JP6404461B2 - ロバプラチン結晶体、調製方法及び薬物応用 - Google Patents
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Description
第一、本発明は一種のロバプラチン二水和物(ロバプラチン結晶Aとも称する)を提供し、その調製方法および薬物応用について、次の通り詳しく述べる。
本発明は一種のロバプラチン化合物の結晶体を提供し、その特徴を有し、結晶体構造中に2分子の結晶水を含む。
好ましくは、上述のロバプラチン化合物の結晶体の融点はTm.p.=220±5℃とする。
好ましくは、上述のロバプラチン化合物の結晶体のその結晶形態はAで、その結晶体は斜方晶系に属して、空間群はP212121で、単位格子のパラメーターはa=10.601(2)Å、b=14.020(3)Å、C=9.759(2)Å、α=β=γ=90.0°、単位格子の体積V=1450.5(5)Å3、単位格子内でアシンメトリー単位数はZ=4。
ロバプラチン三水和物を懸濁結晶溶剤に加え、懸濁状態に攪拌して、結晶を析出して、溶剤を取り除いた後に乾燥して該結晶を得る。
好ましくは、該方法の中で、溶剤を取り除いた後に、乾燥の前にエチルエーテルを用いて洗い、上記乾燥は真空乾燥である。
好ましくは、該方法の中で、上記ロバプラチン三水和物と結晶溶剤の質量体積比はロバプラチン三水和物:結晶溶剤=1(g):15―30(mL)である。
好ましくは、該方法の中で、上記結晶の溶剤は、メチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される。
好ましくは、該方法の中で、上記懸濁を室温下で行い、懸濁45―50hを優先的に選ぶ。
好ましくは、上記薬物の組成物の最小ユニットの中に含むロバプラチン結晶体の量は5mg、10mgあるいは50mgとする。
好ましくは、上記薬物の組成物は臨床上で任意の受けとれる薬物の剤形である。
好ましくは、上記剤形は注射用凍結乾燥製剤である。
第二、本発明は一種のロバプラチン結晶体B、その調製方法および薬物応用を提供し、次の通りに詳しく述べる。
その中の該融点はDSCで測定し、最大ピーク値で評価し、加熱速率:10℃/分。
ロバプラチン三水和物の中で無水メタノールあるいは無水エタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、ゆっくりと揮発させ、結晶を析出した後に、該結晶を分離させ、乾燥した後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Bとなる。
好ましくは、上記の調製方法の中で、上記無水メタノールとロバプラチン三水和物の質量体積比はロバプラチン三水和物:無水メタノール=1(g):40―50(mL);無水エタノールとロバプラチン三水和物の質量体積比はロバプラチン三水和物:無水エタノール=1(g):80―90(mL)である。
ロバプラチン二水和物の中に無水メタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、ゆっくりと揮発させ、結晶を析出した後に、該結晶を分離出し、乾燥後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Bとなる。
ロバプラチン二水和物の中に有機溶剤を加え、室温下で懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を分離出し、乾燥後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Bとなる。
ロバプラチン三水和物に懸濁結晶溶剤を加え、懸濁攪拌して、結晶を析出して、溶剤を取り除いた後に、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥で該二水和物の結晶を得る。
好ましくは、上記調製方法の中、ステップa)において、上記ロバプラチン三水和物と結晶溶剤の質量体積比はロバプラチン三水和物:結晶溶剤=1(g):15―30(mL)である。
好ましくは、上記調製方法の中で、ステップa)において、上記結晶溶剤はメチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される。
好ましくは、上記調製方法の中に、ステップb)において、結晶を分離した後、乾燥の前にエチルエーテルを用いて洗い、上記乾燥は真空乾燥である。
好ましくは、上記調製方法の中で、ステップb)において、上記懸濁を室温下で行い、懸濁45―50hを最適案とする。
好ましくは、上述の調製方法の中で、上記ステップb)中の無水メタノールとロバプラチン二水和物との質量体積比はロバプラチン二水和物:無水メタノール=1(g):40―50(mL)となる。
好ましくは、上述の調製の方法の中で、上記ステップb)において、有機溶剤がアルキル、アセトン、酢酸エチル、ニトロメタン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、2―ブタノンあるいはジクロルメタンから選択され、質量体積比はロバプラチン二水和物:有機溶剤=1(g):15―30(mL)である。
