[go: up one dir, main page]

JP6436065B2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP6436065B2
JP6436065B2 JP2015225531A JP2015225531A JP6436065B2 JP 6436065 B2 JP6436065 B2 JP 6436065B2 JP 2015225531 A JP2015225531 A JP 2015225531A JP 2015225531 A JP2015225531 A JP 2015225531A JP 6436065 B2 JP6436065 B2 JP 6436065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teeth
axial direction
stator
rotor core
embedded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015225531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017099044A (ja
Inventor
服部 宏之
宏之 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015225531A priority Critical patent/JP6436065B2/ja
Publication of JP2017099044A publication Critical patent/JP2017099044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6436065B2 publication Critical patent/JP6436065B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

本発明は、回転電機に関する。
従来、この種の回転電機としては、固定子と、回転子と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。固定子は、複数のティースを有する固定子鉄心と、各ティースに巻回される固定子コイルと、を備えている。回転子は、かご型回転子として構成されており、回転子鉄心と、回転子鉄心に埋め込まれ軸方向に延びる導体バーと、を備えている。この回転電機では、固定子鉄心のティースの軸方向の端部において、ティースの周方向における幅を、軸方向の中央部より狭くなるように形成する。これにより、ティース間に構成されるスロットの軸方向の端部の幅を広くして、端部付近での固定子鉄心と固定子コイルとの接触を抑制している。
特開2010−124637号公報
ところで、回転子に永久磁石が埋め込まれているタイプの回転電機において、端部付近での固定子鉄心と固定子コイルとの接触を抑制するために、ティースの端部の周方向における幅を狭くすると、ティースの端部において磁束密度が高くなり、鉄損が増加してしまう。こうした鉄損の増加は、抑制されることが望ましい。
本発明の回転電機は、ティースの端部における鉄損の増加を抑制することを主目的とする。
本発明の回転電機は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の回転電機は、
複数のティースにコイルが巻回されて構成されたステータと、
ロータコアに軸方向に延在する形状の磁石が埋め込まれて構成され、前記ステータの内周側に配置されて回転軸に取り付けられたロータと、
を備え、
前記ティースの軸方向の端部が、前記軸方向の中央部より、周方向における幅が小さくなるように形成されている回転電機であって、
前記磁石は、前記軸方向において、前記ロータコアの前記ティースの前記中央部に対応する部分に埋め込まれ、前記ロータコアの前記ティースの前記端部に対応する部分には埋め込まれていない、
ことを要旨とする。
この本発明の回転電機では、ロータは、ロータコアに軸方向に延在する形状の磁石が埋め込まれて構成されており、ステータの内周側に配置されて回転軸に取り付けられている。ステータのティースの軸方向の端部は、軸方向の中央部より、周方向における幅が小さくなるように形成されている。磁石は、軸方向において、ロータコアのティースの中央部に対応する部分に埋め込まれ、ロータコアのティースの端部に対応する部分には埋め込まれていない。これにより、ティースの端部からロータまたはロータからティースの端部へ向かう磁束を少なくすることができ、ティースの端部における鉄損の増加を抑制することができる。
本発明の一実施例としてのモータ20の構成の概略を示す構成図である。 図1の破線で囲まれた部分を拡大して示す拡大図である。 モータ20を図1の軸方向外側から見た外観を示す外観図である。 ティース34の周辺を拡大して示す拡大図である。 図5は、図4のAA線での断面の概略を示す概略図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのモータ20の構成の概略を示す構成図である。図2は、図1の破線で囲まれた部分を拡大して示す拡大図である。図3は、モータ20を図1の軸方向外側から見た外観を示す外観図である。なお、図3において、コイル36のコイルエンド36aは、図示していない。
実施例のモータ20は、例えば三相交流モータなどとして構成されており、図1に示すように、ステータ30と、ロータ40と、を備える。
ステータ30は、図1〜図3に示すように、無方向性電磁鋼板を打ち抜き加工によって形成したステータ部材を複数積層して構成されている。ステータ30は、径方向内側(内周側)に突出する複数のティース34を有するステータコア32と、複数のティース34に巻回され軸方向の外側に突出するコイルエンド36aを有するコイル36と、を備える。図4は、ティース34の周辺を拡大して示す拡大図である。図5は、図4のAA線での断面の概略を示す概略図である。ティース34の軸方向の端部34a,34bは、図4,図5に示すように、中央部34cより、周方向の幅Wcが小さくなるように形成されている。これにより、コイルエンド36aと端部34a,34bとの接触を抑制している。
ロータ40は、図1〜図3に示すように、無方向性電磁鋼板を打ち抜き加工によって環状に形成したロータ部材を複数積層して構成されたロータコア42と、ロータコア42に埋め込まれ軸方向に延在する形状の複数の永久磁石44とを備え、焼き嵌め又はスプライン嵌合などによって回転軸22に取り付けられている。永久磁石44は、軸方向において、ロータコア42のティース34の中央部34cに対応する部分に埋め込まれており、ロータコア42のティース34の端部34a,34bに対応する部分には埋め込まれていない。永久磁石44が、ロータコア42のティース34の端部34a,34bに対応する部分に埋め込まれていないから、ティース34の端部34a,34bからロータコア42またはロータコア42からティース34の端部34a,34bへ向かう磁束が少なくなる。したがって、ティース34の端部34a,34bにおける鉄損の増加を抑制することができる。さらに、ロータコア42の軸方向において、永久磁石44が埋め込まれていない部分(端部34a,34bに対応する部分)でも、リラクタンストルクを得ることができる。そのため、モータ20から出力可能なトルクをより大きくすることができる。
以上説明した実施例のモータ20によれば、永久磁石44を、軸方向において、ロータコア42のティース34の中央部34cに対応する部分に埋め込み、ロータコア42のティース34の端部34a,34bに対応する部分には埋め込まないことにより、ティース34の端部34a,34bにおける鉄損の増加を抑制することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、ティース34が「ティース」に相当し、ステータ30が「ステータ」に相当し、永久磁石44が「磁石」に相当し、ロータ40が「ロータ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、回転電機の製造産業などに利用可能である。
20 モータ、22 回転軸、30 ステータ、32 ステータコア、34 ティース、34a,34b 端部、34c 中央部、36 コイル、36a コイルエンド、40 ロータ、42 ロータコア、44 永久磁石。

Claims (1)

  1. 複数のティースにコイルが巻回されて構成されたステータと、
    ロータコアに軸方向に延在する形状の磁石が埋め込まれて構成され、前記ステータの内周側に配置されて回転軸に取り付けられたロータと、
    を備え、
    前記ティースの軸方向の端部が、前記軸方向の中央部より、周方向における幅が小さくなるように形成されている回転電機であって、
    前記磁石は、前記軸方向において、前記ロータコアの前記ティースの前記中央部に対応する部分に埋め込まれ、前記ロータコアの前記ティースの前記端部に対応する部分には埋め込まれていない、
    回転電機。
JP2015225531A 2015-11-18 2015-11-18 回転電機 Active JP6436065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015225531A JP6436065B2 (ja) 2015-11-18 2015-11-18 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015225531A JP6436065B2 (ja) 2015-11-18 2015-11-18 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017099044A JP2017099044A (ja) 2017-06-01
JP6436065B2 true JP6436065B2 (ja) 2018-12-12

Family

ID=58818228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015225531A Active JP6436065B2 (ja) 2015-11-18 2015-11-18 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6436065B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3832849A4 (en) 2018-07-27 2021-08-25 Mitsubishi Electric Corporation ELECTRIC MOTOR, COMPRESSOR AND AIR CONDITIONING

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11234931A (ja) * 1998-02-19 1999-08-27 Hitachi Ltd 永久磁石式回転電機
JP2005348553A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Honda Motor Co Ltd モータおよびモータの製造方法
KR100624730B1 (ko) * 2005-04-04 2006-09-20 엘지전자 주식회사 모터
JP2014014231A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電動モータ
JP6257212B2 (ja) * 2013-08-05 2018-01-10 株式会社ミツバ ブラシレスモータ
JP6132156B2 (ja) * 2013-09-13 2017-05-24 株式会社デンソー 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017099044A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5796569B2 (ja) 回転子、および、これを用いた回転電機
JP5774081B2 (ja) 回転電機
JP6157340B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP6279763B2 (ja) 誘導電動機
JP2018516055A (ja) 閉じた切り欠きを有するステーターを有する回転電気機械、特に永久磁石によって補助される可変リラクタンス同期電気機械
JP6048191B2 (ja) マルチギャップ型回転電機
JP2018133850A5 (ja)
JP2018082600A (ja) ダブルロータ型の回転電機
JP6406355B2 (ja) ダブルステータ型回転機
JP2017169280A5 (ja)
JP2017169419A (ja) 回転電機の固定子
JP2009177907A (ja) 回転電動機のステータおよびそれを備えた回転電動機
JP6436065B2 (ja) 回転電機
JP6733568B2 (ja) 回転電機
JP6929379B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP5857837B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP2017112687A (ja) 誘導モータ
JP2010268573A (ja) かご形誘導機及びかご形誘導機における回転子
JP6357870B2 (ja) 永久磁石式電動機
JP6005591B2 (ja) 回転電機
JP2023047885A (ja) 回転電機
JP2017085745A (ja) リラクタンス式同期回転電機
JP2016034192A (ja) 固定子および回転電機
JP6070329B2 (ja) 回転電機用ステータコア
JP2015162980A (ja) 回転電機の永久磁石埋設型回転子、及び回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171222

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181010

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181029

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6436065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151