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JP6490726B2 - 車両側コネクタ - Google Patents

車両側コネクタ Download PDF

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JP6490726B2 JP2017021948A JP2017021948A JP6490726B2 JP 6490726 B2 JP6490726 B2 JP 6490726B2 JP 2017021948 A JP2017021948 A JP 2017021948A JP 2017021948 A JP2017021948 A JP 2017021948A JP 6490726 B2 JP6490726 B2 JP 6490726B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/405Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、車両側コネクタに関する。
バッテリが搭載されている車両において、車両外部の電源からバッテリに充電が可能な車両がある。この場合、車両には、外部の電源とバッテリを電気的に接続するため、車両外部の電源と電気的に接続されている充電コネクタと電気的に接続される車両側コネクタが取り付けられている(特許文献1参照)。
車両側コネクタには、充電コネクタが着脱自在に保持されるコネクタハウジングを備え、コネクタハウジングには、充電コネクタが車両側コネクタに嵌合されている嵌合状態で、充電コネクタの係止爪が挿入される係止穴が形成されている。係止穴は、車両側コネクタに対して充電コネクタの着脱が繰り返されても、確実に係止が行われるため補強金属部材により補強されている。補強金属部材は、充電コネクタが挿入される挿入開口部を形成する外周壁と接触し、係止穴の外周を囲む本体部を有し、本体部の挿入方向における端部から外周壁の外側に向かって立設部が立設される。補強金属部材は、コネクタハウジングを成形する際に、一体成形により、コネクタハウジングに内在し、立設部がコネクタハウジングに埋設される。
特開2012−221611号公報
ところで、コネクタハウジングには、補強金属部材と線膨張係数が異なる合成樹脂が用いられるため、熱変化に応じた膨張・収縮がコネクタハウジングと補強金属部材とでは異なる。従って、車両の使用環境に応じて車両側コネクタにおける熱変化が大きくなると、膨張・収縮によりコネタクハウジングに応力集中が発生し、車両側コネクタの耐久性が低下する虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、耐久性の低下を抑制することができる車両側コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における車両側コネクタは、車両外部の充電コネクタが着脱自在に保持される樹脂製のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに一部が内在する補強金属部材と、を備え、前記コネクタハウジングは、前記充電コネクタが挿入される挿入開口部を形成する外周壁と、前記外周壁から外側に突出するハウジング部と、前記外周壁に形成され、前記充電コネクタの係止爪が挿入される係止穴と、を有し、前記補強金属部材は、前記外周壁と接触し、前記係止穴の外周を囲む本体部と、前記本体部の挿入方向における端部から前記外周壁の外側に向かって立設される立設部と、を有し、少なくとも前記本体部と前記立設部とが連結する連結部が前記コネクタハウジングに内在し、前記本体部は、前記係止穴と連通する貫通穴が形成され、前記立設部は、前記ハウジング部よりも挿入方向側に位置し、前記ハウジング部と挿入方向において対向し、かつ挿入方向と直交する端面の少なくとも一部が前記コネクタハウジングから外部に露出して形成される、ことを特徴とする。
また、上記車両側コネクタにおいて、前記立設部は、少なくとも長手方向の両端面が前記コネクタハウジングから外部に露出して形成される、ものでもよい。
本発明に係る車両側コネクタは、補強金属部材とコネクタハウジングとの熱変化に応じた膨張・収縮が異なっても、補強金属部材の立設部のうち挿入方向と直交する端面の少なくとも一部が樹脂製のコネクタハウジングから外部に露出して形成されているので、コネクタハウジングにおける応力集中が発生することを抑制することができ、耐久性の低下を抑制することができる。
図1は、実施形態における車両側コネクタの全体斜視図である。 図2は、実施形態における車両側コネクタの要部斜視図である。 図3は、実施形態における車両側コネクタの要部断面図である。 図4は、実施形態における補強金属部材の斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
まず、実施形態における車両側コネクタについて説明する。図1は、実施形態における車両側コネクタの全体斜視図である。図2は、実施形態における車両側コネクタの要部斜視図である。図3は、実施形態における車両側コネクタの要部断面図である。図4は、実施形態における補強金属部材の斜視図である。なお、図1は蓋が開いた状態の車両側コネクタを示す全体斜視図であり、図2はコネクタハウジングおよび補強金属部材を抜去方向から見た要部斜視図であり、図3は図1のA−A断面図である。ここで、各図のX方向は、本実施形態における車両側コネクタの挿抜方向であり、X1が挿入方向であり、X2が抜去方向である。Y方向は、本実施形態における車両側コネクタの幅方向であり、立設部の長手方向であり、挿抜方向と直交する方向であり、Y1が左方向であり、Y2が右方向である。Z方向は、車両側コネクタの上下方向であり、挿抜方向および幅方向と直交する方向であり、Z1方向が上方向であり、Z2方向が下方向である。
本実施形態における車両側コネクタ1は、図示しない車両に搭載されるものであり、車両内部に形成された車両内部空間部において、例えば、図示しない車両ボディに取り付けられている。車両内部空間部部は、車両側開口部を介して車両外部と連通している。車両側開口部には、図示しない開閉自在な車両側蓋が取り付けられている。
車両側コネクタ1は、車両の図示しないバッテリと電気的に接続されており、車両外部の電源と電気的に接続された充電コネクタ100が電気的に接続される(図3参照)ことで、少なくともバッテリを車両外部の電源からの電力により充電するものである。車両側コネクタ1は、図1に示すように、コネクタハウジング2と、補強金属部材3と、蓋4と、蓋用係止受け部5と、を備える。車両側コネクタ1は、閉状態の蓋4と車両側蓋とが挿抜方向において対向するように、車両ボディに取り付けられている。つまり、車両側コネクタ1は、車両側蓋が開状態となると、車両外部に露出することとなる。
コネクタハウジング2は、車両外部の充電コネクタ100が着脱自在に保持されるものである。コネクタハウジング2は、絶縁性を有する合成樹脂材に対して成形加工を行うことで形成されるものである。コネクタハウジング2は、図1〜図3に示すように、外周壁21と、ハウジング部22と、係止穴23と、電線保持部24と、パッキン25と、シール部材26を有する。なお、本実施形態におけるコネクタハウジング2は、外周壁21、ハウジング部22、係止穴23および電線保持部24が一体に形成されている。
外周壁21は、充電コネクタ100が挿入される挿入開口部2aを形成するものである。本実施形態における外周壁21は、挿抜方向から見た場合に、円筒形状に形成されており、内部空間部として挿入空間部2aが形成されている。ここで、挿入空間部2aは、抜去方向側端部が外部と連通しており、挿入方向側端部が電線保持部24により閉塞して形成されている。外周壁21は、ハウジング部22よりも抜去方向側のうち、上方向側に幅方向と平行な平坦部21aが形成されている。平坦部21aは、平坦部21aを除く外周壁21の外周面よりも、上下方向のうち下方向側に凹んで形成されている。
ハウジング部22は、外周壁21から外側に突出するものである。ハウジング部22は、車両ボディにコネクタハウジング2を固定するものでもある。ハウジング部22は、外周壁21の外周面から挿抜方向と直交する方向に向かって突出して形成されている。ハウジング部22は、固定穴22aが外周壁21を囲んで複数形成されている。固定穴22aは、挿抜方向のうち、抜去方向側の表面22bから裏面22cまで貫通するものであり、固定具、例えばボルトの雄ねじが形成された軸部が挿入されるものである。ハウジング部22は、ボルトが固定穴22aを車両ボディに形成された雌ねじを有する取り付け穴に螺合されることで、車両ボディに対して締結される。ハウジング部22は、表面22bに2つの台座部22d,22eが形成されている。台座部22d,22eは、外周壁21の抜去方向端部を幅方向において挟んで形成されている。台座部22dは、回転軸S1を介して蓋4を上下方向周りに回動自在に支持するものである。台座部22eは、回転軸S2を介して蓋用係止受け部5を上下方向周りに回動自在に支持するものである。ハウジング部22は、裏面22cに切欠部22fが形成されている。切欠部22fは、補強金属部材3の立設部32の一部を露出するものである。切欠部22fは、幅方向の長さが立設部32の長手方向、すなわち幅方向の長さよりも長く形成されている。切欠部22fは、挿抜方向の長さが立設部32の厚さ方向、すなわち挿抜方向の長さよりも長く形成されている。
係止穴23は、充電コネクタ100の係止爪101が挿入されるものである。係止穴23は、外周壁21、本実施形態では、平坦部21aに形成されている。係止穴23は、幅方向を長手方向に略長方形状に形成されている。ここで、係止爪101は、図3に示すように、充電コネクタ100に対して幅方向周りに回動自在に支持されており、図示しない付勢部材により閉方向(図3における下方向回り)に付勢されている。
電線保持部24は、充電コネクタ100に電気的に接続されている複数の充電側電線とそれぞれ電気的に接続される複数の車両側電線Wを保持するものである。ここで、車両側電線Wには、信号線や電力線などが含まれる。電線保持部24は、外周壁21の挿入方向側に形成されており、図示しないパッキン、シール部材などを介して車両側電線Wを保持するものである。電線保持部24は、各車両側電線Wに対応した突出部24aが挿入空間部2aを閉塞する抜去方向側端部から挿入空間部2aに突出してそれぞれ形成されている。各突出部24aは、車両側電線Wの端部に電気的に接続されているメス端子が内部に保持されており、抜去方向側端部に挿入空間部2aと連通する開口部が形成されている。
パッキン25は、充電コネクタ100の挿入空間部2aに挿入される部分の挿抜方向と直交する外周面と接触するものである。パッキン25は、リング状に形成され、外周壁21の内周面のうち、抜去方向側端部に設けられている。パッキン25は、例えば、コネクタハウジング2よりも、摩擦係数が低く、弾性を有する合成樹脂材で形成されている。
シール部材26は、コネクタハウジング2と充電コネクタ100との間における防水性を向上するものである。シール部材26は、充電コネクタ100の挿入空間部2aに挿入される部分の挿抜方向と直交する外周面と全周に渡って接触するものである。シール部材26は、リング状に形成されており、径方向内側に突出する突出部が形成されている。シール部材26は、外周壁21の内周面のうち、パッキン25よりも挿入方向側に設けられている。シール部材26は、例えば、コネクタハウジング2およびパッキン25よりも、弾性を有する合成樹脂材で形成されている。
補強金属部材3は、コネクタハウジングに一部が内在するものであり、係止穴23の耐久性を向上させるものである。補強金属部材3は、例えば、アルミニウムやステンレスなどの金属製であり、図1〜図4に示すように、本体部31と、立設部32と、連結部33とを有する。本実施形態における補強金属部材3は、係止穴23に対応するものであり、コネクタハウジング2の幅方向における中央部で、抜去方向側端部で、上方向側端部において一部が内在されている。
本体部31は、外周壁21と接触するものである。本体部31は、平板状に形成されており、上下方向から見た場合に、長手方向を幅方向とする長方形状に形成されている。本体部31は、係止穴23よりも広く形成されており、係止穴23の外周を囲むものである。本体部31は、貫通穴31aが形成されている。貫通穴31aは、係止穴23と連通するものである。本実施形態における貫通穴31aは、挿入方向側端部が連通部33を介して立設部32まで延在されて形成されている。貫通穴31aは、上下方向から見た場合に、係止穴23と略同一形状、ここでは、挿入方向側端部を除く部分が同一形状に形成されて、幅方向および挿抜方向における中央部に形成されている。本実施形態における本体部31は、平坦部21aに設けられている。ここで、本体部31は、上下方向のうち、上方向側の上面31bが平坦部21aを除く外周壁21の外周面と同一平面となるように、平坦部21aに設けられている。
