JP6483219B1 - チケットシステム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
こうした待ち合わせのために、相手方の顔写真等の個人情報をユーザの端末で制限無く閲覧可能とすると、待ち合わせの用途以外にも個人情報が利用され得るため、セキュリティ上の問題がある。
これにより、チケットシステム及びプログラムによれば、個人情報のセキュリティを確保しつつ、チケットの所有者が、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
こうすることで、個人情報のセキュリティを確保しつつ、第1ユーザと第2ユーザの両者がチケットに定められた時間と場所において相手方を容易に特定することが可能となる。
こうすることで、第1ユーザと第2ユーザの両者がチケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1ユーザと第2ユーザの両者が相手方を特定することが可能となる。これにより、個人情報のセキュリティをより確保しつつ、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
こうすることで、第2ユーザに対して提供する第1ユーザの特定情報を第1ユーザの位置に応じて制御できる。これにより、第2ユーザと第1ユーザとの距離に応じて、第2ユーザが閲覧する第1ユーザに関する情報を変えることができる。
こうすることで、第1チケット又は第2チケットが使用されたか否かに応じて、第2ユーザが閲覧する第1ユーザの情報を変えることができる。
こうすることで、チケットを譲渡したユーザと、チケットを譲り受けたユーザとの間で、チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
こうすることで、第1ユーザと第2ユーザにとって、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
こうすることで、第1ユーザと第2ユーザの位置に応じて適切な待ち合わせ場所を設定できる。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、以下の説明や図面中に記載された画面のデザイン及びレイアウトは、あくまでも一例に過ぎず、本発明の用途やユーザの要望等に応じて適宜変更可能である。
図1に示されるように、チケットシステム1は、チケット管理サーバ10、第1端末30A、第2端末30Bを備える。
そして、チケット管理サーバ10と、第1端末30A及び第2端末30Bとは、インターネット等のネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。なお、以下において第1端末30Aと第2端末30Bに共通する内容については、ユーザ端末30と表記して説明する。
具体的には、第1チケットTAには、時間(イベント日時)、場所(イベント会場)が定められている。そして、第1チケットTAの所有者である第1ユーザUAの情報、イベント会場における座席情報、チケットのステータス(使用状態)等の情報は、チケット管理サーバ10において管理される。
具体的には、第2チケットTBは、時間(イベント日時)、場所(イベント会場)が定められている。そして、第2チケットTBの所有者である第2ユーザUBの情報、イベント会場における座席情報、チケットのステータス(使用状態)等の情報は、チケット管理サーバ10において管理される。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第1ユーザUAの第1端末30Aに対して、第1チケットTAのデータ(電子チケット)を提供する。この際、チケット管理サーバ10は、第1端末30Aから第1ユーザUAの容姿を特定するための特定情報(例えば顔写真)を受け付ける。そして、チケット管理サーバ10は、第1チケットTAに関連付けて、第1ユーザUAの特定情報を記憶する。
また、チケット管理サーバ10は、第2ユーザUBの第2端末30Bに対して、第2チケットTBのデータ(電子チケット)を提供する。この際、チケット管理サーバ10は、第2端末30Bから第2ユーザUBの容姿を特定するための特定情報(例えば顔写真)を受け付ける。そして、チケット管理サーバ10は、第2チケットTBに関連付けて、第2ユーザUBの特定情報を記憶する。
次に、図2を参照しながら、チケット管理サーバ10とユーザ端末30のハードウェア構成について説明する。
図2に示されるように、チケット管理サーバ10は、ハードウェア構成として、プロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13を備える。