好ましくは、上記薬物の組成物の最小ユニットの中に含むロバプラチン結晶体の量は5mg、10mgあるいは50mgとする。
好ましくは、上記薬物の組成物はいかなる臨床の上で受けとれる薬物の剤形である。
好ましくは、上記剤形は注射用凍結乾燥製剤である。
第三、本発明は一種のロバプラチン結晶形態Fを提供し、その調製方法および薬物応用について、次の通りに詳しく述べる。
その中、上記ロバプラチン化合物の結晶体、その融点はTm.p.=229±5℃とする。
また、その中、該融点はDSCで測定され、最大ピーク値で評価し、加熱速率10℃/分。
ロバプラチン二水和物の中に、メタノールあるいはエタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、また有機溶剤をゆっくり加え、結晶を析出した後に、該結晶を分離し、乾燥した後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Fとなる。
ロバプラチン三水和物に懸濁結晶溶剤を加え、懸濁攪拌して、結晶を析出して、溶剤を取り除いた後にエチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥で該ロバプラチン二水和物の結晶を得る。
好ましくは、その中で、ステップa)において、上記結晶溶剤はメチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される。
好ましくは、その中で、ステップb)において、結晶を分離した後、乾燥の前にエチルエーテルを用いて洗い、上記乾燥は真空乾燥とする。
好ましくは、その中で、上記ステップb)において、有機溶剤がエチレングリコールジメチルエーテル、n−ヘキサン、酢酸エチル、アセトン、ニトロメタン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、あるいはジクロルメタンから選択される。
好ましくは、その中で、上記ステップb)において、ロバプラチン二水和物と有機溶剤との質量体積比はロバプラチン二水和物:有機溶剤=1(g):120―200(mL)である。
好ましくは、その中で、上記ステップb)において、ロバプラチン二水和物とメタノールとの質量体積比はロバプラチン二水和物:メタノール=1(g):40―50(mL)である。ロバプラチン二水和物とエタノールとの質量体積比はロバプラチン二水和物:エタノール=1(g):80―90(mL)である。
好ましくは、その中、上記薬物の組成物の最小ユニットの中に含むロバプラチン結晶体の量は5mg、10mgあるいは50mgとする。
好ましくは、その中、上記薬物の組成物は任意の臨床上で受けとれる薬物の剤形である。
好ましくは、その中、上記剤形は注射用凍結乾燥製剤である。
本発明は一種の溶解度が良く、収率が高く、しかも安定性が優れる結晶形態のロバプラチン二水和物を提供する。具体的に次の通りに説明する。
本発明は一種の結晶形態がAとなるロバプラチン二水和物を提供し、そのX―放射線の回折(PXRD)鑑定データは次の通りである。
ロバプラチン三水和物を計り取り、有機溶剤を加え、室温下で45−50h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は、ロバプラチン二水和物である。上記有機溶剤はメチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選ぶ。質量体積比はロバプラチン三水和物:結晶溶剤=1(g):15―30(mL)である。
本発明は一種の溶解度が良い、安定性が優れるロバプラチン新結晶形態を提供し、結晶形態Bと命名される。
一方、本発明が一種の結晶形態はBとなるロバプラチン結晶Bを提供する。次に本発明の調製分離出したロバプラチン結晶形態Bについて具体的に次の通りに説明する。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を計り取り容器の中に入れ、1gのロバプラチン三水和物に対して、15−30mlの有機溶剤を加え、室温下で45−50h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は、ロバプラチン二水和物である。
その中、上記有機溶剤はメチルtert−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される。
上記ステップbの中、上記質量体積比はロバプラチン二水和物:無水メタノール=1(g):40―50(mL)である。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を計り取り容器の中に入れ、1gのロバプラチン三水和物に対して、15−30mlの有機溶剤を加え、室温下で45−50h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は、ロバプラチン二水和物である。
その中、上記有機溶剤はメチルtert−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される。
本発明は一種の溶解度が良い、安定性が優れるロバプラチン新結晶形態を提供し、結晶形態Fと命名される。
