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JP6494500B2 - 錠装置のベース部材およびそれを用いた錠装置 - Google Patents

錠装置のベース部材およびそれを用いた錠装置 Download PDF

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JP6494500B2
JP6494500B2 JP2015242488A JP2015242488A JP6494500B2 JP 6494500 B2 JP6494500 B2 JP 6494500B2 JP 2015242488 A JP2015242488 A JP 2015242488A JP 2015242488 A JP2015242488 A JP 2015242488A JP 6494500 B2 JP6494500 B2 JP 6494500B2
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Description

本発明は、全く新規な装置として提案された錠装置のベース部材であり、更に詳細には、該ベース部材を用いて錠の種類を容易に変更可能な錠装置に関するものである。
従来から、ドア錠としてシリンダー錠は用いられているが、ピッキングにより解錠され易いことが問題となっていた。
そして、ピッキング対策として、ヴィングカード(vingcard:ヴィングカードは登録商標)のような、キーカード及びコードカードを用いるカード式錠が開発されている。このようなカード式錠装置について簡単に説明すると、キーカードを用いて施解錠するものであり、キーカードが挿入されていないときは複数の長孔に挿入した施錠ピンにより、錠内に格納された作動体の移動がロックされている。キーカードが、錠装置内に挿入されているコードカードに対応する適正なものであると、施錠ピンが、ボールやスプリングを介して移動し、作動体を移動可能な状態にする。そして、キーカードをさらに押し込むと、作動体は停止位置から操作可能な位置に移動し、解錠することができる。操作位置から、キーカードをもとの方向に引き戻すと、作動体も停止位置に戻り、キーカードを引くと、施錠ピンにより作動体は、ロックされる。
さらに出願人は、マンションやアパート等の増加による住宅環境の多様化に伴い、集合住宅の管理者の利便性を向上させるため、特許文献1に記載のカード式錠装置を提供した。特許文献1に記載のカード錠装置は、ケース内にカード式錠本体とシリンダー錠本体の2つの錠本体を装着し、これらを関連して作動させ、主として一方のカード式錠本体を入居者用として、他方のシリンダー錠本体を管理者用として用いるものであり、集合住宅において、カード式錠装置を使用させ、管理者がシリンダー錠本体を使用することによってシリンダー錠本体をマスターキー状態で使用することができ、管理者がドア毎に多数のキーを管理することがないので管理がし易く、かつ経済的である。
さらにまた、出願人は、使用者の使用態様を考慮して、特許文献2に記載のカード式錠を提供した。特許文献2に記載のカード式錠装置は、固定される外ケ−ス内に回転可能に内ケ−スを設け、この内ケ−ス内に作動体を有するカ−ド式錠本体を装着し、カ−ド式錠本体にキ−カ−ドを差し込み、カ−ド式錠本体の作動体を移動して内ケ−スを回転可能とし、内ケ−スをカ−ド式錠本体と共に施錠位置及び解錠位置へ回転移動させることによって、内ケ−スに連結したデッドボルト等の掛金を施錠、解錠するようにしたものであり、マンション、アパ−ト等の共同住宅において、コ−ドカ−ドの交換が容易であると共に管理がし易い。
このように、住宅環境や家族構成や生活態様の多様化に応じて、使用者の利便性向上のために、従来からある錠の改良が行われるとともに、専用のICカード等を用いて施解する電子式、及び暗証番号式等の様々なものが開発されている。
特開2004−076375号公報(段落0011) 特開2003−307058号公報(段落0009)
ところで、住宅環境や家族構成や生活態様の多様化や、部屋を使用する目的の変化により、使用に適した錠が変わることが考えられる。
例えば、カード式錠は、シリンダー錠のようにピッキングによる被害を受ける虞はないが、側面に挿入口があるものの場合や、挿入口の位置によっては、まだ身長の低い子供の場合には、使用しにくいことがあるので、特に小さい子供のいる家族では選択しにくい場合がある。
