持する下流側シート支持部33が形成されている。この上流側シート支持部32および下流側シート支持部33は、いずれも、シートの搬送方向(Y方向)に沿って延在するリブ状の凸部によって形成されており、図5に示すように、一定の間隔を介してX方向に複数配置されている。
また、上流側シート支持部32および下流側シート支持部33は、その頂部の位置が前述のシート支持部14のシート支持面(接触部)13と同じ高さになるように形成されている。この上流側シート支持部32および下流側シート支持部33は、シート2の先端または後端がシート支持部14や各ローラを通過する時に、シート2の落ち込みや巻き込みなどが発生するのを防止する機能を果たす。
2.2 インク打捨て部
シートの周縁に余白を設けず、シート全体に記録を行う、いわゆる縁無しプリントを確実に実施するためには、シートの端部より外側にまでインクを吐出することが必要となる。また、インクジェット方式のプリント装置では、プリントヘッド3のインク吐出性能を安定させるため、プリント動作直前にシートの外側にインクを吐出させる、いわゆる予備吐出が行われる。このようなシートの外側に吐出されるインクは、プラテン9に形成したインク受け部に受容される。本例ではインク受け部として、シート先端より外側に吐出されたインクを受ける先端用インク打捨て溝(第1のインク受け部)31Aと、シート後端より外側に吐出されたインクを受ける後端用インク打捨て溝(第2のインク受け部)31Bとが設けられている。さらに本例では、インク受け部として、シート幅方向におけるシートの左右端(シート側端)より外側に吐出されたインクを受ける左右端用インク打捨て溝34(第3のインク受け部)が設けられている。
図6はプラテン9の一部を示す縦断側面図であり、ここにはプラテン9の先端用インク打捨て溝31Aと、後端用インク打捨て溝31Bの断面が示されている。図6に示すように、先端用インク打捨て溝31Aは、シート支持部14の下流側に隣接してX方向に細長く延在し、後端用インク打捨て溝31Bは、シート支持部14の上流側に隣接してX方向に細長く延在している。先端用インク打捨て溝31Aは、シート支持面13よりも低い底面31aと、シート支持部14の下流側壁面31dと、下流側シート支持部33の側壁面31eとにより形成される。また、後端用インク打捨て溝31Bは、シート支持面13よりも低い底面31aと、シート支持部14の上流側壁面31cと、上流側シート支持部32の側壁面31bとにより形成される。先端用のインク打捨て溝31Aおよび後端用のインク打捨て溝31Bは、プリントヘッド3から吐出されたインクを受け止めた際に、インクが溢れないような容積に形成されている。
一方、シートの左右端(シート側端)に縁無しプリントを確実に実施するためには、プリントヘッド3がX方向に走査しつつインクを吐出する際、シートの左右端よりも外側にまでインクを吐出することが必要になる。また、使用するシートのシート幅が変更された場合にも、そのシートの端部より外側に吐出されたインクを受容することができるよう、プラテンには各シート幅に合わせた左右端用インク打捨て溝34が設けられている(図4および図5参照)。
縁無しプリントを行なうシートのサイズとしてはL判、2L判、はがき、A4、レター、A3、リーガル、A2等の定形サイズのシートが主に使用される。そこで、これらのシートサイズに合わせて、それぞれのシートの左右のシート端位置に複数のインク打捨て溝34が配置される。以上のように、プラテン9の表面側には、先端用のインク打捨て溝31Aと、後端用のインク打捨て溝31Bと、左右端用インク打捨て溝34とが格子状をなすように形成されている。
シート支持部14のシート幅方向(X方向)における配置は、プリント位置の基準に従って定められている。本実施形態においては、プリント位置の基準をプリントシートの幅の中心に設定する、いわゆるセンタ基準のシート供給を採用している。センタ基準では、種々のシート幅のいずれにおいても、シート幅(プリント幅)の中心とプラテン9の幅方向における中心とを一致させるようにシートが搬送される。従って、プラテン9のX方向における幅の中心位置を基準として左右対称となる位置に左右端用インク打捨て溝34が形成されるように、シート支持部14を左右対称に配置している。縁無しプリントを行う際、左右端用インク打捨て溝34は、その一側部がシートの左右端から2mm程度だけ内側に位置し、他側部がシートの左右端から外側に5mm程度だけ外側に位置することが一般には好ましい。従って、定型の各種のシートに対し、上記のような位置関係を満たすように、左右端用インク打ち捨て溝の幅およびシート支持部の位置を設定している。但し、左右端用インク打ち捨て溝の両側部とシートの左右端との位置関係は、上記の寸法(2mm、5mm)に限定されるものではなく、必要に応じて他の寸法を選択してもよい。なお、センタ基準ではなく、種々のシート幅のシートをいずれも左右のいずれか一方の基準位置に揃える片側基準としてもよい。
