JP6442176B2 - 経路規制部材及びそれを備えたワイヤハーネス - Google Patents
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Description
(1) 外周面に周方向へわたる谷部が軸方向に間隔をあけて複数形成されて蛇腹形状とされた中空筒状の外装部材を有するワイヤハーネスの所定位置での屈曲箇所に装着される経路規制部材であって、
前記外装部材の外周面の前記谷部に嵌合可能な複数の経路規制部を有し、
複数の前記経路規制部は、前記ワイヤハーネスの屈曲箇所における屈曲方向の内側で間隔をあけて配置されて前記谷部に嵌合され、
前記経路規制部は、前記外装部材の略半周分の長さを有している
ことを特徴とする経路規制部材。
(2) 前記外装部材に固定される二つの取付部と、これらの取付部同士を連結する連結部と、を有し、前記取付部の間で前記経路規制部が前記連結部に設けられ、
一方の前記取付部は、他方の前記取付部よりも軸方向の幅寸法が大きく、
一方の前記取付部の内周側には周方向に沿うと共に前記谷部に係合する係合突条が形成され、他方の前記取付部の内周側には前記係合突条が形成されていない
ことを特徴とする(1)に記載の経路規制部材。
しかも、経路規制部を外装部材の谷部に嵌合させる構造であるので、ワイヤハーネスの屈曲方向の内側にハーネス軌跡規制壁を設けてワイヤハーネスの屈曲を規制する構造と比較し、見映えが悪くなることもない。
つまり、良好な見映えを維持しつつ、ワイヤハーネスの屈曲を良好に所定の屈曲半径に規制することができる。
上記(2)の構成の経路規制部材では、取付部を外装部材に固定することで、ワイヤハーネスへ容易に装着させ、各経路規制部を外装部材の谷部に嵌合させることができる。
(3) (1)または(2)に記載の経路規制部材が前記外装部材に装着されている
ことを特徴とするワイヤハーネス。
(4) 互いに相対的にスライドされる二つの構造体に両端が接続されている
ことを特徴とする(3)に記載のワイヤハーネス。
上記(4)の構成のワイヤハーネスでは、相対的にスライドされる二つの構造体のスライドに追従して所定の屈曲半径で屈曲することができる。
図1(a)及び図1(b)は、本実施形態に係るワイヤハーネスを示す図であり、図1(a)はスライドドアの全閉時の斜視図、図1(b)はスライドドアの全開時の斜視図である。
図2に示すように、外装部材20は、中空筒状の蛇腹形状が連続する柔軟性を有するコルゲートチューブによって構成される。外装部材20は、その外周面に、周方向にわたって形成された複数の谷部21と、周方向にわたって形成された複数の山部22とが軸方向へ交互に連続して形成されている。また、外装部材20は、その内周面に、周方向にわたって形成された複数の谷部25と、周方向にわたって形成された複数の山部26とが軸方向へ交互に連続して形成されている。外装部材20は、外周面の山部22の形成位置に対応した部分における内周側が谷部25とされ、外周面の谷部21の形成位置に対応した部分における内周側が山部26とされている。
図5は、ハーネス軌跡規制壁を備えた参考例のワイヤハーネスを示すスライドドアの全開時の斜視図である。
図6(a)及び図6(b)は、他の実施形態に係る経路規制部材を説明する図であり、図6(a)は外装部材に装着した状態の外装部材を軸方向に沿って断面視した斜視図、図6(b)は外装部材から取り外した状態の斜視図である。
(1) 外周面及び内周面に周方向へわたる谷部(21,25)が軸方向に間隔をあけて複数形成されて蛇腹形状とされた中空筒状の外装部材(20)を有するワイヤハーネス(WH)の所定位置での屈曲箇所に装着される経路規制部材(10,50)であって、
前記外装部材(20)の外周面または内周面の前記谷部(21,25)に嵌合可能な複数の経路規制部(13,53)を有し、
複数の前記経路規制部(13,53)は、前記ワイヤハーネス(WH)の屈曲箇所における屈曲方向の内側で間隔をあけて配置されて前記谷部(21,25)に嵌合される
ことを特徴とする経路規制部材。
(2) 前記外装部材(20)に固定される二つの取付部(11,12,51,52)と、これらの取付部(11,12,51,52)同士を連結する連結部(14,54)と、を有し、前記取付部(11,12,51,52)の間で前記経路規制部(13,53)が前記連結部(14,54)に設けられている
ことを特徴とする(1)に記載の経路規制部材。
(3) (1)または(2)に記載の経路規制部材(10)が前記外装部材(20)に装着されている
ことを特徴とするワイヤハーネス。
(4) 互いに相対的にスライドされる二つの構造体に両端が接続されている
ことを特徴とする(3)に記載のワイヤハーネス。
11,12,51,52 取付部
13,53 経路規制部
14,54 連結部
20 外装部材
21,25 谷部
WH ワイヤハーネス
Claims (4)
- 外周面に周方向へわたる谷部が軸方向に間隔をあけて複数形成されて蛇腹形状とされた中空筒状の外装部材を有するワイヤハーネスの所定位置での屈曲箇所に装着される経路規制部材であって、
前記外装部材の外周面の前記谷部に嵌合可能な複数の経路規制部を有し、
複数の前記経路規制部は、前記ワイヤハーネスの屈曲箇所における屈曲方向の内側で間隔をあけて配置されて前記谷部に嵌合され、
前記経路規制部は、前記外装部材の略半周分の長さを有している
ことを特徴とする経路規制部材。 - 前記外装部材に固定される二つの取付部と、これらの取付部同士を連結する連結部と、を有し、前記取付部の間で前記経路規制部が前記連結部に設けられ、
一方の前記取付部は、他方の前記取付部よりも軸方向の幅寸法が大きく、
一方の前記取付部の内周側には、周方向に沿うと共に前記谷部に係合する係合突条が形成され、他方の前記取付部の内周側には前記係合突条が形成されていない
ことを特徴とする請求項1に記載の経路規制部材。 - 請求項1または請求項2に記載の経路規制部材が前記外装部材に装着されている
ことを特徴とするワイヤハーネス。 - 互いに相対的にスライドされる二つの構造体に両端が接続されている
ことを特徴とする請求項3に記載のワイヤハーネス。
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JP2014146063A JP6442176B2 (ja) | 2014-07-16 | 2014-07-16 | 経路規制部材及びそれを備えたワイヤハーネス |
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JP2014146063A JP6442176B2 (ja) | 2014-07-16 | 2014-07-16 | 経路規制部材及びそれを備えたワイヤハーネス |
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JP2016025675A JP2016025675A (ja) | 2016-02-08 |
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Family Applications (1)
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