また、電気式錠は、鍵穴がないので、ピッキングによる被害を防止でき防犯レベルをあげることができるが、電池切れや停電で駆動機構に電力が供給されない場合や、錠内に雨水が侵入して錠が作動しない場合に、対処するのが困難である。
さらに、暗証番号式の錠は、鍵やカードを必要とせず、紛失したり盗まれたりした鍵等により解錠されるおそれはないが、暗証番号を忘れたり、他人に暗証番号を見られたりするおそれがあり心配である。
このように、各錠の形式について、メリット、デメリットがあり、家族構成や、生活態様や、目的とする防犯レベルの変化に応じて、適宜選択的に使用されているが、これらの錠はそれぞれドア錠に組み合わせて設けられているので、交換する場合には、扉を開けて、扉に設けられていたドア錠を分解して組み込む必要があり、容易に交換することができなかった。
今後、更に家族構成や生活態様の多様化により、錠の種類を変更する必要性が増加することが想定されることを鑑みれば、使用者や管理者が簡単に交換できるものが望まれている。
本発明の解決課題は、居住者や集合住宅の管理人により、錠の形式を容易に変更できるようにしたベース部材及びそれを用いた錠装置を提供することである。
すなわち本発明は、ドア錠を施解錠する作動位置と施解錠不能なロック位置に操作される錠装置を取り付けるベース部材であって、扉に設けたドア錠のシリンダー錠設置用孔に挿入可能に形成され前記ドア錠に連結される小径部と、前記小径部から筒状に形成され先端が前記錠装置の一部に挿入される大径部を有し、前記小径部は前記錠装置に設けた凸部が嵌合する凹部を有し、前記錠装置には側面から半径方向に出没可能に突出する着脱突起が設けられており、前記大径部には該着脱突起が嵌合する係合溝と、前記係合溝を貫通し前記着脱突起に対応する取外し孔が形成され、前記錠装置がロック位置にあるとき前記着脱突起は没入不能に保持され、前記錠装置が作動位置にあるとき前記着脱突起を没入させて錠装置を脱着可能にしたベース部材である。
また本発明は、ベース部材に取付けられる錠装置であって、筒状の本体と、前記本体の後端から回転可能に突出しているドライバーと、前記ドライバーを中心に対向状態に設けられ、ベース部材に設けた凹部に嵌合する凸部と、前記ドライバーをロック位置で回転不能に保持し、作動位置で回転可能に保持する施解錠機構を具備し、前記本体の側面には、半径方向に出没可能に突出し前記ベース部材に形成した係合溝に嵌合する着脱突起が設けられており、前記本体内には施解錠機構がロック位置にあるとき前記着脱突起を没入不能な状態に保持する係止機構を有することを特徴とする錠装置である。
本発明のベース部材及び錠装置は、上記の構成により、ベース部材を既存のドア錠に備えられている従来のシリンダー錠に取替えて固定した後は、適宜の機能を有する錠装置を作動位置に操作した状態で、扉を開けないで脱着することができ、室内にいる住居者に影響を与えずに交換可能であり、住居者がいなくても交換できる。
また錠装置は、シリンダー式(シリンダー錠)、電気式、磁気式及び暗証番号式等の様々な様式のものであっても、作動位置及びロック位置に操作できるものであれば相互に着脱することができ、それらの着脱方法が統一されているので、相互の交換を容易にすることができる。
本発明のベース部材及び錠装置の一実施例を示す使用状態の斜視図である。 図1に示す実施例の分解斜視図である。 図1に示す本発明のベース部材の拡大斜視図である。 図1に示す本発明の錠装置の拡大斜視図である。 施解錠機構の一実施例を示す説明図である。 図5に示す実施例におけるコネクティングギアがテールギアにかみ合う位置に移動した状態の断面図である。 コネクティングギアがテールギアにかみ合う位置に移動し、着脱突起が没入可能な状態を示す説明図である。 コネクティングギアがテールギアにかみ合っていない位置に移動した状態の断面図である。 コネクティングギアがテールギアにかみ合っていない位置に移動し、着脱突起が没入不能な状態を示す説明図である。 コネクティングギアの歯先がテールギアに当っている状態の一部の拡大断面図である。 本発明の他の実施例を示す説明図である。 本発明の更に他の実施例を示す断面図である。 図12に示す実施例のA−A線断面図である。 図12に示す実施例のジョイントカムを示す正面図である。 図12に示す実施例のスライドスリーブを示す断面図である。
本発明のベース部材60は、図1、図2に示すように、ドア錠91が取り付けられた扉90に固定されて使用されるものであり、錠装置1は固定されたベース部材60に着脱自在に取付けられ、ドア錠91に組み合わせて使用されるものである。ドア錠91は、公知のようにハンドル96で操作されるラッチ92、室内側に設けたサムターン97に連絡するデッドボルト93を有している。本願明細書及び特許請求の範囲において、サムターン97に対向する扉の室外方向を「前方」、「前部」とし、室内方向を「後方」、「後部」とする。
ベース部材60は、扉90の室外側に設けられたシリンダー錠設置用孔95に固定され、錠装置1は、後方の一部がベース部材60に着脱可能に挿入され、図4に示すように、錠装置1の側面から半径方向に出没可能に突出している板状の着脱突起17をベース部材60に係合することにより、扉90に着脱可能に取付けられるものである。錠装置1の後端には、錠装置1が作動位置にあるとき操作されるドライバー18が回転自在に突出しており、ドライバー18は、錠装置1がベース部材60に固定された状態において、デッドボルト93等の移動を制御するドア錠の機構と係合可能に設けられている。
上記ベース部材60は、図3に示すように、前方に大径部61と、後方に大径部61より小径の小径部65とを有している。大径部61の後方端部には、図2に示すように、化粧リング69がねじ着される。小径部65の外径は、扉90に設けられているシリンダー錠設置用孔95に挿入できる外径、通常は44mmに形成されている。小径部65の側面には、ドア錠91から差し込んだ固定ピン94を挿入するための差込孔651が形成されている。これにより、差込孔651に固定ピン94を挿入することにより、ベース部材60をドア錠91に固定でき、固定ピン94を抜き取ると、ベース部材60をドア錠91から取り外すことができる。なお、ベース部材60をドア錠91に着脱可能に固定するには、上記の方式以外に適宜の方式を用いることができる。
大径部61の前端は、ベース部材60に錠装置1を取付けたとき、錠装置1内に挿入されるように形成されている。これにより、ベース部材60と錠装置1との間に、外部から破壊具を差し込めるような隙間が生じないようにしている。
ベース部材60の内面には、図3に示すように、錠装置1の後方から中程までを収納する本体収容部62と、上記ドライバー18が挿通する連結孔66が形成されている。本体収容部62には、錠装置1が嵌合し、その壁面には係合溝621が形成されている。係合溝621は、上記錠装置に設けた着脱突起17が嵌合可能な形状になっている。係合溝621は、錠装置1を取付ける角度を選択できるように、複数形成するのが好ましい。
上記係合溝621には、係合溝621に嵌合した着脱突起17を、外部から押して半径方向に没入させるためのピン(図示略)等を差し込むことができるよう取外し孔611を開口させてある。
連結孔66の周囲には段部64が形成され、該段部64には錠装置1の後端に設けた凸部15を挿入する凹部641が設けられている。なお、錠装置1に固定用の突起(図示略)が設けられている場合には、それを挿入するための小凹部642を形成するとよい。凸部15を凹部641に嵌めることにより、本体10の回転が防止され、扉90から表出した部分を掴んで過大な力で捩じることによる錠装置1のもぎ取り破壊を阻止できる。
次に、錠装置1について説明する。錠装置1は、図4に示すように、筒状の本体10を有し、本体10の後方側は、錠装置1をベース部材60に取付けたとき、上記大径部61に覆われる。本体10のベース部材60の大径部61に覆われる状態になる側面には、着脱突起17を表出させるための突出口111が形成されている。
本体10の後方端部には、ドライバー18を錠装置1の後方端から突出させるための穴112が、ドライバー18が回転可能な径で形成されている。また、穴112の周辺に、凹部641に挿入される2つの凸部15が形成されている。
錠装置1の外径は、シリンダー錠設置用孔95や従来のシリンダー錠と略同径にすることが好ましく、具体的には、既存の扉90に設けられているシリンダー錠設置用孔95と略同じの44mmに形成してあるが、所望の直径や外径に形成することができる。錠装置1の外径をシリンダー錠設置用孔95と略同じにすることにより、ハンドル96の位置やシリンダー錠の位置、かまち幅その他の態様の異なる様々な扉90であっても、支障なくベース部材60と着脱させることができる。
錠装置1は、ドア錠を施解錠する作動位置と、施解錠不能なロック位置に操作される施解錠機構と、上記着脱突起17と、施解錠機構がロック位置にあるとき該着脱突起を没入不能に保持する係止機構を有している。着脱突起17は、外側面が係合溝621に嵌るように円弧状に形成され、ストッパー軸171に回転可能に取付けられ、着脱スプリング172により、外側に付勢されている(図7、図9参照)。施解錠機構は、錠装置1をベース部材60に組み込んだときに作動位置でドア錠を施解錠する機能を有し、係止機構は、施錠時に着脱突起17の内側面に当接して、着脱突起17が半径方向に押されても内方に没入するのを防止する機能を有する。
図5、図6は、施解錠機構の実施例として電子式の錠装置1の要部を示し、上記本体10の前方外周には、図5に示すような、内歯車51を設けたサムターンリング50が、回動可能に組み込まれている。上記サムターンリング50は、円筒状であり、上記本体10の一部外周を覆い隠すことができる程度の長さに形成されている。サムターンリング50の内面には、図6に示すように、半径方向に向かって内方に伸びる前方突起52が形成され、前方に位置する本体10に当接することによりサムターンリング50を抜け止めしている。上記内歯車51は、前方突起52より後方の内面に形成されている。内歯車51の後方に形成した段部53と上記本体10に設けた本体収納部11の突起114の間にはリングワッシャ54が嵌着されている。これにより、サムターンリング50を安定して回動させることができ、本体10とサムターンリング50との間で、ベース部材60の先端側の一部を差し込むことができる環状の固定溝16(図4参照)が形成されている。
本体10内には、前端にサムターンリング50と係合する連結ギア31を有し後方の軸部にテールギア19にかみ合い可能なコネクティングギア26を軸方向に移動可能かつ回転不能に挿入した連結軸30が回転可能に設けられている。テールギア19は、本体10内に回転可能に収納され、後部に上記ドライバー18が嵌合されている。なお、上記コネクティングギア26を回り止め状態で軸方向に移動可能に保持するため、コネクティングギア26が嵌合する連結軸30の一部は、円柱状の側面に平面部32を設けて異形断面に形成してあるが、コネクティングギア26が挿入される部分を角軸に形成してもよい。
連結軸30の前端は本体10に枢支され、後端は本体10の後端端部に設けられた上記凸部15に枢支されている。凸部15内には、コネクティングギア26が軸方向に相対的に移動する運動を許容する空間が形成されている。コネクティングギア26は、テールギア19に係合する位置若しくは非係合する位置に回転断続機構により移動される。
上記回転断続機構としては、適宜のクラッチ機構等を用いて種々の構成にすることができるが、本実施例では、モーター等のアクチュエーターを利用した機構を用いている。すなわち実施例においては、モーターギア41を有するモーター40と、モーターギア41により回転されるギア付きスクリューリング21と、ギア付きスクリューリング21により軸方向に移動されるスクリューシャフト22を含み、該スクリューシャフト22が軸方向に移動すると、上記コネクティングギア26も移動する。これらギア付きスクリューリング21、スクリューシャフト22は、上記連結軸30が自由に回転できるよう筒状に形成されている。また、上記モーター40を正転、逆転させるよう制御回路123及びバッテリー70が設けられている。
この制御回路123は、適正な信号を受信したときモーター40を操作するよう構成されている。この信号としては、ICカード、スマートフォン等の電子情報媒体に記録された認証コード等の電子情報や、指紋、虹彩、声紋、網膜、静脈、遺伝子、顔輪郭など、使用者のバイオメトリクス情報による個人認識情報、テンキーによる入力情報その他適宜選択することができる。受信方法としては、無線による非接触通信や有線回線を適宜選択できる。図に示す実施例では、Bluetooth(登録商標)通信を用いているが、NFC(Near Field Communication)通信、その他の無線通信や赤外線通信等の非接触通信により操作することもできる。
バッテリー70は、錠装置1を駆動できるものであればよく、例えば、CR−123Aのような筒状の電池を好適に用いることができる。この電池は、本体収納部11内で本体10の長手方向に沿って設けられた空間に、収納されている(図6参照)。
ギア付きスクリューリング21は、内面に雌螺子部211を形成し、外周に、上記モーターギア41に係合する歯車部212が形成されている(図6参照)。図6に示すギア付きスクリューリング21は、雌螺子部211と歯車部212を円筒状に一体に成形しているが、別体に作ってから組合せて固定してもよい。
上記スクリューシャフト22は、ギア付きスクリューリング21の雌螺子部211にねじ係合する雄螺子部221を先端外周に有し、ギア付きスクリューリング21が回動すると、雄螺子部221と雌螺子部211のねじ係合により前方に移動したり、後方に移動したりする(図6、図8、図10参照)。上記着脱突起17は、上記スクリューシャフト22に隣接して設けられている。そして、雄螺子部221より後方に、スクリューシャフト22が前方に移動したときに上記着脱突起17と当接可能な大径部263と、スクリューシャフト22が後方に移動したときに上記着脱突起17と対向可能な小径部264を有している。図7、図9に示すように、上記大径部263と小径部264は、大径部263が上記着脱突起17に当接すると本体10内に没入不能になり、小径部264に対向すると着脱突起17が本体10内に没入可能になるように大径部263と小径部264の直径が定められている。本実施例では、この小径部264と大径部263により、係止機構が形成されている。
このスクリューシャフト22の外周面には、本体10に設けた回り止め突起(図示略)とこれに係合する溝(図示略)により回転不能状態で軸方向に移動可能に支持されている。また、スクリューシャフト22の外周面には、マグネット224を設けてあり、センサー115により、所定の位置まで移動したことを検知できるようにしてある(図5参照)。
図10を参照し、スクリューシャフト22の後端には、図5に示すように、連結軸30の後端に設けた上記コネクティングギア26が挿入され、抜け止め用の止め輪23を嵌めるための嵌め溝223が形成されている。また、上記スクリューシャフト22の内周面の前方には、スライドワッシャ24が回転可能に配置され、スライドワッシャ24とコネクティングギア26のフランジ261の間には、スクリューシャフト22とコネクティングギア26を離反する方向に付勢するようカウンタースプリング25が介装されている。
上記構成により、スクリューシャフト22が後退すると、カウンタースプリング25が圧縮され、このカウンタースプリング25の圧縮力により、コネクティングギア26は後方に移動して、テールギア19にかみ合う(図6参照)。そして、この状態では、図7に示すように、スクリューシャフト22の小径部264が上記着脱突起17に間隙を存して対向する位置に移動しているので、着脱突起17を上記係合溝621から外れるまで没入することができる。
この状態から、スクリューシャフト22を逆回転させると、スクリューシャフト22が前方に移動するのに伴い、フランジ261と止め輪23を介してコネクティングギア26はテールギア19から外れて非係合の位置に移動する(図8参照)。そして、この状態では、図9に示すように、大径部263が着脱突起17に対向する位置に移動しているので、着脱突起17を没入不能な状態になる。
また、図10に示すように、コネクティングギア26が後方に移動する際、その歯先がテールギア19の歯先に当接して移動が停止しても、スクリューシャフト22は、上述のように移動しているから、スクリューシャフト22のみが所定の位置まで後退する。その結果、コネクティングギア26は後方に付勢された状態になっているから、このような状態でサムターンリング50を回転してコネクティングギア26を微動させると、コネクティングギア26とテールギア19をかみ合わせることができる。
なお、コネクティングギア26とテールギア19が円滑に係合できるように、コネクティングギア26の後端外周面に後端傾斜面262を形成し、テールギア19の前端外周面に前端傾斜面191が形成してある。この後端傾斜面262と前端傾斜面191の角度は、適宜設けることができるが、好ましくは図10に示すように、約15度程度で設けられている。
ギア付きスクリューリング21とモーターギア41は、ギアボックス14内に収納して本体10にセットされる。制御回路123とバッテリー70の正極端子と当接するプラス端子122は、板状のメイン基板121に設置されている。
本体10は、施解錠機構、モーター40、バッテリー70等を収納する本体収納部11と、制御回路123を設けたメイン基板121を収納する基板収納部12と、収納蓋部13により構成されている。
収納蓋部13は、円盤状であり、後面に設置されたUSB基板132に外部から接続可能にするため、後面から前面に貫通しているUSB接続端子表出用口131が形成されている。収納蓋部13の外径は、サムターンリング50の前方端部が収納蓋部13の後面に当接するようにするため、サムターンリング50の外径と略等しいか、僅かに大きくなっている。USB基板132は、制御回路123に繋がっている。
収納蓋部13は、前面に環状のフロントカバー134と、その中心にプラグカバー133が取付けられている(図6参照)。プラグカバー133は、USB接続端子表出用口131を覆う蓋部を有しているので、必要な時以外にUSB基板132が露出しないようにできる。また、フロントカバー134により、本体10に衝撃が与えられた際に、その衝撃を緩和できる。
このように、施解錠機構が電子式の錠装置1の場合には、モーター40や電子制御回路及びそれらを駆動させるためのバッテリー70を収納する必要があるが、上記構造に形成されていることにより、他の様式の錠装置と同様に、外径をシリンダー錠設置用孔95や従来のシリンダー錠と略同径にすることができる。これにより、ハンドル96の位置やシリンダー錠の位置、かまち幅その他の態様の異なる様々な扉90であっても、電子式の錠装置1を、他の様々な形式の錠装置1と同様に取付けることができ、相互に交換することができる。
本発明の錠装置1及びベース部材60の使用状態について説明する。スマートフォン等のBluetooth通信機器からの電子情報を、制御回路123が識別情報を受信すると、モーター40が回転し、ギア付きスクリューリング21を介してスクリューシャフト22が回転する。この回転により、コネクティングギア26は、テールギア19との係合位置に移動し、施解錠機構は作動位置になる。そして、サムターンリング50が回動することにより、連結軸30、コネクティングギア26を介しテールギア19に回転を伝達させることが可能になる。
そして、手動でサムターンリング50を回転すれば、テールギア19を回転し、ドライバー18を介し、解錠することができる。また、逆方向に回転すれば、施錠することができる。また、この状態でスクリューシャフト22のマグネット224は、センサー115に検知されることで操作可能状態であると認識され、新たな認証コード等の電子情報を登録できる。
モーター40の駆動は、所定時間経過後、コネクティングギア26を非係合位置に移動させるように回転してから停止するよう制御されているから、施解錠機構はロック位置になりその後はサムターンリング50を回転してもテールギア19を回転させることができなくなり、外側からの解錠は不可能になる。また普段は、コネクティングギア26とテールギア19がかみ合った状態になっていないので、仮に錠装置1が破壊された場合でも、部屋の内側からサムターン97を回して解錠して出ることができる。
次に、本発明の錠装置1のベース部材への着脱方法について説明する。施解錠機構がロック位置にあるときには、上記したように錠装置1の着脱突起17がスクリューシャフト22の大径部263に当接して本体10内に没入しないので、まず、作動位置の状態にする。この状態になると、スクリューシャフト22は、着脱突起17が小径部264と当接できる位置まで後方に移動している。そのため、着脱突起17を本体10内に押し込みつつ、ベース部材60に挿入する。着脱突起17は、外方に付勢されているので、係合溝621と容易に係合させることができる。このようにして錠装置1が取り付けられると、錠装置1の基端から回転可能に突出しているドライバー18が、デッドボルト等を操作する連動部材と係合する。
錠装置1を取外すときは、通常の使用状態と同様の方法で作動位置にして、スクリューシャフト22を後方に移動させて、着脱突起17と小径部264が当接できるようにする。その状態で、取外し孔611にピンを挿入し、着脱突起17を本体10内に没入させて、錠装置1を前方に移動させれば、錠装置1をベース部材60から分離できる。
上記のように、錠装置1は、普段使用している鍵で操作可能状態にすれば、ベース部材60に取付けることができるように構成されている。そのため、錠装置1を脱着可能な状態にする専用の鍵を必要としないから、様々な様式の錠装置1ごとに専用の鍵を設ける必要がなく、錠装置1の種類に応じて、その専用の鍵の種類が多くなったり、特に集合住宅等では、鍵の管理が煩雑になるという問題が生じない。
また、単に錠装置1をベース部材60に着脱できる構造になっていると、使用者以外の第三者に交換されるおそれがあり、その第三者に交換されると、使用者はその錠装置1が使用不能になるとともに、取付けた錠装置を取り外すこともできなくなる虞があるが、そのようなことを防止することができる。
施解錠機構は、図5〜10に示す実施例では、電気式であるが、錠の種類としてシリンダー式(シリンダー錠)、カード式、磁気式及び暗証番号式錠等様々なものを用いることができる。
上記実施例では、作動位置とロック位置で軸方向に移動するスクリューシャフトを有する錠装置を示してあるが、他の錠装置を使用することができる。例えば、作動位置とロック位置の間で作動体を回転してドライバーを駆動する場合には、図11のようにすればよい。
図11に示す錠装置の施解錠機構では、本体10A内に回転可能に収納した作動体117を有し、該作動体117の後端にドライバー(図示略)が連結されている。施解錠機構は、作動位置にあるとき、作動体117及びドライバーを介して、ドア錠を施解錠でき、ロック位置にあるとき作動体117は回転不能に保持されている。上記作動体117に隣接して着脱突起17Aが配置されている。上記作動体117は、本体10Aの内面に摺接する突面118と、内面との間に間隙を生じる平面119を有している。そのため、図11に示すように、施解錠機構がロック位置にあるときは、着脱突起17Aの突面118が作動体117に当接し、没入させることはできないが、施解錠機構が作動位置にあるときは、作動体117の平面119に当接するまで、着脱突起17Aを没入させ、ベース部材から錠装置を着脱させることができる。
また、ドライバーを直接回転することにより作動位置及びロック位置に操作する錠装置の場合には、一例として図12に示すように構成することができる。図12は、シリンダー式の錠装置1Bに適用した実施例を示すものである。この錠装置1Bは、本体10Bにベース部材60の大径部61の前端を差し込むことができる環状の固定溝16Bが形成されている。本体10B内に、施解錠機構としてドライバー18Bに連結され鍵により回転若しくは非回転される内筒80が設けられている。
本体10内には、着脱突起17Bが設けられている。着脱突起17Bは、図13に示すように、内筒80に隣接する収容部113内に収容され、該収容部113には突出口111Bと、後記するストッパーピン27が出没可能にする開口141が形成され、着脱突起17Bは、係合溝621から外れるまで内方に没入することができる(図13参照)。
係止機構として、錠装置1B内に、ドライバー18Bに回り止めされた状態で、回転可能かつ軸方向に移動不能に収納されている円筒状のジョイントカム29と、ジョイントカム29の回転により前後方向に移動する筒状のスライドスリーブ28と、スライドスリーブ28に移動可能な状態で挿入され着脱突起17Bと対向するストッパーピン27と(図13参照)、ストッパースプリング283を有し、ストッパーピン27の前端は上述したように開口141から突出可能である。
ジョイントカム29の側面には、図14に示すように、後記するスライドスリーブ28の突起281が摺動可能な制動溝291が形成されている。制動溝291は、前後方向に曲線状になっている。制動溝291の前方側の頂部である前方頂部292と後方側の頂部である後方頂部293の幅は、後記するスライドスリーブ28が作動位置からロック位置(又はロック位置から作動位置)に移動する距離と略等しく、前方頂部292と後方頂部293の間隔は、解錠時の鍵の回転角度と略等しくなっている。
スライドスリーブ28は、図15に示すように、後端側の側面の一部に、ジョイントカム29の制動溝291に挿入される突起281を有している。突起281は、ジョイントカム29の回転を阻害しない程度の太さで形成されている。スライドスリーブ28の内周面は、ストッパーピン27が軸方向に移動可能に形成されている。
ストッパーピン27は、収容部113内に突出し、着脱突起17Bと対向する当接部271と(図13参照)、当接部271よりも小径の柱部273を有し、当接部271と柱部273は段部272を介して繋がっている(図12参照)。柱部273の後方側は、ストッパーピン27がスライドスリーブ28の後方側から突出した状態で、止め輪275により抜け止めされている。
ストッパースプリング283は、一端がスライドスリーブ28内の段部282に当接し、他端がストッパーピン27の段部272に当接して、ストッパーピン27とスライドスリーブ28を離反方向に付勢している。上記実施例とほぼ同様に錠装置1Bの後端に形成した凸部15B内には、スライドスリーブ28やストッパーピン27の移動を許容する空間が形成されている。
