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JP6459994B2 - 推薦情報提示装置、推薦情報提示システム、推薦情報提示方法、推薦情報提示プログラム - Google Patents

推薦情報提示装置、推薦情報提示システム、推薦情報提示方法、推薦情報提示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザに推薦する推薦情報を提示する推薦情報提示装置、推薦情報提示システム、推薦情報提示方法及び推薦情報提示プログラムに関する。
ユーザのスケジュールに応じて、推薦情報を提供する技術がある(例えば、特許文献1)。特許文献1には、ユーザのスケジュールとしてユーザの移動先等の行動予定が予め登録され、この行動予定に応じた推薦情報(例えば、行き先付近の飲食店の情報等)を検索してユーザに推薦する技術について記載されている。
特開2012−018175号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ユーザの行動予定の変更を考慮したものではない。したがって、ユーザが行動予定を登録した後、この行動予定が変更された場合においても、変更前の行動予定に沿って推薦情報が提示されてしまうという問題があった。
本発明の推薦情報提示装置、推薦情報提示システム、推薦情報提示方法及び推薦情報提示プログラムは、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの行動予定の変更を判断することを目的とする。
本発明に係る推薦情報提示装置は、情報が公開されたネットワークに接続され、ユーザに推薦する推薦情報をネットワークから検索してユーザに提示する推薦情報提示装置において、ユーザの行動の予定に対応した推薦情報をネットワークから検索する推薦情報検索部と、推薦情報検索部の検索により得られた推薦情報をユーザに提示する推薦情報提示部と、ユーザが行った行動を検出する行動検出部と、ユーザの行動の予定と行動検出部により検出されたユーザが行った行動とを比較し、ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断部と、ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得部と、行動予定変更原因取得部が取得したユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応するユーザの行動を予測する行動予測部と、を備え、推薦情報検索部は、行動予定変更判断部によりユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、行動予測部により予測されたユーザの行動に対応した推薦情報を検索することを特徴とする。
本発明に係る推薦情報提示システムは、ユーザの行動に伴い操作される電気機器と、情報が公開されたネットワークからユーザに推薦する推薦情報を検索して提示する推薦情報提示装置と、を備える推薦情報提示システムにおいて、ユーザの行動の予定に対応した推薦情報をネットワークから検索する推薦情報検索部と、推薦情報検索部の検索により得られた推薦情報をユーザに提示する推薦情報提示部と、ユーザの操作により電気機器が操作された場合に電気機器から送信される識別IDを取得し、識別IDに対応するユーザの行動を検出する行動検出部と、ユーザの行動の予定と行動検出部により検出された識別IDに対応するユーザの行動とを比較し、ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断部と、ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得部と、行動予定変更原因取得部が取得したユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応するユーザの行動を予測する行動予測部と、を備え、推薦情報検索部は、行動予定変更判断部によりユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、行動予測部により予測されたユーザの行動に対応した前記推薦情報を検索することを特徴とする。
本発明に係る推薦情報提示方法は、情報が公開されたネットワークからユーザに推薦する推薦情報を検索してユーザに提示する推薦情報提示方法において、推薦情報提示装置に備えられた推薦情報検索部が、ユーザの行動の予定に対応した推薦情報をネットワークから検索する推薦情報検索ステップと、推薦情報提示装置に備えられた推薦情報提示部が、推薦情報検索ステップの検索により得られた推薦情報をユーザに提示する推薦情報提示ステップと、推薦情報提示装置に備えられた行動検出部が、ユーザが行った行動を検出する行動検出ステップと、推薦情報提示装置に備えられた行動予定変更判断部が、ユーザの行動の予定と行動検出ステップにより検出されたユーザが行った行動とを比較し、ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断ステップと、推薦情報提示装置に備えられた行動予定変更原因取得部が、ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得ステップと、推薦情報提示装置に備えられた行動予測部が、行動予定変更原因取得ステップで取得されたユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応するユーザの行動を予測する行動予測ステップと、を備え、推薦情報検索ステップでは、行動予定変更判断ステップでユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、行動予測ステップで予測されたユーザの行動に対応した推薦情報が検索されることを特徴とする。
本発明に係る推薦情報提示プログラムは、情報が公開されたネットワークからユーザに推薦する推薦情報を検索してユーザに提示する推薦情報提示プログラムにおいて、ユーザの行動の予定に対応した推薦情報をネットワークから検索する推薦情報検索ステップと、推薦情報検索ステップの検索により得られた推薦情報をユーザに提示する推薦情報提示ステップと、ユーザが行った行動を検出する行動検出ステップと、ユーザの行動の予定と行動検出ステップにより検出されたユーザが行った行動とを比較し、ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断ステップと、ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得ステップと、行動予定変更原因取得ステップで取得されたユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応するユーザの行動を予測する行動予測ステップと、をプロセッサに実行させ、推薦情報検索ステップでは、行動予定変更判断ステップでユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、行動予測ステップで予測されたユーザの行動に対応した推薦情報が検索されることを特徴とする。
本発明に係る推薦情報提示装置、推薦情報提示システム、推薦情報提示方法及び推薦情報提示プログラムは、ユーザの行動予定と、ユーザが行った行動とを比較するので、ユーザの行動予定が変更したか否かを判断することができる。よって、ユーザの行動予定の変更に応じた推薦情報の提示処理を実行することができる。
本発明に係る推薦情報提示システムの構成図である。 実施の形態1に係る実施の形態1に係る推薦情報提示装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係るユーザ情報データベースの一例である。 実施の形態1に係るスケジュールデータベースの一例である。 実施の形態1に係る機器情報行動対応データベースの一例である。 実施の形態1に係る推薦情報定義データベースの一例である。 実施の形態1に係る推薦情報提示装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る推薦情報提示装置の動作フローチャートである。 実施の形態2に係る推薦情報提示装置の機能ブロック図である。 実施の形態2に係る推薦情報提示装置の動作フローチャートである。 実施の形態2に係る行動予測部が、ユーザの行動を予測する例について説明する図である。 実施の形態3に係る推薦情報提示装置の機能ブロック図である。 実施の形態3に係る推薦情報提示装置の動作フローチャートである。
実施の形態1.
以下、図1を用いて、実施の形態1に係る推薦情報提示システムの構成について説明する。図1は、本発明に係る推薦情報提示システムの構成図である。図1において、推薦情報提示システム100は、推薦情報提示装置1、電気機器2、情報提供装置3、及びネットワーク4を備える。なお、図1に示す推薦情報提示システムの構成は、以下の実施の形態においても共通するものとする。
電気機器2は、ユーザの行動に伴って使用される電気機器であって、後述する推薦情報提示装置1との間で情報通信を行うための機能を有している。電気機器2は、例えば、冷蔵庫、IH(Induction Heating)クッキングヒーター、エアコン、電子レンジ、掃除機などである。電気機器2は、ユーザに操作された場合に、ユーザに操作されたことを示す操作情報を後述するネットワーク4を介して推薦情報提示装置1に送信する。操作情報には、電気機器2を識別するための機器ID、及びこの操作情報が送信された時刻が含まれている。
情報提供装置3は、インターネット上に情報を公開する装置である。このインターネット上に公開される情報(以下、インターネット情報とする)は、例えば、各地域の気象情報、ニュース、自治体が提供する地域情報である。
推薦情報提示装置1は、情報提供装置3により公開されたインターネット情報のうち、後述するユーザの行動予定に応じたインターネット情報を検索し、推薦情報としてユーザに提示する装置である。推薦情報提示装置1は、例えば、宅内に配置されるデジタルサイネージ等がこれに相当する。なお、推薦情報提示装置1は、デジタルサイネージに限られず、PC(Personal Computer)又はスマートフォン等、推薦情報を画像や音でユーザに提供可能な装置であればよい。
次に、図2を用いて、推薦情報提示装置1の構成について説明する。図2は、実施の形態1に係る推薦情報提示装置1の機能ブロック図である。推薦情報提示装置1は、入力部11、表示部12、ユーザ情報記憶部13、推薦情報検索部14、推薦情報定義記憶部15、情報取得部16、機器情報取得部17、行動検出部18、環境認識部26、機器情報行動対応記憶部19、行動予定変更判断部20、及びスケジュール記憶部21を備える。
入力部11は、ユーザの操作によりユーザ情報、及びスケジュールを推薦情報提示装置1内に入力する。ユーザ情報は、ユーザに応じた推薦情報を検索するためのユーザ固有の情報であって、例えば、ユーザのユーザID、名称、年齢、性別、趣味、及び嗜好等の情報がこれに相当する。また、スケジュールは、洗濯、炊事、食事、外出等、各時間帯におけるユーザが行う行動の予定(以下、行動予定という)である。入力部11は、ユーザ情報をユーザ情報記憶部13にユーザ情報データベースとして記憶させる。また、入力部11は、スケジュールをスケジュール記憶部21にスケジュールデータベースとして記憶させる。なお、ユーザ情報は、上記例に限られず、ユーザ固有の情報であればよい。例えば、好みのスポーツ等の情報を入力部11から入力できるようにしてもよい。スケジュールに関しても、各時間帯におけるユーザが行う行動予定を特定できれば、例えば、入浴、外食、旅行等の情報を入力部11から入力できるようにしてもよい。
ユーザ情報記憶部13は、入力部11から取得されたユーザ情報をユーザ情報データベースとして記憶する。図3は、ユーザ情報データベースの一例である。ユーザ情報データベースには、ユーザID、ユーザ名称、年齢、性別、趣味、及び嗜好が対応づけられて記憶される。図3の例においては、ユーザID「001」、ユーザ名称「母」、年齢「49」、性別「女」、趣味「音楽」、及び嗜好「和食」がそれぞれ対応づけられて記憶されている。
スケジュール記憶部21は、入力部11から取得したスケジュールをスケジュールデータベースとして記憶する。図4は、実施の形態1に係るスケジュールデータベースの一例である。スケジュールデータベースには、時間帯毎のユーザの行動予定が記憶されている。例えば、図4の例においては、ユーザID「001」で示されるユーザが8:00−10:00の間に「洗濯」、10:00−12:00の間に「炊事」、12:00−14:00の間に「外出」、14:00−16:00の間に「炊事」、18:00−20:00の間に「テレビ鑑賞」、及び20:00−22:00の間に「就寝」することを示す。なお、16:00−18:00の時間帯において「−」は、特に何も予定が入っていないことを示す。なお、図4の例では、1日を2時間毎に区切った時間帯に対して行動予定を対応づける例を示したが、スケジュール記憶部21が記憶するスケジュールデータベースは、これに限られず、日付毎に行動予定を対応づけ、1月分のスケジュールを記憶するものでもよい。
機器情報取得部17は、ネットワーク4を介して電気機器2から操作情報を取得する。
機器情報行動対応記憶部19は、電気機器2の機器IDと行動予定とを対応づけた機器情報行動対応データベースを記憶している。図5は、実施の形態1に係る機器情報行動対応データベースの一例である。図5において、上段には機器IDが記憶され、下段にはユーザの行動が記憶されている。なお、説明のため、図5上段のかっこ内には機器IDで示される機器を示している。
行動検出部18は、機器情報取得部17から操作情報を取得し、この操作情報に含まれる機器IDに基づき機器情報行動対応記憶部19に記憶される機器情報行動対応データベースを参照し、ユーザが行った行動を検出する。以下の説明において、行動検出部18が検出したユーザが行った行動を行動実績という。行動検出部18は、機器ID「1a」を電気機器2の一例である洗濯機から取得した場合に、図5に示す機器情報行動対応データベースの上段の機器ID「1a」に対応づけられた下段の行動「洗濯」を参照することで、ユーザが洗濯していることを検出することができる。
情報取得部16は、情報提供装置3よりネットワーク4を介してインターネット情報を取得する。
環境認識部26は、後述する推薦情報検索部14が推薦情報を検索するために必要なインターネット情報を情報取得部16を介して取得し、ユーザの環境を認識する。推薦情報を検索するために必要なインターネット情報は、例えば、ユーザの所在地における気象情報である。
