JP6391618B2 - チタン銅箔および、その製造方法 - Google Patents
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但し、このように極めて強い腐食力を有する化学研磨液を用いた場合、酸化膜だけでなく未酸化部分も腐食されることがあり、化学研磨後の表面には不均一な凹凸や変色が生じるおそれがある。また、腐食が均一に進行せず、酸化膜が局部的に残留するおそれもある。そこで、表面の凹凸、変色および残留酸化膜を除去するため、上記化学研磨を施した後に例えばバフなどを用いて機械研磨を施す。
機械研磨の後は、最終の表面処理として防錆処理を行い板・条製品とする。チタン銅箔の防錆処理には、一般の銅および銅合金の板・条に用いるものと同じく、ベンゾトリアゾル(BTA)の水溶液が用いられる。
そして、かかる酸素濃化層は、従来と同様にして熱間圧延、第一冷間圧延、溶体化処理および第二冷間圧延を順次に行った後、時効処理を所定の条件で行うとともに、その時効処理の後に所定の条件の酸化処理を行うことにより生成可能であるとの知見を得た。
本発明の一の実施形態のチタン銅箔は、Tiを1.5〜5.0質量%で含有し、残部が銅及び不可避的不純物からなるものであり、表層に、XPS分析により測定した酸素濃度が5原子%以上33原子%未満であり、かつ、その最大酸素濃度の1/2以上である酸素濃化層を有し、前記酸素濃化層の厚みが0.2nm〜2.0nmである。
本発明に係るチタン銅箔においては、Ti濃度を1.5〜5.0質量%とする。チタン銅は、溶体化処理によりCuマトリックス中へTiを固溶させ、時効処理により微細な析出物を合金中に分散させることにより、強度及び導電率を上昇させる。
Ti濃度が1.5質量%未満になると、析出物の析出が不充分となり所望の強度が得られない。Ti濃度が5.0質量%を超えると、加工性が劣化し、圧延の際に材料が割れやすくなる。強度及び加工性のバランスを考慮すると、好ましいTi濃度は2.9〜3.5質量%である。
本発明に係るチタン銅箔においては、Al、Ag、B、Co、Fe、Mg、Mn、Mo、Ni、P、Si、CrおよびZrのうち1種以上を総量で0〜1.0質量%含有させることにより、強度を更に向上させることができる。これら元素の合計含有量は0、つまり、これら元素は含まなくてもよい。これら元素の合計含有量の上限を1.0質量%としたのは、1.0質量%を超えると、加工性が劣化し、熱間圧延の際に材料が割れやすくなるからである。
オートフォーカスカメラモジュールの導電性ばね材等として好適なチタン銅箔に必要な引張強さは1100MPa以上であり、より好ましくは、1300MPa以上である。本発明においては、チタン銅箔の圧延方向に平行な方向の引張強さを測定し、引張強さはJIS Z 2241(金属材料引張試験方法)に準拠して測定する。
本発明のチタン銅箔は、表層に酸素濃化層を有し、この酸素濃化層の厚みが0.2〜2.0nmである。
ここで、酸素濃化層とは、XPS分析(X線光電子分光分析)により測定した酸素濃度が、5原子%以上かつ33原子%未満であって、深さ方向における当該酸素濃化層の最大酸素濃度の1/2以上である層をいう。このような表層の酸素濃化層の存在により、所要のはんだ付け性を確保しつつ、防錆処理による耐変色性を向上させることが可能になる。
すなわち、表層の酸素濃度の最大値が33原子%以上である場合、図1に示すように、表面(スパッタリング深さが0nm)から、前記最大値を経た後に、酸素濃度が33原子%となるスパッタリング深さまでの距離を、酸化膜の厚みとする。また、上記の酸素濃度が33原子%となるスパッタリング深さから、酸素濃度が酸素濃化層の最大酸素濃度の1/2となるスパッタリング深さまでの距離を、酸素濃化層の厚みとする。
あるいは、表層の酸素濃度の最大値が33原子%未満の場合、図2に示すように、表面(スパッタリング深さが0nm)から酸素濃度が酸素濃化層の最大酸素濃度(図2におけるmax値)の1/2の値(図2における1/2max値)であるスパッタリング深さまでの距離を、酸素濃化層の厚みとする。この場合、酸化膜は含まないとみなすことができる。
表層の酸化膜は、可能な限り厚みが薄いか又は存在しないことが好ましい。なお酸化膜は、上述したXPS分析により測定した酸素濃度が33原子%になる深さ位置より表面側に存在する場合がある。酸化膜の厚みが厚いと、はんだ付け性の低下を招く。
本発明のチタン銅箔の一の実施形態では、箔厚が0.1mm以下であり、典型的な実施形態では箔厚が0.018mm〜0.08mmであり、より典型的な実施形態では箔厚が0.02mm〜0.05mmである。
上述したようなチタン銅箔を製造するには、まず溶解炉で電気銅、Ti等の原料を溶解し、所望の組成の溶湯を得る。そして、この溶湯をインゴットに鋳造する。チタンの酸化磨耗を防止するため、溶解及び鋳造は真空中又は不活性ガス雰囲気中で行うことが好ましい。その後、インゴットに対し、典型的には、熱間圧延、第一冷間圧延、溶体化処理、第二冷間圧延、時効処理、酸化処理、第三冷間圧延、防錆処理をこの順で実施し、所望の厚み及び特性を有する箔に仕上げる。
また、上述した酸化処理は、酸素濃化層を適正に生成させるため、不活性なガス中で行うことが好ましい。さらに、露点を−30℃以下−40℃以上にすることが有効である。不活性なガスとしては、窒素またはアルゴンを用いることができる。ガスの圧力については限定していないが、通常は大気圧より若干高い圧力を採用することができる。
なお、試験研究での実施と異なり工業規模で実施する場合は、水素ガス、窒素ガスおよびアルゴンガスは不可避的に水分を含有し、たとえば露点は0℃程度である。水分を含有するガスを雰囲気として銅合金を熱処理炉で加熱すると、その水分によって銅合金が酸化される場合がある。また、水素ガスは一般に還元性のガスであるが、100%の水素ガスであっても水分によって銅合金が酸化される場合がある。そのため、ガスの種類によらず熱処理炉に導入する前に雰囲気ガスの水分を除去する必要がある。
本発明のチタン銅箔は、限定的ではないが、スイッチ、コネクタ、ジャック、端子、リレー等の電子機器用部品の材料として好適に使用することができ、とりわけオートフォーカスカメラモジュール等の電子機器部品に使用される導電性ばね材として好適に使用することができる。
試作品の製造は次のようにして行った。まず真空溶解炉にて電気銅2.5kgを溶解し、所定の濃度のTiが得られるようTiを添加した。この溶湯を鋳鉄製の鋳型に鋳込み、厚さ30mm、幅60mm、長さ120mmのインゴットを製造した。
このインゴットを950℃で3時間加熱し、厚さ10mmまで圧延する熱間圧延を行った。熱間圧延で生成した酸化スケールをグラインダーで除去して研削を行った。なお、この研削後の厚みは9mmであった。次いで、第一冷間圧延を実施し、厚さ1.5mmまで圧延した。その後の溶体化処理では、800℃に昇温した電気炉に試料を装入し、5分間保持した後、試料を水槽に入れて急冷却した。そして、第二冷間圧延を行い、ここでは圧下率98%にて0.03mmの箔厚まで圧延した。その後は、時効処理として、280℃で10時間ないし22時間加熱し、さらにその後、酸化処理として種々の条件で加熱した。ここで、時効処理のこの温度は、時効後の引張強さが最大になるように選択した。しかる後に防錆処理を行った。ここで、防錆処理液としては、千代田ケミカル製のチオライトC71P1の水溶液を用いた。なお、第三冷間圧延は行わなかった。
以上のように作製した試料に対し、次の各評価を行った。
XPS分析を用いてCu、Ti、CおよびOを分析し、それにより得られた深さ方向の濃度プロフィールから、酸化膜厚み、酸素濃化層厚みおよび最大酸素濃度を求めた。
XPS分析の条件は以下とした。
・装置:アルバック・ファイ株式会社製5600MC
・到達真空度:2.0×10-9Torr
・検出面積:800μφ
・イオン種:Ar+
・加速電圧:3kV
・掃引領域:4mm×4mm
・スパッタリング速度:SiO2換算で1.8nm/分
・1回のスパッタリング時間:0.1分
・成分分析の頻度:1回のスパッタリング毎に1回の分析
Pb系はんだ及びCu−Sn系はんだのそれぞれを用い、はんだ付け試験を行った。濡れたものを○、はじきがあるものを×と判定した。
JIS C0053(1996年)に準じ、ソルダーチェッカ(レスカ社製SAT−5000)によりメニスコグラフ法と同じ手順ではんだ付けをし、はんだ付け部の外観を観察した。測定条件はつぎのとおりである。試料の前処理としてアセトンを用いて脱脂した。次に10vol%硫酸水溶液を用いて酸洗を施した。はんだには、Pb系はんだとして60%Pb−40%Snを、Cu−Sn系はんだとしてSn−3Ag−0.5Cuを用いた。Pb系はんだの試験温度は235℃とし、Cu−Sn系はんだの試験温度は250℃とした。フラックスには(株)アサヒ化学研究所製GX5を使用した。また、浸漬深さは5mm、浸漬時間は10秒、浸漬速度は15mm/秒、試料の幅は10mmとした。評価基準は、20倍の実体顕微鏡にて目視観察し、はんだ付け部の全面がはんだでおおわれているものを良好(○)とし、はんだ付け部の一部又は全面にはんだのはじきがありその箇所にチタン銅箔の地肌が見えるものを不良(×)とした。
硫化水素を含有する高温多湿環境における変色試験を実施した。変色しなかったものを○、変色したものを×と判定した。
20mm幅×50mm長さの短冊状試験片に切り出し、試料の前処理としてアセトン脱脂を行い、そののち3ppm硫化水素、40℃、50%RHの硫化水素雰囲気に20分間暴露し、試験片の硫化変色の程度を目視により評価した。ここでは、表面を#4000のエメリー紙にて研磨したチタン銅箔を基準とし、これと同様に変色しなかったものを○、これより強く変色したものを×とした。
これらの評価結果を、所定の製造条件とともに表1、2に示す。
比較例1〜4は酸化処理条件が好ましい範囲の下限を外れたことから、耐変色性が劣っていた。比較例5〜11は時効処理または酸化処理条件が好ましい範囲の上限を外れ、はんだ付け性が劣っていた。比較例12は、Ti成分が下限を外れ引張強さが低かった。比較例13〜14は、Ti成分または副成分が上限を外れ割れが発生し加工することができなかった。
Claims (5)
- Tiを1.5〜5.0質量%で含有し、残部が銅及び不可避的不純物からなり、XPS分析により測定した表層の酸素濃度が33原子%未満であり、表層に、XPS分析により測定した酸素濃度が5原子%以上33原子%未満であり、かつ、その最大酸素濃度の1/2以上である酸素濃化層を有し、前記酸素濃化層の厚みが0.2nm〜2.0nmであるチタン銅箔。
- 箔厚が0.1mm以下である請求項1に記載のチタン銅箔。
- 圧延方向に平行な方向での引張強さが1100MPa以上である請求項1又は2に記載のチタン銅箔。
- Al、Ag、B、Co、Fe、Mg、Mn、Mo、Ni、P、Si、Cr及びZrから選択される1種以上の元素を、総量で0〜1.0質量%さらに含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のチタン銅箔。
- Tiを1.5〜5.0質量%で含有し、残部が銅及び不可避的不純物からなるインゴットを鋳造し、前記インゴットに対し、熱間圧延、第一冷間圧延、溶体化処理、第二冷間圧延、および、200〜300℃の温度で2時間〜20時間にわたって加熱する時効処理をこの順序で行い、時効処理の後、150〜200℃の温度で5時間〜10時間にわたって加熱する酸化処理、および防錆処理をこの順序で行うことを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のチタン銅箔の製造方法。
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