このような構成により、錠装置1Bを作動位置にすると、ドライバー18Bの回転に連動してジョイントカム29が回転し、スライドスリーブ28の突起281が制動溝291の側面を後方頂部293まで摺動する結果となり、スライドスリーブ28が後方に移動する。そしてスライドスリーブ28の移動に伴い止め輪275を介してストッパーピン27も後方に移動する結果、着脱突起17Bはストッパーピン27の当接部271と対向しなくなる。これにより、着脱突起17Bが内方に没入可能になる。
この状態から、錠装置1Bをロック位置にすると、ジョイントカム29が逆回転し、スライドスリーブ28の突起281が制動溝291の側面を前方頂部292まで摺動する結果となり、スライドスリーブ28が前方に移動する。スクリューシャフト22が前方に移動するのに伴い、ストッパーピン27も前方に移動し、当接部271が着脱突起17Bと対向する。それにより、着脱突起17Bを没入不能な状態になる。
1:錠装置
10:本体
15:凸部
17:着脱突起
18:ドライバー
19:テールギア
21:ギア付きスクリューリング
22:スクリューシャフト
24:スライドワッシャ
26:コネクティングギア
30:連結軸
40:モーター
50:サムターンリング
60:ベース部材
621:係合溝
641:凹部
69:化粧リング
70:バッテリー

Claims (4)

  1. ドア錠を施解錠する作動位置と施解錠不能なロック位置に操作される錠装置を取り付けるベース部材であって、
    扉に設けたドア錠のシリンダー錠設置用孔に挿入可能に形成され前記ドア錠に連結される小径部と、
    前記小径部から筒状に形成され先端が前記錠装置の一部に挿入される大径部を有し、
    前記小径部は前記錠装置に設けた凸部が嵌合する凹部を有し、
    前記錠装置には側面から半径方向に出没可能に突出する着脱突起が設けられており、前
    記大径部には該着脱突起が嵌合する係合溝と、
    前記係合溝を貫通し前記着脱突起に対応する取外し孔が形成され、
    前記錠装置がロック位置にあるとき前記着脱突起は没入不能に保持され、
    前記錠装置が作動位置にあるとき前記着脱突起を没入させて錠装置を脱着可能にしたベース部材。
  2. 前記大径部には前記係合溝が複数設けられている請求項1に記載のベース部材。
  3. 上記請求項1又は2に記載のベース部材に取付けられる錠装置であって、
    筒状の本体と、
    前記本体の後端から回転可能に突出しているドライバーと、
    前記ドライバーを中心に対向状態に設けられ、ベース部材に設けた凹部に嵌合する凸部
    と、
    前記ドライバーをロック位置で回転不能に保持し、作動位置で回転可能に保持する施解
    錠機構を具備し、
    前記本体の側面には、半径方向に出没可能に突出し前記ベース部材に形成した係合溝に
    嵌合する着脱突起が設けられており、
    前記本体内には施解錠機構がロック位置にあるとき前記着脱突起を没入不能な状態に保
    持する係止機構を有することを特徴とする錠装置。
  4. 前記施解錠機構は、
    前記本体の外周に回転自在に設けられたサムターンリングと、
    前記本体内に設けられ前記サムターンリングの回転をドア錠のデッドボルトに連動可能なテールギアに伝達若しくは非伝達する回転断続機構を有し、
    前記回転断続機構は、モーターと、
    前記テールギアと係合可能なコネクティングギアと、
    前記コネクティングギアを前記テールギアとの係合位置若しくは非係合位置に移動可能なスクリューシャフトと、
    適正な情報を受信したとき前記モーターを操作する制御回路と、
    前記制御回路を駆動させるバッテリーを含み、
    前記係止機構は、前記コネクティングギアが前記テールギアとの非係合位置に移動したときに前記着脱突起と当接可能な前記スクリューシャフトの大径部と、前記コネクティングギアが前記テールギアとの係合位置に移動したときに着脱突起と間隙を存して対向可能な前記スクリューシャフトの小径部により構成され、
    前記モーターの駆動により、前記コネクティングギアを前記テールギアとの係合位置に移動させ、前記サムターンリングの回転を前記テールギアに伝達しテールギアの回転により前記デッドボルトを操作する作動位置にし、作動位置のときに着脱突起を前記ベース部材の係合溝から外れるまで没入することができることを特徴とする請求項3に記載の錠装置。
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