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JP6408697B2 - ベアラセットアップ装置および方法 - Google Patents

ベアラセットアップ装置および方法 Download PDF

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Description

本方法の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、ベアラセットアップ装置および方法に関する。
ユーザ機器(User Equipment、略して、UE)がネットワーク側デバイスから新しいサービスを要求する場合、ネットワーク側デバイスは、UEによって要求されたサービスに従ってサービス品質(Quality of Service、略して、QoS)記述を判断する。QoS記述は、ビット(bit)レート、およびサービス遅延情報などを含む。ネットワーク側デバイスは、QoS記述に従ってQoS記述セットを生成する。
実際の用途では、デフォルトベアラがUEによって要求されたサービスに対応するQoSを提供できない場合、UEとネットワーク側デバイスとの間でベアラをセットアップして、要求されたサービスを送信する必要がある。先行技術では、ベアラセットアップ処理において、ネットワーク側デバイスは、サービスのQoS記述セットに基づいて、ベアラをセットアップし、確立されたベアラが、UEによって要求されたサービスのQoS要件を満たすことができることを保証する必要がある。
しかしながら、先行技術におけるベアラセットアップはQoS要件を保証することができるが、サービスのQoS要件が保証されているにも関わらず、サービスに対するユーザの実際の体験は依然として不十分である。
本発明は、ユーザ体験を改善するためにサービスに対してベアラを設定することができるベアラ設定装置および方法を提供する。
第1の態様によれば、基地局が提供され、
移動管理エンティティMMEによって送信されたベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される、受信モジュールであって、ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージが、第1の体験品質情報を含み、第1の体験品質情報が、サービスに関連した体験レベルであり、サービスが、ユーザ機器UEによって開始されるサービスか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、受信モジュールと、
現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断して、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップするよう構成される、処理モジュールと、を含む。
第1の態様によれば、第1の可能な実装態様において、処理モジュールは、第1の体験品質情報に従って、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースを判断し、現在の負荷状況に従って、現在提供され得るネットワークリソースを判断し、現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース以上である場合、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れると判断し、または現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース未満である場合、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断する、ようさらに構成される。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装態様によれば、第2の可能な実装態様において、基地局は、
第1の無線リソース制御RRC接続構成メッセージをUEに送信し、第1のRRC接続構成メッセージに従ってUEに伝送チャネルを構成するよう指示するよう構成される、送信モジュールであって、第1のRRC接続構成メッセージが第1の体験品質情報を含む、送信モジュールをさらに含み、
受信モジュールが、UEが伝送チャネルの構成を完了した後、UEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信するようさらに構成され、
送信モジュールが、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。
第1の態様から第1の態様の第2の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第3の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第4の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
第1の態様から第1の態様の第4の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第5の可能な実装態様において、送信モジュールは、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、体験保証交渉要求メッセージをMMEに送信するようさらに構成され、体験保証交渉要求メッセージは、基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って基地局によって判断される体験レベルであり、
受信モジュールは、第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たすとMMEが確認した場合、MMEによって送信される体験保証交渉応答メッセージを受信するようさらに構成され、
処理モジュールは、サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするようさらに構成される。
第1の態様の第5の可能な実装態様によれば、第6の可能な実装態様において、送信モジュールは、第2のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第2のRRC接続構成メッセージに従ってUEに伝送チャネルを構成するよう指示するようさらに構成され、第2のRRC接続構成メッセージが第2の体験品質情報を含み、
受信モジュールが、UEが伝送チャネルの構成を完了した後、UEによって送信される第2のRRC接続構成完了メッセージを受信するようさらに構成され、
送信モジュールが、第2のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。
第1の態様の第5または第6の可能な実装態様によれば、第7の可能な実装態様において、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は、MMEをさらに提供し、
パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される、受信モジュールであって、ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージが、第1の体験品質情報を含み、第1の体験品質情報が、サービスに関連する体験レベルであり、サービスが、UEによって開始されるサービスか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、受信モジュールと、
ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信するよう構成される、送信モジュールであって、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、基地局は、サービスを送信するのに使用される第1のベアラをセットアップする、送信モジュールを含み、
受信モジュールは、基地局によって送信されるベアラセットアップ完了応答メッセージを受信するようさらに構成される。
第2の態様によれば、第1の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装態様によれば、第2の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
第2の態様から第2の態様の第2の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第3の可能な実装態様において、受信モジュールは、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、基地局によって送信される体験保証交渉要求メッセージを受信するようさらに構成され、体験保証交渉要求メッセージが、基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報が、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される体験レベルであり、
それに対応して、MMEは、
第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たす場合、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するよう構成される、処理モジュールをさらに含み、
送信モジュールが、体験保証交渉応答メッセージを基地局に送信し、サービスを送信するために第2のベアラをセットアップするよう基地局に指示するようさらに構成される。
第2の態様の第3の可能な実装態様によれば、第4の可能な実装態様において、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第2の態様の第4の可能な実装態様によれば、第5の可能な実装態様において、処理モジュールは、第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にある場合、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをMMEがセットアップすることができると判断するようさらに構成される。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は、UEをさらに提供し、
基地局によって送信されるRRC接続構成メッセージを受信するよう構成される、受信モジュールであって、RRC接続構成メッセージが、基地局がベアラをセットアップする場合に基地局によって送信されるメッセージであり、RRC接続構成メッセージが、体験品質情報を含み、体験品質情報が、UEが送信する必要があるサービスに関連する体験レベルであり、サービスが、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、受信モジュールと、
RRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう構成される、処理モジュールと、
RRC接続構成完了メッセージを基地局に送信し、基地局とUEとの間のベアラがセットアップされたことを示すよう構成される、送信モジュールとを含む。
第3の態様によれば、第3の態様の第1の可能な実装態様において、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合に基地局によってUEに送信される第1のRRC接続構成メッセージであり、第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含み、確立されるベアラは、第1のベアラである。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装態様によれば、第2の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第3の態様から第3の態様の第2の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第3の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
第3の態様によれば、第3の態様の第4の可能な実装態様において、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合に基地局によってUEに送信される第2のRRC接続構成メッセージであり、第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含み、確立されるベアラは、第2のベアラであり、
第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って基地局によって判断される体験品質情報である。
第3の態様の第4の可能な実装態様によれば、第5の可能な実装態様において、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態は、ベアラセットアップ方法をさらに提供し、
基地局によって、MMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するステップであって、ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップすることを要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージが第1の体験品質情報を含み、第1の体験品質情報が、サービスに関連する体験レベルであり、サービスが、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、ステップと、
現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って基地局によって、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断するステップと、
基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、基地局によって、サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップするステップと、を含む。
第4の態様によれば、第1の可能な実装態様において、現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って基地局によって、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断するステップが、
第1の体験品質情報に従って基地局によって、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースを判断するステップ、および現在の負荷状況に従って、現在提供され得るネットワークリソースを判断するステップと、
現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース以上である場合、基地局によって、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるよう判断するステップ、または現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース未満である場合、基地局によって、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断するステップと、を含む。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装態様によれば、第2の可能な実装態様において、基地局によって、サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップするステップは、
基地局によって、第1のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第1のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するようUEに指示するステップであって、第1のRRC接続構成メッセージが第1の体験品質情報を含む、ステップと、
基地局によって、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信するステップと、