一方、本発明は一種の結晶形態とするロバプラチン新結晶Fを提供する。次に本発明で調製分離出したロバプラチン結晶形態Fについて具体的に説明する。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を計り取り容器の中に入れ、15−30mlの有機溶剤を加え、室温下で45−50h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は、ロバプラチン二水和物である。
その中、上記有機溶剤はメチルtert−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される。
1.1 常温揮発結晶法選別
20mgのロバプラチン三水和物のサンプルを取り10mlのサンプル瓶の中に入れ、3mlの無水アルコールあるいは無水メタノールを加え、十分に溶解した後、25℃環境下に置いてゆっくりと揮発させ、固体の乾燥物を得て、PXRD測定を行う。結果は下記の表2に示す。
20mgのロバプラチン三水和物のサンプルを取り10mlのサンプル瓶の中に入れ、4mlの下記の有機溶剤を加え、懸濁液に調製し、25℃環境下に置いて1.5hに揺るがした後に溶剤を取り除き、固体が乾燥した後に、PXRD測定を行う。結果は下記の表3に示す。
20mgのロバプラチン三水和物のサンプルを取り、3mlの無水メタノールあるいは無水エタノールの中に溶解させて溶液を整合し、固体を析出するまで、その中に少しずつ下記の有機溶剤を加え、上澄みを取り除き、固体が乾燥した後に、PXRD測定を行う。結果は下記の表4に示す。
結晶形態A―Pのサンプルに対してPXRD測定を行う以外、またDCS、TGA表徴を行い、その中、採用した各器具の名称、型番とメーカーは下記の表5で示す。
結晶形態A、その特徴として、DSCパターンは220±5°C近くに放熱ピークがある。
結晶形態B、その特徴として、DSCパターンは230±5°C近くに放熱ピークがある。
結晶形態C、その特徴として、DSCパターンは228±5°C近くに放熱ピークがある。
結晶形態D、その特徴として、DSCパターンは218±5°C近くに放熱ピークがある。
結晶形態E、その特徴として、DSCパターンは214±5°C近くに放熱ピークがある。
結晶形態F、その特徴として、DSCパターンは229±5°C近くに放熱ピークがある。
更に結晶形態A―Pを選んで、上述の「1.2懸濁状態の結晶法選別」によってそれぞれ100mg拡大繰り返し実験を行って、結晶形態の可再現性を検証する。結果は下記の表6に示す。
結晶形態Aと命名されるロバプラチン新結晶形態の調製、製品性質の測定および対比分析
2.1 結晶形態Aと命名するロバプラチン二水和物の調製
(調製例1)
1gのロバプラチン三水和物を計り取り容器に入れ、15mlのトルエンを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を濾過分離出し、エチルエーテルで2―3回洗い、真空乾燥後に白色粉末0.85gを得て、ロバプラチン二水和物となる。
1gのロバプラチン三水和物を計り取り容器に入れ、15mlのエチルエーテルを加え、室温下で45h懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を濾過分離出し、エチルエーテルで2―3回洗い、真空乾燥後に白色粉末0.88gを得て、ロバプラチン二水和物となる。
1gのロバプラチン三水和物を計り取り容器に入れ、20mlの酢酸ブチルを加え、室温下で50h懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を濾過分離出し、エチルエーテルで2―3回洗い、真空乾燥後に白色粉末0.83gを得て、ロバプラチン二水和物となる。
1gのロバプラチン三水和物を計り取り容器に入れ、25mlの1,4−ジオキサンを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を濾過分離出し、エチルエーテルで2―3回洗い、真空乾燥後に白色粉末0.90gを得て、ロバプラチン二水和物となる。
1gのロバプラチン三水和物を計り取り容器に入れ、30mlのヘプタンを加え、室温下で46h懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を濾過分離出し、エチルエーテルで2―3回洗って、真空乾燥後に白色粉末0.87gを得て、ロバプラチン二水和物となる。
1gのロバプラチン三水和物を計り取り容器に入れ、15mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を濾過分離出し、エチルエーテルで2―3回洗って、真空乾燥後に白色粉末0.92gを得て、ロバプラチン二水和物となる。
計算値(%):C 24.95 H 5.11 N 6.46 Pt 45.01
実測値(%):C 24.94 H 5.08 N 6.41 Pt 45.07
この種の結晶形態をA型と命名する。
1.実験サンプル
本発明のロバプラチン二水和物1―6:それぞれは本発明の実施例1―6の調製方法で得た結晶形態をAとするロバプラチン二水和物である。
対比サンプル1:欧州特許第0324154号明細書の実施例1aの方法で調製して得たロバプラチンを採用して、具体的な調製方法は以下である。
対比サンプル1:得たロバプラチンは無定形態である。
濃度がそれぞれ60μg/ml、80μg/ml、200μg/ml、400μg/ml、800μg/mlのロバプラチン三水和物の対照溶液を調製し、HPLC法を通じて検量線を作り、得た検量線の方程式はY=4.8641X+20.5794、R=0.9998である。ロバプラチン二水和物のサンプル6および対比サンプル2にて飽和水溶液(懸濁液)を整合し、25℃下でシェーキングテーブル(撹拌機)に置いて6h揺るがして、それから濾過して、適切な倍数を希釈して、HPLC分析を行う。溶解度結果は下記の表7に示す。
ロバプラチン二水和物の6つのサンプル、対比サンプル1―2をそれぞれ20mg取り、製品の水分、不純物の含有量、活性成分の含有量、収率などを指標にして、製品の品質と収率を考察する。結果を下記の表8に示す。
本発明の実施例で調製して得たサンプル6と対比サンプル2をそれぞれ60℃のオーブンの内に置き、相対湿度がおよそ95%の環境の下で、照度がおよそ4500luXのライトスタビリティ試験箱(光照機能があるのサーモスタット)の内で、それぞれ5日、10日間の後でサンプルを取り出してPXRDテストおよび、HPLC分析を行い、サンプルの高温、高湿度、光照条件下で安定性を考察し、結果は表9に示す。
結晶形態Bと命名されるロバプラチン新結晶形態の調製、製品性質の測定および対比分析
3.1 結晶形態Bと命名されるロバプラチン新結晶形態の調製
(調製例1)
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、30mlのトルエンを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.73gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、15mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.84gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、20mlの酢酸ブチルを加え、室温下で50h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.68gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、25mlの1,4−ジオキサンを加え、室温下で、45h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.76gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、30mlのn−ヘプタンを加え、室温下で、50h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.75gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、15mlのエチルエーテルを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.78gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、18mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.82gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、25mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で、46h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.83gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、30mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で、48h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.85gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、15mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で、48h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.84gであり、ロバプラチン二水和物となる。
ロバプラチン三水和物を1g計り取り容器の中に入れ、40mlの無水メタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、ゆっくりと揮発させ、結晶を析出した後に、該結晶を濾過分離出し、乾燥後得た白色粉末0.68gは、ロバプラチンの結晶形態Bとなる。
