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JP6418180B2 - 画像送信装置 - Google Patents

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JP6418180B2
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Description

本発明は、画像送信装置に関し、特に、画像データを外部に送信するファクシミリ装置等の画像送信装置に関する。
ファクシミリ装置等の画像送信装置では、送信対象とするデータ量の相違等により送信時間が異なる。下記特許文献1,2には、ファクシミリ装置において、画像データを外部に送信する送信時間を算出して表示することが記載されている。また、下記特許文献3,4には、送信する画像データに対する圧縮率や解像度毎の送信時間を算出し、圧縮率や解像度毎の予想送信時間をユーザーに報知し、送信する際の圧縮率や解像度をユーザーに選択させることが記載されている。
特開平05−344265号公報 特開2001−245127号公報 特開2002−369053号公報 特開2006−014194号公報
送信時間は通信料金に関わる要素であるため、画像データの送信を行う時間帯や通信料金を勘案して、ユーザーは適当な解像度を選択することができれば、送信時間を短縮し、通信コストを抑えることができる。しかしながら、送信する画像の解像度を低くしすぎると、送信時間を短縮できる反面、小さい文字や画数の多い文字などが読みづらくなり、解読不能になるおそれもある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、送信対象とする画像の解像度を下げた場合であっても、文字が読み難くなる事態を低減することを目的とする。
本発明の一局面に係る画像送信装置は、表示部と、
操作指示が入力される操作部と、
原稿を読み取る原稿読取部と、
前記原稿読取部による読み取りで得られた前記原稿の画像データの送信先の指定を受け付ける指定受付部と、
前記指定受付部により受け付けられた送信先に、前記画像データを送信する送信部と、
過去の送信先毎に、送信データ量に対応付けて送信時間を送信実績として記憶する送信実績記憶部と、
前記原稿読取部による読み取りで得られた前記画像データを、解像度の異なる複数の画像データに変換する画像変換部と、
前記画像変換部により変換された前記画像データを前記指定受付部により受け付けられた送信先に送信する場合の予想送信時間を、前記送信実績記憶部に記憶されている過去の前記送信実績及び前記変換された画像データのデータ量に基づいて、前記変換された画像データの解像度毎に算出する送信時間算出部と、
前記送信時間算出部により算出された解像度毎の予想送信時間を前記表示部に表示させ、前記操作部に入力される、送信時に使用する解像度の選択指示を受け付ける選択受付部と、
OCR処理により文字認識を行い、前記画像データに、読みづらい文字として予め定められた文字が含まれている場合、当該文字を読みやすくする予め定められた処理を行う処理部とを備え、
前記送信部は、前記選択受付部により受け付けられた解像度に変換された画像データであって、前記処理部により処理が施された画像データを、前記指定受付部により受け付けられた送信先に送信するものである。
本発明によれば、送信時間短縮のために送信対象とする画像の解像度を下げても、解像度低下に伴う文字認識性の低下を回避することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る画像送信装置としての画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 送信実績記憶部に記憶されるデータ構成の一例を示した図である。 送信データ量と送信時間との関係を示した図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。 画像データに対する処理前と処理後のドキュメントの一例を説明するための説明図である。 画像データに対する処理前と処理後のドキュメントの一例を説明するための説明図である。 画像データに対する処理前と処理後のドキュメントの一例を説明するための説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る画像送信装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像送信装置としての画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機であり、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD(Hard Disk Drive)92、定着部13、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91を含んで構成されている。
原稿給送部6は、読取対象の原稿を原稿読取部5へ給送する。
原稿読取部5は、制御ユニット10を構成する制御部100による制御の下、光照射部及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等を有する読取機構(図示せず)を備えており、原稿読取部5は、光照射部を使って原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することによって、原稿から画像を読み取る。一般的に、原稿からの画像読み取りは、画像形成装置1における読み取り可能最高解像度(例えば、600dpi×600dpi)で行われる。