基地局によって、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するステップと、を含む。
第4の態様から第4の態様の第2の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第3の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第4の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
第4の態様から第4の態様の第4の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第5の可能な実装態様において、本方法は、
基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、基地局によって体験保証交渉要求メッセージをMMEに送信するステップであって、体験保証交渉要求メッセージは、基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って基地局によって判断される体験レベルである、ステップと、
第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たすとMMEが確認した場合、基地局によって、MMEによって送信される体験保証交渉応答メッセージを受信するステップと、
基地局によって、サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするステップと、
をさらに含む。
第4の態様の第5の可能な実装態様によれば、第6の可能な実装態様において、基地局によって、サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするステップは、
基地局によって、第2のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第2のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するようUEに指示するステップであって、第2のRRC接続構成メッセージが第2の体験品質情報を含む、ステップと、
基地局によって、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第2のRRC接続構成完了メッセージを受信するステップと、
基地局によって、第2のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するステップと、を含む。
第4の態様の第5または第6の可能な実装態様によれば、第7の可能な実装態様において、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第5の態様によれば、本発明の一実施形態は、ベアラセットアップ方法をさらに提供し、
MMEによって、PGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するステップであって、ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップすることを要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージが第1の体験品質情報を含み、第1の体験品質情報がサービスに関連する体験レベルであり、サービスが、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、ステップと、
MMEによって、ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信するステップであって、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、基地局が、サービスを送信するのに使用される第1のベアラをセットアップする、ステップと、
MMEによって、基地局により送信されたベアラセットアップ完了応答メッセージを受信するステップと、
を含む。
第5の態様によれば、第1の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装態様によれば、第2の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
第5の態様から第5の態様の第2の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第3の可能な実装態様において、本方法は、
基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、MMEによって、基地局によって送信される体験保証交渉要求メッセージを受信するステップであって、体験保証交渉要求メッセージが、基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報が、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される体験レベルである、ステップと、
第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たす場合、MMEによって、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するステップと、
MMEによって、体験保証交渉応答メッセージを基地局に送信し、サービスを送信するために第2のベアラをセットアップするよう基地局に指示するステップと、
をさらに含む。
第5の態様の第3の可能な実装態様によれば、第4の可能な実装態様において、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第5の態様の第4の可能な実装態様によれば、第5の可能な実装態様において、第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たす場合、MMEによって、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するステップが、
第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にある場合、MMEによって、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するステップを含む。
第6の態様によれば、本発明の一実施形態は、ベアラセットアップ方法をさらに提供し、
UEによって、基地局によって送信されるRRC接続構成メッセージを受信するステップであって、RRC接続構成メッセージが、基地局がベアラをセットアップする場合に基地局によって送信されるメッセージであり、RRC接続構成メッセージが体験品質情報を含み、体験品質情報が、UEが送信する必要があるサービスに関連する体験レベルであり、サービスが、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、ステップと、
UEによって、RRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するステップと、
UEによって、RRC接続構成完了メッセージを基地局に送信し、基地局とUEとの間のベアラがセットアップされたことを示すステップと、を含む。
第6の態様によれば、第6の態様の第1の可能な実装態様において、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合に基地局によってUEに送信される第1のRRC接続構成メッセージであり、第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含み、確立されるベアラは、第1のベアラである。
第6の態様または第6の態様の第1の可能な実装態様によれば、第2の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
第6の態様から第6の態様の第2の可能な実装態様のいずれか1つによれば、第3の可能な実装態様において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
第6の態様によれば、第6の態様の第4の可能な実装態様において、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合に基地局によってUEに送信される第2のRRC接続構成メッセージであり、第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含み、確立されるベアラは、第2のベアラであり、
第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って基地局によって判断される体験品質情報である。
第6の態様の第4の可能な実装態様によれば、第5の可能な実装態様において、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
本発明の実施形態で提供されるベアラセットアップ装置および方法に基づいて、基地局は、現在の負荷状況と、サービスに関連する体験レベルを示す体験品質情報を含むベアラセットアップ要求情報とに従って、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断し、その判断の結果に従って、ベアラをセットアップする。したがって、基地局によってセットアップされたベアラは、サービスの体験レベルを保証し、確立されたベラに基づいて送信されるサービスに対するユーザ体験を向上することができる。
本発明の実施形態における、または先行技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、本発明または先行技術を説明するために必要とされる添付図面を簡潔に導入する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示し、当業者は、創造的な努力なくこれらの添付図面から他の図面をさらに導出することができる。
本発明の一実施形態による基地局の概略構造図である。 本発明の一実施形態による別の基地局の概略構造図である。 本発明の一実施形態によるMMEの概略構造図である。 本発明の一実施形態によるUEの概略構造図である。 本発明の一実施形態によるベアラセットアップ方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるさらに別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるさらに別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるさらに別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるさらに別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による別の基地局の概略構造図である。 本発明の一実施形態による別のMMEの概略構造図である。 本発明の一実施形態による別のUEの概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点を明確にするために、以下に、本発明の実施形態の添付図面を参照して、本発明の実施形態の技術的解決策を明確および完全に説明する。明らかに、説明する実施形態は、本発明の実施形態の全てではなく、一部である。創造的努力無しに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内にある。
本発明の実施形態における技術的解決策は、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、略して、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略して、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略して、TDD)システムなどで適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態による基地局の概略構造図である。基地局は、発展型NodeB(eNodeB)、またはピコ基地局(Pico)などとすることができる。
図1に示すように、基地局100は、受信モジュール101と処理モジュール102とを含む。
受信モジュール101は、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、略して、MME)によって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される。ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージは、第1の体験品質情報を含む。第1の体験品質情報は、サービスに関連する体験レベルである。本サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
具体的には、ベアラセットアップ要求メッセージは、例えば、S1エア・インターフェースを使用することによって送信されるメッセージとすることができる。第1の体験品質情報は、対応する体験レベルに対応する。体験レベルの分類は、複数のケースを含むことができる。例えば、体験レベルは、不満足、満足、およびとても満足などを含むことができるユーザ満足度とすることができ、またはレベル1、2、3、4、および5を含むことができる体験レベルとすることができる。体験レベルが低いことは、体験要件の品質が低いことを示し、それに対応して、レベルが高いことは、体験要件の品質が高いことを示す。さらに、パケット紛失レート、遅延、またはデータ伝送ジッタは、異なる範囲に分類してもよく、パケット紛失レート、遅延、またはデータ伝送ジッタの異なる範囲は、異なる体験レベルに対応している。パケット紛失レート、遅延、またはデータ伝送ジッタの異なる範囲に対するユーザ満足度は、不満足、満足、およびとても満足、またはレベル1、2、および3などを含むことができる。あるいは、体験品質情報に対応する体験レベルは、例えば、平均オピニオン評点(Mean Opinion Score、略して、MOS)レベルを使用することによって示すことができ、平均オピニオン評点レベルは、レベル1、2、3、4、および5を含むことができる。レベルが高くなることは、MOSレベルが高くなること、すなわち、体験レベルが高くなることを示す。
ベアラセットアップ要求メッセージに含まれる体験品質情報は、サービスに関連する体験レベルを示す。したがって、ベアラがサービスに関連する体験レベルに基づいてセットアップされる場合、ベアラは、サービスの体験レベルを保証し、確立されたベアラで送信されるサービスに対する体験を向上することができる。
処理モジュール102は、現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断し、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、サービスを送信するのに使用する第1のベアラをセットアップするよう構成される。
例えば、現在の負荷状況は、帯域幅状態などの、現在のネットワークのものであり、基地局によって判断される、負荷状況とすることができる。現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って判断することは、例えば、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースが現在の負荷状況とマッチするかどうかを判断することとすることができる。第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースが現在の負荷状況とマッチする場合、基地局は、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる。それに対応して、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースが現在の負荷状況とマッチしない場合、基地局は、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない。
この実施形態の解決策で提供される基地局は、現在の負荷状況と、サービスに関連する体験レベルを示す体験品質情報を含むベアラセットアップ要求情報とに従って、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断し、その判断の結果に従って、ベアラをセットアップすることができる。したがって、基地局によってセットアップされたベアラは、サービスの体験レベルを保証し、確立されたベラに基づいて送信されるサービスに対するユーザ体験を向上することができる。
この実施形態において、体験制御の品質の基本粒度は、ベアラごとであり、すなわち、同じベアラの全てのサービス・データ・フローは、同じ体験を提供する。異なる種類のベアラは、異なる体験保証を提供する。異なるベアラは、異なる体験要件を制御するために必要とされ、すなわち、異なるベアラは、異なる品質の体験に従ってセットアップされる必要がある。
またさらにこの実施形態の上述した解決策で説明した処理モジュール102は、第1の体験品質情報に従って、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースを判断し、現在の負荷状況に従って、現在提供され得るネットワークリソースを判断し、現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース以上である場合、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れると判断し、または現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース未満である場合、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断する、ようさらに構成される。
現在提供され得るネットワークリソースは、例えば、総ネットワークリソースから、既存の負荷が占めるネットワークリソースを差し引くことによって、処理モジュール102が得られるリソースとすることができる。第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースは、第1の体験品質情報を満たすベアラをセットアップするのに要求されるネットワークリソースとすることができる。
具体的には、基地局は、UEに対する適切なチャネル状態を提供するのに充分なスペクトルリソース、例えば、信号対干渉雑音比(Signal to Interference plus Noise Ratio、略して、SINR)を有するかどうかを判断することができ、基地局がサービスの初期待ち時間を低減するために、最初からデータを送信するのに充分なネットワークリソースを有しているかどうかを判断することができ、基地局が、サービスがストールされずにスムーズであることを保証するのに充分な帯域幅リソースを有しているかどうかを判断することなどができ、それにより、確立すべきベアラが、第1の体験品質情報に対応する体験レベルを満たすことを保証するのに充分なリソースを基地局が有するかどうかを判断する。
例えば、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースが50Mであり、現在提供され得るネットワークリソースが60Mであると仮定すると、現在のネットワークは、第1の体験品質情報によって示される体験レベルに到達するのに充分なネットワークリソースを有していることを示す。この場合、処理モジュール102は、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる。第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースが50Mであるが、現在提供され得るネットワークリソースが40Mである場合、現在のネットワークは、利用可能な資源の量が比較的少なく、第1の体験品質情報によって示される体験レベルに到達することが困難であることを示す。この場合、処理モジュール102は、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない、すなわち、ベアラセットアップ要求メッセージに対応するベアラセットアップを受け入れることを拒否すると判断することができる。
上記の解決策の基づき、本発明の実施形態は、基地局をさらに提供する。図2は、本発明の一実施形態による別の基地局の概略構造図である。
図2に示すように、上記した基地局に基づいて、基地局100は、送信モジュール201をさらに含む。
送信モジュール201は、第1の無線リソース制御(Radio Resource Control、略して、RRC)接続構成メッセージをUEに送信し、UEに、第1のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう指示するよう構成される。第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含む。
受信モジュール101は、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信するようさらに構成される。
送信モジュール201は、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。
具体的には、MMEによって送信されて、基地局100によって受信されるベアラセットアップ要求メッセージは、ベアラコンテキスト受信に使用される、非アクセス層(Non Access Stratum、略して、NAS)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、略して、PDU)、略して、NAS−PDUをさらに含む。NAS−PDUは、第1の体験品質情報を含む。送信モジュール201は、NAS−PDUを使用することによって第1のRRC接続構成メッセージで第1の体験品質情報を搬送し、第1のRRC接続構成メッセージをUEに送信することができる。
第1のRRC接続構成メッセージを受信すると、UEによっては、専用伝送チャネル(Dedicated Transmission Channel、略して、DTCH)、無線リンク制御(Radio Link Control、略して、RLC)エンティティ、およびパケットデータ集束プロトコル(Packet Data Convergence Protocol、略して、PDCP)エンティティをセットアップし、第1のRRC接続構成メッセージに従って、確立される伝送チャネルを構成する。UEが構成を完了すると、UEと基地局100との間の第1のベアラがセットアップされる。したがって、UEは、第1のRRC接続構成完了メッセージを基地局100にさらに送信する。UEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信すると、基地局100は、第1のベアラのセットアップ状態をMMEにフィードバックする、すなわち、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信することがさらに必要となる。
この実施形態の解決策では、UEによっては、第1の体験品質情報を含むRRC接続構成情報に従って、基地局とUEとの間に伝送チャネルを構成することができる。したがって、ネットワーク側デバイスからUEへの全ての伝送チャネルが、サービスの体験要件を保証し、ユーザ体験を向上することができることを保証することができる。
上記の第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
さらに、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
上記ベアラセットアップ要求メッセージは、サービングゲートウェイ(Serving Gateway、略して、S−GW)を使用することによってパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ(Packet Data Network Gateway、略して、PGW)によって送信されて、MMEによって受信される、要求メッセージとすることができることに留意されたい。第1の体験品質情報は、ポリシーおよび課金ルール機能(Policy and Charging Rules Function、略して、PCRF)ユニットによって判断および送信されるポリシーおよび課金制御(Policy and charging control、略して、PCC)ルールに含まれるサービス体験レベルに従って、PGWによって判断される、第1のベアラの体験レベルと、第1のベアラを使用することによってサービスを送信するのに要求される体験レベルとを含むことができる。
PCCルールに含まれるサービス体験レベルは、具体的には、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、PCRFによって判断される体験レベルとすることができる。UEの加入体験レベルは、UEに対応していて、加入プロファイルレポジトリ(Subscription Profile Repository、略して、SPR)を使用することによってPCRFにより取得される、サービス加入情報、例えば、UEの加入体験レベル、とすることができる。サービスを送信するのに要求される体験レベルは、サービスを送信するのに要求されて、アプリケーション機能(Application Function、略して、AF)を使用することによってPCRFによって取得される、体験レベルとすることができる。
例えば、PCRFがUEの加入体験レベルを取得したと仮定すると、体験レベルの具体的な内容は、例えば、UEの加入ネットワークトラフィックが当月の間、100Mであるとすることができる。サービスそれ自体のものであり、PCRFによって取得される、体験レベルは、サービスを送信するのに要求されて、サービスの性能に従って判断される、体験レベルとすることができる。具体的には、例えば、サービス、例えば、サービスを送信するのに少なくとも50Mによって送信されるトラフィックが要求されるビデオサービスに基づいて、判断することができる。この場合、PCRFは、UEの加入体験レベルと、サービスを送信するのに要求される体験レベルとを比較し、UEの加入体験レベルがUEを送信するのに要求される体験レベルより高い場合、サービスの体験レベルが、サービスを送信するのに要求される体験レベルであると、すなわち、UEは、サービスを送信するためのリソースを有すると、判断することができる。UEがサービスを送信するためのリソースを有すると判断すると、PCRFは、サービスを送信するために充分なネットワークリソースがあるかどうかをさらに判断する必要がある。さらに、PGWが、PCCルールに従って、PCRFによって判断されるサービス体験レベルがベアラに対応する体験レベルである、すなわち、第1のベアラの体験レベルおよび/または第1のベアラを使用することによってサービスを送信するのに要求される体験レベルであると判断する。
任意選択的に、送信モジュール201は、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、体験保証交渉要求メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。体験保証交渉要求メッセージは、基地局によって現在サポートされる第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される体験レベルである。
受信モジュール101は、MMEが、第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たすことを確認した場合、MMEによって送信される体験保証交渉応答メッセージを受信するようさらに構成される。
具体的には、第1の体験品質情報に含まれる体験レベルは、レベルインターバルとすることができる。第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが、第1の体験品質情報に含まれる体験レベルのインターバル範囲内にある場合、第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たすと考えることができる。
処理モジュール102は、サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするようさらに構成される。
具体的には、体験保証交渉要求メッセージは、例えば、体験Negotiation Requestメッセージの品質とすることができる。体験保証交渉応答メッセージは、例えば、体験Negotiation Responseメッセージの品質とすることができる。
さらに、送信モジュール201は、第2のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第2のRRC接続構成メッセージに従って、UEに、伝送チャネルを構成するよう指示するようさらに構成され、第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含む。
受信モジュール101は、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第2のRRC接続構成完了メッセージを受信するようさらに構成される。
送信モジュール201は、第2のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。
基地局がサービスを送信するために第2のベアラをセットアップする処理は、基地局がサービスを送信するために第1のベアラをセットアップする処理と同様であり、それらの処理の間の唯一の違いは、異なる体験レベルに従ってセットアップが実行されることであることに留意されたい。具体的な説明および記述は、上記の実施形態でのものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
本実施形態の解決策に基づいて提供される基地局は、基地局の負荷状況および第1の体験品質情報に従って、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断し、その判断の結果に従って、および対応する体験レベルに従って、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。このようにしてセットアップされるベアラは、サービスを送信するための体験レベルを保証し、現在のネットワーク状態にさらに適合し、ユーザ体験をより良好に保証する。
本発明の実施形態は、MMEをさらに提供する。図3は、本発明の一実施形態によるMMEの概略構造図である。図3に示すように、MME300は、受信モジュール301と送信モジュール302とを含む。
受信モジュール301は、PGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される。ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージは、第1の体験品質情報を含む。第1の体験品質情報は、サービスに関連する体験レベルである。本サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
送信モジュール302は、ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信するよう構成され、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、基地局は、サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップする。
受信モジュール301は、基地局によって送信されるベアラセットアップ完了応答メッセージを受信するようさらに構成される。
この実施形態の解決策で提供されるMMEは、上記実施形態の解決策で説明された基地局と協働して実現され、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。サービスを送信するためのベアラをセットアップする特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
さらに、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
任意選択的に、受信モジュール301は、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、基地局によって送信される体験保証交渉要求メッセージを受信するようさらに構成される。体験保証交渉要求メッセージは、基地局によって現在サポートされる第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される体験レベルである。
それに対応して、MME300は、
第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たす場合、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するよう構成される、処理モジュールをさらに含む。