このようにカットシートの4辺に縁無しプリントを行なうことを想定し、プラテン9のシート支持部14が先、後端用インク打捨て溝31A、31Bと、シートの左右端用インク打捨て溝34と、に囲まれて孤立した形態をなしている。また、各インク打捨て溝31A、31B、および34には、インクの着弾時の跳ね返りによるミストの発生や、打ち捨てられたインクの漏れを抑えるため、図6および図7に示すようにインク吸収体35が配置されている。インク吸収体35は発泡ウレタンのようなスポンジ状の単一のシートで構成することが好ましい。また、インク吸収体35は、その上面が複数の係止部材としての係止爪38(図7参照)によって係止され、プラテン9からの脱落が阻止されている。
ここで、図16および図17に示すように、インク吸収体35、プラテン9、係止爪38の三者は近接している。このため、インク吸収体35の表面に打ち捨てられたインクが、毛細管現象によって、プラテン9と係止爪38の隙間44を伝ってプラテン9の外部へ漏れることがある。これを防止するため、プラテン9と係止爪38の隙間44に封止材を充填、あるいは撥水剤、例えば撥水性のグリス等を塗布することが望ましい。
また、図18および図19に示すように、プラテン9の側壁面31b、31eのうち、係止爪38に近接する部分を、インク吸収体35から離間するような凹形状部31hとする。このように凹部形状部31hを形成することで、インク吸収体35の表面に打ち捨てられたインクは、プラテン9と係止爪38の隙間44に届かなくなるため、毛管現象によるプラテン9の外部へのインク漏れを防止することが可能になる。また、係止爪のうち、インク吸収体を係止する部分以外の部分をインク吸収体およびプラテンから上方へと離間させることにより、係止爪とプラテンとの間に毛細管現象が発生しないような隙間を形成してもよい。但し、係止爪は、シートの搬送を妨げないような高さおよび形状とする必要がある。
また、図8に示すように、先端用インク打捨て溝31Aの底面31aには、インク吸収体35を透過した廃インクを流すための下流側廃インク流路31f1が設けられている。同様に、後端用インク打捨て溝31Bの底面31aには、インク吸収体35を透過した廃インクを流すための上流側廃インク流路31f2が設けられている。図9に示すように、下流側廃インク流路31f1の底面31f1aは、そのX方向における両端部から中央へ向けて、下方に傾斜する斜面となっている。また特に図示しないが、上流側廃インク流路31f2の底面も同様に、X方向における両端部から中央へ向けて、下方に傾斜する斜面となっている。さらに、下流側廃インク流路31f1の底面の最低部には、下流側廃インク集積部31g1が、上流側廃インク流路31f2の底面の最低部には、上流側廃インク集積部31g2がそれぞれ設けられている(図8参照)。ここで、下流側廃インク集積部31g1は上流側の廃インク集積部31g2より低い位置に形成されている。
プラテン9の長手方向(X方向)における中央部に位置する2つのシート支持部14Aと14Bとの間には、中間廃インク流路31f3が形成されている。この中間廃インク流路31f3は、前述の2つの廃インク集積部31g1と31g2とを接続するものであり、上流側廃インク集積部31g2との連結位置から下流側廃インク集積部31g1へ向けて下方に傾斜した底面を有している。
上記のように構成されているため、インク吸収体上に打ち捨てられたインクは、最終的に、下流側廃インク集積部31g1に集められる。例えば、後端用インク打ち捨て溝31Bに打ち捨てられた廃インクは、一旦、インク吸収体35で受け、インク吸収体35から上流側廃インク流路31f2に落下する。そして、中央の廃インク集積部31d2に集められる。廃インク集積部31d2に集められた廃インクは、図8の破線矢印Cに示すように、中間廃インク流路31f3の傾斜した底面を流れた後、最終的に下流側廃インク集積部31d1に達する。また、先端用インク打捨て溝31Aおよび左右端用インク打捨て溝34に打ち捨てられた廃インクも、一旦、インク吸収体35で受けて、インク吸収体35から下方に落下する。そして下流側廃インク集積部31d1に集められる。
なお、各廃インク流路31f1、31f2、31f3の斜面となっている底面31aには、傾斜に沿って細長い微細な凹凸部が設けられている。この凹凸部に生じる毛管力によって、廃インク集積部31d1、31d2への廃インクの流れが促進される。