画像形成部12は、印刷すべき画像のトナー像を用紙上に形成する。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読み取りで得られた原稿の画像データを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存したりするための領域である。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
定着部13は、用紙上のトナー像を、熱圧着により用紙に定着させる。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーから画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、ユーザーへの操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、ユーザーは画面表示されるボタンやキーに触れて画像形成装置1を操作することができる。
ファクシミリ通信部71は、図示しない符号化・複合化部、変復調部、及びNCU等を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの通信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LAN(Local Area Network)ボード等の通信モジュールを含んで構成され、ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内、又はインターネット上のパーソナルコンピューター等の外部装置20と種々のデータの送受信を行うものである。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。制御ユニット10は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る制御部100と、指定受付部101と、画像変換部102、送信時間算出部103と、選択受付部104と、処理部105と、送信部106と、送信実績記憶部107と、を備えている。
制御ユニット10は、HDD92にインストールされている制御プログラムに従った動作により、制御部100、指定受付部101、画像変換部102、送信時間算出部103、選択受付部104、処理部105、送信部106、及び送信実績記憶部107として機能するものである。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、原稿搬送部6、画像読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
送信実績記憶部107は、ファクシミリ通信部71を介してファクシミリ送信が行われた過去の送信先(例えば、送信先の電話番号)毎に、送信データ量に対応付けて送信時間を送信実績として記憶する。また、送信実績記憶部107は、当該送信実績から算出される送信データ量と送信時間との関係式を記憶する。
図2は、送信実績記憶部107に記憶されるデータ構成の一例を示した図であり、送信先毎に、送信実績(送信データ量及び送信時間)と、送信実績から求められる予想送信時間と送信データ量との関係式が記憶されている。
指定受付部101は、ユーザーにより操作部47に入力される、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データの送信先の指定を受け付ける。
画像変換部102は、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データを、解像度の異なる複数の画像データに変換する。例えば、原稿読取部5は、原稿を、読取可能な最高解像度である例えば600dpi×600dpiで読み取る。画像変換部102は、600dpi×600dpi、400dpi×400dpi、200dpi×400dpi、200dpi×200dpi、200dpi×100dpiの5通りの解像度に、上記最高解像度で読み取られた原稿の画像データを変換する。
送信時間算出部103は、送信実績記憶部107に記憶されている複数の送信実績に基づいて、最小自乗法を用いて、予想送信時間と送信データ量との関係式を算出し、送信実績記憶部107に記憶される関係式を随時更新する。例えば、図3に示すように、図中の黒丸が過去の送信実績である場合、直線L1が最小自乗法を用いて求められる予想送信時間と送信データ量との関係式となる。
また、送信時間算出部103は、画像変換部102により変換された画像データを指定受付部101により受け付けられた送信先に送信する場合の予想送信時間を、送信実績記憶部107に記憶されている関係式及び当該画像データのデータ量に基づいて、画像データの解像度毎に算出する。
例えば、解像度600dpi×600dpi、400dpi×400dpi、200dpi×400dpi、200dpi×200dpi、200dpi×100dpiで画像変換された画像データのデータ量がそれぞれ5400byte、2400byte、1200byte、600byte、300byteであり、指定された送信先が「03−XXXX−XXXX」で、関係式が「予想送信時間=0.02×送信データ量+10」(図2)である場合、解像度毎の予想送信時間はそれぞれ118秒、58秒、31秒、22秒、16秒と算出される。
