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JP6359887B2 - 縫合手技評価装置、縫合手記評価装置用プログラム、及び、縫合シミュレータシステム - Google Patents

縫合手技評価装置、縫合手記評価装置用プログラム、及び、縫合シミュレータシステム Download PDF

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Description

本発明は、縫合手技の訓練等において縫合結果を評価するためのものである。
縫合手技の訓練として、例えば人間の組織を模擬した模擬体に対して鉗子や持針器を使って縫合することが行われている(特許文献1参照)。
ところで、非熟練者の縫合手技では模擬体における開口部分をきれいに縫合できているように見えても、十分な結紮力を得られておらず、実際の手術に求められる水準に達していないことがある。
一方、熟練者による縫合は、見た目がきれいなだけでなく縫合部分を微妙に引き絞り、必要十分な結紮力が発揮されるように調節されている。
しかしながら、非熟練者が自分の縫合と熟練者の縫合との違いを感覚として捉えることは難しく、縫合手技の訓練効果が表れにくいことがある。
特開2008−129020号公報
本発明は上述したような問題を鑑みてなされたものであり、縫合による結紮力を自動で客観的に評価することができ、縫合手技の訓練効果を大幅に向上させることができる縫合手技評価装置、縫合手技評価装置用プログラム、及び、縫合シミュレータシステムを提供することを目的とする。
すなわち、人体の一部を模した模擬体に対して行われた縫合手技について評価する縫合手技評価装置であって、前記模擬体において縫合が行われた縫合領域を少なくとも撮像するように構成されたカメラと、前記カメラで撮像された画像データに基づいて、縫合による結紮力を評価する結紮力評価部を備えたことを特徴とする。
このようなものであれば、前記模擬体における縫合領域を撮像した画像データに基づいて縫合による結紮力を評価する結紮力評価部を備えているので、非熟練者には違いが分かりにくい結紮力について画像データにより自動で客観的な評価を行うことができる。
したがって、前記結紮力評価部の評価を参考にして訓練を繰り返すことにより、結紮力が必要十分に発揮される理想的な縫合状態を非熟練者であっても知得し、訓練効果を高めることができる。
簡単な構成の装置によって前記画像データから自動的に結紮力を精度よく評価できるようにするには、前記結紮力評価部が、前記画像データから前記縫合領域を抽出する縫合領域抽出部と、前記縫合領域抽出部が抽出した縫合領域の面積と、予め定められた基準面積と、に基づいて結紮力に関連する値を算出する結紮力算出部と、を具備するものであればよい。例えば前記基準面積は熟練者の縫合による縫合領域の面積に基づいて設定すれば、訓練を受けている人の縫合がどれだけ熟練者の結紮力に近いものになっているか等を定量的に評価する事が可能となる。
前記縫合領域の面積を画像データから抽出しやすくし、結紮力の評価を画像データに基づいて制度よく行えるようにするための具体的な構成例としては、前記模擬体がシート状に形成されているとともに、縫合が行われる被縫合開口を具備し、前記被縫合開口の周囲領域、及び、前記周囲領域よりも外側の外側領域のそれぞれが異なる色で着色されており、前記縫合領域抽出部が、画像データにおける周囲領域と外側領域の色又は輝度の違いによって、前記周囲領域を前記縫合領域として抽出するように構成されていればよい。このようなものであれば、画像データの有している輝度の違いから前記周囲領域と前記外側領域の境界を抽出しやすいので、正確に縫合領域の面積を算出して、結紮力の評価精度を高めることができる。
例えば模擬体の被縫合開口が縫合によって完全に閉じられているように見えても、気体や液体等が被縫合開口を通過して所定量以上のリークが発生してしまう場合には、実際の手術に求められる水準を満たしていないことになる。このような縫合によるリーク量の大小についても定量的に評価することができ、適切な縫合状態を非熟練者が訓練で身につけられるようにするには、前記模擬体の少なくとも縫合領域を気体によって加圧する加圧機構と、前記加圧機構内の気体の圧力、又は、前記縫合領域を通過する気体の圧力を測定する圧力センサと、前記圧力センサで測定された圧力に基づいて縫合領域からのリーク圧に関連する値を評価するリーク圧評価部をさらに備えたものであればよい。このようなものであれば、気体の圧力に基づいてリークを評価できるので、見た目ではわかりにくいリークについても正確で定量的な評価が可能となり、訓練効果をさらに高めることができる。
模擬体の縫合領域からのリークを簡単な構成で正確に評価するための具体的な構成例としては、前記加圧機構が、加圧源と、前記加圧源と連通し、前記模擬体が取り付けられる取付口を有する加圧室と、を具備し、前記圧力センサが前記加圧室内の圧力を測定するように設けられているものが挙げられる。
リークに関する評価と、結紮力に関する評価を同一の装置で一度に評価できるようにするには、前記加圧室を形成する隔壁の一部が透明壁で形成されており、前記カメラが、前記加圧室の外側から前記透明壁を介して前記取付口に取り付けられた前記模擬体の縫合領域を撮像するように構成されていればよい。
縫合を評価するパラメータのうち特に重要なものに基づいて、総合評価的に見た場合に縫合結果が許容できるものかどうかを評価できるようにするには、縫合糸が全層に掛かっているかどうかについて評価する全層縫合評価部と、少なくとも前記リーク圧評価部及び前記全層縫合評価部の評価結果に基づいて、縫合手技の総合評価結果を出力する総合評価部と、をさらに備えたものであればよい。
縫合についてさらに様々な角度から参考情報についても合わせて評価できるようにしつつ、縫合の機能面から必須の要件に基づいて全体の評価を行うことができるようにするには、前記画像データに基づいて、前記模擬体の縫合領域における開口面積を評価する開口面積評価部と、縫合手技にかかった時間を評価する縫合時間評価部と、をさらに備え、前記総合評価部が、前記リーク圧評価部及び前記全層縫合評価部の評価のみに基づいて縫合手技が所定基準を満たしているかどうかを判定するように構成されていればよい。
縫合の訓練を行ってすぐに縫合の状態について評価を行い、訓練効果をより高められるようにするには、縫合手技評価装置と、縫合手技をシミュレート可能な縫合シミュレータと、を備えた縫合シミュレータシステムを用いればよい。
例えば既存の縫合手技評価装置に対して、結紮力に関する評価機能を追加するには、人体の一部を模した模擬体において縫合が行われた縫合領域を少なくとも撮像するように構成されたカメラを備え、模擬体に対して行われた縫合手技について評価するための縫合手技評価装置に用いられるプログラムであって、前記カメラで撮像された画像データに基づいて、縫合による結紮力を評価する結紮力評価部としての機能をコンピュータに発揮させることを特徴とする縫合手技評価装置用プログラムを用いればよい。
このように本発明の縫合手技評価装置によれば、前記カメラで撮像された画像データに基づいて縫合による結紮力を評価するように構成されているので、結紮力の評価を自動化しつつ正確な評価を可能にして、非熟練者に対する訓練効果を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る縫合シミュレータシステムの外観を示す模式的斜視図。 同実施形態における縫合シミュレータシステムの内部機構を示す模式的斜視図。 同実施形態における第1モニタに表示される縫合シミュレータの使用状態を示す模式的斜視図。 同実施形態における模擬体の構成を示す模式図。 同実施形態における第1モニタに表示される縫合シミュレータの別の使用状態を示す模式的斜視図。 同実施形態における第1モニタに表示される縫合評価装置の使用状態を示す模式的斜視図。 同実施形態における縫合評価装置の構造を示す模式図。 同実施形態における縫合シミュレータシステムの構成を示す模式的機能ブロック図。 同実施形態における第2モニタに表示される縫合評価結果の例を示す模式図。
本発明の一実施形態に係る縫合シミュレータシステム200について図1乃至9を参照しながら説明する。
本実施形態の縫合シミュレータシステム200は、内視鏡手術による腸管の縫合を訓練するためのものである。より具体的には図1及び図2に示すように実際の内視鏡手術と略同様の状態を再現し、人体の一部を模した模擬体Wに対して縫合手技をシミュレートするための縫合シミュレータ101と、前記縫合シミュレータ101を用いて縫合された模擬体Wについて、その縫合結果を評価するために用いられる縫合手技評価装置100とから構成してある。
まず、前記縫合シミュレータ101について図1乃至6を参照しながら説明する。前記縫合シミュレータ101は、図1及び図2に示すように人体の胸部及び腹部を模した模擬胴11と、前記模擬胴11の内部に収容されており、前記模擬体Wが載置される載置台14と、前記模擬胴11の内部に設けられ、前記載置台14の周辺を撮像する手技撮像用カメラ13と、前記手技撮像用カメラ13で撮像された動画が表示される第1モニタM1と、を備えたものである。前記縫合シミュレータ101は、縫合の訓練をする者が前記模擬胴11の下半身側に立って第1モニタM1と正対できるようにしてあり、その右手に後述する縫合手技評価装置100に対する入力等を行うためのノートパソコンPが設けてある。
そして、縫合の訓練をする場合には、図1に示すように模擬胴11が持ち上げられておらず、基台に載置されている状態で、前記模擬胴11の外側に設けられた2つの鉗子挿入部12から当該模擬胴11の内部へと内視鏡手術用の鉗子を挿入できるようにしてある。さらに、図3に示すような第1モニタM1に表示される前記手技撮像用カメラ13で撮像される前記載置台14上の模擬体W及び鉗子の映像を見ながら、鉗子を操作して模擬体Wの被縫合開口W3を縫合できるように構成してある。
前記模擬体Wは、本実施形態では腸管を模したものであるが、図4に示すように円筒状には形成しておらず、シート状に形成したものである。このシート状の模擬体Wを載置台14上に配置し、固定機構15で固定することで図3及び図4(b)に示すような腹腔内における腸管の円筒形状が再現される。より具体的には、前記載置台14は、両端部を半円筒状に形成し、中央部に凹部を形成してある。このため、シート状の前記模擬体Wの中央部が前記凹部上に来るように配置することにより、腸管の形状も模擬しつつ縫合できる。この模擬体Wは、伸縮性のある樹脂によって製作されており、図4(b)に示すように腸管の漿膜層W1と粘膜層W2を模擬するように少なくとも2層構造を有している。模擬体Wにおける漿膜層W1と粘膜層W2の間にはナイロンよりなるガーゼが圧着されており、さらに漿膜層W1と粘膜層W2の伸縮性を変えることにより、リアルな縫合手技の再現を可能にしている。
さらに、前記模擬体Wの裏面WT側は後述する縫合手技評価装置100における評価をより正確に行えるようにするために、図4(a)に示すように縫合の行われる被縫合開口W3の周囲領域IR、及び、前記周囲領域IRよりも外側の外側領域ORのそれぞれを異なる色で着色してある。
次に前記縫合シミュレータ101での縫合結果を評価するための前記縫合手技評価装置100の構成について説明する。前記縫合手技評価装置100は、前記載置台14に隣接させて設けてあり、図2に示すように前記模擬胴11を持ち上げた後に図5に示すように前記載置台14から縫合された模擬体Wを移動させ、図6に示すように蓋体21を閉めて模擬体Wがその表面WHが外側を向くように固定された状態で各種縫合状態に関する評価が行われるものである。
前記縫合手技評価装置100は図7(a)に示すように上面に前記模擬体Wを固定するための蓋体21を有した概略直方体形状の筐体22を有するものであり、その内部には固定された模擬体Wの縫合領域に対して圧力をかけるための加圧機構3と、取り付けられた模擬体Wの縫合領域を撮像する縫合評価用カメラ4と、前記当該加圧機構3やその他のセンサの制御を行う制御機構5が設けてある。
前記加圧機構3は、図7(b)に示すように筐体22内の下部に収容された加圧源31と、前記筐体22の上部に設けられ前記加圧源31と連通し、前記模擬体Wが取り付けられる取付口34を有する加圧室32とを備えている。この取付口34に模擬体Wが前記蓋体21により固定されることにより前記加圧室32内は密閉空間をなすようにしてある。
前記加圧室32の底面側の隔壁は透明壁33となっており、前記取付口34、前記透明壁33、前記縫合評価用カメラ4のレンズ部分は一直線上に並び、前記縫合評価用カメラ4によって前記取付口34に取り付けられた模擬体Wの裏面WT側を撮像できるようにしてある。また、本実施形態では加圧室32内の圧力を測定するための圧力センサPも設けてある。
前記制御機構5は、CPU、メモリ、A/D・D/Aコンバータ、各種入出力機器を備えたものであって、前記メモリに格納されている縫合手技評価用プログラムが実行され、前記ノートパソコンP等と協業することにより、図8の機能ブロック図に示すように少なくとも入力受付部51、制御部52、リーク圧評価部53、全層縫合評価部54、結紮力評価部55、開口面積評価部56、縫合時間評価部57、総合評価部58、評価結果表示部59、としての機能を少なくとも発揮するように構成してある。そして、これらの各部が協業することによって、模擬体Wになされた縫合手技について各種測定を行い、熟練者の縫合手技で得られた測定結果と比較することで、訓練をする者の縫合手技を評価するように前記縫合手技評価装置100は構成してある。
