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JP6463997B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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JP6463997B2
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Description

本発明は、真空採血管等の栓体付き容器から液体を吸引吐出する自動分析装置に関する。
血液や血漿・尿等の生体試料の成分分析を行う体外診断用自動分析装置は、その処理速度や再現性・正確さから現在の診断には欠かせないものとなっている。
例えば、血液を測定する際、自動分析装置には一般的に上部が開放された容器(試験管、検体採取管、真空採血管等の密閉容器の栓体を取り除いたもの等)が用いられているが、栓体がない容器を扱うことや栓体を取り除く作業は血液飛散等の危険がある。そのため近年、自動分析装置ではゴム栓等の栓体がついた密閉容器を開栓することなく試料採取を行えるノズルユニットや装置が普及している。方法としては、容器を閉じている栓体に先端鋭利なノズルを穿刺し、封をしたままの容器内から試料を吸引する。
しかしながら、先端鋭利で先端に開口部をもつノズルで栓体を穿刺すると、ノズル穿刺時に栓体を切り取り、切り屑が発生する恐れがある。また、栓体の既穿刺痕にノズルを穿刺すると、より切り屑が発生する。切り屑は反応容器内に混入すると測定に影響を与える恐れがあり、ノズル内に詰まると安定した液体吸引吐出動作が行えなくなる。
特許文献1には、栓体付きの容器へのノズルの挿入回数を記憶してその挿入回数が許容回数を超える場合には挿入を行わない技術が開示されている。
特開2012−21871号公報
特許文献1の技術は、ノズルの挿入による切り屑を生じさせない技術としては有用である。しかしながら、近年では処理能力向上のためノズルの駆動スピードが従来よりも速くなってきておき、より栓体とノズルとの接触抵抗が大きくなるため切り屑を生じさせない許容回数が従来と比べて少なくなる。許容回数が少ない場合には、同一容器から許容回数を超える回数の試料を繰り返し分注できないことに繋がり処理能力の低下という課題を招く。
そこで、本発明の目的は、栓体にノズルを挿入する駆動スピードが速い装置において、切り屑の発生を抑制しつつ繰り返し分注に適した自動分析装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の代表的な構成は以下である。
本発明は、栓体付き容器から栓体を貫通して前記容器内部の液体を吸引し、前記液体を分注する分注ノズルを備えた分注機構と、同一容器から2回以上栓体を貫通して液体の分注を行う場合に、1回目の貫通動作で貫通させる第1穿刺位置と、2回目以降の貫通動作で貫通させる前記第1穿刺位置と異なる第2穿刺位置と、に前記分注ノズルを貫通させる制御を行う制御部と、を備える自動分析装置である。
本発明によれば、繰り返し分注がある場合には穿刺位置を変えることで栓体の同じ位置でのノズルの挿入回数を減らすことができ、栓体の切り屑の発生を抑制しつつ、同一容器から繰り返し分注することができる。または、栓体の同じ位置での2回以上のノズルの挿入回数を無くすことができるので、同じ位置へ2回挿入させることによる生じる切り屑の発生を無くすことができる。
また、実質的に繰り返し分注の回数の制約が無くなるため、分析項目数分の繰り返し分注を行う場合でも、許容回数に引っ掛かることなく分注動作を継続できる。つまり、本発明では、挿入回数制限に引っ掛かり栓体を外して再度分注を行う虞が少ないため、処理能力の低下を抑制することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明を適用した自動分析装置の概略図である。 本発明を適用した自動分析装置の上面概略図である。 本発明の対象となる栓体付き密閉採血管側面図である。 本発明の測定の流れである。 本発明に関わる穿刺位置説明のための栓体付き密閉採血管上面図である。 第2の実施形態の自動分析装置の上面概略図である。 第2の実施形態に関わる穿刺位置説明のための栓体付き密閉採血管上面図である。 第3の実施形態の自動分析装置の上面概略図である。 第3の実施形態に関わる穿刺位置説明のための栓体付き密閉採血管上面図である。