立設部32は、ハウジング部22と挿入方向において対向するものである。立設部32は、平板状に形成されており、挿抜方向から見た場合に、長手方向を幅方向とする長方形状に形成されている。立設部32は、本体部31の挿入方向端部から外周壁21の外側に向かって立設されて形成される。本実施形態における立設部32は、本体部31の挿入方向端部から上方向に向かって連結部33を介して形成されている。つまり、補強金属部材3は、幅方向から見た場合に、L字形状に形成されている。ここで、立設部32は、補強金属部材3の一部がコネクタハウジング2に内在している状態、すなわち内在状態において、ハウジング部22よりも本体部31側に位置する。立設部32は、内在状態において、挿抜方向のうち、抜去方向側の表面32aと、裏面32bと、長手方向である幅方向の両端面32c,32dと、上方向の端面32eが切欠部22f内において露出している。表面32aおよび裏面32bは、内在状態において、上方側が切欠部22f内において露出しており、下方側がハウジング部22と接触している。幅方向の両端面32c,32dは、立設部32の外周面の一部であり、内在状態において、全てが切欠部22f内において露出している。上方向の端面32eは、立設部32の外周面の一部であり、内在状態において、全てが切欠部22f内において露出している。ここで、切欠部22fは、コネクタハウジング2の外部と連通している。従って、立設部32は、少なくとも挿入方向と直交する端面、すなわち幅方向および上下方向おける外周面の少なくとも一部がコネクタハウジング2に内在されておらず、外部に露出して形成されている。
連結部33は、本体部31と立設部32とを連結する部分である。連結部33は、コネクタハウジング2に内在、すなわち埋設されている。本実施形態における連結部33は、貫通穴31aにより幅方向において2つに分割されている。
蓋4は、図1に示すように、開状態において挿入開口部2aと外部とを連通させ、閉状態において挿入開口部2aと外部との連通を遮断するものである。蓋4は、本体部41と、パッキン42と、係止爪43とを有する。本体部41は、円板形状に形成されており、閉状態において外周壁21の抜去方向側端部を覆うものである。本体部41は、幅方向のうち、左方向側端部が回転軸S1を介して、台座部22dと上下方向周りに回転自在に支持されている。なお、本体部41は、付勢部材により、上下方向周りの回転方向のうち、開方向(図1における右回り)に付勢されており、所定位置において開方向への移動が規制されている。パッキン42は、閉状態において外周壁21の抜去方向側端部と接触するものである。パッキン42は、リング状に形成され、本体部41の軸方向における両側面のうち、閉状態において挿入空間部2aと対向する側面に設けられている。パッキン42は、本体部41よりも弾性を有する合成樹脂材で形成されている。係止爪43は、閉状態において蓋用係止受け部5に係止されるものである。係止爪43は、本体部41の幅方向のうち、右方向側端部から右方向側に突出して設けられている。
蓋用係止受け部5は、図1に示すように、係止爪43が係止されることで、蓋4の閉状態を維持するものである。蓋用係止受け部5は、回転軸S2を介して、台座部22eと上下方向周りに回転自在に支持されている。蓋用係止受け部5は、付勢部材により、上下方向周りの回転方向のうち、閉方向(図1における右回り)に付勢されており、所定位置において閉方向への移動が規制されている。なお、蓋用係止受け部5は、本体部41が閉方向(図1における左回り)に移動し、係止爪43が接触し、本体部41を閉方向に移動させる力が作用すると開方向(図1における左回り)に移動する。
次に、本実施形態における車両側コネクタ1に充電コネクタ100が挿入される挿入動作について説明する。まず、ユーザーは、車両側蓋を開状態とし、蓋4を開状態とする。ここでは、ユーザーは、蓋用係止受け部5を開状態とすることで、蓋用係止受け部5による係止爪43の係止状態を解除する。このとき、本体部41が開方向に付勢されているため、ユーザーが本体部41を開方向に回転させることなく、閉状態の蓋4が開状態となる。次に、ユーザーは、充電コネクタ100を挿入空間部2aに挿入する。このとき、充電コネクタ100の図示しない各オス端子が各メス端子にそれぞれ挿入され、各車両側電線Wと各充電側電線とがそれぞれ電気的に接続される。また、係止爪101が挿入方向において外周壁21の抜去方向側端部と接触し、開方向(図3における上方向回り)に回転し、上下方向において貫通穴31aおよび係止穴23と対向すると、付勢力により閉方向に回転し、貫通穴31aを介して係止穴23に係止される。これにより、充電コネクタ100が車両側コネクタ1に嵌合することとなる。
ここで、係止爪101が係止穴23に係止された状態で、充電コネクタ100を車両側コネクタ1に対して抜去方向に移動させようとすると、挿抜方向において貫通穴31aに挿入されている係止爪101が本体部31と接触する。従って、補強金属部材3は、抜去方向の力が作用するが、立設部32が抜去方向においてハウジング部22と接触していることから、充電コネクタ100による抜去方向の力は、補強金属部材3を介して、コネクタハウジング2が受けることとなるので、補強金属部材3がコネクタハウジング2から外れることが抑制される。
