JP6516455B2 - 配光レンズ - Google Patents
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Description
[1]所定方向に光を照射する光源(41)から入射した光を、予め設計した範囲および方向に配光するレンズ体(20)を備えた配光レンズ(10)において、
前記レンズ体(20)は、光軸が水平面上に延びる状態に配置された前記光源(41)から入射した光を、前方の目的とする照射位置にて、前記水平面より下方を主な照射範囲とし、かつ該照射範囲の中心より上方となる前記光軸および光軸より所定角度だけ下方に沿って強めて配光するものであり、
該レンズ体(20)は、前記光源(41)に頂端側が向く椀状に形成され、頂端側にて前記光源(41)の光軸を中心とする光が入射する入射部(21)と、頂端側の反対側にて中実の椀状内部を通過した光が出射する出射面(22)と、該出射面(22)上にて前記入射部(21)と前記光軸上で対向する位置に開口し、前記入射部(21)に向かって内側に凹む有底の孔部(23)と、椀状の周壁(24)の内面である反射面(24a)と、を備え、
前記入射部(21)の表面と前記孔部(23)の底面は、互いに対向して所定のレンズ形状を成し、該レンズ形状によって、前記光源(41)の光軸を中心とする光は、前記光軸および前記光軸より所定角度だけ下方に沿って前記孔部(23)内を通り開口より出射され、
前記入射部(21)を通り前記孔部(23)の底面より周囲に入射した光は、前記反射面(24a)によって全反射された後、前記孔部(23)を通らず前記出射面(22)より前記水平面の下方に向けて出射されることを特徴とする配光レンズ(10)。
各レンズ体(20)の出射面(22)は、前記基体(11)の表面上に連なり、各レンズ体(20)の椀状の周壁(24)は、前記基体(11)の裏面より膨出し、
前記基体(11)は、各レンズ体(20)に対応した光源(41)が実装された光源基板(40)の前方にて平行に対向する状態に配置され、
前記各光源(41)は、それぞれ前記光源基板(40)上にて同一方向に光軸が向く状態に配置されていることを特徴とする前記[1],[2],[3],[4]または[5]に記載の配光レンズ(10A)。
各レンズ体(20)のうち少なくとも1つは、ロービーム用のレンズ体(20)として、前記[1],[2],[3],[4]または[5]に記載のレンズ体(20)であり、
各レンズ体(20)のうち前記ロービーム用のレンズ体(20)以外の少なくとも1つは、ハイビーム用のレンズ体(20A)として、光源(41)から入射した光を、前方の目的とする照射位置にて、前記光源(41)の光軸を中心とする所定の照射範囲に出射する配光に構成され、
各レンズ体(20,20A)の出射面(22)は、前記基体(11)の表面上に連なり、各レンズ体(20)の椀状の周壁(24)は、前記基体(11)の裏面より膨出し、
前記基体(11)は、前記ロービーム用および前記ハイビーム用の各レンズ体(20,20A)に対応した光源(41)が実装された光源基板(40)の前方にて平行に対向する状態に配置され、
前記各光源(41)は、それぞれ前記光源基板(40)上にて同一方向に光軸が向く状態に配置されていることを特徴とする配光レンズ(10A)。
前記[1]に記載の配光レンズ(10)では、そのレンズ体(20)によって、光軸が水平面上に延びる状態に配置された光源(41)から入射した光を、前方の目的とする照射位置にて、前記水平面より下方を主な照射範囲とし、かつ該照射範囲の中心より上方となる光軸および光軸より所定角度だけ下方に沿って強めて配光する。
このように、入射部(21)が凹んだ形状である場合には、その中心に光軸が直交する光源(41)からの光を漏らさず効率良く受け入れることができる。また、全体的な凹みの中心底に形成した入射レンズ面(21a)によって、光源(41)の光軸付近の光を、効率良く入射レンズ面(21a)と対をなす孔部(23)の底面に向かわせることができる。
本実施の形態に係る配光レンズ10は、所定方向に光を照射する光源であるLED41から入射した光を、予め設計した範囲および方向に配光するレンズ体20を備えたものである。なお、配光レンズ10は、その構成の一部としてレンズ体20を含むものでも良く、あるいはレンズ体20の部位だけで配光レンズ10として捉えても良い。
図8および図9に示すように、本配光レンズ10は、LED41の直ぐ前方にて、その光軸Lがレンズ体20の入射部21に対して直交するように配置される。ここでLED41自体は、光軸Lが水平面上に延びる状態に配置される。かかる配置の状態で、LED41から光軸Lを中心として照射された光は、先ずレンズ体20の椀状の頂端側にある入射部21に入射する。
さらに、図示省略したが別の実施の形態として、1つの基体11上に全て同じロービーム用のレンズ体20,20Bを一体に成形しても良い。
10A…配光レンズ
11…基体
20…レンズ体
20A…レンズ体
21…入射部
21a…入射レンズ面
22…出射面
23…孔部
23a…上出射レンズ面
23b…下出射レンズ面
23c…テーパー面
24…周壁
24a…反射面
40…LED基板
41…LED
1…標識灯
2…灯体
3…収納部
4…放熱フィン
5…ヒートシンク
Claims (7)
- 所定方向に光を照射する光源から入射した光を、予め設計した範囲および方向に配光するレンズ体を備えた配光レンズにおいて、
前記レンズ体は、光軸が水平面上に延びる状態に配置された前記光源から入射した光を、前方の目的とする照射位置にて、前記水平面より下方を主な照射範囲とし、かつ該照射範囲の中心より上方となる前記光軸および光軸より所定角度だけ下方に沿って強めて配光するものであり、
該レンズ体は、前記光源に頂端側が向く椀状に形成され、頂端側にて前記光源の光軸を中心とする光が入射する入射部と、頂端側の反対側にて中実の椀状内部を通過した光が出射する出射面と、該出射面上にて前記入射部と前記光軸上で対向する位置に開口し、前記入射部に向かって内側に凹む有底の孔部と、椀状の周壁の内面である反射面と、を備え、
前記入射部の表面と前記孔部の底面は、互いに対向して所定のレンズ形状を成し、該レンズ形状によって、前記光源の光軸を中心とする光は、前記光軸および前記光軸より所定角度だけ下方に沿って前記孔部内を通り開口より出射され、
前記入射部を通り前記孔部の底面より周囲に入射した光は、前記反射面によって全反射された後、前記孔部を通らず前記出射面より前記水平面の下方に向けて出射されることを特徴とする配光レンズ。 - 前記入射部は、前記光源の光軸を中心とする同心円状で出射側に向かってアール断面形状に凹み、該凹んだ表面の中心底に、光源側に向かってアール断面形状に出っ張る入射レンズ面が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の配光レンズ。
- 前記孔部の底面のうち、該底面と交わる前記光軸が延びる水平面を間にして、上側は、前記入射レンズ面を通過した光を光軸方向に直進させる上出射レンズ面に形成され、下側は、前記入射レンズ面を通過した光を光軸と所定角度で交差する下向きに進行させる下出射レンズ面に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の配光レンズ。
- 前記孔部の内周面のうち、該内周面を上下に分ける前記水平面を間にして、上側は、前記光軸と平行に延びる一方、下側は、前記光軸と所定角度で交差する下向きに傾斜することを特徴とする請求項3に記載の配光レンズ。
- 前記反射面のうち、該反射面を上下に分ける前記水平面を間にして、上側は、前記孔部の底面より上方に広がる光を、前記光軸と所定角度で交差する下向きに全反射させる臨界角に設定され、下側は、前記孔部の底面より下方に広がる光を、前記光軸と所定角度で交差する下向きに全反射させる臨界角に設定されたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の配光レンズ。
- 一枚の基体上に複数の前記レンズ体が一体に成形され、
各レンズ体の出射面は、前記基体の表面上に連なり、各レンズ体の椀状の周壁は、前記基体の裏面より膨出し、
前記基体は、各レンズ体に対応した光源が実装された光源基板の前方にて平行に対向する状態に配置され、
前記各光源は、それぞれ前記光源基板上にて同一方向に光軸が向く状態に配置されていることを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載の配光レンズ。 - 一枚の基体上に複数のレンズ体が一体に成形され、
各レンズ体のうち少なくとも1つは、ロービーム用のレンズ体として、請求項1,2,3,4または5に記載のレンズ体であり、
各レンズ体のうち前記ロービーム用のレンズ体以外の少なくとも1つは、ハイビーム用のレンズ体として、光源から入射した光を、前方の目的とする照射位置にて、前記光源の光軸を中心とする所定の照射範囲に出射する配光に構成され、
各レンズ体の出射面は、前記基体の表面上に連なり、各レンズ体の椀状の周壁は、前記基体の裏面より膨出し、
前記基体は、前記ロービーム用および前記ハイビーム用の各レンズ体に対応した光源が実装された光源基板の前方にて平行に対向する状態に配置され、
前記各光源は、それぞれ前記光源基板上にて同一方向に光軸が向く状態に配置されていることを特徴とする配光レンズ。
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