以下、発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明を適用した自動分析装置の概略図である。
図1を用いて各機構について説明する。自動分析装置にはコンピュータ1が備えられており、それに入力装置2(キーボードやタッチパネル)が付随する。
複数個の分注対象容器3が試料ラック4に設置され、試料搬送機構5は試料ラック4を自動分析装置内部へと搬送する。自動分析装置は、試料搬送機構5の搬送軌道上に分注対象容器3の栓体の有無および栓体の種類を区別する栓体識別機能6を備えている。
自動分析装置は、反応容器7を円周状に配置した反応ディスク8を備えている。反応ディスク8は、モータ等の駆動機構により回転し、分析工程に応じて反応容器7を移動、退避させる。
反応ディスク8上には反応容器洗浄機構9を備えており、分析工程に応じて反応容器7内の液体を吸引し、洗剤や水を吐出し、反応容器7内の洗浄を行う。
自動分析装置は、試料分注機構10によって試料を分注対象容器3から反応容器7へと分注する。試料分注機構10は、鋭利で先端に開口部を持つ分注ノズル11を備えている。図示しないが、試料分注機構10は分注対象容器3の栓体へ穿刺したときの穿刺荷重を測定するシステム、例えば、シート状の加圧センサを取り付けた分注ノズル11や、詰まり検知システムを含んでいる。
自動分析装置は、試薬容器12を格納する試薬ディスク13を備えており、試薬ディスク13は、試薬容器12を複数個格納することが可能である。試薬ディスク13は、回転することにより分析項目に応じた試薬容器12を移動、退避させる。自動分析装置は、試薬分注機構14によって試薬を試薬容器12から反応容器7へと分注する。
自動分析装置は、反応容器7内の試料や試薬の混合液を攪拌する攪拌機構15を備えている。自動分析装置は、反応容器7内に収容された混合液の吸光度や発光度・濁度を測定し、読み取る測定部16を備えている。自動分析装置は、測定部で読み取った測定情報を用いて生体試料の成分分析を行うことができる。
コンピュータ1には、記憶部と表示部が含まれており、分析に必要な情報や測定結果を記憶部に記憶したり、表示部に表示したりすることができる。
また、自動分析装置は、自動分析装置の各機構を制御する制御部49を備えている。特に、本実施形態では、穿刺位置を変更するのにこの制御部49での機構制御を利用している。
図2は、本発明を適用した自動分析装置の上面概略図である。尚、図において、同一符号は同一部品を示すので、再度の説明は省略する。図2を用いて分析工程について説明する。
血液や血漿・尿等の生体試料(以下、試料又は検体と称する)が入った分注対象容器3に対して、各々分析する項目をオペレータがコンピュータ1で登録する。
検体前処理システムやオペレータによって、検体を設置した試料ラック4を自動分析装置に設置する。自動分析装置は、試料搬送機構5で試料ラック4に設置した検体を試料吸引位置17へと搬送する。試料搬送過程で、例えば、ビームセンサやカメラといった栓体識別機能6により搬送している検体の栓体の有無及び栓体の種類を判別し、装置に記憶する。尚、栓体の種類が1種類の場合には、栓体識別機能6は栓体の有無のみを判別する。
試料(検体)を反応容器7に分注する前に、反応容器洗浄機構9によって反応容器7を洗浄する。反応ディスク8が回転し、洗浄した反応容器7を試料吐出位置18へ移動する。
試料分注機構10が試料吸引位置17で、検体から登録分析項目に応じた量の試料を吸引する。試料を吸引した分注ノズル11は、試料分注機構10により試料吐出位置18へ移動し、吸引した試料を反応容器7へと吐出する。尚、図2で分注ノズル11の試料吸引位置から試料吐出位置への移動軌道は円状に図示されているが、分注ノズルの移動方法は円状の1軸回転移動だけなく、直線移動でも平面移動でも、これら組み合わせた移動方法でもよい。
反応ディスク8が回転し、試料を吐出した反応容器7を試料吐出位置18から試薬吐出位置19へと移動する。
自動分析装置は、試薬ディスク13を回転することにより、分析項目に応じた試薬容器12を試薬吸引位置20へと移動する。
試薬分注機構14が試薬吸引位置20で試薬容器12から分析項目に応じた量の試薬を吸引する。試薬を吸引した試薬分注機構14は試薬吐出位置19へ移動し、吸引した試薬を生体試料が吐出された反応容器7へと吐出する。
自動分析装置は、反応ディスク8を回転することにより、試料と試薬が吐出された反応容器7を攪拌位置21へと移動し、攪拌機構15によって試料と試薬との混合液を攪拌する。
自動分析装置は、測定部16で反応容器7内の試料と試薬の混合液の吸光度や発光度・濁度を測定し、試料の成分分析を行い、結果をコンピュータの表示部に表示する。成分分析の終わった反応容器7内の混合液は廃棄され、反応容器7を反応容器洗浄機構9によって洗浄する。
分析は概ね1分析項目1反応容器で行われ、分析項目の数に応じて試料分注が繰り返される。例えば、分析項目の数が5であれば、5回栓体に分注ノズルが挿入されることになる。
図3は、本発明の適用対象となる栓体付き密閉採血管側面図である。栓体はゴムやシリコン等の弾性部材でできている。
図3のような採血管で採取した検体を装置で分注する際に、本発明を適用する。採血管の有底管22はプラスチックやガラスでできている。
キャップはプラスチックのキャップ23とゴム等からなる栓体24の二重構造になっており、開栓した際に試料が飛び散ることを防いでいる。
栓体の穿刺部25は厚みが調整されており、厚みが調整されている上方のキャップ23上部は円形の窪みが形成されている。
図4は、本実施形態の測定の流れである。以下の流れは、制御部17の制御によって成される。
自動分析装置は、検体を試料吸引位置17へ搬送する工程で栓体識別機能6により検体の栓体の有無および栓体の種類を区別する。自動分析装置の分注ノズル11は、穿刺位置が分注対象検体の栓体の穿刺部中央になるように調整されている。この穿刺位置を基準値とする。
まず、分注対象検体に栓体が有るか判断する(ステップ26)。栓体が無い場合は、分注ノズル11は基準値で試料吸引を行う(ステップ27)。栓体が有る場合は、分注対象検体の栓体への穿刺回数を確認する(ステップ28)。
ここで、分注ノズル11による同一容器の栓体からの穿刺回数をi(i=1,2,3…)(iは整数である)とする。i=1の場合は、栓体に対する分注ノズルの穿刺位置補正は行わずに基準値で試料吸引を行う(ステップ29)。分注ノズル11は栓体への最初の挿入であり分注ノズル11による穿刺痕がないからである。
i>1の場合、すなわち2回以上栓体を貫通して分注対象検体の分注を行う場合、分注ノズル11の穿刺位置を基準値から補正し、試料吸引を行う(ステップ30)。分注ノズル11の穿刺位置補正量に関しては図5を用いて後述する。
既穿刺痕への分注ノズル穿刺荷重は、初回穿刺時より減少する。そのため、穿刺荷重をモニターすることによって、初回穿刺時と複数回目穿刺時の分注ノズル穿刺位置が異なっているか判別する。つまり、2回目以降の穿刺荷重が低い値である場合には穿刺位置が同じ位置であった可能性が高いため異常な分注と判別できる。
栓体が有る検体に対して分注を行う際に、試料分注機構10に含まれる穿刺荷重測定システムを用いての穿刺荷重を測定する(ステップ31)。i=1時の穿刺荷重に対してi>1時の穿刺荷重が異常なしか判断し(ステップ32)、異常だった場合はその分注による分析項目にアラームを付加する(ステップ33)。アラームを付加した分析項目は、装置の自動再検設定によって穿刺位置を再補正して分注を行ったり、分注を止めてオペレータの手で栓体を開栓して再度検体を装置に設置するよう促したりする。
