JP6368107B2 - 通信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
通信装置、制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6368107B2 JP6368107B2 JP2014039289A JP2014039289A JP6368107B2 JP 6368107 B2 JP6368107 B2 JP 6368107B2 JP 2014039289 A JP2014039289 A JP 2014039289A JP 2014039289 A JP2014039289 A JP 2014039289A JP 6368107 B2 JP6368107 B2 JP 6368107B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- processor
- dsc
- function
- wlan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
図1及び図2に、近接無線通信(NFC)と高速無線通信(WLAN)の双方のインタフェースを有する通信装置同士の近接を契機とした、WLANによる通信路の確立の流れの例を示す。以下の各実施形態においては、通信装置(Digital Still Camera 以降DSCと記述)101がNFCカードエミュレーションで動作し、相手装置(スマートフォン)102がNFCリーダ/ライタとして動作する。そして、DSC101が、NFC Static Handoverに従って、WLAN接続用のパラメータ情報をスマートフォン102に引き渡す。
続いて、通信装置(DSC101)と他の通信装置(スマートフォン102、AP201)の機能構成例について説明する。図3は、DSC101の機能構成例を示すブロック図であり、図4は、スマートフォン102またはAP201の機能構成例を示すブロック図である。
続いて、上述の通信装置(DSC101)が、相手装置(スマートフォン102)に近接した場合に実行される処理の流れの例を説明する。各例においては、まず、省電力モード(Host CPUがSleep状態/WLAN I/F機能部が停止中等)のDSC101と、稼働状態のスマートフォン102とが近接し、または、DSC101の電源ボタンが押下される。そして、DSC101は稼働モードに遷移し、WLAN I/Fの起動/接続パラメータ設定制御を開始する。なお、稼働中のスマートフォン102と稼働中のDSC101とを近接させた場合には、以下に示す各例に係る処理は実行されず、通常のNFC通信アプリケーションサービスに応じた処理が行われる。
本例は、図1のユースケース1に係る例である。図5は、本例におけるDSC101の起動処理の流れを示すフローチャートである。ユーザが、DSC101とスマートフォン102とを、スマートフォン102が供給する誘導起電力の有効エリア内(例えば、数cm以内)に近接させると、DSC101では、NFC通信制御LSI302が誘導起電力を検出する。誘導起電力を検出したNFC通信制御LSI302は、ホストプロセッサ303に対して、ホストプロセッサ303をDSC101内の電源を用いて起動するためのWakeup信号306を出力する。そして、ホストプロセッサ303は、Wakeup信号を受け取ったことに応じて起動する(S501)。S501においてホストプロセッサ303が起動した後、DSC101は、Flash Memory Area339に記憶されているWLAN接続用のパラメータを参照する(S502)。そして、DSC101は、S502で参照したWLAN接続用のパラメータを用いて、WLAN I/F起動時の動作モードをBSS Creatorモードとして、WLAN通信制御LSI305を起動する(308、S503)。
本例は、図1のユースケース1と図2のユースケース2との両方に関する例である。本例においても上述の処理例1と同様に、通信装置同士の近接を契機に、DSC101がWLAN I/FをBSS Creatorモードで起動する。図6に、本例におけるDSC101が実行する起動処理の流れを示す。S601とS602の処理は、処理例1におけるS501とS502の処理と同様であるため、説明を省略する。
処理例1及び2では、DSC101が、他の通信装置の近接による電磁波の検出に応じてホストプロセッサ303を起動する例について説明した。しかしながら、DSC101は、他の通信装置による電磁波の検出時以外にも、例えば電源ボタンを押下することにより、ホストプロセッサ303をsleep状態から起動する場合がある。そこで、本例では、電源ボタンの押下等、他の通信装置の近接以外の要因により起動した場合に対応する、DSC101の起動時処理について説明する。図7は、本例に係るDSC101の起動処理の流れを示すフローチャートである。
処理例1〜3では、WLAN接続用のパラメータが予めFlash Memory Area339に保存してあることを前提に例を説明した。しかしながら、ホストプロセッサ303が起動した際に、WLAN接続用のパラメータが保存されていない場合がある。例えば、WLAN接続用のパラメータの更新および保存中にDSC101の電源がオフされた場合であり、この場合は、Flash Memory Area339にWLAN接続用のパラメータの保存が完了していない状態となりうる。そこで、本例では、ホストプロセッサ303の起動時に、WLAN接続用のパラメータが記憶されていない場合に対応するための処理例を説明する。図8は、本例におけるDSC101の起動処理の流れを示すフローチャートである。処理例3と比べると、記憶されているWLAN接続用のパラメータがDSC101によって生成されたものであるかを判定する(S806、S811)前に、WLAN接続用のパラメータが記憶されているかの判定(S805、S810)が追加されている。本例では、処理例3と同様の処理についての説明は省略し、差異の部分に着目して説明を行う。
上述の実施形態では、近接無線通信(NFC)のインタフェースとして、相手装置からの誘導起電力で動作する近接無線(ISO/IEC 18092にて規定のNear Field Communication)を用いる例について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、選択する通信モード、プロトコルによってインタフェース部が必要とする電力に差異が生じる、Transfer Jet、IrDA等のP2P近接無線通信媒体へ、上述の手法を適用してもよい。
Claims (15)
- 通信装置であって、
プロセッサと、
無線ネットワークを構成する第1の機能と、他の通信装置によって構成された無線ネットワークに参加する第2の機能とを実行可能な通信手段と、
他の装置からの電磁波から得られる電力により当該他の装置から所定のメモリアクセスを受け付けた場合に、前記プロセッサを起動する起動手段と、
を有し、
前記起動手段により前記プロセッサが起動された場合、前記プロセッサは、前記第1の機能を起動するように前記通信手段を制御することを特徴とする通信装置。 - 前記第1の機能により構築される無線ネットワークの設定情報を生成する生成手段をさらに有し、
前記プロセッサが前記所定のメモリアクセスの受付に応じて起動された場合、前記プロセッサは、前記生成手段が生成した設定情報を用いて、前記第1の機能により無線ネットワークを構築するように前記通信手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1の機能により構築される無線ネットワークの設定情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記プロセッサが前記所定のメモリアクセスの受付に応じて起動された場合において、前記記憶手段に前記設定情報が記憶されていない場合、前記生成手段は新たに設定情報を生成し、
前記プロセッサは、当該新たに生成された設定情報を用いて前記第1の機能により無線ネットワークを構築するように前記通信手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記所定のメモリアクセスの受付とは異なる要因により前記プロセッサが起動された場合であって、前記記憶手段に前記設定情報が記憶されていない場合は、前記プロセッサは前記通信手段を起動しないことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
- 前記所定のメモリアクセスの受付とは異なる要因により前記プロセッサが起動された場合とは、前記通信装置が有する所定のボタンの押下により前記プロセッサが起動した場合であることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