送信モジュール302は、体験保証交渉応答メッセージを基地局に送信し、基地局に、サービスを送信するための第2のベアラをセットアップするよう指示するよう、さらに構成される。
第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
さらに、処理モジュールは、第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にある場合、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをMMEがセットアップすることができると判断するようさらに構成される。
第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが、第1の体験品質情報に含まれる体験レベルよりも低い場合、第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが、第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にあると考えることができる。
この実施形態で提供されるMMEは、上記実施形態で提供される基地局と協働して、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。サービスを送信するためのベアラをセットアップすることの有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本発明の実施形態は、UEをさらに提供する。図4は、本発明の一実施形態によるUEの概略構造図である。図4に示すように、UE400は、受信モジュール401と、処理モジュール402と、送信モジュール403とを含む。
受信モジュール401は、基地局によって送信されるRRC接続構成メッセージを受信するよう構成される。RRC接続構成メッセージは、基地局がベアラをセットアップする場合に、基地局によって送信されるメッセージであり、RRC接続構成メッセージは、体験品質情報を含む。体験品質情報は、UEが送信する必要があるサービスに関連する体験レベルである。本サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
処理モジュール402は、RRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう構成される。
送信モジュール403は、RRC接続構成完了メッセージを基地局に送信し、基地局とUEとの間のベアラがセットアップされたことを示すよう構成される。
さらに、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れた場合に、基地局によってUEに送信される第1のRRC接続構成メッセージである。第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含む。確立されるベアラは、第1のベアラである。
第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
上記の解決策において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
任意選択的に、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、基地局によってUEに送信される第2のRRC接続構成メッセージである。第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含む。確立されるベアラは、第2のベアラである。
第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される、体験品質情報である。
さらに、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
この実施形態で提供されるUEは、上記実施形態で提供される基地局およびMMEと協働して、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。サービスを送信するためのベアラをセットアップすることの有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本実施形態は、ベラセットアップ方法をさらに提供する。図5は、本発明の一実施形態によるベアラセットアップ方法のフローチャートである。図5に示すように、この実施形態の方法は、以下のステップを含む。
ステップ501:基地局が、MMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信し、ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージは、第1の体験品質情報を含み、第1の体験品質情報は、サービスに関連する体験レベルであり、サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
ステップ502:基地局は、現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断する。
ステップ503:基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、基地局は、サービスを送信するのに使用する第1のベアラをセットアップする。
この実施形態の解決策で提供されるベアラセットアップ方法は、上記実施形態で提供される基地局によって実行することができる。ベアラセットアップ方法の特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
さらに、上記実施形態の解決策において、基地局が、現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って、ステップ502でベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断することは、
第1の体験品質情報に従って基地局によって、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースを判断するステップ、および現在の負荷状況に従って、現在提供され得るネットワークリソースを判断するステップと、
現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース以上である場合、基地局によって、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるよう判断するステップ、または現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース未満である場合、基地局によって、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断するステップと、を特に含む。
上記の方法に基づいて、基地局がステップ503でサービスを送信するのに使用する第1のベアラをセットアップすることは、
基地局によって、第1のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第1のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するようUEに指示するステップであって、第1のRRC接続構成メッセージが第1の体験品質情報を含む、ステップと、
基地局によって、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信するステップと、
基地局によって、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するステップと、を特に含む。
第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
この実施形態における上記解決策に基づいて、さらに、本方法は、
基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、基地局によって体験保証交渉要求メッセージをMMEに送信するステップであって、体験保証交渉要求メッセージは、基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って基地局によって判断される体験レベルである、ステップと、
第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たすとMMEが確認した場合、基地局によって、MMEによって送信される体験保証交渉応答メッセージを受信するステップと、
基地局によって、サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするステップと、
をさらに含む。
さらに、上記のように、基地局によって、サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするステップは、
基地局によって、第2のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第2のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するようUEに指示するステップであって、第2のRRC接続構成メッセージが第2の体験品質情報を含む、ステップと、
基地局によって、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第2のRRC接続構成完了メッセージを受信するステップと、
基地局によって、第2のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するステップと、を含む。
第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
この実施形態の解決策で提供されるベアラセットアップ方法は、上記実施形態で提供される基地局によって実行することができる。ベアラセットアップ方法の特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本発明の実施形態は、ベアラセットアップ方法をさらに提供する。図6は、本発明の一実施形態による別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。図6に示すように、本方法は、具体的には、以下のステップを含む。
ステップ601:MMEが、PGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信し、ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージは、第1の体験品質情報を含み、第1の体験品質情報は、サービスに関連する体験レベルであり、サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
ステップ602:MMEが、ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信し、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、基地局は、サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップする。
ステップ603:MMEは、基地局によって送信されるベアラセットアップ完了応答メッセージを受信する。
この実施形態の解決策で提供されるベアラセットアップ方法は、上記実施形態で提供されるMMEによって実行することができる。ベアラセットアップ方法の特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
具体的には、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
さらに、本方法は、
基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、MMEによって、基地局によって送信される体験保証交渉要求メッセージを受信するステップであって、体験保証交渉要求メッセージが、基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を含み、第2の体験品質情報が、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される体験レベルである、ステップと、
第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たす場合、MMEによって、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するステップと、
MMEによって、体験保証交渉応答メッセージを基地局に送信し、サービスを送信するために第2のベアラをセットアップするよう基地局に指示するステップと、
をさらに含む。
第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
さらに、上記解決策において、第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たす場合、MMEによって、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するステップが、
第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にある場合、MMEによって、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するステップを特に含む。
この実施形態の解決策で提供されるベアラセットアップ方法は、上記実施形態で提供されるMMEによって実行することができる。ベアラセットアップ方法の特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本発明の実施形態は、ベアラセットアップ方法をさらに提供する。図7は、本発明の一実施形態によるさらに別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。図7に示すように、本方法は、具体的には、以下のステップを含む。
ステップ701:UEが、基地局によって送信されるRRC接続構成メッセージを受信し、RRC接続構成メッセージは、基地局がベアラをセットアップする場合に基地局によって送信されるメッセージであり、RRC接続構成メッセージが、体験品質情報を含み、体験品質情報が、UEが送信する必要があるサービスに関連する体験レベルであり、サービスが、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
ステップ702:UEは、RRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成する。
ステップ703:UEは、RRC接続構成完了メッセージを基地局に送信し、基地局とUEとの間のベアラがセットアップされたことを示す。
この実施形態の解決策で提供されるベアラセットアップ方法は、上記実施形態で提供されるUEによって実行することができる。ベアラセットアップ方法の特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
さらに、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れた場合に、基地局によってUEに送信される第1のRRC接続構成メッセージである。第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含む。確立されるベアラは、第1のベアラである。
第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
上記の解決策において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
任意選択的に、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、基地局によってUEに送信される第2のRRC接続構成メッセージである。第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含む。確立されるベアラは、第2のベアラである。
第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される、体験品質情報である。
第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
この実施形態の解決策で提供されるベアラセットアップ方法は、上記実施形態で提供されるUEによって実行することができる。ベアラセットアップ方法の特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本実施形態は、ベラセットアップ方法をさらに提供する。一実施形態で、特定の例を使用することによって、説明および記述を行う。図8A、図8B、および図8Cは、本発明の一実施形態によるさらに別のベアラセットアップ方法のフローチャートである。図8A、図8B、および図8Cに示すように、本方法は、具体的には、以下のステップを含む。
ステップ801:PGWは、PCCルールに従って第1の体験品質情報を判断し、ベアラセットアップ要求メッセージをSGWに送信し、ベアラセットアップ要求メッセージが、第1の体験品質情報を含む。
PCCルールは、PCRFによってPGWに配信されるPCCルールとすることができる。サービス要求情報を受信すると、PCRFは、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従ってサービスの体験レベルを判断し、PCCルールでサービスの体験レベルを搬送し、PCCルールをPGWに配信する。
PCCルールに含まれるサービス体験レベルは、具体的には、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、PCRFによって判断される体験レベルとすることができる。UEの加入体験レベルは、UEに対応していて、SPRを使用することによってPCRFにより取得される、サービス加入情報、例えば、UEの加入体験レベル、とすることができる。サービスを送信するのに要求される体験レベルは、サービスを送信するのに要求されて、AFを使用することによってPCRFによって取得される、体験レベルとすることができる。
例えば、PCRFがUEの加入体験レベルを取得したと仮定すると、体験レベルの具体的な内容は、例えば、UEの加入ネットワークトラフィックが当月の間、100Mであるとすることができる。サービスそれ自体のものであり、PCRFによって取得される、体験レベルは、サービスを送信するのに要求されて、サービスの性能に従って判断される、体験レベルとすることができる。具体的には、例えば、サービス、例えば、サービスを送信するのに少なくとも50Mによって送信されるトラフィックが要求されるビデオサービスに基づいて、判断することができる。この場合、PCRFは、UEの加入体験レベルと、サービスを送信するのに要求される体験レベルとを比較し、UEの加入体験レベルがUEを送信するのに要求される体験レベルより高い場合、サービスの体験レベルが、サービスを送信するのに要求される体験レベルであると、すなわち、UEは、サービスを送信するためのリソースを有すると、判断することができる。UEがサービスを送信するためのリソースを有すると判断すると、PCRFは、サービスを送信するために充分なネットワークリソースがあるかどうかをさらに判断する必要がある。さらに、PGWが、PCCルールに従って、PCRFによって判断されるサービス体験レベルがベアラに対応する体験レベルである、すなわち、第1のベアラの体験レベルおよび/または第1のベアラを使用することによってサービスを送信するのに要求される体験レベルであると判断する。
本サービスは、UEによって開始するか、またはネットワーク側デバイスによって開始することができる。
サービスがUEによって開始される場合、ステップ801の前に、本方法は、
UEによって、サービス要求情報を、ネットワーク要素デバイスを順次使用することによって、PCRFに送信するステップをさらに含むことができる。
サービスは、ネットワーク側デバイスによってさらに開始してもよく、UEは、サービス要求情報を送信する必要がない。
PCCルールは、QoSパラメータおよび割当て/保持優先度(Allocation and Retention Priority、略して、ARP)情報をさらに含むことができることに留意されたい。QoSパラメータは、具体的には、サービス品質クラス識別子(QoS Class Identifier、略して、QCI)とすることができる。PCCルールは、QoSパラメータをさらに含む。したがって、この実施形態の解決策で提供されるベアラセットアップ方法を使用することによってセットアップされるベアラは、サービスのサービス品質をさらに保証することができる。
PCCルールを取得すると、PGWは、PCCルールを既存のベアラまたはデフォルトベアラと結合することを可能にするかどうかを判断する、すなわち、既存のベアラまたはデフォルトベアラがPCCに従って判断される体験品質情報に対応している体験レベルを満たすことができるかどうかを判断することがさらに必要であり、既存のベアラまたはデフォルトベアラがPCCに従って判断される体験品質情報に対応している体験レベルを満たすことができない場合、専用ベアラをセットアップし、ベアラを、PCCルールにおける第1の体験品質情報と結合する。既存のベアラまたはデフォルトベアラがPPCに従って判断されるQoE情報を満たすことができるかどうかをPGWが判断する場合、PGWは、既存のベアラまたはデフォルトベアラがPCCにおけるQoSパラメータに対応するサービス品質を満たすことができるかどうかをさらに判断することができることが好ましい。既存のベアラまたはデフォルトベアラがPCCにおけるQoSパラメータに対応するサービス品質を満たすことができる場合、PGWは、ベアラを、QoSパラメータおよびARPと結合し、もしくは既存のベアラまたはデフォルトベアラがPCCにおけるQoSパラメータに対応するサービス品質を満たすことができない場合、PGWは、新規ベアラのセットアップをトリガする。
この実施形態の解決策において、確立されるベアラ、すなわち、新規確立ベアラは、実際には、専用ベアラであることに留意されたい。
専用ベアラは、ユーザが基本的な体験要件の他に別の体験要件を有する場合、デフォルトベアラに基づいて生成されるベアラである。専用ベアラは、特定の体験要件を保証しながら、特定のサービスのデータフローおよび特定のサービスのシグナリングを担うために使用される。デフォルトベアラは、ユーザがネットワークアタッチメントを実行する場合に、ユーザが基本サービス要件を保証するようセットアップされるベアラである。デフォルトベアラは、基本サービス要件を満たしながら、基本データフローおよびシグナリングを担うことができる。専用ベアラに対応する体験レベルは、デフォルトベアラに対応する体験レベルより高い。
この実施形態の解決策によれば、LTEまたはSAEシステムにおいて、専用ベアラは、専用SAEベアラとすることができる。専用ベアラは、UE側でアップリンク・トラフィック・フロー・テンプレート(Traffic Flow Template、略して、TFT)と関連付けられて、PGW側などのネットワークデバイス側でダウンリンクTFTと関連付けられることがさらに必要である。したがって、サービス・データ・フローは、さまざまなTFTを使用することによってグループ化される。さまざまなTFTは、さまざまなベアラに別々に対応しており、さまざまなベアラは、さまざまな体験要件を保証する。
専用SAEベアラは、帯域保証型ビットレート(Guaranteed Bit Rate、略して、GBR)ベアラであってもよいし、非帯域保証型ビットレート(Non−Guaranteed Bit Rate、略して、Non−GBR)であってもよい。しかしながら、デフォルトSAEベアラは、Non−GBRベアラのみとすることができる。GBRベアラおよびNon−GBRベアラをセットアップまたは修正する処理において、基地局の許可制御機能を使用して、特定のネットワークリソースを恒久的にベアラに割り当てることができる。GBRベアラは、ビットレートが変更されないことを保証することができるが、Non−GBTベアラは、ビットレートが変更されないことを保証することができない。
PCCルールは、アップリンクおよびダウンリンクのサービスデータを送信するためのTFTをさらに含む。アップリンクおよびダウンリンクのサービスデータ用の異なるTFTは、異なるサービスデータに対応するフィルタを含む。この実施形態の解決策では、ネットワークシステムでセットアップされたベアラが、第1の体験品質情報に従ってセットアップされ、UEによって要求されるサービスが、複数の異なるサービスである可能性がある。複数の異なるサービスが同じ体験要件を有するが、異なるサービスのサービスデータは異なる。したがって、異なるサービスのサービスデータは、グループ化される必要がさらにある。例えば、PCCルールを取得すると、PGWは、ダウンリンクデータ伝送のためにTFTを保存することがさらに必要であり、その結果、受信したサービスデータは、ダウンリンクデータ伝送のためにTFTを使用することによってグループ化される。
PGWは、アップリンクデータを受信するために、ベアラに、トンネル・エンドポイント識別子(Tunnel Endpoint ID、略して、TEID)ユーザプレーンを割り当てる必要がさらにある。TEIDは、具体的には、完全修飾トンネル・エンドポイント識別子(Full Qualified TEID、略して、F−TEID)とすることができる。
ベアラセットアップ要求メッセージは、PGWによって割り当てられるアップリンクTEIDをさらに含む。PGWは、アップリンクTEIDを、SGWに、ベアラセットアップ要求メッセージを使用することによって送信し、その結果、SGWは、PGWによって割り当てられるアップリンクTEIDを保存する。PGWおよびSGWは、両方とも、PGWによって割り当てられるアップリンクTEIDを保存し、それにより、PGWとSGWとの間のユーザプレーンのアップリンク伝送トンネルのセットアップを完了する。
ベアラセットアップ要求メッセージは、国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identification Number、略して、IMSI)、アップリンクTFT、パケット交換ネットワーク(Packet Switching Networks、略して、PDN)接続識別子、およびベアラに対応する課金識別子をさらに含むことが好ましい。PGWは、アップリンクTFTを、UEに、ベアラセットアップ要求メッセージを使用することによって送信する。したがって、UEは、アップリンクTFTを保存し、送信されるアップリンク・サービス・データは、アップリンクTFTを使用することによってグループ化される。
ステップ802:SGWは、ベアラセットアップ要求メッセージをMMEに送信する。
上記のように、ベアラセットアップ要求メッセージを受信すると、SGWは、ベアラセットアップ要求メッセージ内の、PGWによって割り当てられた、アップリンクTEIDをさらに保存する。ここまでで、PGWとSGWとの間のユーザプレーンのアップリンク伝送トンネルのセットアップが完了した。
PGWによって割り当てられるアップリンクTEIDを保存すると、SGWは、ベアラに、アップリンクデータを受信するためにTEIDをさらに割り当てることに留意されたい。
さらに、SGWは、ベアラに対応する課金識別子をさらに保存する。ベアラに対応する課金識別子は、UEの勘定残高、または消費情報などとすることができる。
ベアラセットアップ要求メッセージは、SGWによって配置されるアップリンクTEID、IMSI、アップリンクTFT、およびベアラに対応する課金識別子をさらに含む。
ステップ803:MMEは、ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信する。
SGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信すると、MMEは、ベアラ識別子を割り当て、ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信する。したがって、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Tadio Access Network、略して、E−UTRAN)部分のベアラがセットアップされる。ベアラセットアップ要求メッセージは、SIエア・インターフェースを使用することによって、MMEにより送信することができる。
MMEから基地局に送信されるベラセットアップ要求メッセージは、S−GWによって割り当てられるアップリンクTEIDをさらに含むことに留意されたい。それに対応して、MMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信すると、基地局は、ベアラセットアップ要求メッセージ内の、SGWによって割り当てられた、アップリンクTEIDを保存する。ここまでで、基地局とSGWとの間のユーザプレーンのアップリンク伝送トンネルのセットアップが完了した。
ステップ804:基地局は、現在の負荷状況および第1の体験品質メッセージに従って、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断する。
基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、ステップ805から808が実行され、または基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、ステップ809から815が実行される。
ステップ805:基地局は、第1のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含む。
基地局によって受信されるベアラセットアップ要求メッセージは、ベアラコンテキスト受信に使用される、非アクセス層(Non Access Stratum、略して、NAS)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、略して、PDU)、略して、NAS−PDUをさらに含む。
上記のように、この実施形態の解決策では、MMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信すると、基地局は、S−GWによって割り当てられるアップリンクTEIDを保存する必要がさらにあり、それにより、SGWと基地局との間のユーザプレーンのアップリンクトンネルのセットアップが完了することに留意されたい。
第1のRRC接続構成メッセージにおける第1のQoEメッセージは、具体的には、UEに送信されるNAS−PDUで搬送することができる。第1のRRC接続構成メッセージは、メディアアクセス制御(Media Access Control、略して、MAC)層の一次構成情報、第1のベアラの識別子、データ無線ベアラ(Data Radio Bearer、略して、DRB)の識別子、論理トンネルの識別子、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(Packet Data Convergence Protocol、略して、PDCP)および無線リンク制御(Radio Link Control、略して、RLC)、ならびに論理チャネル(logic channel)の構成情報などをさらに含むことに留意されたい。
ステップ806:UEは、第1のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成する。
第1のRRC接続構成メッセージを受信すると、UEは、DTCH、RLCエンティティ、およびPDCPエンティティをセットアップし、第1のRRC接続構成メッセージに従って、確立される伝送チャネルを構成する。したがって、UEと基地局との間の第1のベアラがセットアップされる。この場合、UEは、第1のRRC接続構成メッセージ内のパラメータを実行することができない場合、RRCセキュリティ機能が作動し、UEは、予め構成されたRRC構成パラメータに従ってRRC構成を実行することができ、またはRRCセキュリティ機能が作動しない場合、UEは、無線リソース制御_IDLEモード(Radio Resource Control_IDLE、略して、RRC_IDLE)モードに入り、次いで、UEは、第1のRRC接続構成メッセージに従って、チャネル構成を実行することができる。
UEのアクセス層(Access Stratum、略して、AS)は、受信したNAS−PDUを、UEのNAS層にさらに転送することに留意されたい。NAS−PDUは、ベアラの識別子、第1の体験品質情報、PDN接続識別子、およびアップリンクTFTを含む。
ステップ807:伝送チャネルの構成を完了すると、UEは、第1のRRC接続構成完了メッセージを基地局に送信する。