プラテン9には、吸引孔18を含むシート支持部14と、インク打ち捨て溝31を囲う外周壁20が設けられており、この外周壁20により筐体(プラテン筐体)が形成されている。さらに外周壁20の側部には、下流側の廃インク集積部31g1に連通する廃インク排出口30が設けられており、廃インク集積部31g1に集められた廃インクは、廃インク排出口30からプラテン9の外部へと排出される。
3. シート吸着機構
図10は、プリント装置に設けられたシート吸着機構を示す縦断側面図である。シート吸引機構は、プラテン9と、プラテン9に形成された吸引孔18に連通するダクト27と、このダクト27に連通する負圧発生手段とにより構成されている。
プラテン9の外周壁20によって形成されるプラテン筐体の直下には、上面に第1の開口23aを設けたカバー部材23と、下面に第2の開口24aを設けたベース部材24で構成された、内部が空洞状のダクト27とが設けられている。カバー部材23の上部は、第1の開口23aが内包されるように、プラテン9の外周壁20の底辺と係合している。また、ベース部材24の下面に設けた第2の開口24aは、負圧発生手段である吸引ファン19の吸引口19aと係合している。これにより、プラテン9の吸引孔18から吸引ファン19に至る吸気流路36が形成される。
この吸気流路36は、プラテン9の外周壁20によって形成されるプラテン筐体内の空間に相当する第1負圧室22と、ベース部材24とカバー部材23とからなるダクト27内に形成される第2負圧室25とにより構成される。なお、ダクト27を形成するベース部材24は、シャーシ28に固定されている。
第1の負圧室22は複数のシート支持部14のそれぞれに対応して、シート幅方向において複数に仕切られた独立した小空間となっている。図10では1つの小空間について図示している。第1の負圧室22と第2の負圧室25とはカバー部材23により仕切られており、複数の第1の負圧室22に対して、共通の第2の負圧室25は各小空間の開口23aを通じて連通している。
ここで、下流側廃インク流路31f1および上流側廃インク流路31f2は、第2の負圧室22の下流と上流にそれぞれ隣接して設けられている。このため、空間配置に無駄が無くコンパクトで高集積されたプラテンが実現される。
カバー部材23の上面とプラテン9の外周壁20の底辺との係合部、およびベース部材24の第2の開口24aと吸引ファン19の吸引口19aとの係合部には、それぞれ空気の漏れを防止するためのシール部材26が配置されている。シール部材26は、圧縮した時に、その反発力により、プラテン9やカバー部材23を変形させないように、柔らかく、かつシール性の高い、EPDMを材質とする発泡ゴム等により構成することが好ましい。このシール部材26を各部材の間に介在させることにより、各部材間の密閉性を維持しつつ、吸引ファン19の駆動振動がプラテン9へと伝達されるのを抑えることができ、プリント動作への影響を抑えることができる。
また、プラテン9の廃インク排出口30はプラテン9の外周壁20に、側方に向けて排出するよう設けられている。このため、プラテン9の直下に配置されているダクト27は、廃インク排出口30の配置に阻害されることなく、プラテン9直下の空間を専有することができる。ダクト27の第2負圧室25には、吸引ファン19の回転により発生する負圧を安定させるに十分な大きさを確保することが可能となり、設計上の自由度も大幅に向上する。
負圧発生手段としての吸引ファン19は、吸引効率のよいシロッコファン等が好ましい。この吸引ファン19は、PWM制御により、吸引風量を調整可能である。シートの種類、シートの状態、使用雰囲気環境によって風量を可変とすることで、シートの吸着性を調整することが可能である。
以上の構成において、吸引ファン19を回転させ、ダクト27内の空気を排出することにより、吸気流路36の全体が負圧状態となり、ダクト27に連通する吸引孔18から空気を吸引することができる。
なお、プラテン9は樹脂モールドにより1部品として作製されたものである。複数のシート支持部14、上流側シート支持部32、下流側シート支持部33、第1負圧室22、インク受け部、廃インク流路が全て、プラテン9を構成する一つの樹脂モールド部品に集約して形成されている。これにより、プリント装置の製造が簡便になるとともに、各機能部の相対的な位置精度の向上が図られる。
4. 廃インク排出機構
図11は、廃インク排出機構に設けられたチューブポンプの斜視図であり、図12は廃インク回収経路を示す平面図である。
廃インク排出機構は、廃インク排出口30に接続されたチューブ16と、このチューブ16に接続された廃インクタンク43と、チューブ16の途中に設けられた廃インクポンプ15とからなる。
