JP6539036B2 - マッサージ装置 - Google Patents
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Description
このようなマッサージをマッサージ装置により実現するために様々な機構が提案されている。例えば、特許文献1に開示されているように、被施療者の身体部位として腕を両側から掴んでマッサージを行う機構として、腕を下から支える部材と、その腕の上方に設けられているエアセルとを備え、エアセルが膨張することで腕を上下から挟んでマッサージを行う機構がある。
前記マッサージユニットは、前記可動部材を前記マッサージ部と共に、前記当接面に交差する方向に沿って当該当接面側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行う。
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。なお、本発明のマッサージ装置1(実施の一形態)が備えている各構成に付されている符号、及び、X,Y,Zの各方向は、図1〜図18において使用されているものである。
また、可動部材(11)に設けられているマッサージ部材(31)が身体部位を押圧すると、その反力を可動部材(11)が受けるが、この可動部材(11)に作用する反力を支持壁41が受けることができる。
前記駆動ユニット50は、前記身体部位の長手方向(Y方向)及び前記往復移動の方向(Z方向)に直交する幅方向(X方向)に平行な中心線X1回りに回転する偏心カム51a(51b)を有し、
前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能として設けられている前記可動部材(11)に、前記偏心カム51a(51b)に外嵌する穴52a(52b)が形成されている構成とすることができる。
この構成によれば、偏心カム51a(51b)が回転することで、可動部材(11)が当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動する構成が得られる。
前記駆動ユニット50は、前記身体部位の長手方向(Y方向)及び前記往復移動の方向(Z方向)に直交する幅方向(X方向)に平行な中心線X1回りに回転する回転部材67と、
前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能として支持されている前記可動部材(11)の一部と、前記回転部材67の周方向の一部とを連結しているリンク68と、
を有している構成とすることができる。
この構成によれば、回転部材67とリンク68とを含むクランク機構が構成され、回転部材67が回転することで、可動部材(11)が当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動する構成が得られる。
前記可動部材(11)を第1可動部材11として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材11の反対側に設けられ前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能となる第2可動部材12と、
前記第2可動部材12に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材(32)と、を更に有し、
前記マッサージユニット10は、前記第2可動部材12を前記マッサージ部材(32)と共に、前記当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当該当接面13側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行い、
前記第1可動部材11が前記当接面13側へ移動するのに併せて前記第2可動部材12は当該当接面13と反対側へ移動し、前記第1可動部材11が前記反対側へ移動するのに併せて前記第2可動部材12は前記当接面13側へ移動することができる。
この構成によれば、第1可動部材11と第2可動部材12との間に位置する身体部位を、長手方向(Y方向)の仮想線を中心として周方向に動かすような(揺するような)マッサージが可能となる。
前記マッサージ動作は、前記エアセル31が膨張した状態で、前記可動部材(11)を当該エアセル31と共に、前記当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当該当接面13側へ移動させる動作を含む構成とすることができる。
この構成によれば、エアセル31を膨張させることにより身体部位を当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。
この構成によれば、身体部位の内の当接面13と反対側の部分にエアセル31を押し当て、その状態から、身体部位を当接面13側へ引き寄せるマッサージ動作が可能となる。
前記可動部材(11)を第1可動部材11として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材11の反対側に設けられ前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能となる第2可動部材12と、