各部について説明する。
前記入力受付部51は、前記ノートパソコンP等を介してユーザの入力を受け付けるものである。本実施形態では、ユーザからの縫合評価の開始入力指示と、全層縫合ができていた数の入力を受け付けるものである。
前記制御部52は、前記加圧機構3の制御を行うものであり、開始入力指示を受け付けた場合には前記加圧室32内の加圧を開始させるように構成してある。
前記リーク圧評価部53は、模擬体Wにおける被縫合開口W3からの空気の漏れを評価し、見た目だけでは評価しにくい縫合性能を評価し、可視化するように構成してある。すなわち、被縫合開口W3が見た目には縫合によって閉じられているように見えても、圧がかかると隙間が形成され、内部からの漏れ出しが発生することがあるが、このような問題が生じない程度に縫合がされているかどうかが前記リーク圧評価部53により評価される。
より具体的には、前記リーク圧評価部53は、前記加圧室32の取付口34に縫合が終わった模擬体Wが取り付けられた状態で加圧された場合に、圧力センサPで測定される圧力値に基づいてリーク圧を評価するものである。本実施形態では、模擬体Wを介してリークしている気体の圧力自体を測定するのではなく、リーク圧に関連する値である前記加圧室32内の圧力を測定することで評価が行われる。このリーク圧評価部53は、熟練者が模擬体Wを縫合した場合の加圧室32内の圧力を基準として、前記圧力センサPで測定されている圧力が許容範囲内にあり、十分な縫合が実現されているかどうかを評価する。
前記全層縫合評価部54は、前記入力受付部51で受け付けられたユーザによる自己申告の全層縫合数と実際に行った針数とを比較し、十分な縫合となっているかを評価する。ここで、全層縫合とは模擬体Wの表面から全層を貫通して裏面WTまで縫合糸Sが通るように縫合されている状態をいう。本実施形態では図9に示すような縫合評価用カメラ4で撮像される画像中に映し出されている縫合糸Sの本数をユーザが数え、前記入力受付部51に入力したものを評価に利用している。なお、前記全層縫合評価部54は、画像処理によって全層縫合ができている縫合糸Sの本数を自動的に検知し、評価するように構成しても構わない。
前記結紮力評価部55は、図8に示すように前記縫合評価用カメラ4で撮像された模擬体Wの裏面WTを撮像した画像データに基づいて、縫合による結紮力を評価するものである。ここで、結紮力とは被縫合開口W3を縫い合わせている強さを示すものであり、被縫合開口W3に力が加わった場合でも再び開いてしまうかどうかなどを評価するための指標となるものである。
より具体的には記結紮力評価部55は、前記画像データから前記縫合領域を抽出する縫合領域抽出部551と、前記縫合領域抽出部551が抽出した縫合領域の面積と、予め定められた基準面積と、に基づいて結紮力に関連する値を算出する結紮力算出部552とを具備している。
前記縫合領域抽出部551は、図9に示すように前記縫合評価用カメラ4で撮像された画像データにおける模擬体Wの周囲領域IRと外側領域ORの色又は輝度の違いによって、周囲領域IRと外側領域ORの境界を検出する。そして、前記縫合領域抽出部551は、検出された境界に基づいて前記周囲領域IRを前記縫合領域として抽出するように構成してある。つまり、本実施形態での縫合領域とは、縫合により縮んだ状態で撮像された画像データ中の周囲領域IRであるとも言える。
前記結紮力算出部552は、画像データ中の縫合領域の面積が基準面積に対して縮小している割合を結紮力に関連する値として算出するものである。すなわち、適度に結紮力が発揮されるように縫合されている場合には、模擬体Wはある程度縮むことになるので、熟練者の縫合での縮み具合に基づいて結紮力を定めることができる。なお、基準面積と抽出面積の割合と、結紮力の相関関係を予め測定して、テーブル化しておき、画像データに基づいて結紮力を力の単位ニュートン等で表せるようにしても構わない。
前記開口面積評価部56は、不完全な縫合により被縫合開口W3が開いていないかどうかや、あいている場合にはその量を検出、及び、評価するものであって、前記画像データに基づいて、前記模擬体Wの縫合領域における開口面積を評価するように構成してある。
