JP6543219B2 - 仮想マシン配置装置およびリソース管理方法 - Google Patents
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このようなアプリケーションでは、遅延を低減させるために、VMの仮想CPUと物理CPUのコアとを固定的に割り当てる(括りつける)ことが多い。これは、コアのCPU時間のリソースを、VMが占有することを意図しており、他のVMにリソースをディスパッチされないことから、遅延を低減する効果がある。
一方、OpenStack等のリソース管理システムでは、VMにリソースを自動的に割り当てている(非特許文献2参照)。このリソース管理システムは、CPU負荷の低い物理サーバにVMを配置することで、リソースを割り当てている。
また、従来の非特許文献2の手法では、VMにリソースを自動的に割り当てることはできるが、VMの仮想CPUと物理CPUのコアとを固定的に割り当てるようなアプリケーションには適用できず、CPU負荷の低い物理サーバにVMを配置することしかできない。
このように、従来の手法は、VMの仮想CPUと物理CPUのコアとを固定的に割り当てることを前提としたシステムにおいて、自動的にリソースを割り当てることは困難であった。
また、本発明によれば、コンパクションによって、リソースの断片化を防止することができ、リソースを有効に活用することができる。
≪データセンタの全体構成≫
まず、図1,図2を参照して、本発明の実施形態に係る仮想マシン配置装置により、仮想マシンの配置およびそのリソース管理を行うコンピュータシステムの例であるデータセンタSの全体構成について説明する。
このデータセンタSは、複数の物理サーバ1,1,…と、図示を省略したネットワーク機器で構成される。また、ここでは、データセンタSに、仮想マシン配置装置2を備える。なお、仮想マシン配置装置2は、必ずしもデータセンタSの中に備える必要はなく、各物理サーバ1,1,…と、ネットワーク等で接続可能なデータセンタSの外に備えることとしてもよい。
なお、物理サーバ1上に配置される仮想マシン(以下、VM)12は、図2に示すように、複数のプロセス、スレッドが、仮想CPU(vCPU)13で動作する。また、個々の仮想CPU13は、同一のCPU(物理CPU)10の個別のコア11に固定的に割り当てられて動作するものとする。なお、以下では、この状態を、VM12がCPU10のコア11に割り当てられているという。
これによって、VM12は、コア11のCPU時間を占有することができ、他のVMにリソースをディスパッチされず、遅延を低減することができる。
この仮想マシン配置装置2は、物理サーバ1のCPU10に、VM12を動作させるために十分なコア11の空きがある場合、その物理サーバ1にVM12を配置する。一方、仮想マシン配置装置2は、物理サーバ1のCPU10に、VM12を動作させるために十分なコア11の空きがない場合、コア11の断片化を解消し、コア11の空きを作ってVM12を配置する。
この仮想マシン配置装置2の構成については、図3を参照して、後で詳細に説明する。
このように、データセンタSは、仮想マシン配置装置2によって、複数の物理サーバ1上に自動でVM12を配置することができ、リソースの管理を行うことができる。
次に、図3を参照して、仮想マシン配置装置2の構成について説明する。
図3に示すように、仮想マシン配置装置2は、通信部200と、記憶部210と、制御部220と、を備える。
このデータセンタ内物理サーバリスト211によって、データセンタSが何台の物理サーバ1で構成されているのかが管理される。
この物理サーバ内CPUリスト212によって、個々の物理サーバ1がいくつのCPU10で構成されているのかが管理される。
例えば、CPU内コアリスト213は、図5(c)に示すように、CPU10ごとに、構成するコア11を識別する識別情報CORE1,CORE2,…(例えば、連続番号等)を配列したデータである。さらに、CPU内コアリスト213は、それぞれのコア11に対して、図5(c)に示すように、使用状態(使用/未使用)を保持し、使用している場合、どの仮想マシン(VM)12によって使用され、どの仮想CPU13に対応付けられているのかを保持する。なお、図5(c)中、VM1,VM2,…は、VM12を個別に識別する識別情報(例えば、連続番号等)である。また、vCPU1,vCPU2,…は、仮想CPU13を個別に識別する識別情報(例えば、連続番号等)である。
このCPU内コアリスト213によって、個々のCPU10がいくつのコア11で構成されているのかが管理されるとともに、コア11の使用状況が管理される。
図3に戻って、仮想マシン配置装置2の構成について説明を続ける。
この配置位置制御手段21は、外部からVM12のプログラム(運用系または待機系のアプリケーションを含む)と、必要とするコア数(必要コア数)とを入力されることで、VM12の配置位置を決定する。なお、VM12のプログラムや使用コア数は、予め対応付けて記憶部210に記憶しておき、配置位置制御手段21は、配置するVM12を指定されることで、VM12の配置位置を決定することとしてもよい。
また、配置位置制御手段21は、空きリソース判定手段22から、VM12を配置するために、コア11の断片化を解消してコア11を再編(コンパクション)する必要である旨が、その手順(コンパクション手順)として通知された場合、コンパクション手順をコンパクション実行手段23に出力する。そして、配置位置制御手段21は、コンパクション実行後、VM12のプログラムとその配置位置とを配置実行手段24に出力する。
ここでは、空きリソース判定手段22は、CPU単位リソース判定手段22aと、物理サーバ単位リソース判定手段22bと、全物理サーバリソース判定手段22cと、を備える。
このCPU単位リソース判定手段22aは、1つのCPU10のみでリソース(必要コア数)が確保可能であれば、そのCPU10をVM12の配置位置として、配置位置制御手段21に物理サーバ1およびCPU10の識別情報を出力する。この場合、CPU単位リソース判定手段22aは、コンパクション手順を配置位置制御手段21に出力しない。
一方、CPU単位リソース判定手段22aは、1つのCPU10のみでリソースが確保できない場合、必要コア数を、物理サーバ単位リソース判定手段22bに出力する。
なお、CPU単位リソース判定手段22aは、新たに配置するVM12に含まれるアプリケーションAPLの動作系(運用系または待機系)と異なる動作系がすでに配置されている物理サーバ1のCPU10については、必要コア数の空きを判定しないこととする。
これによって、運用系アプリケーションを含むVMと、待機系アプリケーションを含むVMとを、異なる物理サーバ1に配置することができる。
この状態で、新規に配置するVM12の必要コア数として4個が通知された場合、CPU単位リソース判定手段22aは、探索順で最初にリソースを確保することができる物理サーバ1(SV1)のCPU1を、VM12の配置位置とする。
図3に戻って、仮想マシン配置装置2の構成について説明を続ける。
なお、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、新たに配置するVM12に含まれるアプリケーションAPLの動作系(運用系または待機系)と異なる動作系がすでに配置されている物理サーバ1については、必要コア数の空きを確保できるか否かを判定しないこととする。
図7に示した状態で、新規に配置するVM12の必要コア数として、それぞれのCPU10の空きコア数よりも多い個数(ここでは、8個)が通知された場合、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、空きコア数の多い順に、物理サーバ1のCPU10を並べ替える。ここで、CPU10を並べ替えるとは、物理サーバ単位リソース判定手段22bが、処理対象とするCPUの順番を変えるという意味である。
例えば、図8(a)に示すように、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、図7のCPU10の配列を、CPU1,CPU3,CPU4,CPU2の順に並べ替える。
例えば、図8(a)の例では、最も空きコア数の多いCPU10(CPU1)には、変更対象としてvm1,vm2,vm3の3つのVM12が存在する。そして、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、新たに配置するVM12の必要コア数に足りないコア数(不足コア数)を計算し、すでに存在するVM12の組み合わせで、不足コア数よりも多い組み合わせのリストを生成する。図8(a)の例では、CPU1は、必要コア数8個に対して不足コア数は1個であるため、該当する組み合わせは、vm1のみ、vm2のみ、vm3のみ、vm1とvm2、vm1とvm3、vm2とvm3、vm1とvm2とvm3、の7通りとなる。
図8(a)の例では、コア数の多い順に、vm1とvm2とvm3(コア数11個)、vm1とvm3(コア数9個)、vm1とvm2(コア数8個)、vm1(コア数6個)、vm2とvm3(コア数5個)、vm3(コア数3個)、vm2(コア数2個)の順となる。
これによって、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、図8(c)に示すように、物理サーバ1内のコンパクションによって、新規のVM12(ここでは、コア数8)を、CPU1に配置することが可能であると判定する。
そして、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、必要コア数の空きをコンパクションによって確保できない場合、他の物理サーバ1(データセンタ内物理サーバリスト211(図5(a)参照)の次の物理サーバ)でリソースを探索するように、CPU単位リソース判定手段22aに指示する。そして、すべての物理サーバ1において、それぞれコンパクションによって必要コア数が確保できなかった場合、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、必要コア数を、全物理サーバリソース判定手段22cに出力する。
図3に戻って、仮想マシン配置装置2の構成について説明を続ける。
この全物理サーバリソース判定手段22cは、コンパクションでリソース(必要コア数)が確保可能であれば、そのリソースを有する物理サーバ1およびCPU10の識別情報を、配置位置制御手段21に出力する。また、全物理サーバリソース判定手段22cは、コンパクション手順を配置位置制御手段21に出力する。
この場合、全物理サーバリソース判定手段22cは、図9(b)に示すように、空きコア数の多い順に、CPU10を並べ替える。すなわち、物理サーバ単位リソース判定手段22bが、1つの物理サーバ1内で並べ替えを行ったのに対し(図8参照)、全物理サーバリソース判定手段22cは、すべての物理サーバ1を対象として、CPU10の並べ替えを行う。
これ以降の処理は、物理サーバ単位リソース判定手段22bの処理(図8参照)と同じであるため、説明を省略する。
また、全物理サーバリソース判定手段22cは、新たに配置するVM12に含まれるアプリケーションAPLの動作系(運用系または待機系)と異なる動作系がすでに配置されている物理サーバ1については、必要コア数の空きを確保できるか否かを判定しないこととする。
そして、全物理サーバリソース判定手段22cは、すべての物理サーバ1で、必要コア数の空きをコンパクションによって確保できない場合、リソースが確保できない旨を配置位置制御手段21に出力する。
このように、全物理サーバリソース判定手段22cは、すべての物理サーバ1(すなわち、データセンタS)を対象として、新たに配置するVM12の必要コア数の空きがあるか否かを判定する。
図3に戻って、仮想マシン配置装置2の構成について説明を続ける。
ここでは、コンパクション実行手段23は、物理サーバ内割り当て変更手段23aと、物理サーバ間割り当て変更手段23bと、を備える。
例えば、物理サーバ内割り当て変更手段23aは、図10に示すように、CPU10B1のコアに割り当てられているVM12Bの仮想CPU(vCPU)を、同じ物理サーバ1Bの他のCPU10B2のコアに割り当てる。なお、この割り当ての手法は、従来の一般的な手法(非特許文献1)であるため、ここでは、詳細な説明を省略する。
この物理サーバ内割り当て変更手段23aは、コンパクションを実行し、リソース管理データを更新した後、コンパクションが完了した旨を配置位置制御手段21に通知する。
例えば、物理サーバ間割り当て変更手段23bは、図11に示すように、物理サーバ1BのCPU10Bのコアに割り当てられているVM12Bを、物理サーバ1CのCPU10Cのコアに割り当てる。すなわち、物理サーバ間割り当て変更手段23bは、VM12Bを、物理サーバ1Bから物理サーバ1Cに移動させて、コアの割り当てを変更する。
なお、物理サーバ間割り当て変更手段23bは、異なる物理サーバ1間でVM12の移動を行うため、VM12の起動状態を制御して移動を行う必要がある。
「0.初期状態」として、物理サーバ1Aにおいて、VM12Aでアプリケーションがスタンバイ(SBY)状態で起動中であって、物理サーバ1Bにおいて、VM12Bでアプリケーションがアクティブ(ACT)状態で起動中であるとする。すなわち、物理サーバ1A,1Bで、アプリケーションが二重化されて動作しているものとする。
ここで、VM12Bを、物理サーバ1Bから物理サーバ1Cに移動させることとする。
「5.系切り替え」として、物理サーバ間割り当て変更手段23bは、物理サーバ1AのVM12AでACT状態として起動中のアプリケーションをSBY状態に変更するとともに、物理サーバ1CのVM12BでSBY状態として起動中のアプリケーションをACT状態に変更する。
しかし、移動対象のVM12Bのアプリケーションが初期状態においてSBY状態である場合、すなわち、アプリケーションが二重化されているVM12Aのアプリケーションが初期状態においてACT状態である場合、物理サーバ間割り当て変更手段23bは、図12において、「1.系切り替え」から「4.SBY立ち上げ」までの処理を行えばよい。
このように、物理サーバ間割り当て変更手段23bは、アプリケーションのサービスを中断することなく、コアの割り当てを変更することができる。
図3に戻って、仮想マシン配置装置2の構成について説明を続ける。
この配置実行手段24は、新規のVM12のプログラムを、配置位置として指定される物理サーバ1に通信部200を介してコピーし、同じく配置位置として指定されるCPU10の空きコアにVM12の仮想CPU13を割り当てる。
また、配置実行手段24は、記憶部210に記憶されている動作状態リスト214(図6参照)において、新規のVM12のプログラムを識別するVM12の識別情報を設定するとともに、アプリケーションの識別情報と運用系または待機系のいずれかであるかを示す識別情報(ACT/SBY)とを設定する。
また、仮想マシン配置装置2は、VM12の配置によるリソースの獲得、停止によるリソースの回収を繰り返すことによりリソースの断片化が発生した場合でも、コンパクションにより新規に配置するVM12に対してリソースを確保することができる。
なお、仮想マシン配置装置2は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラム(仮想マシン配置プログラム)で動作させることができる。
次に、図13,図14を参照(構成については、適宜、図1〜図3参照)して、仮想マシン配置装置2の動作について説明する。
まず、仮想マシン配置装置2は、配置位置制御手段21に新規のVM12の配置を指示された場合、空きリソース判定手段22のCPU単位リソース判定手段22aによって、CPU単位でのリソース確保を試みる。
すなわち、空きリソース判定手段22は、記憶部210に記憶されているデータセンタ内物理サーバリスト211(図5(a)参照)から、最初の物理サーバを選択する(ステップS1)。なお、空きリソース判定手段22は、動作状態リスト214(図6参照)を参照して、新たに追加するVM12のアプリケーションとは異なる他の動作系(運用系または待機系)と同じアプリケーションが動作している場合、その動作している物理サーバは選択から除外する。
そして、配置実行手段24は、記憶部210のリソース管理データのCPU内コアリスト(図5(c)参照)と、動作状態リスト(図6参照)とを更新する(不図示)。
ここで、次のCPU10が存在する場合(ステップS5でYes)、CPU単位リソース判定手段22aは、次のCPU10を選択し(ステップS6)、ステップS3に動作を戻す。
そして、次のCPU10が存在しない場合(ステップS5でNo)、CPU単位リソース判定手段22aは、ステップS7(図14)に動作を移す(A)。
そして、配置実行手段24は、記憶部210のリソース管理データのCPU内コアリスト(図5(c)参照)と、動作状態リスト(図6参照)とを更新する(不図示)。
ここで、次の物理サーバが存在する場合(ステップS10でYes)、物理サーバ単位リソース判定手段22bは、次の物理サーバ1を選択し(ステップS11)、ステップS2(図13)に動作を戻す(B)。
この場合、物理サーバ単位では、新たなVM12のためのリソースを確保できないため、仮想マシン配置装置2は、全物理サーバリソース判定手段22cによって、すべての物理サーバ1でのリソース確保を試みる。
一方、すべての物理サーバによっても、必要コア数が確保できない場合(ステップS12でNo)、仮想マシン配置装置2は、配置位置制御手段21によって、図示を省略した表示装置に警告を表示する(ステップS15)。
この場合、データセンタS内に新たに物理サーバを追加した後(ステップS16)、新たなVMを配置することとする(ステップS17)。
例えば、ここでは、仮想マシン配置装置2は、配置位置制御手段21が、外部からVM12の配置や削除を指示されるたびに、リソース管理データを更新することとした。
しかし、仮想マシン配置装置2は、データセンタS内の物理サーバ1から、通信部200を介して、VMの終了通知を受信することで、配置実行手段24が、リソースを更新(解放)することとしてもよい。あるいは、配置実行手段24は定期的にVM12の動作確認を行って、動作確認のとれないVM12のリソースを更新(解放)することとしてもよい。
これによって、物理サーバ1が、自発的にVM12の削除を行った場合でも、仮想マシン配置装置2がリソースを管理することができる。
しかし、空きリソース判定手段22は、すべての物理サーバ1内のすべてのCPU10でリソースが確保できるか探索し、確保できない場合に、物理サーバ単位でコンパクションすることでリソースを確保できるか否かを判定することとしてもよい。すなわち、空きリソース判定手段22は、すべての物理サーバ1でCPU単位の探索を行った後、すべての物理サーバ1に対して、物理サーバ単位の探索を行うこととしてもよい。
1 物理サーバ(サーバハード)
10 CPU
11 コア
12 仮想マシン(VM)
13 仮想CPU(vCPU)
2 仮想マシン配置装置
21 配置位置制御手段
22 空きリソース判定手段
22a CPU単位リソース判定手段
22b 物理サーバ単位判定手段
22c 全物理サーバリソース判定手段
23 コンパクション実行手段
23a 物理サーバ内割り当て変更手段
23b 物理サーバ間割り当て変更手段
24 配置実行手段
200 通信部(通信手段)
210 記憶部(記憶手段)
220 制御部(制御手段)
Claims (2)
- 複数のコアで構成されるCPUを複数有する物理サーバを複数備えたコンピュータシステムにおいて、仮想マシンを予め同一のCPUのコアに割り当てて前記物理サーバに配置する仮想マシン配置装置であって、
前記物理サーバと前記CPUと前記コアとを対応付けるとともに、前記コアがどの仮想マシンに使用されているのかを示すリソース管理データを記憶する記憶手段と、
前記リソース管理データを参照して、新たな仮想マシンが予め必要とする必要コア数を同一CPU上に確保できるか否かを判定する空きリソース判定手段と、
前記空きリソース判定手段で同一CPU上に前記必要コア数を確保できない場合に、動作中の仮想マシンが割り当てられているコアを、当該仮想マシンが動作している物理サーバの他のCPU、または、他の物理サーバのCPUに割り当て直すコンパクション実行手段と、
確保された同一CPU上のコアに、前記新たな仮想マシンを配置する配置実行手段と、
を備え、
前記空きリソース判定手段は、
前記同一CPUで前記必要コア数を確保できない場合に、個々の物理サーバ内で、前記動作中の仮想マシンに割り当てられているコアを、他のCPUに割り当て直すことで、前記必要コア数を同一CPU上に確保できるか否かを判定する物理サーバ単位リソース判定手段と、
前記物理サーバ内で前記必要コア数を確保できない場合に、すべての物理サーバ間で、前記動作中の仮想マシンに割り当てられているコアを、他の物理サーバのCPUに割り当て直すことで、前記必要コア数を同一CPU上に確保できるか否かを判定する全物理サーバリソース判定手段と、を備えることを特徴とする仮想マシン配置装置。 - 複数のコアで構成されるCPUを複数有する物理サーバを複数備えたコンピュータシステムにおいて、仮想マシン配置装置が、仮想マシンを予め同一のCPUのコアに割り当てて前記物理サーバに配置するためのリソースを確保するリソース管理方法であって、
CPU単位リソース判定手段によって、前記物理サーバと前記CPUと前記コアとを対応付けるとともに、前記コアがどの仮想マシンに使用されているのかを示すリソース管理データを参照して、同一CPU内で新たな仮想マシンが予め必要とする必要コア数を確保できるか否かを判定するステップと、
同一CPU内で前記必要コア数を確保できない場合に、物理サーバ単位リソース判定手段によって、前記リソース管理データを参照して、個々の物理サーバ内で、動作中の仮想マシンに割り当てられているコアを、他のCPUに割り当て直すことで、前記必要コア数を同一CPU上に確保できるか否かを判定するステップと、
前記物理サーバ内で前記必要コア数を確保できる場合に、物理サーバ内割り当て変更手段によって、前記物理サーバ内でコアの割り当てを変更するステップと、
前記物理サーバ内で前記必要コア数を確保できない場合に、全物理サーバリソース判定手段によって、前記リソース管理データを参照して、すべての物理サーバ間で、動作中の仮想マシンに割り当てられているコアを、他の物理サーバのCPUに割り当て直すことで、前記必要コア数を同一CPU上に確保できるか否かを判定するステップと、
前記物理サーバ間で前記必要コア数を確保できる場合に、物理サーバ間割り当て変更手段によって、前記物理サーバ間でコアの割り当てを変更するステップと、
を含むことを特徴とするリソース管理方法。
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