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JP6462398B2 - 携帯物落下防止具 - Google Patents

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JP6462398B2
JP6462398B2 JP2015028507A JP2015028507A JP6462398B2 JP 6462398 B2 JP6462398 B2 JP 6462398B2 JP 2015028507 A JP2015028507 A JP 2015028507A JP 2015028507 A JP2015028507 A JP 2015028507A JP 6462398 B2 JP6462398 B2 JP 6462398B2
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Description

本発明は、過って携帯物を落とすのを防止して安全性を高めるために携帯物を繋着する携帯物落下防止具に関する。
建設現場等において作業者が例えば高所での作業中に過って工具を手から落としてしまった場合の安全性を確保するために使用される工具落下防止具として、従来、例えば下記の特許文献1〜2に開示されているようなものが知られている。
このうち、特許文献1の工具落下防止具は、作業者が腰に装着しているベルトに係止されるケース内に設けられたドラムからケースの外部へ繰り出される紐状体の先端に工具を繋着するための係止具が設けられ、前記ドラムを、その内周に組み込んだスプリング体によって紐状体の巻き取り回転方向に付勢してなるものである。
また、特許文献2の工具落下防止具は、作業者が装着している安全帯に装着される第一装着部と、工具に装着される第二装着部と、第一装着部と第二装着部を連結する伸縮自在な螺旋部からなるものである。
実公平6−38995号公報 特開2012−232403号公報
しかしながら、特許文献1の工具落下防止具は、作業者が手に持った工具で作業をする際に、紐状体がケースから引き出されるのに伴ってスプリング体の巻き取り方向の付勢力によるテンションがかかり、特許文献2の工具落下防止コードも、引き伸ばされた螺旋部の収縮力によってテンションがかかることが避けられず、すなわち作業者は工具に作用する引っ張り力に抗して作業をする必要があり、作業性が悪化する問題が指摘される。しかも、万一作業者が工具を手から落としてしまった場合、紐状体又は螺旋部の引っ張り力による反動で大きく跳ね上がり、それによる危険を生じるおそれがあった。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、工具などの携帯物に引っ張り力が作用することがなく、携帯物を手から落としてしまった場合の大きな跳ね上がりも防止でき、使い勝手の良い携帯物落下防止具を提供することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係る携帯物落下防止具は、ケースと、先端に携帯物を繋着可能な紐状体と、前記ケース内に回転可能に設けられて前記紐状体を巻き取るリールと、このリールを巻き取り回転方向へ付勢するばねと、前記ケース及び前記リールのうちの一方に互いに径方向の段差をもって設けられた第一干渉部及び第二干渉部と、前記ケース及び前記リールのうちの他方に設けられた揺動片と、前記揺動片を弾性的に保持可能な弾性体とを備え、前記揺動片は、前記リールの引き出し回転過程で前記第二干渉部と干渉することによって前記第二干渉部との円周方向相対変位が可能な向きに揺動変位され、また前記揺動片は、前記リールの引き出し回転過程で前記第二干渉部との干渉位置を相対的に通過した後、前記リールの巻き取り回転に移行したときに前記第二干渉部との再度の干渉により前記第一干渉部及び第二干渉部による段差部に係止可能となる方向へ揺動変位され、また前記揺動片は、前記段差部との係止位置から離れる方向へ円周方向相対変位させることによって、前記リールの巻き取り回転過程で前記段差部に係止されない方向へ揺動変位可能であることを特徴とするものである。
上記構成において、携帯物を使用するために紐状体をケース内のリールから引き出すと、リールが紐状体の引き出し方向へ回転(引き出し回転)するのに伴って、揺動片が第二干渉部との干渉によって第二干渉部との相対変位が可能な向きに揺動変位するため、リールの引き出し回転が妨げられない。そしてその引き出し回転過程では、揺動片は、第二干渉部との干渉位置を相対的に通過したときに、前記弾性体によって、前記リールの巻き取り回転に対して前記第一干渉部及び第二干渉部による段差部と係止可能な向きに揺動変位されるため、紐状体を所要の長さだけ引き出すことによって揺動片が第二干渉部との干渉位置を相対的に通過してから紐状体の引き出し力を緩めると、ばねの付勢力でリールが紐状体の巻き取り方向へ回転(巻き取り回転)することによって、揺動片は第二干渉部と再び干渉し、さらにリールが巻き取り回転しようとすることによって揺動片が第一干渉部及び第二干渉部による段差部との係止位置へ揺動変位するので、リールの巻き取り回転がロックされる。このため、携帯物とリール間で紐状体に巻き取り方向の付勢力が作用するのを防止することができる。
また、揺動片が段差部と係止されることによってリールの巻き取り回転がロックされた状態から、いったん紐状体を適当に引っ張ってリールを引き出し方向へ回転させることによって、前記段差部との係止位置から離れる方向へ円周方向相対変位させると、この揺動片が段差部と係止されない向きに揺動変位可能であるため、その後、紐状体を弛緩させたときのばねの付勢力によるリールの巻き取り回転が妨げられず、このため紐状体はケース内のリールに円滑に巻き取られる。
請求項2の発明に係る携帯物落下防止具は、請求項1に記載された構成において、揺動片は、段差部との係止位置からリールの引き出し回転によって変位する過程で、段差部に係止されない方向への揺動変位が弾性体によってなされることを特徴とするものである。
本発明に係る携帯物落下防止具によれば、紐状体をいったん引き出した後で弛緩させるだけで、揺動片によってリールの巻き取り方向の回転がロックされるので、紐状体に繋着された携帯物には巻き取り方向の付勢力が作用しないため、作業性の悪化をきたさず、しかも使い勝手に優れ、万一作業者が携帯物を手から落としてしまった場合も、その反動によるリールの巻き取り方向の回転がロックされるので、携帯物の跳ね上がりを抑制して安全性を向上することができる。
本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態を示す外観図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態を、内部構造と共に示す図2のIII方向の矢視図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態における揺動片と第一干渉部及び第二干渉部との関係を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、リールの引き出し回転時に揺動片が第二干渉部と干渉した状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、リールの引き出し回転時に揺動片が第二干渉部の内周を通過する過程を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、リールの引き出し回転時に揺動片が第二干渉部の内周を通過した状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、紐状体を引き出した後で弛緩させることにより揺動片が第二干渉部と干渉した状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、図8の状態を経てリールの巻き取り回転がロックされた状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、揺動片の先端が弾性体の復元力によって外径側を向いたロック解除状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、リールの巻き取り回転時に揺動片が第一干渉部との干渉により揺動する過程を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、リールの巻き取り回転時に揺動片が第二干渉部の内周を通過する過程を示す動作説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第一の実施の形態において、リールの巻き取り回転時に揺動片が第二干渉部の内周を通過した状態を示す動作説明図である。 作業者が本発明の第一の実施の形態に係る携帯物落下防止具を使用して作業している状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、リールの引き出し回転時に揺動片が第二干渉部と干渉した状態を示す説明図である。 図15におけるA−A’断面図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態における揺動片と第一干渉部との関係を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、リールの引き出し回転時に第二干渉部が揺動片と摺動する過程を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、リールの引き出し回転時に第二干渉部が揺動片の内周を通過した状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、紐状体を引き出した後で弛緩させることによりリールの巻き取り回転がロックされた状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、リールの引き出し回転時に第一干渉部が揺動片と摺動する過程を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、揺動片の先端が巻き取り回転方向を向いたロック解除状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、第二干渉部が揺動片を揺動させながら巻き取り回転方向へ通過する過程を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、第二干渉部が揺動片との摺動位置を巻き取り回転方向へ通過した状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態において、リールの引き出し回転過程で第二干渉部が揺動片と干渉した状態を示す説明図である。 作業者が本発明の第二の実施の形態に係る携帯物落下防止具を使用して作業している状態を示す説明図である。
以下、本発明に係る携帯物落下防止具の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。まず図1〜図13は、第一の実施の形態を示すものである。
図1〜図3に示すように、第一の実施の形態の携帯物落下防止具は、ケース1と、先端に不図示の工具を繋着可能な紐状体2と、ケース1内に回転可能に収容されて紐状体2を巻き取るリール3と、このリール3を巻き取り回転方向(図3における反時計方向)へ付勢するうず巻きばね4と、ケース1に設けられ相対的に外周側の第一干渉部51及び相対的に内周側の第二干渉部52と、その間の段差部53を有する段差状突起5と、リール3の軸方向一端に設けられた揺動片6と、リール3の引き出し回転方向(図3における時計方向)への回転過程で揺動片6をその先端6aが段差状突起5の第二干渉部52と干渉可能であると共にリール3の引き出し回転を妨げない方向(巻き取り回転方向)へ揺動変位した姿勢で嵌合して弾性的に保持すると共に揺動片6の所定以上の揺動力によって嵌合状態を解除可能な弾性体7と、ケース1に取り付けられた本体繋着具8と、ケース1の外部へ引き出された紐状体2の端部に取り付けられた工具繋着具9とを備える。なお、ここでいう工具は、請求項1に記載された携帯物に相当するものである。
ケース1には、本体繋着具8が取り付けられた側の端部と反対側に、紐状体2を引き出す引き出し口1aが開設されている。また、ケース1の一端壁の内側面には、リール3のがたつきを抑制する環状のリール受け11がリール3の回転軸心と同心的に形成されている。
紐状体2は扁平な織紐からなるものであって、その先端部分が折り返された状態でつまみ21で拘束されることによって工具繋着具9との結合部22が形成されている。
リール3は、ケース1内に軸13を中心として回転可能に設けられ、紐状体2を巻き取るリール本体31と、その軸方向一側に同心的に設けられた円筒状のばね保持部32からなる。
うず巻きばね4は、請求項1に記載されたばねに相当するものであって、帯状の鋼材をうず巻き状に巻いた、いわゆるぜんまいばねからなり、一端が軸13に係止され、他端がリール3におけるばね保持部32に係止され、紐状体2の引き出しによってリール3(ばね保持部32)が引き出し方向(図3における時計方向)へ回転するのに伴って軸13に巻き付けられ、リール3を紐状体2の巻き取り方向(図3における反時計方向)へ付勢する付勢力を生じるものである。
図3に示すように、段差状突起5はケース1のリール受け11の内周に、リール3の軸心位置から見て紐状体2の引き出し方向に位置して設けられ、この段差状突起5における第一干渉部51はリール受け11に沿って短い円弧状に延びており、第二干渉部52はこの第一干渉部51における巻き取り回転側の端部から内径側へ突出するように形成されている。
揺動片6は、リール3のリール本体31におけるばね保持部32と反対側の端壁に偏心して設けられた軸61の周りに揺動可能に支持されており、図4に示すように、この揺動片6の揺動半径(先端6aと軸61の軸心との間の距離)rが、段差状突起5における第一干渉部51の内周面51aと揺動片6の軸心(軸61の軸心)の回転軌跡Cとの径方向距離L1よりもわずかに長く、かつ前記回転軌跡Cとリール受け11の内周面との径方向距離L2よりもわずかに短く設定されている。また、この揺動片6には軸61の軸心からの長さが前記揺動半径rよりも小さい被嵌合突起6bが形成されている。
弾性体7は板ばね状に形成されたものであって、略半円形の台座部71を介してリール3のリール本体31におけるばね保持部32と反対側の端壁に固定されており、中間部分には揺動片6の被嵌合突起6bと弾性的に嵌合可能な略V字形の嵌合凹部7aが形成されている。そして揺動片6は、例えば図4に示す状態からこの図における反時計方向へ回転させたときに、その回転過程で被嵌合突起6bが弾性体7を押圧変形させながら嵌合凹部7aに嵌まり込み、これによって揺動片6は、例えば図5に示すように、先端6aが段差状突起5の第二干渉部52と干渉可能であると共にリール3の引き出し回転を妨げない方向(巻き取り回転方向)へ揺動変位した姿勢に保持されるようになっている。
本体繋着具8及び工具繋着具9は、ナスカンなどよく知られた構造の金具からなるものであって、このうち本体繋着具8は、ケース1における引き出し口1aと反対側の端部に連結具81を介して取り付けられ、工具繋着具9は、紐状体2の先端の結合部22に取り付けられている。
以上のように構成された第一の実施の形態の携帯物落下防止具は、使用に際しては、例えば図14に示すように、本体繋着具8を作業者100が腰などに着用したベルト101に繋着し、工具繋着具9には落下防止対象の工具Tを取り付ける。
そして工具Tを使用するために作業者100がケース1内から紐状体2を引き出すと、これによってリール3は引き出し回転方向(例えば図3における時計方向)へ回転し、その過程で、図5に示すようにリール3と共に回転移動する揺動片6は、その先端部6aが段差状突起5における第二干渉部52と干渉する。またこのとき、揺動片6の被嵌合突起6bは弾性体7の嵌合凹部7aにすでに嵌合しているか、もしくは第二干渉部52との干渉によって揺動片6が反時計方向へ揺動変位するのに伴い嵌合凹部7aに嵌合する。
そして図5に示す状態からリール3がさらに引き出し回転方向へ回転していくのに伴って、揺動片6はリール3と共に回転移動する軸61に対して相対的に反時計方向へ揺動しながら、図6に示すように、段差状突起5における第二干渉部52と摺動し、やがて図7に示すように、揺動片6の先端6aが段差状突起5における第二干渉部52の内周を通過する。このため、リール3の引き出し方向への回転が妨げられることはなく、紐状体2を容易に引き出すことができる。
そしてリール3が引き出し方向へ回転する過程では、上述のように、揺動片6は、その先端6aがリール3の巻き取り回転方向を向くと共に段差状突起5における第二干渉部52と干渉可能な径方向位置に保持された姿勢となるように、被嵌合突起6bが弾性体7の嵌合凹部7aに弾性的に嵌合される。このため、紐状体2を所要の長さだけ引き出してから引き出し力を緩めると、リール3がうず巻きばね4の付勢力によって紐状体2の巻き取り方向へ回転する過程で、図7に示す状態を経て図8に示すように揺動片6の先端6aが第二干渉部52と干渉する。また、紐状体2の張力によって、リール3が引き出し口1a側へわずかに偏心する方向への変位力を受けることも、揺動片6の先端6aを第二干渉部52と確実に干渉させるのに有効に作用する。そして図8に示す状態からさらにリール3が巻き取り方向へ回転しようとすると、揺動片6は、リール3と共に巻き取り方向へ回転移動する軸61と第二干渉部52に当接した先端6aとの間で時計方向へ起立するように相対的に揺動される。
先に図4で説明したように、揺動片6の揺動半径rは第一干渉部51の内周面51aと揺動片6の軸心の回転軌跡Cとの径方向距離L1よりもわずかに長いため、図9に示すように、リール3と共に巻き取り方向へ回転移動する軸61と第二干渉部52に当接した先端6aとの間で時計方向へ起立するように揺動変位する揺動片6の先端6aが、第二干渉部52に当接状態で第一干渉部51の内周面51aと圧接することによって、第一干渉部51及び第二干渉部52の間の段差部53に係止され、これによってリール3の巻き取り回転がロックされる。なお、揺動片6が図8に示す状態から図9に示す状態へ揺動する過程では、その揺動力によって、揺動片6の被嵌合突起6bが弾性体7を押圧変形させながら嵌合凹部7aとの嵌合状態から離脱する。
そして上述のように、リール3の巻き取り回転がロックされることによって、紐状体2には巻き取り方向の付勢力が作用しないため、図14に示すように、紐状体2をある程度弛緩させた状態で工具Tを使用することができ、したがって工具Tに紐状体2からの引っ張り力が作用するのを防止して、作業性を向上することができる。
また、作業中に図14に示す作業者100がもし工具Tを過って手から落としてしまった場合は、工具Tが紐状体2の引き出し長さまで落下した時点で、その落下力によって紐状体2がさらに引き出され、工具Tがある程度の高さまで落下した時点で紐状体2によって停止した後で、蓄勢されたうず巻きばね4の復元動作によって、リール3が紐状体2を巻き取る方向、すなわち図3における反時計回りの方向へ回転しようとするが、この場合も上述と同様、揺動片6は図7に示す状態を経て、図8に示すように先端6aが段差状突起5の第二干渉部52と干渉し、図9に示すロック状態となる。
したがって、うず巻きばね4の付勢力によるリール3の巻き取り回転によって工具Tが勢いよく跳ね上がるのを防止して、安全性を向上することができる。
そして、例えば図14に示す作業者100が作業を終えて、工具Tを作業者100が携帯する工具袋102などに収納するために紐状体2をケース1内のリール3に巻き取る場合は、まず図9に示すロック状態からいったん紐状体2を引っ張ることによってリール3を引き出し方向へ適当に回転させ、これによって揺動片6を段差部53との係止位置から離れる方向(時計方向)へ変位させると、先に説明したように、揺動片6の揺動半径rは第一干渉部51の内周面51aと揺動片6の軸心の回転軌跡Cとの径方向距離L1よりもわずかに長いため、揺動片6はその先端6aが段差状突起5における段差部53との係止状態から第一干渉部51の内周面51aと摺動しながらわずかに倒れるように揺動し、このとき揺動片6の被嵌合突起6bが弾性体7をわずかに押圧して変形させるので、揺動片6の先端6aが前記第一干渉部51の内周面51aを引き出し回転方向へ通過した時点で、図10に示すように、揺動片6は弾性体7の復元力によって先端6aが外径側を向くように揺動変位した姿勢(段差部53に係止されない方向)に保持され、巻き取り回転に対するロックが解除された状態となる。
このため、上述のようにいったん紐状体2を引っ張ってリール3を引き出し方向へ適当に回転させることによって巻き取り回転に対するロックが解除された状態としてから、紐状体2を弛緩させると、うず巻きばね4の付勢力によってリール3が巻き取り方向へ回転する過程で、揺動片6の軸心の回転軌跡Cとの径方向距離L1と揺動片6の揺動半径rの差によって、図11に示すように、外径側を向いた揺動片6の先端6aが段差状突起5における第一干渉部51と干渉する。このとき、揺動片6の被嵌合突起6bは、弾性体7の嵌合凹部7aとの嵌合が解除された状態にあることから、リール3がさらに巻き取り方向へ回転していくのに伴って、揺動片6は、軸61を中心としてリール3の巻き取り方向の回転を妨げない方向(引き出し回転方向)へ揺動しながら、図12に示すように、段差状突起5における第二干渉部52の内周を摺動し、通過する。
そして揺動片6が揺動しながら段差状突起5における第二干渉部52の内周を通過する過程では、図12に示すように、この揺動片6は弾性体7を押圧して変形させるので、揺動片6の先端6aが第二干渉部52の内周面を通過した瞬間に、弾性体7の弾性的復元力によって、図13に示すように、揺動片6は先端6aが外周側を向くように揺動される。その後、図13に示す状態から巻き取り回転方向へリール3の回転が継続されることによって、揺動片6は、リール3の回転による遠心力を受けて先端6aが外周側を向いた状態を維持しながら先に説明した図10に示す状態へ移動していく。
このため、揺動片6の先端6aが再び第一干渉部51と干渉し、これによって揺動片6が倒れるように揺動しながら図11〜図13に示すように第二干渉部52の内周を通過するといった動作を繰り返すことになる。したがって巻き取り回転方向へリール3の回転が妨げられることはなく、紐状体2はケース1内のリール3に円滑に巻き取られる。
以上説明したように、第一の実施の形態の携帯物落下防止具によれば、紐状体2をいったん引き出した後で弛緩させるだけで、うず巻きばね4の付勢力によるリール3の巻き取り方向の回転がロックされ、紐状体2に繋着された工具Tに巻き取り方向の付勢力が作用しないため、作業性の悪化をきたさず、しかも使い勝手に優れ、万一作業者100が工具Tを手から落としてしまった場合も、その反動によるリール3の巻き取り方向の回転がロックされるので、工具Tの跳ね上がりを抑制して安全性を向上することができる。
次に、図15〜図26は、本発明に係る携帯物落下防止具の第二の実施の形態を示すものである。
第二の実施の形態の携帯物落下防止具も、基本的にはケース1と、先端に不図示の工具を繋着可能な紐状体2と、ケース1内に軸13を中心として回転可能に設けられて紐状体2を巻き取るリール3と、リール3の軸方向一側に同心的に設けられた円筒状のばね保持部32内に取り付けられてリール3を巻き取り回転方向(図15等における時計方向)へ付勢するうず巻きばね4と、ケース1の外部へ引き出された紐状体2の端部に取り付けられた工具繋着具9(図26参照)を備える。
そしてこの第二の実施の形態では、第一干渉部51及び第二干渉部52が互いに段差をもって形成された段差状突起5がリール3に設けられ、揺動片6がケース1に設けられている。また、本体繋着具8は、上端部において図示の方向と反対側(背面側)へ折り返された形状のクリップからなるものであって、ケース1に設けられており、紐状体2を引き出す引き出し口1aは、ケース1の一側面に開設されている。
段差状突起5は、リール3におけるばね保持部32の外周面の円周方向1か所に設けられ、この段差状突起5における第一干渉部51はばね保持部32の外周面に沿って短い円弧状に延びており、第二干渉部52はこの第一干渉部51における引き出し回転方向の端部から外径側へ突出するように形成されている。
揺動片6は、リール3におけるリール本体31の外周側に位置してケース1に設けられた軸61の周りに揺動可能に支持されており、図17に示すように、この揺動片6の揺動半径(先端6aと軸61の軸心との間の距離)rは、段差状突起5における第一干渉部51の外周面と揺動片6の軸心(軸61の軸心)との径方向(リール3の径方向)距離L1よりもわずかに長く、かつ揺動片6の軸心(軸61の軸心)とリール3におけるばね保持部32の外周面との径方向距離L2よりもわずかに短く設定されている。
揺動片6を揺動可能に支持している軸61には、ケース1に設けられた回り止め部14によって回り止めされたカム板62が軸方向移動可能に配置されており、このカム板62は、図16に示すコイルスプリングからなる弾性体7によって揺動片6に弾性的に押し付けられ、揺動片6の後端(先端6aと反対側の端部)に形成された被嵌合部6bとカム板62が、不図示のカム面同士で摺動可能に当接している。
揺動片6の被嵌合部6bとカム板62との互いの接触面には、軸方向(弾性体7の伸縮方向)へ適当な傾斜面をもって起伏し、互いに嵌合可能な不図示のカム面が形成されている。そしてこのカム面は、例えば揺動片6がリール3の引き出し回転方向に対する所定角度以上まで揺動されたときに、この揺動片6を、図15に示すように、先端6aが段差状突起5の第二干渉部52と干渉可能であると共にリール3の引き出し回転を妨げない方向(引き出し回転方向)へ揺動変位した姿勢に保持するように、弾性体7の付勢力を揺動片6のトルクとして作用させ、あるいは揺動片6がリール3の引き出し回転方向に対する所定角度未満の揺動角度にある場合は、この揺動片6を、図22に示すように、先端6aが段差状突起5の第二干渉部52と干渉可能であると共にリール3の巻き取り回転過程で段差状突起5に係止されない方向(巻き取り回転方向)へ揺動変位した姿勢に保持するように、弾性体7の付勢力を揺動片6のトルクとして作用させるようになっている。
以上のように構成された第二の実施の形態の携帯物落下防止具は、使用に際しては、本体繋着具8を介して、ケース1を、図26に示すように作業者100が腰などに着用したベルト101に繋着し、工具繋着具9には落下防止対象の工具Tを取り付ける。
そして工具Tを使用するために作業者100がケース1内から紐状体2を引き出すと、これによってリール3は引き出し回転方向(例えば図15における反時計方向)へ回転し、その過程で、リール3と共に回転移動する段差状突起5の第二干渉部52は、揺動片6と干渉する。このとき揺動片6は、例えば図24に示すように、先端6aがリール3の引き出し回転方向と反対側を向いた姿勢で保持されていたとしても、図25に示すように、第二干渉部52との干渉によって、軸61を中心として時計方向へ揺動する。そして先に説明した図17のように、揺動片6の揺動半径rは、軸61の軸心とリール3におけるばね保持部32の外周面との径方向距離L2よりもわずかに短いため、揺動片6は、その先端6aがばね保持部32の外周面と干渉することなく、図15に示す状態を経て、図17及び図18に示すように、先端6aがリール3の引き出し回転方向を向くように揺動変位しながら段差状突起5の第二干渉部52と摺動し、リール3の引き出し回転を許容する。
ここで、段差状突起5との干渉による揺動片6の時計方向への揺動過程では、その揺動角度がリール3の引き出し回転方向に対する所定角度以上となる。このため、図18に示す状態からさらにリール3の引き出し回転が継続されることによって段差状突起5の第二干渉部52が揺動片6との摺動位置を通過した後は、揺動片6は、弾性体7の付勢力による被嵌合部6bとカム板62のカム面同士の嵌合力に由来する弾性的なトルクによって、図19に示すように、先端6aが段差状突起5の第二干渉部52と干渉可能であると共にリール3の引き出し回転を妨げない方向(引き出し回転方向)へ揺動変位した姿勢に保持される。したがって、リール3の引き出し回転が妨げられることなく、ケース1内から紐状体2を円滑に引き出すことができる。
また、紐状体2を所要の長さだけ引き出してから引き出し力を緩めると、リール3は引き出し回転によって蓄勢されたうず巻きばね4の付勢力によって巻き取り方向へ回転しようとする。そしてこのとき、図19に示す状態を経て、図20に示すように揺動片6の先端6aが段差状突起5の第二干渉部52(第二干渉部52と第一干渉部51との間の段差部53)と干渉し、その状態からさらにリール3が巻き取り方向へ回転しようとすることによって、揺動片6は、リール3と共に巻き取り方向へ回転移動する段差状突起5に押されて反時計方向へ起立するように揺動される。
先に図17で説明したように、揺動片6の揺動半径rは第一干渉部51の外周面と揺動片6の軸心との径方向距離L1よりもわずかに長いため、リール3と共に巻き取り方向へ回転移動する段差状突起5に押されて反時計方向へ起立するように揺動変位する揺動片6の先端6aは、図20に示すように第二干渉部52に当接状態で第一干渉部51の外周面と圧接することによって段差状突起5に係止され、これによってリール3の巻き取り回転がロックされる。
そして上述のように、リール3の巻き取り回転がロックされることによって、紐状体2には巻き取り方向の付勢力が作用しないため、図20及び図26に示すように、紐状体2をある程度弛緩させた状態で工具Tを使用することができ、したがって工具Tに紐状体2からの引っ張り力が作用するのを防止して、作業性を向上することができる。
また、作業中に図26に示す作業者100がもし工具Tを過って手から落としてしまった場合は、工具Tが紐状体2の引き出し長さまで落下した時点で、その落下力によって紐状体2がさらに引き出され、工具Tがある程度の高さまで落下した時点で紐状体2によって停止した後で、蓄勢されたうず巻きばね4の復元動作によって、リール3が紐状体2を巻き取る方向、すなわち図における時計回りの方向へ回転しようとするが、この場合も上述と同様、揺動片6は図19に示す状態から、図20に示すように先端6aが段差状突起5と干渉して係止され、ロック状態となる。
したがって、うず巻きばね4の付勢力によるリール3の巻き取り回転によって工具Tが勢いよく跳ね上がるのを防止して、安全性を向上することができる。
そして、例えば図26に示す作業者100が作業を終えて、工具Tを作業者100が携帯する工具袋102などに収納するために紐状体2をケース1内のリール3に巻き取る場合は、まず図20に示すロック状態からいったん紐状体2を引っ張ることによってリール3を引き出し方向へ適当に回転させると、図20に示すロック状態では揺動片6がリール3の引き出し回転方向に対する所定角度未満の揺動角度にあり、また、先に図17で説明したように、揺動片6の揺動半径rは第一干渉部51の外周面と揺動片6の軸心との径方向距離L1よりもわずかに長いため、揺動片6は、弾性体7の付勢力による被嵌合部6bとカム板62のカム面同士の嵌合力に由来する反時計方向へのトルクによって、図21に示すように第一干渉部51の外周面と摺動しながら、段差状突起5の段差部53との係止位置から離れていく。
また、先に図17で説明したように、揺動片6の揺動半径rは揺動片6の軸心(軸61の軸心)とリール3におけるばね保持部32の外周面との径方向距離L2よりもわずかに短いため、段差状突起5の第一干渉部51が揺動片6の先端6aとの摺動位置を引き出し回転方向へ通過した時点で、図22に示すように、揺動片6は、上述した弾性体7の付勢力による反時計方向へのトルクによって反時計方向へ揺動変位し、先端6aが巻き取り回転方向を向いた姿勢(段差状突起5の段差部53に係止されない方向)に保持されるので、巻き取り回転に対するロックが解除された状態となる。
このため、上述のように図20に示すロック状態からいったん紐状体2を引っ張ってリール3を引き出し方向へ適当に回転させることによって、図22に示すように巻き取り回転に対するロックが解除された状態としてから、紐状体2を弛緩させると、うず巻きばね4の付勢力によってリール3が巻き取り方向へ回転する過程で、図23に示すように、段差状突起5における第二干渉部52は、揺動片6を、リール3の巻き取り方向の回転を妨げない方向へ揺動させながら、巻き取り回転方向へ通過する。
そして揺動片6は、図24に示すように段差状突起5が通過した後も、弾性体で付勢されたカム板62によって、先端6aが巻き取り回転方向を向いた姿勢(ロック解除状態)に保持されるので、1回転毎に図22→図23→図24の動作を繰り返すことになる。したがって巻き取り回転方向へリール3の回転が妨げられることはなく、紐状体2はケース1内のリール3に円滑に巻き取られる。
以上説明したように、第二の実施の形態の携帯物落下防止具も、紐状体2をいったん引き出した後で弛緩させるだけで、うず巻きばね4の付勢力によるリール3の巻き取り方向の回転がロックされ、紐状体2に繋着された工具Tに巻き取り方向の付勢力が作用しないため、作業性の悪化をきたさず、しかも使い勝手に優れ、万一作業者100が工具Tを手から落としてしまった場合も、その反動によるリール3の巻き取り方向の回転がロックされるので、工具Tの跳ね上がりを抑制して安全性を向上することができる。
なお、上述した各実施の形態では、落下防止対象の携帯物が工具Tである場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば携帯通信端末や、各種キー(玄関ドア用、自動車用)などの携帯物にも本発明を適用することができる。
1 ケース
2 紐状体
3 リール
4 うず巻きばね
5 段差状突起
51 第一干渉部
52 第二干渉部
53 段差部
6 揺動片
6a 先端
6b 被嵌合突起
7 弾性体
7a 嵌合凹部

Claims (2)

  1. ケースと、先端に携帯物を繋着可能な紐状体と、前記ケース内に回転可能に設けられて前記紐状体を巻き取るリールと、このリールを巻き取り回転方向へ付勢するばねと、前記ケース及び前記リールのうちの一方に互いに径方向の段差をもって設けられた第一干渉部及び第二干渉部と、前記ケース及び前記リールのうちの他方に設けられた揺動片と、前記揺動片を弾性的に保持可能な弾性体とを備え、前記揺動片は、前記リールの引き出し回転過程で前記第二干渉部と干渉することによって前記第二干渉部との相対変位が可能な向きに揺動変位され、また前記揺動片は、前記リールの引き出し回転過程で前記第二干渉部との干渉位置を相対的に通過した後、前記リールの巻き取り回転に移行したときに前記第二干渉部との再度の干渉により前記第一干渉部及び第二干渉部による段差部に係止可能となる方向へ揺動変位され、また前記揺動片は、前記段差部との係止位置から前記リールの引き出し回転方向へ変位させることによって、前記リールの巻き取り回転過程で前記段差部に係止されない方向へ揺動変位可能であることを特徴とする携帯物落下防止具。
  2. 揺動片は、段差部との係止位置からリールの引き出し回転によって変位する過程で、段差部に係止されない方向への揺動変位が弾性体によってなされることを特徴とする請求項1に記載の携帯物落下防止具。
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