JP6502974B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、簡易な構成で、エアバッグの展開等を制御し易くすることを目的とする。
また、前記エアバッグは、当該エアバッグが取り付けられる車両のハンドルポスト後方に位置し、前記下ベントホールは、前記ハンドルポストに支持されるハンドルよりも下方に位置する。エアバッグの膨張展開時に、ハンドル及びハンドル周辺部材で下ベントホールが塞がれる事態を抑制できる。
また、前記上ベントホールは、幅方向中央の気室の延長線上よりも幅方向外側に設けられ、幅方向外側の気室の延長線上よりも幅方向内側に設けられている。これにより、各気室から頭部対向部に供給されたガスをバランスよく排出して内圧を制御し易くなる。
なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体を基準とした方向と同一である。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号RHは車体右方を示している。
自動二輪車1は、エンジン2と動力伝達機構3とを一体化したスイングユニット4を備える。自動二輪車1の後輪5は、スイングユニット4の後部に回動自在に支持され、前輪6は、左右一対のフロントフォーク7の下部に回動自在に支持される。左右一対のフロントフォーク7の上部には、ブリッジ8が架設される。ブリッジ8の車幅方向中央には、操舵軸であるステアリングシャフト9が立設される。ステアリングシャフト9の上部にはハンドルポスト9Aが設けられ、ハンドルポスト9Aに、自動二輪車1を左右に操向するためのハンドル10が取り付けられる。自動二輪車1の操舵系(操向装置)は、前輪6、フロントフォーク7、ステアリングシャフト9、及びハンドル10等で構成される。
左右一対のフロントサイドカバー22には、後方からインナーカバー23が装着され、フロントサイドカバー22とインナーカバー23との間に、ステアリングシャフト9、ヘッドパイプ12及びエアバッグ装置30のリテーナ31等が配置される。
インナーカバー23の下部には、センターカバー24が連なる。センターカバー24は、メインフレーム13を後上方から覆い、シート17に着座する運転者の両足の内側に位置するカバーを構成する。また、センターカバー24は、運転者が乗降する際に足を跨ぐ足跨ぎでもある。
車両前後方向の中央下部には、乗員が足を載せる左右一対のステップフロア20が配置される。ステップフロア20は、センターカバー24の下部に連なり、シート16の前部下方を前後方向に延出する。ステップフロア20の下方は、アンダーカウル部26で覆われる。
図2はリテーナ31の断面構造を周辺構成と共に示す図である。なお、図2はエアバッグ40が折り畳まれた状態を示している。
リテーナ31は、上部にエアバッグ40の展開時の反力を受けて開く蓋材を有する箱体であり、底板31aに、インフレータ32を取り付けるための取付穴を有している。インフレータ32は、取付穴よりも大径のフランジ32aを有し、フランジ32aが底板31aの下面に当接するまで取付孔に挿入される。
底板31aの上面には、バッグリング(押さえ板とも称する)33が配置される。バッグリング33は、フランジ32aよりも大径に形成され、バッグリング33におけるフランジ32aよりも大径の箇所が、周方向に間隔を空けて、複数の締結部材35によって、リテーナ31の底板31aに締結される。
これによって、バッグリング33とリテーナ31とを固定する締結部材35を利用して、エアバッグ40を取り付けでき、且つ、エアバッグ40の取付箇所をバッグリング33から下方に離すことができる。従って、エアバッグ40の取付箇所がバッグリング33内のガスの圧力や温度の影響をより受け難くなり、その熱タフネスを更に向上できる。
なお、エアバッグ40の収容状態は、ロール状、蛇腹状等、エアバッグ40の展開方向、展開速度等のパラメータを考慮して適宜に設定すればよい。
エアバッグ40は、インフレータ32からのガスが導入される導入部となる首部41から上方に向かって幅が末拡がりとなる袋形状を有しており、最大幅の箇所が頭部対向部42を構成する。頭部対向部42は、エアバッグ40の膨張展開時に、乗員の頭部と対向する部分である。
また、図3、図4及び後述する各図においては、説明を判りやすくするため、縫合部51S等の縫合箇所を二点鎖線で示している。
