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JP6363127B2 - 成形ウェーブを有するアコーディオン式ストラップ - Google Patents

成形ウェーブを有するアコーディオン式ストラップ Download PDF

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JP6363127B2 JP2016090418A JP2016090418A JP6363127B2 JP 6363127 B2 JP6363127 B2 JP 6363127B2 JP 2016090418 A JP2016090418 A JP 2016090418A JP 2016090418 A JP2016090418 A JP 2016090418A JP 6363127 B2 JP6363127 B2 JP 6363127B2
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Description

本願発明は、概して、結束デバイス及び取付デバイスに関するものであり、より具体的には、緊締されるべき1つ又は複数の物品を緊締するためのタイストラップに関するものである。とりわけ、本願発明は、当該技術分野で「ボールロック」タイストラップと呼ばれているものに関するものであり、これは、緊締されるべき1つ又は複数の物品の周囲にタイストラップをロックするように係合させるために、タイストラップのロッキングヘッドの中にボールを有するものである。また、更に特異な点としては、本願発明は、ストラップ本体の主面から延在し、1つ又は複数の物品の周囲にロッキングヘッドを緊締させるのに役立つ複数の成形ウェーブを備えるボールロックタイストラップに関するものである。
プラスチック製のタイストラップは、比較的に安いそれらの原価とそれらの設置の容易さとによって、様々な結束及び取付の用途でますます普及してきている。しかしながら、多くの用途では、金属製のタイストラップを使用することが望ましい。例えば、金属タイは、地下環境や、腐食環境、原子力環境、激しい振動環境で使用されたり、それらの金属タイが過酷な条件に曝されるその他の状況で使用されたりする場合が多い。
金属タイストラップは、ロッキングヘッドに依拠することができ、そのロッキングヘッドは、細長いストラップの第一方向への挿入を許容するが、第二方向への僅かな移動の後、ロッキングヘッドは、「ロック位置」で細長いストラップをロックし、ストラップの第二方向への更なる移動を妨げてストラップが取り外されないようにする。しかしながら、タイストラップ及びロッキングヘッドの設計(及び、緊締される1つ又は複数の物品のタイプ)によって、多過ぎる遊びがタイストラップにあると、細長いストラップは、異なる方向への様々な動きを通して、それ自体が外れるようになり、それによって、タイストラップによって緊締される1つ又は複数の物品が緩むことになる場合がある。
上記を考慮して、ストラップのロックされた位置からの後退を防止するとともにストラップの弛みを取ってストラップの張力を維持するための手段を有しており、タイストラップがあらゆる状況下でロックされたままとなることを確保するタイストラップの必要性が存在する。
本願発明は、1つ物品を保持したり一群の物品を1つに束ねて保持したりするためのボールロックタイストラップを提供することによって上記の必要性に対処している。タイストラップは細長いストラップを備え、その細長いストラップは、一端にロッキングヘッドを有し、他端にテールを有し、それらの間に細長いストラップ本体を有している。テールは、1つ又は複数の物品の周囲にストラップをロックするために、ロッキングヘッドの中へ挿入可能である。タイストラップ自体は、1つ又は一群の物品を取り囲むように変形可能である。本発明の様々な実施形態では、タイストラップは、ステンレス鋼(例えば、SUS304やSUS316など)、アルミニウム、真ちゅう、プラスチック、又はその他の材料で形成されており、長さを26インチから27インチの間にすることができ、或いは、200mmから680mmの間にしてもよい。タイストラップの幅は、4.6mmから7.9mmの間にすることができる。ロッキングヘッドには、第一方向にテールが挿入されるとテールにロックするように係合し、第一方向の反対側の第二方向にテールが動くと係合をロックし、それによって、テールをロッキングヘッド内に留めるため、内部に位置付けられたボールが収容されている。ストラップ本体には、主面と正反対側の副面とが形成されており、副面の反対側の主面から延在する複数の成形ウェーブを有している。本発明の実施形態では、成形ウェーブは、副面から延在していない。複数のウェーブは、テールのヘッドとの係合をロックする際に1つ又は複数の物品の周りのストラップ本体の弾力的な保持をもたらすために、ばねのような効果をもたらす。複数のウェーブは、細長いストラップ自体にある程度の弾力性を持たせることができ、それによって、取り囲まれた1つ又は複数の物品が、変形できない場合に弾力性の欠如を補い、且つ、細長いストラップのテールが、ロッキングヘッドを移動させて1つ又は複数の物品を緩めるかもしれない第二方向に動かないことを確かにする。本発明の様々な実施形態では、成形ウェーブの数は4つから7つの間になる。各成形ウェーブは、他のウェーブと、60度の角度、55度から65度の間の角度、90度の角度、或いはその他の角度を成してもよい。本発明の実施形態では、成形ウェーブは、ヘッドの隣りに位置しているが、他の実施形態では、成形ウェーブは、テールの隣りやストラップ本体の中間を含むストラップ本体の任意の位置に位置している。本発明の更に別の実施形態では、全ての成形ウェーブの合計長さは、1インチ未満であってもよい。
本願発明のこれらの特徴および他の特徴、態様、並びに、効果は、以下の詳細な説明及び添付の図面によって、より良く理解されることになるであろう。
図1は、本願発明の特性を具体化する、代表的なタイストラップの斜視図である。 図2は、本願発明の特性を具体化する、図1に図示されたタイストラップの一部分の斜視図である。 図3は、本願発明の特性を具体化する代表的なタイストラップの側面図である。 図4は、本願発明の特性を具体化する、図1に図示されたタイストラップの一部分の側面図である。 図5は、本願発明の特性を具体化する、ストラップ本体に形成された複数の成形ウェーブの代替の実施形態を示す、タイストラップの一部分の側面図である。 図6は、本願発明の特性を具体化する、ストラップ本体に形成された複数の成形ウェーブの別の代替の実施形態を示す、タイストラップの部分破断側面図である。 図7は、本願発明の特性を具体化する、図1に図示されたタイストラップの底面図である。 図8は、本願発明の特性を具体化する、図1に図示されたタイストラップの部分破断側面図である。 図9は、本願発明の特性を具体化する、図8に図示されたタイストラップの部分破断側面図である。 図10は、本願発明の特性を具体化する、タイストラップの代替の実施形態の側面図である。
本願発明をより良く理解するための図面を参照すると、1つ又は複数の物品を囲んで緊締するための代表的なタイストラップが、図1以降に参照符号10によって概略的に示された。図1以降に表されているように、タイストラップ10は、一端にロッキングヘッド16を、他端にテール46を備える細長い部材である。細長いストラップ本体18は、ロッキングヘッド16とテール46との間に延在している。テール46は、緊締されるべき1つ又は複数の物品の周囲にストラップをロックするためのロッキングヘッド16の中に挿入可能である。ロッキングヘッド16は、細長いストラップ18及びテール46を留めるためのボール22を収容している。テール46は、ロッキングヘッド16の中へ第一方向に挿入されることができ、第一方向の反対側の第二方向に移動するとロッキングヘッド16及びボール22との係合によって留められることができ、それによって、ロッキングヘッド16内にテール46が留められる。本明細書で述べられているタイストラップの概略的な構造および作用は、同一出願人による米国特許第6,076,235号(2000年6月20日に登録、発明の名称「ケーブルタイ」)により十分に説明されている。この特許出願は、その全体を参照によって本明細書に組み込まれる。
物品、すなわち、例えば鋼棒14や鋼管12の束などの物品の周囲を締め付けるときに、ボール22がロッキングヘッド16内で動くことを防止することによって第二方向へのテールの後退も防止すると共に、ロッキングヘッド16が解かれるのを回避するために、ストラップ本体18内に形成された複数の成形ウェーブ(参照符号26a、26b、又は26cで図1以降に様々に表されているような)は、ストラップ本体18が1つ又は複数の物品12,14の周囲を締め付けることを強化するのに利用される。本発明の様々な実施形態では、成形ウェーブの数は、厳密には、4つ、5つ(参照符号26aで表されているような)、6つ(参照符号26bで表されている)、或いは7つ(参照符号26cで表されている)とすることができる。よりも多い成形ウェーブやより少ない成形ウェーブも考えられ、それらは本発明の範囲内である。成形ウェーブ26a、26b、又は26cは、テール46やロッキングヘッド16の近くに、或いは、細長いストラップ18におけるその他の箇所に形成されることができる。タイストラップ10は、引張強度が高いという利点を奏すると共に、軽量であり、耐用年数が長く、製作が簡単且つ経済的である。
好適な実施形態では、ロッキングヘッド16、ストラップ本体18、ボール22、及び本明細書に開示された発明の他の全ての要素は、ステンレス鋼で形成されており、それによって、タイストラップが広範囲の温度帯にわたって使用されることを可能にすると共に、過酷な要素内で高い引張強度と優れた耐腐食性を与える。例えばSUS304(あるいは、A2ステンレス鋼や18−8ステンレス鋼として知られている)やSUS316などの鋼を用いることができる。しかしながら、タイストラップ10は、他の材料で構成したものであってもよく、例えば、アルミニウム、真ちゅう、銅、鉄、プラスチックさえも含む他のタイプの材料で構成してもよいと理解すべきである。その他の構成が用いられてもよく、それらは全て、本発明の範囲内であると考えられる。実施形態では、例えば、球体22が、同様に係合をロックすることができる略円柱状のロッキングピンと置き換えられてもよい。
好ましくは、本願発明のタイストラップ10は、始めに、タイストラップ10の用途に応じて、一巻きのもの(図示せぬ)から適当な長さの細長いストラップ18を得ることで形成される。本発明の実施形態では、細長いストラップ18は、多くの用途における汎用性のために、長さが22インチから27インチの間になっている。或いは、細長いストラップ18は、長さが200ミリメータ(mm)、260mm、360mm、520mm、又は680mmになっていてもよい。更に別の代替例として、細長いストラップ18は、長さが190mmから200mmの間、250mmから270mmの間、350mmから370mmの間、500mmから540mmの間、或いは、650mmから700mmの間になっていてもよい。様々な実施形態では、細長いストラップ18の幅は、4.6mm、7.9mm、またはその他(或いは、4mmから5mmの間、7mmから8mmの間)にすることができる。タイストラップ10を製作する際の次の工程は、細長いストラップ18に成形ウェーブ26a、26b、又は26cを形成することである。実施形態では、機械プレスにおける型の打刻が、細長いストラップ18にウェーブ26a、26b、26cを形成するのに利用される。製作するために、各成形ウェーブが他の成形ウェーブと60度の角度(図4に表されてるような、参照符号85)、又は55度から65度の間の任意の角度を成すことが最も効率的であり、それは、そのような角度は型の1回の打刻で形成することができるからである。90度の角度(図5に表されているような、参照符号85’)、又は85度から95度の間の任意の角度も、本明細書に開示された発明の利用のために用いることができるが、そのようなウェーブを形成するには、型によって細長いストラップ18に2回以上打刻する必要があり得る。図6に描かれているように、細長いストラップ18には、主面4aと正反対側の副面4bとが形成されている。