UEが伝送チャネルの構成を完了することは、UEのAS層およびNAS層の両方での処理が完了したことを意味する。AS層での動作が完了すると、UEは、第1のRRC接続構成完了メッセージを基地局にフィードバックする。
NAS層での処理が完了すると、UEは、アップリンク情報伝送のためにRRCメッセージを使用することによって基地局にNAS−PDUをさらに搬送することに留意されたい。NAS−PDUは、ベアラの識別子を含む。ここまでで、UEによってセットアップされる第1のベアラが作動状態に入り、アップリンクデータの送信を開始することができる。さらに、UEは、UEとアップリンクTFTとをさらに結合し、その結果、異なるベアラでのサービス・データ・フローは、同じ体験要件を有する。
ステップ808:基地局は、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信する。
第1のRRC接続構成完了メッセージを受信すると、基地局は、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEにフィードバックする。第1のベアラセットアップ完了応答メッセージは、基地局によってダウンリンクデータに割り当てられる、ベアラの識別子、ユーザプレーンアドレス、およびダウンリンクTEIDを含む。
さらに、基地局は、S1メッセージを使用することによってMMEに、UEのNAS層によって送信される受信NAS−PDUをさらに送信する。基地局によって送信されるSIメッセージおよび上記第1のベアラセットアップ完了応答メッセージの両方を受信すると、MMEは、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをSGWにさらに送信する。第1のベアラセットアップ完了応答メッセージは、MMEによって割り当てられるベアラ識別子と、基地局によってダウンリンクデータに割り当てられるTEIDとを含む。
SGWは、基地局によって割り当てられるダウンリンクTEIDを保存する。ここまでで、基地局とSGWとの間のユーザプレーンのアップリンク伝送トンネルおよびダウンリンク伝送トンネルの両方のセットアップが完了した。ユーザプレーンのアップリンクおよびダウンリンク伝送トンネルは、具体的には、汎用パケット無線サービス・トンネル・プロトコル−ユーザプレーン(General Packet Radio Service Tunnel Protocol−user plane、略して、GTP−U)トンネルとすることができる。
SGWは、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをPGWに送信する。PGWは、SGWによって割り当てられるダウンリンクTEIDを保存する。ここまでで、SGWとPGWとの間のユーザプレーンのアップリンク伝送トンネルおよびダウンリンク伝送トンネルの両方が、良好にセットアップされた。したがって、ダウンリンク・サービス・データを送信することができる。
PCCが作動するEPSシステムの場合には、PGWは、PCRFに、PCCルールの実行結果をレポートする必要がさらにある。
ステップ809:基地局は、体験保証交渉要求メッセージをMMEに送信し、体験保証交渉要求メッセージは、基地局によってサポートされる第2の体験品質情報を含む。
第2の体験品質情報は、第2のベアラの体験レベル、および/または第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベルを含む。
ステップ810:第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にある場合、MMEは、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができると判断する。
第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが、第1の体験品質情報に含まれる体験レベルよりも低い場合、第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが、第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にあると考えることができる。
ステップ811:MMEは、体験保証交渉応答メッセージを基地局に送信する。
ステップ812:基地局は、第2のRRC接続構成メッセージをUEに送信し、第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含む。
ステップ813:UEは、第2のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成する。
ステップ814:伝送チャネルの構成を完了すると、UEは、第2のRRC接続構成完了メッセージを基地局に送信する。
ステップ815:基地局は、第2のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信する。
本発明のこの実施形態において、上記実施形態の解決策は、具体例を使用することによって、説明および記述される。本解決策の有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本発明の実施形態は、基地局をさらに提供する。図9は、本発明の一実施形態による別の基地局の概略構造図である。
図9に示すように、基地局900は、受信器901、プロセッサ902、および送信器903を含む。
受信器901は、MMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される。ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージは、第1の体験品質情報を含む。第1の体験品質情報は、サービスに関連する体験レベルである。本サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
プロセッサ902は、現在の負荷状況および第1の体験品質情報に従って、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断し、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、サービスを送信するのに使用する第1のベアラをセットアップするよう構成される。
この実施形態の解決策で提供される基地局は、現在の負荷状況と、サービスに関連する体験レベルを示す体験品質情報を含むベアラセットアップ要求情報とに従って、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断し、その判断の結果に従って、ベアラをセットアップすることができる。したがって、基地局によってセットアップされたベアラは、サービスの体験レベルを保証し、確立されたベラに基づいて送信されるサービスに対するユーザ体験を向上することができる。
またさらに、この実施形態の上述した解決策で説明したプロセッサ902は、第1の体験品質情報に従って、第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースを判断し、現在の負荷状況に従って、現在提供され得るネットワークリソースを判断し、現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース以上である場合、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れると判断し、または現在提供され得るネットワークリソースが第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソース未満である場合、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断する、ようさらに構成される。
上記解決策に基づいて、送信器903は、第1のRRC接続構成メッセージをUEに送信して、UEに、第1のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう指示するよう構成される。第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含む。
受信器901は、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信するようさらに構成される。
送信器903は、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。
この実施形態の解決策では、UEによっては、第1の体験品質情報を含むRRC接続構成情報に従って、基地局とUEとの間に伝送チャネルを構成することができる。したがって、ネットワーク側デバイスからUEへの全ての伝送チャネルが、サービスの体験要件を保証し、ユーザ体験を向上することができることを保証することができる。
上記の第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
さらに、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
任意選択的に、送信器903は、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、体験保証交渉要求メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。体験保証交渉要求メッセージは、基地局によって現在サポートされる第2の体験品質情報を含む。第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される、体験レベルである。
受信器901は、MMEが、第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たすことを確認した場合、MMEによって送信される体験保証交渉応答メッセージを受信するようさらに構成される。
プロセッサ902は、サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするようさらに構成される。
さらに、送信器903は、第2のRRC接続構成メッセージをUEに送信して、UEに、第2のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう指示するようさらに構成される。第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含む。
受信器901は、UEが伝送チャネルの構成を完了した後にUEによって送信される第2のRRC接続構成完了メッセージを受信するようさらに構成される。
送信器903は、第2のベアラセットアップ完了応答メッセージをMMEに送信するようさらに構成される。
基地局がサービスを送信するために第2のベアラをセットアップする処理は、基地局がサービスを送信するために第1のベアラをセットアップする処理と同様であり、それらの処理の間の唯一の違いは、異なる体験レベルに従ってセットアップが実行されることであることに留意されたい。具体的な説明および記述は、上記の実施形態でのものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
本実施形態の解決策に基づいて提供される基地局は、基地局の負荷状況および第1の体験品質情報に従って、ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断し、その判断の結果に従って、および対応する体験レベルに従って、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。このようにしてセットアップされるベアラは、サービスを送信するための体験レベルを保証し、現在のネットワーク状態にさらに適合し、ユーザ体験をより良好に保証する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサは中央処理装置(Central Processing Unit、略して、CPU)であってもよいし、またはプロセッサは、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing、略して、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略して、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、略して、FPGA)、もしくは別のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェア・コンポーネントなどであってもよいことを理解すべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、プロセッサは、任意の従来のプロセッサとすることなどができる。
実装処理において、上記ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの統合ロジック回路またはソフトウェアの形式の命令を使用することによって完了することができる。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了することができ、またはプロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラム可能リードオンリーメモリもしくは電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの、当分野では成熟したストレージメディアに配置することができる。ストレージメディアはメモリに配置され、プロセッサは、メモリから情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上述の方法のステップを完了する。反復を避けるために、詳細は、本明細書では再び説明しない。
本発明の実施形態は、MMEをさらに提供する。図10は、本発明の一実施形態による別のMMEの概略構造図である。図10に示すように、MME1000は、受信器1001、プロセッサ1002、および送信器1003を含む。
受信器1001は、PGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される。ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、ベアラセットアップ要求メッセージは、第1の体験品質情報を含む。第1の体験品質情報は、サービスに関連する体験レベルである。本サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
送信器1003は、ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信するよう構成され、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、基地局は、サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップする。
受信器1001は、基地局によって送信されるベアラセットアップ完了応答メッセージを受信するようさらに構成される。
この実施形態の解決策で提供されるMMEは、上記実施形態の解決策で説明された基地局と協働して実現され、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。サービスを送信するためのベアラをセットアップする特定の実装処理および有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
さらに、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
任意選択的に、受信器1001は、基地局がベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断した場合、基地局によって送信される体験保証交渉要求メッセージを受信するようさらに構成される。体験保証交渉要求メッセージは、基地局によって現在サポートされる第2の体験品質情報を含む。第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される、体験レベルである。
プロセッサ1002は、第2の体験品質情報が第1の体験品質情報を満たす場合、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するよう構成される。
送信器1003は、体験保証交渉応答メッセージを基地局に送信し、基地局に、サービスを送信するための第2のベアラをセットアップするよう指示するよう、さらに構成される。
