JP6504699B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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<第1の態様>
排尿口位置の前後左右にわたり、排泄物を吸収保持する吸収体と、この吸収体の表側に位置する一層又は複数層の液透過性シート層とを備えた、使い捨ておむつにおいて、
前記吸収体及び液透過性シート層のうち表裏方向に隣接する少なくとも一組の部材間をホットメルト接着剤により接着するとともに、前記排尿口位置を含み、かつ前記吸収体の周縁より内側に離間した領域を、その周囲の領域よりも前記ホットメルト接着剤の塗布面積率が高い拡散促進領域とした
ことを特徴とする、使い捨ておむつ。
ホットメルト接着剤は使い捨ておむつの部材接着に汎用されており、吸収体の表側における表裏方向に隣接する部材間の接着にも用いられているが、ホットメルト接着剤は液透過性を有しないため、吸収体の表側においては塗布パターンを間欠にし、かつ塗布面積率も可能な限り低く抑えていた。本使い捨ておむつは、このようなホットメルト接着剤の影響を逆に利用するものであり、拡散促進領域では、その周囲の領域よりもホットメルト接着剤の塗布面積率(単位面積当たりの、接着剤が平面方向に連続する部分の面積の割合)が高いことにより、排尿があると、排尿口近傍では周囲よりも吸収体側へ透過しにくく、その結果として周囲への移動(拡散)が促進されるようになる。本使い捨ておむつでは通常使用されるホットメルト接着剤の塗布パターンを変更するだけであるため、吸収体に溝を設ける手法と異なり、吸収体のヨレやワレの発生及び吸収量の低下を防止しつつ、拡散性を向上させることができる。
前記液透過性シート層として、おむつ表面を構成するトップシート、前記拡散促進領域と同じか又はそれよりも広い親水性の中間シートと、及び前記吸収体を包装する包装シートのうち前記吸収体の表側に位置する部分を、表側から裏側に向かってこの順に備えており、
前記中間シートを前記包装シートのうち前記吸収体の表側に位置する部分に接着する中間シートホットメルト接着剤が、前記拡散促進領域では前記周囲の領域よりも塗布面積率が高くなるように塗布されている、
第1の態様の使い捨ておむつ。
使い捨ておむつにおいては、吸収体の表側に位置する液透過性シート層として、上記のようなトップシート、中間シート及び包装シートを備えたものとが一般的となっている。この場合、拡散促進領域の塗布面積率を高くするホットメルト接着剤としては、(イ)トップシートをその裏側に隣接する部材に固定するために、トップシートの裏面に塗布されるトップシートホットメルト接着剤、(ロ)中間シートをその裏側に隣接する部材に固定するために、中間シートの裏面に塗布される中間シートホットメルト接着剤、(ハ)包装シートのうち吸収体の表面上に位置する部分を吸収体に固定するために、包装シートの内面に塗布される包装シートホットメルト接着剤が考えられる。
前記中間シートが前記拡散促進領域よりも広い、第2の態様の使い捨ておむつ。
このように構成すると、中間シートの周縁側の部分に、ホットメルト接着剤の塗布面積率が拡散促進領域よりも狭い、つまり液が拡散しにくく、裏側に透過しやすい部分が形成されるため、中間シート内で拡散された尿が裏側に効率良く供給されるようになる。
前記トップシートをその裏側に隣接する部材に接着するトップシートホットメルト接着剤、及び前記包装シートのうち前記吸収体の表側に位置する部分を前記吸収体の表面に接着する包装シートホットメルト接着剤を有し、
前記トップシートホットメルト接着剤の塗布目付け及び前記包装シートホットメルト接着剤の塗布目付けが、前記中間シートホットメルト接着剤の塗布目付けより低い、
第2又は3の態様の使い捨ておむつ。
トップシート、中間シート、包装シート及び吸収体をそれぞれ隣接部分においてホットメルト接着剤により接着する場合、上述のような塗布目付けの関係とすると、尿の拡散はトップシート上よりも中間シート上で主に行われ、拡散後の尿の吸収体への移行も速やかとなるため好ましい。なお、ホットメルト接着剤の塗布目付けとは、単位面積当たりの塗布重量(g/m2)を意味する。
前記吸収体の裏側から幅方向両側を通り表側に回り込み、前記吸収体の表側で端部相互が重ねられてなる包装シートを備えており、
前記包装シートの端部相互が重なる部分が前記拡散促進領域を通るように設けられている、
第1〜4のいずれか1つの態様の使い捨ておむつ。
包装シートの重なり部分は、非重なり部分と比較して液透過性が低いため、上記のように拡散促進領域を通るように設けることで、拡散促進領域の拡散性をより一層向上させることができる。
前記液透過性シート層として、おむつ表面を構成するトップシートを備えており、前記拡散促進領域では前記トップシートの表面に凹凸が形成されておらず、その周囲の領域では前記トップシートの表面に多数の凹凸が形成されている、第1〜5のいずれか1つの態様の使い捨ておむつ。
拡散促進領域の周囲の領域では、拡散性を低下させ、吸収体への吸収を促進させないと、漏れにつながるおそれがある。よって、上記のように拡散促進領域の周囲の領域ではトップシートの表面に多数の凹凸を形成し、この凹凸障壁により拡散性を低下させるのは一つの好ましい形態である。
拡散促進領域の幅方向両端部又は拡散促進領域の幅方向外側に、おむつ表面から吸収体まで食い込む側部エンボス凹部がそれぞれ形成されている、第1〜6のいずれか1つの態様の使い捨ておむつ。
このような側部エンボス凹部を設けると、幅方向断面形状が、側部エンボス凹部に向かうにつれて厚みが低下する山形状となり、拡散促進領域では排尿位置から側部エンボス凹部に向かう傾斜により拡散性が向上し、拡散促進領域の幅方向外側では側部エンボス凹部に向かう傾斜により幅方向外側への拡散が抑制されるため、拡散性が向上しつつも漏れにくいものとなる。また、側部エンボス凹部により液透過性シート層が吸収体にしっかりと密着し、吸収体への尿の移動が促進されるため、液透過性シート層における液残りが低減し、おむつ表面がさらっとした肌触り(乾燥した肌触り)に保たれる性能を向上させることができる。
拡散促進領域における前記ホットメルト接着剤の塗布面積率が90〜100%であり、前記周囲の領域における前記ホットメルト接着剤の塗布面積率が5〜60%である、第1〜7のいずれか1つの態様の使い捨ておむつ。
ホットメルト接着剤の塗布面積率の差は適宜定めれば良いが、上記範囲とすることが望ましい。
図1〜図8は、パンツタイプ使い捨ておむつの一例100を示している。断面図における点模様部分はその表側及び裏側に位置する各構成部材を接合する接合手段としての接着剤を示しており、ホットメルト接着剤のベタ、ビード、カーテン、サミット若しくはスパイラル塗布、又はパターンコート(凸版方式でのホットメルト接着剤の転写)などにより、あるいは弾性伸縮部材の固定部分はこれに代えて又はこれとともにコームガンやシュアラップ塗布などの弾性伸縮部材の外周面への塗布により形成されるものである。ホットメルト接着剤としては、例えばEVA系、粘着ゴム系(エラストマー系)、オレフィン系、ポリエステル・ポリアミド系などの種類のものが存在するが、特に限定無く使用できる。各構成部材を接合する接合手段としてはヒートシールや超音波シール等の素材溶着による手段を用いることもできる。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3〜図5に示されるように、身体側となるトップシート30と、液不透過性シート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う本体部である。符号40は、トップシート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、トップシート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側に設けられた、身体側に起立する立体ギャザー60を示している。
トップシート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、トップシート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止し、トップシート30上を常に乾燥した状態とすることができる。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
立体ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向全体にわたり延在する帯状部材であり、トップシート30上を伝わって横方向に移動する排泄物を遮断し、横漏れを防止するために設けられているものである。本実施の形態の立体ギャザー60は、内装体200の側部から起立するように設けられ、付け根側の部分は幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分は幅方向外側に向かって斜めに起立するものである。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、2.54cm当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の使い捨ておむつに使用されるものをそのまま使用でき、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下のものが望ましく、また、180μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
外装体12は、図3〜図5に示されるように、二枚のシート材12S,12Hをホットメルト接着剤や溶着等の接合手段により張り合わせて形成されたものである。内側に位置する内側シート材12Hはウエスト開口WOの縁までしか延在していないが、外側シート材12Sは内側シート材12Hのウエスト側の縁を回り込んでその内側に折り返されており、この折り返し部分12rは内装体200のウエスト側端部上までを被覆するように延在されている。
特徴的には、図9及び図10(a)に示すように、排尿口位置71を含み、かつ吸収体56の周縁より内側に離間した領域は、吸収体56及びその表側において表裏方向に隣接する少なくとも一組の部材間を接着するホットメルト接着剤31,41,51の塗布面積率が周囲の領域よりも高い拡散促進領域70とされる。つまり、本発明の拡散促進領域70は、排尿口位置71を含み、かつホットメルト接着剤31,41,51の影響により液が裏側に浸透しにくく、液が表面に沿う方向に拡散しやすい領域を意味するものであり、例えば吸収体の面積の10〜60%程度の排尿口位置71を含む領域である。よって、拡散促進領域70では、その周囲の領域よりもホットメルト接着剤31,41,51の塗布面積率(単位面積当たりの接着剤塗布面積の割合)が高いことにより、排尿があると、図9に白抜き矢印で示すように、排尿口位置71近傍では周囲よりも吸収体56側へ透過しにくく、その結果として周囲への移動(拡散)が促進されるようになる。よって本発明では通常使用されるホットメルト接着剤31,41,51の塗布パターンを変更するだけで済むため、吸収体56に溝を設ける手法と異なり、吸収体56のヨレやワレの発生及び吸収量の低下を防止しつつ、拡散性を向上させることができる。
(a)拡散促進領域70の周囲の領域では、拡散性を低下させ、吸収体56への吸収を促進させないと、漏れにつながるおそれがある。よって、拡散促進領域70ではトップシート30の表面に凹凸を形成しない方が望ましいのに対して、その周囲の領域では図14に示すように、トップシート30の表面に多数の凹凸30p,30dを形成し、この凹凸障壁により拡散性を低下させるのも好ましい。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後(縦)方向」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味する。
Claims (7)
- 排尿口位置の前後左右にわたり、排泄物を吸収保持する吸収体と、この吸収体の表側に位置する一層又は複数層の液透過性シート層とを備えた、使い捨ておむつにおいて、
前記吸収体及び液透過性シート層のうち表裏方向に隣接する少なくとも一組の部材間をホットメルト接着剤により接着するとともに、前記排尿口位置を含み、かつ前記吸収体の周縁より内側に離間した領域を、その周囲の領域よりも前記ホットメルト接着剤の塗布面積率が高い拡散促進領域とし、
前記液透過性シート層として、おむつ表面を構成するトップシート、前記拡散促進領域と同じか又はそれよりも広い親水性の中間シートと、及び前記吸収体を包装する包装シートのうち前記吸収体の表側に位置する部分を、表側から裏側に向かってこの順に備えており、
前記中間シートを前記包装シートのうち前記吸収体の表側に位置する部分に接着する中間シートホットメルト接着剤が、前記拡散促進領域では前記周囲の領域よりも塗布面積率が高くなるように塗布されている、
ことを特徴とする、使い捨ておむつ。 - 前記中間シートが前記拡散促進領域よりも広い、請求項1記載の使い捨ておむつ。
- 前記トップシートをその裏側に隣接する部材に接着するトップシートホットメルト接着剤、及び前記包装シートのうち前記吸収体の表側に位置する部分を前記吸収体の表面に接着する包装シートホットメルト接着剤を有し、
前記トップシートホットメルト接着剤の塗布目付け及び前記包装シートホットメルト接着剤の塗布目付けが、前記中間シートホットメルト接着剤の塗布目付けより低い、
請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。 - 排尿口位置の前後左右にわたり、排泄物を吸収保持する吸収体と、この吸収体の表側に位置する一層又は複数層の液透過性シート層とを備えた、使い捨ておむつにおいて、
前記吸収体及び液透過性シート層のうち表裏方向に隣接する少なくとも一組の部材間をホットメルト接着剤により接着するとともに、前記排尿口位置を含み、かつ前記吸収体の周縁より内側に離間した領域を、その周囲の領域よりも前記ホットメルト接着剤の塗布面積率が高い拡散促進領域とし、
前記吸収体の裏側から幅方向両側を通り表側に回り込み、前記吸収体の表側で端部相互が重ねられてなる包装シートを備えており、
前記包装シートの端部相互が重なる部分が前記拡散促進領域を通るように設けられている、
ことを特徴とする、使い捨ておむつ。 - 前記液透過性シート層として、おむつ表面を構成するトップシートを備えており、前記拡散促進領域では前記トップシートの表面に凹凸が形成されておらず、その周囲の領域では前記トップシートの表面に多数の凹凸が形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 拡散促進領域の幅方向両端部又は拡散促進領域の幅方向外側に、おむつ表面から吸収体まで食い込む側部エンボス凹部がそれぞれ形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 拡散促進領域における前記ホットメルト接着剤の塗布面積率が90〜100%であり、前記周囲の領域における前記ホットメルト接着剤の塗布面積率が5〜60%である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
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