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JP6405127B2 - 留め具 - Google Patents

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JP6405127B2
JP6405127B2 JP2014123632A JP2014123632A JP6405127B2 JP 6405127 B2 JP6405127 B2 JP 6405127B2 JP 2014123632 A JP2014123632 A JP 2014123632A JP 2014123632 A JP2014123632 A JP 2014123632A JP 6405127 B2 JP6405127 B2 JP 6405127B2
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Description

本発明は、留め具に関する。
従来から、板材等の2部材を着脱可能に連結するための種々の留め具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
従来の留め具では、2つの部材を接続する際に発生するクリック音や、2つの部材を接続するべく荷重を加えた際に生じる抵抗感により、2つの部材が接続されたかどうかを確認することができるようになっている。
ところが、従来のものは、凹部に対して凸部を接続させていたため両者の接続作業がなされた後の段階で、両者の接続が実際に完了したかどうかを視覚を通じて明瞭に把握させ難いものとなっていた。
特開平9−142522号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、クリック音や荷重を加えた際の抵抗感による接続確認に依らず、視覚を通じて接続の確認を好適に行うことができる留め具を提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、接続面を有した第一の接続対象物と、この第一の接続対象物の接続面に対向する接続面を有した板状をなす第二の接続対象物とを前記接続面同士を合わせるように接続するための留め具であって、前記第一の接続対象物の接続面に設けられ前記第二の接続対象物に向けて突出する突起を有したオス部材と、このオス部材に対応させて前記第二の接続対象物の接続面に設けられ前記突起と着脱可能に弾性係合する係合孔を有したメス部材とを具備してなり、前記メス部材が前記係合孔に係合した前記突起の先端を第二の接続対象物の反接続面側から視認可能にするための視認窓を備えたものであり、前記メス部材をメス部材側の取付部材を用いて前記第二の接続対象物に取り付けるものであって、前記第二の接続対象物がメス部材取付用の貫通孔を有したものであり、前記メス部材が前記貫通孔に遊嵌する筒状部と、この筒状部の外方端部外周に設けられ前記第二の接続対象物の接続面に添接する鍔部と、前記筒状部の内方端側の外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪とを備えたものであり、前記メス部材側の取付部材が、前記メス部材の筒状部の外周に外嵌する外嵌筒状部と、この外嵌筒状部の外方端部外周に設けられ前記第二の接続対象物の反接続面に添接する鍔部と、前記外嵌筒状部の内方端部内周に設けられ前記メス部材の厚み調整爪の何れかに選択的に係わり合う係合爪とを備えたものであり、前記メス部材側の取付部材の外嵌筒状部が、前記メス部材の視認窓を前記第二の接続対象物の反接続面側から視認可能にするための貫通孔を備えているものであり、前記オス部材をオス部材側の取付部材を用いて板状をなす前記第一の接続対象物に取り付けるものであって、前記第一の接続対象物が前記オス部材を取り付けるための貫通孔を有したものであり、前記オス部材が、前記貫通孔に遊嵌する筒状部と、この筒状部の外方端部に設けられ前記第一の接続対象物の接続面に添接する鍔部と、この鍔部の中心部分に突設された前記突起と、前記筒状部の内方端側外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪とを備えたものであり、前記オス部材側の取付部材が、前記オス部材の筒状部の外周に外嵌する外嵌筒状部と、この外嵌筒状部の外方端部外周に設けられ前記第一の接続対象物の反接続面に添接する鍔部と、前記外嵌筒状部の内方端部内周に設けられ前記オス部材の厚み調整爪の何れかに選択的に係わり合う係合爪とを備えたものであり、前記メス部材側の取付部材と前記オス部材側の取付部材とが同一構造をなしている留め具である。
ここで、「板状」とは、板に近似した外観を呈し得る態様を意味する。すなわち「板状」は、大きく撓んだり変形したりし得る軟質の態様であってもよいし、撓みの生じ難い硬質の態様であってもよい。また、「板状」は、複数の部材が積層されて構成された態様であってもよい。
請求項に記載の発明は、請求項1記載の構成において、前記オス部材の突起が、基端側に小径部を有するとともに先端側に大径部を有した断面矢尻状のものであり、前記メス部材の係合孔が、内方端部に前記突起の大径部よりも小さな内径を有し前記突起の小径部に係わり合う縮径部を有したものであり、前記メス部材が、前記突起挿入時に前記縮径部の内径を一時的に拡張するための弾性変形促進用のスリットを有したものであり、このメス部材に前記オス部材をスナップボタン方式で着脱できるように構成されたものである。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2記載の構成において、前記オス部材の色彩と前記メス部材の色彩とを相互に異ならせているものである。
以上説明したように本発明によれば、クリック音や荷重を加えた際の抵抗感による接続確認に依らず、視覚を通じて接続の確認を好適に行うことができる留め具を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同斜視図。 同実施形態における一部を切断した態様の斜視図。 同斜視図。 各部材をそれぞれ離間させた状態で示す斜視図。 各部材同士の係合態様を説明するための断面図。 異なる寸法の取付部材を適用する例を説明するための側面図。 留め具の中央断面図。 オス部材とメス部材との接続前後を説明するための説明図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜9を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、第一、第二の接続対象物である第一、第二の板材P1、P2同士を接続するための留め具Tに適用したものである。
この実施形態における第一、第二の板材P1、P2は、プラスチック中空板と称される平板状をなす樹脂成型品である。第一、第二の板材P1、P2は、それぞれ、多数のキャップ状の突起tを有するキャップシートs1と、このキャップシートs1を挟むように底面側(裏面側)及び頂面側(表面側)に配される平坦なバックシートs2及びライナーシートs3とを備えた3層状のものである。
第一、第二の板材P1、P2は、例えば、種々の荷物を収容するための収容空間を有した箱体(図示せず)の構成部品として使用される。すなわち、一方側となる第一の板材P1又は第二の板材P2は、前記収容空間を閉塞するための蓋部材(図示せず)として使用され、他方側となる第二の板材P2又は第一の板材P1は、荷物を収容するための収容空間を形成する蓋本体(図示せず)として使用される。
第一の板材P1は、第二の板材P2と接続するときに第二の板材P2側を向く接続面P11と、この接続面P11の反対側を向く反接続面P12と、これら接続面P11側と反接続面P12側とを連通する貫通孔P13とを備えている。貫通孔P13は、オス部材1と取付部材3とを第一の板材P1に対して取り付けるためのものである。
第二の板材P2は、第1の板材P1と接続するときに第一の板材P1側を向く接続面P21と、この接続面P21の反対側を向く反接続面P22と、これら接続面P21側と反接続面P22側とを連通する貫通孔P23とを備えている。貫通孔P23は、メス部材2と取付部材4とを第二の板材P2に対して取り付けるためのものである。
この実施形態では、第一の板材P1に留め具Tを構成するオス部材1と取付部材3とが脱落し難い態様で取り付けられており、第二の板材P2に、留め具Tを構成するメス部材2と取付部材4とが脱落し難い態様で取り付けられている。
留め具Tは、接続面P11を有した板状をなす第一の板材P1と、この第一の板材P1の接続面P11に対向する接続面P21を有した板状をなす第二の板材P2とを前記接続面P11、P21同士を合わせるように接続するためのものである。
留め具Tは、前記第一の板材P1の接続面P11に設けられ前記第二の板材P2に向けて突出する突起11を有したオス部材1と、このオス部材1に対応させて前記第二の板材P2の接続面P21に設けられ前記突起11と着脱可能に弾性係合する係合孔21を有したメス部材2とを具備してなり、前記メス部材2が前記係合孔21に係合した前記突起11の先端を第二の板材P2の反接続面P22側から視認可能にするための視認窓2aを備えている。
この実施形態では、前記オス部材1を、取付部材3を用いて板状をなす前記第一の板材P1に取り付けるようにしている。すなわち、一方側からオス部材1の一部を第一の板材P1の貫通孔P13内に挿入するとともに、他方側から取付部材3の一部を第一の板材P1の貫通孔P13内に挿入し、次いで、オス部材1と取付部材3とを離脱し難い態様で密に係わり合わせることにより、第一の板材P1を挟み込むようにしてオス部材1と取付部材3とを取り付けるようにしてある。
また、この実施形態では、前記メス部材2を、取付部材4を用いて前記第二の板材P2に取り付けるようにしている。すなわち、一方側からメス部材2の一部を第二の板材P2の貫通孔P23内に挿入するとともに他方側から取付部材4の一部を第二の板材P2の貫通孔P23内に挿入し、次いで、メス部材2と取付部材4とを離脱し難い態様で密に係わり合わせることにより、第二の板材P2を挟み込むようにしてメス部材2と取付部材4とを取り付けるようにしてある。
なお、オス部材1と係わり合う取付部材3とメス部材2と係わり合う取付部材4とは共通の仕様で作ることができるようになっている。換言すれば、留め具Tは、オス部材1と係わり合う取付部材3とメス部材2と係わり合う取付部材4を同一構造をなす共通部品とすることができるようになっている。
オス部材1は、第一の板材P1に装着される樹脂製のものである。オス部材1は、前記第一の板材P1の貫通孔P13に遊嵌する筒状部12と、この筒状部12の外方端部に設けられ前記第一の板材P1の接続面P11に添接する鍔部13と、この鍔部13の中心部分に突設された前記突起11と、前記筒状部12の内方端側外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪14とを備えている。
オス部材1の突起11は、メス部材2の係合孔21に着脱可能に係わり合うためのものであり、基端側に小径部111を有するとともに先端側に大径部112を有した断面矢尻状のものである。換言すれば、突起11は、径を異ならせた円柱状のもので、小径部111は大径部112よりも径が短く設定されており大径部112は小径部111よりも径が長く設定されている。
オス部材1の筒状部12は、第一の板材P1の貫通孔P13内に位置するとともに後述する取付部材3の外嵌筒状部31に内嵌される円筒状のものである。筒状部12の外周には、軸方向に1mmピッチで厚み調整爪14が3箇所に並んで形成されている。
オス部材1の鍔部13は、円盤状のもので筒状部12側を向く面が第一の板材P1の接続面P11に添接し得るように構成されている。
オス部材1と係合する取付部材3は、第一の板材P1に装着される樹脂製のものである。取付部材3は、前記オス部材1の筒状部12の外周に外嵌する外嵌筒状部31と、この外嵌筒状部31の外方端部外周に設けられ前記第一の板材P1の反接続面P12に添接する鍔部32と、前記外嵌筒状部31の内方端部内周に設けられ前記オス部材1においてその軸心方向に複数配列された厚み調整爪14の何れかに選択的に係わり合う係合爪33とを備えている。外嵌筒状部31は底部の無い円筒状のものである。すなわち、外嵌筒状部31は、前後方向に貫通する貫通孔34が設けられている。外嵌筒状部31と鍔部33との境界部分には、複数箇所にリブrが設けられている。取付部材3の鍔部32は、円盤状のもので外嵌筒状部31側を向く面が第一の板材P1の反接続面P12に添接し得るように構成されている。
メス部材2は、第二の板材P2に装着される樹脂製のものである。メス部材2は、前記第二の板材P2の貫通孔P23に遊嵌する筒状部22と、この筒状部22の外方端部外周に設けられ前記第二の板材P2の接続面P21に添接する鍔部23と、前記筒状部22の内方端側の外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪24とを備えている。
メス部材2の係合孔21は、オス部材1の突起11を着脱可能に支持し得るものであり、内方端部に前記突起11の大径部112よりも小さな内径を有し前記突起11の小径部111に係わり合う縮径部211を有している。
メス部材2は、オス部材1の突起11を前記係合孔21に係わり合わせるべく当該係合孔21に挿入した時に、前記係合孔21の縮径部211の内径を一時的に拡張するための弾性変形促進用のスリット2bを有している。スリット2bは、係合孔21における円環状の縮径部211を一時的に樹脂の弾性変形により拡張し易くするためのもので、縮径部211を連続する環状構造にさせないよう分断し得る位置に設けられている。言い換えると、スリット2bは、係合孔21における突起11の挿入口周辺、すなわち、係合孔21を形成している筒状部22と第二の板材P2に添接する鍔部23に亘って連続して形成されている。この実施形態ではスリット2bは2箇所に設けられている。
メス部材2の筒状部22は、第二の板材P2の貫通孔P23内に位置するとともに後述する取付部材4の外嵌筒状部41に内嵌される円筒状のものである。筒状部22の外周には、軸方向に1mmピッチで厚み調整爪24が3箇所に並んで形成されている。
メス部材2の鍔部23は、円盤状のもので筒状部22側を向く面が第二の板材P2の接続面P21に添接し得るように構成されている。
メス部材2と係合する取付部材4は、第二の板材P2に装着される樹脂製のものである。取付部材4は、前記メス部材2の筒状部22の外周に外嵌する外嵌筒状部41と、この外嵌筒状部41の外方端部外周に設けられ前記第二の板材P2の反接続面P22に添接する鍔部42と、前記外嵌筒状部41の内方端部内周に設けられ前記メス部材2においてその軸心方向に複数配列された厚み調整爪24の何れかに選択的に係わり合う係合爪43とを備えている。第二の板材P2に装着される前記取付部材4の外嵌筒状部41は、前記メス部材2の視認窓2aを前記第二の板材P2の反接続面P22側から視認可能にするための貫通孔44を備えている。外嵌筒状部41は底部の無い筒状のものである。すなわち、外嵌筒状部41は、前後方向に貫通する貫通孔44が設けられている。外嵌筒状部41と鍔部43との境界部分には、複数箇所にリブrが設けられている。取付部材4の鍔部42は、円盤状のもので外嵌筒状部41側を向く面が第二の板材P2の反接続面P22に添接し得るように構成されている。
この実施形態では、オス部材1の色彩とメス部材2及びメス部材2側の取付部材4の色彩とを相互に異ならせている。色彩は任意のものを選択できることは言うまでもないが、その一例としては、オス部材1は赤色の色彩に設定されたものとし、メス部材2及び取付部材4は黒色の色彩に設定されたものとした態様が挙げられる。オス部材1の色彩とメス部材2の色彩とを相互に異ならせたのは、メス部材2に係合する前後でメス部材2の視認窓2aから視認されるオス部材1の突起11の視認可能領域を把握し易くするためである。
しかして、この実施形態の留め具Tは、オス部材1とメス部材2との接続を使用者に視覚を通じて確認させ得る接続確認手段Jを備えている。この実施形態における接続確認手段Jは、突起11を有したオス部材1とこの突起11が着脱可能に係わり合う係合孔21及び視認窓2aを有したメス部材2とを主体に構成されている。
すなわち、接続確認手段Jを構成するメス部材2は、その係合孔21に係合したオス部材1の突起11の先端を第二の板材P2の反接続面P22側から視認可能にするための視認窓2aを備えている。このため、第二の板材P2の反接続面P22側から、メス部材2の係合孔21に挿入された状態の突起11の先端を、看者、すなわち使用者や作業者等の目視する者に対して視覚を通じて把握させることによりオス部材1とメス部材2との接続の是非を確認させ得るものとなる。
より詳しく言えば、図9に示すように、オス部材1の突起11(図9では、オス部材1を色付けして示している。)がメス部材2の係合孔21に係合する前の状態(接続前)においては、第二の板材P2の反接続面P22側からは、挿入されるべき突起11の先端(及び、鍔部13の一部)が係合孔21の縮径部211の存在により一定の範囲を視認不能に遮られた態様で看者によって視覚的に把握されることになる。一方、オス部材の突起11がメス部材2の係合孔21に係合した後の状態(接続後)においては、第二の板材P2の反接続面P22側からは、係合孔21に挿入され当該係合孔21の縮径部211を通過した突起11の大径部112の略全体が看者によって視覚的に把握されることになる。つまり、本実施形態における接続確認手段Jは、突起11と係合孔21とが係わり合った状態において、第二の板材P2の反接続面P22側から視覚を通じて把握される突起11の視認可能領域が、突起11と係合孔21とが係わり合う前の状態よりも拡張するように構成されている。そして、突起11の視認可能領域の相違を把握した看者は、オス部材1とメス部材2との係わり合いの是非を確認することができるようになっている。加えて、突起11の奥から手前への移動により突起11の視認可能領域の広がりが立体的に確認することができる。
このように、看者は、突起11の視認可能領域が拡張をしたことを把握することで、オス部材1とメス部材2とが係わり合ったことを確認することができる。しかも、オス部材1とメス部材2の色彩を変えておけば、突起11が係合孔21に係合する前後で視認範囲領域が変化することを視覚を通じて顕著に把握し易いものとなる。