図2に示されるように、ユーザ端末30は、プロセッサ31、記憶装置32、通信用インターフェース33、入力装置34、表示装置35、及びGPSチップ36を備える。なお、入力装置34及び表示装置35はユーザ端末30の外部装置として設けられていてもよい。
なお、本実施形態では、ユーザ端末30の位置の測定にGPSを用いることとするが、携帯電話の基地局位置情報や、Wi−Fiの基地局位置情報を用いてもよい。
次に、図3A、図3B、図4A、図4B、図5A、図5B、図6A及び図6Bを参照しながら、チケットシステム1における処理の概要について説明する。
なお、以下に説明する例においては、第1ユーザUAの第1端末30Aには第1チケットTAのデータ(電子チケット)が記憶され、第2ユーザUBの第2端末30Bには第2チケットTBのデータ(電子チケット)が記憶されていることとする。そして、第1チケットTAと第2チケットTBとはイベント会場Sで開催される同じイベントの参加権(入場権)を有するものとする。
そして、以下の例においては、上記の期間及びイベント会場Sの中にいる場合において、第1ユーザUAと第2ユーザUBのそれぞれの特定情報が利用可能であることとする。
図3Aには、第1の状況における、イベント会場Sと、第1ユーザUA及び第2ユーザUBとの位置関係、並びにイベント日時情報と現在時刻との関係を示した。
図3Aに示されるように、第1ユーザUAと第2ユーザUBとは、イベント会場Sに向かっているところであり、共にイベント会場Sから離れた位置にいる。また、現在時刻もイベントの開催日時の範囲外にある。
また、第1端末30Aと第2端末30Bがイベント会場Sのエリア外におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲外のため、第1画面50Aには、第2ユーザUBの顔写真は表示されない。
また、第1端末30Aと第2端末30Bがイベント会場Sのエリア外におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲外のため、第2画面50Bには、第1ユーザUAの顔写真は表示されない。
図4Aには、第2の状況における、イベント会場Sと、第1ユーザUA及び第2ユーザUBとの位置関係、並びにイベント日時情報と現在時刻との関係を示した。
図4Aに示されるように、第2の状況では、第1ユーザUAはイベント会場Sに向かっており、第2ユーザUBはイベント会場Sに入場済とする。また、現在時刻もイベントの開催日時の範囲内にある。
このように、第1端末30Aと第2端末30Bのうち一方がイベント会場Sのエリア内におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲内のため、第3画面51Aには、第2ユーザUBの顔写真が表示される。
なお、第2端末30Bがイベント会場Sのエリア内におり、また現在時刻がイベントの開催日時の範囲内のため、第4画面51Bには、第1ユーザUAの第1ユーザ顔画像(小)52Aが表示される。
図5Aには、第3の状況における、イベント会場Sと、第1ユーザUA及び第2ユーザUBとの位置関係、並びにイベント日時情報と現在時刻との関係を示した。
図5Aに示されるように、第3の状況では、第1ユーザUAと第2ユーザUBは共にイベント会場Sに入場済であり、現在時刻もイベントの開催日時の範囲内にある。
本例では、第1ユーザUAは、第1ゲートGAから入場し、第2ユーザUBは第3ゲートGCから離れた第3ゲートGCから入場したこととする。
この場合に、第1ユーザUAと第2ユーザUBの位置は離れているため、第1端末30A又は第2端末30Bからの要求に応じて、チケット管理サーバ10は、第1ユーザUAと第2ユーザUBの待ち合わせ場所60を設定する。
図6Aに示されるように、チケット管理サーバ10は、第1端末30Aの現在位置と、第2端末30Bの現在位置とに基づいて、第1ユーザUAと第2ユーザUBの待ち合わせ場所60を設定する。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第1端末30Aと第2端末30Bとのそれぞれの現在位置の中間地点に基づいて、待ち合わせ場所60を設定する。
本例においては、待ち合わせ場所60は、第1ゲートGAと第3ゲートGCの中間地点にある、第2ゲートGBに設定される。
次に、図7を参照しながら、上記の処理を実現するためにチケット管理サーバ10に備えられる機能について説明する。
図7に示されるように、チケット管理サーバ10は、関連チケット情報記憶部20、条件記憶部21、特定情報記憶部22、位置情報取得部23、表示制御部24、待ち合わせ場所設定部25、及び通知部26を備える。
以下、チケット管理サーバ10に備えられる上記の各部の機能の詳細について説明する。
関連チケット情報記憶部20は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する。
「第2チケットTB」とは、所定のイベントについてのチケットであって、第2ユーザUBが所有するチケットである。
なお、上記の「チケット」には、例えばイベントの行われる場所(イベント会場S)及び時間が関連付けられる。また、「チケット」にはさらに、イベント会場Sにおける座席情報が関連付けられることとしてもよい。
また、イベントは入場料を取るものに限定されない。すなわち、チケットは有償、無償を問わないこととする。
具体的には、第1チケットTAと第2チケットTBの一方は、第1ユーザUAから第2ユーザUBに譲渡(分配)されたチケットであるか、又は第2ユーザUBから第1ユーザUAに譲渡(分配)されたチケットとする。
すなわち、第1チケットTAと第2チケットTBの所有者が第1ユーザUAであった後に、第1ユーザUAから第2ユーザUBに第2チケットTBが譲渡(分配)された場合に、関連チケット情報記憶部20は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する。
また、第1チケットTAと第2チケットTBの所有者が第2ユーザUBであった後に、第2ユーザUBから第1ユーザUAに第1チケットTAが譲渡(分配)された場合に、関連チケット情報記憶部20は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する。
具体的には、記憶装置12は、図8に示される関連チケット情報テーブルT1を記憶する。図8に示されるように、関連チケット情報テーブルT1には、チケットIDと関連チケットIDの情報が記憶される。
チケットIDとは、チケット管理サーバ10において管理するチケットを一意に識別する識別子である。そして、関連チケットIDは、主キーとなるチケットIDに関連付けられたチケットIDの情報である。
条件記憶部21は、第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を記憶する。
上記の有効期間とは、チケットの対象となるイベントが開催される開催期間内としてもよいし、上記の開催期間を含む期間内としてもよく、任意に設定可能である。
上記の有効エリアとは、チケットの対象となるイベントが行われるイベント会場Sのエリア内としてもよいし、イベント会場Sを含むエリア内としてもよく、任意に設定可能である。
具体的には、記憶装置12は、図9に示されるチケット条件テーブルT2を記憶する。図9に示されるように、チケット条件テーブルT2には、チケットID、イベントID、有効期間、有効エリアの情報が記憶される。
イベントIDは、チケットIDにより識別されるチケットの対象となるイベントを一意に識別する情報である。
有効期間は、チケットIDにより識別されるチケットに関連付けられる特定情報の利用が許可される期間である。
有効エリアは、チケットIDにより識別されるチケットに関連付けられる特定情報の利用が許可されるエリアである。
特定情報記憶部22は、第1チケットTAの所有者である第1ユーザUAを特定するための第1特定情報を記憶する。
また、特定情報記憶部22は、第2チケットTBの所有者である第2ユーザUBを特定するための第2特定情報を記憶する。
また、第1端末30Aは、第1チケットTAの電子チケットをダウンロードする際に、チケット管理サーバ10に対して第1特定情報を送信するようにしてよい。
また、第2端末30Bは、第2チケットTBの電子チケットをダウンロードする際に、チケット管理サーバ10に対して第1特定情報を送信するようにしてよい。
具体的には、記憶装置12は、図10に示される特定情報テーブルT3を記憶する。図10に示されるように、特定情報テーブルT3には、チケットを識別するチケットID、チケットの所有者、所有者の特定情報のそれぞれの情報が記憶される。
なお、本実施形態では、上記の「所有者の特定情報」には所有者の顔写真を用いることとするがこれに限定されず、上述したように所有者の似顔絵、顔の特徴、体型の特徴、着衣の特徴等の情報としてもよい。なお、上記の「特定情報」は、絵(アイコンを含む)、図形等のビジュアル情報としてもよいし、特徴を文字列により表したテキスト情報としてもよい。
位置情報取得部23は、第1チケットTAのデータを記憶する第1端末30Aと、第2チケットTBのデータを記憶する第2端末30Bのそれぞれの位置情報を取得する。
「第1端末30A」とは、第1ユーザUAが保有する携帯端末であって、第1チケットTAのデータを記憶する携帯端末である。
「第2端末30B」とは、第2ユーザUBが保有する携帯端末であって、第2チケットTBのデータを記憶する携帯端末である。
具体的には、プロセッサ11は、第1端末30AのGPSチップ36で測定した第1端末30Aの位置情報を、通信用インターフェース13を介して受信する。
