JP6410615B2 - 収納ベッド付き車両 - Google Patents
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Description
具体的には、この収納ベッド付き車両は、トレーラの側壁に台座部が設けられ、台座部にフレームが架け渡され、フレームに複数の床板を配置することにより複数の床板でベッドが平坦に形成される。
さらに、複数の床板を所定位置に保持するために、複数の床板に嵌合溝を形成して嵌合溝をフレームに嵌合させる方法や、複数の床板にフック金具を係止させる方法が採用される(例えば、特許文献1参照。)。
このため、収納ベッド付き車両の構成が複雑になり、この観点から改良の余地が残されている。
これにより、ベッド本体やフレームを簡単な構成で収納することができる。
そこで、係合子 にベッド本体を係合するだけで、ベッド本体を所定位置に保持できるようにした。これにより、ベッド本体を収納状態と使用状態とに手間をかけないで切り替えることができ、トレーラの使い勝手を高めることができる。
このように、室外から開閉扉を開けて切替スイッチを操作可能とすることにより、室内を使用する際の利便性を高めることができる。
なお、実施例においては、収納ベッド付き車両15として被牽引用のトレーラを例示するが、収納ベッド付き車両15は被牽引用のトレーラに限定するものではない。
トレーラ15は、走行用の車輪16と、車輪16に支持されるトレーラ車体17とを備えるキャンピング仕様の被牽引車両である。
このテールゲートを開けることによりリヤ乗降口から使用者29(図12参照)が矢印Aの如く乗降できる。
前膨出部25の前部35に前窓部36が設けられ、前膨出部25の左側部32に開口部37が設けられている。さらに、前膨出部25の左側部32に開閉扉38が設けられ、開閉扉38により開口部37が開閉される。開閉扉38は室外39側から開閉可能に取り付けられている。
よって、使用者29(図12参照)が室外39側から開閉扉38を開けて開口部37から室内49に手29b(図12参照)を矢印Bの如く差し込むことが可能になる。
サイドドア44には、ドア窓部(いわゆる、前サイド窓部)45が設けられている。サイドドア44を開けることによりサイド乗降口43から使用者29(図12参照)が矢印Cの如く乗降できる。
右前サイド窓部46、右中央サイド窓部47および右後サイド窓部48は、車幅方向において、左側壁22側のドア窓部45、左中央サイド窓部41および左後サイド窓部42にそれぞれ対応させて配置される。
さらに、トレーラ車体17の室内49には、サイド乗降口43の上部や開口部37の上部に設けられる室内灯61と、サイド乗降口43および開口部37間に設けられる切替スイッチ62とが備えられる。
切替スイッチ62を操作することにより、室内灯61の点灯状態や消灯状態が室外39側から切り替えられる。
また、支持手段55は、右側壁23の上部23aのうち右前サイド窓部46および右中央サイド窓部47間に設けられる右前支持部66と、上部23aのうち右中央サイド窓部47および右後サイド窓部48間に設けられる右後支持部67とを備えている。
左後支持部65は、左中央サイド窓部41および左後サイド窓部42間に固定されて上端に平坦部74aを有する左後支持台74と、平坦部74aから上方に突出する左後係合子(係合子)75とを備えている。
右後支持部67は、右中央サイド窓部47および右後サイド窓部48間に固定されて上端に平坦部81aを有する右後支持台81と、平坦部81aから上方に突出する右後係合子(係合子)82とを備えている。
また、左前係合子72および右前係合子78が車幅方向に延びる同一線上に配置される。さらに、左後係合子75および右後係合子82が車幅方向に延びる同一線上に配置される。
図6に示すように、収納壁部84に左フレーム58および右フレーム59が収納される。
また、第1後ベッド部95および第2後ベッド部96は、前ベッド部93や中央ベッド部94の前後方向の長さ寸法L1に対して半分の長さ寸法L2に形成されている。よって、第1後ベッド部95および第2後ベッド部96が車体前後方向に並べられた状態で中央ベッド部94に上方から積み重ねられる。
これにより、収納部56の底部31に前ベッド部93、中央ベッド部94、第1後ベッド部95および第2後ベッド部96(すなわち、ベッド本体57)が積み重ねられた状態で収納される。
左係合孔98は、左前係合子72、左中央係合子116(後述する)や左後係合子75に上方から係合可能に形成されている。また、右係合孔99は、右前係合子78、右中央係合子119(後述する)や右後係合子82に上方から係合可能に形成されている。
収納壁部84の裏面84aに前収納溝86、後収納溝87、左凹部88および右凹部89が形成されている。左凹部88は、後収納溝87側に大きく形成される取出部位88aを含む。右凹部89は、前収納溝86側に大きく形成される取出部位89aを含む。
収納壁部84にはロック手段104が設けられている。
収納壁部84が閉位置P1に配置された状態において、左ロックピン105を左上部84dから突出させて左側部32の第1左ロック孔に係止させ、右ロックピン106を右上部84eから突出させて右側部33の第1右ロック孔に係止させる。
これにより、収納壁部84が左ロックピン105および右ロックピン106で閉位置P1に立ち上げられた状態で保持される。
さらに、収納壁部84が閉位置P1に保持された状態において、収納壁部84の表面84fが室内49側に対峙する。収納壁部84の表面84fは平坦に形成されているので室内49の意匠性が一層高められる。
左凹部88は後収納溝87側の取出部位88aが大きく形成されている。よって、左凹部88の取出部位88aに指を差し込み、差し込んだ指で左中央係合子116を引き上げることにより、前収納溝86から左フレーム58を容易に取り出すことができる。
右凹部89は前収納溝86側の取出部位89aが大きく形成されている。よって、右凹部89の取出部位89aに指を差し込み、差し込んだ指で右中央係合子119を引き上げることにより、後収納溝87から右フレーム59を容易に取り出すことができる。
よって、左フレーム58および右フレーム59を収納する部材や、左フレーム58および右フレーム59を保持する部材を個別に設ける必要がない。これにより、ベッド本体57、左フレーム58および右フレーム59を簡単な構成で収納することができる。
左フレーム58が略水平に保持された状態において、左前係合子72および左後係合子75が左フレーム58のフレーム上面58eから上方に突出する。さらに、中央部58cから左中央係合子116が上方に突出する。
右フレーム59が係合されることにより、右前支持台77の平坦部77aおよび右後支持台81の平坦部81aで右フレーム59が略水平に保持される。
この状態において、右前係合子78および右後係合子82が右フレーム59のフレーム上面59aから上方に突出する。さらに、右フレーム59の右前係合孔117および右後係合孔118間の部位59bから右中央係合子119が上方に突出する。
収納壁部84の裏面84aに中央ベッド部94の前部94cが上方から載置される。また、左フレーム58のフレーム上面58eおよび右フレーム59のフレーム上面59aに中央ベッド部94の後部94dが載置される。
これにより、第2後ベッド部96が左フレーム58の後部58fおよび右フレーム59の後部59cの所定位置に保持される。
これにより、第1後ベッド部95が中央ベッド部94および第1後ベッド部95間の所定位置に連続するように保持される。
これにより、前ベッド部93、中央ベッド部94、第1後ベッド部95および第2後ベッド部96で、ベッド本体57が室内49の中段の高さに平行に敷かれてベッドとして使用可能になる。
よって、従来技術のように、各ベッド部に嵌合溝を形成したり、フック金具を用いることなく、中央ベッド部94、第1後ベッド部95および第2後ベッド部96を所定位置に保持できる。
これにより、ベッド本体57を簡単な構成で使用状態に組み立てることができ、さらに、ベッド本体57を簡単な構成で収納状態に積み重ねることができる。
同様に、右前係合子78、右中央係合子119および右後係合子82から各ベッド部94,95,96の右係合孔99を外す。
このように、各左係合子72,116,75や各右係合子78,119,82から各ベッド部94,95,96を外すだけでベッド本体57を収納部56に収納できる。これにより、ベッド本体57を手間をかけないで簡単に収納部56に収納できる。
そこで、ベッド本体57を簡単な構成で使用状態に組立て可能で、かつ、簡単な構成で収納状態に積重ね可能とした。これにより、トレーラ15の軽量化を図ることができ、トレーラ15を牽引車両11で牽引する際の燃費を少なく抑えることができる。
このため、ベッド本体57をトレーラ15に作用する場合には、ベッド本体57を収納状態と使用状態とに手間をかけないで切り替えられることが好ましい。
これにより、ベッド本体57を収納状態と使用状態とに手間をかけないで切り替えることができ、トレーラ15の使い勝手を高めることができる。
これにより、ベッド本体57を使用する使用者29による室内灯61の使い勝手が向上する。
よって、開口部37の近傍に切替スイッチ62が配置される。
これにより、使用者29が室外39側から開閉扉38を開けて開口部37から室内49に手29bを矢印B(図2参照)の如く差し込むことにより、差し込んだ手で切替スイッチ62を操作できる。
このように、室外39から開閉扉38を開けて切替スイッチ62を操作可能とすることにより、室内49を使用する際の利便性を高めることができる。
例えば、前記実施例では、収納ベッド付き車両15として被牽引用のトレーラを例示するが、収納ベッド付き車両15は被牽引用のトレーラに限定するものではなく、自走式のキャンピングカーなどの他の収納ベッド付き車両に適用させることも可能である。
例えば、左ロックピン105や右ロックピン106を連結ロッドを介して一つの操作レバーに連結し、一つの操作レバーで左ロックピン105や右ロックピン106を同時に操作させるなどの他の操作手段を用いることも可能である。
11 牽引車両(車両)
15 トレーラ(収納ベッド付き車両)
22,23 左右の側壁(側壁)
32 左側部
32a 頭部周辺となる部位
37 開口部
38 開閉扉
39 室外
49 室内
56 収納部
57 ベッド本体
58,59 左右のフレーム(フレーム)
58e,59a 左右側のフレーム上面(左右のフレームの上面)
72 左前係合子(係合子)
75 左後係合子(係合子)
78 右前係合子(係合子)
82 右後係合子(係合子)
84 収納壁部(壁部)
93〜96 複数のベッド部(複数の部材)
29 使用者
29a 頭部
Claims (4)
- 室内の側壁に設けられる係合子と、
この係合子に係合するフレームと、
このフレームの上面に載置された状態で前記係合子に係合するベッド本体と、
を備えることを特徴とする収納ベッド付き車両。 - 前記ベッド本体は積み重ね可能な複数の部材からなり、
前記ベッド本体を積み重ねた状態に収納可能で、かつ、収納されたベッド本体を前記室内から仕切る壁部を有する収納部を備え、
前記壁部に前記フレームを収納可能としたことを特徴とする請求項1記載の収納ベッド付き車両。 - 前記ベッド本体は、車両に牽引されるキャンピング用のトレーラに用いられることを特徴とする請求項1または請求項2記載の収納ベッド付き車両。
- 前記ベッド本体を前記フレーム上に載置した状態において、前記ベッド本体を使用する使用者の頭部周辺となる部位に設けられる開口部と、
この開口部を室外から開閉可能な開閉扉と、
を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の収納ベッド付き車両。
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