JP6439181B2 - 光通信装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
した発光信号に対する応答信号であるようにしてもよい。
(3)また、本発明の一態様に係る光通信装置において、前記他の光通信装置からの送信信号である前記発光信号は、前記他の光通信装置からの前記送信情報に基づいて生成された情報パルスと、所定時間毎に且つ所定回数毎に開始するパルスタイミングが前記情報パルスの開始時刻に対して遅延される測距パルスと、を含むようにしてもよい。
また、上述した(1)、(7)、(9)の構成によれば、複数の電荷蓄積部に基づくキャリブレーションを軽減でき、温度特性の影響を低減することができる。
また、上述した(3)、(4)、(5)、(6)の構成によれば、送信側で生成された測距パルスのタイミングが遅延されているため、受信側の演算処理を低減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る計測システム1の構成を表すシステム構成図である。図1に示すように、計測システム1は、第1端末10−1及び第2端末10−2を備えている。以下の例では、第1端末10−1が第1車両に搭載され、第2端末10−2が第2車両に搭載されているとして説明する。
また、以下の例では、第1端末10−1と第2端末10−2との構成が同じ場合を説明するが、構成は異なっていてもよい。同じ機能を有する構成要素には、同じ符号を用いる。また、以下の説明において、第1端末10−1と第2端末10−2のうち、一方を特定しない場合、単に端末10ともいう。
ここで、第1端末10−1と第2端末10−2との間の通信についての概略を説明する。
第1端末10−1と第2端末10−2とが光通信を行うことで、それぞれの端末10が搭載されている第1車両と第2車両との間の距離を、第1端末10−1と第2端末10−2それぞれが求める。
次に、第2端末10−2は、第1端末10−1から送信された光パルス信号を受信し、受信した光パルス信号を復調及び復号して送信情報を取得する。続けて、第2端末10−2は、取得した送信情報に、受信した信号の位相情報を載せて送信情報を生成し、生成した送信情報を第1端末10−1に送信する。
なお、光パルス信号の生成方法、受信方法等については、後述する。
端末10は、レンズ101、受光部102、発振器103、復調器104、復号器105、演算部106、符号器107、変調器108、投光器109、及び記憶部110を備えている。
受光部102は、後述するように複数の画素が二次元に配列された構造を有する。受光部102は、画素によって受光した光に応じた電荷を発生させて蓄積し、所定のタイミングで蓄積した電荷を復調器104へ出力する。
発振器103は、復調器104及び変調器108で用いるクロック信号を生成し、生成したクロック信号を復調器104及び変調器108に出力する。
復号器105は、復調器104によって復調された受信信号を、符号器107で用いる符号化に応じて復号し、復号した受信信号を演算部106に出力する。
変調器108は、符号器107から入力されたビット列を、例えばDBPSK方式に従って、発振器103から入力されたクロック信号を用いて変調して搬送波を生成する。変調器108は、生成した搬送波を投光器109に出力する。
なお、投光器109に用いる光源は、例えば赤外線のLED(発光ダイオード)と他の可視光(例えば、青色または緑色)の帯域で発光するLEDである。このように、赤外線のLEDに加えて、他の帯域のLEDを発光させることで、人間が視認できる任意の発光色に見える効果がある。
発振器103は、GNSS111から入力された基準信号に応じて、生成したクロック信号を補正し、補正したクロック信号を復調器104及び変調器108に出力する。または、発振器103は、GNSS111から入力された基準信号を用いてクロック信号を生成し、生成したクロック信号を復調器104及び変調器108に出力する。
次に、受光部102の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る受光部102の構成の概略を表す概略図である。
受光部102は、複数の画素201、垂直走査回路202、水平走査回路203、読み出し回路204を備える。画素201は、二次元マトリックス状に配置され、レンズ101を通過した光を受けて電荷を生成し蓄積する。各画素201に蓄積された電荷に応じた電圧レベルは、垂直走査回路202及び水平走査回路203による制御に応じて、読み出し回路204によって読み出される。読み出された電圧レベルは、読み出し回路204から復調器104(図1または図2)へ出力される。
図4は、本実施形態に係る受光部102に用いられる画素201の構成を表す構成図である。