チューブポンプ15は、チューブ16をコロ29でポンプケース21の内径面に押しつけながらしごくことで、廃インクを吸引するものである。コロ29は、回転するコロホルダ49に回動自在に取り付けられている。コロホルダ49は、不図示のギア列などを介して駆動源であるポンプ駆動モータ107に連結され、ポンプ駆動モータ107の回転に連動して回転する。
また、チューブ16の一端である吸引口16aは、プラテン9の外周壁20に設けられた廃インク排出口30(図8参照)に接続されている。チューブ16の他端である排出口16bは、廃インクを最終的に貯蔵する廃インクタンク43(廃インク貯留部)に接続されている。
ポンプ駆動モータ107(図13参照)の駆動に連動してチューブポンプ15が駆動されると、プラテン9の下流側廃インク集積部31g1に集積された廃インクは、廃インク排出口30、チューブ16を介して、廃インクタンク43に排出される。
プラテン9の廃インク集積部31g1に集積された廃インクを排出するタイミングは、プリント装置1のパワーオフ時や、インク吸収体35に吐出されたインクの量が所定の閾値を越えた時などとすることが望ましい。
また、インク吸収体35の表面にプリント用のインク成分が堆積することを防止するためのインク堆積防止動作として、プリント完了後に、堆積物を溶解させやすい特定のインクを、インク吸収体35に吐出することがある(図20参照)。プリント装置1の使用環境によっては、比較的多量のインクを、堆積物溶解のためにインク吸収体35に吐出する(S201)。そのため、インク吐出直後は、インク吸収体35の表面にインクが溜まる状態となり、溜まったインクが毛細管現象によってプラテン9、係止爪38の隙間を伝ってプラテン9の外部へ漏れやすくなる。そこで、インク堆積防止動作中、すなわち、堆積物溶解のためのインク吐出中は、S202でチューブポンプ15を駆動する。これにより、インク吸収体35の表面に吐出されたインクを、都度インク吸収体35の内方に誘引することが可能となり、インク吸収体35の表面にインクが溜まることを防止することができる。堆積物溶解のためのインク吐出動作完了後(S203)も、引き続き所定時間(例えば、10秒間)、チューブポンプ15を駆動する(S202〜S204)ことで、インク吸収体35の表面にインクが溜まることを防止する効果が高まる。さらに、インク吸収体35の表面にインクが溜まる状態が生じるのは、インク吸収体35全体にインクが行き渡って以降である。このため、堆積物溶解のためのインク吐出中のチューブポンプ15の駆動制御は、プリント装置1を使用し始めてから所定期間経過後に始めてもよい。なお、以上のチューブポンプ15の駆動制御は、後述の制御システムにおけるCPU101(図13参照)によって行う。
これにより、プラテン9の廃インク集積部31g1から、廃インクがプラテン9の外部に溢れたり、廃インク流路31cや廃インク集積部31dで廃インクが乾燥・固着したりするのを抑えることができる。
また、廃インクタンク43は、図12に示すように、装置を上面から見た時に、プラテン9と重ならない位置に配置されている。すなわち、本実施形態では、特許文献1のように、プラテンに打ち捨てられた廃インクを、重力を利用してプラテンの直下に排出させる構成を採らない。プラテン9の周壁20の側部に形成した廃インク排出口から、チューブ16およびチューブポンプ15を用いて、プラテン9の外側方に位置する廃インクタンク43へと強制的に廃インクを排出させるよう構成している。このため、廃インクタンク43の配置の自由度が増し、廃インクタンク43をプリント装置1内の空きスペースに配置することで、装置の大型化を回避することが可能となる。
加えて、プラテン9の直下の空間をダクト27で専有することができるため、吸引ファン19の回転により発生する負圧を安定させるために十分な容積をダクト27内に確保することができる。さらに、ダクト27をプラテンの直下に設けることで、吸引孔から吸引ファンに至る吸気流路36の単純化および短縮化が可能となるため流路抵抗を低減でき、吸引ファン19の消費電力を削減することが可能になる。
5. 制御回路
図13はプリント装置の制御システム構成を示すブロック図である。
CPU101にはプリントヘッド3のインク吐出を制御するヘッド駆動回路102が接続されている。さらにCPU101には、各機構を動作させるモータ(キャリッジモータ104、搬送ローラモータ105、給送ローラモータ106、ポンプ駆動モータ107、吸引ファン19等)を制御するモータ駆動回路103等が接続されている。
吸引ファン19は、モータ駆動回路103によってPWM制御され、風量を調整してシート吸着部の吸引負圧を調整することが可能になっている。シートの種類、シートの状態、雰囲気環境の条件などによって風量を変更することは、シートの搬送性を調整する上で有効な手段となる。また、キャリッジ4の位置や、シートの搬送位置の条件によって風量を変更することも可能である。