前記縫合時間評価部57は縫合開始から終了までにかかった時間を評価するものであり、例えば前記縫合シミュレータ101に記録されているシミュレータ使用時間に基づいて評価を行うように構成してある。
前記総合評価部58は、前記リーク圧評価部53、及び、前記全層縫合評価部54の2つの評価に基づいて、まず、模擬体Wになされている縫合が許容できるものかどうかについて判定する。例えば、図9(a)に示すようにきれいに縫合できており、リーク圧が問題ならない程度であり、すべての針において全層縫合ができている場合には「GOOD」の全体評価をし、図9(b)に示すように縫合状態がよくなく、リーク圧が無視できない程度に発生している場合には「BAD」の全体評価を行うように前記総合評価部58は構成してある。
また、前記総合評価部58は全体評価だけでなく、前述した各評価項目について5段階の評価も行うように構成してある。この各評価項目の評価は熟練者による模擬体Wへの縫合で測定された値に基づいて評価される。
前記評価結果表示部59は、前記総合評価部58で行われた評価を前記第2モニタに表示させるものである。より具体的には前記評価結果表示部59は、図9に示すように前記縫合評価用カメラ4で撮像された画像データを表示する画像表示領域R1、各評価項目について五段階の評価を行った結果を評価チャートにより示す評価チャート表示領域R2、主要評価項目に基づいた縫合の可否結果について示す主要評価表示領域R3、及び、参考評価項目について表示する参考評価表示領域R4を前記第2モニタの一画面上にそれぞれ形成して表示するものである。前記主要評価表示領域R3には、リーク圧と全層縫合数で決まる全体評価が表示される。さらに、前記主要評価表示領R3域及び前記参考評価表示領域R4には、評価項目の具体的な測定値は直線グラフ上のどの位置に相当するかを示すとともに、熟練者による模擬体Wの縫合により測定された値の分布に基づいて設定された許容範囲(グラフ上の網掛け領域)も合わせて表示している。したがって、各評価項目の値が許容範囲内にあるかどうかは各直線グラフを見ればユーザは一目で認識することができる。
このように構成された縫合シミュレータシステム200によれば、内視鏡手術による腸管の縫合を実際の手術に近い形で再現し、腸管の縫合を疑似体験することができる。また、縫合された模擬体Wは前記縫合手技評価装置100によって十分な縫合となっているかどうかについて即座に知ることができる。
より具体的には、人が目視によって評価することが難しい評価パラメータについて前記加圧機構3によるリーク圧のテストや前記縫合評価用カメラ4で撮像された画像データによる画像解析によって客観的で正確な評価を自動で実現できる。
したがって、縫合結果をすぐにユーザは理解することができ、微妙な縫合の感覚についても評価結果を参考してすぐに習得することが可能となる。
その他の実施形態について説明する。
前記実施形態では、総合評価については2つの評価項目に基づいていたが、すべての評価項目を総合して評価しても構わない。また、別の評価項目の組み合わせで全体の評価をしても構わない。
前記模擬体は腸管を模したものであったが、例えば血管や尿管、皮膚等を模したものであってもかまわない。要するに前記模擬体は人体の一部を模したものであればよい。また、本発明の縫合手技評価用プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリ、HDD等の記録媒体に記録されたものであっても構わない。
前記実施形態では縫合評価用カメラで撮像された画像データに基づいて、結紮力や被縫合開口の開口面積を評価していたが、例えば前記加圧機構だけを用いてリーク圧に関する評価のみを行うように前記縫合評価装置を構成しても構わない。また、リーク圧を評価するために加圧室内の圧力に基づいて評価を行っていたが被縫合開口から漏れ出る気体の圧力自体を直接測定し、評価に用いても構わない。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて様々な実施形態の変形や組み合わせを行っても構わない。
200・・・縫合シミュレータシステム
101・・・縫合シミュレータ
11 ・・・模擬胴
12 ・・・鉗子挿入口
13 ・・・手技撮像用カメラ
14 ・・・載置台
15 ・・・固定機構
100・・・縫合手技評価装置
21 ・・・蓋体
22 ・・・筐体
3 ・・・加圧機構
31 ・・・加圧源
32 ・・・加圧室
