JP6407049B2 - 計量塗布容器 - Google Patents
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Description
また弁部材は、計量室と連通孔との連通を遮断し、かつ計量室と挿通孔とを連通させる塗布位置と、塗布位置よりも上方に配置されて、計量室と挿通孔との連通を遮断し、かつ計量室と連通孔とを連通させる計量位置と、の間を上下動自在に設けられている。
まず、弁部材を計量位置に配置した状態において、正立姿勢の計量塗布容器を倒立姿勢にして、容器本体から計量室に内容物を流入させる。計量室には、所定量の内容物が収容される。弁部材の上端(先端)を被塗布部に押し付けると、弁部材が塗布位置に移動させられ、連通孔を通した計量室と容器本体との連通が遮断されて、計量が完了する。また、計量塗布容器は挿通孔(弁部材の内部)を通して内容物を塗布可能な状態となる。
この状態から、弁部材の先端を被塗布部に接近させたり接触させたりして、内容物を塗布する。計量室の内容物が挿通孔を通して外部にすべて吐出されることで、計量した内容物の被塗布部への塗布が終了する。
すなわち、弁部材が塗布位置に配置された状態においては、弁部材の内部を通して容器外部に開口する吐出孔が、開いたままの状態(全開状態)となる。このため、計量室内に計量された内容物を吐出するときに、吐出量を調整することができなかった。
また、計量時において弁部材の位置が、塗布位置及び計量位置のいずれにあるのかを、操作者が容易に識別できるようにすることに改善の余地があった。
本発明の計量塗布容器は、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔が形成された中栓部材と、前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を、前記中栓部材との間に形成するとともに、上端部に前記計量室に連通する吐出孔が形成された計量筒部材と、前記計量室に設けられるとともに、上端が前記吐出孔から前記計量室の外部に突出される塗布栓と、を備え、前記計量筒部材は、前記計量室と前記連通孔との連通を遮断する塗布位置と、前記塗布位置よりも上方に配置されて、前記計量室と前記連通孔とを連通させる計量位置と、の間を上下動自在に設けられ、前記塗布栓には、前記計量筒部材における前記吐出孔の開口周縁部に対して、該開口周縁部の下方から離間自在に密接するシール部が形成され、前記シール部には、前記計量室内に配置されるとともに、弾性変形自在に形成された内筒部が連設され、前記塗布栓の外周面のうち前記シール部の上方に位置する部分には、縦溝が形成され、前記内筒部には、前記塗布栓が前記計量室内に向けて押し込まれ、前記内筒部が弾性変形したときに、前記縦溝と前記計量室内とを連通する連絡孔が形成されることを特徴とする。
なお、吐出の際には、塗布栓の外周面に形成された縦溝を通して内容物が吐出される。このため、被塗布部に対して内容物を拡げやすく、広範囲に塗布しやすい。
従って、計量時において、塗布位置と計量位置の識別が容易に行えて、操作性がよい。
また、本発明の計量塗布容器において、前記内筒部の周壁は、前記計量筒部材の周壁に対して、径方向内側に嵌合していることとしてもよい。
この計量塗布容器1には、例えば人体の頭皮や皮膚等の被塗布部Sに塗布される育毛剤や薬液等の、液状の内容物が収容される。
容器本体2は、有底筒状をなしており、該容器本体2の内部には被塗布部S(図6を参照)に塗布する内容物が収容される。中栓部材4は、容器本体2の口部2aに装着され、該中栓部材4には、容器本体2内に連通する連通孔5が形成される。計量筒部材7は、中栓部材4の上方に位置しており、該中栓部材4との間に計量室6を形成する。計量筒部材7の上端部(頂部)には、計量室6に連通する吐出孔8が形成されており、計量室6は、連通孔5を通して容器本体2内に連通する。塗布栓9は、計量室6に設けられるとともに、上端(先端)が吐出孔8から計量室6の外部に突出される。蓋体10は、計量筒部材7を覆うように、容器本体2の口部2a及び中栓部材4のいずれかに着脱可能に装着される。
装着筒11は、容器本体2の口部2aに対して、該口部2aの径方向外側に装着される。装着筒11の内周面のうち、下方に位置する下方部分には、雌ねじ部が形成されており、該雌ねじ部は、口部2aの雄ねじ部に螺着する。装着筒11が口部2aに装着された状態において、装着筒11のうち上方に位置する上方部分は、口部2aの上端開口縁よりも上方に突出している。装着筒11の外周面のうち、上方部分には、雄ねじ部が形成されている。装着筒11は、口部2aに装着されたときに、該口部2aに対して周方向の緩み側への移動が規制されて、回り止めされる。
外筒13aの下端部は、容器本体2の口部2aの上端部に対して、該上端部の径方向内側に嵌合している。外筒13aのうち下端部以外の部位は、口部2aの上端開口縁よりも上方に突出している。外筒13aの上端開口縁は、装着筒11の上端開口縁よりも下方に位置している。外筒13aの内周面のうち上端部には、径方向内側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる係止突起13cが形成されている。
下筒7bは、スライド筒7cと、嵌合筒7dと、ガイド筒7eと、シール筒7fと、支持板7gと、を備えている。
スライド筒7cは、装着筒11の上方部分の径方向内側に挿入されている。スライド筒7cの上端部には、径方向外側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状の鍔部7hが設けられている。鍔部7hの下面は、装着筒11の上端開口縁に対して、該上端開口縁の上方から当接している。鍔部7hの外周縁部は、装着筒11の上端開口縁よりも径方向外側に突出している。蓋体10を装着筒11から取り外すことにより、スライド筒7cは、装着筒11に対して上方にスライド移動可能であり、上方移動した後には、下方に向けてもスライド移動可能である。
嵌合筒7dは、支持板7gの上面に立設されている。嵌合筒7dの上端は、鍔部7hよりも上方に位置している。
なお、本実施形態においては、内筒部16及び塗布栓9が、弾性変形可能な材料(弾性材料)により一体に形成されている。
なお、吐出の際には、塗布栓9の外周面に形成された縦溝15を通して内容物が吐出される。このため、被塗布部Sに対して内容物を拡げやすく、広範囲に塗布しやすい。
従って、計量時において、塗布位置と計量位置の識別が容易に行えて、操作性がよい。
なお、図10に示されるように、計量筒部材7が塗布位置に配置されたときには、空気置換孔17に栓軸23が嵌合するため、計量室6の内容物の計量精度は確保される。
また、容器本体2の口部2aに対して、装着筒11を螺着する構成に替えて、アンダーカット嵌合等により装着してもよい。
2 容器本体
2a 口部
4 中栓部材
5 連通孔
6 計量室
7 計量筒部材
8 吐出孔
9 塗布栓
9a シール部
10 蓋体
15 縦溝
16 内筒部
16a 連絡孔
17 空気置換孔
Claims (3)
- 内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔が形成された中栓部材と、
前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を、前記中栓部材との間に形成するとともに、上端部に前記計量室に連通する吐出孔が形成された計量筒部材と、
前記計量室に設けられるとともに、上端が前記吐出孔から前記計量室の外部に突出される塗布栓と、を備え、
前記計量筒部材は、
前記計量室と前記連通孔との連通を遮断する塗布位置と、
前記塗布位置よりも上方に配置されて、前記計量室と前記連通孔とを連通させる計量位置と、の間を上下動自在に設けられ、
前記塗布栓には、前記計量筒部材における前記吐出孔の開口周縁部に対して、該開口周縁部の下方から離間自在に密接するシール部が形成され、
前記シール部には、前記計量室内に配置されるとともに、弾性変形自在に形成された内筒部が連設され、
前記塗布栓の外周面のうち前記シール部の上方に位置する部分には、縦溝が形成され、
前記内筒部には、前記塗布栓が前記計量室内に向けて押し込まれ、前記内筒部が弾性変形したときに、前記縦溝と前記計量室内とを連通する連絡孔が形成されることを特徴とする計量塗布容器。 - 請求項1に記載の計量塗布容器であって、
前記内筒部の周壁は、前記計量筒部材の周壁に対して、径方向内側に嵌合していることを特徴とする計量塗布容器。 - 請求項1又は2に記載の計量塗布容器であって、
前記中栓部材には、前記連通孔とは別に、前記計量室と前記容器本体内とを連通する空気置換孔が形成され、
前記計量筒部材が前記塗布位置に配置されたときに、前記空気置換孔を通した前記計量室と前記容器本体内との連通が遮断され、
前記計量筒部材が前記計量位置に配置されたときに、前記空気置換孔を通して前記計量室と前記容器本体内とが連通するように構成されたことを特徴とする計量塗布容器。
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