これらにより、首部41から頭部対向部42に向かって一定の幅で直線状に延びる3つの気室53、54、55が区画される。従って、中縫い部51を形成しない場合と比べてエアバッグ40の容積を小さくでき、インフレータ32の大サイズ化を抑制できる。
なお、各気室53〜55の幅W1〜W3は、完全同一に限定されず、略同じ幅であればよい。略同じ幅とは同等の効果が得られる範囲の幅である。
この縫合部51Sにおいて、下側縫合部51Cが下方凸に形成されているので、下側縫合部51Cが、エアバッグ40の内部を仕切る仕切りとして機能するだけでなく、下方からのガスを各気室53〜55に円滑に案内する下側ガイドとしても機能する。また、上側縫合部51Dが上方凸に形成されているので、上側縫合部51Dが、仕切りとして機能するだけでなく、各気室53〜55内のガスを頭部対向部42に円滑に案内する上側ガイドとしても機能する。なお、本実施形態では、エアバッグ40を幅中央を基準にして左右対称構造に形成しているが、左右対称構造に限定しなくてもよい。
図3に示すように、表面基布61には、頭部対向部42よりも上方に位置する当接部43に、乗員側に開口する左右一対のベントホール(以下、上側ベントホールと言う)81が設けられる。左右一対の上ベントホール81は、左右中央の気室54の延長線上よりも幅方向外側であって、かつ、左右の気室53、55の延長線上より幅方向内側に設けられている。この構成によれば、エアバッグ40の展開膨張時に、上ベントホール81が乗員の頭部よりも上方に位置し、上ベントホール81が塞がれ難くなる。しかも、上ベントホール81が特定の気室の直上に位置しないので、各気室53〜55から頭部対向部42に供給されたガスを適切に排出し易くなる。
図5に示すように、時間が経過するに従ってエアバッグ40が上方に伸びるように伸展することによって、エアバッグ40は、首部41、つなぎ部44、及び頭部対向部42(当接部43を含む)の順で展開する。同図5に示すように、展開の初期から下ベントホール82が露出するので、エアバッグ40の内圧の制御を早期に開始できる。下ベントホール82により、エアバッグ40が伸展途中の内圧が適切に制御される。
エアバッグ40は、表面基布61及び裏面基布62を独立して備える。さらに、エアバッグ40は、補強布として、第1補強布63、第1補強布63と同形状に形成された第2補強布64、インフレータ側第1重ね布65、及びインフレータ側第2重ね布66を備えている。さらに、インフレータ側第1重ね布65、及びインフレータ側第2重ね布66の下部に重ねられて、インフレータ32からの高温・高圧ガスが最初に供給される箇所の耐熱性及び強度を向上させるための重ね布67、68を備えている。
第2補強布64は、図4に示すように、裏面基布62の内側かつ中縫い部51の領域に重ねられ、第2補強布64の外周に沿う縫合部71Sによって裏面基布62に縫合される。第2補強布64によって、裏面基布62側の中縫い部51の領域の強度及び耐熱性が向上する。
第1補強布63は、上方に向かって幅が末拡がりの形状を有し、左右一対の中縫い部51をカバーする略台形のシートに形成されている。第1補強布63の外縁と、中縫い部51の縫合部51Sとの間には、少なくとも第1補強布63を縫合する縫合部58Sのスペースが形成される。さらに、第1補強布63の車幅方向外側の側縁63Xと、縫合部58Sとの離間距離を値Xとしたときに、第1補強布63の下縁と、縫合部58Sとの距離を、値Xよりも大きい値Yに設定している(値Y>値X)。この値Yは、縫合部58Sと、中縫い部51を形成する縫合部51Sとの間の距離Zよりも大に設定されている(値Y>値Z)。
余り代91の下端は自由端であるので、余り代91は、縫合部58Sを基端として屈曲することができる。この場合、余り代91の長さYが、縫合部58S、51S間の距離Zよりも大であるので、余り代91が屈曲することで、各縫合部58S、51Sを覆って保護することができる。なお、第1補強布63の左右の余り代(値Xの箇所に相当)を、余り代91よりも短い長さに限定しなくてもよい。
なお、図8及び図9では、説明を判りやすくするため、第2補強布64の下部の余り代を、第1補強布63の下部の余り代91と同じ符号を付して示している。また、図9では、ガスの流れを矢印で示し、孔部73を省略している。
なお、余り代91の長さ(値Y)が短いと、余り代91がガスの圧力を受けても屈曲し難くなり、また、屈曲しても縫合部51Sを十分にカバーすることができない。この場合、各余り代91がガス遮蔽壁として十分に機能しなくなるので、ガスの圧力で屈曲し、縫合部51S等を十分にカバーする長さに形成することが好ましい。
この構成によれば、第1補強布63の余り代91によって表面基布61側の縫合部51Sを保護し、第2補強布64の余り代91によって裏面基布62側の縫合部51Sを保護することができる。従って、縫合部51Sを広い領域に渡って保護することができ、簡易な構成で、エアバッグ40の内部を仕切る縫合部51Sを適切に保護可能になる。
ここで、縫合部51Sよりもガスの供給側に、他の連結箇所として、第1補強布63(一方の補強布)と表面基布61とを連結した縫合部58Sと、第2補強布64(他方の補強布)と裏面基布62とを連結した縫合部71Sとを有する。各補強布63、64の余り代91は、各補強布63、64の縫合部58S、71Sと縫合部51Sとの離間距離(値Z)よりも長く延出する。この構成によれば、各縫合部58S、71S、51Sを保護することができる。
また、第1補強布63の余り代91と第2補強布64の余り代91とは、ガスの圧力で屈曲した際に互いに重なるので、余り代91の遮蔽壁としての機能がより向上する。
この構成によれば、首部41から頭部対向部42に至る領域のボリュームを抑えながら、首部41から頭部対向部42に向かって延びる複数の柱状の気室53〜55を形成できる。従って、インフレータ32の大サイズ化を抑制しながらガスを適切に頭部対向部42に供給可能になる。なお、略平行とは、完全に平行の場合に限定されず、同様の機能を有する範囲を含む。
また、中縫い部51は、首部41から頭部対向部42に行くに従って幅が拡がる形状を有するので、末拡がりのエアバッグ40の側縁部40L、40Rとの間に直線状の気室53〜55を容易に形成できる。従って、ガスを円滑に頭部対向部42に供給し易くなる。
また、エアバッグ40には、中縫い部51の領域に第1及び第2補強布63、64が設けられるので、中縫い部51の領域を補強でき、ガスの影響を抑制できる。
この構成によれば、下ベントホール82により、エアバッグ40の展開の初期からエアバッグ40の内圧の制御が可能となり、展開完了後は、上下のベントホール81、82により内圧の制御が可能になる。また、下ベントホール82は乗員の反対側かつ下方に位置するので、乗員等で塞がれ難く、上ベントホール81は乗員の頭部より上方なので、乗員で塞がれない。従って、エアバッグ40の展開及び膨張を継続して制御し易くなる。
また、図1に示すように、エアバッグ40は、自動二輪車1のハンドルポスト9A後方に位置し、下ベントホール82は、ハンドルポスト9Aに支持されるハンドル10よりも下方に設けられる。これにより、エアバッグ40の膨張展開時に、ハンドル10及びハンドル周辺部材で下ベントホール82が塞がれる事態を抑制できる。
例えば、上述の実施形態では、表面基布61の内側に第1補強布63を設けるとともに、裏面基布62の内側に第2補強布64を設ける場合を説明したが、各補強布63、64の枚数を変更してもよい。各補強布63、64をそれぞれ複数設けた場合には、余り代91についても多数枚となり、ガス遮蔽壁としての効果をより向上させることができる。各補強布63、64をそれぞれ複数枚設けた場合、各補強布63、64のうち、基布61、62側の余り代91と基布61、62の反対側の余り代91との長さを異ならせてもよい。この場合の実施例を図10に示す。
図10に示すように、表面基布61側に位置する第1補強布63の余り代911は、表面基布61側でない第1補強布63の余り代91よりも長く形成される。また、裏面基布62側に位置する第2補強布64の余り代91は、裏面基布62側でない第2補強布64の余り代91(以下、符号91Aを付して示す)よりも長く形成される(図10中、値Y1>Y>Z)
この場合、余り代91A、91の両方を上記値Z以上の長さに形成する方法に限定されず、余り代91については上記値Z未満に形成するなど、適切に保護可能な範囲で適宜に長さを変更してもよい。
また、相対的に長い余り代91Aを設けない場合でも、余り代91によって適切に保護可能な範囲であれば、余り代91の長さを上記値Zよりも短くしてもよい。
また、上述の実施形態では、表面基布61と裏面基布62とが別部材の場合説明したが、これに限定されず、表面基布61と裏面基布62とが一体のシートであってもよい。
図11は複数の気室53〜55の幅を異ならせた実施例を示す図である。
図11では、左右の中縫い部51をエアバッグ40の幅中央に寄せて配置している。これによって、幅方向中央の気室54の幅W2が、幅方向外側の気室53、55の幅W1、W3よりも短くなる。
この構成によれば、幅方向外側の気室53、55にガスを流し易くなり、エアバッグ展開時にエアバッグ40の外形状を保ち易くなる、といった効果を期待することができる。なお、各気室53〜55の幅W1〜W3、及び各気室53〜55の断面形状などは、エアバッグ40の要求仕様に応じて適宜に変更してもよい。
また、上述の実施形態では、エアバッグ40の各部を縫製によって連結する場合を説明したが、縫製以外の連結方法を適用してもよい。例えば、溶着等の接合方法など、公知の連結方法を広く適用可能である。
30 エアバッグ装置
40 エアバッグ
40L、40R 側縁部
41 首部
42 頭部対向部
51 中縫い部(絞り部)
51S、57S、58S、71S、72S 縫合部(仕切り部)
53〜55 気室
61 表面基布
62 裏面基布
63 第1補強布
64 第2補強布
81 上ベントホール
82 下ベントホール
91、91A 余り代
92 切り欠き部
W1〜W3 幅
Claims (4)
- 車両に配置され、ガスが供給されて展開する袋形状であり、前記ガスが導入される首部(41)と、展開するとともに膨張した場合に前記首部(41)よりも上方に位置して前記車両の乗員の頭部に対向する頭部対向部(42)とを備えるエアバッグ(40)と、
前記エアバッグ(40)に設けられるベントホール(81、82)と、を備えるエアバッグ装置において、
前記エアバッグ(40)は、展開するとともに膨張した場合に前記首部(41)から上方に向かって、前記車両の左右方向に沿う長さである幅が末拡がりとなって最大幅の箇所が前記頭部対向部(42)となる袋形状を有し、前記頭部対向部(42)の下方が、幅方向に間隔を空けて、前記首部(41)から前記頭部対向部(42)に向かって延びる複数の柱状の気室(53、54、55)に仕切られ、
前記複数の気室(53〜55)のうち、幅方向中央の気室(54)が、前記頭部対向部(42)の幅方向中央に向けて延びる形状に形成され、前記幅方向中央の気室(54)を除く気室(53、55)が、前記頭部対向部(42)に近づくほど前記幅方向中央の気室(54)から幅方向外側に離れる形状に形成され、
前記ベントホール(81、82)は、
前記頭部対向部(42)よりも上方に配置され、かつ、幅方向中央の気室(54)を、この気室(54)が延びる方向に延長した延長線よりも幅方向外側、かつ、幅方向外側の気室(53、55)を、この気室(53、55)が延びる方向に延長した延長線よりも幅方向内側に配置されるとともに前記車両の乗員側に開口する上ベントホール(81)と、
前記上ベントホール(81)よりも下方に配置され、かつ、前記幅方向中央の気室(54)を除く気室(53、55)における前記ガスの入口に配置されるとともに前記車両の乗員側の反対側に開口する下ベントホール(82)とを有することを特徴とするエアバッグ装置。 - 前記上ベントホール(81)及び前記下ベントホール(82)は、左右に間隔を空けて2つずつ設けられることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
- 前記エアバッグ(40)は、前記車両のハンドルポスト(9A)後方に位置し、
前記下ベントホールは、前記エアバッグが展開するとともに膨張した場合に、前記ハンドルポスト(9A)に支持されるハンドル(10)よりも下方に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。 - 前記頭部対向部(42)の幅方向中央領域から上方に突出して前記エアバッグ(40)の最上部を構成し、前記エアバッグ(40)が展開するとともに膨張した場合に、前記エアバッグ(40)の前方に存在する衝突対象と当接する当接部(43)を有し、
前記当接部(43)に、前記上ベントホール(81)が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
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