JP6508608B2 - 吐水装置 - Google Patents
吐水装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6508608B2 JP6508608B2 JP2014132087A JP2014132087A JP6508608B2 JP 6508608 B2 JP6508608 B2 JP 6508608B2 JP 2014132087 A JP2014132087 A JP 2014132087A JP 2014132087 A JP2014132087 A JP 2014132087A JP 6508608 B2 JP6508608 B2 JP 6508608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water discharge
- water
- hole
- discharge hole
- operation handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Description
さらに、特許文献1に記載されている吐水装置は、止水時からオーバーヘッドシャワーによる吐水を行えるため、オーバーヘッドシャワーによる使用者の頭上へ吐水開始時に使用者が望まない温度の水が予期せずに吐水されてしまう問題があった。
さらに、1つの吐水形態選択部材がいずれかの吐水形態を選択可能であることにより、吐水形態選択部材の操作によって第一の吐水形態と第二の吐水形態と第三の吐水形態とを切り替えるため、複数の吐水形態選択部材により吐水形態を選択する場合に比べて使い勝手の優れた吐水装置を提供することができる。
また、吐水形態選択部材が、回転操作により第一の吐水形態および第二の吐水形態を選択し、回転操作の回転軸に沿った進退操作により第三の吐水形態を選択する操作ハンドルであることにより、操作ハンドルへの動作のみで第一の吐水形態と、第二の吐水形態と、第三形態の吐水とを選択するため、吐水装置の使い勝手をさらに向上することができる。
図1は本発明の第1実施形態の吐水装置100の外観斜視図である。
吐水装置100は、冷水CWを供給する冷水源CWSと、温水HWを供給する温水源HWSと、吐水の温度調整を行う温調ハンドルTHと、吐水形態を選択する吐水形態選択部材である吐水ハンドル140と、使用者が把持して使用するハンドシャワーHSと、使用者の体の側面に吐水するボディシャワーBSと、使用者の頭上に吐水するオーバーヘッドシャワーOHSとを備えている。
冷水源CWSは冷水CWを吐水装置100に供給し、温水源HWSは温水HWを吐水装置100に供給する。
そして、冷水源CWSから供給された冷水CWおよび温水源HWSから供給された温水HWは、まず吐水装置100の下方に設けられた温調ハンドルTHに供給される。
使用者が温調ハンドルTHを操作することにより、冷水CWと温水HWとが混合された湯水混合水MWが生成される。
使用者が温調ハンドルTHを操作することにより生成された湯水混合水MWは、操作ハンドル140と連結した流路形成部材150に供給される。
そして、使用者が操作ハンドル140を操作することにより、連結軸153を介して流路形成部材150内の流路が切り替えられ、ハンドシャワーHSから吐水される第一の吐水形態と、ボディシャワーBSから吐水される第二の吐水形態と、オーバーヘッドシャワーOHSから吐水される第三の吐水形態とを選択することができる。
止水状態から操作ハンドル140を左方向に回転させると第一の吐水形態となり、止水状態から操作ハンドル140を右方向に回転させると第二の吐水形態となる。
さらに、ケーシング151の前方には操作ハンドル140に挿入される挿入部154が形成されている。
そして回動弁152には、側面に円形の開口152bが二つ、後方側にはケーシング151の給水孔151aから流路形成部材150内に流入した水が流入する流入口152aがそれぞれ形成されている。
そして連結軸153が、操作ハンドル140および流路形成部材150から脱落しないように、操作ハンドル140と連結軸153との間、および流路形成部材150と連結軸153との間でそれぞれ円柱状の抜け止めピン153aが挿入されている。
図6は、本発明の第1実施形態の止水状態における操作ハンドル140および、挿入部154を除いた流路形成部材150のC−C断面を示す斜視断面図であり、図7は本発明の第1実施形態の止水状態における操作ハンドル140および流路形成部材150のC−C断面を示す斜視断面図である。
そして、挿入部154には、挿入部154の外周面から突出した突起154aが設けられており、止水状態においては突起154aが凸部143の前方の端面である凸部接触面143aと軸方向で当接している。
そして直動便153が第三通水孔151dを閉塞していることにより、湯水混合水MWは流入口152aに流入する。
すなわち、凸部143が第三の吐水手段の選択を禁止する禁止手段である。
そして直動便153が第三通水孔151dを閉塞していることにより、湯水混合水MWは流入口152aに流入する。
これにより、給水孔151aから流入した湯水混合水MWが開口152bおよび第一通水孔151bを通り、第一吐水孔110から吐水される。
これにより、操作ハンドル140の進退動作の規制が解除されるため、凸部143を含む操作ハンドル140前方に引き出して第三の吐水状態を選択することができる状態になっている。
すなわち、操作ハンドル140により止水状態から第一の吐水形態が選択されると、凸部143による第三の吐水形態の選択の禁止が解除される。
これにより、給水孔151aから流入した湯水混合水MWが開口152bおよび第二連通孔151cを通り、第二吐水孔120から使用者の体の側面に吐水される。
これにより、操作ハンドル140の進退動作の規制が解除されるため、凸部143を含む操作ハンドル140前方に引き出して第三の吐水状態を選択することができる状態になっている。
すなわち、操作ハンドル140により止水状態から第二の吐水形態が選択されると、凸部143による第三の吐水形態の選択の禁止が解除される。
そして、連結軸153の前方への進出に伴い、直動弁153bも前方へ進出し、回動弁152に設けられた流入口152aを封止する。
そして、直動便153が流入口152aを封止していることにより、湯水混合水MWは第三通水孔151dに流入する。
第三通水孔151dへ流入した湯水混合水MWは、第三吐水孔130から使用者の頭上へと吐水される。
さらに、1つの操作ハンドル140がいずれかの吐水形態を選択可能であることにより、操作ハンドル140の操作によって第一の吐水形態と第二の吐水形態と第三の吐水形態とを切り替えるため、使い勝手の優れた吐水装置100を提供することができる。
例えば、第三の吐水形態が使用者の頭上へと吐水するものであれば、第一の吐水形態および第二の吐水形態の種類が限定されるものではなく、カランからの吐水であってもよい。
また、第三の吐水形態への選択方法として、第一実施形態では操作ハンドルを前方へ引くものとしたが、操作ハンドルを後方へ押すものであってもよい。
また、本発明は吐水形態選択部材として回転式の回転ハンドルを用いたが、シングルレバー水栓で用いられるシングルレバーのようなものであってもよい。
110 ・・・ 第一吐水孔
120 ・・・ 第二吐水孔
130 ・・・ 第三吐水孔
140 ・・・ 操作ハンドル(吐水形態選択部材)
141 ・・・ 操作ハンドル基部
142 ・・・ 把持部
143 ・・・ 凸部(禁止手段)
143a ・・・ 凸部接触面
150 ・・・ 流路形成部材
151 ・・・ ケーシング
151a ・・・ 給水孔
151b ・・・ 第一通水孔
151c ・・・ 第二通水孔
151d ・・・ 第三通水
152 ・・・ 回動弁
152a ・・・ 流入口
153 ・・・ 連結軸
153a ・・・ 抜け止めピン
153b ・・・ 直動弁
154 ・・・ 挿入部
154a ・・・ 突起
BS ・・・ ボディシャワー
C ・・・ カバー
CW ・・・ 冷水
CWS ・・・ 冷水源
HS ・・・ ハンドシャワー
HW ・・・ 温水
HWS ・・・ 温水源
MW ・・・ 湯水混合水
OHS ・・・ オーバーヘッドシャワー
P ・・・ 回転軸
T ・・・ 外観部材
TH ・・・ 温調ハンドル
Claims (2)
- 第一吐水孔から第一の吐水形態を吐水し、第二吐水孔から第二の吐水形態を吐水し、第三吐水孔から使用者の頭上へと第三の吐水形態を吐水する吐水装置であって、
前記いずれかの吐水形態を選択可能である吐水形態選択部材と、
前記第一吐水孔と前記第二吐水孔と前記第三吐水孔とが接続され前記吐水形態選択部材の選択に応じて前記第一吐水孔と前記第二吐水孔と前記第三吐水孔とのいずれかと連通して流路を形成する流路形成部材とを備え、
前記吐水形態選択部材が、前記第一吐水孔と前記第二吐水孔と前記第三吐水孔とのいずれからも吐水されていない止水状態において前記第三の吐水形態の選択を禁止する禁止手段を有していると共に、
前記吐水形態選択部材により前記止水状態から前記第一の吐水形態または前記第二の吐水形態が選択された後に、前記禁止手段による禁止が解除されるよう構成され、
前記吐水形態選択部材が、回転操作により前記第一の吐水形態または前記第二の吐水形態を選択し、前記回転操作の回転軸に沿った進退操作により前記第三の吐水形態を選択する操作ハンドルであり、
前記流路形成部材が、前記操作ハンドルの前記回転操作により前記第一吐水孔および前記第二吐水孔への給水を制御する回動弁と、前記操作ハンドルの進退操作により前記第三吐水孔への給水を制御する直動弁とを備え、
前記流路形成部材が、前記操作ハンドルの内周に挿入される挿入部を有し前記回動弁および前記直動弁を収納するケーシングを備え、
前記操作ハンドルが、前記挿入部の外周に設けられた突起と前記進退操作で当接して前記禁止手段を形成する凸部を前記操作ハンドルの内周面に備え、
前記止水状態において前記凸部と当接していた前記突起が、前記操作ハンドルの前記回転操作により前記凸部と離隔することを特徴とする吐水装置。 - 前記ケーシングが、内部に水を供給する給水孔を有しており、
前記回動弁が、前記給水孔から供給された水の流入口を有し、
前記操作ハンドルを進退操作して前記第三の吐水形態を選択した際に前記直動弁が、前記流入口を封止することを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014132087A JP6508608B2 (ja) | 2014-06-27 | 2014-06-27 | 吐水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014132087A JP6508608B2 (ja) | 2014-06-27 | 2014-06-27 | 吐水装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016011491A JP2016011491A (ja) | 2016-01-21 |
JP2016011491A5 JP2016011491A5 (ja) | 2017-04-27 |
JP6508608B2 true JP6508608B2 (ja) | 2019-05-08 |
Family
ID=55228388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014132087A Active JP6508608B2 (ja) | 2014-06-27 | 2014-06-27 | 吐水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6508608B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2583289Y2 (ja) * | 1992-10-16 | 1998-10-22 | 東陶機器株式会社 | 切換え弁 |
EP1388696A1 (en) * | 2002-08-08 | 2004-02-11 | Giorgio Scanferla | Valve assembly with a shutter for heating systems and water-heating apparatus |
JP2004131975A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Toto Ltd | 吐水装置 |
-
2014
- 2014-06-27 JP JP2014132087A patent/JP6508608B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016011491A (ja) | 2016-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
BR102015028223A2 (pt) | Cabeça de aspersão multifunção | |
KR102086968B1 (ko) | 샤워 헤드 | |
TWI668384B (zh) | Hot and cold water mixing faucet | |
US20160017586A1 (en) | Controllable self-cleaning device for a flushing spray nozzle | |
WO2017163997A1 (ja) | 湯水混合水栓 | |
US20090277522A1 (en) | Diverter assembly for use in holding shower head and shower nozzle | |
JP2013545909A (ja) | 蛇口取付型洗眼ユニット | |
JP4137316B2 (ja) | 吐水装置 | |
JP6508608B2 (ja) | 吐水装置 | |
KR100829440B1 (ko) | 자동 온도조절 급수밸브 | |
JP6101030B2 (ja) | シャワー水栓 | |
KR102371303B1 (ko) | 분수형 토수구를 갖춘 수전금구 | |
JP2004232691A (ja) | プッシュ式水栓 | |
KR101277080B1 (ko) | 냉온수 및 배출량 조절용 수전금구 | |
JP2010110354A (ja) | シャワーヘッド | |
JP2019042670A (ja) | 液体噴射装置 | |
TWI353887B (ja) | ||
KR100896076B1 (ko) | 비데용 콘트롤밸브의 절환밸브장치 | |
JP6525132B2 (ja) | シャワーヘッド | |
KR200360905Y1 (ko) | 샤워기 헤드 | |
JP4517093B2 (ja) | 湯水供給装置 | |
CN104652545A (zh) | 水栓装置 | |
JP2006275248A (ja) | 給水栓の弁装置 | |
JP2003293412A (ja) | 水 栓 | |
JP4966174B2 (ja) | シャワー水・整水切替え機能付き吐水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170321 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170321 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180806 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190311 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6508608 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190324 |