次いで、オス部材1と取付部材3の第一の板材P1に対する取り付け、及び、メス部材2と取付部材4の第二の板材P2に対する取り付けについて図5、6、及び7等を参照して説明する。
まず、オス部材1と取付部材3の第一の板材P1に対する取り付けは次のとおりである。すなわち、接続面P11側からオス部材1の筒状部12を第一の板材P1の貫通孔P13内に挿入するとともに、反接続面P12側から取付部材3の外嵌筒状部31を第一の板材P1の貫通孔P13内に挿入し、筒状部12を外嵌筒状部31に比較的強い力で押し込んで内嵌めする。このとき、オス部材1の鍔部13と取付部材3の鍔部32の離間寸法が第一の板材P1の厚み寸法に略相応するように、厚み調整爪14と係合爪33とが係わり合う位置を調整する。例えば、第一の板材P1の厚み寸法が6mmに設定されている場合には、外嵌筒状部31の前後寸法が6mmに設定された取付部材3を用意する。そして、当該取付部材3の係合爪33を最も奥側に位置する厚み調整爪14に係わり合わせることにより、オス部材1の鍔部13と取付部材3の鍔部32の離間寸法が、第一の板材P1の厚み寸法(6mm)に略相応した6mmに設定されることになる。このようにして、第一の板材P1の厚み寸法に対応してオス部材1と取付部材3とを連結し、両者を第一の板材P1に取り付けることができる。
メス部材2と取付部材4の第二の板材P2に対する取り付けは次のとおりである。すなわち、接続面P21側からメス部材2の筒状部22を第二の板材P2の貫通孔P23内に挿入するとともに、反接続面P22側から取付部材4の外嵌筒状部41を第二の板材P2の貫通孔P23内に挿入し、筒状部22を外嵌筒状部41に比較的強い力で押し込んで内嵌めする。このとき、メス部材2の鍔部23と取付部材4の鍔部42の離間寸法が第二の板材P2の厚み寸法に略相応するように、厚み調整爪24と係合爪43とが係わり合う位置を調整する。例えば、第二の板材P2の厚み寸法が6mmに設定されている場合には、外嵌筒状部41の前後寸法が6mmに設定された取付部材4を用意する。そして、当該取付部材4の係合爪43を最も奥側に位置する厚み調整爪24に係わり合わせることにより、メス部材2の鍔部23と取付部材4の鍔部42の離間寸法が、第二の板材P2の厚み寸法(6mm)に略相応した6mmに設定されることになる。このようにして、第二の板材P2の厚み寸法に対応してメス部材2と取付部材4とを連結し、両者を第二の板材P2に取り付けることができる。
以上、詳述したように本実施形態における留め具Tは、接続面P11を有した第一の板材P1と、この第一の板材P1の接続面P11に対向する接続面P21を有した板状をなす第二の板材P2とを前記接続面P11、P21同士を合わせるように接続するための留め具Tである。そして、前記第一の板材P1の接続面P11に設けられ前記第二の板材P2に向けて突出する突起11を有したオス部材1と、このオス部材1に対応させて前記第二の板材P2の接続面P21に設けられ前記突起11と着脱可能に弾性係合する係合孔21を有したメス部材2とを具備してなる。さらに、前記メス部材2が前記係合孔21に係合した前記突起11の先端を第二の板材P2の反接続面P22側から視認可能にするための視認窓2aを備えている。このため、視認窓2aを通じて第二の板材P2の反接続面P22側から係合状態の突起11を目視により確認することができるものとなる。つまり、本実施形態の留め具Tであれば、クリック音や荷重を加えた際の抵抗感による接続確認に依らず、視覚を通じて接続の確認を好適に行うことができるものとなる。
前記メス部材2を取付部材4を用いて前記第二の板材P2に取り付けるものであって、前記第二の板材P2がメス部材取付用の貫通孔P23を有したものであり、前記メス部材2が前記貫通孔P23に遊嵌する筒状部22と、この筒状部22の外方端部外周に設けられ前記第二の板材P2の接続面P21に添接する鍔部23と、前記筒状部22の内方端側の外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪24とを備えている。そして、前記取付部材4が、前記メス部材2の筒状部22の外周に外嵌する外嵌筒状部41と、この外嵌筒状部41の外方端部外周に設けられ前記第二の板材P2の反接続面P22に添接する鍔部23と、前記外嵌筒状部41の内方端部内周に設けられ前記メス部材2の厚み調整爪24の何れかに選択的に係わり合う係合爪43とを備えている。さらに、前記取付部材4の外嵌筒状部41が、前記メス部材2の視認窓2aを前記第二の板材P2の反接続面P22側から視認可能にするための貫通孔44を備えている。このため、基本的に特別な工具を用いることもなく、メス部材2と取付部材4を好適に第二の板材P2に取り付けることができるものとなる。しかも、メス部材2の筒状部22外周に複数の厚み調整爪24を設けており、これら厚み調整爪24の何れかに選択的に係わり合う係合爪43を取付部材4に設けているので、第二の板材P2の厚み寸法に柔軟に適応させてメス部材2と取付部材4とを第二の板材P2に取り付けることができるものとなる。さらに、貫通孔44を通して、メス部材2の視認窓2aを視認可能であるため、確実に第二の板材P2の反接続面P22側からオス部材1の突起11を目視により確認することができるものとなる。
前記オス部材1を取付部材3を用いて板状をなす前記第一の板材P1に取り付けるものであって、前記第一の板材P1が前記オス部材1を取り付けるための貫通孔P13を有したものであり、前記オス部材1が、前記貫通孔P13に遊嵌する筒状部12と、この筒状部12の外方端部に設けられ前記第一の板材P1の接続面P11に添接する鍔部13と、この鍔部13の中心部分に突設された前記突起11と、前記筒状部12の内方端側外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪14とを備えている。そして、前記取付部材3が、前記オス部材1の筒状部12の外周に外嵌する外嵌筒状部31と、この外嵌筒状部31の外方端部外周に設けられ前記第一の板材P1の反接続面P12に添接する鍔部13と、前記外嵌筒状部31の内方端部内周に設けられ前記オス部材1の厚み調整爪14の何れかに選択的に係わり合う係合爪33とを備えている。このため、基本的に特別な工具を用いることもなく、オス部材1と取付部材3を好適に第一の板材P1に取り付けることができるものとなる。しかも、オス部材1の筒状部12外周に複数の厚み調整爪14を設けており、これら厚み調整爪14の何れかに選択的に係わり合う係合爪33を取付部材3に設けているので、第一の板材P1の厚み寸法に柔軟に適応させてオス部材1と取付部材3とを第一の板材P1に取り付けることができるものとなる。
前記オス部材1の突起11が、基端側に小径部111を有するとともに先端側に大径部112を有した断面矢尻状のものであり、前記メス部材2の係合孔21が、内方端部に前記突起11の大径部112よりも小さな内径を有し前記突起11の小径部111に係わり合う縮径部211を有している。さらに、前記メス部材2が、前記突起11挿入時に前記縮径部211の内径を一時的に拡張するための弾性変形促進用のスリット2bを有している。このため、メス部材2に前記オス部材1を係合音を伴わせて係合するいわゆるスナップボタン方式で着脱できるように構成された好適な留め具Tを提供することができるものとなる。また、突起11が小径部111と大径部112とを有し、縮径部211が大径部112を通過させた後に小径部111と係わり合うため、オス部材1とメス部材2とを好適に着脱可能に係わり合わせることができる。しかも、メス部材2が縮径部211の内径を一次的に拡張するためのスリット2bを有しているため、オス部材1とメス部材2との係脱を適切な力で行うための設計の自由度が向上するものとなる。
前記オス部材1の色彩と前記メス部材2の色彩とを相互に異ならせているため、突起11の存在を、見る者(看者、すなわち使用者や作業者等の目視する者)に対して視覚を通じて顕著に確認させることができるものとなる。すなわち、オス部材1とメス部材2の色彩を異ならせておけば、突起11が係合孔21に係合する前段階と突起11が係合孔21に係合する後段階とによって、視認される突起11の視認範囲領域が相違することを視覚を通じて認識させやすいものとなる。
オス部材1と係わり合う取付部材3とメス部材2と係わり合う取付部材4とは共通の仕様で作ることができるようになっている。このため、本実施形態に係る留め具Tであれば、製造工数の低減に寄与し得るものとなる。
その一方で、外嵌筒状部31、41の前後寸法を種々の長さに設定した取付部材3、4を用意しておけば、厚み寸法の異なる第一、第二の板材P1、P2が登場した場合でも、より好適にオス部材1やメス部材2を第一、第二の板材P1、P2に取り付けることができるものとなる。例えば、図7に示すように、取付部材3、4の外嵌筒状部31、41の前後寸法を、3mm、6mm、9mmとした3タイプ準備しておけば、オス部材1及びメス部材2と協働して、3mm〜11mmの厚み寸法をなす第一、第二の板材P1、P2に対して適切に止着され得るものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
留め具が装着される接続対象物は、その全体が板状である必要はないし、板状に展開できるものでなくてもよい。少なくとも、メス部材を装着する側の接続対象物において当該メス部材が装着される部位のみが板状であれば、所期の目的を達成し得るものとなる。
第一、第二の接続対象物は、留め具による接続を阻害しないものであればどのような形状のものであってもよく、本実施形態に示されたようなプラスチック中空板に限定されるものではない。接続対象物は、例えば、布製、金属製、木製、樹脂製、陶磁製、又はガラス製、或いはこれらを適宜組み合わせた種々のものが考えられる。但し、本実施形態に示すようなプラスチック中空板に対して留め具を装着するものであると、プラスチック中空板に一定の厚み方向への弾性変形が許容されるため、好適にオス部材やメス部材を当該プラスチック中空板に密接させて装着することができるものとなる。
オス部材やメス部材の筒状部は円筒状のものでなくてもよく、角筒状のものであってもよい。
突起の形状も種々の形状を採用できるのは言うまでもない。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…オス部材
2…メス部材
2a…視認窓
3…取付部材
4…取付部材
11…突起
21…係合孔
P1…第一の板材(第一の接続対象物)
P2…第二の板材(第二の接続対象物)
T…留め具

Claims (3)

  1. 接続面を有した第一の接続対象物と、この第一の接続対象物の接続面に対向する接続面を有した板状をなす第二の接続対象物とを前記接続面同士を合わせるように接続するための留め具であって、
    前記第一の接続対象物の接続面に設けられ前記第二の接続対象物に向けて突出する突起を有したオス部材と、このオス部材に対応させて前記第二の接続対象物の接続面に設けられ前記突起と着脱可能に弾性係合する係合孔を有したメス部材とを具備してなり、前記メス部材が前記係合孔に係合した前記突起の先端を第二の接続対象物の反接続面側から視認可能にするための視認窓を備えたものであり、
    前記メス部材をメス部材側の取付部材を用いて前記第二の接続対象物に取り付けるものであって、前記第二の接続対象物がメス部材取付用の貫通孔を有したものであり、前記メス部材が前記貫通孔に遊嵌する筒状部と、この筒状部の外方端部外周に設けられ前記第二の接続対象物の接続面に添接する鍔部と、前記筒状部の内方端側の外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪とを備えたものであり、前記メス部材側の取付部材が、前記メス部材の筒状部の外周に外嵌する外嵌筒状部と、この外嵌筒状部の外方端部外周に設けられ前記第二の接続対象物の反接続面に添接する鍔部と、前記外嵌筒状部の内方端部内周に設けられ前記メス部材の厚み調整爪の何れかに選択的に係わり合う係合爪とを備えたものであり、前記メス部材側の取付部材の外嵌筒状部が、前記メス部材の視認窓を前記第二の接続対象物の反接続面側から視認可能にするための貫通孔を備えているものであり、
    前記オス部材をオス部材側の取付部材を用いて板状をなす前記第一の接続対象物に取り付けるものであって、前記第一の接続対象物が前記オス部材を取り付けるための貫通孔を有したものであり、前記オス部材が、前記貫通孔に遊嵌する筒状部と、この筒状部の外方端部に設けられ前記第一の接続対象物の接続面に添接する鍔部と、この鍔部の中心部分に突設された前記突起と、前記筒状部の内方端側外周に設けられ軸心方向に所定のピッチで配列された複数の厚み調整爪とを備えたものであり、前記オス部材側の取付部材が、前記オス部材の筒状部の外周に外嵌する外嵌筒状部と、この外嵌筒状部の外方端部外周に設けられ前記第一の接続対象物の反接続面に添接する鍔部と、前記外嵌筒状部の内方端部内周に設けられ前記オス部材の厚み調整爪の何れかに選択的に係わり合う係合爪とを備えたものであり、
    前記メス部材側の取付部材と前記オス部材側の取付部材とが同一構造をなしている留め具。
  2. 前記オス部材の突起が、基端側に小径部を有するとともに先端側に大径部を有した断面矢尻状のものであり、前記メス部材の係合孔が、内方端部に前記突起の大径部よりも小さな内径を有し前記突起の小径部に係わり合う縮径部を有したものであり、前記メス部材が、前記突起挿入時に前記縮径部の内径を一時的に拡張するための弾性変形促進用のスリットを有したものであり、このメス部材に前記オス部材をスナップボタン方式で着脱できるように構成された請求項1記載の留め具。
  3. 前記オス部材の色彩と前記メス部材の色彩とを相互に異ならせている請求項1又は2記載の留め具。
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