次いで、好ましくは、ロッキングヘッド16は、ほぼ平らな平面的な金属ブランク(図示しない)から形成され、その金属ブランクは、形状が実質的に矩形である。図6に示されているように、まず、ルーフ32が、好ましくは全体的に囲まれたドームの形で、金属ブランクの中央部分に形成される。好適な実施例では、図7に最も良く示されているように、次いで、両側の矩形の切欠き34a,34bが、金属ブランクを貫いて両側の縁36a,36bに形成され、それによって、切欠き34a,34bと縁36a,36bが直接対向する関係になるように、切欠き34a,34bを含むブランクの両側の部分38a,38bが共に、ルーフ32から離れて、又はルーフ32の下へ折り畳まれると、それらは、ルーフ32の下方に位置するロッキングヘッド16の底壁40を画定する。このようにして、切欠き34a,34bは、底壁40を貫通するほぼ円形の孔42を形成するのに協働する。金属ブランクの屈曲した各領域は、ロッキングヘッド16の側壁44a,44bを形成していると共に、ルーフ32を取り囲むと共に底壁40の上方に位置する金属ブランクの一部分は、天壁43を形成している。このように、側壁44a,44bは天壁43及び底壁40とを相互に連結していることがわかる。
次に、タイストラップ10のローラ手段は、好ましくは球体22の形で、底壁40の孔42を通してロッキングヘッド16の中に挿入される。球体22がロッキングヘッド16の内側で適当に位置決めされたままとなるようにロッキングヘッド16が方向付けられた状態で、ロッキングヘッド16は、底壁40が第2の表面20bに隣接するように、テール46を越えてストラップ本体18上に摺動可能に載せられる。この位置では、球体22がルーフ32及びストラップ18によってロッキングヘッド16内に係留されることを留意して、ルーフ32及び天壁43は、ストラップ18の第1の表面20aの上に位置している。ストラップ18の第1の端部は、ミシン目66で折り返され、突起28が孔42の中へ挿入されて掛けられ、それによって、ロッキングヘッド16をストラップ18に緊締させる。
図6及び図7に最も良く示されているように、ロッキングヘッド16は、ストラップ入口端50と、ストラップ出口端52と、それらの間に延在してロッキングヘッド16を貫通するストラップ受け入れ通路54とを有しており、その通路54は、天壁43、側壁44a,44b、及び底壁40によって部分的に画定されている。天壁43は、底壁40に対して実質的に平行な関係で底壁40の上方に位置することができる。ルーフ32は、好ましくは、ほぼ真っ直ぐな第1の広がり部分56及び第2の広がり部分58と、収束するほぼ円弧状の部分60とを有している。第1の広がり部分56及び第2の広がり部分58と底壁40とは、出口端52の方向へいくに従い互いに離れていく。好適な実施形態では、第2の広がり部分58の広がり角度が、第1の広がり部分56の広がり角度よりも小さい。反対に、円弧状の部分60と底壁40とは、出口端52の方向へいくに従い互いに近づいていく。また、ロッキングヘッド16の出口端52は、従来のストラップ締付具(図示せず)の先端に対する反作用面としての働きもする。
図1〜図6及び図8〜図10に示されているように、ウェーブ26a,26b,26cは、複数の成形ウェーブを備えており、それらの成形ウェーブの数は、4つ、5つ(参照符号26a)、6つ(参照符号26b)、7つ(参照符号26c)、又は8つ以上である。好適な実施形態では、複数の成形ウェーブ26a,26b,26cは、副面4bの反対側の主面4aからのみ延在することができる。代替の実施形態では、成形ウェーブは、細長いストラップ18の主面4a及び副面4bの両方から延在する。図4に示されているように、本発明の実施形態では、各成形ウェーブは、他の成形ウェーブと、55度から65度の間の角度、厳密には60度(参照符号85で表されているような)を成すことができる。図5に示されているような別の実施形態では、各成形ウェーブは、他の成形ウェーブと、85度から95度の間、厳密には90度(参照符号85’で表されているような)の角度を成している。図4には、5つの成形ウェーブ26aに関して、60度の角度を示す要素85が示されており、図5にも、5つの成形ウェーブ26a’に関して、90度の角度を示す要素85’が示されているが、述べられた角度は、細長いストラップ18に形成された任意の数の成形ウェーブに関して使用されてもよいことを留意されたい。ウェーブは、ヘッドの隣りやその他の場所に形成されてもよい。本発明の実施形態では、全ての成形ウェーブが1インチよりも短い長さであってもよい。