受光部102は、図3に示したように複数の画素が配列されている。画素201それぞれは、4つの微小変換部1021a〜1021d(光電変換部)を備える。各微小変換部1021a〜1021dは光電変換素子を用いて構成される。また、画素201は、4つの電荷蓄積領域1022a〜1022d(電荷蓄積部)と、各電荷蓄積領域1022a〜1022dに対応する振り分けゲートTxa〜Txd(振り分けゲート部)を備える。4つの微小変換部1021a〜1021dは、電荷移送領域1023及び振り分けゲートTxa〜Txdを介して、電荷蓄積領域1022a〜1022dに接続される。
電荷蓄積領域1022a〜1022d(電荷蓄積部)それぞれは、微小変換部1021a〜1021dによって生成された電荷を蓄積する。
振り分けゲートTxaは、微小変換部1021a(光電変換部)と電荷蓄積領域1022a(電荷蓄積部)との間に設けられ、ゲートを開閉することによって微小変換部1021aから電荷蓄積領域1022aへ電荷が入ることを制御する。同様に、振り分けゲートTxf(fは、b、c、dのいずれか1つ)は、微小変換部1021f(光電変換部)と電荷蓄積領域1022f(電荷蓄積部)との間に設けられ、ゲートを開閉することによって微小変換部1021fから電荷蓄積領域1022fへ電荷が入ることを制御する。なお、本実施形態において、第1の電荷蓄積部とは、例えば電荷蓄積領域1022dであり、第2〜第4の電荷蓄積部とは、電荷蓄積領域1022a〜1022cである。また、第1の振り分けゲート部とは、振り分けゲートTxdであり、第2〜第4の振り分けゲート部とは、振り分けゲートTxa〜Txcである。
次に、図4と図5とを参照して、画素201の動作について説明する。なお、以下の各ゲートの制御は、復調器104が行う。
また、以下の説明において、露光が行われる時間を「露光タイム」と呼び、読み出しが行われる時間を「読み出しタイム」と呼ぶ。
次に、画素201は、露光タイムが開始してから1周期が経過するときに振り分けゲートTxcを閉じる。
次に、搬送波の振幅と位相について説明する。まず、図6を用いて、搬送波が正弦波の例を説明する。
図6は、本実施形態に係る画素201から読み出された3つの電圧レベルに基づいて正弦波である搬送波の振幅及び位相を算出するための概略を表す概略図である。
図6において、C(θ0)、C(θ1)、C(θ2)は、それぞれ画素201の電荷蓄積領域1022a〜1022cから読み出された電圧レベル、すなわち1/3周期毎の搬送波の強度を表す。実施形態では、図6に示すように、1周期の搬送波において、(2/3)π毎に搬送波の振幅R及び搬送波の位相θを復調器104が算出する。
まず、搬送波が正弦波の場合の電圧レベル、搬送波の中心レベルB、搬送波の振幅R、及び搬送波の位相θについて説明する。
電圧レベルC(θ0)、C(θ1)、C(θ2)それぞれは、次式(1)〜次式(3)のように表される。
図7は、本実施形態に係る画素201から読み出された3つの電圧レベルに基づいてパルス波である搬送波の振幅及び位相を算出するための概略を表す概略図である。図7に表される波形は搬送波を構成する1周期分のパルス波を表す。
図7において、C(θ0)、C(θ1)、C(θ2)は、電圧レベル、すなわち1/3周期毎の搬送波の強度を表す。パルス波においても、復調器104は、(2/3)π毎に搬送波の振幅R及び搬送波の位相θを算出する。
搬送波の中心レベルB、搬送波の振幅R、及び搬送波の位相θそれぞれは、次式(7)〜次式(9)のように表される。
次に、変調器108が行う変調について説明する。
図8は、本実施形態に係る変調器108が行う変調を説明する図である。なお、図8に示す例では、変調方式として位相を(2/3)πずつ移動させていくDBPSK変調(以下、(2/3)π−DBPSK変調という)を例に説明するが、変調器108が行う変調方式は、DBPSK変調方式に限られない。
符号g100が示す図のように、位相変化量が+(2/3)πの場合のビットを0と定義し、−(2/3)πの場合のビットを1と定義する。すなわち、120度の位相変化で、ビット0と1とを表す。
区間1では、位相が0、波形g111は波形g116との位相差が0の波形である。
区間1から区間2において、波形g112が波形g111に対して位相が+(2/3)π変化し、ビットが0となる。区間2では、位相が+(2/3)π(=0+(2/3)π)である。
区間3から区間4において、波形g114の位相は、波形g113に対して−(2/3)π変化し、ビットが1となる。区間4では、位相が−(2/3)π(=0−(2/3)π)である。
区間4から区間5において、波形g115の位相は、波形g114に対して+(2/3)π変化し、ビットが0となる。区間5では、位相が0(=−(2/3)π+(2/3)π)である。
区間1では、位相が0、波形g117は波形g118と一致し、H(ハイ)レベルの期間とL(ロー)レベルとの期間が50%ずつの波形である。
区間1から区間2において、波形g117が波形g118に対して位相が+(2/3)π変化し、ビットが0となる。区間2では、位相が+(2/3)π(=0+(2/3)π)である。
区間3から区間4において、波形g117の位相は、波形g118に対して−(2/3)π変化し、ビットが1となる。区間4では、位相が−(2/3)π(=0−(2/3)π)である。
区間4から区間5において、波形g117の位相は、波形g118に対して+(2/3)π変化し、ビットが0となる。区間5では、位相が0(=−(2/3)π+(2/3)π)である。
次に、送信信号について説明する。
図9は、本実施形態に係る送信信号の構成例と符号化を説明する図である。図9において、横軸は時刻、縦軸は各信号のH(ハイ)レベルとL(ロー)レベルとを表している。
図9に示すように、送信信号g200の1つのシーケンスは、2個のリーダ信号ブロックと、80個(n=0〜79)の信号ブロックと、2個の無信号ブロックとで構成されている。また、送信信号g200の1つのシーケンスの1周期Tsは、36.288[msec](=432[μsec]×(2+80+2))である。1秒当たりのシーケンス数を整数とするためにシーケンスの前後に無信号期間を設けてもよい。
信号ブロックSBは、送信情報が符号化及び変調された信号のブロックである。
無信号ブロックは、信号ブロックの終了を示すブロックであり、無信号状態である。
波形g204は、TOFパルスTPを拡大した波形である。TOFパルスTPの1周期は、200[nsec]であり、Lレベルの期間TlowとHレベルの期間Thighそれぞれは、100[nsec]である。
図10は、本実施形態に係るn毎のTOFブロックTBの例を示す図である。図10において、横軸は時刻、縦軸は各信号のHレベルとLレベルとを表している。
波形g202(0)は、n=0のTOFブロックTBである。n=0のとき、TOFパルスTPの遅延期間Td0は0である。すなわち、波形g202(0)は、時刻0から開始される。なお、信号パルスSPにおいて、同じ波形のTOFブロックTBが9個含まれ、さらに、信号ブロックSBには、同じ波形の信号パルスSPが9個含まれている。
以下、nが1増加する毎に25[nsec]ずつ遅れていく。そして、n=79のとき、波形g202(79)のように、2000[nsec]の前にTOFパルスTPの最初のLレベルの期間Tlowの1/4(=100[nsec]/25[nsec])だけ現れ、残りの信号は、0[nsec]に折り返す。
次に、送信信号を受信した受信側の端末10の処理について説明する。
図11は、本実施形態に係る送信信号の発光パターンと振り分けゲートTxa〜Txcのタイミングチャートである。図11において、横軸は時刻、縦軸は各信号のH(ハイ)レベルとL(ロー)レベルとを表している。
波形g303は、振り分けゲートTxbの制御信号であり、波形g302がHレベルからLレベルに変化した時刻t103のとき、LレベルからHレベルに切り替わる。
波形g304は、振り分けゲートTxcの制御信号であり、波形g303がHレベルからLレベルに変化した時刻t105とき、LレベルからHレベルに切り替わる。
すなわち、振り分けゲートTxa〜Txcは、12[μsec]ずつゲートを開いていくことで、受信信号の光による電荷を蓄積する。
図12に示すように、図11に示した波形g301は、時刻t101〜t104において、Hレベルが継続される正パルス列(例えば時刻t151〜t153)と、Hレベルの期間とLレベルの期間(例えば時刻t153〜t155)とが交互に含まれる負パルス列とを含む。そして、発光パターンの1周期は、2000[nsec]である。また、負パルス列の期間は、900[nsec]である。
波形g314は、振り分けゲートTxdの制御信号である。振り分けゲートTxdは、振り分けゲートTxaがLレベルの期間(例えば時刻t153〜t155)、すなわち閉じられている期間に、1周期が100[nsec]のパルス信号が5個挿入される。パルス信号が挿入されている期間をTOF時間と定義する。TOF時間は、500[nsec](=100[nsec]×5)である。また、波形g314がHレベルの期間、振り分けゲートTxdが開かれる。
また、振り分けゲートTxdの積分時間は、9[μsec](=100[nsec]×5×6×3)である。
次に、(2/3)π−DBPSK変調された搬送波とサンプリングタイミングの例を説明する。
図13は、本実施形態に係る搬送波の位相変化とサンプリングタイミングの一例のタイミングチャートである。図13において、横軸は経過時間を表し、縦軸は搬送波の各フレームにおける位相を表し、ビット列“0”、“1”、“1”、“0”が送信される。また、図13において、波形g201は搬送波の経過時間に対する位相の変化を表し、符号g402で囲まれた領域の画像は、サンプリングタイミングを表している。また、横軸において、時刻t(n)(nは1以上の整数)からt(n+1)の期間であるΔtを、1目盛り(1 tick)と呼ぶ。そして、図13に示した例では、サンプルタイミングは、この1目盛りの時刻の間と一致している。また、1目盛りは、例えば200μ秒である。図9のタイミングに従うと108μ秒である。
また、サンプリングタイミング1とサンプリングタイミング2との間は、露光タイミングである。すなわち、本実施形態では、例えば200μ秒の期間に露光し、200μ秒の期間に読み出しを行う動作を交互に行う。
時刻t8〜t9の期間の無信号期間、位相が0度から120度(+(2/3)π)に変化する。その後、3目盛り分である時刻t9〜t12の期間、第1フレームが一定の位相(図13に示した例では300度)で送信される。リーダフレームと第1フレームとの位相差がビット列を表し、時刻t9における位相差は+120度(+(2/3)π)である。このため、ビット列は“0”である。
なお、無信号期間が、所定の期間継続した場合、信号が終了したことを表す。ここで、所定の期間とは、例えば4目盛り分(例えば0.8[msec])である。
次に、indexが4のとき、振幅が1、位相が180度、代表位相が180度である。
次に、indexが5のとき、振幅が1、位相が300度、代表位相が300度である。indexが4と5では、代表位相が180度から300度に変化し、すなわち位相が120度増えている。上述したように、この位相差はビット列“0”に対応する。なお、ノイズなどの誤差により検出した位相差には誤差があるため、位相差は、120度に対して数度の誤差が発生する。このように、2回のサンプリングタイムともに位相を取得できた場合、復調器104は、2回のサンプリングタイムで取得できたビット値のうち振幅が大きい一方のみをビット値として用いる。また、振幅の大きさが同じ場合は、indexが小さい方を用いる。
次に、indexが7のとき、振幅が1、位相が180度、代表位相が180度である。indexが6と7では、代表位相が300度から180度に変化し、すなわち位相が120度減少している。上述したように、この位相差はビット列“1”に対応する。
なお、復調器104は、図12に示した位相の値等の情報を、所定の時間経過後に消去するようにしてもよい。
次に、計測システム1の処理手順について説明する。
まず、信号源の探索処理について説明する。なお、以下の例では、200μ秒間、露光し、200μ秒間、読み出しを行う例を説明する。
図15は、本実施形態に係る信号源の探索の処理手順を表すフローチャートである。
(ステップS2)復調器104は、受光部102によって受光され、復調器104によって復調、復号器105によって復号された受信信号の位相を検出する。
計測システム1は、以上の信号源の探索処理を、信号源が検出されるまで繰り返す。なお、ステップS3〜ステップS5の処理を演算部106が制御するようにしてもよい。
図16は、本実施形態に係るビットの読み取り処理手順を表すフローチャートである。以下の処理は、図15において、信号源を検出できた後に行う。
(ステップS102)受光部102は、200μ秒間、露光を行う。
(ステップS103)演算部106は、受光部102によって受光され、復調器104によって復調、復号器105によって復号された受信信号の位相を検出し、検出した位相を記憶部110に記憶させる。
(ステップS105)演算部106は、nにn+1を代入する。
信号源を見失っていない場合、演算部106は、ステップS102〜S106の処理を繰り返し、逐次位相を検出、記憶させる。
次に、受信側の端末10の受光部102によって受光され、振り分けゲートTxdの制御によって積分されたn=0〜79における80個の信号について説明する。
図17は、本実施形態に係る積分されたn=0〜79における80個の信号を逐次接続した例を表す図である。図17において、縦軸は画素201の出力強度(積分値)、横軸はnの番号であり、遅延時間に対応する。
点g401は、n=0のときの積分値を表し、点g402は、n=1のときの積分値を表し、・・・、点g479は、n=79のときの積分値を表している。
前述したように送信信号において、TOFブロックTBが、nの値に応じて25[nsec]ずつ移動していこことにより、図17に示すような積分値が得られる。
図18は、図17の領域g490の拡大図である。図19は、本実施形態に係る積分値の最小値の検出と、真の最小値の推定の処理手順のフローチャートである。
ここで、図18に示す例において、測定された測定値L0〜L2を用いて、真の最小値である点g521の位置、すなわち、遅延時間tminを算出する方法を説明する。
図18に示す例では、測定値の大小関係が、L1<L2<L0である。
遅延時間tを測定値Lが最小となる遅延時間t201を基準として、前後の時間が1となるように正規化すると、Tは、次式(15)のように表される。
また、各遅延時間を用いて、正規化したT0〜T2は、次式(18)〜(20)のように表される。
(ステップS202)復調器104は、検出した最小値の前後の積分値(例えば点g501と点g503)を検出する。
(ステップS204)復調器104は、算出した位相を位相差として用いて、端末10と送信信号を送信した他の端末10との距離を算出する。2つの端末の時計がGNSS111により同期がとれている場合は、1つの位相から距離が算出できる。同期がとれていない場合は、2つの端末の位相の和の2分の1から距離が算出できる。例えば同期がとれている時の位相値が200n秒であれば、距離は60m(=200×0.3)となる。同期がとれていないときの位相値が200n秒と400n秒であれば、距離が90m(=(200+400)/2×0.3)となる。これらの位相値は、回路の遅延時間等により発生する誤差を補正されたものである。
また、上述した例では、復調器104が位相差を算出する例を説明したが、これに限られない。受光部102が復調器104の一部を有し、受光部102が、位相差を算出するようにしてもよい。また、上述した例では、復調器104が、位相差に基づいて端末10間の距離を求める例を説明したが、これに限られない。演算部106は、例えば復調器104、復号器105を含んでいてもよい。この場合、演算部106が、受光部102によって検出された位相差を用いて、自端末10と他の端末10との距離を算出するようにしてもよい。
次に、サンプリングタイミングが、図13と比較して1目盛り分ずれている場合について説明する。図20は、本実施形態に係る図13と比較して1目盛り分ずれている場合のタイミングチャートである。図21は、本実施形態の復調器104によって生成される図20のタイミングで読み取りを行った場合の復調テーブルの一例を説明する図である。
図20の示す例では、1目盛り分の無信号期間(例えば、時刻t8〜時刻t9)にサンプリングされた場合の例である。縦軸、横軸、搬送波は、図13と同じである。
indexが2のとき、振幅が1であり、位相が180度であり、代表位相が180度である。
indexが3のとき、無信号状態であるため振幅が0、位相が?(不明)である。このように、位相が不明な場合、代表位相は、前のindexの位相を引き継ぐ。このため、代表位相の値は、180度となる。
indexが4のとき、振幅が1であり、位相が180度であり、代表位相が180度である。
indexが6のとき、振幅が1であり、位相が300度であり、代表位相が300度である。indexが5と6では、位相変化が+120度であり、ビット値“0”に対応する。
以下同様に、indexが7と8では、位相変化が−120度であり、ビット値“1”に対応する。
以上のように、サンプリングタイミングが図11のタイミングと1目盛ずれている場合であっても、図14と同様にビット列“0”、“1”、“1”、“0”を得ることができる。
次に、サンプリングタイミングが、図13と比較して0.5目盛り分ずれている場合について説明する。図22は、本実施形態に係る図13と比較して0.5目盛り分ずれている場合のタイミングチャートである。図23は、本実施形態の復調器104によって生成される図22のタイミングで読み取りを行った場合の復調テーブルの一例を説明する図である。
図22の示す例では、1目盛り分の無信号期間(例えば、時刻t8〜時刻t9)にサンプリングされた場合を含む例である。縦軸、横軸、搬送波は、図13と同様である。
indexが1のとき、サンプリングタイミングのうち半分が無信号状態であるため振幅が0.5であり、位相が180度であり、代表位相が180度である。
indexが2のとき、振幅が1であり、位相が180度であり、代表位相が180度である。
indexが3のとき、サンプリングタイミングのうち半分が無信号状態であるため振幅が0.5、位相が180度、代表位相が180度である。
indexが4のとき、振幅が1であり、位相が180度であり、代表位相が180度である。indexが3と4では、位相変化が0度である。
indexが6のとき、振幅が1であり、位相が300度であり、代表位相が300度である。indexが5と6では、前述したように、2回のサンプリングタイムで取得できたビット値のうち振幅が大きい一方のみをビット値として用いるため、位相変化が+120度であり、ビット値“0”に対応する。
indexが7のとき、サンプリングタイミングのうち半分が無信号状態であるため振幅が0.5、位相が180度、代表位相が180度である。indexが6と7では、位相変化が-120度であり、ビット値“0”に対応する。
以上のように、サンプリングタイミングが図13のタイミングと0.5目盛ずれている場合であっても、図14及び図21と同様にビット列“0”、“1”、“1”、“0”を得ることができる。
次に、読み出し領域と、読み出し領域の移動について図24〜図28を用いて説明する。図24は、本実施形態に係る信号探索における読み出し領域の移動の一例を説明する図である。図25は、本実施形態に係る信号探索における読み出し領域の移動の他の例を説明する図である。また、図24及び図25において、紙面に対して横方向をx軸方向、x軸に対して垂直な方向をy軸方向とする。また、図24及び図25において、符号500で示す領域の画像は、図3で説明した受光部102の全ての画素201をx軸方向及びy軸方向に並べて示した画像である。
なお、図24及び図25に示した読み出し領域及び読み出し領域の移動は一例であり、これに限られない。例えば、図25において、y軸方向に長い読み出し領域を、x軸方向に移動させるようにしてもよい。
また、図25に示した例においても、復調器104は、ビット読み取り領域を決定するようにしてもよい。
図28は、本実施形態に係る受光部102が3個の端末から識別子を受光したときの状態を説明する図である。符号551が示す画像は、識別子(ID)が00000001の端末から受光した識別子に基づく画像である。符号552が示す画像は、識別子(ID)が00000010の端末から受光した識別子に基づく画像である。符号553が示す画像は、識別子(ID)が00000011の端末から受光した識別子に基づく画像である。
次に、端末10を、車両に取り付けるとき、受光部の取り付け位置及び発光部の取り付け位置の例について説明する。
図29は、本実施形態に係る発光部の取り付け位置の例を説明する図である。なお、発光部とは、少なくとも投光器109を備えている。図29の符号701が示す領域の画像のように、ヘッドライト付近に取り付けられていてもよい。または、符号702が示す領域の画像のように、ルーフの周囲に取り付けられていてもよい。あるいは、符号703が示す領域の画像のように、テールライトやブレーキランプ付近に取り付けられていてもよい。さらには、発光部は複数あってもよく、複数の発光部が、図29に示した複数の箇所に取り付けられていてもよい。
ここで、変調方式がπ/4 DQPSK変調であり、図3に示した画素201の4つの振り分けゲートTxa〜Txdを用いて位相から距離を検出する場合について説明する。搬送波が正弦波の場合、画素201の電荷蓄積領域1022a〜1022dから読み出された電圧レベルがC(θ0)、C(θ1)、C(θ2)、C(θ3)であるとする。この各電圧レベルは、(1/2)πごとの値である。位相θは、次式(26)のように表される。
この結果、画素201が温度によって特性が変化した場合であっても、位相を取得しているのは、1つの振り分けゲートTxdである。これにより、本実施形態では、得られる検出値は、例えば図17に示した波形の振幅やオフセットが変化するが、位相は温度によって変化しない。また、図17に示した波形は、仮に受光部102に入射する光の強度が、所定の強度より高い場合、例えば左端及び右端から出力が飽和していくことになる。しかしながら、例えば符号g490に示した領域は、強度が高くなっても残るため、端末10は位相を検出でき、検出した位相に基づいて距離を算出することができる。すなわち、本実施形態によれば、温度特性による位相の変化に対する検出精度を向上させることができる。
そして、本実施形態では、搬送波において遅延されているTOFブロックのうち、複数の検出値(積分値)に基づいて、積分値が最小となる遅延時間を推定するようにした。この結果、本実施形態では、積分値を用いて検出した位相に基づいて距離を検出する場合と比較して、検出精度を、例えば6[m]から2[m]に向上することができる。すなわち、本実施形態によれば、距離を検出する距離分解能を向上させることができる。
この結果、本実施形態では、検出距離範囲の確保、距離分解能の向上を両立して成立させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、検出距離範囲の確保、距離分解能の向上、官殿向上の3つを成立させることができる。
第1実施形態では、図11のようにデューティが50%の発光パターンを説明した。本実施形態では、1/3の期間、発光し、2/3の期間、消灯する例を説明する。
なお、端末10の構成は、図1または図2と同様であり、画素201の構成は、図3と同様である。
次に、送信信号について説明する。
図31は、本実施形態に係る送信信号の構成例と符号化を説明する図である。図31において、横軸は時刻、縦軸は各信号のHレベルとLレベルとを表している。
図31に示すように、送信信号g200の1つのシーケンスは、2個のリーダ信号ブロックと、80個(n=0〜79)の信号ブロックと、2個の無信号ブロックとで構成されている。また、送信信号g200の1つのシーケンスの1周期Tsは、36.288[msec](=432[μsec]×(2+80+2))である。
波形g204は、TOFパルスTPを拡大した波形である。TOFパルスTPの1周期は、200[nsec]であり、Lレベルの期間TlowとHレベルの期間Thighそれぞれは、100[nsec]である。
次に、送信信号を受信した受信側の端末10の処理について説明する。
図32は、本実施形態に係る送信信号の発光パターンと振り分けゲートTxa〜Txcのタイミングチャートである。図32において、横軸は時刻、縦軸は各信号のHレベルとLレベルとを表している。
なお、波形g302、波形g303、及び波形g304は、図11と同じである。すなわち、振り分けゲートTxa〜Txcの動作は、第1実施形態と同様である。
なお、発光パターン、振り分けゲートTxa、Txd、及びドレインゲートDrのタイミングは、第1実施形態の図12と同じである。
送信側の端末10と、受信側の端末10とに発振器103同士の周波数ずれが少ない場合、図32に示した発光パターンのうちの発光期間は、振り分けゲートTxaのゲートが開いている間のみに取得される。ここで、仮に画素201が受光する光の強度が、所定の強度より高い場合、振り分けゲートTxaが開いている期間に画素201の電荷蓄積領域1022aから読み出された電圧レベルが飽和する。しかしながら、振り分けゲートTxbとTxcが開いている期間には、発光パルスが存在していないので、この期間に画素201の電荷蓄積領域1022b及び1022bから読み出された電圧レベルは飽和しない。
さらに、発光パルスと振り分けゲートTxとの関係が、例えば12[μsec]ずれた場合、所定の強度より高い発光パルスは、振り分けゲートTxbとが開いている期間に受信され、電荷蓄積領域1022aから読み出された電圧レベルのみが飽和する。
以上のように、本実施形態によれば、受光する光の強度が所定の強度より高い場合であっても、1つの電荷蓄積領域1022から読み出された電圧レベルが飽和しないので、強度に対する飽和の影響を低減することができる。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、振り分けゲートTxa〜Txcの3個を用いて送信情報を取得し、振り分けゲートTxdの1個を用いて位相を取得する例を説明したが、各々、用いる振り分けゲートTxは、これに限られない。4個の振り分けゲートTxのうち1個を用いて位相を取得し、残りの3個の振り分けゲートTxを用いて送信情報を取得すればよい。
第1実施形態及び第2実施形態では、画素201がドレインゲートDrとドレイン端子Daとを備える例を説明したが、画素201は、ドレインゲートDrとドレイン端子Daとを備えてなくてもよい。
本実施形態では、画素201がドレインゲートDrとドレイン端子Daとを備えていない場合の例を説明する。
また、端末10の構成は、図1または図2と同様である。
図33に示すように、Hレベルが継続される正パルス列(例えば時刻t151〜t153)と、Hレベルの期間とLレベルの期間(例えば時刻t153〜t155)とが交互に含まれる負パルス列とを含む。そして、発光パターンの1周期は、2000[nsec]である。また、負パルス列の期間は、900[nsec]である。
波形g312’は、振り分けゲートTxaの制御信号であり、時刻t153〜t155の期間、Lレベルの期間とHレベルの期間とが交互に切り替わる。このHレベルの期間(例えば時刻t151〜t153)が通信期間である。図12の波形g312との差異は、時刻t153〜t155の期間である。この切り替えパルス信号の1周期は100[nsec]、5周期分である。
また、波形g313’は、振り分けゲートTxdの制御信号であり、時刻t151〜t153の期間、Lレベルであり、時刻t153〜t154の期間、Hレベルの期間とLレベルの期間とが交互に切り替わる。
つまり時刻t151〜t153の期間、振り分けゲートTxaの制御信号はHレベルであり、振り分けゲートTxdの制御信号はLレベルである。
そして、時刻t151から50[nsec]の期間、振り分けゲートTxaの制御信号はLレベルであり、振り分けゲートTxdの制御信号はHレベルである。
図33においても、振り分けゲートTxdは、振り分けゲートTxaが閉じているときに開かれるように制御される。
Claims (9)
- 他の光通信装置からの送信信号である発光信号を受光する第p(pは1〜mの整数、mは4以上の整数)の受光部と、
第1〜第mの前記受光部によって検出された位相差に基づいて、自装置と前記他の光通信装置との距離を算出する演算部と、
を備え、
第pの前記受光部は、
複数の画素が配列され、前記画素それぞれが露光量に応じた電荷を生成する第pの光電変換部と、
第pの前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第pの電荷蓄積部と、
第pの前記光電変換部と第pの前記電荷蓄積部との間に設けられ、ゲートを開閉することによって第pの前記光電変換部から第pの前記電荷蓄積部へ電荷が入ることを制御する第pの振り分けゲート部と、
を備え、
第1〜第mの前記受光部は、第1〜第mの前記光電変換部が受光した前記発光信号と、前記自装置が送信した発光信号との前記位相差を検出し、
前記演算部は、第1〜第mの前記光電変換部によって検出された位相差に基づいて、前記自装置と前記他の光通信装置との距離を算出し、
第2〜第mの前記振り分けゲート部が振り分けるタイミングは、前記他の光通信装置からの発光信号を第2〜第mの前記電荷蓄積部に振り分けるタイミングと、前記他の光通信装置からの発光信号を第1の前記電荷蓄積部に振り分けるタイミングと、が異なり、
第2〜第mの前記光電変換部が、第2〜第mの前記電荷蓄積部が蓄積した前記発光信号から送信情報を検出し、
第2〜第mの前記電荷蓄積部が蓄積するタイミングにおいて、第2〜第mの前記振り分けゲート部による前記ゲートそれぞれの開閉パターンが同じであり、第2〜第mの前記振り分けゲート部による前記ゲートぞれぞれの開閉タイミングが異なり、
