JP6545040B2 - プリント装置 - Google Patents
プリント装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6545040B2 JP6545040B2 JP2015164810A JP2015164810A JP6545040B2 JP 6545040 B2 JP6545040 B2 JP 6545040B2 JP 2015164810 A JP2015164810 A JP 2015164810A JP 2015164810 A JP2015164810 A JP 2015164810A JP 6545040 B2 JP6545040 B2 JP 6545040B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- sheet
- platen
- printing apparatus
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
本実施形態におけるプリント装置1の構成を説明する。図1は、プリント装置1から外装部を取り外してなるプリント装置1の全体構成を示す斜視図、図2は図1に示すプリント装置1の縦断側面図である。
次に、プリント装置に使用するプラテン9の構造について説明する。図3はプラテン9とその周辺構造を示す斜視図である。図3に示すように、プラテン9は、搬送ローラ7とピンチローラとからなる第1搬送ローラ対と、排出ローラ10と拍車11とからなる第2搬送ローラ対との間に配置されている。このプラテン9は、第1、第2搬送ローラ対によって搬送されるシートを、プリント面とは反対側の面(裏面)において支持する。
図4はプラテン9の全体構成を示す斜視図である。このプラテン9は、プリントヘッド3の吐出口面とシートとの間隔を適正に保つため、シートの浮上や撓みを抑えつつシートの裏面を支持可能なシート支持部(支持部)14が形成されている。シート支持部14は、プラテン9の長手方向(X方向)に沿って複数形成されている。
シートの周縁に余白を設けず、シート全体に記録を行う、いわゆる縁無しプリントを確実に実施するためには、シートの端部より外側にまでインクを吐出することが必要となる。また、インクジェット方式のプリント装置では、プリントヘッド3のインク吐出性能を安定させるため、プリント動作直前にシートの外側にインクを吐出させる、いわゆる予備吐出が行われる。このようなシートの外側に吐出されるインクは、プラテン9に形成したインク受け部に受容される。本例ではインク受け部として、シート先端より外側に吐出されたインクを受ける先端用インク打捨て溝(第1のインク受け部)31Aと、シート後端より外側に吐出されたインクを受ける後端用インク打捨て溝(第2のインク受け部)31Bとが設けられている。さらに本例では、インク受け部として、シート幅方向におけるシートの左右端(シート側端)より外側に吐出されたインクを受ける左右端用インク打捨て溝34(第3のインク受け部)が設けられている。
図10は、プリント装置に設けられたシート吸着機構を示す縦断側面図である。シート吸引機構は、プラテン9と、プラテン9に形成された吸引孔18に連通するダクト27と、このダクト27に連通する負圧発生手段とにより構成されている。
図11は、廃インク排出機構に設けられたチューブポンプの斜視図であり、図12は廃インク回収経路を示す平面図である。
廃インク排出機構は、廃インク排出口30に接続されたチューブ16と、このチューブ16に接続された廃インクタンク43と、チューブ16の途中に設けられた廃インクポンプ15とからなる。
図13はプリント装置の制御システム構成を示すブロック図である。
CPU101にはプリントヘッド3のインク吐出を制御するヘッド駆動回路102が接続されている。さらにCPU101には、各機構を動作させるモータ(キャリッジモータ104、搬送ローラモータ105、給送ローラモータ106、ポンプ駆動モータ107、吸引ファン19等)を制御するモータ駆動回路103等が接続されている。
次に、プリント装置によるプリント動作を説明する。不図示のホストコンピュータ等から送信されたプリント命令がプリント装置1に送信されると、CPU101によって以下の動作が実行される。まず、吸引ファン19が駆動され、プラテン9上に搬送されるシート2を吸着・支持する準備が行なわれる。次に、給送装置40が駆動され、搬送ローラ7とピンチローラ8とからなる第1搬送ローラ対へとシートが給送される。第1搬送ローラ対は、給送装置40によって給送されたシートを図14に示すように、シート支持面13を覆う位置まで搬送する。この搬送動作によりシート2の先端2aは、シート支持面13とプリントヘッド3との間を通過した後、先端用インク打ち捨て溝31A上であり、かつインク吐出ノズル列3bの最下流吐出口3dよりもY方向上流である位置に達する。
3 プリントヘッド
9 プラテン
14 シート支持部(支持部)
15 チューブポンプ
16 チューブ
17 吸着凹部(凹部)
18 吸引孔(吸引部)
19 吸引ファン
20 プラテンの外周壁
27 ダクト
30 廃インク排出口
31A 先端用インク打ち捨て溝(第1のインク受け部)
31B 後端用インク打ち捨て溝(第2のインク受け部)
34 左右端用インク打ち捨て溝(第3のインク受け部)
31f1 第1の廃インク流路
31f2 第2の廃インク流路
31f3 第3の廃インク流路
31h プラテンの凹形状部
34 左右端用インク打捨て溝(第3のインク受け部)
35 インク吸収体
43 廃インクタンク
44 プラテンと係止爪の隙間
Claims (15)
- インクを吐出するヘッドと、シートを第1方向に搬送する搬送手段と、インクを吸引するための吸引手段と、前記ヘッドと対向する位置でシートを支持するプラテンと、を備えるプリント装置であって、
前記プラテンは、
前記第1方向と交差する第2方向に複数配列されシートを支持する支持部と、
前記第1方向において前記支持部と隣接し前記第2方向に延在しており、前記ヘッドから吐出されたインクを受けるインク受け部と、
前記インク受け部の下方に配され前記第2方向に延在し、前記インク受け部で受けたインクを流すために傾斜した底面を有するインク流路と、
前記傾斜した底面より下方に配され、前記インク流路を流れてきたインクが集積される集積部と、
チューブと接続され該チューブを介した前記吸引手段による吸引によって前記集積部に集積されたインクを排出するための排出部と、を有することを特徴とするプリント装置。 - 前記チューブと接続され、前記吸引手段により吸引されたインクを貯留する廃インクタンクをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。
- 前記インク受け部は、前記第1方向において前記支持部の上流側に配される上流インク受け部と、前記第1方向において前記支持部の下流側に配される下流インク受け部と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のプリント装置。
- 前記インク流路は、前記上流インク受け部の下方に配される第1インク流路と、前記下流インク受け部の下方に配される第2インク流路と、前記第1インク流路と前記第2インク流路を接続する第3インク流路と、を含み、
前記集積部は前記第2インク流路の底面に配され、前記第3インク流路は前記第1インク流路から前記集積部へインクを導くために傾斜していることを特徴とする請求項3に記載のプリント装置。 - 前記インク流路の底面には、傾斜に沿って延在する凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のプリント装置。
- 前記第1方向において前記上流インク受け部より上流に配されシートを支持する上流支持部と、前記第1方向において前記下流インク受け部より下流に配されシートを支持する下流支持部と、を備えることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記インク受け部に配され前記ヘッドから吐出されたインクを受ける吸収体をさらに備え、前記吸収体で受けたインクは前記インク流路へ落下することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記吸収体を前記インク受け部に係止するための複数の係止部材をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のプリント装置。
- 前記プラテンと前記係止部材との間に封止材あるいは撥水剤が塗布されていることを特徴とする請求項8に記載のプリント装置。
- 前記プラテンの側壁面において前記係止部材と近接する部分は、前記吸収体から離間する凹形状であることを特徴とする請求項8または9に記載のプリント装置。
- 前記ヘッドは、シートに対するプリント動作の完了後、前記吸収体に対してインクを吐出する堆積防止動作を行うことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記堆積防止動作の間、前記吸引手段を動作させることを特徴とする請求項11に記載のプリント装置。
- 前記堆積防止動作の完了後所定時間が経過するまでは、前記吸引手段を動作させることを特徴とする請求項11または12に記載のプリント装置。
- 前記支持部の下方に配され、前記支持部に設けられた吸引孔に負圧を印加するための負圧室をさらに備えることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のプリント装置。
- 前記プラテンは、前記支持部、前記インク受け部、前記インク流路、前記集積部及び前記排出部が一つの樹脂モールド部品に集約して形成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のプリント装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/160,756 US10183505B2 (en) | 2015-05-27 | 2016-05-20 | Printing apparatus and platen |
CN201610364331.2A CN106183455B (zh) | 2015-05-27 | 2016-05-27 | 打印设备和台板 |
CN201910844179.1A CN110466265B (zh) | 2015-05-27 | 2016-05-27 | 打印设备 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015107998 | 2015-05-27 | ||
JP2015107998 | 2015-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016221942A JP2016221942A (ja) | 2016-12-28 |
JP6545040B2 true JP6545040B2 (ja) | 2019-07-17 |
Family
ID=57747039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015164810A Active JP6545040B2 (ja) | 2015-05-27 | 2015-08-24 | プリント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6545040B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102501734B1 (ko) * | 2017-12-28 | 2023-02-20 | 엘지디스플레이 주식회사 | 잉크젯 프린팅 장치 |
JP7107016B2 (ja) * | 2018-06-20 | 2022-07-27 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
US11964488B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-04-23 | Seiko Epson Corporation | Liquid discharge apparatus, waste liquid collecting unit, and waste liquid collecting method |
JP7078152B2 (ja) | 2020-10-29 | 2022-05-31 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置、廃液回収ユニット及び廃液回収方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001219553A (ja) * | 1999-12-01 | 2001-08-14 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置 |