- 前記記憶手段は、フラッシュメモリであることを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置。
- 前記プロセッサが起動された場合に所定の判定を行う判定手段をさらに有し、
前記プロセッサは、前記判定の結果に基づいて前記通信手段を制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、前記判定の結果に基づいて前記第1の機能または前記第2の機能を起動するように前記通信手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
- 前記判定手段は、前記他の装置から前記所定のメモリアクセスを受け付けたことによって前記プロセッサが起動されたか否かを判定することを特徴とする請求項7または8に記載の通信装置。
- 前記通信装置はカメラであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記起動手段は、前記他の装置とのNFC通信により当該他の装置から前記所定のメモリアクセスを受け付けた場合に、前記プロセッサを起動することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記通信装置がNFCカードエミュレーションモードで動作している場合において、前記他の装置とのNFC通信により当該他の装置から前記所定のメモリアクセスを受け付けた場合、前記起動手段は前記プロセッサを起動することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記プロセッサはCPUであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置。
- プロセッサ、及び、無線ネットワークを構成する第1の機能と、他の通信装置によって構成された無線ネットワークに参加する第2の機能とを実行可能な通信手段とを有する通信装置の制御方法であって、
他の装置からの電磁波から得られる電力により当該他の装置から所定のメモリアクセスを受け付けた場合に、前記プロセッサを起動する起動工程と、
前記起動工程により前記プロセッサが起動された場合、前記プロセッサが、前記第1の機能を起動するように前記通信手段を制御する制御工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - プロセッサ、及び、無線ネットワークを構成する第1の機能と、他の通信装置によって構成された無線ネットワークに参加する第2の機能とを実行可能な通信手段を有する通信装置に備えられたコンピュータに、
他の装置からの電磁波から得られる電力により当該他の装置から所定のメモリアクセスを受け付けた場合に、前記プロセッサを起動する起動工程と、
前記起動工程により前記プロセッサが起動された場合、前記プロセッサが、前記第1の機能を起動するように前記通信手段を制御する制御工程と、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014039289A JP6368107B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014039289A JP6368107B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015164237A JP2015164237A (ja) | 2015-09-10 |
JP6368107B2 true JP6368107B2 (ja) | 2018-08-01 |
Family
ID=54187019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014039289A Active JP6368107B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6368107B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7097694B2 (ja) * | 2017-12-26 | 2022-07-08 | キヤノン株式会社 | 通信装置およびその制御方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3671880B2 (ja) * | 2001-07-18 | 2005-07-13 | ソニー株式会社 | 通信システムおよび方法、情報処理装置および方法、通信端末および方法、拡張装置、並びにプログラム |
JP2011044092A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Ricoh Co Ltd | 通信システム、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
JP5939819B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2016-06-22 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法、通信システム、プログラム |
CN109327825B (zh) * | 2012-03-16 | 2022-04-19 | 索尼公司 | 通信设备、通信方法、计算机可读介质和通信系统 |
-
2014
- 2014-02-28 JP JP2014039289A patent/JP6368107B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015164237A (ja) | 2015-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10278128B2 (en) | Communication apparatus, method of controlling a communication apparatus, and storage medium | |
US10419997B2 (en) | Communication apparatus, communication apparatus control method, and program | |
JP6080548B2 (ja) | 通信装置、情報端末、それらの制御方法、プログラム | |
JP5939819B2 (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、通信システム、プログラム | |
US9408017B2 (en) | Communication apparatus, control method, and storage medium | |
US20180115862A1 (en) | Communication apparatus, method for controlling the same, and storage medium | |
JP6344891B2 (ja) | 制御装置、電子機器、制御方法、及びプログラム | |
JP6368107B2 (ja) | 通信装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2015154113A (ja) | 通信装置、制御方法、及びプログラム | |
JP5010718B2 (ja) | 通信装置および通信制御方法 | |
JP2016111485A (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム | |
JP6275190B2 (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、通信システム、プログラム | |
JP6664372B2 (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、通信システム、プログラム | |
JP6381695B2 (ja) | 通信装置、情報端末、それらの制御方法、プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180706 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6368107 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |