JP6512572B2 - 光透過性プラスチック部材の青色光カット方法 - Google Patents
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Description
また、この着色方法は、染色浴液を利用していることから、染色浴液中への染料の分散ムラ、レンズを染色浴液に浸漬したときの染料の浸透ムラが発生する等の品質上の問題が発生することがあった。そのため、左眼用と右眼用のレンズを対にしての同時着色する方法をとらざるを得なかった(着色ムラの防止)。
さらに、染色浴液に使用する染料が混在した液の排水処理、また染色工程中の温度制御等に利用するエネルギーのロス等の問題があった。
すなわち、光透過性プラスチック部材の用途(例えば、光透過性プラスチック部材をメガネ用のカラーレンズ、パソコンやスマートフォンやタブレット端末などの表示装置用の光透過性表示板、あるいは光源としてLEDを使用した機器の光透過板など)によって、青色光のカット率幅が異なる場合の電離性放射線の照射条件については、開示されているものではない。
本発明の目的は、光透過性プラスチック部材の材質別に、青色光のカット率幅と、電離性放射線の照射条件との関係を体系的にまとめて、所望する青色光カット率が確実に得られる光透過性プラスチック部材の青色光カット方法およびそれによって得られた光透過性プラスチック部材を提供することにある。
光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することにより、当該光透過性プラスチック部材を通過する光のうち、波長が400nm〜500nmの青色光を所望のカット率でカットする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
前記光透過性プラスチック部材がポリアミド系樹脂の場合は、前記電離性放射線の照射線量(X)と前記青色光のカット率(Y)の関係から求めた、下記の式(I−1)で示されるX−Y関係曲線と、下記の式(II−1)で示されるX−Y関係曲線で囲まれた領域の中から、前記所望のカット率(Y)に適合する前記電離性放射線の照射線量(X)を選択して、その電離性放射線の照射線量(X)を前記光透過性プラスチック部材に照射し、
Y=29.984X0.2511・・・・(I−1)
Y=19.352X0.2583・・・・(II−1)
前記光透過性プラスチック部材がポリカーボネート系樹脂の場合は、前記電離性放射線の照射線量(X)と前記青色光のカット率(Y)の関係から求めた、下記の式(I−2)で示されるX−Y関係曲線と、下記の式(II−2)で示されるX−Y関係曲線で囲まれた領域の中から、前記所望のカット率(Y)に適合する前記電離性放射線の照射線量(X)を選択して、その電離性放射線の照射線量(X)を前記光透過性プラスチック部材に照射し、
Y=30.484X0.1137・・・・(I−2)
Y=19.169X0.1278・・・・(II−2)
前記光透過性プラスチック部材がポリアクリル系樹脂の場合は、前記電離性放射線の照射線量(X)と前記青色光のカット率(Y)の関係から求めた、下記の式(I−3)で示されるX−Y関係曲線と、下記の式(II−3)で示されるX−Y関係曲線で囲まれた領域の中から、前記所望のカット率(Y)に適合する前記電離性放射線の照射線量(X)を選択して、その電離性放射線の照射線量(X)を前記光透過性プラスチック部材に照射することを特徴とするものである。
Y=8.0794X0.3619・・・・(I−3)
Y=5.8259X0.33・・・・・(II−3)
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、
前記光透過性プラスチック部材がポリアミド系樹脂からなり、
(1).前記青色光の所望のカット率の範囲が20%〜35%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を1kGy、
(2).前記青色光の所望のカット率の範囲が25%〜42%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を5kGy〜10kGy、
(3).前記青色光の所望のカット率の範囲が35%〜60%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を15kGy、
(4).前記青色光の所望のカット率の範囲が48%〜75%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を20kGy〜25kGy、
とし、
前記光透過性プラスチック部材がポリカーボネート系樹脂からなり、
(1).前記青色光の所望のカット率の範囲が20%〜32%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を1kGy、
(2).前記青色光の所望のカット率の範囲が23%〜36%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を5kGy、
(3).前記青色光の所望のカット率の範囲が25%〜40%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を10kGy〜20kGy、
(4).前記青色光の所望のカット率の範囲が32%〜50%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を25kGy、
とし、
前記光透過性プラスチック部材がポリアクリル系樹脂からなり、
(1).前記青色光の所望のカット率の範囲が5%〜13%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を1kGy〜5kGy、
(2).前記青色光の所望のカット率の範囲が10%〜23%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を10kGy〜15kGy、
(3).前記青色光の所望のカット率の範囲が15%〜30%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を20kGy〜25kGy、
とすることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1または第2の手段において、
前記光透過性プラスチック部材の表面に機能性膜を形成した後、その機能性膜の上から光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1または第2の手段において、
前記光透過性プラスチック部材が他の部材と一体になっている状態で、前記光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は光透過性プラスチック部材であって、前記第1ないし第4のいずれかの青色光カット方法で処理されたことを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は前記第5の手段において、光透過性プラスチック部材が、メガネ用レンズ、表示装置用の光透過性表示板、光源としてLEDを使用した機器の光透過性部材、カメラ用レンズ、光学系フィルターであることを特徴とするものである。
ポリアクリル系樹脂としては、アクリル酸およびそのエステル、アクリルアミド、アクロニトリル、メタクリル酸およびそのエステルなどの重合体および共重合体などがあり、光透過率が大きく透明性が優れている。
本発明の光透過性プラスチック部材は、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、光安定化剤、内部離型剤、酸化防止剤、染料、顔料、耐電防止剤、偏光剤(偏光膜)等の公知の各種添加剤を加えて、混合または重合させることにより特定の効果を付与しても良い。
図1中の曲線Aは吸収線量が1kGy、曲線Bは吸収線量が5kGy、曲線Cは吸収線量が10kGy、曲線Dは吸収線量が15kGy、曲線Eは吸収線量が20kGy、曲線Fは吸収線量が25kGyの場合の特性曲線である。
吸収線量1kGyの場合の照射時間は1時間、線量率は1kGy/h、
吸収線量5kGyの場合の照射時間は0.5時間、線量率は10kGy/h、
吸収線量10kGyの場合の照射時間は1時間、線量率は10kGy/h、
吸収線量15kGyの場合の照射時間は1.5時間、線量率は10kGy/h、
吸収線量20kGyの場合の照射時間は2時間、線量率は10kGy/h、
吸収線量25kGyの場合の照射時間は2.5時間、線量率は10kGy/h、
である。線量と照射時間と線量率の条件は、図3ならびに図5に示す他の合成樹脂からなるレンズにおいても同様である。
この図1の光透過率特性値を基にして、レンズへの吸収線量と波長400nm〜500nmの範囲のブルーカット率(青色光カット率)との関係を図2に示す。
本発明で使用しているブルーカット率は、波長400nmの光透過率を0%(基準)とし、波長401nmの光透過率を測定しその光透過率が例えば10%、波長402nmの光透過率が例えば20%、波長403nmの光透過率が例えば30%、波長404nmの光透過率が例えば40%、波長405nmの光透過率が例えば50%であった場合、波長401nmから波長405nmまでの測定光透過率の平均値(この例では、(10+20+30+40+50)/5=30%)を求める。そして、100(%)からその平均値(この例では、30%)除した値(この例では、100−30=70%)が波長401nm〜405nmの範囲のブルーカット率と定義した。
図2に示すブルーカット率は、波長401nmから波長1nm刻みで波長500nmまでの光透過率を測定して、波長400nm〜500nmの範囲のブルーカット率の平均値を示している。本実施例では波長1nm刻みで波長500nmまでの光透過率を測定したが、波長数nm刻みで波長500nmまでの光透過率を測定することもできる。
(1).ブルーカット率の範囲が20%〜35%で、平均ブルーカット率が28%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を1kGy、
(2).ブルーカット率の範囲が25%〜42%で、平均ブルーカット率が34%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を5kGy〜10kGy、
(3).ブルーカット率の範囲が35%〜60%で、平均ブルーカット率が48%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を15kGy、
(4).ブルーカット率の範囲が48%〜75%で、平均ブルーカット率が60%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を20kGy〜25kGy、
にすればよいことが分かる。
図3中の曲線Aは吸収線量が1kGy、曲線Bは吸収線量が5kGy、曲線Cは吸収線量が10kGy、曲線Eは吸収線量が20kGy、曲線Fは吸収線量が25kGyの場合の特性曲線である。なお、吸収線量が15kGyの場合の特性曲線は、吸収線量が10kGyの場合の特性曲線Cと殆ど重なり図面が煩雑になるため、図示を省略した。この図から明らかなように、特に波長400nm〜500nmの範囲(青色光)において、吸収線量を徐々に増すことにより、放射線照射後の光透過率が段階的に落ちている。
この図3の光透過率特性値を基にして、レンズへの吸収線量と波長400nm〜500nmの範囲のブルーカット率(青色光カット率)との関係を図4に示す。
(1).ブルーカット率の範囲が20%〜32%で、平均ブルーカット率が26%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を1kGy、
(2).ブルーカット率の範囲が23%〜36%で、平均ブルーカット率が28%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を5kGy、
(3).ブルーカット率の範囲が25%〜40%で、平均ブルーカット率が33%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を10kGy〜20kGy、
(4).ブルーカット率の範囲が32%〜50%で、平均ブルーカット率が40%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を25kGy、
にすればよいことが分かる。
図5中の曲線Aは吸収線量が1kGy、曲線Bは吸収線量が5kGy、曲線Cは吸収線量が10kGy、曲線Dは吸収線量が15kGy、曲線Eは吸収線量が20kGy、曲線Fは吸収線量が25kGyの場合の特性曲線である。この図から明らかなように、特に波長400nm〜500nmの範囲(青色光)において、吸収線量を徐々に増すことにより、放射線照射後の光透過率が段階的に落ちている。
この図5の光透過率特性値を基にして、レンズへの吸収線量と波長400nm〜500nmの範囲のブルーカット率(青色光カット率)との関係を図6に示す。
(1).ブルーカット率の範囲が5%〜13%で、平均ブルーカット率が9%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を1kGy〜5kGy、
(2).ブルーカット率の範囲が10%〜23%で、平均ブルーカット率が16%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を10kGy〜15kGy、
(3).ブルーカット率の範囲が15%〜30%で、平均ブルーカット率が22%前後のレンズが得たい場合は、レンズに対して吸収線量を20kGy〜25kGy、
にすればよいことが分かる。
前記実施例ではメガネ用レンズの場合について説明したが、その他例えばパソコンやスマートフォンやタブレット端末などの表示装置用の光透過性表示板、あるいは光源としてLEDを使用した機器の光透過部材、カメラ用レンズ、光学系フィルターなど各種分野において、ブルーカット率幅が異なる場合の電離性放射線の照射条件を特定する場合にも適用可能である。
また、電離性放射線は物質透過性が非常に高いことから、光透過性プラスチック部材を複数枚(複数個)重ねて、電離性放射線を同時に照射することも可能である。
Claims (9)
- ポリアミド系樹脂からなる光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することにより、当該光透過性プラスチック部材を通過する光のうち、波長が400nm〜500nmの青色光を所望のカット率でカットする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
前記電離性放射線の照射線量(X)と前記青色光のカット率(Y)の関係から求めた、下記の式(I−1)で示されるX−Y関係曲線と、下記の式(II−1)で示されるX−Y関係曲線で囲まれた領域の中から、前記所望のカット率(Y)に適合する前記電離性放射線の照射線量(X)を選択して、その電離性放射線の照射線量(X)を前記光透過性プラスチック部材に照射することを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。
Y=29.984X0.2511・・・・(I−1)
Y=19.352X0.2583・・・・(II−1) - ポリカーボネート系樹脂からなる光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することにより、当該光透過性プラスチック部材を通過する光のうち、波長が400nm〜500nmの青色光を所望のカット率でカットする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
前記電離性放射線の照射線量(X)と前記青色光のカット率(Y)の関係から求めた、下記の式(I−2)で示されるX−Y関係曲線と、下記の式(II−2)で示されるX−Y関係曲線で囲まれた領域の中から、前記所望のカット率(Y)に適合する前記電離性放射線の照射線量(X)を選択して、その電離性放射線の照射線量(X)を前記光透過性プラスチック部材に照射することを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。
Y=30.484X0.1137・・・・(I−2)
Y=19.169X0.1278・・・・(II−2) - ポリアクリル系樹脂からなる光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することにより、当該光透過性プラスチック部材を通過する光のうち、波長が400nm〜500nmの青色光を所望のカット率でカットする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
前記電離性放射線の照射線量(X)と前記青色光のカット率(Y)の関係から求めた、下記の式(I−3)で示されるX−Y関係曲線と、下記の式(II−3)で示されるX−Y関係曲線で囲まれた領域の中から、前記所望のカット率(Y)に適合する前記電離性放射線の照射線量(X)を選択して、その電離性放射線の照射線量(X)を前記光透過性プラスチック部材に照射することを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。
Y=8.0794X0.3619・・・・(I−3)
Y=5.8259X0.33・・・・・(II−3) - 請求項1に記載の光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
(1).前記青色光の所望のカット率の範囲が20%〜35%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を1kGy、
(2).前記青色光の所望のカット率の範囲が25%〜42%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を5kGy〜10kGy、
(3).前記青色光の所望のカット率の範囲が35%〜60%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を15kGy、
(4).前記青色光の所望のカット率の範囲が48%〜75%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を20kGy〜25kGy、
とすることを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。 - 請求項2に記載の光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
(1).前記青色光の所望のカット率の範囲が20%〜32%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を1kGy、
(2).前記青色光の所望のカット率の範囲が23%〜36%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を5kGy、
(3).前記青色光の所望のカット率の範囲が25%〜40%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を10kGy〜20kGy、
(4).前記青色光の所望のカット率の範囲が32%〜50%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を25kGy、
とすることを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。 - 請求項3に記載の光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
(1).前記青色光の所望のカット率の範囲が5%〜13%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を1kGy〜5kGy、
(2).前記青色光の所望のカット率の範囲が10%〜23%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を10kGy〜15kGy、
(3).前記青色光の所望のカット率の範囲が15%〜30%の場合は、前記光透過性プラスチック部材に対して吸収線量を20kGy〜25kGy、
とすることを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
前記光透過性プラスチック部材の表面に機能性膜を形成した後、その機能性膜の上から光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光透過性プラスチック部材の青色光カット方法において、
前記光透過性プラスチック部材が他の部材と一体になっている状態で、前記光透過性プラスチック部材に対して電離性放射線を照射することを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の光透過性プラスチック部材が、メガネ用レンズ、表示装置用の光透過性表示板、光源としてLEDを使用した機器の光透過性部材、カメラ用レンズ、光学系フィルターであることを特徴とする光透過性プラスチック部材の青色光カット方法。
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