6. プリント動作
次に、プリント装置によるプリント動作を説明する。不図示のホストコンピュータ等から送信されたプリント命令がプリント装置1に送信されると、CPU101によって以下の動作が実行される。まず、吸引ファン19が駆動され、プラテン9上に搬送されるシート2を吸着・支持する準備が行なわれる。次に、給送装置40が駆動され、搬送ローラ7とピンチローラ8とからなる第1搬送ローラ対へとシートが給送される。第1搬送ローラ対は、給送装置40によって給送されたシートを図14に示すように、シート支持面13を覆う位置まで搬送する。この搬送動作によりシート2の先端2aは、シート支持面13とプリントヘッド3との間を通過した後、先端用インク打ち捨て溝31A上であり、かつインク吐出ノズル列3bの最下流吐出口3dよりもY方向上流である位置に達する。
次いで、キャリッジ4のX方向への移動が開始されると共に、プリントヘッド3からインクが吐出され、シート2へのプリントが行なわれる。このとき行われるプリントがシート2の端部に余白を形成せずシート2の全体に画像を形成する、いわゆる縁無しプリントである場合、シート2より外側から内側に至る領域にインクが吐出される。ここで吐出口列3bの全ての吐出口からインクが吐出されたとしても、最下流吐出口3dが先端用インク打ち捨て溝31Aより上流に位置するため、シート2より外側(下流側)に吐出されたインクは全てインク吸収体35に受容される。また、シートの左右両側端縁も、シート支持部14の間に配置された左右端用インク打ち捨溝34の上に位置しているため、シート2の外側に吐出されたインクは全てインク吸収体35に受容される。従って、プラテン9のインク支持部面13がインクで汚れることはない。
またこの時、吸引ファン19の回転により、ダクト27の第2負圧室25、プラテン9の第1負圧室22、およびプラテン9の吸引孔18を介して、シート支持部14に形成されている吸着凹部17内の空気が排出される。このため、吸引ファン19からシート2の裏面に至る空間には負圧が発生する。この負圧によってシート支持面13にシート2は吸着され、シート支持面13からの浮上や撓みが抑えられる。これにより、プリントヘッド3の吐出口形成面3aとシート2との距離は一定に保たれる。この状態で、プリントヘッド3によるインクの吐出と、シート2の間欠的な搬送動作とを繰り返すことで、シート2へのプリントが進行して行く。
その後、シート2の後端2bが第1の搬送ローラ対を通過し、図15に示すように、シート2の先端2aが先端側インク打ち捨て溝31上であり、かつ最上流吐出口3cよりもY方向下流である位置に到達した状態で最後のプリント動作が行われる。このとき、吐出口列3bの全ての吐出口を使用しても、シート2の外側(上流側)に吐出されるインクは全てインク吸収体35に受容されることとなり、シート2の後端側への縁無しプリントは適正に完了する。この後、排紙ローラ10の回転により、シート2は排出トレイ12上に排出される。シート2の排出が完了すると、モータ駆動回路103によって吸引ファン19の駆動は停止される。
一方、シート2の端部に沿って余白を形成する、いわゆる縁有りプリントにおいても、プリント中は常にシート2がシート支持面13を覆った状態にある。このため、シート支持部14に形成されている吸着凹部17に生じる負圧によって、シート2はシート支持面13に吸着され、シート支持面13からのシート2の浮上や撓みは抑えられる。従って、縁有りプリントにおいても、プリントヘッド3の吐出口形成面3aとシート2との距離を一定に保ちつつ、適正にプリント動作を行うことが可能になる。
以上説明してきた実施形態によれば、カットシートに対して4辺縁無しプリントを行うことができる。そして、シート吸着機構によってシートに対し安定した負圧を作用させつつ適正なプリントを行うことできると共に、プラテン上に吐出された廃インクの回収を、装置を大型化させることなく実現することができる。つまり、確実な廃インク回収およびシート吸引の両立をコンパクトな装置構成で実現することができる。
2 シート
3 プリントヘッド
9 プラテン
14 シート支持部(支持部)
15 チューブポンプ
16 チューブ
17 吸着凹部(凹部)
18 吸引孔(吸引部)
19 吸引ファン
20 プラテンの外周壁
27 ダクト
30 廃インク排出口
31A 先端用インク打ち捨て溝(第1のインク受け部)
31B 後端用インク打ち捨て溝(第2のインク受け部)
34 左右端用インク打ち捨て溝(第3のインク受け部)
31f1 第1の廃インク流路
31f2 第2の廃インク流路
31f3 第3の廃インク流路
31h プラテンの凹形状部