JP2002086821A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-26 | Seiko Epson Corp | プラテン及び該プラテンを備えたインクジェット式記録装置 |
JP2002225311A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Seiko Epson Corp | プラテンを汚すことなく印刷用紙の端部まで行う印刷 |
JP2004155107A (ja) * | 2002-11-07 | 2004-06-03 | Seiko Epson Corp | プラテン、インクジェット式記録装置、液体噴射装置 |
JP2005125612A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Seiko Epson Corp | プリンタ |
JP2006248026A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Seiko Epson Corp | 廃インク処理装置、記録装置、廃液処理装置および液体噴射装置 |
JP2006326957A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Canon Finetech Inc | 画像形成装置 |
JP2007320250A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Canon Inc | インクジェット記録装置およびそのプラテン部回復動作制御方法 |
JP5361446B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2013-12-04 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP5472597B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2014-04-16 | セイコーエプソン株式会社 | 被噴射材支持部材、該被噴射材支持部材を備えた液体噴射装置 |
US8469486B2 (en) * | 2011-03-22 | 2013-06-25 | Hewlett-Packard Development Company, L. P. | Image forming apparatus and media support device thereof |
JP5812799B2 (ja) * | 2011-10-20 | 2015-11-17 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
-
2015
- 2015-08-24 JP JP2015164810A patent/JP6545040B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016221942A (ja) | 2016-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110466265B (zh) | 打印设备 | |
JP6545040B2 (ja) | プリント装置 | |
KR102036954B1 (ko) | 인쇄 장치 및 플래튼 | |
JP6478812B2 (ja) | プリント装置 | |
JP2014226832A (ja) | プリント装置及びミスト回収装置 | |
CN106965571B (zh) | 喷墨打印机 | |
JP2002355993A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009220365A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009039982A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6622632B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2017056590A (ja) | 液体吐出装置及びミスト回収機構 | |
JP2007331283A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2009285870A (ja) | キャリッジユニット及びインクジェット記録装置 | |
JP2018075720A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2020082474A (ja) | インクジェット印刷装置 | |
US8616679B2 (en) | Inkjet printer | |
JP2008229966A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6463232B2 (ja) | プリント装置 | |
JP2014117844A (ja) | 空吐出受けと画像形成装置 | |
JP2010240877A (ja) | 記録装置 | |
JP5621556B2 (ja) | プラテン、及び画像記録装置 | |
JP6613614B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP7120328B2 (ja) | 廃液回収装置及びこれを備えたインクジェット記録装置 | |
JP6104305B2 (ja) | プリント装置 | |
JP6331473B2 (ja) | 液体受容装置、液体噴射装置及び液体排出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190521 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190618 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6545040 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |