JP6519012B2 - 冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板及び製造方法 - Google Patents
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Description
C :0.10〜0.40%、
Si:0.01〜0.30%、
Mn:0.30〜1.00%、
Al:0.10超〜1.00%、
P :0.0001〜0.02%、
S :0.0001〜0.01%
を含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼板において、
(x)フェライト粒内の炭化物の個数:Aに対するフェライト粒界の炭化物の個数:Bの比率:B/Aが1を超え、
(y)フェライト粒径が5μm以上50μm以下であり、
(z)ビッカース硬さが100HV以上150HV以下である
ことを特徴とする冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板。
N :0.0001〜0.01%、
O :0.0001〜0.02%
の1種又は2種を含有することを特徴とする前記(1)に記載の冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板。
Ti:0.001〜0.10%、
Cr:0.001〜0.50%、
Mo:0.001〜0.50%、
B :0.0004〜0.01%、
Nb:0.001〜0.10%、
V :0.001〜0.10%、
Cu:0.001〜0.10%、
W :0.001〜0.10%、
Ta:0.001〜0.10%、
Ni:0.001〜0.10%、
Sn:0.001〜0.05%、
Sb:0.001〜0.05%、
As:0.001〜0.05%、
Mg:0.0001〜0.05%、
Ca:0.001〜0.05%、
Y :0.001〜0.05%、
Zr:0.001〜0.05%、
La:0.001〜0.05%、
Ce:0.001〜0.05%、
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板。
(i)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の成分組成の鋼片を、直接、又は、一旦冷却後、加熱して熱間圧延に供し、800℃以上900℃以下の温度域で仕上げ圧延を完了した熱延鋼板を、400℃以上550℃以下で捲き取り、
(ii)捲き取った熱延鋼板を払い出し、酸洗を施した後、650℃以上720℃以下の温度域で3時間以上60時間以下保持する1段目の箱焼鈍を施し、さらに、725℃以上790℃以下の温度域で3時間以上50時間以下保持する2段目の箱焼鈍を施す、2段ステップ型の箱焼鈍を施し、
(iii)上記箱焼鈍後の熱延鋼板を、1℃/時間以上30℃/時間以下に制御した冷却速度で650℃まで冷却し、次いで、室温まで冷却する
ことを特徴とする冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板の製造方法。
Cは、炭化物を形成し、鋼の強化及びフェライト粒の微細化に有効な元素である。冷間成形時、梨地の発生を抑制し、冷間成形品の表面美観を確保するためには、フェライト粒径の粗大化を抑制する必要がある。0.10%未満では、炭化物の体積率が不足し、箱焼鈍中、炭化物の粗大化を抑制できないので、Cは0.10%以上とする。好ましくは0.14%以上である。一方、Cが0.40%を超えると、炭化物の体積率が増加し、冷間成形性及び熱処理後靱性が低下するので、Cは0.40%以下とする。好ましくは0.38%以下である。
Siは、脱酸剤として機能する他、炭化物の形態に影響を及ぼし、熱処理後の靱性の向上に寄与する元素である。フェライト粒内の炭化物の個数を低減し、フェライト粒界上の炭化物の個数を増大するためには、2段ステップ型の箱焼鈍(以下「2段箱焼鈍」」ということがある。)により、焼鈍中にオーステナイト相を生成させ、一旦、炭化物を溶解した後、徐冷し、フェライト粒界への炭化物の析出を促進する必要がある。
Mnは、2段箱焼鈍において、炭化物の形態を制御する元素である。0.30%未満では、2段焼鈍後の徐冷において、フェライト粒界に、炭化物を生成させることが困難となるので、Mnは0.30%以上とする。好ましくは0.33%以上である。一方、1.00%を超えると、フェライトの硬度が増大し、冷間成形性が低下するので、Mnは1.00%以下とする。好ましくは0.96%以下である。
Alは、脱酸剤として作用するとともに、フェライトを安定化する元素である。また、Alは、固溶強化能が小さいので、冷間成形性を損なわずに熱処理後の靱性を向上させることが可能な元素である。0.10%未満では、添加効果が十分に得られないので、Alは0.10%以上とする。好ましくは0.30%以上である。一方、1.00%を超えると、A3点が上昇し、通常の焼入温度では焼入が困難となるので、Alは1.00%以下とする。好ましくは0.5%以下である。