34 左右端用インク打捨て溝(第3のインク受け部)
35 インク吸収体
43 廃インクタンク
44 プラテンと係止爪の隙間

Claims (15)

  1. インクを吐出するヘッドと、シートを第1方向に搬送する搬送手段と、インクを吸引するための吸引手段と、記ヘッド対向する位置でシートを支持するプラテンとを備えるプリント装置であって、
    前記プラテンは、
    前記第1方向と交差する第2方向に複数配列されシートを支持する支持部と、
    前記第1方向において前記支持部と隣接し前記第2方向に延在しており、記ヘッドから吐出されたインクを受けるインク受け部と、
    前記インク受け部の下方に配され前記第2方向に延在し、前記インク受け部で受けたインクを流すために傾斜した底面を有するインク流路と、
    前記傾斜した底面より下方に配され、前記インク流路を流れてきたインクが集積される集積部と、
    チューブと接続され該チューブを介した前記吸引手段による吸引によって前記集積部に集積されたインクを排出するための排出部と、を有することを特徴とするプリント装置。
  2. 前記チューブと接続され、前記吸引手段により吸引されたインクを貯留する廃インクタンクをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記インク受け部は、前記第1方向において前記支持部の上流側に配される上流インク受け部と、前記第1方向において前記支持部の下流側に配される下流インク受け部と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のプリント装置。
  4. 前記インク流路は、前記上流インク受け部の下方に配される第1インク流路と、前記下流インク受け部の下方に配される第2インク流路と、前記第1インク流路と前記第2インク流路を接続する第3インク流路と、を含み、
    前記集積部は前記第2インク流路の底面に配され、前記第3インク流路は前記第1インク流路から前記集積部へインクを導くために傾斜していることを特徴とする請求項3に記載のプリント装置。
  5. 前記インク流路の底面には、傾斜に沿って延在する凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のプリント装置。
  6. 前記第1方向において前記上流インク受け部より上流に配されシートを支持する上流支持部と、前記第1方向において前記下流インク受け部より下流に配されシートを支持する下流支持部と、を備えることを特徴とする請求項3からのいずれか1項に記載のプリント装置。
  7. 記インク受け部に配され前記ヘッドから吐出されたインクを受ける吸収体をさらに備え、前記吸収体で受けたインクは前記インク流路へ落下することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプリント装置。
  8. 前記吸収体を前記インク受け部に係止するための複数の係止部材をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のプリント装置。
  9. 前記プラテンと前記係止部材との間に封止材あるいは撥水剤が塗布されていることを特徴とする請求項8に記載のプリント装置。
  10. 前記プラテンの側壁面において前記係止部材と近接する部分は、前記吸収体から離間する凹形状であることを特徴とする請求項8または9に記載のプリント装置。
  11. 前記ヘッドは、シートに対するプリント動作の完了後、前記吸収体に対してインクを吐出する堆積防止動作を行うことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のプリント装置。
  12. 前記堆積防止動作の間、前記吸引手段を動作させることを特徴とする請求項11に記載のプリント装置。
  13. 前記堆積防止動作の完了後所定時間が経過するまでは、前記吸引手段を動作させることを特徴とする請求項11または12に記載のプリント装置。
  14. 前記支持部の下方に配され、前記支持部に設けられた吸引孔に負圧を印加するための負圧室をさらに備えることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のプリント装置。
  15. 前記プラテンは、前記支持部、前記インク受け部、前記インク流路、前記集積部及び前記排出部が一つの樹脂モールド部品に集約して形成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のプリント装置。
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