選択受付部104は、送信時間算出部103により算出された解像度毎の予想送信時間を表示部473に表示することによってユーザーに報知し、ユーザーにより操作部47に入力される、送信時に使用する解像度の選択を受け付ける。
図4は、解像度毎の予想送信時間が操作部47の一部としての表示部473に表示された一例を示した図であり、B1〜B5はボタンスイッチになっており、ユーザーはボタンスイッチB1〜B5のいずれかを選択することによって、送信時の解像度を選択することができる。
処理部105は、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データのドキュメントに、OCR(Optical character recognition)処理を利用して、ユーザーにとって読みづらいとして、予め定められた文字が含まれているか否かを判定する。処理部105は、当該予め定められた文字が含まれていると判定した場合に、当該文字を読みやすくするための予め定められた処理を行う。
例えば、予め定められたサイズ(10ポイント)よりも小さいサイズの文字(上記予め定められた文字の一例)が含まれている場合、処理部105は、当該文字を10.5ポイントに拡大する処理を上記予め定められた処理として行う。また、予め定められた画数(16画数)よりも多い画数の文字(上記予め定められた文字の一例)が含まれている場合、処理部105は、当該文字を拡大する処理を上記予め定められた処理として行う。
また、予め定められた添え字(例えば、指数)が含まれている場合、処理部105は、上記予め定められた文字としての当該文字を、当該文字と同義であり当該文字よりも大きい文字に置き換える処理を上記予め定められた処理として行う。2乗や3乗という冪演算は底と呼ばれる文字と冪指数と呼ばれる文字からなり、冪指数は底の右肩につく上付き文字によって示される。例えば、Aのn乗は底と呼ばれる「A」と「A」の右肩につく上付き文字「n」からなる。
処理部105は、冪指数が含まれていると判定した場合、冪指数(底の右肩につく上付き文字「n」)をキャレット「^」を使って、上付き文字「n」よりもサイズの大きい「A」と同じサイズの2文字からなる「^n」に置き換える。
送信部106は、選択受付部104により受け付けられた解像度に変換され、処理部105により上記予め定められた処理が行われた画像データを、ファクシミリ通信部71を介して、指定受付部101により受け付けられた送信先に送信する。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作の一例について、図5に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作は、指定受付部101が、操作部47を介して、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データの送信先の指定を受け付けた場合に行われる動作である。
まず、画像変換部102が、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データを、解像度の異なる複数の画像データに変換して作成し、作成した画像データを画像メモリー32に保存し(S1)、送信時間算出部103が、画像変換部102により変換された画像データを指定受付部101により受け付けられた送信先に送信する場合の予想送信時間を、送信実績記憶部107に記憶されている関係式及び当該画像データのデータ量に基づいて、画像データの解像度毎に算出する(S2)。
次に、選択受付部104が、送信時間算出部103により算出された解像度毎の予想送信時間を、図4に示したように、表示部473に表示することによってユーザーに提示し、操作部47を介して行われる、送信時に使用する解像度Rの選択を受け付ける(S3)。
次に、処理部105が、選択受付部104により受け付けられた解像度Rが予め定められた解像度R1(例えば、200dpi×400dpi)よりも低いか否かを判断する(S4)。
処理部105が、選択受付部104により受け付けられた解像度Rが解像度R1よりも低いと判断すれば(S4でYES)、処理部105は、S1で作成した各解像度からなる画像データのうち、選択受付部104により受け付けられた解像度Rの画像データに対して、読みづらい文字を読みやすくする「文字処理」(後述。図6参照)を行う(S5)。
処理部105による「文字処理」後、送信部106は、選択受付部104により受け付けられた解像度Rに変換され、処理部105により処理が施された画像データを、ファクシミリ通信部71を介して、指定受付部101により受け付けられた送信先に送信する(S6)。
一方、処理部105は、選択受付部104により受け付けられた解像度Rが解像度R1以上と判断したときは(S4でNO)、上記予め定められた処理を行わず、送信部106は、S1で作成した各解像度からなる画像データのうち、選択受付部104により受け付けられた解像度Rに変換された画像データを、ファクシミリ通信部71を介して、指定受付部101により受け付けられた送信先に送信する(S6)。
次に、図5に示したS5で行われる「文字処理」について、図6に示したフローチャートを使って説明する。
まず、処理部105は、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データG(ドキュメントD)に、OCR処理を利用して、予め定められたサイズP1(例えば、10ポイント)よりも小さいサイズの文字が含まれているか否かを判断する(S11)。