33 ・・・透明壁
34 ・・・取付口
4 ・・・縫合評価用カメラ
5 ・・・制御機構
51 ・・・入力受付部
52 ・・・制御部
53 ・・・リーク圧評価部
54 ・・・全層縫合評価部
55 ・・・結紮力評価部
551・・・縫合領域抽出部
552・・・結紮力評価部
56 ・・・開口面積評価部
57 ・・・縫合時間評価部
58 ・・・総合評価部
59 ・・・評価結果表示部
M1 ・・・第1モニタ
M2 ・・・第2モニタ
P ・・・圧力センサ
W ・・・模擬体

Claims (9)

  1. 人体の一部を模した模擬体に対して行われた縫合手技について評価する縫合手技評価装置であって、
    前記模擬体において縫合が行われた縫合領域を少なくとも撮像するように構成されたカメラと、
    前記カメラで撮像された画像データに基づいて、縫合による結紮力を評価する結紮力評価部と、
    前記模擬体の少なくとも縫合領域を気体によって加圧する加圧機構と、
    前記加圧機構内の気体の圧力、又は、前記縫合領域を通過する気体の圧力を測定する圧力センサと、
    前記圧力センサで測定された圧力に基づいて縫合領域からのリーク圧に関連する値を評価するリーク圧評価部と、を備えたことを特徴とする縫合手技評価装置。
  2. 前記結紮力評価部が、
    前記画像データから前記縫合領域を抽出する縫合領域抽出部と、
    前記縫合領域抽出部が抽出した縫合領域の面積と、予め定められた基準面積と、に基づいて結紮力に関連する値を算出する結紮力算出部と、を具備する請求項1記載の縫合手技評価装置。
  3. 前記模擬体がシート状に形成されているとともに、縫合が行われる被縫合開口を具備し、前記被縫合開口の周囲領域、及び、前記周囲領域よりも外側の外側領域のそれぞれが異なる色で着色されており、
    前記縫合領域抽出部が、画像データにおける周囲領域と外側領域の色又は輝度の違いによって、前記周囲領域を前記縫合領域として抽出するように構成されている請求項1又は2記載の縫合手技評価装置。
  4. 前記加圧機構が、加圧源と、前記加圧源と連通し、前記模擬体が取り付けられる取付口を有する加圧室と、を具備し、
    前記圧力センサが前記加圧室内の圧力を測定するように設けられている請求項1乃至3いずれかに記載の縫合手技評価装置。
  5. 前記加圧室を形成する隔壁の一部が透明壁で形成されており、
    前記カメラが、前記加圧室の外側から前記透明壁を介して前記取付口に取り付けられた前記模擬体の縫合領域を撮像するように構成されている請求項1乃至4いずれかに記載の縫合手技評価装置。
  6. 前記模擬体が複数層からなるものであり、
    縫合糸が全層に掛かっているかどうかについて評価する全層縫合評価部と、
    少なくとも前記リーク圧評価部及び前記全層縫合評価部の評価結果に基づいて、縫合手技の総合評価結果を出力する総合評価部と、をさらに備えた請求項1乃至5いずれかに記載の縫合手技評価装置。
  7. 前記画像データに基づいて、前記模擬体の縫合領域における開口面積を評価する開口面積評価部と、
    縫合手技にかかった時間を評価する縫合時間評価部と、をさらに備え、
    前記総合評価部が、前記リーク圧評価部及び前記全層縫合評価部の評価のみに基づいて縫合手技が所定基準を満たしているかどうかを判定するように構成されている請求項記載の縫合手技評価装置。
  8. 請求項1乃至いずれかに記載の縫合手技評価装置と、
    縫合手技をシミュレート可能な縫合シミュレータと、を備えた縫合シミュレータシステム。
  9. 人体の一部を模した模擬体において縫合が行われた縫合領域を少なくとも撮像するように構成されたカメラと、前記模擬体の少なくとも縫合領域を気体によって加圧する加圧機構と、前記加圧機構内の気体の圧力、又は、前記縫合領域を通過する気体の圧力を測定する圧力センサと、を備え、模擬体に対して行われた縫合手技について評価するための縫合手技評価装置に用いられるプログラムであって、
    前記カメラで撮像された画像データに基づいて、縫合による結紮力を評価する結紮力評価部と、
    前記圧力センサで測定された圧力に基づいて縫合領域からのリーク圧に関連する値を評価するリーク圧評価部と、しての機能をコンピュータに発揮させることを特徴とする縫合手技評価装置用プログラム。
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