[go: up one dir, main page]

JP6504736B2 - 太陽電池パネルの敷設構造 - Google Patents

太陽電池パネルの敷設構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6504736B2
JP6504736B2 JP2013045214A JP2013045214A JP6504736B2 JP 6504736 B2 JP6504736 B2 JP 6504736B2 JP 2013045214 A JP2013045214 A JP 2013045214A JP 2013045214 A JP2013045214 A JP 2013045214A JP 6504736 B2 JP6504736 B2 JP 6504736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell panel
frame
portions
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013045214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014175391A (ja
Inventor
舩木 元旦
元旦 舩木
Original Assignee
元旦ビューティ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 元旦ビューティ工業株式会社 filed Critical 元旦ビューティ工業株式会社
Priority to JP2013045214A priority Critical patent/JP6504736B2/ja
Publication of JP2014175391A publication Critical patent/JP2014175391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6504736B2 publication Critical patent/JP6504736B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

本発明は、太陽電池モジュールの裏面側の空間から、効率的に熱量を排出して太陽電池の発電効率の低下を防ぐことができる太陽電池パネルの敷設構造に関する。
近年、地球温暖化の緩和を目的として、その原因である温室効果ガスのうち、二酸化炭素(CO2)の排出が少ない社会(低炭素社会)を構築するため、従来の石油や石炭等の資源に依存するエネルギーに代え、太陽光を用いた再生可能エネルギーを普及するという社会的気運の高まりがある。また、政府や自治体が、積極的に太陽電池モジュールを導入する需要に対して補助を行ったり、余剰の電力を電力会社が買い取る機構もまた構築されている。
太陽光を効率的に利用する太陽電池モジュールにおいて、太陽電池の発電効率は、裏面が高温になると発電効率が低下することが知られている。
そのため、特許文献1に示されるように太陽電池モジュール1の周縁部に位置させたフレーム材2の全てに複数の「孔」を開設して連通部3を形成し、太陽電池モジュール1の裏面側の空間を各連通部3に連通させることにより、温度上昇を抑制するものが提案されている。
特開2000−101120号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の構造では、軒先側の「孔」から、又は側方側の「孔」から、もしくはルーフィング7と横桟4の間から流入した空気は、棟方向に向かって流れるものの、排出は複数敷設した太陽電池の最上部すなわち棟側でしか行えないため、十分な排気が行えるものではなかった。
また、排気は、空気の流入量に影響を受けるため、風速が弱かったり、流入量が小さい(少ない)場合等には、排出量も少なくなり、十分な排気が行えず、多くの熱量は空間内に滞留するものであった。
さらに、軒棟方向及び左右方向の全てのフレーム材2に「孔」を形成しているため、十分な強度が得られない虞があった。
そこで、本発明は、太陽電池モジュールの裏面側の空間から、効率的に熱量を排出して太陽電池の発電効率の低下を防ぐことができる太陽電池パネルの敷設構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、太陽電池モジュールの周縁に枠体を配した太陽電池パネルを屋根上に敷設してなる敷設構造であって、前記枠体は、前記太陽電池モジュールの四つの辺に配する屋根面の流れ方向の上側枠、下側枠、左右の側方枠からなり、屋根面の流れ方向の上側枠、下側枠、左右の側方枠は、それぞれ、前記太陽電池モジュールの側縁を支持する支持部と下方へ垂下する側面部とを備え、屋根面の流れ方向の上側枠及び下側枠の側面部が、左右の側方枠の側面部より低く、隣り合う太陽電池パネルを、離間状に配設して離間部分における水下側に前記屋根面の流れ方向の上側枠を位置させて敷設すると共に当該上側枠には上方へ突出する起立部を設けたことを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造に関するものである。
本発明の太陽電池パネルの敷設構造では、太陽電池モジュールの裏面側の空気(熱量)を、少なくとも一辺を形成する枠体の側面部が、他辺を形成する枠体の側面部より低いので、該枠体の下側から排出することができ、裏面側の空気を容易に排出することができるために、太陽電池の温度上昇を抑制し、発電効率の低下を防ぐことができる。また、隣り合う太陽電池パネルは、離間状に配設されると共に、離間部分における水下側に他辺を形成する枠体の側面部より低い側面部を備える枠体を位置させて敷設したので、太陽電池パネルの表面を流れる吹き上げ風に対し、当該枠体の風下に減圧空間が形成され、裏面側の空気を吸い出すように排出することができる。さらに、少なくとも一辺を形成する枠体の側面部が、他辺を形成する枠体の側面部より低く、その枠体の少なくとも一部には上方へ突出する起立部を設けたので、太陽電池パネルの表面を流れる吹き上げ風をさらに上方へ導くため、起立部の風下に大きな減圧空間が形成され、裏面側の空気をより強く吸い出すように、より容易に裏面側の空気を排出することができる。
(a)本発明の太陽電池パネル、及びその敷設構造の一実施例(第1実施例)を示す斜視図、(b)それに用いた持出金具の拡大斜視図である。 (a)第1実施例の太陽電池パネルの敷設構造の平面図、(b)その正断面図、(c)その側断面図、(d)A−A線における拡大断面図である。 他の一実施例(第2実施例)の太陽電池パネルの敷設状態のみを示す斜視図である。 (a)〜(d)上側枠に起立部を形成する態様のバリエーションである。 (a)第3実施例の太陽電池パネルの敷設構造を示す斜視図、(b)それに用いた太陽電池パネルの斜視図、(c)受け金具の斜視図、(d)押さえ材兼取付材の斜視図、(e)起立片の斜視図である。 (a)〜(c)本発明における太陽電池パネルの配設例を示す断面図である。
本発明の太陽電池パネルは、太陽電池モジュールの周縁に枠体を配してなり、前記枠体は、太陽電池モジュールの側縁を支持する支持部と側面部とからなり、該側面部の少なくとも一辺が、他辺の側面部より低いことを特徴とする。
また、本発明の太陽電池パネルの敷設構造は、前記太陽電池パネルを下地上に敷設してなる敷設構造であって、隣接する太陽電池パネルは、離間状に配設されると共に、離間部分の風上側に低側面部を位置させて敷設したことを特徴とする。
本発明に用いる太陽電池モジュールは、結晶系等の太陽電池セルをガラス等に積層させてモジュール化したものであっても、アモルファス等の薄膜のものであってもよく、薄膜等にあっては、基材となる金属板等に一体化してシート状(板状)或いはボード状にしたものであってもよい。
前記太陽電池セルとしては、一般的には片面受光型を用いるが、発電量を増大させるために両面受光型を用いてもよく、この場合、太陽電池モジュールの下方に反射部を介在させればよい。
また、前記枠体は、前記太陽電池モジュールの四つの辺に配する上側枠、下側枠、左右の側方枠からなり、各枠体は、太陽電池モジュールの周縁を支持する支持部と、下方へ垂下する側面部とを備える。
そして、前記太陽電池モジュールの周縁に前記枠体を配して太陽電池パネルとした。
本発明の太陽電池パネルの特徴は、前記枠体の側面部の少なくとも一辺が、他辺の側面部より低い(=高さ幅が小さい)ことであり、一辺のみに限らず二辺、三辺が低くてもよい。後述する図示実施例の太陽電池パネルのように低側面部とする一辺としては、風下側が好ましいが、それと対向する風上側については必ずしも低側面部としなくてもよい。
このように他辺の側面部より低くした側面部(低側面部)は、その下方に開口部分が形成される。そして、形成された開口部分は、配設状態において、低側面部と下地との間に形成されるため、太陽電池モジュールの裏面側の空間からの空気の排出口となる。また、低側面部とすることで、側面部が裏面空気の流れをせき止める(滞留させる)ことがない。
なお、一般的に隣接する太陽電池モジュールを連結するためは、ケーブルを通すために枠体の一部を切り欠く等の加工を施すが、太陽電池パネルの裏面に十分な空間が形成されない場合にこの開口部分を利用することも可能である。
また、本発明における太陽電池パネルの支持部は、太陽電池モジュールの側縁を支持する部位であり、略コ字状でも略L字状(逆L字状)でもよい。略コ字状の場合には、この支持部にて、太陽電池パネルの端縁を保持するものとなり、略L字状の場合には、太陽電池パネルの端縁を載置状に支持するものとなる。そのため、後者の態様では、押さえ部材等を用いて上方から押さえ、太陽電池パネルの端縁を挟持状に保持することが好ましい。
前述のように本発明の目的は、太陽電池モジュールの裏面側の空間から、効率的に熱量を排出して太陽電池の発電効率の低下を防ぐことであるが、この裏面側の空間とは、太陽電池パネルと下地間に形成されるものであればよく、波状或い立ち上げ部等を有する外装構造等の下地の形状によって高さ幅が部分的に大きく形成されるものであってもよいし、略平坦状の下地に対して直接的に太陽電池パネルを敷設して太陽電池モジュールと周縁の枠体で囲まれる略均等な薄い空間であってもよいし、持出金具や取付部材、横桟、縦桟等の支持部材などを取り付けた下地と太陽電池パネルとの間に形成されるものでもよい。
どのような裏面側空間であっても、該空間中にて温められた空気(熱量)は、より高い位置に移動しようとするため、前述のように少なくとも一辺の側面部を低側面部とすることにより、空間中にて温められた空気(熱量)を前記開口部分から外部へ放出することができる。なお、この空間への外部からの空気の流入は、前述の略平坦状の下地に対して直接的に太陽電池パネルを敷設する態様を除いて、周囲のどの方向からも行われる。略平坦状の下地に太陽電池パネルを直接的に敷設する態様では、二辺の側面部を低側面部として空気を流入させることが望ましい。
なお、このような裏面側空間は、軒棟方向或いは桁行き方向、或いはその両方に連続するものであっても、独立したものであってもよい。
また、本発明の太陽電池パネルの敷設構造において、前述の「隣接する太陽電池パネルは、離間状に配設される」構成とは、隣接する太陽電池パネル間に、一定の間隔の開放部を形成することを意味している。
後述する図示実施例に示すように、太陽電池パネルの端部を位置規制すると共に開放部の間隔を保持することができる取付部材を予め下地に固定し、この取付部材に太陽電池パネルを配設することで、一定間隔の開放部を形成するようにしてもよい。
また、「離間部分の風上側に低側面部を位置させて敷設した」とは、例えば一般的な屋根勾配を例にすると、屋根面の流れ方向である棟側から軒側へとは全く逆に、軒側から棟側へ吹き上げる吹き上げ風が想定されるため、その風上側、即ち離間部分における水下側に低側面部を位置させることを指している。
前記低側面部には、上方へ突出する起立部を設けてもよい。この起立部は、低側面部の全てに設ける必要はなく、風の流れを考慮して適宜に設ければよい。また、起立部は、太陽電池モジュールの辺に対して全長に亘って設けるものでも部分的に設けるものであってもよい。更に、起立部は、太陽電池表面に対して略鉛直状であっても、内側、外側への傾斜状であってもよい。また、起立部は、略平坦状の起立片状でも、弧状(曲面状)又は段状の起立片状でもよい。
また、起立部は、低側面部自体に一体に成型されてもよいし、外設部材として取り付けるものでも、取付部材等に予め一体化されたものであっても、別体からなる起立部をビス、ボルト・ナット等の締着や嵌合、係合、接着或いはこれらを併用して間接的に下地に取り付けるものでもよく、さらには別体からなる起立部を取付部材等と共締めしてもよい。
そして、この起立部を低側面部に設けることにより、起立部に当たった風が上方に乱流を起こし、起立部の上端を減圧状態とするため、太陽電池パネルの裏面空間の空気が低側面部の下方に形成される開口部分から表面側へ吸い出す作用が果たされ、裏面空間の空気の流れを著しく速め、太陽電池セル自体が発生する温度を抑えることで発電効率の低下を防ぐことができる。
本発明の太陽電池パネルの敷設構造は、前記構成の太陽電池パネルを以下に示す下地上に敷設してもよいし、各種の壁に取り付けるようにしてもよい。
本発明に用いる下地は、既存の瓦、スレート、金属等の公知の屋根でも、新たに敷設される瓦、スレート、金属等からなる屋根でも、太陽電池の裏面側に屋根としての雨仕舞性能を有するものが望ましく、その仕様を問うものではなく、例えば塩ビ等の防水シートからなる防水層でもよい。また、金属等によって構成される既存もしくは新設の屋根は、横葺き状、縦葺き(瓦棒葺き、平滑状等)、折板等の如何なるものであってもよい。
これらの下地を構成する部材に直接太陽電池パネルを取り付けてもよいし、各種の取付金具や取付架材、持出金具、横桟、縦桟等の取付具を介して太陽電池パネルを取り付けるようにしてもよい。即ち本発明における下地としては、上述の下地、又はそれに取り付ける取付材をも含むものである。
図1〜2に示す第1実施例の太陽電池パネル1は、太陽電池モジュール10の周縁に枠体11〜14を配した構成であって、それぞれの枠体11〜14は、太陽電池モジュール10の側縁を支持する支持部111〜141と側面部112〜142とからなり、流れ方向の上側枠11,下側枠14の側面部112,142は、他の2辺の枠体(側方枠)12,13の側面部122,132より低い低側面部であり、これらの下方空間を開口部110,140としている。
そして、この太陽電池パネル1を用いた敷設構造は、下地として、流れ方向に沿うハゼ組み式の折板屋根30のハゼ部35,35'に取り付けられた持出金具4に、前記構成の太陽電池パネル1を敷設したものである。
なお、太陽電池モジュール10を模式的に記載すると、符号等が見えにくくなるため、図1〜2の殆どにて太陽電池モジュール10を白塗り(白抜き)にて示した。また、図2は、第1実施例の太陽電池パネル1の敷設構造を示す平面図であるが、意図的にケーブル101を省略した。
この第1実施例における下地を構成する前記折板屋根30は、山部と谷部とを構成する外装材3Aと、躯体(H鋼)3B上に固定されて前記外装材3Aを保持する保持部材(タイトフレーム)3Cとからなる。この外装材3Aは、略平坦状の平板部31の左右に傾斜状に立ち上がる立ち上がり部32,32を有し、各立ち上がり部32の上端に外側へ延在する載置部33が形成され、この載置部33の外側を略鉛直状に起立させて起立部34とし、隣接する外装材3A,3Aの当該部分を重合させてカシメてハゼ部としたものであり、外側に位置する重合部35と内側に位置する被重合部35'とした構成である。
この折板屋根30のハゼ部35,35'には、図1(b)に示す左右分割型の本体4Aと略ハット型の連結枠体4Bと上向きの縦ボルト4Cとからなる持出金具4が所定間隔にて一体化されて取り付けられ、取り付けられた持出金具4の受けフランジ41に、取付部材1が一体的に固定されている。この本体4Aは、上端に略平坦状の受けフランジ41が設けられ、その下方に通孔を有する縦片部分を介して外方へ膨出状の包持部42が設けられ、さらにその他方に着座部43が設けられている。そして、この本体4Aと連結枠体4Bと縦ボルト4Cとは、係合状に組み合わされ、その着座部43を折板屋根30の載置部33上に受支させると共に、その包持部42がハゼ部35,35'を覆うように配置した状態で前記縦片部分に設けた通孔に連結具44を締着することにより一体化されている。
この第1実施例における前記下地(持出金具4)上に敷設する太陽電池パネル1は、太陽電池セル10をガラス等に積層させてモジュール化し、周縁に枠体(フレーム)11〜14を配して敷設したものである。
それぞれの枠体11〜14は、支持部111〜141がそれぞれ略コ字状であって、前述のように流れ方向の水上側及び水下側に位置する2辺(上側枠11及び下側枠14)の側面部112,142が、他辺(側方枠12,13)の側面部122,132より低く形成された低側面部である。
また、左右の側方枠12,13の側面部122,132は、前記上側枠11及び下側枠14の低側面部112,142より高い高側面部であり、その下端からそれぞれ内側へ略水平状に延在させ、更にその先端を折り上げた浅受皿状の着底部123,133を形成している。この着底部123,133は、太陽電池パネル1の敷設状態において、複数の前記持出金具4の受フランジ41上に受支される。また、この着底部123,133の浅受皿状の内側には、太陽電池モジュール10のケーブル101が垂れ落ちないように収容可能である。
このような構成の太陽電池パネル1を下地30上に敷設してなる敷設構造は、隣接する太陽電池パネル1,1が、離間状に配設されると共に、離間部分(開放部15)の風上側に低側面部112を位置させて敷設した構成である。即ち開放部15は、流れ方向に隣接する太陽電池パネル1,1の配設間隔である。
この第1実施例において、開放部(離間部分)15の風上側には、起立部2を設けている。
より詳しくは、開放部15の水下側に配設した太陽電池パネル1の上側枠11に起立片(部)2の下端を嵌合して一体的に固定している。
また、起立片(部)2は、下端を略鉛直状に、その上方を水上側へ傾斜状に形成している。
そして、上側枠11には、側面部112の外側に水上側へ略L字状に突出して上方が開放する取付溝113が設けられ、起立片(部)2の下端には、略楔状の係止端を設けたので、上方から弾性的に嵌合させて固定することができる。