図8及び図9を参照すると、ボール22などのローラ手段は、図8に示された通し位置から図9に示されたロックする又はロックされる位置に向かってロッキングヘッド16の内部で可動となっており、前記通し位置では、ボール22は、ストラップ出口端52に隣接するルーフ32の円弧状の箇所60に当たって配置されることができ、前記ロックする又はロックされる位置では、ボール22は、ストラップ入口端50により近い、ルーフ32の広がり部分58とストラップ18との間に挟まれ、そのボール22が、今度は、ストラップ18を底壁40との間に挟むことによって、ストラップ18のロッキングヘッド16におけるロックされた位置からの後退を防止する。本明細書で使用されているように、「挟まれ(る)」又は「挟む」という用語には、それらのより広い意味が与えられており、ロックされる位置においてボール22及びストラップ18が押し込まれたり圧縮されたりすることを単に示している。
タイ10の操作は、次のようになっている:ストラップ18が、1つの物品12又は一群の物品14を取り囲むように変形された後、ストラップ本体18のテール46が、ストラップ入口端50を通してロッキングヘッド16の中へ、矢印Aの方向によって示された第一方向に挿入される。矢印Aの方向に通路54の中に通し続けると、ストラップ18はボール22を図8に示されたその通し位置に向かって持ち上げて移動させながらそのボール22に係合する。ストラップを通している際にボール22がストラップ18上で転動できるので、ストラップを通すのに非常に小さな力しか必要としない点が評価されよう。これは、より大きな通し力を必要とする従来技術のタイとは対照的であり、従来技術のタイでは、それをロックする位置へ付勢されたロッキング舌状体が、その通し位置へ力強く反らされなければならない。通路54を通して矢印Aによって示された方向に通し続けると、ストラップ18がストラップ出口端52を通ってロッキングヘッド16から出てくる。ストラップ18は、物品12や物品14の束を図8に示されているような所定度合いまできつく取り囲むまでロッキングヘッド16を通して引っ張られる。
ヘッド16内へのテール46の挿入、及び、ストラップ18の締め込みによって、図9に示されているような締め込み位置になる。図3,図8,図9に見られるように、ストラップ18の締め込みは、成形ウェーブ26a,26b,26cをばねのように伸ばす働きをすることができる。引き伸ばされたときに成形ウェーブ26a,26b,26cによって及ぼされる反力は、矢印Bで示されているような第二方向に実質的な力を及ぼすのに利用され、緊締されるべき1つ又は複数の物品の周囲におけるタイストラップの係合のロックを維持する。
図9を参照すると、ストラップ18が所定度合いまで締め込まれた後、成形ウェーブ26a,26b,26cからの力と関連してストラップ18を解放することによって、ボール22が同時にルーフ32及びストラップ18に係合するまで、細長いストラップ18及びボール22が、ストラップ入口端50に向かって矢印Bによって表された第二方向に動く、すなわち、はね返ることになる。図8及び図9に示されているように、ボール22の通し位置とロックする位置との間の移動は、非常に短い。ボール22がそのロックする位置にある時、ボール22とルーフ32との間の摩擦係合、及びボール22とストラップ18との間の摩擦係合は、ボール22の転動を防ぐのに概ね十分であり、それ故に、ストラップが底壁40によってしっかりと挟まれるようになる。また、上述したように成形ウェーブ26a,26b,26cが引き伸ばされることに伴う、矢印Bで示された第二方向における力は、ボール22が転動するのを防止することを更に強化し、それ故に、ストラップ18を底壁40で挟むことに貢献することによって、ヘッド16の内部でストラップ18をロックすることを強化する。また、成形ウェーブ26a,26b,26cによって矢印Bの方向に及ぼされる連続的な力は、ストラップ18を物品12又は14の周囲に締め付けることも維持する。また、ボール22は、ロックし始めのときに、押込みによってストラップ18の永久変形をもたらし、前記押込みによって、予めボール22の下にあるストラップ材に有効なコールドフローが生じて、押込み部の周りにリムを形成する。
図10は、本願発明の代替の実施形態を示しており、概略的に参照符号「10’」で示している。タイ10’は、「26a’」,「26b’」,「26c’」と示された成形ウェーブ26a,26b,26cがストラップ18上の別の位置、例えばヘッド16の隣りに位置付けられていることを除いて、タイ10と実質的に同じである。また更なる実施形態では、成形ウェーブは、ストラップ18の中央、或いは略中央に位置することができる。