栓体に対し分注ノズルを穿刺した後に、穿刺回数のカウントをi=i+1とし(ステップ34)、同一容器の検体からの分注ノズルによる穿刺回数を装置に記憶させる。
分注が終わった検体に対し、他の分析項目の依頼があるか、再検をするかを確認する(ステップ35)。これらがある場合は、栓体があるかどうかの判断に戻り、繰り返し続けて分注を行う。
繰り返しの分注の流れから分かるように、再検を考慮しなければ同一容器への挿入回数は分析項目数と等しい。また、再検がある場合には、これまでの穿刺回数を引き継ぎ穿刺位置の補正が行われる。例えば、1分析項目の測定であっても再検が生じれば2回目の栓体への挿入であり穿刺位置の補正が行われる。なお、再検とは、測定結果が異常値となった場合に再度同一検体に対して検査することを言う。
図5は、本実施形態に関わる穿刺位置説明のための栓体付き密閉採血管上面図である。
図5を用いて、栓体に対して複数回分注ノズルの穿刺を行う場合の穿刺位置補正量について説明する。
穿刺回数i=1の場合、分注ノズルは分注対象検体の栓体の基準値(基準位置)36に穿刺する。この基準値(基準位置)36は、栓体の上面から見た略中心である。
i>1の場合、穿刺位置を基準値36から変更する。例えば、分注ノズル11が栓体に形成する孔直径が0.4mmだとすれば、i=2n(n=1,2,3…)(nは整数)の場合、穿刺位置を基準値から0.5×i/2 mm増やした穿刺補正位置a37になるように分注ノズルの停止位置を変更し、穿刺する。i=2n+1(n=1,2,3…)(nは整数)の場合、穿刺位置を基準値から0.5×(i-1)/2 mm減らした穿刺補正位置b38になるように分注ノズルの停止位置を変更し、穿刺する。穿刺補正位置a37や穿刺補正位置b38は前記略中心から離れた位置である
例えば、穿刺回数が2回目だとすると、基準値36から0.5mm増やす。これにより、1回目と2回目の孔中心は0.5mm離れ、孔の半径は夫々0.2mmであるため孔同士が重なることなく、0.1mm離すことができる。なお、0.1mmはマージンでありこれより小さくても大きくても良い。一方、穿刺回数が3回目だとすると、基準値36から0.5mm減らす。上記同様、基準値の孔同士が重なることなく、0.1mm離すことができる。つまり、偶数回目であれば0.5mmずつ増やし、奇数回目であれば0.5mmずつ減らす。なお、逆に偶数回目で減らし、奇数回目で増やしても良い。
ここで、増やす、減らすとは、図面右上から分注プローブが破線で示す駆動軌道50上を通り基準値36に位置付けられるまでの移動距離を基準にした表現である。但し、ここで駆動軌道50と言う場合には、基準値36より先の水平方向の延長軌道も含まれる。
また、偶数回目と奇数回目で停止位置までの距離を増減させているは、穿刺回数が多くなった場合でも試料を吸引できるようにするためである。分注対象容器3は底が丸いため、試料量が少ない場合に分注ノズルが栓体の中心から離れれば離れる程試料を吸引し難くなる。このため、停止位置までの距離を一方向に増やし続けたり、又は、減らし続けたりすると、分析に使用できないデッドボリュームが生じ易くなる。このため、デッドボリュームを少なくする観点からも増減を繰り返し、穿刺回数が多くなった場合でも栓体の中心付近から試料を吸引できることが望ましい。また、栓体の種類にも依るが中心から離れることにより貫通箇所の栓体厚さが厚くなるため、栓体の中心付近から試料を吸引することで栓体厚さの穿刺回数間のばらつきによる影響を受け難くすることができる。
図5では、説明の便宜上、駆動軌道50と栓体とを重ねて示しているが、分注ノズルの停止位置の変更は、試料分注機構10の水平方向の駆動量を制御部49が制御することで行われる。例えば、試料分注機構10はパルスモータで駆動しており、パルスモータに与えるパルス数を増減することで移動距離を増減できる。つまり、予め穿刺回数に応じたパルス数が記憶部に記憶され、次の穿刺回数に対応するパルス数が試料分注機構10のパルスモータに与えられる。
穿刺回数が増え、結果穿刺補正位置a37や穿刺補正位置b38が穿刺部外のキャップ23に達する場合には、穿刺を行わない。この場合、分注不可のアラームをオペレータに報知することが望ましい。また、穿刺位置の補正量は栓体の種類によって変更することが出来る。
図5の上図では、試料分注機構10が1軸回転の場合を示したが、分注ノズル11の移動方法は1軸回転だけでなく、直線移動の場合でも上記の穿刺位置補正が適用できる。
分注ノズル11がX-Y軸で平面移動する場合(図5の下図)は、まず、X軸上39で直線移動と同様の穿刺位置補正を適用し、X軸39上の穿刺補正位置が穿刺部外になったらY軸40上の穿刺挿入位置補正を適用する。X、Y軸上で穿刺位置がなくなったら、X-Yの穿刺位置補正を組み合わせてもよい。但し、前述のように栓体の中心に近い位置から試料を吸引することがデッドボリューム低減の観点からは望ましいため、X軸上で基準値から1回増減させた次に、Y軸上で基準値から1回増減させ、さらに次にX軸上で増減させるというように、より中心に近い位置が穿刺位置となるように分注ノズルの停止位置を制御するのが望ましい。なお。X軸とY軸は、図5の上図の破線同様に、分注ノズルの延長軌道を含む駆動軌道と考えることができる。
以上では、具体例を挙げて、基準値から1回毎に補正量を増やすことと、減らすこととを繰り返す例で説明したが、2回毎に増やすことと、減らすこととを繰り返しても良い(0.5mm増加、1.0mm増加、0.5mm減少、1.0mm減少)。また、増加量を徐々に大きくする例を示したが、基準値から1.0mm増加させた後に、基準値から0.5mm増加させた位置で孔を空けても良い。また、必ずしも毎回異なる位置を分注ノズルの停止位置としなくても良い。例えば、3回同じ位置で貫通させ、0.5mm補正して3回同じ位置で貫通させても良い。様々な応用例が考えられる。
但し、前述のように、同一容器から3回栓体を貫通して試料の分注を行う場合に、図5の上図のように、穿刺補正位置b38は、穿刺補正位置a37とで基準値(基準位置)36を挟むような、前記略中心から離れた位置であることが望ましい。
以上、同一容器から2回以上栓体を貫通して試料の分注を行う場合に、1回目の貫通動作で貫通させる第1穿刺位置と、2回目以降の貫通動作で貫通させる前記第1穿刺位置と異なる第2穿刺位置と、に前記分注ノズルを貫通させる制御を行うことを説明した。ここで、本明細書で用いる異なる位置とは、穿刺孔同士が重ならない程度に離れていることを意味しており、単なる誤差は異なる位置には含まれない。穿刺孔同士が重ならない程度に離れるようにするには、少なくとも孔の直径を超える距離を補正量として適用する必要がある。
また、より具体的には、分注機構は、分注ノズルを水平方向に駆動させることで密閉採血管の上方に移動させ、制御部は、試料分注機構を制御することで、第1穿刺位置(例えば基準値36)に対応する第1位置と、第2穿刺位置(例えば穿刺補正位置a37)に対応する第2位置に前記分注ノズルを位置付けさせ、夫々の位置で分注ノズルを栓体に向かって下降させることを説明した。
また、より具体的には、第2位置は、第1位置に位置付けるときの分注ノズルの(延長軌道を含む)駆動軌道上の位置であって、制御部は、試料分注機構を制御することで、駆動軌道上の第2位置に前記分注ノズルを位置付けさせることを説明した。
本発明は装置で検体の栓体の有無および栓体の種類を区別し、分注ノズルの穿刺位置を補正することで穿刺位置重複を防ぎ、切り屑の発生を抑制することが出来る。
本実施例は、新たな部品を追加したり複雑な部品を製造したりすることなく、分注ノズル穿刺位置をずらすだけで切り屑の発生を減少させることが出来る。
切り屑の発生が減少することによって、切り屑の反応容器内への混入や分注ノズルの詰まりが低減され、安定した分析を行うことができる。
次に、本発明による第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、穿刺回数によって分注ノズルの穿刺位置を基準値から変更することを用いたが、第2の実施形態ではカメラを用いた画像解析を行い、穿刺痕を特定し穿刺位置重複を防ぐ方法を用いているところが第1の実施例と比較した場合の変更点である。
図6は、カメラ41が搭載された自動分析装置の上面概略図である。
自動分析装置の試料搬送機構5上に検体の栓体を上面から撮影するカメラ41を備える。搬送中の検体の栓体を上から撮影することで、挿入痕の位置を測定する。カメラ41で測定した穿刺痕の位置情報から分注ノズル11の基準値に補正量を加え、分注ノズルの穿刺位置が穿刺痕と重ならないようにする。
図7は、第2の実施形態に関わる穿刺位置説明のための栓体付き密閉採血管上面図である。
分注対象検体の栓体の穿刺痕42が分注ノズル軌道43上にあると判別された場合、穿刺痕42を避けた穿刺位置44に分注ノズルを挿入するよう、分注ノズルの穿刺位置に補正を加える。また、穿刺痕42を避けるための分注ノズルの移動方法は、1軸回転移動だけなく、直線移動でも平面移動でも、これら組み合わせた移動方法でもよい。
以上、本実施例の自動分析装置は、検体の栓体の穿刺痕を写すカメラを備えた。制御部は、カメラで確認した穿刺痕42の位置に基づき、分注ノズルの停止位置を決定し、試料分注機構を制御することで、決定された停止位置に前記分注ノズルを位置づけさせ、位置づけさせた停止位置から分注ノズルを栓体に向かって下降させる。これにより、穿刺位置重複を防ぎ、切り屑の発生を抑制することが出来る。本実施形態は、第1の実施形態のように予想に基づくノズル穿刺位置変更ではなく、実際の栓体の穿刺痕確認の上で複数回ノズル穿刺を行えるため、確実に穿刺痕を回避し、切り屑の発生が減少することができる。
特に、試料分注機構の駆動スピードが速い場合には、分注プローブが下降中に僅かに振動する場合があり、この場合は狙った穿刺位置と実際の穿刺孔との誤差が生じる場合がある。誤差が生じると穿刺位置の重複を招く虞がある。このような場合に、このカメラを用いた位置補正が有益となる。
次に、本発明による第3の実施形態を説明する。
第1、2の実施形態では分注ノズルの穿刺位置を変更することで切り屑の発生を抑制していたが、第3の実施形態では分注対象検体を回転させて穿刺位置を変更するところが第1、2の実施例と比較した場合の変更点である。
図8は、第3の実施形態の自動分析装置の上面概略図である。
自動分析装置の試料吸引位置に、分注対象容器回転ユニット45を備える。このユニット45は制御部49で制御され、例えばローラーを搭載する。このローラーは垂直方向を軸として回転することで、ローラーの回転に同期して容器を回転させることができる。
図9は、第3の実施形態に関わる穿刺位置説明のための栓体付き密閉採血管上面図である。
第3の実施形態では、分注ノズル11の基準穿刺位置をあらかじめ栓体の穿刺部25の略中心から少し外したところに設ける。これを回転基準値(回転基準位置)46とする。基準穿刺位置を略中心に設けると、容器を回転させても分注ノズルと穿刺位置との相対的な位置関係が変わらないため穿刺位置が補正できないためである。
i>1の場合、分注ノズルの穿刺位置は、分注対象容器回転ユニット45によって分注対象容器を回転させ、回転穿刺補正位置47に分注ノズルを穿刺し、既穿刺位置を避けて穿刺する。なお、回転基準値(回転基準位置)46が栓体の上面から見た略中心から離れた位置であるため、回転穿刺補正位置47も略中心から離れた位置となる。
同一円周上に分注ノズル穿刺可能箇所がなくなったら、分注ノズルの穿刺位置補正をあわせて行い、外周または内周側に穿刺位置を移動させ、容器の回転による穿刺位置重複回避を続けてもよい。図9では、外周に穿刺位置を移動させた補正位置48を示している。
以上、本実施形態の自動分析装置は、試料吸引位置で分注対象容器を回転させる容器回転ユニットを備えた。制御部は、容器回転ユニットで容器を回転させることで分注ノズルと穿刺位置との位置関係を相対的に変化させ、位置関係を相対的に変化させた後に、分注ノズルを貫通させる制御を行う。これにより、穿刺位置重複を防ぎ、切り屑の発生を抑制することが出来る。本実施例は、穿刺位置を多数に設けることが出来るため、穿刺位置重複の可能性を大きく減らすことが出来、分注ノズル穿刺による切り屑の発生を減少させることが出来る。
以上、第1〜第3の実施形態について説明した。
本実施形態によれば、繰り返し分注がある場合には穿刺位置を変えることで栓体の同じ位置でのノズルの挿入回数を減らすことができ、栓体の切り屑の発生を抑制しつつ、同一容器から繰り返し分注することができる。または、栓体の同じ位置での2回以上のノズルの挿入回数を無くすことができるので、同じ位置へ2回挿入させることによる生じる切り屑の発生を無くすことができる。
また、実質的に繰り返し分注の回数の制約が無くなるため、分析項目数分の繰り返し分注を行う場合でも、特許文献1に記載の許容回数に引っ掛かることなく分注動作を継続できる。つまり、本発明では、挿入回数制限に引っ掛かり栓体を外して再度分注を行う虞が少ないため、処理能力の低下を抑制することができる。
また、図4のステップ31〜33で穿刺荷重測定を行う例を示したが必ずしも必須のステップではない。但し、自動分析装置は、補正後の穿刺位置での貫通動作における分注プローブの負荷を測定する穿刺負荷測定システムを備え、制御部は、穿刺負荷測定システムで測定された負荷が異常値の範囲内であるか判定し、範囲内と判定された場合に、補正後の穿刺位置で貫通して液体の分注を行い、分析を行った分析結果に対し、アラームを付加することが望ましい。これにより、補正後の穿刺位置が既穿刺位置と重複した可能性があり、オペレータが栓体の切り屑が発生した可能性を知ることができるためである。
また、制御部は、異常値のみならず、穿刺負荷測定システムで測定された負荷が正常値の範囲内であるか判定することも望ましい。異常の場合だけでなく正常値の範囲内であるかをも判定することでより信頼性の高い装置とすることができるためである。穿刺負荷測定システムで測定される場合には、異常値の負荷は正常値の負荷よりも値が低くなる。
また、試料を例にして説明したが、試料に限らず、栓体付き容器から検体を貫通して内部の液体を分注する分注ノズルを備えた分注機構を有する装置に適用できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…コンピュータ、2…入力装置、3…分注対象容器、4…試料ラック、5…試料搬送機構、6…栓体識別機能、7…反応容器、8…反応ディスク、9…反応容器洗浄機構、10…試料分注機構、11…分注ノズル、12…試薬容器、13…試薬ディスク、14…試薬分注機構、15…撹拌機構、16…測定部、17…試料吸引位置、18…試料吐出位置、19…試薬吐出位置、20…試薬吸引位置、21…撹拌位置、22…有底管、23…キャップ、24…栓体、25…穿刺部、36…基準値(基準位置)、37…穿刺補正位置a、38…穿刺補正位置b、39…Y軸、40…X軸、41…カメラ、42…穿刺痕、43…分注ノズル軌道、44…穿刺位置、45…分注対象容器回転ユニット、46…回転基準値(回転基準位置)、47…回転穿刺補正位置、48…補正位置、49…制御部、50…駆動軌道

Claims (11)

  1. 栓体付き容器から栓体を貫通して前記容器内部の液体を吸引し、前記液体を分注する分
    注ノズルを備えた分注機構と、
    同一容器から2回以上栓体を貫通して液体の分注を行う場合に、1回目の貫通動作で貫
    通させる第1穿刺位置と、2回目以降の貫通動作で貫通させる前記第1穿刺位置と異なる
    第2穿刺位置と、に前記分注ノズルを貫通させる制御を行う制御部と、を備えることを特
    徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記分注機構は、前記分注ノズルを水平方向に駆動させることで前記容器の上方に移動
    させ、
    前記制御部は、前記分注機構を制御することで、前記第1穿刺位置に対応する第1位置
    と、前記第2穿刺位置に対応する第2位置に前記分注ノズルを位置付けさせ、夫々の位置
    で前記分注ノズルを前記栓体に向かって下降させることを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項2記載の自動分析装置において、
    前記第2位置は、前記第1位置に位置付けるときの前記分注ノズルの駆動軌道上の位置
    であって、
    前記制御部は、前記分注機構を制御することで、前記駆動軌道上の前記第2位置に前記
    分注ノズルを位置付けさせることを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項3記載の自動分析装置において、
    前記第1穿刺位置は前記栓体の上面から見た略中心であって、前記第2穿刺位置は前記
    略中心から離れた位置であることを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項4記載の自動分析装置において、
    前記同一容器から3回栓体を貫通して液体の分注を行う場合に、
    前記制御部は、前記第1穿刺位置と、前記第2穿刺位置と、前記第2穿刺位置で貫通さ
    せた後に貫通させる第3穿刺位置と、に前記分注ノズルを貫通させる制御を行い、
    前記第3穿刺位置は、前記第2穿刺位置とで前記第1穿刺位置を挟むような、前記略中
    心から離れた位置であることを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項2記載の自動分析装置において、
    さらに、前記第1穿刺位置の穿刺痕の位置を確認するカメラを備え、
    前記制御部は、前記カメラで確認した前記穿刺痕の位置に基づき、前記第2位置を決定
    し、前記分注機構を制御することで、決定された前記第2位置に前記分注ノズルを位置づ
    けさせ、位置づけさせた前記第2位置から前記分注ノズルを前記栓体に向かって下降させ
    ることを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記第2穿刺位置での貫通動作における前記分注ノズルの負荷を測定する穿刺負荷測
    定システムを備え、
    前記制御部は、前記穿刺負荷測定システムで測定された負荷が異常値の範囲内であるか
    判定し、前記範囲内と判定された場合に、前記第2穿刺位置で貫通して液体の分注を行い
    、分析を行った分析結果に対し、アラームを付加することを特徴とする自動分析装置。
  8. 請求項7記載の自動分析装置において、
    前記制御部は、前記穿刺負荷測定システムで測定された負荷が正常値の範囲内であるか
    判定し、前記異常値は前記正常値よりも値が低いことを特徴とする自動分析装置。
  9. 請求項1記載の自動分析装置において、
    さらに、前記容器を回転させる容器回転ユニットと備え、
    前記制御部は、前記容器回転ユニットで前記容器を回転させることで前記分注ノズルと
    前記第1穿刺位置との位置関係を相対的に変化させ、前記位置関係を相対的に変化させた
    後に、前記第2穿刺位置に前記分注ノズルを貫通させる制御を行うことを特徴とする自動
    分析装置。
  10. 請求項9記載の自動分析装置において、
    前記第1穿刺位置と前記第2穿刺位置は共に、前記栓体の上面から見た略中心から離れ
    た位置であることを特徴とする自動分析装置。
  11. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記液体は生体試料であって、前記容器は試料容器であって、前記分注機構は試料分注
    機構であって、
    さらに、生体試料と試薬とを混合した混合液を収容する反応容器と、混合液を測定する
    測定部と、を備え、
    前記測定部の測定情報を用いて生体試料の成分分析を行うことを特徴とする自動分析装
    置。
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