また、プロセッサ11は、第2端末30BのGPSチップ36で測定した第2端末30Bの位置情報を、通信用インターフェース13を介して受信する。
なお、第1端末30Aと第2端末30Bから位置情報を受信するタイミングは、定期的なタイミングとしてもよいし、第1端末30Aと第2端末30Bにおいて所定のイベントが発生したタイミングとしてよい。例えば、上記の所定のイベントとは、ユーザから所定の操作を受け付けたタイミングとしてよい。
表示制御部24は、第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる。
具体的には、表示制御部24は、第1端末30Aの位置が所定エリア外である場合には、第2ユーザ顔画像(小)52Bを表示させ、第1端末30Aの位置が所定エリア内である場合には、第2ユーザ顔画像(大)54Bを表示させるように制御する。
また、表示制御部24は、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値より大きい場合には、第2ユーザ顔画像(小)52Bを表示させ、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値以下である場合には、第2ユーザ顔画像(大)54Bを表示させるように制御する。
具体的には、表示制御部24は、第2端末30Bの位置が所定エリア外である場合には、第1ユーザ顔画像(小)52Aを表示させ、第2端末30Bの位置が所定エリア内である場合には、第1ユーザ顔画像(大)54Aを表示させるように制御する。
また、表示制御部24は、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値より大きい場合には、第1ユーザ顔画像(小)52Aを表示させ、第1端末30Aと第2端末30Bとの距離が所定値以下である場合には、第1ユーザ顔画像(大)54Aを表示させるように制御する。
また、表示制御部24は、第1チケットTA又は第2チケットTBのステータスが入場済か否かに応じて、第1端末30Aにおいて第2特定情報に基づいて表示する情報を制御してもよい。
「購入済」とは、チケットを購入後から発券するまでの状態に相当する。
「発券済」とは、チケットを発券した状態から使用済(入場済)までの状態に相当する。
「使用済」とは、チケットを使用した後の状態に相当する。例えば、チケットを使用してイベント会場Sに入った後の状態が、上記の「使用済」の状態に相当する。
例えば、表示制御部24は、第1チケットTAと第2チケットTBのいずれも使用済でない場合には、第2ユーザ顔画像(小)52Bを表示させ、第1チケットTA又は第2チケットTBのいずれかが使用済である場合には、第2ユーザ顔画像(大)54Bを表示させるようにしてよい。
例えば、表示制御部24は、第1チケットTAと第2チケットTBのいずれも使用済でない場合には、第1ユーザ顔画像(小)52Aを表示させ、第1チケットTA又は第2チケットTBのいずれかが使用済である場合には、第1ユーザ顔画像(大)54Aを表示させるようにしてよい。
具体的には、プロセッサ11は、第1端末30Aと第2端末30Bの現在位置と現在時刻に基づいて、チケット条件テーブルT2に記憶される第1チケットTAと第2チケットTBの有効期間と有効エリアの条件が満足されているか否かを判定する。
そして、プロセッサ11は、上記の判定結果に基づいて特定情報テーブルT3に記憶される第1特定情報と第2特定情報の利用可否を判定し、判定結果に基づいて第1端末30Aと第2端末30Bにそれぞれ提供する表示画面データを生成する。
そして、プロセッサ11は、上記生成した表示画面データを第1端末30Aと第2端末30Bにそれぞれ送信して、第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれの表示装置35において表示させる。
待ち合わせ場所設定部25は、第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれの位置に基づいて待ち合わせ場所を設定する。
具体的には、プロセッサ11は、第1端末30A又は第2端末30Bから待ち合わせ場所の設定要求を受け付けると、第1端末30Aと、第2端末30Bのそれぞれの現在位置を取得する。
そして、プロセッサ11は、第1チケットTAと第2チケットTBの有効エリア内であって、第1端末30Aと第2端末30Bの現在位置の中間地点付近から待ち合わせ場所を設定する。例えば、上記の有効エリアがイベント会場Sの内部である場合には、プロセッサ11は、イベント会場Sの各部のうち、上記の中間地点に最も近い場所を、上記の待ち合わせ場所に設定することとしてよい。
通知部26は、待ち合わせ場所設定部25により設定した待ち合わせ場所を第1端末30Aと第2端末30Bのそれぞれに通知する。