処理部105が、画像データGに、サイズP1よりも小さいサイズの文字が含まれていると判断すれば(S11でYES)、処理部105が、画像変換部102により解像度R(選択受付部104により受け付けられた解像度)に変換された画像データGaに対して、当該文字をサイズPa(例えば、10.5ポイント)に拡大する処理を上記予め定められた処理として行い(S12)、その後、S13へ進む。
例えば、図7に示すように、画像データGのドキュメントD(図中左)に「あいうえお」、「かきくけこ」、「さしすせそ」、「たちつてと」、「なにぬねの」の文字列が含まれ、それぞれの文字列のサイズが12ポイント、11ポイント、8ポイント、7ポイント、14ポイントである場合、サイズが10ポイントよりも小さい8ポイントの「さしすせそ」及び7ポイントの「たちつてと」の文字列を10.5ポイントに拡大する処理が施される。
このように、拡大処理された画像データGaであるドキュメントDaを、図7の右側に示す。但し、拡大できる領域は画像データGaにおける地色の領域のみとされている。処理部105は、処理対象とされる文字を拡大した時に他の文字等と重なるか否か、すなわち、処理対象とされる文字に地色以外の画素領域があるかを判断し、他の文字等と重なる、すなわち、処理対象とされる文字に地色以外の画素領域があると判断した場合は拡大処理を行わない。又は、処理部105は、他の文字等と重ならない範囲(地色以外の画素領域がない範囲)で拡大処理を行う。
一方、S11において、処理部105が、画像データGのドキュメントDに、サイズP1よりも小さいサイズの文字が含まれていないと判断すれば(S11でNO)、そのままS13へ進む。
S13では、処理部105が、OCR処理を利用して、画像データGのドキュメントDに、予め定められた画数C1(例えば、16画)よりも多い文字が含まれているか否かを判断する(S13)。
処理部105が、画像データG(ドキュメントD)に、画数C1よりも画数の多い文字が含まれていると判断したときは(S13でYES)、画数C1よりも画数の多い文字の中に、OCR処理を利用して、予め定められたサイズP2(例えば、10.5ポイント)よりも小さい文字が含まれているか否かを判断する(S14)。
処理部105が、画像データG(ドキュメントD)に、画数C1よりも画数が多く、サイズP2よりも小さいサイズの文字が含まれていると判断すれば(S14でYES)、処理部105が、画像変換部102により(選択受付部104により受け付けられた)解像度Rに変換された画像データGaに対して、当該文字をサイズPb(例えば、10.5ポイント)に拡大する処理を行い(S15)、その後、S16へ進む。
例えば、図8に示すように、画像データGのドキュメントD(図中左)に「赤坂」、「虎ノ門」、「西新橋」、「霞が関」の文字列が含まれ、それぞれの文字列のサイズが10ポイントである場合、画数が16画よりも多く、サイズが10.5ポイントよりも小さい「霞」(17画で10ポイント)の文字を10.5ポイントに拡大する処理が施される。
このように拡大処理された画像データGa(ドキュメントDa)を図8右側に示す。但し、S12による処理の場合と同様に、拡大できる領域は地色の範囲であり、処理部105は、文字を拡大した時に他の文字等と重なるか否かを判断し、他の文字等と重なると判断した場合は拡大処理を行わない。または、処理部105は、他の文字等と重ならない範囲で拡大処理を行う。
一方、S13において、処理部105が、画像データGのドキュメントDに、画数C1よりも画数の多い文字は含まれていないと判断した場合(S13でNO)や、S14において、処理部105が、画数C1よりも画数が多く、サイズP2よりも小さいサイズの文字は含まれていないと判断した場合(S14でNO)は、S15の処理は行われず、そのままS16へ進む。
S16では、処理部105が、OCR処理を利用して、画像データG(ドキュメントD)に、予め定められた添え字(例えば、冪指数)が含まれているか否かを判断する(S16)。
処理部105が、画像データGのドキュメントDに、冪指数が含まれていると判断すれば(S16でYES)、処理部105が、OCR処理を利用して、冪指数に対する底文字の中に、予め定められたサイズP3(例えば、12ポイント)よりも小さい文字が含まれているか否かを判断する(S17)。
処理部105が、画像データGのドキュメントDに、冪指数に対する底文字の中に、サイズP3よりも小さいサイズの文字が含まれていると判断すれば(S17でYES)、処理部105が、画像変換部102により上記解像度Rに変換された画像データGaに対して、当該底文字に対する冪指数をキャレット「^」を使って置き換える処理を行う(S18)。この後、処理は図5のS6に進む。
例えば、図9の左側に示すように、画像データG(ドキュメントD)に「x+y」、「x2+y」の文字列が含まれ、それぞれの文字列のサイズが11ポイントである場合、底文字「x」のサイズが12ポイントよりも小さい冪指数「2」の文字を「^2」に置き換える処理が処理部105により行われる。
このように置き換え処理が行われた画像データGa(ドキュメントDa)を図9の右側に示す。但し、S12による処理の場合と同様に、置き換えできる領域は地色の範囲であり、処理部105は、文字を置き換えた時に他の文字等と重なるか否かを判断し、他の文字等と重なると判断した場合は置き換え処理を行わない。または、処理部105は、他の文字等と重ならない範囲で置き換え処理を行う。