なお、前述のように太陽電池パネル1は、側方枠12,13に設けた着底部123,133を持出金具4の受フランジ41上に受支させた状態で敷設するが、その固定は、側方枠12,13を押さえる押さえ材5Aにて上方から押さえ保持した。
前記押さえ材5Aは、断面が逆ハット状のピース金具であって、左右のフランジ状の横片が側方枠13,12の上端を押さえる保持部(押さえ部)であり、中央の横片に形成した孔から前記持出金具4の縦ボルト4Cの先端を突出させてナット4Dを締め付けて固定する。なお、押さえ材5Aの中央の横片と持出金具4の受フランジ41間には、断面が逆U字状の台状部材5Bや略筒状の台状部材5Cが介在されて一体的に固定されている。
この第1実施例の太陽電池パネル1を施工するには、まず前記折板屋根30に対し、所定位置に持出金具4を取り付ける。この所定位置とは、太陽電池パネル1の長辺を3箇所で支持する場合に力学的に最も安定される位置を選択した。
この状態で太陽電池パネル1を配設するが、この時点では図示するように起立片2を一体的に取り付けていない状態で配設する。詳しくは、太陽電池パネル1の側方枠12,13に設けた着底部123,133を、持出金具4の受フランジ41上に受支させるように配設する。
次に、左右に隣接する太陽電池パネル1,1の側方枠13,12の上端を押さえ材5Aにて押さえ保持する。
その後、前述のように上側枠11の取付溝113に、起立片2の下端(取付部22)を嵌合させて取り付ける。
このように、本発明の太陽電池パネル1は、上側枠11の側面部112を、他辺(側方枠12,13)の側面部122,132より低く形成したものであり、この太陽電池パネル1を下地30上に敷設した敷設構造では、風の流れを図2(d)の拡大断面図に矢印にて示すように、太陽電池モジュール10の裏面側の空気(熱量)を他辺12,13より低い側面部112の枠体11の下側(開口部110)から排出することができ、裏面側16の空気を容易に排出することができるために、太陽電池10の温度上昇を抑制し、発電効率の低下を防ぐことができる。なお、裏面空間16は、太陽電池モジュール10の裏面側に位置する空間全てを指すものであって、モジュール10自体の裏面側ばかりでなく、枠体11〜14の裏面をも含むものである。
また、この第1実施例では、隣接する太陽電池パネル1,1は、離間状に配設されると共に、離間部分15の風上側に低側面部112を位置させて敷設したので、太陽電池パネル1の表面を流れる風に対し、低側面部112が形成された枠体11の風下に減圧空間が形成され、裏面側16の空気を吸い出すように排出することができる。
さらに、前記低側面部112には、上方へ突出する起立部2を設けたので、起立部2に当たった風が上方に乱流を起こし、起立部2の上端を減圧状態とするため、太陽電池パネル1の裏面空間16の空気が前記開口部110から表面側へ吸い出す作用が果たされ、裏面空間16の空気の流れを著しく速め、太陽電池セル10自体が発生する温度を抑えることで発電効率の低下を防ぐことができる。
なお、この第1実施例では、太陽電池パネル1の上側枠11の低側面部112の下方に形成される開口部110を空気の排出用として用いることを説明したが、この場合、高側面部122,132が形成される左右の側方枠12,13を、太陽電池モジュール10を支持する強度を担う枠体として用いることができる。また、下側枠11の低側面部142の下方に形成される開口部140は、空気の導入用として用いられる。
さらに、この第1実施例では、低側面部112,132の下方に形成される開口部110,140が、配設状態において、下地30との間に形成されるため、この開口部110,140が裏面空気の流れをせき止める(滞留させる)ことがない。
図3に示す第2実施例は、より簡易な形状の押さえ部材5Dを用いて側方枠12',13'の上端を押さえ保持したものである。また、起立片(部)2'は、略鉛直状に形成されている。それ以外の構成、例えば太陽電池モジュール10や下側枠14等については前記第1実施例と全く同様であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
この第2実施例における側方枠12',13'は、着底部123',133'の形状が浅受皿状でなく略L字状であって、押さえ部材5Dが下地への固定部を保持部とを備え、台状部材(5B,5C)を必要としない略Z字状のピース金具である。
そして、この第2実施例でも前記第1実施例と同様の効果が果たされる。
図4には、上側枠11に起立部2を設けるバリエーションを示すものであり、前記第1実施例における態様は、拡大して図4(d)に示すように略コ字状の支持部111と低側面部112と取付溝113と横片114とを有する上側枠11に、起立片(部)2の下端を嵌合して一体的に固定する態様であって、起立状部を21とし、取付溝113に嵌合させる下端を取付部22とした。
図4(a)に示す態様は、上側枠11A自体に一体的に起立部115を形成する態様であって、取付溝113を有しない以外は、前記図4(d)、即ち第1実施例と全く同様であり、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図4(b)に示す態様は、上側枠11Bに形成する支持部111bが逆L字状であり、図示しない太陽電池パネル1の端縁を載置状に支持させ、起立片2Bに形成した押さえ部22にて太陽電池パネル1の端縁を上方から押さえ、挟持状に保持する。それ以外の構成は、前記図4(d)と同様であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図4(c)に示す態様は、上側枠11Cに形成する横片114を有しない以外は、前記図4(d)と同様であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図5に示す第3実施例は、下地として、流れ方向に沿うハゼ組み式の折板屋根30のハゼ部35,35'に取り付けられた持出金具4に、前記構成の太陽電池パネル1を敷設する概略構成では前記第1、第2実施例と共通するが、図5(b)に示すように持出金具4の受けフランジ41上に受け金具6を積層状に配設し、更にその上面側に太陽電池パネル1の端縁を押さえる押さえ部71,71と起立片2Dを取付可能な取付部73とを有する押さえ材兼取付材7を積層状に配設した構成である。
この第3実施例における受け金具6は、図5(c)に拡大して示すように前後の下方へ折曲された端縁が持出金具4の受けフランジ41に沿わせる受支部61,61であり、太陽電池パネル1の端縁を受支する部分である。この左右の受支部61,61間には、隆状の固定受部62が形成され、該固定受部62の略中央には、前記持出金具4の縦ボルト4Cが挿通する孔621が形成されている。また、前記受支部61と固定受部62との境の段差63は、太陽電池パネル1を配設する際の位置規制作用を果たし、配設後のズレを防ぐ役割をも果たす。
また、この第3実施例における押さえ材兼取付材7は、図5(d)に拡大して示すように前後の上方へ折曲されたフランジ状の端縁が太陽電池パネル1の端縁を上方から押さえる押さえ部71,71であり、その間に略平坦状の平板部72が形成され、該平板部72の略中央には、前記持出金具4の縦ボルト4Cが挿通する孔721が形成されている。さらに、この平板部72の左右の側縁を下方へ折曲し、下端が前記受け金具6の固定受部62に着座する受片部722,722が形成されている。また、一方(図面手前側)の押さえ部71の左右に、傾斜状の起立片である取付部73,73が設けられている。
また、隣接する押さえ材兼取付材7,7の取付部73,73に架け渡して配設される起立片2Dは、図5(e)に拡大して示すように湾曲状の起立状部23を有し、裏面側に下方が開放する取付溝24が長さ方向に亘って形成された構成である。この取付溝24は、前記押さえ部材7の取付部73の上端を係合させることができ、左右に隣接する押さえ材兼取付材7,7の取付部73,73に架け渡して起立片2Dを取り付ける。
この第3実施例の太陽電池パネル1を施工するには、まず前記折板屋根30に対し、所定位置に持出金具4を取り付け、続いて前記構成の受け金具6を積層状に固定する。なお、この所定位置とは、敷設する太陽電池パネル1の四角部分を指す。また、持出金具4の縦ボルト4Cを受け金具6の孔621に挿通させればよいので、極めて容易に受け金具6を適正位置に配設することができる。
この状態で太陽電池パネル1を配設するが、太陽電池パネル1の端縁が受け金具6の段差63に当接するように配設すればよく、容易に太陽電池パネル1を配設することができる。
次に、前記構成の押さえ材兼取付材7を、前記受け金具6上に重ねて固定するが、前記受け金具6の配設時と同様に、持出金具4の縦ボルト4Cを押さえ材兼取付材7の孔721に挿通させればよいので、極めて容易に押さえ材兼取付材6を適正位置に配設することができる。なお、説明するまでもなく、押さえ材兼取付材7の配設に際しては、押さえ部71が、太陽電池パネル1の四角の端縁を押さえるように配設する。
その後、前述のように左右に隣接する押さえ材兼取付材7,7の取付部73,73に起立片2Dの取付溝24が係合するように架け渡して配設する。
この第3実施例でも、前記第1,第2実施例と全く同様の効果を奏することができる。
また、前述の施工手順にて説明したように配設する太陽電池パネル1の四角に持出金具4を配し、次に受け金具6、次に太陽電池パネル1、そして押さえ材兼取付材7という順で、各部材がそれぞれ位置規制されているため、容易に取付作業を実施することができる。
さらに、図5(b)に示すように一枚の太陽電池パネル1の四角に、持出金具4と受け金具6と押さえ材兼取付材7とからなるユニットをそれぞれ配し、そのうちの二つのユニットの押さえ材兼取付材7,7(の取付部73,73)に、前記起立片2Dを架け渡して構成され、一つのユニットは流れ方向及び左右方向(桁行き方向)に隣接する4つの太陽電池パネル1に跨って配設されるものであるから、部材点数はむしろ少ない、即ち少ない点数にて取り付けられた構造とも言える。
図6(a)〜(c)は、本発明における太陽電池パネル1の典型的な配列例を示すものであって、図面の右側が水上側、左側が水下側であり、左から右に向かって専ら風が吹くものと想定した場合を示し、空気の流れを太白矢印にて示している。
図6(a)は各太陽電池パネル1は略平行状に配設された例であり、前記第1実施例がその一例に相当するが、起立部2にて太陽電池パネル1の表面を流れる空気の流れに乱流を形成することにより、裏面側の空気16は、起立部2に近接する開放部15から排出される。
図6(b)は各太陽電池パネル1は流れ方向の上側を高くする傾斜状に配設された例であり、前記第3実施例がその一例に相当するが、裏面側の空間16では、太陽電池パネル1の裏面を傾斜状に流れ、開放部15から排出される。
図6(c)は前記図6(a)と同様に各太陽電池パネル1が略平行状であるが、起立部2を備える太陽電池パネル1の水下側に、起立部2を備えない太陽電池パネル1を近接状に配設した例であり、恰も太陽電池パネル1の長さが2倍になったかのように空気の流れは流れ、前記図6(a)と同様に裏面側の空気16は、起立部2に近接する開放部15から排出される。このように起立部2は、全ての開放部16に設けるものであっても、部分的に設けるものであってもよい。
1 太陽電池パネル
10 太陽電池モジュール
101 ケーブル
11〜14 枠体
11 上側枠
110 開口部
111 支持部
112 側面部(低側面部)
12,13 側方枠
121,131 支持部
122,132 側面部
14 下側枠
140 開口部
141 支持部
142 側面部(低側面部)
15 開放部
16 裏面空間
2,2',2A〜2D 起立片(部)
21 起立状部
22 取付部
23 起立状部
24 取付溝
30 折板屋根
3A 外装材
4 持出金具
4A 本体
4B 連結枠体
4C 縦ボルト
5A,5D 押さえ材
6 受け金具
61 受支部
62 固定受部
7 押さえ材兼取付材
71 押さえ部
72 平板部
73 取付部

Claims (1)

  1. 太陽電池モジュールの周縁に枠体を配した太陽電池パネルを屋根上に敷設してなる敷設構造であって、
    前記枠体は、前記太陽電池モジュールの四つの辺に配する屋根面の流れ方向の上側枠、下側枠、左右の側方枠からなり、屋根面の流れ方向の上側枠、下側枠、左右の側方枠は、それぞれ、前記太陽電池モジュールの側縁を支持する支持部と下方へ垂下する側面部とを備え、屋根面の流れ方向の上側枠及び下側枠の側面部が、左右の側方枠の側面部より低く、
    隣り合う太陽電池パネルを、離間状に配設して離間部分における水下側に前記屋根面の流れ方向の上側枠を位置させて敷設すると共に当該上側枠には上方へ突出する起立部を設けたことを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造。
JP2013045214A 2013-03-07 2013-03-07 太陽電池パネルの敷設構造 Active JP6504736B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013045214A JP6504736B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 太陽電池パネルの敷設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013045214A JP6504736B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 太陽電池パネルの敷設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014175391A JP2014175391A (ja) 2014-09-22