具体的には、図6Bに示す第7画面55Aや第8画面55Bを、第1端末30Aの表示装置35、第2端末30Bの表示装置35に表示させることが上記の「通知」に相当する。
具体的には、プロセッサ11は、待ち合わせ場所設定部25で設定した待ち合わせ場所を表示する表示画面データを生成し、生成した表示画面データを第1端末30A及び第2端末30Bにそれぞれ送信する。
次に、図11乃至図14を参照しながら、チケットシステム1において実行される処理の流れについて説明する。
まず、図11に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行されるチケット購入処理の流れについて説明する。
なお、図11に示すシーケンスは、第1端末30Aがチケット管理サーバ10にアクセスしてチケットを購入する際の処理に関するものである。
本例では、第1端末30Aは、第1チケットTAのダウンロードを要求することとする。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第1チケットTAのチケットID、第1ユーザUAのユーザID、S106で受信した顔写真のデータを関連付けて特定情報テーブルT3に記憶する。
そして、第1端末30Aは、チケット管理サーバ10から第1チケットTAのチケットデータを受信し(S206)、記憶装置32に格納する。
以上が、第1端末30Aのチケット購入処理及びチケットデータのダウンロード処理の流れである。
次に、図12に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行されるチケット分配処理の流れについて説明する。
図12に示すシーケンスは、第1ユーザUAが購入した第2チケットTBを、第2ユーザUBに分配する処理に関するものである。
本例では、第2端末30Bは、第2チケットTBのダウンロードを要求することとする。
具体的には、チケット管理サーバ10は、第2チケットTBのチケットID、第2ユーザUBのユーザID、S115で受信した顔写真のデータを関連付けて特定情報テーブルT3に記憶する。
そして、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10から第2チケットTBのチケットデータを受信し(S314)、記憶装置32に格納する。
以上が、第2端末30Bへのチケット分配処理及びチケットデータのダウンロード処理の流れである。
次に、図13に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行される第1ユーザUA及び第2ユーザUBの特定情報の表示制御処理について説明する。
この際、第1端末30Aは、記憶装置32に記憶される第1チケットTAのチケットIDのデータも併せてチケット管理サーバ10に送信する。
この際、第2端末30Bは、記憶装置32に記憶される第2チケットTBのチケットIDのデータも併せてチケット管理サーバ10に送信する。
そして、チケット管理サーバ10は、S122の判定処理の結果に応じて、第1端末30Aと第2端末30Bにそれぞれ送信する画面データを生成する(S123)。
なお、S122及びS123の処理は、表示制御部24により実行されるものである。具体的には、図3A〜図5Bに示したように、第1端末30Aと第2端末30Bの位置及び時刻に応じて、第1端末30Aと第2端末30Bの表示装置35に表示される情報が制御される。
同様に、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10から画面データを受信すると(S323)、受信した画面データに基づいて表示装置35に画面を表示する(S324)。
上記の処理は、主に表示制御部24により実行されるものである。
以上の処理によれば、チケットに定められた時間と場所の条件が満たされる場合に、待ち合わせの相手の顔写真を確認することができる。これにより、個人情報のセキュリティを確保しつつ、待ち合わせを容易に行うことが可能となる。
次に、図14に示すシーケンス図を参照しながら、チケットシステム1において実行される第1ユーザUAと第2ユーザUBの待ち合わせ場所の設定処理について説明する。
本例では、第2ユーザUBから承諾の入力を受け付けたものとし、第2端末30Bは、チケット管理サーバ10に対して待ち合わせ場所の設定の承諾を通知する(S332)。
なお、S136の処理は、待ち合わせ場所設定部25により実行されるものである。
なお、S137の処理は、通知部26により実行されるものである。
具体的には、図6Bに示す第7画面55AがS235で表示装置35に表示される画面の一例に相当する。
具体的には、図6Bに示す第8画面55BがS336で表示装置35に表示される画面の一例に相当する。
以上の処理によれば、第1ユーザUAと第2ユーザUBの双方にとって適切な場所を待ち合わせ場所に設定できる。なお、待ち合わせ場所はユーザの位置に基づいて設定されるため、一部のエリアに待ち合わせ場所が集中することがない。これにより、第1ユーザUAと第2ユーザUBにとって、待ち合わせをより容易に行うことができる。
本実施形態に係るチケットシステム1は、第1チケットTAと第2チケットTBとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部20と、第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部21と、第1チケットTAの所有者である第1ユーザUAを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部22と、第1チケットTAのデータを記憶する第1端末30Aと、第2チケットTBのデータを記憶する第2端末30Bのそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部23と、第1端末30A又は第2端末30Bの少なくとも一方が第1チケットTA及び第2チケットTBに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第2端末30Bにおいて第1特定情報を表示させる表示制御部24と、を備える。
これにより、チケットシステム1によれば、個人情報のセキュリティを確保しつつ、チケットの所有者が、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
こうすることで、個人情報のセキュリティを確保しつつ、第1ユーザと第2ユーザの両者がチケットに定められた時間と場所において相手方を容易に特定することが可能となる。
こうすることで、第1ユーザUAと第2ユーザUBの両者がチケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、第1ユーザUAと第2ユーザUBの両者が相手方を特定することが可能となる。これにより、個人情報のセキュリティをより確保しつつ、チケットに定められた時間と場所において待ち合わせの相手を容易に特定できるようになる。
こうすることで、第2ユーザUBに対して提供する第1ユーザUAの特定情報を第1ユーザUAの位置に応じて制御できる。これにより、第2ユーザUBと第1ユーザUAとの距離に応じて、第2ユーザUBが閲覧する第1ユーザUAに関する情報を変えることができる。
こうすることで、第1チケットTA又は第2チケットTBが使用されたか否かに応じて、第2ユーザが閲覧する第1ユーザの情報を変えることができる。
こうすることで、チケットを譲渡したユーザと、チケットを譲り受けたユーザとの間で、チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
こうすることで、第1ユーザUAと第2ユーザUBにとって、互いに相手方を容易に特定できるようになる。
こうすることで、第1ユーザUAと第2ユーザUBの位置に応じて適切な待ち合わせ場所を設定できる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、チケットシステム1はチケット管理サーバ10により実現されるものとしたが、チケット管理サーバ10を設けずに、第1端末30A又は第2端末30Bのうちいずれかがチケット管理サーバ10の機能を兼ねることとしてもよい。
この際、第1端末30Aが第2端末30Bに所定距離まで近づいた場合に、第2ユーザUBの顔写真を表示装置35に表示させるようにしてもよい。
こうすることで、第1ユーザUAは、商品を届ける相手である第2ユーザUBを容易に特定できるようになる。
10 チケット管理サーバ
11 プロセッサ
12 記憶装置
13 通信用インターフェース
20 関連チケット情報記憶部
21 条件記憶部
22 特定情報記憶部
23 位置情報取得部
24 表示制御部
25 待ち合わせ場所設定部
26 通知部
30 ユーザ端末
30A 第1端末
30B 第2端末
31 プロセッサ
32 記憶装置
33 通信用インターフェース
34 入力装置
35 表示装置
36 GPSチップ
40 イベント日時情報
41 現在時刻
50A 第1画面
50B 第2画面
51A 第3画面
51B 第4画面
52A 第1ユーザ顔画像(小)
52B 第2ユーザ顔画像(小)
53A 第5画面
53B 第6画面
54A 第1ユーザ顔画像(大)
54B 第2ユーザ顔画像(大)
55A 第7画面
55B 第8画面
60 待ち合わせ場所
GA 第1ゲート
GB 第2ゲート
GC 第3ゲート
N ネットワーク
S イベント会場
T1 関連チケット情報テーブル
T2 チケット条件テーブル
T3 特定情報テーブル
TA 第1チケット
TB 第2チケット
UA 第1ユーザ
UB 第2ユーザ
Claims (9)
- 第1チケットと第2チケットとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部と、
前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部と、
前記第1チケットの所有者である第1ユーザを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部と、
前記第1チケットのデータを記憶する第1端末と、前記第2チケットのデータを記憶する第2端末のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とするチケットシステム。 - 前記特定情報記憶部は、前記第2チケットの所有者である第2ユーザを特定するための第2特定情報を記憶し、
前記表示制御部は、前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末において前記第2特定情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載のチケットシステム。 - 前記表示制御部は、前記第1端末と前記第2端末の両方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末において前記第2特定情報を表示させ、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させることを特徴とする請求項2に記載のチケットシステム。
- 前記表示制御部は、前記第2端末が前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第1端末の位置に応じて、前記第2端末において前記第1特定情報に基づいて表示する情報を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のチケットシステム。
- 前記表示制御部は、前記第1チケット又は前記第2チケットのステータスが使用済か否かに応じて、前記第2端末において前記第1特定情報に基づいて表示する情報を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のチケットシステム。
- 前記第1チケットと前記第2チケットの一方は、前記第1ユーザから前記第2ユーザに譲渡されたチケットであるか、又は前記第2ユーザから前記第1ユーザに譲渡されたチケットであることを特徴とする請求項2又は3に記載のチケットシステム。
- 前記第1特定情報は、前記第1ユーザの顔写真を含み、
前記第2特定情報は、前記第2ユーザの顔写真を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のチケットシステム。 - 前記第1端末と前記第2端末のそれぞれの位置に基づいて待ち合わせ場所を設定する待ち合わせ場所設定部と、
前記待ち合わせ場所設定部により設定した待ち合わせ場所を前記第1端末と前記第2端末のそれぞれに通知する通知部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のチケットシステム。 - 第1チケットと第2チケットとを関連付けて記憶する関連チケット情報記憶部と、
前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を記憶する条件記憶部と、
前記第1チケットの所有者である第1ユーザを特定するための第1特定情報を記憶する特定情報記憶部と、を備えるコンピュータを、
前記第1チケットのデータを記憶する第1端末と、前記第2チケットのデータを記憶する第2端末のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記第1端末又は前記第2端末の少なくとも一方が前記第1チケット及び前記第2チケットに定められた時間と場所の条件を満たす場合に、前記第2端末において前記第1特定情報を表示させる表示制御部として機能させるためのプログラム。
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JP2012225782A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Aisin Aw Co Ltd | 情報提供システム及び情報提供方法 |
WO2016125203A1 (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-11 | 浩輝 望月 | サーバ及び情報提供システム |
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