推薦情報定義記憶部15は、推薦情報定義データベースを記憶する。推薦情報定義データベースは、ユーザ情報記憶部13に記憶されているユーザ情報、スケジュール記憶部21に記憶されている行動予定、及び環境認識部26から取得するインターネット情報から得られる情報をそれぞれ検索対象の文字列に対応づけている。図6は、実施の形態1に係る推薦情報定義データベースの一例である。図6においては、行動予定、趣味、嗜好、地域、及び気象情報が、検索対象の文字列と対応づけられている。例えば、最上列には、行動予定「外出」、趣味「テニス」、嗜好「和食」、地域「関東」、気象情報「晴」に対し、検索対象の文字列「関東地方おすすめの和食店」、「関東地方のテニスコート」が対応づけられている。推薦情報定義データベースは、予め装置の設計者又はユーザにより設定される。なお、本実施の形態においては、行動予定、趣味、嗜好、地域、及び気象情報が検索対象と対応づけられているが、少なくとも行動予定と検索対象の文字列とが対応づけられていればよく、趣味、嗜好、地域、気象情報等の情報が必ずしも対応づけられていなくともよい。趣味、趣向、地域、気象情報等の情報が対応付けられていない欄は、「−」で示している。
推薦情報検索部14は、ユーザ情報記憶部13に記憶されたユーザ情報データベースと、スケジュール記憶部21に記憶されたスケジュールデータベースと、環境認識部26から取得したインターネット情報とに基づいて、ユーザに推薦する推薦情報を検索し、この推薦情報を表示部12に出力する。具体的には、推薦情報検索部14は、推薦情報を提示するユーザのユーザ情報、このユーザの所定時間帯における行動予定、環境認識部26が認識したユーザの環境の各項目に対応する検索対象の文字列を推薦情報定義データベースから選択し、選択した検索対象の文字列を取得する。推薦情報検索部14は、取得した文字列を所定間隔で分節し、分節した文字列を情報取得部16に出力し、情報取得部16に対して情報提供装置3がインターネット上に公開しているインターネット情報を取得させる。推薦情報検索部14は、取得したインターネット情報を推薦情報として表示部12に出力し、この表示部12に推薦情報を表示させる。また、推薦情報検索部14は、後述する行動予定変更判断部20によりユーザの行動予定が変更したと判断された場合には、ユーザ情報記憶部13に記憶されたスケジュールデータベースと、スケジュール記憶部21に記憶されたユーザ情報データベースと、環境認識部26から取得したインターネット情報とに基づいて検索された推薦情報を表示部12に送信しない。すなわち、推薦情報の提示処理において、推薦情報検索部14は、ユーザの行動予定が変更された場合には、表示部12に推薦情報を提示させない処理を行う。
行動予定変更判断部20は、行動検出部18が検出したユーザの所定時間帯における行動実績と、スケジュール記憶部に記憶されている同時間帯における行動予定とを比較し、ユーザのスケジュールの行動予定が変更されたか否かを判断する。具体的には、行動検出部18が検出したユーザの所定時間帯における行動実績と、スケジュール記憶部に記憶されている同時間帯における行動予定が同一であれば、ユーザのスケジュールの行動予定が変更されていないと判断し、異なればユーザのスケジュールが変更されたと判断する。
表示部12は、推薦情報検索部14が出力する推薦情報を表示する。なお、本実施の形態に係る推薦情報提示装置1は推薦情報を表示する表示部12を備えるものとして説明するが、推薦情報提示装置1は、表示部12に代えて、推薦情報を音声により出力する音声出力部(図示せず)であってもよい。以降の説明において、表示部12又は音声出力部を推薦情報提示部と表現してもよい。
以下、推薦情報提示装置のハードウェア構成について説明する。図7は、実施の形態1に係る推薦情報提示装置のハードウェア構成図である。
推薦情報提示装置1は、プロセッサ901、補助記憶装置902、メモリ903、通信装置904、入力インタフェース905、ディスプレイインタフェース906、入力装置907、及びディスプレイ908を備える。プロセッサ901は、信号線910を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。入力インタフェース905は、ケーブル911を介して入力装置907に接続されている。ディスプレイインタフェース906は、ケーブル912を介してディスプレイ908に接続されている。
プロセッサ901は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)であり、推薦情報提示装置1を制御する。プロセッサ901は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はGPU(Graphics Processing Unit)等に相当する。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、又はHDD(Hard Disk Drive)等に相当する。
メモリ903は、例えば、RAM(Random Access Memory)等に相当する。
通信装置904は、電気機器2、又は情報提供装置3から送信される情報を受信するレシーバー9041及び情報を電気機器2、又は情報提供装置3に送信するトランスミッター9042を備える。通信装置904は、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)等に相当する。
入力インタフェース905は、入力装置907のケーブル911が接続されるポートである。入力インタフェース905は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子等に相当する。
ディスプレイインタフェース906は、ディスプレイ908のケーブル912が接続されるポートである。ディスプレイインタフェース906は、USB端子又はHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子等に相当する。
入力装置907は、例えば、マウス、キーボード又はタッチパネル等に相当する。
ディスプレイ908は、LCD(Liquid Crystal Display)等に相当し、推薦情報を表示する。
以下、図2に示す推薦情報提示装置1の機能ブロック図と、図7に示す推薦情報提示装置1のハードウェア構成図との対応関係について説明する。
入力部11の機能は、プロセッサ901、入力装置907、及び入力インタフェース905により実現される。
情報取得部16、機器情報取得部17の機能は、プロセッサ901、及び通信装置904により実現される。
表示部12の機能は、プロセッサ901、ディスプレイ908、及びディスプレイインタフェース906により実現される。
推薦情報検索部14、行動検出部18、及び環境認識部26、行動予定変更判断部20の機能は、プロセッサ901により実現される。
ユーザ情報記憶部13、スケジュール記憶部21、機器情報行動対応記憶部19、及び推薦情報定義記憶部15の機能は、補助記憶装置902により実現される。
具体的には、補助記憶装置902は、入力部11、表示部12、推薦情報検索部14、行動検出部18、情報取得部16、機器情報取得部17、環境認識部26、及び行動予定変更判断部20の機能を実現するプログラム(以下、推薦情報提示プログラムという)を記憶している。なお、推薦情報提示プログラムは、1つのプログラムであってもよいし、複数のプログラムから構成されていてもよい。また、補助記憶装置902は、OS(Operating System)を記憶している。
プロセッサ901は、補助記憶装置902に記憶された推薦情報提示プログラムをメモリ903にロードした後、推薦情報提示プログラムを読み込み、プログラムを実行する。なお、推薦情報提示装置1は、複数のプロセッサ901を備えていてもよい。推薦情報提示装置1が複数のプロセッサ901を備える場合には、複数のプロセッサ901は連携して推薦情報提示プログラムを実行する。また、プロセッサ901は、補助記憶装置902に記憶されたOSの一部をメモリ903にロードした後、このOSを実行しながら、推薦情報提示プログラムを実行する。また、プロセッサ901により実行した各機能ブロックの処理結果は、メモリ903、補助記憶装置902、又はプロセッサ901内のレジスタ又はキャッシュメモリのいずれかに記憶される。
なお、各機能ブロックの機能を実現するための推薦情報提示プログラムを提供する場合、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital versatile disk)等の記憶媒体に記憶して提供することが可能である。また、各機能ブロックはプロセッシングサーキットリーとして提供してもよい。
また、各機能ブロックを示す「部」は、「回路」、「工程」、「手順」、「ステップ」又は「処理」と読み替えてもよい。「回路」及び「プロセッシングサーキットリー」は、プロセッサ901だけでなく、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)といった他の種類の処理回路をも包含する概念である。
以下、図8を用いて、実施の形態1に係る推薦情報提示装置1の動作について説明する。図8は、実施の形態1に係る推薦情報提示装置1の推薦情報の動作フローチャートである。図8の説明においては、事前に、ユーザが入力装置907を操作し、図3に示すユーザ情報を入力部11を介してユーザ情報記憶部13に、図4に示すスケジュールを入力部11を介してスケジュール記憶部21に記憶させているものとする。本実施の形態において、ユーザが推薦情報提示装置1の電源をONにした場合、又は推薦情報の提示を開始させる操作を入力部11を介して行った場合に、図8に示す動作を開始するものとする。
S1において、推薦情報検索部14は、ユーザ情報記憶部13に記憶されたユーザデータベースから、ユーザ情報を取得する。例えば、推薦情報検索部14は、図3に示すユーザID「001」、ユーザ名称「母」、年齢「49」、性別「女」、趣味「音楽」、及び嗜好「和食」を取得する。推薦情報検索部14は、取得するユーザ情報を必要に応じて選択してもよい。図8の説明においては、趣味「音楽」、及び嗜好「和食」を用いるため、少なくとも趣味「音楽」、及び嗜好「和食」を取得すればよい。
S2において、推薦情報検索部14は、スケジュール記憶部21に記憶されたスケジュールデータベースから、所定時間帯におけるユーザの行動予定を取得する。いずれの時間帯の行動予定を取得するかについては、推薦情報提示装置1の設計者が任意に定めることが可能である。例えば、推薦情報検索部14は、現在時刻から2時間後の時刻を含むスケジュール情報の時間帯に対応づけられた行動予定を取得するようにする。すなわち、推薦情報提示装置1は、現在時刻が10:30である場合に、その2時間後の時刻である12:30を含む時間帯「12:00-14:00」に対応づけられた行動予定「外出」を取得する。
S3において、推薦情報検索部14は、取得したユーザの行動予定に対応する地域の気象情報を環境認識部26から取得する。環境認識部26が気象情報を取得する方法については、推薦情報検索部14から行動予定に関する情報を取得し、この行動予定に対応する地域に関する気象情報を情報取得部16、ネットワーク4を介して情報提供装置3から取得すればよい。また、行動予定に対応する地域は、スケジュール記憶部21に記憶されるスケジュールデータベースの行動予定の情報に地域の情報を含めておけばよい。
S4において、推薦情報検索部14は、S1からS3で取得したユーザ情報、行動予定、及び気象情報に基づき、推薦情報定義データベースから、検索対象の文字列を取得する。例えば、推薦情報検索部14は、S1からS3で趣味「音楽」、嗜好「和食」、行動予定「外出」、地域「関東」、気象情報「晴」を取得していた場合には、図6に示す推薦情報定義データベースを参照し、検索対象の文字列「関東地方おすすめの和食店」、「関東地方のテニスコート」を取得する。
S5において、情報取得部16は、検索対象の文字列を分節した文字列を検索キーワードとし、情報提供装置3がネットワーク4に公開するインターネット情報から所望のインターネット情報を検索する。情報取得部16は、検索によって得られた所望のインターネット情報を推薦情報として推薦情報検索部14に出力する。
S6において、行動予定変更判断部20は、行動検出部18が検出したユーザの所定時間帯における行動実績と、スケジュール記憶部21に記憶されている同時間帯における行動予定とを比較し、ユーザのス行動予定が変更されたか否かを判断する。例えば、現在時刻が「10:30」である場合、図4に示すスケジュールデータベースによれば、ユーザは洗濯をしている予定となっている。行動予定変更判断部20は、スケジュール記憶部21に記憶されているスケジュールデータベースから現在時刻「10:30」が含まれる時刻帯「10:00−12:00」と、この時刻帯に対応する行動予定「炊事」を検出する。また、行動予定変更判断部20は、時間帯「10:00−12:00」におけるユーザの行動実績を行動検出部18から検出する。行動予定変更判断部20は、行動検出部18から検出したユーザの行動実績が「炊事」である場合には、行動予定が変更されていないと判断し、スケジュールが変更されていないことを示す信号を推薦情報検索部14に出力する。推薦情報検索部14は、行動予定変更判断部20から行動予定が変更されていないことを示す信号を取得した場合には、ST7aの処理を実行する。一方、行動予定変更判断部20は、行動検出部18から取得したユーザの行動実績が「炊事」以外である場合には、行動予定が変更されたと判断し、行動予定が変更されたことを示す信号を推薦情報検索部14に出力する。推薦情報検索部14は、行動予定変更判断部20から行動予定が変更されたことを示す信号を取得した場合には、ST7bの処理を実行する。
S7aにおいて、推薦情報検索部14は、取得した推薦情報を表示部12に出力する。表示部12は、推薦情報をディスプレイ908に表示する。
S7bにおいて、推薦情報検索部14は、取得した推薦情報を表示部12に出力せず、推薦情報をディスプレイ908に表示させない。
推薦情報提示装置1は、以上のS1からS7a、又は7bまでの動作を繰り返し実行する。ユーザが入力装置907を操作することにより、推薦情報提示装置1の推薦情報の動作は停止する。なお、推薦情報提示装置1の開始、停止処理は、ユーザが入力装置907を操作することに限られない。例えば、推薦情報提示装置1に人感センサ(図示せず)を備え、ユーザが推薦情報提示装置1に近づいた場合に起動し、ユーザが推薦情報提示装置1から遠ざかった場合に停止するようにしてもよい。
なお、図8の説明において、推薦情報検索部14は、推薦情報を検索するために、ユーザ情報、スケジュールの情報、及び気象情報を取得する例を示した。本実施の形態に係る推薦情報提示装置1は、必ずしもユーザ情報、及び気象情報を取得する必要はなく、少なくともスケジュールの情報、すなわち、ユーザの行動予定を取得し、ユーザの行動予定に対応した推薦情報をネットワークから検索すればよい。
以上のように、実施の形態1に係る推薦情報提示装置1は、ユーザの行動予定とユーザの行った行動とを比較することによりユーザの行動予定が変更したか否かを判断し、ユーザの行動予定が変更したと判断した場合には、推薦情報を提示しないので、不要な推薦情報をユーザに提示しないようにすることができる。よって、不要な情報が提示されることによる煩わしさを解消することができる。
実施の形態1に係る推薦情報提示装置1について、ユーザが一人である場合を例に説明したが、ユーザが複数いる場合にも個々のユーザに応じた推薦情報を提示することが可能である。例えば、図4に示すスケジュールにユーザID毎のスケジュールを記憶しておけばよい。また、電気機器2から送信される操作情報にユーザIDを含めれば、行動検出部18は、いずれのユーザの行動実績であるかを識別することができる。電気機器2がユーザを識別する方法は、例えば、ユーザが電気機器2を操作する際にユーザIDを入力するようにしてもよいし、指紋、虹彩、声紋等の生体認証により識別してもよいし、ユーザが個々に持つスマートフォンやICタグ等と通信により、ユーザIDを取得するようにしてもよい。以下の実施の形態についても同様である。
実施の形態1に係る推薦情報提示システム100において、電気機器2は、宅内に設置されることを前提として説明したが、本実施の形態に係る電気機器2は、GPS(Global Positioning System)機能を有し、ユーザが持ち運ぶことが可能なウェアラブル端末であってもよい。電気機器2がGPS機能を備えるウェアラブル端末である場合には、電気機器2は操作情報に含まれる機器IDに代えて、ユーザの位置座標を含めて推薦情報提示装置1に送信する。また、機器情報行動対応記憶部19には、ユーザの位置座標とユーザの行動とを対応づけた機器情報行動対応デーブルを記憶する。推薦情報提示装置1の行動検出部18は、電気機器2からユーザの位置座標を取得した場合には、機器情報行動対応記憶部19の機器情報行動対応データベースからこのユーザの位置座標に対応するユーザの行動を取得することによって、ユーザの行動実績を検出する。このように、電気機器2から送信される操作情報に、ユーザの位置座標を含めることによって、ユーザが宅外にいる場合であっても行動検出部18がユーザの行動実績を検出することが可能となる。以下の実施の形態についても同様である。
実施の形態1に係る推薦情報検索部14は、検索対象の文字列に基づき推薦情報を検索したが、ユーザ情報、スケジュールの情報、環境認識部26から取得した情報を文字に変換し、そのまま検索キーワードとして用いてもよい。
実施の形態2
以下、実施の形態2に係る推薦情報提示装置1について説明する。実施の形態2に係る推薦情報提示装置1は、ユーザの行動予定が変更された場合に、過去のユーザの行動実績に基づいて変更後の行動予定を予測し、予測した行動予定に基づいて推薦情報を提示することを特徴とする。
以下、図9を用いて、実施の形態2に係る推薦情報提示装置1の構成について説明する。図9は、実施の形態2に係る推薦情報提示装置の機能ブロック図である。図9の説明において、実施の形態1に係る推薦情報提示装置1の構成に相当するものに関しては、同じ符号を付して説明を省略する。
図9において、推薦情報提示装置1は、行動パターン記憶部22、及び行動予測部23を備える。
行動パターン記憶部22は、行動検出部18が検出したユーザの行動実績と、この行動実績で示される行動が行われた時刻とを対応づけた行動パターンデータベースを記憶する。なお、行動パターン記憶部22に記憶される行動パターンデータベースは、ユーザが編集できるようにしてもよい。行動パターン記憶部22の機能は、補助記憶装置902により実現される。
行動予測部23は、行動予定変更判断部20により、ユーザの行動予定が変更したと判断された場合に、行動パターン記憶部22に記憶された行動パターンデータベースを参照し、ユーザの行動を予測する。行動予測部23は、行動パターンデータベースを参照し、ユーザの過去数日間のユーザの行動を分析することにより、ユーザの行動予定を予測する。予測方法には、様々な方法を採用することが可能である。例えば、行動予測部23は、行動予定変更時のユーザの行動実績を行動パターン記憶部22から取得し、この行動実績の後に行われた確率が最も高い行動実績を行動パターンデータベースから検索することで、行動予定変更後の行動予定を予測することができる。また、行動予測部23は、ユーザのスケジュールの行動予定が変更された場合に、現在時刻から所定時間前までのスケジュールデータベースの行動予定及びその時刻と、同日における現在時刻から所定時間前までの行動パターンデータベースの行動実績とその時刻とを比較し、同日における行動パターンデータベースの行動予定がスケジュールデータベースの行動予定よりも所定時間遅れていると判断することも可能である。行動予測部23は、同日における行動パターンデータベースの行動実績がスケジュールデータベースの行動予定よりも所定時間遅れていると判断した場合には、スケジュールデータベースの行動予定に対応づけられた時刻を所定時間遅らせることで、スケジュール変更後の行動予定を予測することができる。さらに、行動予測部23は、ユーザのスケジュールの行動予定が変更された場合に、過去数日間の行動パターンデータベース参照し、所定の時間帯に最も多く行われた行動実績を判断し、この行動実績をスケジュール変更後の行動予定と予測することも可能である。行動予測部23の機能は、プロセッサ901により実現される。
次に、図10、図11を用いて、実施の形態2に係る推薦情報提示装置1の動作について説明する。図10は、実施の形態2に係る推薦情報提示装置の動作フローチャートである。図11は、実施の形態2に係る行動予測部23が、ユーザの行動を予測する例について説明する図である。なお、図10の説明において、実施の形態1に係る推薦情報提示装置1の動作に相当するものに関しては、同じ符号を付して説明を省略する。以下の説明では、S6において、行動予定変更判断部20によりユーザのスケジュールの行動予定が変更したと判断された後のS7cから7eに関する推薦情報提示装置1の動作について説明する。S6において、スケジュール変更部は、日付「1/2」の現在時刻「8:30」において、ユーザのスケジュールの行動予定が変更したと判断したものとする。
S7cにおいて、行動予測部23は、日付「1/2」の現在時刻「8:30」から2時間後の時刻を含むスケジュールの日付「1/2」の時間帯「10:00−12:00」におけるユーザの行動を予測する。具体的には、図11に示すように、行動予定変更時のユーザの行動実績(図11斜線枠)を行動パターン記憶部22から取得する。次に、行動予測部23は、過去数日間(この例においては、日付1/3から1/7とする)における行動実績「炊事」の後にいかなる行動が行われたかについて分析する。図11に示す行動パターンデータベースの例の場合、後に「外出」が行われた回数が最多である。なお、図11の実線枠は、後に行動「外出」が行われる行動「炊事」の回数であり、破線枠は、後に行動「外出」以外が行われる行動「炊事」を示す。したがって、行動予測部23は、日付「1/2」の時間帯「10:00−12:00」において、ユーザが「外出」すると予測することができる。
S7dにおいて、推薦情報検索部14は、行動予測部23が予測した行動「外出」を行動予定とし、図6に示す推薦情報定義データベースを用いて、検索対象の文字列を取得し、推薦情報を検索する。
S7eにおいて、推薦情報検索部14は、取得した推薦情報を表示部12に出力する。表示部12は、推薦情報をディスプレイ908に表示する。
以上のように、実施の形態2に係る推薦情報表示装置1は、ユーザのスケジュールが変更した場合に、過去のユーザの行動実績に基づいて、ユーザの行動予定を予測し、予測したユーザの行動予定に基づいて推薦情報を検索するので、ユーザのスケジュールが変更した場合であっても、変更後のユーザの行動予定に応じた推薦情報を提示することができる。
実施の形態3
以下、実施の形態3に係る推薦情報提示装置1について説明する。実施の形態3に係る推薦情報提示装置1は、ユーザのスケジュールの行動予定が変更された場合に、スケジュールの行動予定が変更した原因(以下、行動予定変更原因とする)に基づいてユーザの行動予定を予測し、予測した行動予定に基づいて推薦情報を提示することを特徴とする。
以下、図12を用いて、実施の形態3に係る推薦情報提示装置1の構成について説明する。図12は、実施の形態3に係る推薦情報提示装置1の機能ブロック図である。図12の説明において、実施の形態1に係る推薦情報提示装置1の構成に相当するものに関しては、同じ符号を付して説明を省略する。
図12において、推薦情報提示装置1は、行動予定変更対応記憶部25、及び行動予定変更原因取得部24を備える。
行動予定変更対応記憶部25は、行動予定変更原因とユーザの行動予定とを対応づけた行動予定変更対応データベースを記憶する。例えば、行動予定変更原因が「体調不良」である場合には、ユーザの行動には「通院」等と対応づけて記憶する。また、行動予定変更原因が「来客」であれば、「来客準備」等と対応づけて記憶する。行動予定変更対応記憶部25の機能は、補助記憶装置902により実現される。
行動予定変更原因取得部24は、外部機器5から行動予定変更原因を取得する。外部機器5は、例えば、ユーザが所持するウェアラブル端末等がこれに相当する。行動予定変更原因取得部24は、外部機器5をユーザが操作することにより、行動予定変更原因をこの外部機器5から取得することができる。なお、外部機器5はユーザの操作により行動予定変更原因を送信するものでなくてもよく、例えば、ユーザの脈拍等からユーザの体調を自動で認識し、ユーザの体調に変化があった場合に、行動予定変更原因「体調不良」を送信するものであってもよい。行動予定変更原因取得部24の機能は、プロセッサ901、及び通信装置904又は入力装置907によって実現される。なお、外部機器5は、行動予定原因を送信する機能を持った電気機器2であってもよい。また、外部機器5は、行動予定原因として災害情報を送信する情報提供装置3であってもよい。
行動予測部23は、行動予定変更判断部20がユーザの行動予定が変更したと判断した場合に、行動予定変更原因取得部24から行動予定変更原因を取得する。行動予測部23は、行動予定変更対応記憶部25に記憶された行動予定変更対応データベースを参照し、行動予定変更原因取得部24から取得した行動予定変更原因に対応するユーザの行動予定を取得し、ユーザの行動予定を予測する。
推薦情報定義記憶部15に行動予定変更対応記憶部25の行動予定変更対応データベースに含まれる行動予定と、検索対象の文字列とを対応づけて記憶しておくことで、推薦情報検索部14は、行動予測部23が予測した行動に応じて推薦情報を検索することができる。例えば、行動予定が「通院」であれば、検索対象の文字列を「おすすめの病院」等とすることで、推薦情報検索部14が病院に関する情報を検索することができる。
次に、図13を用いて、実施の形態3に係る推薦情報提示装置1の動作について説明する。図13は、実施の形態3に係る推薦情報提示装置の動作フローチャートである。なお、図13の説明において、実施の形態2に係る推薦情報提示装置1の動作に相当するものに関しては、同じ符号を付して説明を省略する。以下の説明では、S6において、行動予定変更判断部20によりユーザのスケジュールの行動予定が変更したと判断された後のS7fに関する推薦情報提示装置1の動作について説明する。また、外部機器5は、ユーザの健康状態を管理するウェアラブル端末であるものとする。
S7fにおいて、行動予測部23は、行動予定変更原因取得部24を介して外部機器5から行動予定変更原因「体調不良」を取得し、この行動予定変更原因「体調不良」に基づいてユーザの行動予定「通院」を予測する。具体的には、行動予測部23は、行動予定変更原因「体調不良」に対応する行動予定「通院」を行動予定変更対応記憶部25に記憶された行動予定変更対応データベースから取得する。行動予測部23は、行動予定「通院」を推薦情報検索部14に出力する。以降の処理については、図10に示す動作フローチャートと同様である。すなわち、推薦情報検索部14は、予測した行動予定「通院」に基づき、推薦情報定義記憶部15に記憶された推薦情報定義テーブルから検索対象の文字列を取得し、この検索対象文字列に基づき情報取得部16を介して情報提供装置3からインターネット情報(例えば、近隣の病院の情報等)を取得する(S7d)。また、推薦情報検索部14は、取得したインターネット情報を推薦情報として表示部12に出力し、表示部12は、推薦情報を表示する(S7e)。
以上のように、実施の形態3に係る推薦情報提示装置1はユーザの行動予定が変更したと判断した場合に、ユーザの行動予定が変更した原因に基づきユーザの行動を予測し、予測したユーザの行動に基づいて推薦情報を検索するので、過去の行動実績が無い行動に関しても行動予定を予測することが可能となり、変更後のユーザの行動予定に応じた推薦情報を提示することができる。
実施の形態3に係る行動予定変更原因は一例であって、必ずしも上記した例に限られない。行動予定変更原因は、任意に設定することが可能である。
実施の形態1から実施の形態3に係る記憶部、すなわち、ユーザ情報記憶部13、スケジュール記憶部21、推薦情報定義記憶部15、機器情報行動対応記憶部19、行動パターン記憶部22、及び行動予定変更対応記憶部25は、推薦情報提示装置1が備えるものとして説明したが、外部に設けられてもよい。
1 推薦情報提示装置、2 電気機器、3 情報提供装置、4 ネットワーク、11 入力部、12 表示部、13 ユーザ情報記憶部、14 推薦情報検索部、15 推薦情報定義記憶部、16 情報取得部、17 機器情報取得部、18 行動検出部、26 環境認識部、19 機器情報行動対応記憶部、20 行動予定変更判断部、21 スケジュール記憶部、22 行動パターン記憶部、23 行動予測部、24 行動予定変更原因取得部、25 行動予定変更対応記憶部、901 プロセッサ、902 補助記憶装置902、903 メモリ、904 通信装置、9041 レシーバ、9042 トランスミッター、905 入力インタフェース、906 ディスプレイインタフェース、907 入力装置、908 ディスプレイ、910 信号線、911 ケーブル、912 ケーブル

Claims (6)

  1. 情報が公開されたネットワークに接続され、ユーザに推薦する推薦情報を前記ネットワークから検索して前記ユーザに提示する推薦情報提示装置において、
    前記ユーザの行動の予定に対応した前記推薦情報を前記ネットワークから検索する推薦情報検索部と、
    前記推薦情報検索部の検索により得られた前記推薦情報を前記ユーザに提示する推薦情報提示部と、
    前記ユーザが行った行動を検出する行動検出部と、
    前記ユーザの行動の予定と前記行動検出部により検出された前記ユーザが行った行動とを比較し、前記ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断部と、
    前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得部と、