JP6504736B2 true JP6504736B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=51696352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013045214A Active JP6504736B2 (ja) 2013-03-07 2013-03-07 太陽電池パネルの敷設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6504736B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6521622B2 (ja) * 2014-12-17 2019-05-29 元旦ビューティ工業株式会社 起立状部を有する外設部材、及び太陽電池を用いた外装構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061978A (en) * 1997-06-25 2000-05-16 Powerlight Corporation Vented cavity radiant barrier assembly and method
JP2004211372A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Hiroshi Arazeki ソーラーパネルの設置構造
US20050263181A1 (en) * 2004-05-25 2005-12-01 Kuo-Yow Yen Photovoltaic cooling frame
WO2009044845A1 (ja) * 2007-10-03 2009-04-09 Kyocera Corporation 太陽電池アレイ
JP5469442B2 (ja) * 2009-12-02 2014-04-16 落合 俊則 ソーラパネルの屋根上設置設備、及び、ソーラパネルを屋根上に設置する設置方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014175391A (ja) 2014-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110114158A1 (en) Replaceable photovoltaic roof panel
WO2010144118A3 (en) Roof mounting bracket for photovoltaic power generation system
JP5052685B1 (ja) 太陽電池モジュールの雪止め具、太陽電池モジュールの雪止め具の取付け構造、及び太陽光発電システム
CN103485490B (zh) 一种户用屋顶光伏发电系统的防水结构
JP5385856B2 (ja) 太陽光パネルを用いた屋根構造
JP3481032B2 (ja) 陸屋根建物における太陽電池モジュールを用いた二重屋根構造
JP6504736B2 (ja) 太陽電池パネルの敷設構造
JP5190961B2 (ja) 排水部を備える架台の接続構造、及び太陽電池モジュール敷設用架台の接続構造
JP6121184B2 (ja) 太陽電池パネルの傾斜取付構造
JP2011021468A (ja) 太陽電池モジュールの施工方法、及び折板屋根構造
JP6059924B2 (ja) 太陽電池を用いた外装構造
JP6268272B2 (ja) 太陽電池パネルの敷設構造
JP6063786B2 (ja) 太陽電池パネル用の外設部材、及びそれを用いた太陽電池パネルの敷設構造
AU2018211333A1 (en) Solar sheeting for roofing or walling
JP6148853B2 (ja) 太陽電池パネルの敷設構造
JP3188020U (ja) 太陽電池パネル取付金具
JP2565611B2 (ja) 太陽電池付き屋根
JP2010236270A (ja) 太陽エネルギー変換モジュール一体型外装構造の排水構造
JP6415797B2 (ja) 太陽電池を用いた外装構造
JP6051030B2 (ja) 太陽電池パネルの敷設構造
JP6051042B2 (ja) 太陽電池パネルの敷設構造
CN207460072U (zh) 屋面太阳能电池组件
JP2563718B2 (ja) 太陽電池付き屋根
JP2014177786A (ja) 外設部材、及びそれを用いた外装構造
JP2014080829A (ja) 既存の太陽電池屋根の雪止め方法、及び雪止め構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6504736

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250