第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
さらに、プロセッサ1002は、第2の体験品質情報に含まれる体験レベルが第1の体験品質情報に含まれる体験レベルの範囲内にある場合、基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをMMEがセットアップすることができると判断するようさらに構成される。
この実施形態で提供されるMMEは、上記実施形態で提供される基地局と協働して、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。サービスを送信するためのベアラをセットアップすることの有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本発明の実施形態において、プロセッサは、CPUとすることができ、またはプロセッサは、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック・デバイス、またはディスクリート・ハードウェア・コンポーネントなどとすることができることを理解すべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、プロセッサは、任意の従来のプロセッサとすることなどができる。
実装処理において、上記ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの統合ロジック回路またはソフトウェアの形式の命令を使用することによって完了することができる。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了することができ、またはプロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラム可能リードオンリーメモリもしくは電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの、当分野では成熟したストレージメディアに配置することができる。ストレージメディアはメモリに配置され、プロセッサは、メモリから情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上述の方法のステップを完了する。反復を避けるために、詳細は、本明細書では再び説明しない。
本発明の実施形態は、UEをさらに提供する。図11は、本発明の一実施形態による別のUEの概略構造図である。図11に示すように、UE1100は、受信器1101、プロセッサ1102、および送信器1103を含む。
受信器1101は、基地局によって送信されるRRC接続構成メッセージを受信するよう構成される。RRC接続構成メッセージは、基地局がベアラをセットアップする場合に、基地局によって送信されるメッセージであり、RRC接続構成メッセージは、体験品質情報を含む。体験品質情報は、UEが送信する必要があるサービスに関連する体験レベルである。本サービスは、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである。
プロセッサ1102は、RRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう構成される。
送信器1103は、RRC接続構成完了メッセージを基地局に送信し、基地局とUEとの間のベアラがセットアップされたことを示すよう構成される。
さらに、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れた場合に、基地局によってUEに送信される第1のRRC接続構成メッセージである。第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を含む。確立されるベアラは、第1のベアラである。
第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
第1のベアラの体験レベル、または、
第1のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含むことが好ましい。
上記の解決策において、第1の体験品質情報は、UEの加入体験レベルおよびサービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、ネットワーク側デバイスによって判断される体験レベルである。
任意選択的に、RRC接続構成メッセージは、基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、基地局によってUEに送信される第2のRRC接続構成メッセージである。第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を含む。確立されるベアラは、第2のベアラである。
第2の体験品質情報は、基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、基地局によって判断される、体験品質情報である。
さらに、第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
第2のベアラの体験レベル、または、
第2のベアラを使用することによってサービスを送信するために要求される体験レベル、
のいずれか1つを含む。
この実施形態で提供されるUEは、上記実施形態で提供される基地局およびMMEと協働して、サービスを送信するためのベアラをセットアップすることができる。サービスを送信するためのベアラをセットアップすることの有益な効果は、上記実施形態のものと同様であり、詳細は、本明細書では再度説明しない。
本発明の実施形態において、プロセッサは、CPUとすることができ、またはプロセッサは、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック・デバイス、またはディスクリート・ハードウェア・コンポーネントなどとすることができることを理解すべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができ、プロセッサは、任意の従来のプロセッサとすることなどができる。
実装処理において、上記ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの統合ロジック回路またはソフトウェアの形式の命令を使用することによって完了することができる。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了することができ、またはプロセッサ内のハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラム可能リードオンリーメモリもしくは電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの、当分野では成熟したストレージメディアに配置することができる。ストレージメディアはメモリに配置され、プロセッサは、メモリから情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上述の方法のステップを完了する。反復を避けるために、詳細は、本明細書では再び説明しない。
当業者は、本明細書で開示された実施形態と組み合わせて、方法ステップおよびユニットが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組み合わせを使用することによって実施することができることを認識することができる。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明するために、前述は、機能にしたがって各実施形態のステップおよび構成を一般的に説明した。機能がハードウェアまたはソフトウェア方式のどちらで実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計制約条件に依存する。当業者であれば、特定の用途ごとに記載された機能を実施するために異なる方法を使用することができるが、その実施は本発明の範囲を超えていると考えるべきではない。
簡便で簡潔な説明のために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な操作処理に対して、上記の方法実施形態における対応する処理を参照することができ、詳細は、本明細書では再び説明しないことが、当業者によって明確に理解されよう。
本発明において提供された、いくつかの実施形態において、開示したシステム、装置、および方法は、他の方法で実現してもよいことを理解すべきである。例えば、説明した装置実施形態は、単なる例示である。例えば、ユニット区分は、単なる論理機能区分であり、実際の実装において、他の区分としてもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素を、別のシステムに結合または統合してもよく、またはいくつかの機能を無視するか、または実行しなくてもよい。さらに、表示または説明した相互結合または直接結合または通信接続は、何らかのインターフェースを介して実現してもよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的、機械的、または他の形式で実現することができる。
別々の部品として説明したユニットは、物理的に別々のものとしてもよいし、しなくてもよく、ユニットとして説明した部品は、物理的ユニットとしてもよいし、しなくてもよく、一箇所に配置してもよいし、複数のネットワークユニット上に分散させてもよい。ユニットの一部または全ては、本発明の実施形態の解決策の目的を達成するために、実際に必要性に従って選択することができる。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合してもよく、またはユニットのそれぞれは、物理的に独立して存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装してもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装してもよい。
統合されたユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、および独立の製品として販売もしくは使用される場合、統合されたユニットは、コンピュータ読込み可能ストレージ媒体に格納してもよい。そのような理解に基づいて、本発明の本質的な技術的解決策、または先行技術に起因する部分、または技術的解決策の全てもしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実現してもよい。コンピュータソフトウェア製品は、ストレージ媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスとしてもよい)に指示して、本発明の実施形態で説明した方法のステップの全てまたは一部を実行するいくつかの命令を含む。上記のストレージメディアは、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ(Read−Only Memory、略して、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略して、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納することができる任意のメディアを含む。
上記の説明は、本発明の単なる特定の実施形態であり、本発明の保護範囲を限定する意図はない。本発明で開示される技術的範囲内で当業者によって容易に理解される任意の変更例または代替例は、本発明の保護範囲内である。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従う。
100 基地局
101 受信モジュール
102 処理モジュール
201 送信モジュール
300 MME
301 受信モジュール
302 送信モジュール
400 UE
401 受信モジュール
402 処理モジュール
403 送信モジュール
900 基地局
901 受信器
902 プロセッサ
903 送信器
1000 MME
1001 受信器
1002 プロセッサ
1003 送信器
1100 UE
1101 受信器
1102 プロセッサ
1103 送信器

Claims (23)

  1. 基地局であって、
    移動管理エンティティ、MMEによって送信されたベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される、受信モジュールであって、前記ベアラセットアップ要求メッセージは、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、前記ベアラセットアップ要求メッセージが、第1の体験品質情報を備え、前記第1の体験品質情報が、前記サービスに関連した体験レベルであり、前記サービスが、ユーザ機器、UEによって開始されるサービスか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、受信モジュールと、
    現在の負荷状況および前記第1の体験品質情報に従って、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断して、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、前記サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップするよう構成される、処理モジュールと、
    を備え、
    前記第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
    前記第1のベアラの体験レベル、または、
    前記第1のベアラを使用することによって前記サービスを送信するために要求される体験レベル、
    のいずれか1つを備える、基地局。
  2. 前記処理モジュールは、前記第1の体験品質情報に従って、前記第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースを判断し、前記現在の負荷状況に
    従って、現在提供され得るネットワークリソースを判断し、現在提供され得る前記ネットワークリソースが前記第1の体験品質情報に対応する前記ベアラによって要求される前記ネットワークリソース以上である場合、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れると判断し、または現在提供され得る前記ネットワークリソースが前記第1の体験品質情報に対応する前記ベアラによって要求される前記ネットワークリソース未満である場合、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断する、ようさらに構成される、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記基地局は、
    第1の無線リソース制御RRC接続構成メッセージを前記UEに送信し、前記第1のRRC接続構成メッセージに従って前記UEに伝送チャネルを構成するよう指示するよう構成される、送信モジュールであって、前記第1のRRC接続構成メッセージが前記第1の体験品質情報を備える、送信モジュールをさらに備え、
    前記受信モジュールが、前記UEが前記伝送チャネルの構成を完了した後、前記UEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信するようさらに構成され、
    前記送信モジュールが、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージを前記MMEに送信するようさらに構成される、
    請求項1または2に記載の基地局。
  4. 前記送信モジュールは、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、体験保証交渉要求メッセージを前記MMEに送信するようさらに構成され、前記体験保証交渉要求メッセージは、前記基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を備え、前記第2の体験品質情報は、前記基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って前記基地局によって判断される体験レベルであり、
    前記受信モジュールは、前記第2の体験品質情報が前記第1の体験品質情報を満たすと前記MMEが確認した場合、前記MMEによって送信される体験保証交渉応答メッセージを受信するようさらに構成され、
    前記処理モジュールは、前記サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするようさらに構成される、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の基地局。
  5. MMEであって、
    パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するよう構成される、受信モジュールであって、前記ベアラセットアップ要求メッセージが、サービスのベアラをセットアップするよう要求するために使用され、前記ベアラセットアップ要求メッセージが、第1の体験品質情報を備え、前記第1の体験品質情報が、前記サービスに関連する体験レベルであり、前記サービスが、UEによって開始されるサービスか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、受信モジュールと、
    前記ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信するよう構成される、送信モジュールであって、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、前記基地局は、前記サービスを送信するのに使用される第1のベアラをセットアップする、送信モジュールを備え、
    前記受信モジュールは、前記基地局によって送信されるベアラセットアップ完了応答メッセージを受信するようさらに構成され、
    前記第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
    前記第1のベアラの体験レベル、または、
    前記第1のベアラを使用することによって前記サービスを送信するために要求される体験レベル、
    のいずれか1つを備える、
    MME。
  6. 前記第1の体験品質情報は、前記UEの加入体験レベルおよび前記サービスを送信するのに要求される体験レベルに従って、前記ネットワーク側デバイスによって判断される体験
    レベルである、
    請求項5に記載のMME。
  7. 前記受信モジュールは、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、前記基地局によって送信される体験保証交渉要求メッセージを受信するようさらに構成され、前記体験保証交渉要求メッセージが、前記基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を備え、前記第2の体験品質情報が、前記基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、前記基地局によって判断される体験レベルであり、
    それに対応して、前記MMEは、
    前記第2の体験品質情報が前記第1の体験品質情報を満たす場合、前記基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するよう構成される、処理モジュールをさらに備え、
    前記送信モジュールが、体験保証交渉応答メッセージを前記基地局に送信し、前記サービスを送信するために前記第2のベアラをセットアップするよう前記基地局に指示するようさらに構成される、
    請求項5から6のいずれか一項に記載のMME。
  8. UEであって、
    基地局によって送信されるRRC接続構成メッセージを受信するよう構成される、受信モジュールであって、前記RRC接続構成メッセージが、前記基地局がベアラをセットアップする場合に前記基地局によって送信されるメッセージであり、前記RRC接続構成メッセージが体験品質情報を備え、前記体験品質情報が、前記UEが送信する必要があるサービスに関連する体験レベルであり、前記サービスが、前記UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、受信モジュールと、
    前記RRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう構成される、処理モジュールと、
    RRC接続構成完了メッセージを前記基地局に送信し、前記基地局と前記UEとの間のベアラがセットアップされたことを示すよう構成される、送信モジュールと、
    を備え、
    前記体験品質情報は、以下、すなわち、
    前記ベアラの体験レベル、または、
    前記ベアラを使用することによって前記サービスを送信するために要求される体験レベル、
    のいずれか1つを備える、UE。
  9. 前記RRC接続構成メッセージは、前記基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合に前記基地局によって前記UEに送信される第1のRRC接続構成メッセージであり、前記第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を備え、前記確立されるベアラは、第1のベアラである、請求項8に記載のUE。
  10. 前記RRC接続構成メッセージは、前記基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合に前記基地局によって前記UEに送信される第2のRRC接続構成メッセージであり、前記第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を備え、前記確立されるベアラは、第2のベアラであり、
    前記第2の体験品質情報は、前記基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って前記基地局によって判断される体験品質情報である、
    請求項8に記載のUE。
  11. ベアラセットアップ方法であって、
    基地局によって、MMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するステップであって、前記ベアラセットアップ要求メッセージが、サービスのベアラをセットアップすることを要求するために使用され、前記ベアラセットアップ要求メッセージが第1の体験品質情報を備え、前記第1の体験品質情報が前記サービスに関連する体験レベ
    ルであり、前記サービスが、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、ステップと、
    現在の負荷状況および前記第1の体験品質情報に従って前記基地局によって、前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断するステップと、
    前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、前記基地局によって、前記サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップするステップと、
    を備え、
    前記第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
    前記第1のベアラの体験レベル、または、
    前記第1のベアラを使用することによって前記サービスを送信するために要求される体験レベル、
    のいずれか1つを備える、ベアラセットアップ方法。
  12. 現在の負荷状況および前記第1の体験品質情報に従って前記基地局によって、前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるかどうかを判断する前記ステップが、
    前記第1の体験品質情報に従って前記基地局によって、前記第1の体験品質情報に対応するベアラによって要求されるネットワークリソースを判断するステップ、および前記現在の負荷状況に従って、現在提供され得るネットワークリソースを判断するステップと、
    現在提供され得る前記ネットワークリソースが前記第1の体験品質情報に対応する前記ベアラによって要求される前記ネットワークリソース以上である場合、前記基地局によって、前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れるよう判断するステップ、または現在提供され得る前記ネットワークリソースが前記第1の体験品質情報に対応する前記ベアラによって要求される前記ネットワークリソース未満である場合、前記基地局によって、前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れないと判断するステップと、
    を備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記基地局によって、前記サービスを送信するために使用される第1のベアラをセットアップする前記ステップは、
    前記基地局によって、第1のRRC接続構成メッセージを前記UEに送信し、前記第1のRRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するよう前記UEに指示するステップであって、前記第1のRRC接続構成メッセージが前記第1の体験品質情報を備える、ステップと、
    前記基地局によって、前記UEが前記伝送チャネルの構成を完了した後に前記UEによって送信される第1のRRC接続構成完了メッセージを受信するステップと、
    前記基地局によって、第1のベアラセットアップ完了応答メッセージを前記MMEに送信するステップと、
    を備える、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記方法は、
    前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、前記基地局によって、体験保証交渉要求メッセージを前記MMEに送信するステップであって、前記体験保証交渉要求メッセージは、前記基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を備え、前記第2の体験品質情報は、前記基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って前記基地局によって判断される体験レベルである、ステップと、
    前記第2の体験品質情報が前記第1の体験品質情報を満たすと前記MMEが確認した場合、前記基地局によって、前記MMEによって送信される体験保証交渉応答メッセージを受信するステップと、
    前記基地局によって、前記サービスを送信するために使用される第2のベアラをセットアップするステップと、
    をさらに備える、請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. ベアラセットアップ方法であって、
    MMEによって、PGWによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受信するステップであって、前記ベアラセットアップ要求メッセージが、サービスのベアラをセットアップすることを要求するために使用され、前記ベアラセットアップ要求メッセージが第
    1の体験品質情報を備え、前記第1の体験品質情報が前記サービスに関連する体験レベルであり、前記サービスが、UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、ステップと、
    前記MMEによって、前記ベアラセットアップ要求メッセージを基地局に送信するステップであって、前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合、前記基地局が、前記サービスを送信するのに使用される第1のベアラをセットアップする、ステップと、
    前記MMEによって、前記基地局により送信されたベアラセットアップ完了応答メッセージを受信するステップと、
    を備え、
    前記第1の体験品質情報は、以下、すなわち、
    前記第1のベアラの体験レベル、または、
    前記第1のベアラを使用することによって前記サービスを送信するために要求される体験レベル、
    のいずれか1つを備える、ベアラセットアップ方法。
  16. 前記方法は、
    前記基地局が前記ベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合、前記MMEによって、前記基地局によって送信される体験保証交渉要求メッセージを受信するステップであって、前記体験保証交渉要求メッセージが、前記基地局によって現在サポートされている第2の体験品質情報を備え、前記第2の体験品質情報が、前記基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って、前記基地局によって判断される体験レベルである、ステップと、
    前記第2の体験品質情報が前記第1の体験品質情報を満たす場合、前記MMEによって、前記基地局がセットアップするよう要求する第2のベアラをセットアップすることができることを判断するステップと、
    前記MMEによって、体験保証交渉応答メッセージを前記基地局に送信し、前記サービスを送信するために前記第2のベアラをセットアップするよう前記基地局に指示するステップと、
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  17. ベアラセットアップ方法であって、
    UEによって、基地局によって送信されるRRC接続構成メッセージを受信するステップであって、前記RRC接続構成メッセージが、前記基地局がベアラをセットアップする場合に前記基地局によって送信されるメッセージであり、前記RRC接続構成メッセージが体験品質情報を備え、前記体験品質情報が、前記UEが送信する必要があるサービスに関連する体験レベルであり、前記サービスが、前記UEによって開始されるサービスであるか、またはネットワーク側デバイスによって開始されるサービスである、ステップと、
    前記UEによって、前記RRC接続構成メッセージに従って伝送チャネルを構成するステップと、
    前記UEによって、RRC接続構成完了メッセージを前記基地局に送信し、前記基地局と前記UEとの間のベアラがセットアップされたことを示すステップと、
    を備え、
    前記体験品質情報は、以下、すなわち、
    前記ベアラの体験レベル、または、
    前記ベアラを使用することによって前記サービスを送信するために要求される体験レベル、
    のいずれか1つを備える、ベアラセットアップ方法。
  18. 前記RRC接続構成メッセージは、前記基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れる場合に前記基地局によって前記UEに送信される第1のRRC接続構成メッセージであり、前記第1のRRC接続構成メッセージは、第1の体験品質情報を備え、前記確立されるベアラは、第1のベアラである、請求項17に記載の方法。
  19. 前記RRC接続構成メッセージは、前記基地局がMMEによって送信されるベアラセットアップ要求メッセージを受け入れない場合に前記基地局によって前記UEに送信される第2のRRC接続構成メッセージであり、前記第2のRRC接続構成メッセージは、第2の体験品質情報を備え、前記確立されるベアラは、第2のベアラであり、
    前記第2の体験品質情報は、前記基地局によってサポートされるサービス品質範囲に従って前記基地局によって判断される体験品質情報である、
    請求項17に記載の方法。
  20. 前記第2の体験品質情報は、以下、すなわち、
    前記第2のベアラの体験レベル、または、
    前記第2のベアラを使用することによって前記サービスを送信するために要求される体験レベル、
    のいずれか1つを備える、請求項19に記載の方法。
  21. プログラムを具備するコンピュータ読み出し可能な記録媒体であって、前記プログラムが、請求項11から14のいずれかの方法をコンピュータに実行させるものである、記録媒体。
  22. プログラムを具備するコンピュータ読み出し可能な記録媒体であって、前記プログラムが、請求項15または16の方法をコンピュータに実行させるものである、記録媒体。
  23. プログラムを具備するコンピュータ読み出し可能な記録媒体であって、前記プログラムが、請求項17から19のいずれかの方法をコンピュータに実行させるものである、記録媒体。
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