上記の説明を見ると、本発明の幾つかの目的が達成され、また他の有利な結果も達成されることが分かる。各種の変更が、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り上記構成で行われ得るので、上記説明に包含された全ての事項は、図示のように、また限定的意味で無く解釈されるものである。
4a 主面
4b 副面
10 タイ(タイストラップ)
10’ タイ
12 鋼管(物品)
14 鋼棒(物品)
16 ロッキングヘッド(ヘッド)
18 ストラップ本体(ストラップ)
20a 第1の表面
20b 第2の表面
22 球体(ボール)
26a 成形ウェーブ(ウェーブ)
26a’ 成形ウェーブ
26b 成形ウェーブ(ウェーブ)
26c 成形ウェーブ(ウェーブ)
28 突起
32 ルーフ
40 底壁
42 孔
43 天壁
44a 側壁
44b 側壁
46 テール
50 ストラップ入口端
52 ストラップ出口端(出口端)
54 ストラップ受け入れ通路
56 第1の広がり部分
58 第2の広がり部分
60 円弧状の部分
66 ミシン目

Claims (11)

  1. 1つ又は複数の物品の周りに緊締するタイストラップであって、
    前記タイストラップが、一端にロッキングヘッドがあり、他端にテールがあり、前記ロッキングヘッドと前記テールとの間に細長いストラップ本体がある細長いストラップであって、前記テールが、前記ストラップを前記1つ又は複数の物品の周囲にロックするための前記ロッキングヘッドの中に挿入可能である、ストラップを備えており、
    前記細長いストラップ本体の第1の端部に形成された突起が、前記ロッキングヘッドの底壁に画定された孔の中に挿入されて掛けられるように、前記細長いストラップ本体の前記第1の端部を折り返すために、前記細長いストラップ本体上にミシン目が形成されており、
    前記ロッキングヘッドには、第一方向を通って挿入されると前記テールにロックするように係合し、且つ、前記第一方向の反対側の第二方向に前記テールが動くとそれとの係合をロックし、それによって、前記テールを前記ロッキングヘッドに関連付けられたままにするため、前記ロッキングヘッドの内部に位置付けられたボールが収容されており、
    前記ストラップ本体には、主面及び正反対側の副面が形成されており、前記テールの前記ロッキングヘッドとの係合をロックしているときに、前記1つ又は複数の物品の周りの前記ストラップ本体の弾力的な保持をもたらすために、複数の成形ウェーブが、前記ストラップ本体の前記副面の反対側の前記主面から延在しており、
    各成形ウェーブが、他の成形ウェーブと、55度から65度の間の角度を成しており、
    前記タイストラップが、SUS316のステンレス鋼で形成される、タイストラップ。
  2. 前記成形ウェーブの数が4つである、請求項1に記載のタイストラップ。
  3. 前記成形ウェーブの数が5つである、請求項1に記載のタイストラップ。
  4. 前記細長いストラップの長さが、26インチから27インチである、請求項1に記載のタイストラップ。
  5. 前記成形ウェーブが、前記副面から延在していない、請求項1に記載のタイストラップ。
  6. 前記成形ウェーブが、前記ロッキングヘッドの隣りに位置している、請求項5に記載のタイストラップ。
  7. 全ての成形ウェーブの合計長さが、1インチ未満である、請求項1に記載のタイストラップ。
  8. 前記成形ウェーブが、前記テールの隣りに位置している、請求項5に記載のタイストラップ。
  9. 前記細長いストラップの長さが、200mmから680mmの間である、請求項1に記載のタイストラップ。
  10. 前記細長いストラップの長さが、200mm、260mm、360mm、520mm、及び680mmのうちから選択された1つである、請求項1に記載のタイストラップ。
  11. 前記細長いストラップの幅が、4.6mm又は7.9mmである、請求項1に記載のタイストラップ。
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