JP6479446B2 - Sweat removal sheet for side - Google Patents
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Description
本発明は、脇用汗取りシートに関するものである。 The present invention relates to a side sweat removing sheet.
衣服の汗染み防止や汗による不快感防止のため、脇などの汗をかきやすい場所に接触させて汗を吸収する汗取りシートが従来から使用されている。このような汗取りシートは、衣服に貼り付けて使用するタイプのものと、肌に貼り付けて使用するタイプのものがある。例えば、衣服に貼り付けて使用するタイプの汗取りシートとしては、汗を吸収する表面とは反対の裏面に粘着部が設けられており、シートの略中央に位置する折り曲げ基準線を衣服の袖ぐり部に沿わせて折り曲げて、シートを身頃側と袖側とに跨がるように配置し、粘着部を介して衣服に貼り付けることで使用される(例えば、特許文献1を参照)。 In order to prevent sweat permeation of clothes and discomfort caused by sweat, a sweat-removing sheet that absorbs sweat by bringing it into contact with a place such as a side where it is easy to sweat has been conventionally used. Such sweat removing sheets include a type that is used by being attached to clothes, and a type that is used by being applied to the skin. For example, as a type of sweat-removing sheet that is attached to clothes, the adhesive part is provided on the back side opposite to the surface that absorbs sweat, and the folding reference line located at the approximate center of the sheet is attached to the armholes of the clothes. It is used by bending along the part, arranging the sheet so as to straddle the body side and the sleeve side, and affixing to the clothes through the adhesive part (for example, see Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1に記載の脇用汗取りシートは、衣服への貼り付け時において身頃側部分と袖側部分との間で折り曲げて配置した際に、身頃側部分に対して袖側部分が動き難く、かつ袖側部分に対して身頃側部分が動き難い。そのため、シートにヨレやズレが発生して装着し難い場合がある。加えて、衣服への貼り付け時のみならず、使用時においても、シートにヨレやズレが発生するおそれがある。よって、ヨレやズレの発生の防止という観点で改良の余地があった。
However, when the armpit perspiration sheet described in
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、衣服に装着しやすく、かつ、使用時にヨレやズレなどの発生を防止することができる脇用汗取りシートを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a side sweating sheet that is easy to be worn on clothes and can prevent the occurrence of twisting and shifting during use. To do.
本発明の上記目的は、汗を吸収するためのシート本体と、前記シート本体を衣服に貼り付けるための粘着部とを備えた脇用汗取りシートであって、前記シート本体は、外周縁に内方に向けて凹状にへこむように形成され、前記シート本体を横断する折り曲げ基準線が突き当たる窪み部と、前記窪み部から前記シート本体の内方に向かって延びる切れ込みとを有することを特徴とする脇用汗取りシートにより達成される。 The object of the present invention is a side sweating sheet comprising a sheet main body for absorbing sweat and an adhesive part for adhering the sheet main body to clothes, and the sheet main body is disposed on the outer periphery. A concave portion formed so as to be recessed in a concave direction toward which a folding reference line crossing the sheet main body abuts, and a notch extending from the concave portion toward the inside of the sheet main body. This is achieved by the side sweating sheet.
上記構成の脇用汗取りシートにおいて、前記窪み部は、前記シート本体の内方に向かうに連れて開口幅が狭くなるように形成されていることが好ましい。 In the armpit perspiration sheet having the above-described configuration, it is preferable that the recessed portion is formed so that the opening width becomes narrower toward the inside of the sheet main body.
また、前記切れ込みは、前記折り曲げ基準線上に形成されていることが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said notch is formed on the said bending reference line.
さらに、前記窪み部は、前記シート本体の外周縁における開口幅が3mm〜30mmとなるように形成されていることが好ましく、前記切れ込みは、長さが3mm〜20mmの直線状となるように形成されていることが好ましい。 Furthermore, it is preferable that the said recessed part is formed so that the opening width in the outer periphery of the said sheet | seat main body may be 3 mm-30 mm, and the said notch is formed so that it may become a linear form with a length of 3 mm-20 mm. It is preferable that
本発明の脇用汗取りシートによれば、前記シート本体の外周縁であって前記シート本体を横断する折り曲げ基準線が突き当たる位置に形成された窪み部と、前記窪み部から前記シート本体の内方に向かって延びる切れ込みとを備えているので、折り曲げ基準線を境界としたシートの一方側部分に対して他方側部分が捻れるように動きやすく、かつ他方側部分に対して一方側部分が捻れるように動きやすい。よって、シートを衣服に貼り付ける際にシートにヨレやズレなどが発生するのを防止できるので装着しやすく、また、衣服への貼り付け時のみならず、使用時においても、シートにヨレやズレなどが発生することを防止することができる。 According to the armpit perspiration sheet of the present invention, a recess formed at the outer peripheral edge of the sheet main body at a position where a bending reference line crossing the sheet main body abuts, and the inward of the sheet main body from the recess Is provided so that the other side portion can be twisted with respect to the one side portion of the sheet with the folding reference line as a boundary, and the one side portion is twisted with respect to the other side portion. Easy to move. Therefore, it is easy to wear because it prevents the sheet from being twisted or misaligned when it is affixed to clothes. Can be prevented from occurring.
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る脇用汗取りシートの表面図であり、図2は図1の脇用汗取りシートの裏面図であり、図3は図1のA部分の拡大図であり、図4は図1のIV−IV線に沿う拡大断面図である。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. 1 is a front view of a side sweating sheet according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a back view of the armpit sweating sheet of FIG. 1, and FIG. 3 is an enlarged view of a portion A in FIG. 4 is an enlarged sectional view taken along line IV-IV in FIG.
本実施形態の脇用汗取りシート1は、衣服に貼り付けて使用するタイプのものであり、可撓性を有するシート本体2と、シート本体2の裏面に設けられた粘着部3とを備えている。シート本体2は、保護層20及び防水層21の間に吸収層22が挟持された構成のものである。シート本体2は、シート本体2を横断する折り曲げ基準線Lを境界として第1の領域2Aと第2の領域2Bとに分けられている。折り曲げ基準線Lは、本実施形態では、シート本体2の略中央に位置している。シート本体2の外周縁5において、折り曲げ基準線Lが突き当たる位置には、窪み部10が形成されている。本実施形態では、折り曲げ基準線Lの両端側に窪み部10がそれぞれ形成され、2つの窪み部10が対向するように外周縁5に形成されている。折り曲げ基準線Lは、2つの窪み部10の間を直線状に延びている。また、シート本体2には、窪み部10からシート本体2の内方に向かって延びる切れ込み15が形成されている。なお、図1中の符号25は、シート本体2の表面に形成された多数のエンボス凹部である。
The side
吸収層22は、吸水性を有するものであれば特に制限はなく、一般に生理用ナプキン、おしめ、汗取りシート及びおりものシートなどに用いられている、例えば吸水性パルプ、吸水性ポリマーなどの公知の吸収材や、織物、編物、不織布又はパルプ製品などから構成される繊維構造物を用いることができる。なかでも、風合い(肌触り)がよく、吸収性に優れ、かつ吸収層からの素材の脱落が少ない点から、天然繊維及び合成繊維からなる集積体(例えば不織布)を用いることが好ましい。天然繊維としては、コットン、シルク、パルプ、羊毛、麻などがあげられる。このような天然繊維のなかでも、アレルギーなどの接触性皮膚炎が起こりにくく、かぶれにくく、かつ吸収性に優れる点から、(タンパク質系成分でない)コットンやパルプなどのセルロース系繊維が好ましい。また、合成繊維としては、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、エチレン酢酸ビニル繊維、ウレタン繊維、アクリル繊維などが挙げられる。また、レーヨン繊維、アセテート繊維、キュプラなどの半合成繊維、及び各種繊維の混紡品、混繊品を使用することもできる。なかでも、ドライ感、風合い及びヒートシール性の点から、エチレン酢酸ビニル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維などの合成繊維又はそれらの複合繊維が好ましい。複合繊維としては、ポリエチレン/ポリエステル(ポリエチレンテレフタレートを含む)複合繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維、エチレン酢酸ビニル/ポリプロピレン複合繊維などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用しても良い。2種以上の組み合わせの例としては、セルロース系繊維と複合繊維の組み合わせなどが挙げられ、その配合割合は、例えば4:6〜8:2とすることができる。
The
吸収層22を構成する前記集積体の目付けは、保水量と皮膚への違和感とのバランスの点から、20g/m2〜150g/m2に設定するのが好ましく、より好ましくは40g/m2〜120g/m2、さらに好ましくは50g/m2〜100g/m2である。吸収層22の厚みとしては、上記機能を奏するよう0.5mm〜40mmとされるのが望ましい。
Basis weight of the stack constituting the
保護層20は、肌にやわらかく接触し、かつ柔軟な吸収層22を保護する役割を果たす。このような保護層20としては、織物、編物、不織布又はパルプ製品などから構成されるシート状又はフィルム状の繊維構造物を挙げることができる。なかでも、風合い(肌触り)や皮膚への刺激性、吸収性の点から不織布が好ましい。かかる繊維構造物を構成する繊維としては、天然繊維及び合成繊維が挙げられ、これらを単独で、又は組み合わせて所望の性質を有する繊維構造物として使用することができる。天然繊維及び合成繊維としては、吸収層22の原料として用いるものと同一の繊維が挙げられる。
The
不織布は、湿式抄紙法、乾式抄紙法、スパンボンド法、メルトブロー法、ラテックス樹脂ボンド法、溶剤ボンド法、スティッチボンド法、ニードルパンチ法、スパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法などの方法により製造することができる。なかでもスパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法、ニードルパンチ法、スパンボンド法などの方法が好ましく、これらの方法では風合いがよくかつ、接着剤、溶剤を用いないため、肌への安全性を高くすることができる。 Nonwoven fabrics include wet papermaking, dry papermaking, spunbond, meltblown, latex resin bond, solvent bond, stitchbond, needle punch, spunlace, thermal bond, air-through, airlaid, etc. It can manufacture by the method of. Of these, methods such as the spunlace method, thermal bond method, air-through method, airlaid method, needle punch method, and spunbond method are preferable. Since these methods have a good texture and do not use an adhesive or a solvent, it is applied to the skin. The safety can be increased.
保護層20に用いられる前記繊維構造物の目付けは、汗の透過性と皮膚への違和感の軽減とのバランスの点から、10g/m2〜60g/m2に設定することが好ましく、より好ましくは10g/m2〜50g/m2、さらに好ましくは10g/m2〜30g/m2である。保護層20の厚みとしては、上記機能を奏するよう0.1mm〜20mmとされるのが望ましい。なお、汗の透過性をより高めるために、保護層20に複数のスリットや開口などを形成しても良い。
