JP6479442B2 - ヘルメット用シェードおよびヘルメット - Google Patents
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Description
−0.06m−1≦Dx−Dy≦+0.06m−1
を満足する。以下、この条件を「条件A」と呼ぶことにする。
(1) 0.3T0≦T≦2T0
を満足することが好ましい。
(2) 200<Rx1<1000、200<Rx2<1000
(3) 70<Ry1<400、70<Ry2<400
を満足することが好ましい。
図3(a)におけるシェード10は「縦方向断面における断面形状」が示されている。即ち、シェード10は、前述の説明のように、図3(a)の形状を与える断面を縦方向断面として、図のy方向に対称形状を有する。
、横方向有効視野領域:η=125mm、距離:βR=βL=32mmとしている。
最初に比較例のデータを示す。
比較例は、厚さ:2mmの上記樹脂の板を成型により曲げてシェードとした例である。
Z=CH2/[1+√{1−(1+K)C2H2}]
と表したときの円錐定数:Kに相当する。
比較例では、この値が0.06よりも大きい。
実施例1のデータを、表1に倣って表3に示す。
実施例2のデータを、表1に倣って表5に示す。
実施例3のデータを表1に倣って表7に示す。
実施例4のデータを表1に倣って表9に示す。
シェードの光軸上の肉厚は2mmと薄く、肉厚差も絶対値で1.05と小さい。非点隔差は0.0001と実施例2よりも更に小さい。
実施例5のデータを表1に倣って表11に示す。
実施例6のデータを表1に倣って表13に示す。
実施例7のデータを表1に倣って表15に示す。
実施例8のデータを表1に倣って表17に示す。
従って「Dx」の値は、比較例のシェードと同じ値(-0.0046)である。
実施例9のデータを表1に倣って表19に示す。
実施例10のデータを表1に倣って表21に示す。
Z=CH2/[1+√{1−(1+K)C2H2}]
で表したとき、円錐定数:Kに相当する非球面係数:Crxを「1.346」として与えられる非円弧形状を、縦方向断面内における外側面の「光軸AX上の曲率中心(図3(a)のPA点)を通りx方向に平行な軸」の周りに回転させて得られる面形状である。
実施例11のデータを表1に倣って表23に示す。
Z=CH2/[1+√{1−(1+K)C2H2}]
で表したとき、円錐定数:Kに相当する非球面係数:Crxを「-1.213」として与えられる非円弧形状を、縦方向断面内における内側面の「光軸AX上の曲率中心(図3(a)のPB点)を通りx方向に平行な軸」の周りに回転させて得られる面形状である。
実施例12のデータを表1に倣って表25に示す。
Z=CH2/[1+√{1−(1+K)C2H2}]
で表したとき、円錐定数:Kに相当する非球面係数:Cryを「-0.02881」として与えられる非円弧形状を、横方向断面内における外側面の「光軸AX上の曲率中心(図3(b)のQA点)を通りy方向に平行な軸」の周りに回転させて得られる面形状である。
実施例13のデータを表1に倣って表27に示す。
Z=CH2/[1+√{1−(1+K)C2H2}]
で表したとき、円錐定数:Kに相当する非球面係数:Cryを「0.042」として与えられる非円弧形状を、横方向断面内における内側面の「光軸AX上の曲率中心(図3(b)のQB点)を通りy方向に平行な軸」の周りに回転させて得られる面形状である。
ヘルメット本体20の前部に配されるヘルメット用シェード10であって、外側面10Aおよび内側面10Bが共に、ヘルメット本体20の内側に向かって凹曲面である透明板により構成され、前記外側面および内側面をなす凹曲面は左右方向において左右対称で、該左右対称の対称面を縦方向断面、前記左右方向に平行で、光軸AXを含んで前記縦方向断面に直交する平面を横方向断面とするとき、有効視野領域において、前記縦方向断面と前記横方向断面の非点隔差が0.06m−1以下であり、有効視野領域における内側面および外側面の少なくとも一方は、ヘルメット本体の内側に向かって凹のトロイダル面であるヘルメット用シェード(実施例1〜9)。
[1]記載のヘルメット用シェードにおいて、縦方向断面における屈折力:Dxと、横方向断面における屈折力:Dyの絶対値が、何れも0.12m−1以下であるヘルメット用シェード(実施例1〜13)。
[1]または[2]記載のヘルメット用シェードにおいて、内側面10Bおよび外側面10Aの一方は、ヘルメット本体の内側に向かって凹のトロイダル面であり、他の一方は自由曲面であるヘルメット用シェード(実施例10〜13)。
[3]記載のヘルメット用シェードにおいて、内側面10Bがヘルメット本体の内側に向かって凹のトロイダル面であるヘルメット用シェード(実施例11、13)。
[1]ないし[4]の何れか1に記載のヘルメット用シェードにおいて、有効視野領域における縦方向断面の屈折力:Dxと横方向断面の屈折力:Dyの一方を、他方に合致させて、非点隔差を0としたヘルメット用シェード(実施例6〜13)。
[1]ないし[5]の何れか1に記載のヘルメット用シェードにおいて、有効視野領域におけるシェードの厚み:Tが、光軸上の厚み:T0に対して、条件:
(1) 0.3T0≦T≦2T0
を満足するヘルメット用シェード(実施例1ないし13)。
[1]ないし[6]の何れか1に記載のヘルメット用シェードにおいて、有効視野領域において、縦方向断面における、外側面の曲率半径:Rx1、内側面の曲率半径:Rx2、横方向断面における、外側面の曲率半径:Ry1、内側面の曲率半径:Ry2が、条件:
(2) 200<Rx1<1000、200<Rx2<1000
(3) 70<Ry1<400、70<Ry2<400
を満足するヘルメット用シェード(実施例1ないし13)。
[1]ないし[7]の何れか1に記載のヘルメット用シェードにおいて、左右方向の視野角領域外に、ヘルメット本体20への着脱部11、12を有し、該着脱部によりヘルメット本体20に着脱可能であるヘルメット用シェード。
[8]記載のヘルメット用シェードにおいて、ヘルメット本体20への左右の着脱部11、12を搖動基点として、ヘルメット本体20に対して開閉可能であるヘルメット用シェード。
[1]ないし[9]の何れか1に記載のヘルメット用シェード10を有するヘルメット1。
例えば、上に説明した実施例では、装着者が無限遠前方を見るときの視線の方向と、シェードの光軸が平行であるが、これに限らず、上記視線に対して、光軸AXが、図3において左上がりや左下がりに±15度程度傾くようにシェードを配置することもできる。
10 シェード
10A 外側面
10B 内側面
AX 光軸
ξ 縦方向有効視野領域(有効視野領域の上下方向の長さ)
η 横方向有効視野領域(有効視野領域の左右方向の長さ)
E 装着者の目
Claims (10)
- ヘルメット本体の前部に配されるヘルメット用シェードであって、外側面および内側面が共に、ヘルメット本体の内側に向かって凹曲面である透明板により構成され、前記外側面および内側面をなす凹曲面は左右方向において左右対称で、該左右対称の対称面を縦方向断面、前記左右方向に平行で、光軸を含んで前記縦方向断面に直交する平面を横方向断面とするとき、有効視野領域において、前記縦方向断面と前記横方向断面の非点隔差が0.06m−1以下であり、
有効視野領域における内側面および外側面の少なくとも一方は、ヘルメット本体の内側に向かって凹のトロイダル面であるヘルメット用シェード。 - 請求項1記載のヘルメット用シェードにおいて、縦方向断面における屈折力:Dxと、横方向断面における屈折力:Dyの絶対値が、何れも0.12m−1以下であるヘルメット用シェード。
- 請求項1または2記載のヘルメット用シェードにおいて、
内側面および外側面の一方は、ヘルメット本体の内側に向かって凹のトロイダル面であり、他の一方は自由曲面であるヘルメット用シェード。 - 請求項3記載のヘルメット用シェードにおいて、
内側面が、ヘルメット本体の内側に向かって凹のトロイダル面であるヘルメット用シェード。 - 請求項1ないし4の何れか1項に記載のヘルメット用シェードにおいて、
有効視野領域における縦方向断面の屈折力と横方向断面の屈折力の一方を、他方に合致させて、非点隔差を0としたヘルメット用シェード。 - 請求項1ないし5の何れか1項に記載のヘルメット用シェードにおいて、
有効視野領域におけるシェードの厚み:Tが、光軸上の厚み:T0に対して、条件:
(1) 0.3T0≦T≦2T0
を満足するヘルメット用シェード。 - 請求項1ないし6の何れか1項に記載のヘルメット用シェードにおいて、
有効視野領域において、縦方向断面における、外側面の曲率半径:Rx1、内側面の曲率半径:Rx2、横方向断面における、外側面の曲率半径:Ry1、内側面の曲率半径:Ry2が、条件:
(2) 200<Rx1<1000、200<Rx2<1000
(3) 70<Ry1<400、70<Ry2<400
を満足するヘルメット用シェード。 - 請求項1ないし7の何れか1項に記載のヘルメット用シェードにおいて、
左右方向の視野角領域外に、ヘルメット本体への着脱部を有し、該着脱部によりヘルメット本体に着脱可能であるヘルメット用シェード。 - 請求項8記載のヘルメット用シェードにおいて、
ヘルメット本体への左右の着脱部を搖動基点として、ヘルメット本体に対して開閉可能であるヘルメット用シェード。 - 請求項1ないし9の何れか1項に記載のヘルメット用シェードを有するヘルメット。
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