Pは、フェライト粒界に偏析し、フェライト粒界における炭化物の生成を抑制する作用をなす元素である。それ故、Pは、少ないほど好ましいが、0.0001%未満に低減すると、精錬コストが大幅に増加するので、0.0001%以上とする。好ましくは0.0013%以上である。一方、Pが0.02%を超えると、フェライト粒界における炭化物の生成が抑制されて、炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Pは0.02%以下とする。好ましくは0.01%以下である。
Sは、MnSなどの非金属介在物を形成する不純物元素である。非金属介在物は、冷間成形時に割れの起点となるので、Sは、少ないほど好ましいが、0.0001%未満に低減すると、精錬コストが大幅に増加するので、0.0001%以上とする。好ましくは0.0012%以上である。一方、0.01%を超えると、非金属介在物が生成し、冷間成形性が低下するので、Sは0.01%以下とする。好ましくは0.009%以下である。
Nは、多量に存在すると、フェライトを脆化させる元素である。それ故、Nは、少ないほど好ましいが、0.0001%未満に低減すると、精錬コストが大幅に増加するので、0.0001%以上とする。好ましくは0.0006%以上である。一方、0.01%を超えると、フェライトが脆化し、冷間成形性が低下するので、Nは、0.01%以下とする。好ましくは、0.007%以下である。
Oは、多量に存在すると、粗大な酸化物の形成する元素である。それ故、Oは、少ないほど好ましい。しかし、0.0001%未満に低減すると、精錬コストが大幅に増加するので、0.0001%以上とする。好ましくは0.0011%以上である。一方、0.02%を超えると、鋼中に粗大な酸化物が生成し、冷間成形時に割れの起点となるので、Oはを0.02%以下とする。好ましくは、0.01%以下である。
Tiは、窒化物を形成し、結晶粒の微細化に寄与する元素である。0.001%未満では、添加効果が十分に得られないので、Tiは0.001%以上とする。好ましくは0.005%以上である。一方、0.10%を超えると、粗大なTi窒化物が生成し、冷間成形性が低下するので、Tiは0.10%以下とする。好ましくは0.07%以下である。
Crは、焼入れ性の向上に寄与する一方、炭化物に濃化して炭化物を安定化し、オーステナイト相内でも安定な炭化物を形成する元素である。0.001%未満では、焼入れ性向上効果が得られないので、Crは0.001%以上とする。好ましくは0.007%上である。一方、0.05%を超えると、オーステナイト相内で安定な炭化物が生成し、焼入れ時に炭化物の溶解が遅れ、所要の焼入れ強度が得られないので、Crは0.50%以下とする。好ましくは0.48%以下である。
Moは、Mnと同様に、炭化物の形態制御に有効な元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Moは0.001%以上とする。好ましくは0.017%以上である。一方、0.50%を超えると、r値の面内異方性が低下し、冷間成形性が低下するので、Moは0.50%以下とする。好ましくは0.45%以下である。
Bは、焼入れ性の向上に寄与する元素である。0.0004%未満では、添加効果が得られないので、Bは0.0004%以上とする。好ましくは0.0010%以上である。一方、0.01%を超えると、粗大なB化物が生成し、冷間成形性が低下するので、Bは0.01%以下とする。好ましくは0.008%以下である。
Nbは、炭化物の形態制御に有効な元素であり、また、組織を微細化して靭性の向上に寄与する元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Nbは0.001%以上とする。好ましくは0.002%以上である。一方、0.10%を超えると、微細なNb炭化物が多数生成して、強度が上昇しすぎるとともに、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Nbは0.10%以下とする。好ましくは0.09%以下である。
Vも、Nbと同様に、炭化物の形態制御に有効な元素であり、また、組織を微細化して靭性の向上に寄与する元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Vは0.001%以上とする。好ましくは0.004%以上である。一方、0.10%を超えると、微細なV炭化物が多数生成して、強度が上昇しすぎるとともに、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Vは0.10%以下とする。好ましくは、0.09%以下である。
Cuは、フェライト粒界に偏析する元素であり、また、微細な析出物を形成して強度の向上に寄与する元素である。0.001%未満では、強度向上効果が得られないので、Cuは0.001%以上とする。好ましくは0.004%以上である。一方、0.10%を超えると、フェライト粒界への偏析が赤熱脆性を招き、熱間圧延での生産性が低下するので、0.10%以下とする。好ましくは0.09%以下である。
Wも、Nb、Vと同様に、炭化物の形態制御に有効な元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Wは0.001%以上とする。好ましくは0.003%以上である。一方、0.10%を超えると、微細なW炭化物が多数生成して強度が上昇しすぎるとともに、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Wは0.10%以下とする。好ましくは0.08%以下である。
Taも、Nb、V、Wと同様に、炭化物の形態制御に有効な元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Taは0.001%以上とする。好ましくは0.007%以上である。一方、0.10%を超えると、微細なTa炭化物が多数生成して強度が上昇しすぎるとともに、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Taは0.10%以下とする。好ましくは0.09%以下である。
Niは、靭性の向上に有効な元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Niは0.001%以上とする。好ましくは0.002%以上である。一方、0.10%を超えると、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Niは0.10%以下とする。好ましくは0.09%以下である。
Snは、鋼原料から不可避的に混入する元素である。それ故、Snは、少ないほど好ましいが、0.001%未満に低減すると、精錬コストが大幅に増加するので、Snは0.001%以上とする。好ましくは0.002%以上である。一方、0.05%を超えると、フェライトが脆化して、冷間成形性が低下するので、Snは0.05%以下とする。好ましくは0.04%以下である。
Sbは、Snと同様に、鋼原料から不可避的に混入してえ、フェライト粒界に偏析し、フェライト粒界の炭化物の個数を低減する元素である。それ故、Sbは、少ないほど好ましいが、0.001%未満に低減すると、精錬コストが大幅に増加するので、Sbは0.001%以上とする。好ましくは0.002%以上である。一方、0.050%を超えると、Sbがフェライト粒界に偏析し、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Sbは0.05%以下とする。好ましくは0.04%以下である。
Asは、Sn、Sbと同様に、鋼原料から不可避的に混入し、フェライト粒界に偏析する元素である。それ故、Asは、少ないほど好ましいが、0.001%未満に低減すると、精錬コストが大幅に増加するので、Asは0.001%以上とする。好ましくは0.002%以上である。一方、0.05%を超えると、Asがフェライト粒界に偏析し、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Asは0.05%以下とする。好ましくは0.04%以下である。
Mgは、微量の添加で硫化物の形態を制御できる元素である。0.0001%未満では、添加効果が得られないので、Mgは0.0001%以上とする。好ましくは0.0008%以上である。一方、0.05%を超えると、フェライトが脆化し、冷間成形性が低下するので、Mgは0.05%以下とする。好ましくは0.04%以下である。
Caは、Mgと同様に、微量の添加で硫化物の形態を制御できる元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Caは0.001%以上とする。好ましくは0.003%以上である。一方、0.005%を超えると、粗大なCa酸化物が生成し、冷間鍛造時に割れの起点となるので、Caは0.05%以下とする。好ましくは0.04%以下である。
Yは、Mg、Caと同様に、微量の添加で硫化物の形態を制御できる元素である。0.001%未満では、添加効果が得られないので、Yは0.001%以上とする。好ましくは0.003%以上である。一方、0.05%を超えると、粗大なY酸化物が生成し、冷間成形時に割れの起点となるので、Yは0.05%以下とする。好ましくは0.03%以下である。
Zrは、Mg、Ca、Yと同様に、微量の添加で硫化物の形態を制御できる元素である、0.001%未満では、添加効果が得られないので、Zrは0.001%以上とする。好ましくは0.004%以上である。一方、0.05%を超えると、粗大なZr酸化物が生成し、冷間成形時に割れの起点となるので、Zrは0.05%以下とする。好ましくは0.04%以下である。