ロバプラチン三水和物を1g計り取り容器の中に入れ、85mlの無水エタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、ゆっくりと揮発させ、結晶を析出した後に、該結晶を濾過分離出し、乾燥後得た白色粉末0.70gは、ロバプラチンの結晶形態Bとなる。
該結晶形態はBと命名される。
1.実験サンプル
サンプル1―12:それぞれは本発明の調製例1―12の調製方法で得た結晶形態をBとなるロバプラチン化合物である。
鑑定の結果は実施例2の2.2部分の対比サンプル1と対比サンプル2と同様に、具体的に次の通りである。
対比サンプル1:得たロバプラチンは無定形態である。
濃度がそれぞれ60μg/ml、80μg/ml、200μg/ml、400μg/ml、800μg/mlのロバプラチン三水和物の対照溶液を調製し、HPLC法を通じて検量線を作り、得た検量線の方程式はY=4.8641X+20.5794、R=0.9998である。ロバプラチン新結晶形態Bのサンプル1および対比サンプル2を飽和水溶液(懸濁コロイド)に整合し、25℃下でシェーキングテーブル(撹拌機)に置いて6h揺るがして、それから濾過して、適切な倍数を希釈して、HPLC分析を行う。溶解度結果は下記の表10に示す。
サンプル1−12、対比サンプル1―2を各50mg取り、製品の水分、不純物の含有量、活性成分の含有量、収率などを指標にして、製品の品質と収率を考察する。三水和物の水分含有理論量は11.96%で、結果を下記の表11に示す。
注1:含有量の測定方法:前記実施例2の2.2部分と同様である。
注2:不純物の検査方法:前記実施例2の2.2部分と同様である。
注3:水分の測定方法:前記実施例2の2.2部分と同様である。
本発明の実施例3で調製して得たロバプラチン結晶体Bのサンプル1と対比サンプル2をそれぞれ60℃のーブンの内に置き、相対湿度がおよそ95%である環境下で、照度がおよそ4500luxのライトスタビリティ試験箱(光照機能があるのサーモスタット)の内で、それぞれ5日、10日間の後でサンプルを取り出してPXRDテストおよびHPLC分析を行い、高温条件下でのサンプルの安定性を考察し、結果は下記の表12に示す。
4.1 結晶形態Fと命名されるロバプラチン新結晶形態の調製
調製例1
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、30mlのトルエンを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.73gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、15mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で48h懸濁攪拌して、濾過、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.84gであり、ロバプラチン二水和物である。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、20mlの酢酸ブチルを加え、室温下で50h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.68gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、25mlの1,4−ジオキサンを加え、室温下で45h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.76g、ロバプラチン二水和物である。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、30mlのn−ヘプタンを加え、室温下で50h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.75gであり、ロバプラチン二水和物である。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、15mlのエチルエーテルを加え、室温下で、48h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.78gであり、ロバプラチン二水和物となる。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、15mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で、48h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.84gであり、ロバプラチン二水和物である。
a、ロバプラチン二水和物の調製:ロバプラチン三水和物を2g計り取り容器の中に入れ、20mlのメチルtert−ブチルエーテルを加え、室温下で46h懸濁攪拌して、濾過し、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥後に得た白色粉末は1.80gであり、ロバプラチン二水和物である。
1.実験サンプル
サンプル1―8:本発明の調製例1―8の調製方法で得た。
対比サンプル1:前記実施例2の2.2部分の対比サンプル1と同じ、欧州特許第0324154号明細書の実施例1aの方法で調製して得たロバプラチンを採用して、具体的な調製方法は前記実施例2の2.2部分の対比サンプル1の調製方法と同様である。
鑑定の結果は実施例2の2.2部分の対比サンプル1と対比サンプル2と同様で、具体的に次の通りである。
対比サンプル1:得たロバプラチンは無定形態である。
対比サンプル2:X―放射線の回折を通して、PXRDパターンは2θ値が約6.71、8.35、12.89、15.14、16.74、17.45、19.01、19.40、22.07、22.76、23.16、24.30、25.21、25.74、27.08、30.26、30.79箇所に回折ピークがあり、その2θ値の誤差範囲が0.2より小さく、欧州特許第0611303号明細書の中でその融点が210℃(分解)になることを述べた。
濃度がそれぞれ60μg/ml、80μg/ml、200μg/ml、400μg/ml、800μg/mlのロバプラチン三水和物の対照溶液を調製、HPLC法を通じて検量線を作り、得た検量線の方程式はY=4.8641X+20.5794、R=0.9998である。ロバプラチン新結晶形態のサンプル6および対比サンプル2を飽和水溶液(懸濁コロイド)に製合し、25℃下でシェーキングテーブル(撹拌機)に置いて6hに揺るがして、それから濾過して、適切な倍数を希釈して、HPLC分析を行う。溶解度結果は下記の表13に示す。
サンプル1−8、対比サンプル1―2をそれぞれ20mg取り、製品の水分、不純物の含有量、活性成分の含有量、収率などを指標にして、製品の品質と収率を考察する。結果を下記の表14に示す。
注1:含有量の測定方法:前記実施例2の2.2部分と同様である。
注2:不純物の検査方法:前記実施例2の2.2部分と同様である。
注3:水分の測定方法:前記実施例2の2.2部分と同様である。
本発明の実施例で調製して得たサンプル6と対比サンプル2をそれぞれ60℃のオーブンの内に置き、相対湿度がおよそ95%の環境の下で、照度がおよそ4500luxのライトスタビリティ試験箱(光照機能があるのサーモスタット)の内で、それぞれ5日、10日間後にサンプルを取り出してPXRDテストおよび、HPLC分析を行う、高温条件下でのサンプルの安定性を考察し、結果は下記の表15に示す。
(付記1)
結晶構造中に2分子の結晶水を含む、ことを特徴とするロバプラチン化合物結晶体。
結晶形態はAで、PXRDパターンは2θ値が約11.04、12.32、12.61、13.85、15.14、15.55、16.68、17.67、17.86、19.03、20.06、21.00、22.68、22.92、23.76、25.39、25.58、26.37、26.77、27.00、27.71、28.13、29.71、31.42、31.94、32.89、34.29、34.60、36.10、36.93、37.66、40.78、43.41の箇所に回折ピークがあり、その中の2θ値の誤差範囲は0.2とする、ことを特徴とする付記1に記載のロバプラチン化合物結晶体。
融点Tm.p.=220±5℃である、ことを特徴とする付記2に記載のロバプラチン化合物結晶体。
結晶形態はAで、その結晶は斜方晶系に属して、空間群はP212121で、単位格子のパラメーターはa=10.601(2)Å、b=14.020(3)Å、c=9.759(2)Å、α=β=γ=90.0°、単位格子の体積V=1450.5(5)Å3、単位格子内でアシンメトリー単位数はZ=4である、ことを特徴とする付記1に記載のロバプラチン化合物結晶体。
ロバプラチン三水和物を懸濁結晶溶剤に加え、懸濁状態は攪拌して、結晶を析出して、溶剤を取り除いた後に乾燥して該結晶を得るステップを含む、ことを特徴とする付記1―4のいずれか1つに記載のロバプラチン化合物結晶体の調製方法。
溶剤を取り除いた後、乾燥する前にエチルエーテルを用いて洗い、前記乾燥は真空乾燥とする、ことを特徴とする付記5に記載の方法。
前記ロバプラチン三水和物と結晶溶剤の質量体積比はロバプラチン三水和物:結晶溶剤=1:15−30である、ことを特徴とする付記5または6に記載の方法。
前記結晶溶剤は、メチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される、ことを特徴とする付記5―7のいずれか1つに記載の方法。
懸濁を室温下で行い、懸濁45―50hを優先的に選別する、ことを特徴とする付記5―8のいずれか1つに記載の方法。
結晶形態はBで、PXRDパターンは2θ値が約8.25、9.77、11.70、13.13、15.28、16.48、17.22、17.74、19.01、19.56、22.28、23.72、24.04、24.30、25.62、26.20、28.57、30.22、30.61の箇所に回折ピークがあり、その中の2θ値の誤差範囲は0.2とする、ことを特徴とするロバプラチン化合物結晶体。
融点Tm.p.=230±5℃である、ことを特徴とする付記10に記載のロバプラチン化合物結晶体。
ロバプラチン三水和物の中に無水メタノールあるいは無水エタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、ゆっくりと揮発させ、結晶を析出した後に、結晶を分離し、乾燥した後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Bとなるステップを含む、ことを特徴とする付記10または11に記載のロバプラチン化合物結晶体の調製方法。
ロバプラチン二水和物の中に無水メタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、ゆっくりと揮発させ、結晶を析出した後に、結晶を分離し、乾燥した後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Bとなるステップb)を含む、ことを特徴とする付記10または11に記載のロバプラチン化合物結晶体の調製方法。
ロバプラチン二水和物の中に有機溶剤を加え、室温下で懸濁攪拌して、結晶を析出して、該結晶を分離し、乾燥後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Bとなるステップb)を含む、ことを特徴とする付記10または11に記載のロバプラチン化合物結晶体の調製方法。
前記ロバプラチン二水和物の調製方法は、
ロバプラチン三水和物に懸濁結晶溶剤を加え、懸濁攪拌して、結晶を析出して、溶剤を取り除いた後にエチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥で該ロバプラチン二水和物の結晶を得るステップa)を含む、ことを特徴とする付記13または14に記載の方法。
ステップa)の中、前記結晶溶剤は、メチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn―ヘプタンから選択され、ロバプラチン三水和物と結晶溶剤の質量体積比はロバプラチン三水和物:結晶溶剤=1:15−30である、ことを特徴とする付記15に記載の方法。
ステップb)の中、結晶を分離した後、乾燥する前にエチルエーテルを用いて洗い、前記乾燥は真空乾燥とする、ことを特徴とする付記13―14のいずれか1つまたは15−16のいずれか1つに記載の方法。
ステップb)において、懸濁を室温下で行い、懸濁45―50hを優先的に選別する、ことを特徴とする付記14または15−17のいずれか1つに記載の方法。
ステップb)の中、無水メタノールとロバプラチン二水和物の質量体積比はロバプラチン二水和物:無水メタノール=1:40―50である、ことを特徴とする付記13または15−18のいずれか1つに記載の方法。
前記ステップb)において、有機溶剤は、n−ヘキサン、アセトン、酢酸エチル、ニトロメタン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、2―ブタノンあるいはジクロロメタンから選択され、質量体積比はロバプラチン二水和物:有機溶剤=1:15―30である、ことを特徴とする付記14または15−19のいずれか1つに記載の方法。
前記無水メタノールとロバプラチン三水和物の質量体積比はロバプラチン三水和物:無水メタノール=1:40―50;無水エタノールとロバプラチン三水和物の質量体積比はロバプラチン三水和物:無水エタノール=1:80―90である、ことを特徴とする付記12に記載の方法。
結晶形態はFとなり、PXRDパターンは2θ値が約8.21、11.60、12.99、15.24、16.44、17.11、17.55、18.42、19.01、19.20、19.42、21.81、22.17、22.42、23.33、23.85、24.18、24.40、24.77、25.46、25.98、26.13、27.89、28.42、29.03、30.32、31.17、31.94、33.30、36.20、37.62、39.66の箇所に回折ピークがあり、その中の2θ値の誤差範囲は0.2とする、ことを特徴とするロバプラチン化合物結晶体。
融点Tm.p.=229±5℃である、ことを特徴とする付記22に記載のロバプラチン化合物結晶体。
ロバプラチン二水和物の中に、メタノールあるいはエタノールを加え、室温下で固体を溶解するまで攪拌して、溶けない物を除いて、ゆっくりと有機溶剤を加え、結晶を析出した後に、該結晶を分離し、乾燥した後得た白色粉末は、ロバプラチンの結晶形態Fとなるステップb)を含む、ことを特徴とする付記22または23に記載のロバプラチン化合物結晶体の調製方法。
前記ロバプラチン二水和物の調製方法は、
ロバプラチン三水和物に懸濁結晶溶剤を加え、懸濁攪拌して、結晶を析出して、溶剤を取り除いた後に、エチルエーテルを用いて洗い、真空乾燥で該ロバプラチン二水和物の結晶を得るステップa)を含む、ことを特徴とする付記24に記載の方法。
ステップa)の中、前記結晶溶剤は、メチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択され、前記ロバプラチン三水和物と結晶溶剤の質量体積比はロバプラチン三水和物:結晶溶剤=1:15−30である、ことを特徴とする付記25に記載の方法。
ステップb)の中、結晶を分離した後、乾燥する前にエチルエーテルを用いて洗い、前記乾燥は真空乾燥とする、ことを特徴とする付記24―26のいずれか1つに記載の方法。
ステップb)において有機溶剤は、エチレンジメチルエーテル、n−ヘキサン、酢酸エチル、酢酸エチル、アセトン、ニトロメタン、アセトニトリル、テトラヒドロフランあるいはジクロロメタンから選択される、ことを特徴とする付記24−26のいずれか1つに記載の方法。
前記ステップb)においてロバプラチン二水和物と有機溶剤との質量体積比はロバプラチン二水和物:有機溶剤=1:120―200である、ことを特徴とする付記24−28のいずれか1つに記載の方法。
前記ステップb)においてロバプラチン二水和物とメタノールとの質量体積比はロバプラチン二水和物:メタノール=1:40―50;ロバプラチン二水和物とエタノールとの質量体積比はロバプラチン二水和物:エタノール=1:80―90である、ことを特徴とする付記24−29のいずれか1つに記載の方法。
付記1−4のいずれか1つ、10、11、22または23に記載のロバプラチン化合物結晶体を活性成分とする、ことを特徴とする薬物の組成物。
前記薬物の組成物の最小ユニットの中に含んだロバプラチン化合物結晶体の量は5mg、10mgあるいは50mgとする、ことを特徴とする付記31に記載の薬物の組成物。
前記薬物の組成物が任意の臨床の上で受けとれる薬物の剤形である、ことを特徴とする付記31または32に記載の薬物の組成物。
剤形は注射用凍結乾燥製剤である、ことを特徴とする付記31―33のいずれか1つに記載の薬物の組成物。
付記1―4のいずれか1つ、10、11、22または23に記載のロバプラチン化合物結晶体、あるいは付記31―34のいずれか1つに記載の薬物の組成物の抗がん薬の調製においての応用。
乳癌、小細胞肺癌あるいは慢性粒細胞性白血病の治療に用いる付記1―4のいずれか1つ、10、11、22または23に記載のロバプラチン化合物結晶体、あるいは付記31―34のいずれか1つに記載の薬物の組成物。
Claims (14)
- 結晶構造中に2分子の結晶水を含むロバプラチン化合物結晶体であって、
前記ロバプラチン化合物の結晶形態はAで、PXRDパターンは2θ値が約11.04、12.32、12.61、13.85、15.14、15.55、16.68、17.67、17.86、19.03、20.06、21.00、22.68、22.92、23.76、25.39、25.58、26.37、26.77、27.00、27.71、28.13、29.71、31.42、31.94、32.89、34.29、34.60、36.10、36.93、37.66、40.78、43.41の箇所に回折ピークがあり、その中の2θ値の誤差範囲は0.2とする、ことを特徴とするロバプラチン化合物結晶体。 - 融点Tm.p.=220±5℃である、ことを特徴とする請求項1に記載のロバプラチン化合物結晶体。
- 結晶形態はAで、その結晶は斜方晶系に属して、空間群はP212121で、単位格子のパラメーターはa=10.601(2)Å、b=14.020(3)Å、c=9.759(2)Å、α=β=γ=90.0°、単位格子の体積V=1450.5(5)Å3、単位格子内でアシンメトリー単位数はZ=4である、ことを特徴とする請求項1に記載のロバプラチン化合物結晶体。
- ロバプラチン三水和物を懸濁結晶溶剤に加え、懸濁状態は攪拌して、結晶を析出して、溶剤を取り除いた後に乾燥して該結晶を得るステップを含む、ことを特徴とする請求項1―3のいずれか1項に記載のロバプラチン化合物結晶体の調製方法。
- 溶剤を取り除いた後、乾燥する前にエチルエーテルを用いて洗い、前記乾燥は真空乾燥とする、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記ロバプラチン三水和物と結晶溶剤の質量体積比はロバプラチン三水和物:結晶溶剤=1(g):15−30(mL)である、ことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
- 前記結晶溶剤は、メチルt−ブチルエーテル、トルエン、エチルエーテル、酢酸ブチル、1,4―ジオキサンあるいはn−ヘプタンから選択される、ことを特徴とする請求項4―6のいずれか1項に記載の方法。
- 懸濁を室温下で行い、懸濁45―50hを行う、ことを特徴とする請求項4―7のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1−3のいずれか1項に記載のロバプラチン化合物結晶体を活性成分とする、ことを特徴とする薬物の組成物。
- 前記薬物の組成物の最小ユニットの中に含んだロバプラチン化合物結晶体の量は5mg、10mgあるいは50mgとする、ことを特徴とする請求項9に記載の薬物の組成物。
- 前記薬物の組成物が任意の臨床の上で受けとれる薬物の剤形である、ことを特徴とする請求項9または10に記載の薬物の組成物。
- 剤形は注射用凍結乾燥製剤である、ことを特徴とする請求項9―11のいずれか1項に記載の薬物の組成物。
- 請求項1―3のいずれか1項に記載のロバプラチン化合物結晶体、あるいは請求項9―12のいずれか1項に記載の薬物の組成物の抗がん薬の調製においての応用。
- 乳癌、小細胞肺癌あるいは慢性粒細胞性白血病の治療に用いる請求項1―3のいずれか1項に記載のロバプラチン化合物結晶体、あるいは請求項9―12のいずれか1項に記載の薬物の組成物。
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