一方、S16において、処理部105が、画像データGのドキュメントDに、冪指数が含まれていないと判断した場合や(S16でNO)、S17において、処理部105が、冪指数に対する底文字の中に、サイズP3よりも小さいサイズの文字が含まれていないと判断した場合(S17でNO)は、S18の処理は行われず、処理は図5のS6に移る。
上記実施形態によれば、ユーザーは、画像形成装置1によるデータ送信時間(ファクシミリ通信時間)を短縮するために、送信対象とする画像の解像度を低く設定した場合であっても、当該送信対象とする画像に含まれる、小さい文字又は画数の多い文字等が読み難くなることがなく、解読不能になるおそれを低減できる。すなわち、上記実施形態によれば、送信対象とする画像の解像度を下げた場合であっても、文字が読み難くなる事態を低減することができる。
また、上記実施形態では、ユーザーにより選択された解像度Rが予め定められた解像度R1以上である場合(文字が読みにくくなるおそれが低い場合)は、拡大や置き換えの処理は行われない。これにより、必要以上に上記予め定められた処理が行われることもない。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、本発明に係る画像送信装置の一実施形態として画像形成装置の複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、ファクシミリ機能を有した他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図9を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
5 画像読取部
10 制御ユニット
47 操作部
71 ファクシミリ通信部
100 制御部
101 指定受付部
102 画像変換部
103 送信時間算出部
104 選択受付部
105 処理部
106 送信部
107 送信実績記憶部

Claims (5)

  1. 表示部と、
    操作指示が入力される操作部と、
    原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記原稿読取部による読み取りで得られた前記原稿の画像データの送信先の指定を受け付ける指定受付部と、
    前記指定受付部により受け付けられた送信先に、前記画像データを送信する送信部と、
    過去の送信先毎に、送信データ量に対応付けて送信時間を送信実績として記憶する送信実績記憶部と、
    前記原稿読取部による読み取りで得られた前記画像データを、解像度の異なる複数の画像データに変換する画像変換部と、
    前記画像変換部により変換された前記画像データを前記指定受付部により受け付けられた送信先に送信する場合の予想送信時間を、前記送信実績記憶部に記憶されている過去の前記送信実績及び前記画像変換部により変換された前記画像データのデータ量に基づいて、前記画像変換部により変換された前記画像データの解像度毎に算出する送信時間算出部と、
    前記送信時間算出部により算出された解像度毎の予想送信時間を前記表示部に表示させ、前記操作部に入力される、送信時に使用する解像度の選択指示を受け付ける選択受付部と、
    OCR処理により文字認識を行い、前記選択受付部により受け付けられた解像度からなる前記画像変換部により変換された前記画像データに、読みづらい文字として予め定められた文字が含まれている場合、当該文字を読みやすくする予め定められた処理を行う処理部とを備え、
    前記送信部は、前記選択受付部により受け付けられた解像度からなり、前記処理部により処理が施された、前記画像変換部により変換された前記画像データを、前記指定受付部により受け付けられた送信先に送信する画像送信装置。
  2. 前記処理部は、前記選択受付部により受け付けられた解像度からなる前記画像変換部により変換された前記画像データに、予め定められたサイズよりも小さいサイズの文字が含まれているかを判断し、当該小さいサイズの文字が含まれている場合、当該小さいサイズの文字を拡大する処理を、前記予め定められた処理として行う請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 前記処理部は、前記選択受付部により受け付けられた解像度からなる前記画像変換部により変換された前記画像データに、予め定められた画数よりも多い画数の文字が含まれている場合、当該文字を拡大する処理を、前記予め定められた処理として行う請求項1又は請求項2に記載の画像送信装置。
  4. 前記処理部は、前記選択受付部により受け付けられた解像度からなる前記画像変換部により変換された前記画像データに、予め定められた添え字が含まれている場合、当該文字を、当該文字と同義であり、なおかつ当該文字よりも大きい予め定められた文字に置き換える処理を、前記予め定められた処理として行う請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像送信装置。
  5. 前記処理部は、前記選択受付部により受け付けられた解像度が予め定められた解像度よりも低い場合に前記予め定められた処理を行い、前記選択受付部により受け付けられた解像度が予め定められた解像度以上の場合には前記予め定められた処理を行わない請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像送信装置。
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