JP6535948B2 - 日除け吊り具 - Google Patents
日除け吊り具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6535948B2 JP6535948B2 JP2015060617A JP2015060617A JP6535948B2 JP 6535948 B2 JP6535948 B2 JP 6535948B2 JP 2015060617 A JP2015060617 A JP 2015060617A JP 2015060617 A JP2015060617 A JP 2015060617A JP 6535948 B2 JP6535948 B2 JP 6535948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sunshade
- hook
- stopper
- hook portion
- extending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
この構成によれば、日除けが強風等で煽られてフック部の先端部を乗り越えた場合であっても、日除けが架橋部材に引っ掛かったままの状態で日除け吊り具に保持されるので、日除けが脱落するのを抑制できるとされている。
本発明に係る日除け吊り具は、サッシに取り付けられるベース部と、前記ベース部から片持ち状に延設されたアーム部と、前記アーム部の前端部に連設され、日除けが吊り下げられるフック部と、前記フック部との間に前記日除けの挿入口を形成するとともに、前記挿入口を開閉可能に変形するストッパ部と、を備え、前記ストッパ部は、弾性変形可能とされるとともに、前記挿入口を閉塞する閉位置に向けて付勢され、前記フック部は、前記アーム部の前端部から下方に延設された下方延設部と、前記下方延設部の後方で上方に向けて延びる立ち上がり部と、前記下方延設部と前記立ち上がり部との間で前記立ち上がり部よりも下方に窪むとともに、前記日除けの位置決めを行う保持凹部と、を備え、前記立ち上がり部は、前記保持凹部から後方、かつ上方に向けて延在していることを特徴とする。
また、ストッパ部が挿入口を開閉可能に変形するため、従来のように日除けの着脱の度に架橋部材をフック部に着脱する構成に比べて構成の簡素化を図るとともに、着脱時の操作性を向上させることができる。
また、ストッパ部が閉位置に向けて付勢されているため、日除けを挿入口に向けて押し込むことで、ストッパ部が開位置に向けて弾性変形してストッパ部とフック部との間が押し広げられる。これにより、挿入口が開位置となり、フック部内に日除けを挿入できる。一方、日除けが挿入口を通過した後は、ストッパ部が自動的に閉位置に復元することになる。これにより、着脱時の操作性をより向上させることができる。
さらに、保持凹部内で日除けを保持することで、フック部内での日除けの位置決めを行うことができる。これにより、フック部での日除けのがたつきを抑制し、日除けの離脱方向への移動を未然に規制でき、日除けのフック部からの脱落を確実に抑制できる。
この構成によれば、日除けが強風に煽られる等してフック部から挿入口側(以下、離脱方向という)に移動した場合に、突起部に引っ掛かることで、日除けの離脱方向への移動が未然に規制される。これにより、日除けのフック部からの脱落を確実に抑制できる。
この構成によれば、フック部内で日除けを移動し難くすることができるので、日除けの離脱方向への移動が未然に規制される。これにより、日除けのフック部からの脱落を確実に抑制できる。
本発明に係る日除け吊り具において、前記ストッパ部は、閉位置において前記フック部に係合可能とされていてもよい。
この構成によれば、ストッパ部が閉位置においてフック部に係合されることで、ストッパ部が不意に開方向に変形するのを抑制できる。これにより、日除け部がフック部から脱落するのを確実に抑制できる。
(第1実施形態)
[日除け吊り具]
図1は日除け吊り具の斜視図であり、図2は日除け吊り具の断面図である。
図1、図2に示すように、本実施形態の日除け吊り具1は、窓や網戸等のサッシSに取り付けられ、簾やタープ等の日除けWを吊り下げ支持するものであって、金属材料や樹脂材料により構成されている。なお、日除け吊り具1は、サッシSのうち幅方向に間隔をあけて複数箇所に取り付けられ、日除けWを複数箇所で支持する。但し、各日除け吊り具1は、それぞれ同様の構成からなるため、以下の説明では一の日除け吊り具1について説明する。
アーム部12は、上述した前板21の上端部のうち、幅方向の中央部から前方に向けて直線状に延設されている。
次に、上述した日除け吊り具1の作用を説明する。
まず、日除け吊り具1をサッシSの上枠S1に取り付ける。具体的には、ベース部11の内側に上枠S1を進入させた状態で、締結部材22を締め付ける。これにより、上枠S1がベース部11内で締結部材22と後板24との間に挟持されることで、日除け吊り具1がサッシSに取り付けられる。
また、ストッパ部41が挿入口30を開閉可能に変形するため、従来のように日除けWの着脱の度に架橋部材をフック部に着脱する構成に比べて構成の簡素化を図るとともに、着脱時の操作性を向上させることができる。特に、ストッパ部41(ばね部43)がフック部13の先端部に向けて付勢されているため、日除けWの取付部W1を挿入方向に向けて押し込むだけでストッパ部41が開位置に移動し、取付部W1が挿入口30を通過した後、ストッパ部41が自動的に閉位置に復元することになる。そのため、操作性の更なる向上を図ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は第2実施形態に係る日除け吊り具1の断面図である。なお、以下の説明では、上述した実施形態と対応する構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図3に示すように、本実施形態の日除け吊り具1において、立ち上がり部33の先端部には、フック部13内(前方)に向けて突出する突起部50が配設されている。この突起部50は、断面視において前方に向けて凸の半円形状を呈し、立ち上り部33の幅方向全体に亘って延設されている。なお、突起部50は、立ち上がり部33の幅方向に間隔をあけて複数配設してもよく、立ち上がり部33の幅方向における一箇所に配設してもよい。また、突起部50は、フック部13と一体的に形成してもよく、フック部13と別体で形成してもよい。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図5は第3実施形態に係る日除け吊り具1の部分断面図である。