    前記行動予定変更原因取得部が取得した前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応する前記ユーザの行動を予測する行動予測部と、を備え、
    前記推薦情報検索部は、
    前記行動予定変更判断部により前記ユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、前記行動予測部により予測された前記ユーザの行動に対応した前記推薦情報を検索する
    ことを特徴とする推薦情報提示装置。
  2. 前記推薦情報提示部は、
    前記行動予定変更判断部により前記ユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合に、前記推薦情報提示部により検索された前記ユーザの行動の予定に対応した前記推薦情報を提示しないことを特徴とする請求項1に記載の推薦情報提示装置。
  3. 前記行動予測部は、前記行動検出部により検出された過去の前記ユーザが行った行動に基づいて、前記ユーザの行動を予測することを特徴とする請求項1に記載の推薦情報提示装置。
  4. ユーザの行動に伴い操作される電気機器と、情報が公開されたネットワークから前記ユーザに推薦する推薦情報を検索して提示する推薦情報提示装置と、を備える推薦情報提示システムにおいて、
    前記ユーザの行動の予定に対応した前記推薦情報を前記ネットワークから検索する推薦情報検索部と、
    前記推薦情報検索部の検索により得られた前記推薦情報を前記ユーザに提示する推薦情報提示部と、
    前記ユーザの操作により前記電気機器が操作された場合に前記電気機器から送信される識別IDを取得し、前記識別IDに対応する前記ユーザの行動を検出する行動検出部と、
    前記ユーザの行動の予定と前記行動検出部により検出された前記識別IDに対応する前記ユーザの行動とを比較し、前記ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断部と、
    前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得部と、
    前記行動予定変更原因取得部が取得した前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応する前記ユーザの行動を予測する行動予測部と、を備え、
    前記推薦情報検索部は、
    前記行動予定変更判断部により前記ユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、前記行動予測部により予測された前記ユーザの行動に対応した前記推薦情報を検索する
    ことを特徴とする推薦情報提示システム。
  5. 情報が公開されたネットワークからユーザに推薦する推薦情報を検索して前記ユーザに提示する推薦情報提示方法において、
    推薦情報提示装置に備えられた推薦情報検索部が、前記ユーザの行動の予定に対応した前記推薦情報を前記ネットワークから検索する推薦情報検索ステップと、
    前記推薦情報提示装置に備えられた推薦情報提示部が、前記推薦情報検索ステップの検索により得られた前記推薦情報を前記ユーザに提示する推薦情報提示ステップと、
    前記推薦情報提示装置に備えられた行動検出部が、前記ユーザが行った行動を検出する行動検出ステップと、
    前記推薦情報提示装置に備えられた行動予定変更判断部が、前記ユーザの行動の予定と前記行動検出ステップにより検出された前記ユーザが行った行動とを比較し、前記ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断ステップと、
    前記推薦情報提示装置に備えられた行動予定変更原因取得部が、前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得ステップと、
    前記推薦情報提示装置に備えられた行動予測部が、前記行動予定変更原因取得ステップで取得された前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応する前記ユーザの行動を予測する行動予測ステップと、を備え、
    前記推薦情報検索ステップでは、
    前記行動予定変更判断ステップで前記ユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、前記行動予測ステップで予測された前記ユーザの行動に対応した前記推薦情報が検索される
    ことを特徴とする推薦情報提示方法。
  6. 情報が公開されたネットワークからユーザに推薦する推薦情報を検索して前記ユーザに提示する推薦情報提示プログラムにおいて、
    前記ユーザの行動の予定に対応した前記推薦情報を前記ネットワークから検索する推薦情報検索ステップと、
    前記推薦情報検索ステップの検索により得られた前記推薦情報を前記ユーザに提示する推薦情報提示ステップと、
    前記ユーザが行った行動を検出する行動検出ステップと、
    前記ユーザの行動の予定と前記行動検出ステップにより検出された前記ユーザが行った行動とを比較し、前記ユーザの行動の予定が変更されたか否かを判断する行動予定変更判断ステップと、
    前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報を取得する行動予定変更原因取得ステップと、
    前記行動予定変更原因取得ステップで取得された前記ユーザの行動の予定が変更された原因に関する情報に対応する前記ユーザの行動を予測する行動予測ステップと、
    をプロセッサに実行させ
    前記推薦情報検索ステップでは、
    前記行動予定変更判断ステップで前記ユーザの行動の予定が変更されたと判断された場合には、前記行動予測ステップで予測された前記ユーザの行動に対応した前記推薦情報が検索される
    ことを特徴とする推薦情報提示プログラム。
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