前記第2可動部材12に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材(32)と、を更に有し、
前記マッサージ動作は、前記第1可動部材11に取り付けられている前記マッサージ部材(31)と、前記第2可動部材12に取り付けられている前記マッサージ部材(32)とにより、前記身体部位を挟んだ状態として、当該第1可動部材11及び当該第2可動部材12の少なくとも一方を前記当接面13側へ移動させる動作を含む構成とすることができる。
この構成によれば、マッサージ部材(31,32)により身体部位を挟んだ状態として、第1可動部材11及び第2可動部材の少なくとも一方を当接面13側へ移動させることにより、身体部位を当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。
この構成によれば、可動部材(11)の往復動作の主成分は、当接面13に交差する方向(Z方向)であるが、可動部材(11)は補助的に身体部位の長手方向(Y方向)にも動き、身体部位を小さく回すように動かすことができる。
なお、可動部材11の往復動作の主成分がZ方向であるとは、可動部材11の一部に着目し、その一部が往復動作の往路方向に動く前の位置と動いた後の位置とを結んで得られるベクトルを、Z方向の成分と、Y方向の成分とに分解した場合に、前者が大きくなるように動くことを意味する。
このマッサージユニット10によれば、可動部材(11)に設けられているマッサージ部材(31)が身体部位を押圧すると、その反力を可動部材(11)が受けるが、この可動部材(11)に作用する反力を支持壁41が受けることができる。
前記マッサージユニット10は、更に、前記布状部材65の裏面65b側に設けられ当該布状部材65を介して前記身体部位に当接可能であると共に前記可動部材(11)の前記往復移動に併せて回転するローラ35を有しているのが好ましい。
この場合、可動部材(11)が往復移動することで行われるマッサージ動作に併せて、身体部位の当接面13側をローラ35に押し当てて行うマッサージ動作が可能となる。
この場合、可動部材(11)を往復動作させるために回転軸53を回転させると、ローラ35を回転させることができ、可動部材(11)によるマッサージ動作と共にローラ35によるマッサージ動作が可能となる。
前記ローラ35が前記原点位置にある状態では、前記第2外周部(38)が前記身体部位に対向する位置となる構成とすることができる。
このマッサージ装置によれば、ローラ35が原点位置にある状態では、身体部位に対して、第1外周部(37)による刺激を与えにくい状態を得ることが可能となる。
このマッサージ装置によれば、ローラ35の回転動作を開始する前に、ローラ35の第2外周部(38)を身体部位に対応する位置とすることができる。
前記制御ユニット7は、前記ローラ35の回転方向の位置と前記エアセル31の膨張のタイミングとを関連付けて、当該ローラ35の回転及び当該エアセル31の膨張動作を制御することができる。
このマッサージ装置によれば、エアセル31の動作により身体部位に与える影響を、ローラ35によるマッサージに付加することが可能となる。
このマッサージ装置によれば、エアセル31への給気の時間を長くし、排気の時間を短くすると、エアセル31の内圧は高くなる傾向にあり、エアセル31への給気の時間を短くし、排気の時間を長くすると、エアセル31の内圧は低くなる傾向にある。このようなエアセル31への給気と排気の時間制御を行うことで、エアセル31による身体部位への押し付け力の強弱調整が可能となる。このため、例えば、ローラ35の回転位置に応じて、エアセル31による身体部位への押し付け力を調整することができる。
前記制御ユニット7は、前記第1外周部(37)が身体部位に対向する位置を中心として前記ローラ35の正転及び逆転を繰り返し行うことができる。
このマッサージ装置によれば、第1外周部(37)を身体部位に短い間隔で接触させることが可能となる。
更に、被施療者の足D3を固定する固定部材(83,84)を備え、
前記固定部材(83,84)によって足D3が固定されている被施療者の脹脛D1に前記ローラ35が接触している状態で、当該ローラ35は、当該脹脛D1を太腿D2側へ持ち上げる方向に回転することができる。
このマッサージ装置によれば、脹脛D1の筋肉を伸ばすように引っ張るマッサージが可能となる。
更に、被施療者の足裏D4に接触可能である第2のローラ39を備え、
前記制御ユニット7は、前記脹脛D1に接触可能である第1の前記ローラ35と、前記第2のローラ39とを同じ回転方向に回転させることができる。
このマッサージ装置によれば、遠心又は求心のマッサージが可能となる。
左右の前記マッサージユニット10それぞれは、前記マッサージ装置が備えているマッサージユニット10である。
この椅子型のマッサージ装置によれば、被施療者の身体部位として脚Dをマッサージする構成が得られる。
前記マッサージユニットは、前記マッサージ装置が備えているマッサージユニット10である。
この椅子型のマッサージ装置によれば、被施療者の身体部位として腕をマッサージする構成が得られる。
左脚用の前記マッサージユニット10にマッサージ動作をさせるための駆動源と、右脚用の前記マッサージユニット10にマッサージ動作をさせるための駆動源とは、共通する駆動源からなるのが好ましい。
この構成によれば、一方のマッサージユニット10の駆動源を、他方のマッサージユニット10の駆動源として兼用することができ、構成の簡素化及び小型化が図れる。
以下、本発明の実施形態の詳細を図面に基づいて説明する。
〔マッサージ装置の全体構成〕
図1は、マッサージ装置1の実施の一形態を示す斜視図である。このマッサージ装置1は、椅子型であり、被施療者が着座する座部2、座部2に着座する被施療者が凭れる背もたれ部3、座部2に着座する被施療者の左右の腕を支持する左右の肘掛け部4,4、及び、座部3に着座する被施療者の左右の両脚を支持するフットレスト5を備えている。座部2は、床面に置かれるベース6の上に設けられている。ベース6の内部には、マッサージ装置1の各部(後述の各種マッサージユニット10を含む)の動作を制御するマイコンを含む制御ユニット7が設けられている。
フットレスト5に被施療者の身体部位である左右の脚をマッサージするマッサージ手段8が設けられている。なお、本実施形態のフットレスト5は、第1保持部81と、第2保持部82とを有している。第1保持部81は被施療者の脚の主に脹脛を支持することができるのに対して、第2保持部82は被施療者の足(つまり、足首から足先までの部分)を支持することができる。マッサージ手段8は、第1保持部81に設けられている。
第1のマッサージユニット10と第2のマッサージユニット10とは同じ構成であり、左右で対称となっている。マッサージユニット10の構成について、右脚DR用の第2のマッサージユニット10により説明する。
減速機56はX方向両側に出力軸を有しており、これら出力軸に左右の回転軸53が一体回転可能として連結されている。各回転軸53の先端側は、図4の左側に示すように、二点鎖線で示す第1支持壁41内に設けられている軸受57により回転可能に支持されている。
第1可動部材11について、右脚DR側のマッサージユニット10により説明する。なお、左脚DL側のマッサージユニット10においても、第1可動部材11の構成は(左右で対称に配置されているが)同じである。
図4及び図5に示すように、第1支持壁41には、第1可動部材11を支持するガイドローラ58a及びガイドピン59aが設けられている。ガイドローラ58aは、Y方向に二つ設けられている(図5参照)。
以上の構成により、回転軸53が回転することで偏心カム51aが回転軸53の中心線X1回りに回転すると、第1可動部材11は、ガイドピン59aによってガイドされながら、Z方向に往復運動を行うことができる。
なお、本実施形態では、ガイドローラ58aが第1支持壁41に設けられている場合について説明したが、ガイドローラ58aは、第1可動部材11に設けられていてもよい。この場合、第1可動部材11に設けられているガイドローラ58aが、第1支持壁41に接触することで、往復運動する第1可動部材11は移動可能として支持される。
また、前記のとおり、マッサージ手段8の左右それぞれに、被施療者の脚DR(DL)を収容する収容部60が設けられており(図2参照)、第1可動部材11は、この収容部60の内壁の一部として設けられている。そして、第1可動部材11は、この内壁の壁面に沿った方向(Z方向)に移動可能となっている。更に、収容部60の内壁の一部を構成するこの第1可動部材11には、エアセル31が設けられており、このエアセル31が膨張することで脚DR(DL)を押圧可能となる。エアセル31については、後にも説明する。
第2可動部材12について、左脚DL側のマッサージユニット10により説明する。なお、右脚DR側のマッサージユニット10においても、第2可動部材12の構成は(左右で対称に配置されているが)同じである。
図4及び図5に示すように、第2支持壁42には、第2可動部材12を支持するガイドローラ58b及びガイドピン59bが設けられている。ガイドローラ58bは、Y方向に二つ設けられている(図5参照)。
なお、図9に示すように、左脚DL側及び右脚DR側それぞれにおいて、第1可動部材11側の偏心カム51aと、第2可動部材12側の偏心カム51bとは、回転軸53の中心線X1を中心として位相が180°異なっている状態で、回転軸53に固定されている。
以上の構成により、回転軸53が回転することで偏心カム51bが回転軸53の中心線X1回りに回転すると、第2可動部材12は、ガイドピン59bによってガイドされながら、Z方向に往復運動を行うことができる。
また、前記のとおり、マッサージ手段8の左右それぞれに、被施療者の脚DR(DL)を収容する収容部60が設けられており(図2参照)、第2可動部材12は、この収容部60の内壁の他の一部として設けられている。そして、第2可動部材12は、この内壁の壁面に沿った方向(Z方向)に移動可能となっている。更に、収容部60の内壁の他の一部を構成するこの第2可動部材12には、エアセル32が設けられており、このエアセル32が膨張することで脚DR(DL)を押圧可能となる。エアセル32については、後にも説明する。
以上より、マッサージ手段8の左右の回転軸53が連続して回転すると、左右のマッサージユニット10,10それぞれは、第1可動部材11を第1エアセル31と共に、当接面13に直交するZ方向に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行うことができ、また、第2可動部材12を第2エアセル32と共に、当接面13に直交するZ方向に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行うことができる。つまり、駆動ユニット50によって、第1可動部材11及び第2可動部材12は往復移動することができる。
図6は、左右のマッサージユニット10,10をY方向から見た場合の模式図である。各マッサージユニット10は、第1可動部材11に取り付けられている第1マッサージ部材として第1エアセル31を有している。更に、各マッサージユニット10は、第2可動部材12に取り付けられている第2マッサージ部材として第2エアセル32を有している。
第1エアセル31と第2エアセル32との双方が膨張することで、脚DR(DL)をX方向両側から掴むことが可能となる。
そして、制御ユニット7は、他方のエアセル32と繋がるバルブに対しても、前記と同様の制御が可能であり、ここでは説明を省略する。
ローラ35について説明する。図7はローラ35の斜視図である。図8(A)(B)はローラ35をX方向から見た側面図である。回転軸53の途中部にローラ35が取り付けられており、回転軸53とローラ35とは一体回転可能である。本実施形態では、ローラ35は回転軸53と同一中心線上に配置されていることから、ローラ35と回転軸53との回転中心(35a)は一致する。このローラ35は、布状部材65を介して被施療者の脚DR(DL)の脹脛D1に接触可能となる。
すなわち、このローラ35は、その外周に、ローラ35の回転中心35aからの距離rが大きい第1外周部として回転体35cと、この回転体35cよりも前記距離rが小さい第2外周部とを有している。第2外周部は、回転体35c,35cの間における本体部35cの外周面(平滑部38)となる。
以上、フットレスト5が備えている左右の各マッサージユニット10は、被施療者の脚DR(DL)の長手方向(Y方向)に直交する幅方向(X方向)の両側に設けられる第1可動部材11及び第2可動部材12と、被施療者の脚DR(DL)が当接可能となる当接面13とを有している。当接面13は、第1可動部材11と第2可動部材12との間に形成される空間S1のY方向及びX方向の直交方向(Z方向)の一方側に設けられている。そして、前記空間S1の前記直交方向(Z方向)の他方側が、脚DR(DL)の出し入れのために開口している。更に、各マッサージユニット10は、第1可動部材11に取り付けられ脚DR(DL)を押圧するマッサージ部材として第1エアセル31を備えており、この第1可動部材11をエアセル31と共に、Z方向に沿って開口側及び当接面13側へ往復移動させるマッサージ動作が行われる。
また、これと同様に、第2支持壁42が、第2可動部材12の脚DR(DL)と反対側に設けられており、この第2支持壁42は、脚DR(DL)から第2エアセル32を介して第2可動部材12に生じる反力を受けるようにして、この第2可動部材12を支持する構成となっている。
以上の構成を有するマッサージ手段8(図2参照)によって行われるマッサージ動作について説明する。なお、以下に説明するマッサージ動作は、制御ユニット7が有するメモリ等の記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムを、この制御ユニット7が有するマイコン(CPU)が実行することで行われる。そして、記憶装置には、複数種類のコンピュータプログラムが記憶されており、選択的に実行される。
そして、第1可動部材11及び第2可動部材12は、このような当接面13側とその反対側との間を往復する動作を繰り返し行うことができる。なお、この繰り返し動作の間は、第1エアセル31及び第2エアセル32は、膨張したままの状態であってもよい。
このマッサージ動作により、脚DRの肉(筋肉)を、Y方向の仮想線Y1を中心として周方向に動かすような(揺するような)マッサージが可能となる。
なお、可動部材11(12)の往復動作の主成分がZ方向であるとは、可動部材11(12)の一部に着目し、その一部が往復動作の往路方向に動く前の位置と動いた後の位置とを結んで得られるベクトルを、Z方向の成分とY方向の成分とに分解した場合に、前者が大きくなるように動くことを意味する。
図15(A)に示すように、第1可動部材11が開口側の前進位置に在る状態で、第2可動部材12は非開口側の後退位置に在る。そして、図15(B)に示すように、第1可動部材11が後退を始めると、第2可動部材12は前進を始め、さらに、第1可動部材11に取り付けられている第1エアセル31はY方向下向きの成分を有して後退し、第2可動部材12に取り付けられている第2エアセル32はY方向上向きの成分を有して前進する。さらに、図15(C)に示すように、第1可動部材11が非開口側の後退位置に在る状態で、第2可動部材12は開口側の前進位置に在る。そして、図15(D)に示すように、第1可動部材11が前進を始めると、第2可動部材12は後退を始め、さらに、第1可動部材11に取り付けられている第1エアセル31はY方向上向きの成分を有して前進し、第2可動部材12に取り付けられている第2エアセル32はY方向下向きの成分を有して後退する。
しかし、偏心カム51a,51bの位相が同じとなるようにして、第1可動部材11と第2可動部材12とが同期して前進と後退とを繰り返すようにしてもよい。この場合に行われるマッサージ動作は、第1可動部材11に取り付けられ膨張した状態にある第1エアセル31と、第2可動部材12に取り付けられ膨張した状態にある第2エアセル32とにより、脚DRをX方向に沿って挟んだ状態として、これら第1可動部材11及び第2可動部材12を当接面13側へ移動させればよい。このマッサージ動作の場合においても、エアセル31,32により脚DRを挟んだ状態として、第1可動部材11及び第2可動部材12を当接面13側へ移動させることにより、脚DRを当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。
前記のとおり、図8に示す形態の場合、ローラ35は、その外周に、ローラ35の回転中心35a(本実施形態では中心線X1)からの距離rが大きい凸部37と、この凸部37よりも前記距離rが小さい平滑部38とを有している。したがって、図8(A)に示すように、凸部37が脚DR(DL)に当接することで、この脚DR(DL)に強い刺激を与えることが可能となる。これに対して、図8(B)に示すように、平滑部38が脚DR(DL)に当接すると、脚DR(DL)への刺激は低減される。なお、図20に示す形態の場合、「凸部37」を「円錐台形状の回転体35c」と読みかえればよい。
つまり、ローラ35の平滑部38が脚DR(DL)に対向する位置が、ローラ35の原点位置であり、マッサージ動作の開始時点でローラ35を原点位置とする制御を行う。このために、各種マッサージ動作の開始前にセンサ36は、ローラ35の回転位置を検出し、制御ユニット7が、このセンサ36の検出結果に基づいて駆動ユニット50によりローラ35を所定の回転角度について回転させ、このローラ35を回転方向の原点位置に位置させる。
また、各種マッサージ動作の途中において、センサ36の検出信号を用いて前記と同様の制御を行うことでローラ35を原点位置とした場合、そのマッサージ動作の途中において、脚DR(DL)に対して凸部37による刺激を与えにくい状態を得ることが可能となる。
本実施形態では、ローラ35において、回転中心35a回りに90°のピッチで凸部37の頂点が設けられており、また、その90°のピッチで平滑部38が設けられている。そこで、マッサージ動作の開始前、図8(A)に示すように、凸部37が脚DR(DL)に対向する位置にあっても、ローラ35を45°回転させることで、平滑部38が脚DR(DL)に対向する状態(図8(B)に示す状態)へと変化させる。
以上より、ローラ35を回転方向の原点位置に位置させるために、ローラ35の回転動作開始の前に、ローラ35を予備的に回転させてセンサ36によってローラ35の回転位置が検出されると、制御ユニット7は、平滑部38が脚DR(DL)に対向する位置までローラ35を駆動ユニット50により回転させる準備動作を行う。
以上、制御の具体例を図8に示す形態により説明したが、図20に示す形態のローラ35においても同様の制御が行われる。
前記のとおり(図13参照)エアセル31,32を膨張させることで、マッサージユニット10は、脚DR(DL)を掴むことができる。そして、脚DR(DL)を掴んだ状態で、つまり、エアセル31,32が膨張したままの状態で、第1可動部材11がZ方向に沿って当接面13側へ移動すると(図14参照)、脚DR(DL)を当接面13側へ移動させることができる。このように、エアセル31を膨張させて脚DR(DL)を掴むと共に、第1可動部材11を当接面13側に移動させることで、脚DR(DL)をローラ35に押し付けることができる。そして、第1可動部材11を当接面13側へ移動させるのに併せて、例えば、ローラ35を連続的に回転させれば、脚DR(DL)に対して凸部37と平滑部38とを交互に当接させることができ、強い刺激と弱い刺激とを交互に与えることができる。
また、エアセル31,32を膨張させて脚DR(DL)を掴んで保持し、ローラ35の凸部37を脚DR(DL)に対向する位置としてローラ35の回転を停止することで、脚DR(DL)に対してローラ35の凸部37を押し付け続けることができる。
エアセル31,32を膨張させて脚DR(DL)を掴んで保持するタイミングは、第1可動部材11が開口側に位置した状態であってもよいが、第1可動部材11が当接面13側へ位置している状態(図14参照)とするのが好ましい。このように、第1可動部材11を脚DR(DL)と共に当接面13側へ移動させた状態で、ローラ35の凸部37を、脚DR(DL)に対向させることで、この脚DR(DL)に対して強い刺激を与えることができる。
マッサージユニット10による脚DR(DL)へのマッサージ動作は、フットレスト5を上昇させた位置で行ってもよく、降下させた位置で行ってもよい。そこで、フットレスト5を上昇位置又は降下位置に保持し、エアセル31,32を収縮させた状態でローラ35の凸部37を脚DR(DL)に対向させる第1状態と、エアセル31,32を膨張させた状態でローラ35の平滑部38を脚DR(DL)に対向させる第2状態と、を交互に切り替える動作を行う。この動作の例3によれば、被施療者に対して、ローラ35の凸部37を強く感じさせないようにすることが可能となる。
動作の例4は、前記の動作の例3とは反対に、被施療者に対して、ローラ35の凸部37を強く感じさせるための動作である。つまり、フットレスト5を上昇位置又は降下位置に保持し、エアセル31,32を膨張させた状態でローラ35の凸部37を脚DR(DL)に対向させる第1状態と、エアセル31,32を収縮させた状態でローラ35の平滑部38を脚DR(DL)に対向させる第2状態と、を交互に切り替える動作を行う。
また、前記の動作の例1〜4を図8に示す形態により説明したが、図20に示す形態のローラ35においても同様の動作が行われる。
本実施形態のマッサージ装置1は、第1及び第2エアセル31,32の脚DR(DL)への押し付け力(掴み力)、つまり、エアセル31,32の動作により脚DR(DL)に与える影響の程度を調整する機能を備えている。そのための構成について説明する。
前記のとおり、制御ユニット7は、エアセル31,32それぞれへの給気及び排気の制御を行う機能を有しており、これは、エアセル31,32それぞれと繋がるバルブの開閉を制御することで実現される。
また、これと同様に、第2エアセル32への給気の時間を長くし、排気の時間を短くすると、第2エアセル32の内圧は高くなる傾向にある。第2エアセル32の内圧が高くなると、脚DR(DL)を押す力も増大する。これに対して、第2エアセル32への給気の時間を短くし、排気の時間を長くすると、第2エアセル32の内圧は低くなる傾向にある。第2エアセル32の内圧が低くなると、脚DR(DL)を押す力も減少する。
前記のとおり(図7及び図8参照)、ローラ35の外周には凸部37が90°毎に設けられており、ローラ35を一方向に連続して一定速度で回転させることで、同じ時間間隔Δt1で凸部37の頂点が脚DR(DL)に当たる。この場合、一つの凸部37の頂点が脚DR(DL)に当接した後、周方向についてその隣りに位置する凸部37の頂点が脚DR(DL)に当たることで、凸部37の接触の時間間隔Δt1は一定となる。
先ず、センサ36によりローラ35の位置を検出し、ローラ35の凸部37が脚DR(DL)に対向する状態(図8(A)の状態)とする。そして、このローラ35の凸部37の頂点が脚DR(DL)に対向する状態を中心として、制御ユニット7は、モータ55の正転と逆転とを繰り返し行う。つまり、一つの凸部37が周方向に沿って一方側と他方側とを往復移動することで、この一つの凸部37の頂点を間欠的に脚DR(DL)に当接させる。そして、この当接する時間間隔Δt2を、前記時間間隔Δt1よりも短くする。
なお、ローラ35によるマッサージを、図8に示す形態により説明したが、このローラ35の凸部37の代わりに、図20に示す形態のローラ35の回転体35cであってもよく、この場合においても、同様のマッサージが行われる。
図1に示すように、本実施形態のフットレスト5は、第1保持部81と、第2保持部82とを有している。第1保持部81は被施療者の主に脹脛を支持するのに対して、第2保持部82は被施療者の足(つまり、足首から足先までの部分)を支持する。そして、前記のとおり説明した左右のマッサージユニット10,10を備えているマッサージ手段8は、第1保持部81に設けられている。
足用の第2エアセル84は、膨張することで足D3の踵部を左右両側から挟む構成であり、この足用の第2エアセル84が膨張することで、足D3を第2保持部82に固定することができる。
なお、足用のこれらエアセル83,84の膨張と収縮の動作の切り換え、つまり、第2保持部82における足D3の固定と解除との切り換えは、前記エアセル31,32と同様にバルブの開閉により行われ、制御ユニット7がこの切り換えを行う。
前記固定部材は、足用の第1のエアセル83と足用の第2のエアセル84とのうちの一方であってもよい。
そこで、エアセル83,84によって足D3が固定されている被施療者の脹脛D1にローラ35が接触している状態で、制御ユニット7は、モータ55の回転方向を制御して、ローラ35を回転させる。そして、このローラ35の回転方向は、ローラ35が脹脛D1を太腿D2側へ持ち上げる方向(図17の矢印Ra方向)である。このマッサージ動作によれば、脹脛D1の筋肉を伸ばすように引っ張るマッサージが可能となる。
そして、前記のとおり、第1保持部81には、被施療者の脹脛D1に接触可能である第1のローラ35が設けられており、制御ユニット7によって、その正逆回転が制御される。第1のローラ35の回転中心線と、第2のローラ39の回転中心線とは平行である。
例えば、脹脛D1を太腿D2側へ押し上げる方向(矢印R1方向:図18では、時計回り方向)に第1のローラ35を回転させる場合、第2のローラ39を、足裏D4の中央部を踵側へ押す方向(矢印R2方向:図18では、時計回り方向)に回転させる。この場合、これらローラ35,39により、求心のマッサージが可能となる。
図1及び図16に示すマッサージ装置1では、フットレスト5(第1保持部81)に二つのマッサージユニット10,10が設けられており、これらマッサージユニット10,10が被施療者の脚のマッサージを行うことが可能となる。
これに対して、他の形態を有するマッサージ装置1として、前記マッサージユニット10を肘掛け部4(図1参照)に設けてもよい。この場合、図2に示すマッサージ手段8が備えている一対のマッサージユニット10,10のうちの一方のみが肘掛け部4に設けられる。
4:肘掛け部 5:フットレスト 7:制御ユニット
10:マッサージユニット 11:第1可動部材
12:第2可動部材 13:当接面
31:第1エアセル(第1マッサージ部材)
32:第2エアセル(第2マッサージ部材)
35:ローラ 35a:回転中心 35c:回転体(第1外周部)
36:センサ(検出部) 36a:磁石 37:凸部(第1外周部)
38:平滑部(第2外周部) 39:第2のローラ 41:第1支持壁
50:駆動ユニット 50a:ケース 50d:本体部
51a,51b:偏心カム 52a,52b:穴
53:回転軸 54:変換部
55:モータ 56:減速機 57:軸受
58a,58b:ガイドローラ 59a,59b:ガイドピン
60:収容部 65:布状部材
65a:表面 65b:裏面 67:回転部材
68:リンク 83,84:エアセル(固定部材)
D:脚(身体部位) D1:脹脛 D2:太腿
D3:足 D4:足裏 r:距離
X1:中心線 S1:空間
Claims (21)
- 被施療者の身体部位の長手方向に直交する方向の一方側に設けられ当該身体部位が当接可能となる当接面と、
前記当接面に交差する方向に移動可能として設けられている可動部材と、
前記可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材と、
前記可動部材を往復移動させる駆動ユニットと、
少なくとも前記駆動ユニットを制御する制御ユニットと、
前記可動部材の前記身体部位と反対側に設けられ当該身体部位から当該可動部材に生じる力を受けるようにして当該可動部材を支持する支持壁と、を有するマッサージユニットを備え、
前記支持壁は、前記可動部材の移動方向を規制するガイド部を有し、
前記当接面は、柔軟性を有する布状部材の表面からなり、
前記マッサージユニットは、更に、前記布状部材の裏面側に設けられ当該布状部材を介して前記身体部位に当接可能であると共に前記可動部材の前記往復移動に併せて回転するローラを有し、
前記ローラと前記可動部材により、マッサージ動作を行うことを特徴とするマッサージ装置。 - 前記駆動ユニットは、前記身体部位の長手方向及び前記往復移動の方向に直交する幅方向に平行な中心線回りに回転する偏心カムを有し、
前記当接面に交差する方向に移動可能として設けられている前記可動部材に、前記偏心カムに外嵌する穴が形成されている請求項1に記載のマッサージ装置。 - 前記駆動ユニットは、前記身体部位の長手方向及び前記往復移動の方向に直交する幅方向に平行な中心線回りに回転する回転部材と、
前記当接面に交差する方向に移動可能として支持されている前記可動部材の一部と、前記回転部材の周方向の一部とを連結しているリンクと、を有している請求項1又は2に記載のマッサージ装置。 - 前記マッサージユニットは、
前記可動部材を第1可動部材として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材の反対側に設けられ前記当接面に交差する方向に移動可能となる第2可動部材と、
前記第2可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材と、を更に有し、
前記マッサージユニットは、前記第2可動部材を前記マッサージ部材と共に、前記当接面に交差する方向に沿って当該当接面側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行い、
前記第1可動部材が前記当接面側へ移動するのに併せて前記第2可動部材は当該当接面と反対側へ移動し、前記第1可動部材が前記反対側へ移動するのに併せて前記第2可動部材は前記当接面側へ移動する請求項1〜3のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記可動部材に取り付けられている前記マッサージ部材は、エアが供給されると膨張して前記当接面側へ向かう方向の成分を有して前記身体部位を押圧するエアセルであり、
前記マッサージ動作は、前記エアセルが膨張した状態で、前記可動部材を当該エアセルと共に、前記当接面に交差する方向に沿って当該当接面側へ移動させる動作を含む請求項1〜3のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記マッサージ動作は、前記可動部材が前記当接面と反対側へ移動した状態で前記エアセルが膨張してから、当該エアセルが膨張したままの状態で当該可動部材を当該エアセルと共に、前記当接面側へ移動させる動作を含む請求項5に記載のマッサージ装置。
- 前記マッサージユニットは、
前記可動部材を第1可動部材として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材の反対側に設けられ前記当接面に交差する方向に移動可能となる第2可動部材と、
前記第2可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材と、を更に有し、
前記マッサージ動作は、前記第1可動部材に取り付けられている前記マッサージ部材と、前記第2可動部材に取り付けられている前記マッサージ部材とにより、前記身体部位を挟んだ状態として、当該第1可動部材及び当該第2可動部材の少なくとも一方を前記当接面側へ移動させる動作を含む請求項1〜3に記載のマッサージ装置。 - 前記可動部材は、前記身体部位の長手方向の成分も有して前記往復動作可能である請求項1〜7のいずれか一項に記載のマッサージ装置。
- 前記マッサージユニットは、 被施療者の身体部位を収容する収容部を有し、
前記可動部材は、当該収容部の内壁の一部として設けられかつ当該内壁の壁面に沿った方向に移動可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記駆動ユニットは、前記布状部材の裏面側に設けられている回転軸及び当該回転軸の回転を前可動部材の前記往復動作に変換する変換部を有し、
前記回転軸に前記ローラが設けられている請求項1〜9のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記マッサージユニットは、前記ローラの回転方向の位置を検出する検出部を備え、
前記マッサージ装置は、前記駆動ユニットを駆動させることで前記ローラの回転を制御する制御ユニットを備え、
前記ローラは、その外周に、当該ローラの回転中心からの距離が大きい第1外周部と、前記第1外周部よりも前記距離が小さい第2外周部とを有し、
前記制御ユニットは、前記第2外周部が前記身体部位に対向するように前記ローラの回転方向の位置を制御可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記制御ユニットは、前記検出部の検出結果に基づいて前記駆動ユニットにより前記ローラを回転させることで、当該ローラを回転方向の原点位置に位置させる制御が可能であり、
前記ローラが前記原点位置にある状態では、前記第2外周部が前記身体部位に対向する位置となる請求項11に記載のマッサージ装置。 - 前記検出部によって前記ローラの回転位置が検出されると、前記制御ユニットは、前記ローラの回転動作開始の前に、前記第2外周部が前記身体部位に対向する位置まで当該ローラを前記駆動ユニットにより回転させる準備動作を行う請求項11又は12に記載のマッサージ装置。
- 前記身体部位を収容する収容部と、
前記収容部の内壁の一部に設けられ膨張することで前記身体部位を押圧可能であるエアセルと、を更に備え、
前記制御ユニットは、前記ローラの回転方向の位置と前記エアセルの膨張のタイミングとを関連付けて、当該ローラの回転及び当該エアセルの膨張動作を制御する請求項1〜13のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記制御ユニットは、前記エアセルへの給気及び排気の制御を行う機能を有し、前記給気と前記排気とを繰り返す制御を行うと共に、前記ローラの回転位置に応じて当該給気の時間及び当該排気の時間を変更する制御を行う請求項14に記載のマッサージ装置。
- 前記制御ユニットは、前記駆動ユニットの動作を切り替えることで前記ローラを正転及び逆転させる制御が可能であり、
前記制御ユニットは、前記第1外周部が身体部位に対向する位置を中心として前記ローラの正転及び逆転を繰り返し行う請求項11〜13のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記ローラは、被施療者の脹脛に接触可能であり、
更に、被施療者の足を固定する固定部材を備え、
前記固定部材によって足が固定されている被施療者の脹脛に前記ローラが接触している状態で、当該ローラは、当該脹脛を太腿側へ持ち上げる方向に回転する請求項1〜16のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 前記ローラは、被施療者の脹脛に接触可能であり、
更に、被施療者の足裏に接触可能である第2のローラを備え、
前記制御ユニットは、前記脹脛に接触可能である第1の前記ローラと、前記第2のローラとを同じ回転方向に回転させる請求項1〜17のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 - 被施療者が着座する座部、前記被施療者が凭れる背もたれ部、及び、前記座部に着座する前記被施療者の左右の両脚を支持すると共に当該左右の両脚をマッサージする左右のマッサージユニットが設けられているフットレストを備えている椅子型のマッサージ装置であって、
左右の前記マッサージユニットそれぞれは、請求項1〜18のいずれか一項に記載のマッサージ装置が備えているマッサージユニットであることを特徴とするマッサージ装置。 - 被施療者が着座する座部、前記被施療者が凭れる背もたれ部、及び、前記座部に着座する前記被施療者の腕を支持すると共に当該腕をマッサージするマッサージユニットが設けられている肘掛け部を備えている椅子型のマッサージ装置であって、
前記マッサージユニットは、請求項1〜18のいずれか一項に記載のマッサージ装置が備えているマッサージユニットであることを特徴とするマッサージ装置。 - 前記フットレストには、前記被施療者の左脚用の前記マッサージユニットと、右脚用の前記マッサージユニットとが設けられ、
左脚用の前記マッサージユニットにマッサージ動作をさせるための駆動源と、右脚用の前記マッサージユニットにマッサージ動作をさせるための駆動源とは、共通する駆動源からなる請求項19に記載のマッサージ装置。
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