なお、以下の説明では、上述した実施形態と対応する構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図5に示すように、本実施形態の日除け吊り具1において、フック部13の内面(支持面)には、フック部13の内面よりも摩擦抵抗の大きい滑り止め部材55が配設されている。滑り止め部材55は、例えばゴム材料からなるシート状のものであって、フック部13の内面全体に亘って配設されている。なお、フック部13の内面における滑り止め部材55の配設範囲は、適宜設計変更が可能である。すなわち、滑り止め部材55は、フック部13の内面において、一部分に配設したり、間欠的に配設したりすることも可能である。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図8は第4実施形態に係る日除け吊り具1の部分断面図である。なお、以下の説明では、上述した実施形態と対応する構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図8に示す日除け吊り具1において、フック部13のうち下方延設部31と立ち上がり部33との間に、下方(フック部13の外方)に向けて窪む保持凹部61が形成されている。保持凹部61は、下方に向けて凸の半円形状を呈し、取付部W1を前後方向及び下方から保持する。なお、保持凹部61の前後方向における開口幅は、フック部13の前後方向における開口幅よりも十分に小さく、取付部W1の厚さよりも僅かに大きくなっている。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図10は第5実施形態に係る日除け吊り具1の部分断面図である。なお、以下の説明では、上述した実施形態と対応する構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図10に示す日除け吊り具1において、フック部13の立ち上り部33は、後方延設部32の後端部から上方に向けて延設されている。立ち上がり部33の先端部(上端部)には、フック部13内(前方)に向けて屈曲する被係合部71が形成されている。被係合部71は、上方に向かうに従い前方に向けて傾斜している。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図12は第6実施形態に係る日除け吊り具1の部分断面図である。なお、以下の説明では、上述した実施形態と対応する構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図12に示す日除け吊り具1において、フック部13は断面視でL字状を呈し、上述した下方延設部31及び後方延設部32を有している。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。図13は第7実施形態に係る日除け吊り具1の部分断面図である。
図13に示す日除け吊り具1において、ストッパ部92は、後方延設部32に連結された連結部93と、連結部93から連設されたばね部94と、を有している。連結部93は、後方延設部32に熱溶着やリベット等を介して連結されている。
ばね部94は、断面視において前方に向けて凸の円弧状を呈し、下方及び上方から頂部に向かうに従い前方に向けて延在している。なお、本実施形態では、下方延設部31とばね部94との間が、フック部13内に取付部W1を挿入するための挿入口30を構成している。ばね部94は、頂部が下方延設部31に後方から最も近接(又は当接)する閉位置と、下方延設部31から離間する開位置と、の間を弾性変形するとともに、閉位置に向けて付勢されている。
例えば、上述した実施形態では、フック部13が後方に向けて屈曲するJ字状又はL字状を呈する構成について説明したが、これに限られない。フック部13は後方に向けて屈曲する構成であっても構わない。例えば図16に示すフック部13は、アーム部12の前端部から下方に向けて延設された下方延設部101と、下方延設部101の下端部に連設され、下方に向けて凸の円弧状を呈する円弧部102と、を有している。
また、図16に示す例において、ストッパ部110は、下方延設部101に連結された連結部111と、連結部111から連設されたばね部112と、を有している。
上述した実施形態では、アーム部12にフック部13が一つ配設された構成について説明したが、これに限らず、アーム部12に複数のフック部を配設する構成であっても構わない。
上述した実施形態では、日除けWの上部骨材W1をフック部13に引っ掛ける構成について説明したが、これに限らず、上部骨材W1から延びる連結具や、タープのハトメ等をフック部13に引っ掛けることも可能である。
ストッパ部130は、フック部13に一体で形成されるとともに、フック部13の下端部から上方に向けて延設されている。ストッパ部130は、フック部13との境界部分を起点にして前後方向に変形可能とされている。
13…フック部
41,82,92,110,130…ストッパ部
50…突起部
55,56,57…滑り止め部材
61…保持凹部
Claims (6)
- サッシに取り付けられるベース部と、
前記ベース部から片持ち状に延設されたアーム部と、
前記アーム部の前端部に連設され、日除けが吊り下げられるフック部と、
前記フック部との間に前記日除けの挿入口を形成するとともに、前記挿入口を開閉可能に変形するストッパ部と、を備え、
前記ストッパ部は、弾性変形可能とされるとともに、前記挿入口を閉塞する閉位置に向けて付勢され、
前記フック部は、
前記アーム部の前端部から下方に延設された下方延設部と、
前記下方延設部の後方で上方に向けて延びる立ち上がり部と、
前記下方延設部と前記立ち上がり部との間で前記立ち上がり部よりも下方に窪むとともに、前記日除けの位置決めを行う保持凹部と、を備え、
前記立ち上がり部は、前記保持凹部から後方、かつ上方に向けて延在していることを特徴とする日除け吊り具。 - サッシに取り付けられるベース部と、
前記ベース部から片持ち状に延設されたアーム部と、
前記アーム部の前端部に連設され、日除けが吊り下げられるフック部と、
前記フック部との間に前記日除けの挿入口を形成するとともに、前記挿入口を開閉可能に変形するストッパ部と、を備え、
前記ストッパ部は、弾性変形可能とされるとともに、前記挿入口を閉塞する閉位置に向けて付勢され、
前記フック部は、
前記アーム部の前端部から下方に延設された下方延設部と、
前記下方延設部の下端縁から後方に直線状に延設された後方延設部と、
前記後方延設部の後端縁から上方に延びる立ち上がり部と、を備え、
前記立ち上がり部は、後方に向かうに従い上方に向けて傾斜して延在した後、さらに上方に向けて延在していることを特徴とする日除け吊り具。 - 前記フック部には、前記日除けの前記挿入口側への移動を規制する突起部が配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の日除け吊り具。
- 前記フック部における前記日除けを支持する支持面には、滑り止め部材が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の日除け吊り具。
- 前記ストッパ部は、前記アーム部から前記立ち上がり部の上端部に向けて片持ちで延在している請求項1から請求項4の何れか1項に記載の日除け吊り具。
- 前記ストッパ部は、閉位置において前記フック部に係合可能とされていることを特徴とする請求項5に記載の日除け吊り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015060617A JP6535948B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 日除け吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015060617A JP6535948B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 日除け吊り具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016179032A JP2016179032A (ja) | 2016-10-13 |
JP6535948B2 true JP6535948B2 (ja) | 2019-07-03 |
Family
ID=57131602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015060617A Active JP6535948B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 日除け吊り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6535948B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5153853Y2 (ja) * | 1972-06-12 | 1976-12-23 | ||
US5979848A (en) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Kuthy; James | Curtain and mini blind hanger |
JP2002159393A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Okuda Seisakusho:Kk | 日除け吊り具 |
JP4836566B2 (ja) * | 2005-12-08 | 2011-12-14 | トーソー株式会社 | カーテンポール用ブラケット |
JP5770595B2 (ja) * | 2011-10-20 | 2015-08-26 | 未来工業株式会社 | 配線・配管材支持具 |
JP5784559B2 (ja) * | 2012-08-17 | 2015-09-24 | 株式会社日中製作所 | カーテンレールブラケット |
-
2015
- 2015-03-24 JP JP2015060617A patent/JP6535948B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016179032A (ja) | 2016-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4152254B2 (ja) | スライドファスナー用スライダー | |
EP1995097A1 (en) | Fixing clip for interior part of vehicle | |
JP2009507711A (ja) | ワイパーブレードとウインドスクリーンワイパーブレードホルダとの固定装置 | |
US20150014501A1 (en) | Slide lock for a roller blind fascia | |
US9403420B2 (en) | Sun visor holder | |
KR20080004986U (ko) | 커넥터클립 | |
JP5096895B2 (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ | |
JP5192312B2 (ja) | 照明カバーの取付け構造 | |
JP6535948B2 (ja) | 日除け吊り具 | |
JP6071507B2 (ja) | 天井板 | |
JP5760737B2 (ja) | ドアトリム | |
JP5002328B2 (ja) | 日射遮蔽装置のヘッドボックスカバー取付装置 | |
JP2014217709A (ja) | カーテン用アジャスターフックおよびカーテン用アジャスターフックを備えたカーテンセット | |
JP3143112U (ja) | 吊り下げ装置 | |
JP6558758B2 (ja) | シート保持具 | |
KR100838789B1 (ko) | 박스 조립체 | |
JP4790687B2 (ja) | 樹脂製クリップ | |
JP5893933B2 (ja) | カーテンの隙間塞ぎ装置 | |
JP4516974B2 (ja) | 軒樋支持具及びこれを用いた軒樋支持構造 | |
JP2014104877A (ja) | インストルメントパネルのボトムカバー取付け構造 | |
JP3150285U (ja) | カーテン吊り具 | |
JP4407932B2 (ja) | 筺体の壁掛け装置及び壁掛け時計 | |
JP5680713B2 (ja) | 軒樋吊り具 | |
JP3206469U (ja) | カーテン用補助フック | |
JP2019107431A (ja) | ランナー掛け用のフックの着脱・固定機構およびカーテン用アジャスターフック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181106 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190516 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6535948 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |