JP6512280B2 - 紫外線硬化型インクジェット組成物、収容体及びインクジェット方法 - Google Patents
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Description
[1]収容体に収容され、ビニルエーテル基と(メタ)アクリロイル基とを有する重合性化合物を含有し、組成物の全量に対して、水分量が0.05質量%以上1.0質量%以下である、紫外線硬化型インクジェット組成物。
[2]ラジカル重合型の紫外線硬化型組成物である、[1]記載のインクジェット組成物。
[3]前記組成物の全量に対して、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤を3.0〜15質量%含有する、[1]又は[2]記載のインクジェット組成物。
[4]前記重合性化合物を、前記組成物の全量に対して、10〜70質量%含有する、[1]〜[3]のいずれか1つに記載のインクジェット組成物。
[5]前記重合性化合物として、下記一般式(1):
CH2=CR1−COOR2−O−CH=CH−R3 ・・・(1)
(式中、R1は水素原子又はメチル基であり、R2は炭素数2〜20の2価の有機残基であり、R3は水素原子又は炭素数1〜11の1価の有機残基である。)
で表される重合性化合物を含有する、[1]〜[4]のいずれか1つに記載のインクジェット組成物。
[6]芳香環を有する単官能(メタ)アクリレートを更に含有する、[1]〜[5]のいずれか1つに記載のインクジェット組成物。
[7][1]〜[6]のいずれか1つに記載のインクジェット組成物を収容した収容体。
[8]容器と、前記容器内に充填された[1]〜[6]のいずれか1つに記載の組成物と、を備える収容体であって、前記容器を構成する部材の水蒸気透過率が、40℃、相対湿度90%の環境下で30g/m2・24hrs以下である、収容体。
[9]容器と、前記容器内に充填された[1]〜[6]のいずれか1項に記載の組成物と、を備える収容体であって、少なくとも前記容器を収納し密封する密封部材を備え、前記密封部材の水蒸気透過率が、40℃、相対湿度90%の環境下で30g/m2・24hrs以下である、収容体。
[10][1]〜[6]のいずれか1つに記載のインクジェット組成物を被吐出体に付着させる付着工程を有する、インクジェット方法。
[11]前記被吐出体に付着した前記組成物に、発光ピーク波長が360〜420nmの範囲にある紫外線発光ダイオードにより光を照射して硬化させる硬化工程を有する、[10]記載のインクジェット方法。
本実施形態の紫外線硬化型インクジェット組成物(以下、単に「組成物」ともいう。)は、インクジェット法により吐出されて用いられる組成物であり、収容体に収容された組成物であって、ビニルエーテル基と(メタ)アクリロイル基とを有する重合性化合物と、水分とを含有するものである。組成物の全量に対して、そこに含有される水分量は0.05質量%以上1.0質量%以下である。組成物は、その硬化性を更に高める観点から、ラジカル重合型の紫外線硬化型組成物であると好ましい。以下、組成物の1実施形態として記録に用いる「インク組成物」とも記載するが、組成物はインク組成物以外の組成物であってもよい。
インク組成物は、ビニルエーテル基と(メタ)アクリロイル基とを有する重合性化合物を1種又は2種以上含有する。このような重合性化合物は、単独で、又は重合開始剤の作用により、光照射等のエネルギーの付与により重合して、被記録媒体上のインク組成物を硬化させることができる。この重合性化合物としては特に限定されないが、本発明の課題をより有効かつ確実に解決する観点から、ビニルエーテル基を有する(メタ)アクリレートが好ましい。そのような重合性化合物としては、単官能又は多官能のビニルエーテル基を有する(メタ)アクリレートが挙げられ、上記と同様の観点から、これらが好ましい。
CH2=CR1−COOR2−O−CH=CH−R3 ・・・(1)
で表される重合性化合物を含有することが好ましい。ここで、式(1)中、R1は水素原子又はメチル基であり、R2は炭素数2〜20の2価の有機残基であり、R3は水素原子又は炭素数1〜11の1価の有機残基である。上記一般式(1)で表される重合性化合物は、インク組成物の硬化性を一層高めるものであるため、保存安定性を低下させやすいものであるが、本実施形態のインク組成物の構成を備えることにより、保存安定性の低下を更に効率的に抑制できる。その結果、本実施形態のインク組成物が上記一般式(1)で表される重合性化合物を含有する場合、硬化性と保存安定性とを更に高いレベルで両立することができる。
本実施形態のインク組成物は水分を含有し、その水分量は、インク組成物の全量(100質量%)に対して0.05質量%以上1.0質量%以下である。これにより、インク組成物の保存安定性と硬化性とを高いレベルで両立することが可能となる。さらに、インク組成物中の異物の発生をより抑制でき、色材として顔料を用いた場合の顔料の凝集、特に顔料と共に分散剤を用いた場合の顔料の凝集をより抑制することができるので、その吐出安定性を更に高めることができる。また、インク組成物がアシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤を含有する場合に、その光重合開始剤をインク組成物中に良好に溶解させることができる。水分量は、インク組成物の保存安定性及び吐出安定性を更に高め、インク組成物中での異物の発生を更に抑制する観点から、0.1質量%以上であると好ましい。一方、異物の発生及び顔料の凝集を更に抑制する観点、インク組成物の保存安定性をより高める観点、及び、インク組成物がアシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤を含有する場合にその光重合開始剤をインク組成物中に更に良好に溶解させるから、0.5質量%以下であると好ましい。
本実施形態のインク組成物は重合開始剤を含有してもよい。重合開始剤は、熱エネルギー又は紫外線などの光のエネルギーによって、ラジカルやカチオンなどの活性種を生成し、上記重合性化合物の重合を開始させるものであれば、制限はないが、光重合開始剤が好ましく、光ラジカル重合開始剤が好ましい。光ラジカル重合開始剤としては特に限定されないが、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤及びチオキサントン系光重合開始剤が好ましく、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤がより好ましい。
インク組成物は、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤を含有することが好ましい。アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤は酸素阻害を受けやすいが、長波長光のLEDでの硬化に適する。また、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤は、インク組成物中の水分量がインク組成物の全量に対して1.0質量%以下であることにより、インク組成物中により良好に溶解することができる。
インク組成物は、チオキサントン系光重合開始剤を含有してもよい。インク組成物がチオキサントン系光重合開始剤を含有することにより、表面タック性を低減でき、特に、酸素阻害を受けやすい薄膜時においてインク表面を硬化させドット間の混色、滲みを防止することができる。また、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤及びチオキサントン系光重合開始剤を両方用いると、UV−LEDによる硬化プロセスにより優れ、インク組成物の硬化性、密着性が一層優れる傾向にあるので好ましい。
インク組成物は、上記以外の光ラジカル重合開始剤又は光カチオン重合開始剤の1種又は2種以上を更に含有してもよい。上記以外の光ラジカル重合開始剤としては、例えば、芳香族ケトン類、芳香族オニウム塩化合物、有機過酸化物、チオ化合物(チオフェニル基含有化合物など)、α−アミノアルキルフェノン化合物、ヘキサアリールビイミダゾール化合物、ケトオキシムエステル化合物、ボレート化合物、アジニウム化合物、メタロセン化合物、活性エステル化合物、炭素ハロゲン結合を有する化合物、及びアルキルアミン化合物が挙げられる。
色材としては、特に限定されないが、例えば、顔料及び染料が挙げられる。
インク組成物が顔料を含む場合、顔料分散性をより良好なものとするため、1種又は2種以上の分散剤を更に含有してもよい。分散剤として、特に限定されないが、例えば、高分子分散剤などの顔料分散液を調製するのに慣用されている分散剤が挙げられる。その具体例として、ポリオキシアルキレンポリアルキレンポリアミン、ビニル系ポリマー及びコポリマー、アクリル系ポリマー及びコポリマー、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、アミノ系ポリマー、含珪素ポリマー、含硫黄ポリマー、含フッ素ポリマー、及びエポキシ樹脂のうち一種以上を主成分とするものが挙げられる。高分子分散剤の市販品として、味の素ファインテクノ社製のアジスパーシリーズ、アベシア(Avecia)社やノベオン(Noveon)社から入手可能なソルスパーズシリーズ(例えば「Solsperse 36000」)、BYKChemie社製のディスパービックシリーズ、楠本化成社製のディスパロンシリーズが挙げられる。
インク組成物は、その保存安定性を更に高める等の観点から、1種又は2種以上の重合禁止剤を含有してもよい。重合禁止剤としては、特に限定されないが、例えば、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル骨格を有する化合物、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン骨格を有する化合物、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−アルキル骨格を有する化合物、及び2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−アシル骨格を有する化合物などのヒンダードアミン化合物;p−メトキシフェノール、ヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)、ヒドロキノン、クレゾール、t−ブチルカテコール、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−ブチルフェノール)、及び4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)が挙げられる。
本実施形態の収容体の態様としては、以下に限定されないが、例えば、インクカートリッジ、パック、ボトル、タンク、ビン、缶が挙げられる。これらの中でも、汎用されており、かつ、後述の水蒸気透過率を所望の値に制御しやすいため、インクカートリッジ、パック、ボトル、タンクが好ましく、パックがより好ましい。また、収容体のインク組成物が充填される容器(収容体において、インク組成物が充填され組成物を実質的に保持する部材)として、柔軟性のあるフィルムを用いた容器(パック)を有する収容体が、軽量化、容器を箱状の収容体に入れやすいこと、インク組成物の残量に追従して容器の容積が変化しやすい点、フィルムを熱融着(ヒートシール)して袋状に加工して用いることができる点で好ましい。
パックを構成するフィルムの厚みは50〜200μmが好ましく、70μm以上がより好ましく、80μm以上がさらに好ましく、150μm以下が好ましく130μm以下がさらに好ましい。フィルムの厚みはフィルムが複数の層からなる積層フィルムである場合は総厚みである。フィルムの厚みが上記範囲であるとフィルムの耐久性や柔軟性の点で好ましい。
本実施形態のインクジェット方法は、上記組成物を被吐出体に付着させる付着工程を有するものである。以下、インクジェット方法の1実施形態としてインクジェット記録方法として記載するが、インクジェット方法はインクジェット記録方法以外のものであってもよい。インクジェット記録方法は、通常、インクジェット記録装置を用いて記録を行う。より具体的には、そのインクジェット記録方法は、上記インク組成物をヘッドのノズルから吐出させ、そのインク組成物を被記録媒体に付着させる付着工程を有する。本実施形態のインクジェット記録方法は、被記録媒体に付着したインク組成物に光を照射して硬化させる照射工程を有することが好ましい。
付着工程においては、まず、本実施形態のインク組成物をヘッドのノズルから吐出させる。吐出方法としては、ピエゾ方式や、インク組成物を加熱して発生した泡(バブル)によりインク組成物を吐出させる方式等を用いることができる。このなかでも、インク組成物の変質のし難さ等の観点から、ピエゾ方式が好ましい。
照射工程では、被記録媒体に付着したインク組成物に対して光を照射することによって重合性化合物を重合させて、インク組成物を硬化させる。光源としては、紫外線波長領域に発光波長を有するものであれば特に限定されない。その中でも、紫外線発光ダイオード(UV−LED)及び紫外線レーザーダイオード(UV−LD)は小型、高寿命、高効率、低コストであり、紫外線硬化型インクジェット用光源として期待されている。これらの中でも、UV−LEDが好ましい。
下記の実施例及び比較例において使用したインク組成物用の主な材料は、下記のとおりである。
〔色材〕
P.I.ピグメントブルー 15:4
〔重合性化合物〕
VEEA(アクリル酸2−(2−ビニロキシエトキシ)エチル、日本触媒社製、官能基数1)
PEA(フェノキシエチルアクリレート、大阪有機化学社製、官能基数1)
DPGDA(ジプロピレングリコールジアクリレート、サートマー社製、官能基数2)
SR444(ペンタエリスリトールトリアクリレート、日本化薬社製、官能基数3)
V#335HP(製品名「ビスコート#335HP」、テトラエチレングリコールジアクリレート、大阪有機化学工業社製、官能基数2)
DVE−3(トリエチレングリコールジビニルエーテル、BASF社製)
〔重合開始剤〕
IRGACURE TPO(BASF社製商品名、固形分100質量%)
IRGACURE 369(BASF社製商品名、固形分100質量%)
KAYACURE DETX(日本化薬社製商品名、固形分100質量%)
〔分散剤〕
solsperse36000(ノベオン社製商品名)
〔重合禁止剤〕
MEHQ(ヒドロキノンモノメチルエーテル、東京化成工業社製)
[インク組成物の調製]
各材料を下記の表1〜2に示す組成(質量%)で混合し、十分に撹拌し、各インク組成物を得た。なお、インク組成物の水分量が表1〜2に示す量になるように、各実施例及び比較例で用いた各重合性化合物を1回又は複数回蒸留精製してから他の材料と共に混合した。
水分計(平沼産業社製製品名「自動加熱気化水分測定システムAQS−22010」)を用い、カール・フィッシャー電量法により、インク組成物中の水分量を、測定した。結果を表1〜2(質量基準)に示す。
調製直後のインク組成物をガラス瓶に収容後、ガラス瓶を密封し、50℃で5週間保存した。保存前後のインク組成物の20℃での粘度を、physica社製の粘弾性試験機(製品名「MCR−30」)にて測定し、保存前のインク組成物の粘度に対して保存後のインク組成物の粘度が何%上昇したか、すなわち何%増粘したかを算出した。その結果に基づいて下記の評価基準で評価した。結果を表1〜2に示す。
A:増粘が5%未満。
B:増粘が5%以上10%未満。
C:増粘が10%以上。
360個のノズルを有するヘッドを上部へ固定し、ヘッドのノズル下方にPETフィルム(品番「PET50 K2411 PAT1E」、リンテック社製)を15m/minで搬送させ、180個のノズルからそのPETフィルムへ10kHzでインク組成物を吐出し、連続印刷を行った。印刷と同時に、発光波長ピークが395nmのLEDでPETフィルムに付着したインク組成物に光照射して画像を形成した。吐出開始から5分毎に、全てのノズルからインク組成物を吐出しているか否かを目視にて確認し、下記の評価基準で評価した。結果を表1〜2に示す。また、インク組成物を光学顕微鏡にして観察したところ、吐出安定性がCと評価されたものには、通常よりも粒径が大きくなった顔料粒子(顔料凝集体)を確認した。
A:50分以上ノズル抜けなし。
B:20分以上50分未満でノズル抜けあり。
C:20分未満でノズル抜けあり。
調製直後のインク組成物を、ろ紙(アドバンテック社製、No.5A)を用いてろ過した後に、ろ紙上に残存した異物を目視にて観察した。観察結果に基づいて、下記の評価基準で評価した。
A:異物が認められなかった。
B:若干の異物が認められた。
C:多くの異物が認められた。
バーコーターを用いて、インク組成物をPETフィルム(PET50A PLシン〔商品名〕、リンテック社製)上に、硬化後の厚さが8μmになるよう塗布して塗膜を作製した。その後、照射強度が1100mW/cm2であり且つ波長が395nmである紫外線を照射して上記塗膜を硬化させた。硬化した塗膜(硬化膜)を、綿棒を用いて100g加重で10回擦り、傷が付かなくなる時点の硬化エネルギー(照射エネルギー)を求めた。
なお、照射エネルギー[mJ/cm2]は、光源から照射される被照射表面における照射強度[mW/cm2]を測定し、これと照射継続時間[s]との積から求めた。照射強度の測定は、紫外線強度計UM−10、受光部UM−400(いずれもコニカミノルタセンシング社(KONICA MINOLTA SENSING, INC.)製)を用いて行った。照射強度の結果に基づいて下記の評価基準で評価した。結果を表1〜2に示す。
A:200mJ/cm2以下
B:200mJ/cm2を超えて300mJ/cm2以下
C:300mJ/cm2超
Claims (11)
- 収容体に収容され、ビニルエーテル基と(メタ)アクリロイル基とを有する重合性化合物を含有し、組成物の全量に対して、水分量が0.05質量%以上0.5質量%以下であり、
前記重合性化合物の含有量が組成物の全量に対して50質量%以上である、紫外線硬化型インクジェット組成物。 - ラジカル重合型の紫外線硬化型組成物である、請求項1記載のインクジェット組成物。
- 前記組成物の全量に対して、アシルホスフィンオキサイド系光重合開始剤を3.0〜15質量%含有する、請求項1又は2記載のインクジェット組成物。
- 前記重合性化合物を、前記組成物の全量に対して、50〜70質量%含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット組成物。
- 前記重合性化合物として、下記一般式(1):
CH2=CR1−COOR2−O−CH=CH−R3 ・・・(1)
(式中、R1は水素原子又はメチル基であり、R2は炭素数2〜20の2価の有機残基であり、R3は水素原子又は炭素数1〜11の1価の有機残基である。)で表される重合性化合物を含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット組成物。 - 芳香環を有する単官能(メタ)アクリレートを更に含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット組成物。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット組成物を収容した収容体。
- 容器と、前記容器内に充填された請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物と、を備える収容体であって、前記容器を構成する部材の水蒸気透過率が、40℃、相対湿度90%の環境下で30g/m2・24hrs以下である、収容体。
- 容器と、前記容器内に充填された請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物と、を備える収容体であって、少なくとも前記容器を収納し密封する密封部材を備え、前記密封部材の水蒸気透過率が、40℃、相対湿度90%の環境下で30g/m2・24hrs以下である、収容体。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット組成物を被吐出体に付着させる付着工程を有する、インクジェット方法。
- 前記被吐出体に付着した前記組成物に、発光ピーク波長が360〜420nmの範囲にある紫外線発光ダイオードにより光を照射して硬化させる硬化工程を有する、請求項10記載のインクジェット方法。
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