Basis weight of the fiber structure used for the
保護層20と吸収層22とを貼り合わせる方法は特に限定されないが、水溶性の接着剤(例えば、アクリル系水溶性接着剤)や非水溶性接着剤(例えば、ゴム系ホットメルト、オレフィン系ホットメルト)などにより接着することができる。
The method for bonding the
防水層21は、吸収層22に吸収された汗の外部への流出を防止するものである。防水層21の材質は、ポリエチレンを用いることが好ましいが、必要に応じて適当な材質、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリプロピレン、ナイロン、セロファン、ビニロン、塩化ビニルなどを用いることもできる。また、これらの材質に炭酸カルシウム粉末などの無機物を混練した後に2軸延伸すると、汗は透過させずに水蒸気(空気)は透過させることができるので、ムレなどによる不快感を軽減させることができ、また、炭酸カルシウムなどの無機物を用いない場合において1軸延伸すると、多量の汗をかいた場合でも衣服への汗じみを確実に防ぐことができるので、それぞれ、使用状況に応じて使い分けることが好ましい。また、SMSなどの液不透過性の不織布を用いることもできる。
The
防水層21の目付けは、吸収層22に吸収された汗の外部への流出を防止すること、及び、脇用汗取りシート1全体の柔軟性を損なわないことのバランスの点から、2g/m2〜50g/m2に設定することが好ましく、より好ましくは10g/m2〜50g/m2、さらに好ましくは20g/m2〜40g/m2である。防水層21の厚みとしては、吸収した汗を透過させず、かつ装着時に違和感を覚えにくいという点から、10μm〜70μmに設定することが好ましい。
The basis weight of the
シート本体2は、必ずしも上記した構成に限定されず、例えば、吸収層22と保護層20との間、及び、吸収層22と防水層21との間における一方又は双方に、消臭剤や香料を含む層を介在させても良い。また、シート本体2は、吸収層22を備えていればよく、保護層20及び防水層21の一方又は双方を設けずに構成することも可能である。
The
粘着部3に用いられる粘着剤は、衣服や皮膚などに貼ることができるものであれば特に限定されないが、例えば、水溶性の接着剤(例えばアクリル系水溶性接着剤)や非水溶性接着剤(例えばゴム系ホットメルト、オレフィン系ホットメルト)などの接着剤が挙げられる。なかでも、その他の粘着剤に比べて衣服に対する接着力に優れる点から非水溶性接着剤が好ましく、ゴム系ホットメルトがより好ましい。ゴム系ホットメルトを使用すると、接着部位になじみやすいので、衣服の伸びを拘束することがない(突っ張り感を軽減できる)。粘着部3は、シート本体2の裏面に、間隔をあけて複数設けられていても良いし、シート本体2の裏面を覆うように設けられていても良い。
The pressure-sensitive adhesive used for the pressure-sensitive
シート本体2の裏面には、衣服への装着時まで粘着部3を保護し、装着時に粘着部3から剥離可能な剥離シート(図示せず)が貼り付けられている。剥離シートは、プラスチックフィルム、繊維製シート、紙などに剥離剤を塗布することで形成され、剥離剤側が粘着部3に貼着されている。
On the back surface of the
シート本体2は、本実施形態では、滑らかな曲線状に形成された外周縁5を有するとともに、外周縁5に左右一対のくびれ部23が設けられている。くびれ部23は、第1の領域2Aから第2の領域2Bにかけて内方に向けて緩やかにへこんでいる。両くびれ部23の間には、両くびれ部23を結ぶ直線状の溝部24が設けられており、本実施形態では、この溝部24が折り曲げ基準線Lを構成し、溝部24を境にして上下2つの第1の領域2A,第2の領域2Bに分けられている。溝部24は、例えばシート本体2を衣服に貼り付ける際の袖ぐり部の位置となり、第1の領域2Aが衣服の身頃側に、第2の領域2Bが衣服の袖側に、それぞれ貼り合わされる(以下、「第1の領域2A」を「身頃側領域2A」といい、「第2の領域2B」を「袖側領域2B」という。)。身頃側領域2Aは、袖側領域2Bよりも面積が大きく形成されており、脇の発汗位置に適切に対応可能となっている。なお、本実施形態においては、折り曲げ基準線Lが溝部24によって構成されているが、装着時に曲げ変形を与えた際に自然に折れ曲がる部分など、必ずしも外観上明瞭である必要はなく、身頃側領域2A及び袖側領域2Bは、それぞれ身頃側及び袖側に装着することを意図した領域をいう。また、溝部24(折り曲げ基準線L)の上下の両側には、溝部24から離れる側に凸をなす弧状の屈曲ライン25A,25Bが形成されている。この屈曲ライン25A,25Bでシート本体2の折り曲げが容易となっている。
In the present embodiment, the
窪み部10は、シート本体2の外周縁5に内方に向けて凹状にへこむように形成されており、折り曲げ基準線L(溝部24)は、窪み部10からシート本体2を横断するように延びている。この窪み部10は、くびれ部23よりもへこみ具合がかなり急であり、かつ、へこみ始める両端の間の長さ(最も離れた端から端までの長さ)がくびれ部23よりもかなり短く設定されている。また、窪み部10は、シート本体2の内方に向かうに連れて開口幅が狭くなるように形成されている。具体的には、窪み部10のシート本体2の外周縁5における開口幅L1を10mmとした略半円形状に形成されている。このように、折り曲げ基準線L(溝部24)の端側に窪み部10が形成されていることで、袖側領域2Bに対して身頃側領域2Aが捻れるように動きやすくなり、かつ身頃側領域2Aに対して袖側領域2Bが捻れるように動きやすくなる。よって、シート本体2を衣服に貼り付ける際にヨレやズレなどが発生するのを防止できるので装着しやすく、また、衣服への貼り付け時のみならず、使用時においても、シート本体2にヨレやズレなどが発生することを防止することができる。また、後述する通り、製造時において切れ込み15をシート本体2に形成しやすくなると共に、効率的な製造が可能となる。なお、上述した窪み部10の外周縁5における開口幅L1は、3mm〜30mmの範囲で形成するのが好ましく、5mm〜15mmの範囲で形成するのがさらに好ましい。開口幅L1を3mm以下とすると、シート本体2の製造が困難になる一方、開口幅L1を30mm以上とすると、シート本体2全体の面積が小さくなるため、汗の吸収性能を確保する点から好ましくない。また、シート本体2の全長L3は、70mm〜150mm程度であり、窪み部10の外周縁5における開口幅L1はシート本体2の全長L3に対して、2%〜40%程度である。
The
切れ込み15は、シート本体2において、窪み部10から内方に向かって延びるように形成されている。本実施形態では、切れ込み15は、折り曲げ基準線L上に、長さL2が7mmの直線状に形成されている。シート本体2は、窪み部10に加えて切れ込み15を有することによって、袖側領域2Bに対して身頃側領域2Aが更に捻れるように動きやすくなり、かつ身頃側領域2Aに対して袖側領域2Bが更に捻れるように動きやすくなる。よって、シート本体2を衣服に貼り付ける際にヨレやズレなどが発生するのを防止できるので更に装着しやすく、また、衣服への貼り付け時のみならず、使用時においても、シート本体2にヨレやズレなどが発生することを更に防止することができる。なお、切れ込み15の長さL2は、3mm〜20mmの範囲で形成するのが好ましく、3mm〜15mmの範囲で形成するのがさらに好ましい。切れ込み15の長さL2を3mm以下とすると、袖側領域2Bに対する身頃側領域2Aの動きやすさ及び身頃側領域2Aに対する袖側領域2Bの動きやすさが確保されないおそれがある一方で、長さL2を15mm以上とすると、切れ込み15を始点としてシート本体2が分断されやすくなるため好ましくない。
The
次に、図5を参照して、本実施形態の脇用汗取りシート1の製造に際して切れ込み15を形成する工程について説明する。まず、保護層20、吸水層22及び防水層21の各帯状原反シートを積層して接着し、帯状シート本体40を形成する。そして、帯状シート本体40における最終のシート本体2に対応する所定位置(点線部分)に対して、刃型(図示せず)を用いて切れ込み15を形成する。このとき、切れ込み15は、最終のシート本体2の外周縁を超えて若干長くなるように形成される。その後、シート本体2に対応する形状の刃型(図示せず)で帯状シート本体40を打ち抜くことによって、図1で示す最終のシート本体2が形成される。
Next, with reference to FIG. 5, the process of forming the
なお、帯状シート本体40から効率的に複数のシート本体2を形成するため、シート本体2は左右の横方向(帯状シート本体40の長さ方向(搬送方向))に隣接する態様で打ち抜かれる。すると、隣接するシート本体2同士の間隔が狭くなることから、隣り合う切れ込み15同士の間隔も狭くなる。隣り合う切れ込み15間は、シート本体2の打ち抜きによって発生するトリム45を一体的に形成するため、5mm程度の間隔を空けておくことが好ましい。ここで、シート本体2には窪み部10が形成されているため、切れ込み15が形成される部分におけるシート本体2の間隔が拡大する。よって、切れ込み15が隣り合う場合であっても、所望の間隔を確保しながら切れ込み15を形成しやすくなる。なお、トリム45を一体的に形成することによって、トリム45の処理が容易となり、効率的に製造することができる。ここで、隣り合う切れ込み15同士を繋げて一体的に形成した場合、シート本体2を打ち抜いた際に発生するトリム45が複数に分断されるため、トリム45の処理が煩雑となり、製造上好ましくない。
In order to efficiently form a plurality of sheet
上記構成の脇用汗取りシート1によれば、シート本体2に形成された窪み部10により、袖側領域2Bに対して身頃側領域2Aが捻れるように動きやすくなり、かつ身頃側領域2Aに対して袖側領域2Bが捻れるように動きやすくなる。加えて、窪み部10から内方へ延びる切れ込み15がシート本体2に形成されているため、袖側領域2Bに対して身頃側領域2Aが更に捻れるように動きやすくなり、かつ身頃側領域2Aに対して袖側領域2Bが更に捻れるように動きやすくなる。よって、シート本体2を衣服に貼り付ける際にヨレやズレなどが発生するのを防止できるので装着しやすく、また、衣服への貼り付け時のみならず、使用時においても、シート本体2にヨレやズレなどが発生することを防止することができる。更には、シート本体2の製造時において切れ込み15が形成しやすくなるとともに、効率的に製造することができる。
According to the
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、窪み部10は略半円形状に形成されているが、これに限らず、例えば、図6に示すように、三角形状に形成されていても良いし、図7に示すように、四角形状等に形成されていても良い。なお、半円形状や三角形状等、窪み部10を内方に向かうに連れて開口幅が狭くなるように形成することによって、窪み部10及び切れ込み15によって形成される角部が鈍角となり、使用者の肌への刺激が緩和されるため、脇用汗取りシート1の使用感が向上する。
As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible unless it deviates from the meaning. For example, in the above-described embodiment, the
また、上記実施形態では、窪み部10及び切れ込み15が、シート本体2の外周縁5において折り曲げ基準線Lの両端側に2つ設けられているが、窪み部10及び切れ込み15は折り曲げ基準線Lのどちらか一方の端側にのみ設けられていても良い。
Moreover, in the said embodiment, although the
さらに上記実施形態では、切れ込み15は折り曲げ基準線L(溝部24)上に形成されているが、窪み部10からシート本体2の内方に向かって延びるものであれば良く、必ずしも折り曲げ基準線上に形成されていなくても良い。また、切れ込み15は直線状に形成されているが、例えば波形状や緩やかな円弧状などに形成されていても良い。
Furthermore, in the said embodiment, although the
さらに、上記実施形態では、シート本体2の外形が、略ひょうたん状に形成されているが、正方形状、長方形状、円形状、略楕円形状など、衣服に貼り付けることが可能な種々の形状とすることができる。また、上記実施形態では、シート本体2の身頃側領域2Aの面積を袖側領域2Bの面積より大きくしているが、同じ面積にすることも可能である。また、シート本体2に必ずしもくびれ部23を設ける必要もない。
Furthermore, in the above embodiment, the outer shape of the
1 脇用汗取りシート
2 シート本体
2A 身頃側領域(第1の領域)
2B 袖側領域(第2の領域)
3 粘着部
5 外周縁
10 窪み部
15 切れ込み
24 溝部
L 折り曲げ基準線
1 Sweat removal sheet for
2B Sleeve side area (second area)
3
Claims (5)
前記シート本体は、外周縁に内方に向けてへこむ左右一対のくびれ部が設けられており、両くびれ部の間には、両くびれ部を結んで前記シート本体を横断する折り曲げ基準線が設けられ、前記くびれ部には内方に向けて前記くびれ部よりもへこみ具合が急であるように凹状にへこむ窪み部が形成され、前記窪み部には前記折り曲げ基準線が突き当たり、前記窪み部から前記シート本体の内方に向かって切れ込みが延びることを特徴とする、脇用汗取りシート。 A sweater sheet for armpits comprising a sheet body for absorbing sweat, and an adhesive part for attaching the sheet body to clothes,
The seat body is provided with a pair of left and right constricted portions that are recessed inwardly on the outer peripheral edge, and a folding reference line is provided between the constricted portions to connect the two constricted portions and cross the seat body. it is, before Symbol constricted portion recess dented concavely as a steep degree dent than the constricted portion toward the inside is formed on the recess portion Ri said bending reference line abutment, A side sweat-removing sheet, characterized in that a cut extends from the recess toward the inside of the sheet body.
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