また、係止穴23を構成する抜去方向側の内周面に対して、貫通穴31aを構成する抜去方向側の内周面は、同一平面であり、かつ上方向側に位置する。従って、係止爪101は、貫通穴31aを構成する抜去方向側の内周面に積極的に接触することとなる。従って、係止爪101は、コネクタハウジング2よりも摩耗などの耐久性が高い補強金属部材3と積極的に接触するので、経年劣化を抑制でき、係止爪101を係止穴23において確実に係止することができる。
以上のように、本実施形態における車両側コネクタ1は、補強金属部材の立設部32のうち挿入方向と直交する端面32c,32d,32eが樹脂製のコネクタハウジング2から外部に露出して形成されており、これらの端面32c,32d,32eがコネクタハウジング2に接触していない。従って、立設部32は、端面32c,32d,32eが形成されている方向、すなわち幅方向および上下方向への移動がコネクタハウジング2により阻害されない。つまり、立設部32は、熱変化による膨張・収縮がコネクタハウジング2と異なっていることで、端面32c,32d,32eとコネクタハウジング2とが接触することによる応力集中の発生を抑制することができる。これにより、コネクタハウジング2と補強金属部材3との線膨張係数が大きく異なって、例えば一桁以上異なっても、応力集中が発生することを抑制することができ、車両側コネクタ1が熱変化により膨張・収縮を繰り返しても、経年劣化により損傷することを抑制することができるので、耐久性の低下を抑制することができる。
また、立設部32の長手方向である幅方向における両端面32c,32dが樹脂製のコネクタハウジング2から外部に露出して形成されている。つまり、熱変化により膨張・収縮をした際に、補強金属部材3において長さの変化が大きい方向の両端面32c,32dがコネクタハウジング2に接触していない。従って、熱変化により長さの変化が大きい方向の両端部32c,32dとコネクタハウジング2とが接触することによる応力集中の発生を確実に抑制することができ、耐久性の低下を確実に抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、立設部32の挿入方向と直交する端面32c,32d,32eが樹脂製のコネクタハウジング2から外部に露出して形成されているが、これに限定されるものではなく、本体部31の挿入方向と直交する端面も樹脂製のコネクタハウジング2から外部に露出して形成されていてもよい。この場合は、本体部31の長手方向である幅方向における両端面が樹脂製のコネクタハウジング2から外部に露出して形成されていることが好ましい。
1 車両側コネクタ
2 コネクタハウジング
21 外周壁
22 ハウジング部
23 係止穴
24 電線保持部
25 パッキン
26 シール部材
3 補強金属部材
31 本体部
31a 貫通穴
32 立設部
33 連結部
32c,32d,32e 端面
4 蓋
5 蓋用係止受け部
100 充電コネクタ
101 係止爪

Claims (2)

  1. 車両外部の充電コネクタが着脱自在に保持される樹脂製のコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに一部が内在する補強金属部材と、
    を備え、
    前記コネクタハウジングは、
    前記充電コネクタが挿入される挿入開口部を形成する外周壁と、
    前記外周壁から外側に突出するハウジング部と、
    前記外周壁に形成され、前記充電コネクタの係止爪が挿入される係止穴と、
    を有し、
    前記補強金属部材は、
    前記外周壁と接触し、前記係止穴の外周を囲む本体部と、
    前記本体部の挿入方向における端部から前記外周壁の外側に向かって立設される立設部と、
    を有し、少なくとも前記本体部と前記立設部とが連結する連結部が前記コネクタハウジングに内在し、
    前記本体部は、前記係止穴と連通する貫通穴が形成され、
    前記立設部は、前記ハウジング部よりも挿入方向側に位置し、前記ハウジング部と挿入方向において対向し、かつ挿入方向と直交する端面の少なくとも一部が前記コネクタハウジングから外部に露出して形成される、
    ことを特徴とする車両側コネクタ。
  2. 請求項1に記載の車両側コネクタにおいて、
    前記立設部は、少なくとも長手方向の両端面が前記コネクタハウジングから外部に露出して形成される、
    車両側コネクタ。
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