第1の前記電荷蓄積部が蓄積するタイミングにおいて、第1〜第mの前記振り分けゲート部による前記ゲートそれぞれのゲート開閉パターンが異なり、第2〜第mの前記電荷蓄積部が蓄積するタイミングが異なる、光通信装置。 - 前記発光信号は、
自装置が送信した発光信号に対する応答信号である請求項1に記載の光通信装置。 - 前記他の光通信装置からの送信信号である前記発光信号は、
前記他の光通信装置からの前記送信情報に基づいて生成された情報パルスと、
所定時間毎に且つ所定回数毎に開始するパルスタイミングが前記情報パルスの開始時刻に対して遅延される測距パルスと、
を含む請求項1から請求項2のいずれか1項に記載の光通信装置。 - 第2〜第mの前記振り分けゲート部は、各々2π/(m−1)毎にずれて前記ゲートを開閉し、
第1の前記振り分けゲート部は、2π/((m−1)n)の周期で(nは自然数)前記ゲートを開閉し、
第2〜第mの前記振り分けゲート部は、第1の前記振り分けゲート部が開いているときに閉じる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光通信装置。 - 前記他の光通信装置からの送信信号である前記発光信号は、
前記他の光通信装置からの前記送信情報に基づいて生成された情報パルスと、測距パルスとが、重畳され、(2π):(2π/((m−1)n))の周期比率の関係であり、前記測距パルスは、所定時間毎に且つ所定回数毎に開始するパルスタイミングが前記情報パルスの開始時刻に対して遅延される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光通信装置。 - 前記他の光通信装置からの送信信号である前記発光信号は、第1〜第oのo(oは2以上の整数)個の信号ブロックを備え、
前記パルスタイミングは、
前記信号ブロック毎に、前記信号ブロックの個数に応じて決定された遅延時間分ずつ遅延される請求項5に記載の光通信装置。 - 前記送信信号は、送信情報に基づいて生成された情報パルスと、所定時間毎に且つ所定回数毎に開始するパルスタイミングが遅延される測距パルスと、を備える請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光通信装置。
- 前記送信信号は、前記情報パルスと、前記測距パルスとが重畳され、(2π):(2π/((m−1)n))(mは4以上の整数、nは1以上の整数)の周期比率の関係である、請求項7に記載の光通信装置。
- 他の光通信装置からの送信信号である発光信号を受光する第p(pは1〜mの整数、mは4以上の整数)の受光部と、複数の画素が配列され、前記画素それぞれが露光量に応じた電荷を生成する第pの光電変換部と、第pの前記光電変換部から生成された電荷を蓄積する第pの電荷蓄積部と、第pの光電変換部と第pの前記電荷蓄積部との間に設けられ、ゲートを開閉することによって第pの前記光電変換部から第pの前記電荷蓄積部へ電荷が入ることを制御する第pの振り分けゲート部と、を備え、第pの前記受光部は、複数の画素が配列され、前記画素それぞれが露光量に応じた電荷を生成する第pの光電変換部と、第pの前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第pの電荷蓄積部と、第pの前記光電変換部と第pの前記電荷蓄積部との間に設けられ、ゲートを開閉することによって第pの前記光電変換部から第pの前記電荷蓄積部へ電荷が入ることを制御する第pの振り分けゲート部と、を備える光通信装置のコンピュータに、
他の光通信装置からの送信信号である発光信号を受光する受光手順と、
第1〜第mの前記受光部によって前記受光手順により検出された位相差に基づいて、自装置と前記他の光通信装置との距離を算出する演算部手順と、
第1〜第mの前記受光部は、第1〜第mの前記光電変換部が受光した前記発光信号と、前記自装置が送信した発光信号との前記位相差を検出する検出手順と、
第1〜第mの前記光電変換部によって検出された位相差に基づいて、前記自装置と前記他の光通信装置との距離を算出する算出手順と、
前記他の光通信装置からの発光信号を第2〜第mの前記電荷蓄積部に振り分けるタイミングと、前記他の光通信装置からの発光信号を第1の前記電荷蓄積部に振り分けるタイミングと、が異なるように第2〜第mの前記振り分けゲート部を制御する手順と、
第2〜第mの前記電荷蓄積部が蓄積した前記発光信号から送信情報を検出するように第2〜第mの前記光電変換部を制御する手順と、
第2〜第mの前記振り分けゲート部による前記ゲートそれぞれの開閉パターンが同じであり、第2〜第mの前記振り分けゲート部による前記ゲートぞれぞれの開閉タイミングが異なるように第2〜第mの前記電荷蓄積部が蓄積するタイミングを制御する手順と、
第1〜第mの前記振り分けゲート部による前記ゲートそれぞれのゲート開閉パターンが異なり、第2〜第mの前記電荷蓄積部が蓄積するタイミングが異なるように第1の前記電荷蓄積部が蓄積するタイミングを制御する手順と、
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