Laは、微量の添加で硫化物の形態を制御できる元素であるが、フェライト粒界に偏析し、フェライト粒界の炭化物の個数を低減する元素でもある。0.001%未満では、硫化物の形態制御効果が得られないので、Laは0.001%以上とする。好ましくは0.003%以上である。一方、0.05%を超えると、Laがフェライト粒界に偏析し、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Laは0.050%とする。好ましくは0.04%以下である。
Ceは、Laと同様に、微量の添加で硫化物の形態を制御できる元素であるが、フェライト粒界に偏析し、フェライト粒界の炭化物の個数を低減する元素でもある。0.001%未満では、硫化物の形態制御効果は得られないので、Ceは0.001%以上とする。好ましくは0.003%以上である。一方、0.05%を超えると、Ceがフェライト粒界に偏析し、フェライト粒界の炭化物の個数が減少し、冷間成形性が低下するので、Ceは0.05%以下とする。好ましくは、0.04%以下である。
表1(発明鋼板の成分組成)及び表2(比較鋼板の成分組成)に示す成分組成の連続鋳造鋳片(鋼片)を、熱延条件の影響を調べるため、種々の熱延条件(表4、参照)で熱間圧延し、板厚3.0mmの熱延鋼板コイルを製造した。
Claims (5)
- 質量%で、
C :0.10〜0.40%、
Si:0.01〜0.30%、
Mn:0.30〜1.00%、
Al:0.10超〜0.5%、
P :0.0001〜0.01%、
S :0.0001〜0.01%
を含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼板において、
(x)面積が0.01μm 2 以下の炭化物を除くフェライト粒内の炭化物の個数:Aに対する面積が0.01μm 2 以下の炭化物を除くフェライト粒界の炭化物の個数:Bの比率:B/Aが1を超え、
(y)フェライト粒径が5μm以上50μm以下であり、
(z)ビッカース硬さが100HV以上150HV以下である
ことを特徴とする冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板。 - 前記鋼板が、さらに、質量%で、
N :0.0001〜0.01%、
O :0.0001〜0.01%
の1種又は2種を含有することを特徴とする請求項1に記載の冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板。 - 前記鋼板が、さらに、質量%で、
Ti:0.001〜0.10%、
Cr:0.001〜0.50%、
Mo:0.001〜0.50%、
B :0.0004〜0.0031%、
Nb:0.001〜0.10%、
V :0.001〜0.10%、
Cu:0.001〜0.10%、
W :0.001〜0.10%、
Ta:0.001〜0.10%、
Ni:0.001〜0.10%、
Sn:0.001〜0.05%、
Sb:0.001〜0.05%、
As:0.001〜0.05%、
Mg:0.0001〜0.05%、
Ca:0.001〜0.05%、
Y :0.001〜0.05%、
Zr:0.001〜0.05%、
La:0.001〜0.05%、
Ce:0.001〜0.05%
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板を製造する製造方法であって、
(i)請求項1〜3のいずれか1項に記載の成分組成の鋼片を、直接、又は、一旦冷却後加熱して熱間圧延に供し、800℃以上900℃以下の温度域で仕上げ圧延を完了した熱延鋼板を、400℃以上550℃以下で捲き取り、
(ii)捲き取った熱延鋼板を払い出し、酸洗を施した後、650℃以上720℃以下の温度域で3時間以上60時間以下保持する1段目の箱焼鈍を施し、さらに、725℃以上790℃以下の温度域で3時間以上50時間以下保持する2段目の箱焼鈍を施す、2段ステップ型の箱焼鈍を施し、
(iii)上記箱焼鈍後の熱延鋼板を、1℃/時間以上30℃/時間以下に制御した冷却速度で650℃まで冷却し、次いで、室温まで冷却する
ことを特徴とする冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板の製造方法。 - 前記熱間圧延に供する鋼片の温度が1000〜1250℃であることを特徴とする請求項4に記載の冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板の製造方法。
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JP2015106744A JP6519012B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 冷間成形性と熱処理後靭性に優れた低炭素鋼板及び製造方法 |
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