JP6354922B1 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、ゴルフクラブのスイングは、アッパースイング(アッパーブロー)と呼ばれるように、ゴルフクラブヘッドが最下点に到達したのち上方に向けて移動する過程でゴルフボールを打撃することが飛距離を確保する上で有利となる。
一方、フェアウェイウッドやユーティリティでゴルフボールを打撃する際には、ゴルフボールは地面の上に載置された状態となる。
そのため、ドライバーと同様のアッパースイングでは、ゴルフクラブヘッドのリーディングエッジでボールの上を打つ、いわゆるトップと称されるミスショットや、ゴルフクラブヘッドでゴルフボールの手前の地面を打つ、いわゆるダフリと称されるミスショットを生じがちである。
そのため、フェアウェイウッドやユーティリティでは、アッパースイングではなく、ゴルフクラブヘッドがなるべく水平方向に向かって移動する過程でゴルフボールを打撃するようなスイングとすることがミスショットを防ぐ上で好ましい。
そのため、一般的なゴルファーは、フェアウェイウッドやユーティリティを使用する場合であっても、ドライバーに近いイメージをもってアッパースウィングをしがちであり、その結果、トップやダフリといったミスショットを生じがちである。
そのため、このような視覚的な要因に基づくミスショットを減らすことができるゴルフクラブヘッドが望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ミスショットを防止する上で有利なゴルフクラブヘッドを提供することにある。
また、本発明は、フェース部と、前記フェース部の上部から後方に延在するクラウン部と、前記フェース部の下部から後方に延在するソール部と、前記クラウン部と前記ソール部の間で前記フェース部のトウ側縁とヒール側縁との間をフェースバックを通って延在するサイド部とを含むヘッド本体を備え、それらフェース部とクラウン部とソール部とサイド部とで囲まれた内部が中空部であり、前記ヘッド本体の体積が90cc以上140cc以下であるゴルフクラブヘッドであって、前記ゴルフクラブヘッドを水平面に対して予め定められたライ角およびロフト角通りに設置した基準状態において、フェース面の中心点を通る法線を含む鉛直面で前記ヘッド本体を破断した断面をフェース中心基準断面としたとき、前記フェース中心基準断面における前記水平面からのクラウン面の最小高さHminを、前記水平面からの前記クラウン面の最大高さHmaxで除したクラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.3以上0.8以下であり、前記基準状態において前記ゴルフクラブヘッドを平面視した状態で、前記クラウン面の輪郭線から内側に5mm変位した曲線で囲まれた前記クラウン面の領域を第1領域とし、前記第1領域から、シャフトが挿入されるホーゼル部の中心軸を中心とする半径21mmの円筒面の半径方向内側に位置する前記クラウン面の領域を除いた残りの前記クラウン面の領域を第2領域としたとき、前記第2領域の平面度が2mm以上8mm以下であることを特徴とする。
このような形状となっていることにより、ゴルファーがゴルフクラブをスイングしたとき、ゴルフボールを打撃する際のゴルフクラブヘッドの軌跡が地面と平行(水平)に近い緩やかな角度となるようなスイングになりやすくアッパースイングになりにくくなる。
そのため、ゴルフクラブヘッドの視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となる。
図1〜図4に示すように、本実施の形態において、ゴルフクラブヘッド10は、中空のフェアウェイウッド10A(図4)および中空のユーティリティ10B(図5)であり、ヘッド本体12を含んで構成されている。
なお、以下では、フェアウェイウッド10Aとユーティリティ10Bとが共通する部分については、フェアウェイウッド10Aの図面を用いて説明し、フェアウェイウッド10Aと異なるユーティリティ10Bの部分については、ユーティリティ10Bの図面を用いて説明する。
前記金属材料としては、例えばステンレス鋼、マルエージング鋼、純チタン、チタン合金又はアルミニウム合金等の1種又は2種以上が用いられる。
ヘッド本体12は、フェース部14と、クラウン部16と、ソール部18と、サイド部20とを備えている。
フェース部14は、上下の高さを有して左右に延在している。
クラウン部16は、フェース部14よりも小さい肉厚でフェース部14の上部から後方に延在している。
ソール部18は、フェース部14の下部から後方に延在している。
サイド部20は、クラウン部16とソール部18の間でフェース部14のトウ22側縁とヒール24側縁との間をフェースバック26を通って延在している。
ヘッド本体12は、それらフェース部14とクラウン部16とソール部18とサイド部20とで囲まれた内部が中空部28とされた中空構造を呈している。
フェース部14の外側に露出する表面がボールを打撃するフェース面14Aである。
フェース面14Aには、複数のスコアライン34がソールクラウン方向に間隔をおいてトウヒール方向に延在して形成されている。
クラウン部16の外側に露出する表面がクラウン面16Aである。
クラウン部16には、フェース面14A側でかつヒール24寄りの位置にシャフト32に接続するホーゼル部30が設けられ、ホーゼル部30にシャフト32が接続されることでゴルフクラブ100が構成される。
ホーゼル部30にシャフト32が接続された状態で、ホーゼル部30の中心軸3002はシャフト32の中心軸3202と合致している。
ソール部18の外側に露出する表面がソール面18Aである。
図中、符号19はリーディングエッジを示す。
フェース面14Aの中心点Pcは、フェース面14Aの幾何学的中心であり、中心点Pcの規定方法としては以下に例示する第1の規定方法、第2の規定方法を含め従来公知のさまざまな方法が採用可能である。
フェース面14Aと他のゴルフクラブヘッド10の部分との境目が明確である場合、言い換えると、フェース面14Aの周縁が稜線によって特定される場合における中心点Pcの規定方法である。この場合はフェース面14Aが明瞭に定義されることになる。
図11〜図14はフェース面14Aの中心点Pcの規定方法を示す説明図である。
すなわち、図11に示すように、トウ22およびヒール24を結ぶ水平面HPと平行な線(以下水平線という)の概略中心点と交差する垂線f0を引く。
この垂線f0とフェース面14Aの上縁とが交差するa0点と、垂線f0とフェース面14Aの下縁とが交差するb0点の中点を仮中心点c0とする。
(4)次に図13に示すように水平線g0とフェース面14Aのトウ22側の縁とが交差するd0点と、水平線g0とフェース面14Aのヒール24側の縁とが交差するe0点の中点を仮中心点c1とする。
ここで、仮中心点c1とc2とが合致したならばその点をフェース面14Aの中心点Pcとして規定する。
仮中心点c1とc2が合致しなければ、(2)乃至(5)の手順を繰り返す。
なお、フェース面14Aは曲面を呈しているため、水平線g0の中点、垂線f0、f1の中点を求める場合の水平線g0の長さ、垂線f0、f1の長さはフェース面14Aの曲面に沿った長さを用いるものとする。
そして、フェースセンターラインCLは、中心点Pcを通りかつトウ22−ヒール24方向と直交する方向に延在する直線で定義される。
次に、フェース面14Aの周縁と他のゴルフクラブヘッド10の部分との間が曲面で接続されておりフェース面14Aが明瞭に定義できない場合の中心点Pcの定義を説明する。
すなわち、ゴルフクラブヘッド10の重心点G0をフェース面14Aに投影した点がフェース面14A上重心点FGである。
ここで、図16に示すように、重心点G0とフェース面14A上重心点FGとを結ぶ直線Lpを含む多数の平面H1、H2、H3、…、Hnを考える。
曲率半径r0の測定に際して、フェース面14A上のフェースライン、パンチマーク等が無いものとして扱う。
曲率半径r0は、フェース面14Aの中心点Pcから外方向(図17における上方向、下方向)に向かって連続的に測定される。
そして、測定において曲率半径r0が最初に所定の値以下となる部分をフェース面14Aの周縁を表わす輪郭線Iとして定義する。
所定の値は例えば200mmである。
多数の平面H1、H2、H3、…、Hnに基づいて決定された輪郭線Iによって囲まれた領域が、図16、図17に示すように、フェース面14Aとして定義される。
直線LTは、フェース面14Aのトウ22側点PTを通過して鉛直方向に延在する。
直線LHは、フェース面14Aのヒール24側点PHを通過して鉛直方向に延在する。
直線LCは、直線LTおよび直線LHと平行である。直線LCと直線LTとの距離は、直線LCと直線LHとの距離と等しい。
符号Puは、フェース面14Aの上側点を示し、符号Pdはフェース面14Aの下側点である。上側点Puおよび下側点Pdは、いずれも直線LCと輪郭線Iとの交点である。
中心点Pcは、上側点Puと下側点Pdとを結ぶ線分の中点で定義される。
図1〜図3に示すように、ゴルフクラブヘッド10を水平面HPに対して予め定められたライ角およびロフト角通りに設置した基準状態とする。
図1に示すように、基準状態において、フェース面14Aの中心点Pcを通る法線を含む鉛直面Xでヘッド本体12を破断した断面をフェース中心基準断面Pfcとする。言い換えると、フェース中心基準断面Pfcは、基準状態において、フェースセンターラインCLを含みかつ鉛直面Xでヘッド本体12を破断した断面である。
図6(A)は、実施の形態のフェアウェイウッド10Aのフェース中心基準断面Pfcの外側の輪郭を示している。
フェース中心基準断面Pfcにおける水平面HPからのクラウン面16Aの最小高さをHminとし、水平面HPからのクラウン面16Aの最大高さをHmaxとしたとき、最小高さHminを最大高さをHmaxで除した比率をクラウン面高さ比率Hmin/Hmaxとし、このクラウン面高さ比率Hmin/Hmaxを0.3以上0.8以下とした。
クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.3以上0.8以下の範囲内であると、ヘッド本体12の形状とドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッド10′のヘッド本体12′の形状との相違が顕著となり、スイングがアッパースイングとなることを抑制する上で有利となる。
図6(B)は、一般的なフェアウェイウッド10′の一例におけるフェース中心基準断面Pfcの外側の輪郭を示している。
図6(B)に示すように、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxは、例えば、0.25であり、本発明の範囲である0.3以上0.8以下の範囲を下回っている。
また、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.3以上0.8以下の範囲を上回ると、フェアウェイウッド10Aのヘッド本体12の形状を見た時の違和感が生じ、構えやすさを確保する上で不利となる。(平面すぎると、構えたときに少しの構え方の差でライ角が変わるイメージが出て構えにくい)又、打球音も低音になりやすく好ましくない打球音となる。
図4に示すように、基準状態においてゴルフクラブヘッド10を平面視した状態で、クラウン面16Aの輪郭線36から内側に5mm変位した曲線38で囲まれたクラウン面16Aの領域を第1領域40とする。
第1領域40から、シャフト32が挿入されるホーゼル部30の中心軸3002を中心とする半径21mmの円筒面44の半径方向内側に位置するクラウン面16Aの領域46を除いた残りのクラウン面16Aの領域を第2領域42とする。
このとき、第2領域42の平面度αは、3mm以上9mm以下である。
なお、平面度αとは、図19(A)、(B)に示すように、対象となる曲面、すなわち、本実施の形態における第2領域42を互いに平行する2つの平面48、50で挟み、それら2つの平面48、50の間隔が最小となる高さをいう。
第2領域42の平面度αが3mm以上9mm以下の範囲を下回ると、フェアウェイウッド10Aのヘッド本体12の形状を見た時の違和感が生じ、構えやすさを確保する上で不利となる。(平面すぎると、構えたときに少しの構え方の差でライ角が変わるイメージが出て構えにくい)又、打球音も低音になりやすく好ましくない打球音となる。
第2領域42の平面度αが3mm以上9mm以下の範囲を上回ると、フェアウェイウッド10Aのヘッド本体12の形状とドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドヘッド本体12′との相違が少なくなり、スイングがアッパースイングとなることを抑制する上で不利となる。
図4に示すように、第2領域42に曲率半径Rが急激に変化しつつ延在する曲率半径変化部52が設けられ、第2領域42が曲率半径変化部52を境目とした複数の面部42A、42B、42Cに分割されている。
本実施の形態では、第2領域42が2つの曲率半径変化部52によって3つの面部42A、42B、42Cに分割されている。
なお、本発明においては、曲率半径変化部52は隣り合う面部の間の境界に形成される稜線を含むものとする。
また、図20に示すように、曲率半径変化部52は以下のように定義される。
すなわち、互いに分割された面部42A、42B、42Cの境界と直交する平面で第2領域42を破断した断面において、第2領域42の曲率半径Rを1mmピッチで測定していき、複数の測定点の曲率半径を得る。
そして、連続する3つの測定点の曲率半径RをR1、R2、R3とし、3つの測定点のうち中央の測定点の曲率半径R2で隣接する測定点の曲率半径R1、R3をそれぞれ除した値、すなわち、R1/R2およびR3/R2がそれぞれ10倍以上となるか否かを1mmずつ測定点をずらしながら調べる。
R1/R2およびR3/R2がそれぞれ10倍以上となったとき、3つの測定点のうち中央の測定点を曲率半径変化部52とする。
このように第2領域42が曲率半径変化部52を境目とした複数の面部42A、42B、42Cに分割されていると、クラウン部16の剛性を確保でき、打球音の周波数帯域が低くなることを抑制でき打球音の改善を図る上で有利となる。
なお、曲率半径変化部52は無くてもよく、したがって、第2領域42が単一の面部で構成されていてもよいことは無論であるが、本実施の形態のようにすると、打球音の改善を図る上で有利となる。
このようにすることでクラウン面16Aを見た時のデザイン性を確保する上で有利となる。
なお、曲率半径変化部52は3つ以上設けてもよいことは無論である。
また、本実施の形態では、図4に示すように、第2領域42は、平面度が1.0mm以下で少なくとも490mm2の面積を有する曲線54で囲まれた仮想領域56が2箇所以上存在する。
本例では、曲線54は直径25mmの円であり、このような円で囲まれた仮想領域56が2つの面部42A、42Bのそれぞれに存在する。なお、曲線54は円、楕円など従来公知の様々な形状を含む。
このように、第2領域42に、平面度αが1.0mm以下で少なくとも490mm2の面積を有する曲線38で囲まれた仮想領域56が2箇所以上存在すると、ヘッド本体12の形状とドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドヘッド本体12′の形状との相違が顕著となり、スイングがアッパースイングとなることを抑制する上でより有利となる。なお、本明細書において、仮想領域56が2箇所以上存在するとは、仮想領域56が重ならない状態で2箇所以上存在することをいう。
一方、第2領域42に上記の仮想領域56が2箇所以上存在しないと、ヘッド本体12の形状とドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドヘッド本体12′の形状との相違が顕著となる効果が低下し、スイングがアッパースイングとなることを抑制する効果が低下する。
図2に示すように、クラウン面16Aのフェース部14寄りの箇所のトウヒール方向の中央部に凹部58が設けられている。
2つの曲率半径変化部52のフェース部14寄りの箇所は凹部58に接続されている。
例えば、ヘッド本体12を金型を用いて鋳造で製造する場合、複数の曲率半径変化部52が互いに交差する位置関係であり、それら複数の曲率半径変化部52が直接交差すると、ヘッド本体12の製造誤差により、それら曲率半径変化部52の交差箇所の位置のばらつきが生じ、見栄えが悪くなることが懸念される。
そこで本実施の形態のように凹部58を設けると、このような曲率半径変化部52の交差箇所の位置のばらつきが目立たなくなり、ゴルフラブヘッド10の見栄えを良くする上で有利となる。
また、ゴルフラブヘッド10の基準状態で、ゴルフラブヘッド10を平面視したときに、トウヒール方向におけるフェース中心基準断面Pfcと凹部58との位置が合致していると、凹部58がゴルフラブヘッド10を構えるときの目安となる利点がある。
また、凹部58を、ゴルフクラブヘッド10のロフト角や番手に応じて異なる色で着色すれば、ひと目でゴルフラブを識別する上で有利となる。
図8は、実施の形態のフェアウェイウッド10Aのフェース中心基準断面Pfcの外側の輪郭を示している。
図8に示すように、フェース中心基準断面Pfcにおけるソール面18Aのフェース面14A寄りの前端と、ソール面18Aのフェースバック26寄りの後端とを結ぶ直線を水平面HPに投影した距離をソール幅SWとしたとき、ソール幅SWが70mm以上100mm以下である。
図8に示すように、フェース中心基準断面Pfcにおける水平面HPからクラウン面16Aの最も高い位置までを結んだ鉛直線の寸法をヘッド高さHHとしたとき、ヘッド高さHHが35mm以上45mm以下である。
図8に示すように、フェース中心基準断面Pfcにおける水平面HPからフェースバック26寄りのソール面18Aの最も高い位置までを結んだ鉛直線の寸法をソール高さSHとしたとき、ソール高さSHが10mm以上35mm以下である。
あるいは、図10に示すように、基準状態において、ゴルフクラブヘッド10を正面視したときに、フェース面14Aの下側の輪郭線62が下方に凸状のV字状を呈し、フェース面14Aの上側の輪郭線60がほぼ直線状を呈している。
このようにフェース面14Aの下側の輪郭線62が下方に凸状のV字状を呈していると、トウヒール方向の中央から両側に向かって上方に変位するソール面18Aの傾斜角度が大きくなることから、スイング時にソール面18Aがラフ(芝生)から受ける抵抗を低減でき、したがって、軽い力でゴルフラブヘッド10を振り抜く上で有利となる。
そして、図1に示すように、基準状態において、ゴルフクラブヘッド10を平面視したときに、フェース部14とフェースバック26とを結ぶ前後方向における傾斜面部1602の幅は、フェース中心基準断面Pfcにおいて最大となり、トウヒール方向に離間するにつれて次第に小さくなるように形成されている。
このようにすると、あたかもクラウン面16の傾斜面部1602がフェース面14Aの一部として視認され、フェース面14Aが大きく見え、構えやすさの向上を図る上で有利となる。
このように構成すると、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202に近くなることから、構えやすさの向上を図る上で有利となる。
−10.8X+670<Y<−10.8X+680……(1)
式(1)を満たすようにすることで、シャフト32に対してゴルフラブヘッド10の質量を重めに設定したので、ラフ(芝生)に位置したゴルフボールをゴルフクラブヘッド10で打ち出すときに、ゴルフクラブヘッド10の重みを利用してスイングし易くなり、スイング時にソール面18Aがラフ(芝生)から受ける抵抗の影響を抑制してゴルフラブヘッド10を軽い力で振り抜く上で有利となる。
具体的には、フェース面14Aの高さ方向の下部(例えばフェース面14Aの高さの1/3)の領域A0はフェース部14の地金がそのまま露出しており、残りの領域A1はイオンプレーティングなどのように表面に何らかの被膜が形成されている。
このようにすると、スイング時にラフや土などで摩擦されて傷が付きやすいフェース面14Aの下部の領域A0は被膜が剥がれることがなく、長期間にわたってフェース面14Aの美観を維持する上で有利となる。
また、下部の領域A0と残りの領域A1との境界線64が、フェース面14Aのスコアライン34と平行するように形成されていると、その境界線64を視認しつつゴルフクラブヘッド10の位置決めを行えるため、構えやすさの向上を図る上で有利となる。
もちろん、フェース面14Aの表面仕上げを1つの種類(例えば、地金露出=サテン仕上げ、イオンプレーティング仕上げ、塗装など)としてもよいことは無論である。
図7(A)は、実施の形態のユーティリティ10Bのフェース中心基準断面Pfcの外側の輪郭を示している。
ユーティリティ10Bにおいてもフェアウェイウッド10Aと同様に、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxを0.3以上0.8以下とした。
クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.3以上0.8以下の範囲内であると、ヘッド本体12の形状とドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティ10Bのヘッド本体12″の形状との相違が顕著となり、スイングがアッパースイングとなることを抑制する上で有利となる。
クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.3以上0.8以下の範囲内であると、ヘッド本体12の形状とドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティ10″のヘッド本体12″の形状との相違が顕著となり、スイングがアッパースイングとなることを抑制する上で有利となる。
図7(B)は、一般的なユーティリティ10″の一例におけるフェース中心基準断面Pfcの外側の輪郭を示している。
図7(B)に示すように、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxは、例えば、0.25であり、本発明の範囲である0.3以上0.8以下の範囲を下回っている。
ユーテリティ10Bでは、ヘッド本体12の体積が90cc以上140cc以下である。
また、第2領域42の平面度αが2mm以上8mm以下である。
第2領域42は、平面度αが1.0mm以下で少なくとも314mm2の面積を有する曲線38で囲まれた仮想領域56が2箇所以上存在する。
314mm2の面積を有する曲線54で囲まれた仮想領域56は例えば直径20mmの円形に相当する。
図8に示すソール幅SWは35mm以上65mm以下である。
また、ゴルフクラブヘッド10がユーテリティ10Bの場合、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxを0.3以上0.8以下とし、第2領域42の平面度αを2mm以上8mm以下とした。
したがって、本実施の形態のゴルフクラブヘッド10のヘッド本体12の形状と、一般的なドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違が顕著となる。
すなわち、ドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′のクラウン面16Aが上方に凸状の湾曲面であり、かつ、クラウン面16Aがフェースバック26方向に至るにつれて急激に下る形状となっているのに対して、本実施の形態のゴルフクラブヘッド10は、クラウン面16Aが平坦面に近い形状であり、かつ、クラウン面16Aがフェースバック26方向に至るにつれて下がるものの、クラウン面16Aの傾斜はドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の場合に比較して緩やかなものとなっている。
このような形状となっていることにより、ゴルファーがゴルフクラブをスイングしたとき、ゴルフボールを打撃する際のゴルフクラブヘッドの軌跡が地面と平行(水平)に近い緩やかな角度となるようなスイングになりやすくアッパースイングになりにくくなる。
このようなアッパースイングが抑制される効果は、一般的なユーティリティのヘッド本体12″に対して本実施の形態のユーティリティ10Bのヘッド本体12を用いた場合にも同様に奏される。
そのため、ゴルフクラブヘッド10(フェアウェイウッド10A、ユーティリティ10B)の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となる。
図21〜図34は、本発明に係るゴルフクラブヘッド10の実験結果を示す図である。
試料となるゴルフクラブヘッド10を各実験例毎に作成し、以下の4つの評価項目を測定し指数(評価点)を求めると共に、4つの指数の合計点を求めた。
なお、以下の実験例では、第1、第2、第3の実施の形態のゴルフクラブヘッド10を実験対象とした。
実際にゴルフボールをゴルフクラブヘッド10で打撃した場合のミスショットのしにくさを指数で評価した。
ここで、ミスショットのしにくさは以下のようにして求める。
すなわち、打球フィールドに目標点を設定してゴルファーが目標点に向かって打球する。
1つのゴルフクラブに対して10球ずつ試打を行い、合計打数に対するダフリやトップなどのミスショットが生じなかった打数の割合をミスショットのしにくさの評価データとして求めた。
ここでは、20人の被験者について各実験例のゴルフクラブを用いてミスショットのしにくさの評価データをそれぞれ求め、各ゴルフクラブのそれぞれについて20人のミスショットのしにくさの評価データの平均値を求めた。そして、比較例に相当する実験例の評価データの平均値を100とし、比較例以外の実験例を指数によって評価した。即ち、指数が高いほどミスショットのしにくさに優れている。
実際にゴルフボールをゴルフクラブヘッド10で打撃した場合の飛距離のばらつきを指数で評価した。
ここで、飛距離のばらつきは以下のようにして求める。
すなわち、打球フィールドに目標点を設定してゴルファーが目標点に向かって打球する。1つのゴルフクラブに対して10球ずつ行い、飛距離の最大値と最小値との差分を飛距離のばらつきの評価データとして測定する。
ここでは、20人の被験者について各実験例のゴルフクラブを用いて飛距離のばらつきの評価データをそれぞれ求め、各ゴルフクラブのそれぞれについて20人の飛距離のばらつきの評価データの平均値を求めた。そして、比較例に相当する実験例の評価データの平均値を100とし、比較例以外の実験例を指数((比較例に相当する実験例の評価データの平均値/比較例以外の実験例の評価データの平均値)×100)によって評価した。即ち、指数が高いほど飛距離のばらつきが小さく優れている。
実際にゴルフボールをゴルフクラブヘッド10で打撃した場合の左右のばらつきを指数で評価した。
ここで、左右のばらつきは以下のようにして求める。
すなわち、打球フィールドに目標点を設定してゴルファーが目標点に向かって打球する。そして打球する地点と目標点を結んだ直線と、打球されたボールが停止した点までの距離を方向ブレ幅(ヤード)として記録する。
目標飛球線Lgに対して右方向のずれ量を正(+)の値で、左方向へのずれ量を負(−)の値で表示しており、何れの値も10球の測定値を算術平均した値を左右ばらつきの評価データとして求めた。
ここでは、20人の被験者について各実験例のゴルフクラブを用いて左右ばらつきの評価データをそれぞれ求め、各ゴルフクラブのそれぞれについて20人の左右ばらつきの評価データの平均値を求めた。そして、比較例に相当する実験例の評価データの平均値を100とし、比較例以外の実験例を指数((比較例に相当する実験例の評価データの平均値/比較例以外の実験例の評価データの平均値)×100)によって評価した。即ち、指数が高いほど左右ばらつきが少なく優れている。
50人の右打ちゴルファ(ハンディキャップ3〜25)により目標飛球線に対して実際に構えてもらい、その時の目標のとりやすさや構えた際の違和感などを総合的に評価し、100点満点で採点した。
構え易さは指数で評価し、比較例としての実験例の指数を100とし指数が大きいほど構え易いことを示す。
上述したミスショットのしにくさ、飛距離のばらつき、左右のばらつき、構えやすさの4つの指数を合計したものを合計点とした。
比較例に相当する実験例の合計点を400とし合計点が大きいほど評価が良いことを示す。
まず、フェアウェイウッドの実験について説明する。
(条件1)
図21に示すように、請求項1で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
なお、図21〜図27において、複数の面部の有無の欄の数値は面部の数を示している。
また、仮想領域の有無の欄の数値は第2領域42に存在する仮想領域の数を示している。
なお、図21〜図27の実験例では、面部が3で仮想領域が2であれば、3つの面部のうち2つの面部にそれぞれ1つの仮想領域が存在している場合を示している。
また、クラウン面の最大高さ位置の欄は、ホーゼル部30の中心軸3002を通る鉛直面に対するクラウン面の最大高さ位置の距離(最短距離)を示し、クラウン面の最大高さ位置がフェース部側に位置した場合の距離を正(+)の値、フェースバック側に位置した場合の距離を負(−)の値で示している。
すなわち、請求項17で規定したクラウン面の最大高さ位置が第1平面と第2平面との間に位置しているということは、クラウン面の最大高さ位置の鉛直面からの距離が−5mm以上+5mm以下の範囲に位置していることになる。
また、実験例2〜27は、図10に示すように、基準状態において、ゴルフクラブヘッド10を正面視したときに、フェース面14Aの下側の輪郭線62が下方に凸状のV字状を呈し、フェース面14Aの上側の輪郭線60がほぼ直線状を呈している。
実験例28は、図9に示すように、基準状態において、ゴルフクラブヘッド10を正面視したときに、フェース面14Aの下側の輪郭線62が下方に凸状のV字状を呈し、フェース面14Aの上側の輪郭線60が上方に凸状のV字状を呈している。
実験例2は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.2であり、請求項1の0.3以上0.8以下の範囲を下回っている。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ101、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ100、合計点403であり、実験例1と同程度である。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが規定範囲を下回っているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違がほとんどないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ101、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ101、合計点404であり、実験例1と同程度である。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが規定範囲を上回っているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。これは、ヘッド本体12のクラウン面16が平面すぎると、構えたときに少しの構え方の差でライ角が変わるイメージが出て構えにくいためである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ114、飛距離のばらつき113、左右のばらつき111、構えやすさ112、合計点450であり、実験例1に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
また、ミスショットが防止されることで飛距離のばらつき、左右のばらつきが改善され、また、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしていることでゴルフクラブヘッド10を見た時の違和感が少なく構えやすさが改善されている。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ115、飛距離のばらつき114、左右のばらつき111、構えやすさ112、合計点452であり、実験例1に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは2.5mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲を下回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ100、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ99、合計点401であり、実験例1と同程度である。
これは、第2領域42の平面度αの規定を下回っているため、ドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。これは、ヘッド本体12のクラウン面16が平面すぎると、構えたときに少しの構え方の差でライ角が変わるイメージが出て構えにくいためである。
また、第2領域42の平面度αは9.3mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲を上回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ102、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ101、合計点405であり、実験例1と同程度である。
これは、第2領域42の平面度αが規定範囲を上回っているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違があまりなく、フラットに見え易くなり構えずらくなることもあり、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは3.1mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ113、飛距離のばらつき114、左右のばらつき112、構えやすさ112、合計点451であり、実験例1に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは8.8mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ115、飛距離のばらつき113、左右のばらつき112、構えやすさ112、合計点452であり、実験例1に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
図22に示すように、請求項1、3、4の規定を満たし、請求項2で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例10は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.6であり、請求項1の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部においてそれぞれ直径25mmの円形を規定した場合に、それら円形の平面度はそれぞれ1.2mmであり、請求項2で規定する平面度が1.0mm以下の仮想領域56に該当せず、請求項2の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ104、飛距離のばらつき103、左右のばらつき103、構えやすさ101、合計点410であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項2の規定を満たす実験例12に比較すると評価が低い。
これは、請求項2で規定する仮想領域56が存在しないため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違がそれほど大きくないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部においてそれぞれ直径25mmの円形を規定した場合に、それら円形の平面度はそれぞれ1.2mmであり、請求項2で規定する平面度が1.0mm以下の仮想領域56は存在せず、請求項2の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ102、飛距離のばらつき102、左右のばらつき102、構えやすさ99、合計点405であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項5の規定を満たす実験例12に比較すると評価が低い。
これは、請求項2で規定する仮想領域56が存在しないため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違がそれほど大きくないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部においてそれぞれ直径25mmの円形を規定した場合に、それら円形の平面度はそれぞれ0.8mmであり、請求項2で規定する平面度が1.0mm以下の仮想領域56が2つ存在し、請求項2の規定を満たしている。
したがって、ミスショットのしにくさ115、飛距離のばらつき115、左右のばらつき115、構えやすさ115、合計点460であり、実験例1、10、11に比較してすべての評価が向上している。
これは、請求項2で規定する仮想領域56が2つ存在しているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違が大きくなるため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が確保されているからである。
図23に示すように、請求項1〜5の規定を満たし、請求項6、13で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例13は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.6であり、請求項1の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは110.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲を上回っている。
ヘッド高さHHは32.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲を下回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき105、左右のばらつき103、構えやすさ106、合計点419であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項6、13の規定を満たす実験例15、16に比較すると評価が低い。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′と異なるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは65.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲を下回っている。
ヘッド高さHHは50.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲を上回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき105、左右のばらつき104、構えやすさ109、合計点423であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項6、13の規定を満たす実験例15、16に比較すると評価が低い。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′と異なるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは73.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは44.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ116、飛距離のばらつき118、左右のばらつき118、構えやすさ118、合計点470であり、実験例1、13、14に比較して評価が向上している。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′と同様であるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違し、形状の違和感が少ないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは98.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは36.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ118、飛距離のばらつき118、左右のばらつき118、構えやすさ120、合計点474であり、実験例1、13、14に比較して評価が向上している。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′と同様であるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違し、形状の違和感が少ないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
図24に示すように、請求項1〜6、13の規定を満たし、請求項14で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例17は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.6であり、請求項1の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは85.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは8.7mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき108、左右のばらつき105、構えやすさ106、合計点424であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項14の規定を満たす実験例19、20に比較すると評価が低い。
これは、ソール高さSHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′と同様であるため、主にダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは65.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは36.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を上回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき105、左右のばらつき104、構えやすさ109、合計点423であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項14の規定を満たす実験例19、20に比較すると評価が低い。
これは、ソール高さSHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′よりも高すぎるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状との相違するものの、構えたときのフェースバック26の部分の高さの形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは73.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは44.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは11.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ117、飛距離のばらつき118、左右のばらつき118、構えやすさ115、合計点468であり、実験例1、17、18に比較して評価が向上している。
これは、ソール高さSHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′よりも高いため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状と相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは98.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは36.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは34.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ118、飛距離のばらつき117、左右のばらつき118、構えやすさ120、合計点473であり、実験例1、17、18に比較して評価が向上している。
これは、ソール高さSHが一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′よりも高めであるが構えたときの違和感が少なく、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′の形状と相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
図25に示すように、請求項1〜6、13、14の規定を満たし、請求項17で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例21は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.6であり、請求項1の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは85.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−7mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲外であり、請求項17の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ108、飛距離のばらつき105、左右のばらつき107、構えやすさ110、合計点430であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項15の規定を満たす実験例23、24に比較すると評価が低い。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202から離れるため、構えやすさの向上を図る効果が低下しているからである。これは、一般的なフェアウェイウッドのヘッド本体12′においても上記鉛直面からの中心軸3002の距離が離れすぎている(−5mm以上+5mm以下の範囲より大きい)ので、構えたときのスイングイメージがアッパー軌道になりやすいためである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは85.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は+7mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲外であり、請求項17の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ109、飛距離のばらつき105、左右のばらつき111、構えやすさ106、合計点431であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項15の規定を満たす実験例23、24に比較すると評価が低い。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202から離れるため、構えやすさの向上を図る効果が低下しているからである。すなわち、フェース面14A側に最大高さ位置がずれている場合は、構えたときのスイングイメージがアッパー軌道になりやすいためである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは85.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−4mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項17の規定を満たしている。
したがって、ミスショットのしにくさ122、飛距離のばらつき120、左右のばらつき119、構えやすさ123、合計点484であり、実験例1、21、22に比較して評価が向上している。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202に近いため、構えやすさの向上を図る効果が確保されているからである。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは85.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は+4mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項17の規定を満たしている。
したがって、ミスショットのしにくさ122、飛距離のばらつき120、左右のばらつき119、構えやすさ123、合計点484であり、実験例1、21、22に比較して評価が向上している。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202に近いため、構えやすさの向上を図る効果が確保されているからである。
図26に示すように、請求項1〜6、13〜17の規定を満たし、請求項18で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例25は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.6であり、請求項1の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項2で規定する仮想領域56が存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは85.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−1mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項18の規定を満たす。
ゴルフクラブヘッド10の質量Y(g)とゴルフクラブのクラブ長さX(inch)が式(1)を満たさず、請求項18の規定を満たさないものとした。具体的には、式(1)で規定するよりもゴルフクラブヘッド10の質量Yが軽いものとした。
したがって、ミスショットのしにくさ116、飛距離のばらつき115、左右のばらつき115、構えやすさ116、合計点462であり、実験例1に比較して評価が向上しているものの、請求項18の規定を満たす後述する実験例26〜28に比較すると評価が低い。
これは、式(1)を満たさず、シャフト32に対してゴルフラブヘッド10の質量が軽いので、ラフに位置したゴルフボールをゴルフクラブヘッド10で打ち出すときに、ゴルフクラブヘッド10の重みを利用してスイングし易くなる(ラフの抵抗に負けずにボールを打撃する)という効果が低下するからである。
図27に示すように、請求項1〜6、13〜18で規定する条件をすべて満たしたものとした。
実験例26は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.6であり、請求項1の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは7.4mmであり、請求項1の3mm以上9mm以下の範囲内である。
面部は1つ存在し、請求項2で規定する仮想領域56が3箇所存在し、請求項2の規定を満たしている。
ソール幅WSは85.0mmであり、請求項6で規定する70mm以上100mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは40.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−1mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項17の規定を満たす。
ゴルフクラブヘッド10の質量Y(g)とゴルフクラブのクラブ長さX(inch)が式(1)を満たし、請求項18の規定を満たすものとした。
したがって、実験例26は、ミスショットのしにくさ125、飛距離のばらつき132、左右のばらつき130、構えやすさ115、合計点502であり、実験例1〜25に比較して評価が向上している。
したがって、実験例27は、ミスショットのしにくさ125、飛距離のばらつき130、左右のばらつき130、構えやすさ125、合計点510であり、実験例1〜25に比較して評価が向上している。
したがって、実験例28は、ミスショットのしにくさ124、飛距離のばらつき132、左右のばらつき130、構えやすさ114、合計点500であり、実験例1〜25に比較して評価が向上している。
(条件1)
図28に示すように、請求項7で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
なお、以下の説明では、図21〜図28と同様の部分については重複する説明を省略する。
また、実験例32〜57は、図10に示すように、基準状態において、ゴルフクラブヘッド10を正面視したときに、フェース面14Aの下側の輪郭線62が下方に凸状のV字状を呈し、フェース面14Aの上側の輪郭線60がほぼ直線状を呈している。
実験例38は、図9に示すように、基準状態において、ゴルフクラブヘッド10を正面視したときに、フェース面14Aの下側の輪郭線62が下方に凸状のV字状を呈し、フェース面14Aの上側の輪郭線60が上方に凸状のV字状を呈している。
実験例32は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.2であり、請求項7の0.3以上0.8以下の範囲を下回っている。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ101、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ100、合計点403であり、実験例31と同程度である。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが規定範囲を下回っているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違がほとんどないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ101、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ101、合計点404であり、実験例31と同程度である。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが規定範囲を上回っているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。これは、ヘッド本体12のクラウン面16が平面すぎると、構えたときに少しの構え方の差でライ角が変わるイメージが出て構えにくいためである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ114、飛距離のばらつき113、左右のばらつき111、構えやすさ112、合計点450であり、実験例31に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
また、ミスショットが防止されることで飛距離のばらつき、左右のばらつきが改善され、また、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしていることでゴルフクラブヘッド10を見た時の違和感が少なく構えやすさが改善されている。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ115、飛距離のばらつき114、左右のばらつき111、構えやすさ112、合計点452であり、実験例31に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは2.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲を下回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ100、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ99、合計点401であり、実験例31と同程度である。
これは、第2領域42の平面度αの規定を下回っているため、ドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。これは、ヘッド本体12のクラウン面16が平面すぎると、構えたときに少しの構え方の差でライ角が変わるイメージが出て構えにくいためである。
また、第2領域42の平面度αは9.3mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲を上回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ102、飛距離のばらつき102、左右のばらつき100、構えやすさ101、合計点405であり、実験例31と同程度である。
これは、第2領域42の平面度αが規定範囲を上回っているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違がほとんどないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で不利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは3.1mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ113、飛距離のばらつき114、左右のばらつき112、構えやすさ112、合計点451であり、実験例31に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
また、第2領域42の平面度αは8.8mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ115、飛距離のばらつき113、左右のばらつき112、構えやすさ112、合計点452であり、実験例31に比較して全ての評価が向上している。
これは、クラウン面高さ比率Hmin/Hmax、第2領域42の平面度αが規定範囲を満たしているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する上で有利となっているからである。
図29に示すように、請求項7、9、10の規定を満たし、請求項8で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例40は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.5であり、請求項7の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部においてそれぞれ直径20mmの円形を規定した場合に、それら円形の平面度はそれぞれ1.2mmであり、請求項8で規定する平面度が1.0mm以下の仮想領域56に該当せず、請求項8の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ104、飛距離のばらつき103、左右のばらつき103、構えやすさ101、合計点410であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項8の規定を満たす実験例42に比較すると評価が低い。
これは、請求項8で規定する仮想領域56が存在しないため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違がそれほど大きくないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部においてそれぞれ直径20mmの円形を規定した場合に、それら円形の平面度はそれぞれ1.2mmであり、請求項8で規定する平面度が1.0mm以下の仮想領域56は存在せず、請求項8の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ102、飛距離のばらつき102、左右のばらつき102、構えやすさ99、合計点405であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項5の規定を満たす実験例32に比較すると評価が低い。
これは、請求項8で規定する仮想領域56が存在しないため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違がそれほど大きくないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部においてそれぞれ直径20mmの円形を規定した場合に、それら円形の平面度はそれぞれ0.8mmであり、請求項8で規定する平面度が1.0mm以下の仮想領域56が2つ存在し、請求項8の規定を満たしている。
したがって、ミスショットのしにくさ115、飛距離のばらつき115、左右のばらつき115、構えやすさ115、合計点460であり、実験例31、40、41に比較してすべての評価が向上している。
これは、請求項8で規定する仮想領域56が2つ存在しているため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違が大きくなるため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が確保されているからである。
図30に示すように、請求項7〜11の規定を満たし、請求項12、13で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例43は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.5であり、請求項7の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは110.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲を上回っている。
ヘッド高さHHは32.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲を下回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき105、左右のばらつき103、構えやすさ106、合計点419であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項12、13の規定を満たす実験例45、46に比較すると評価が低い。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″と異なるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは65.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲を下回っている。
ヘッド高さHHは50.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲を上回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき105、左右のばらつき104、構えやすさ109、合計点423であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項12、13の規定を満たす実験例45、46に比較すると評価が低い。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″と異なるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違するものの、形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは73.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは44.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ116、飛距離のばらつき118、左右のばらつき118、構えやすさ118、合計点470であり、実験例31、43、44に比較して評価が向上している。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″と同様であるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違するものの、形状の違和感が少ないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは98.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは36.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ118、飛距離のばらつき118、左右のばらつき118、構えやすさ120、合計点474であり、実験例31、43、44に比較して評価が向上している。
これは、ソール幅WS、ヘッド高さHHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″と同様であるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違するものの、形状の違和感が少ないため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
図31に示すように、請求項7〜12、13の規定を満たし、請求項14で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例47は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.5であり、請求項7の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは8.7mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき108、左右のばらつき105、構えやすさ106、合計点424であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項14の規定を満たす実験例49、50に比較すると評価が低い。
これは、ソール高さSHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″と同様であるため、主にダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは36.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を上回っている。
したがって、ミスショットのしにくさ105、飛距離のばらつき105、左右のばらつき104、構えやすさ109、合計点423であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項14の規定を満たす実験例49、50に比較すると評価が低い。
これは、ソール高さSHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″よりも高すぎるため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状との相違するものの、構えたときのフェースバック26の部分の高さの形状の違和感が大きいため、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が低下しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは11.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ117、飛距離のばらつき118、左右のばらつき118、構えやすさ115、合計点468であり、実験例31、47、48に比較して評価が向上している。
これは、ソール高さSHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″よりも高いため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状と相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは34.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲内である。
したがって、ミスショットのしにくさ118、飛距離のばらつき117、左右のばらつき118、構えやすさ120、合計点473であり、実験例31、47、48に比較して評価が向上している。
これは、ソール高さSHが一般的なユーティリティのヘッド本体12″よりも高いため、ヘッド本体12の形状がドライバーヘッドに類似した一般的なユーティリティのヘッド本体12″の形状と相違しており、ゴルフクラブヘッド10の視覚的な要因に基づくトップやダフリといったミスショットを防止する効果が向上しているからである。
図32に示すように、請求項7〜12、13、14の規定を満たし、請求項17で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例51は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.5であり、請求項7の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−7mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲外であり、請求項17の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ108、飛距離のばらつき105、左右のばらつき107、構えやすさ110、合計点430であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項17の規定を満たす実験例53、54に比較すると評価が低い。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202から離れるため、構えやすさの向上を図る効果が低下しているからである。これは、一般的なユーティリティのヘッド本体12″においても上記鉛直面からの中心軸3002の距離が離れすぎている(−5mm以上+5mm以下の範囲より大きい)ので、構えたときのスイングイメージがアッパー軌道になりやすいためである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は+7mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲外であり、請求項17の規定を満たしていない。
したがって、ミスショットのしにくさ109、飛距離のばらつき105、左右のばらつき111、構えやすさ106、合計点431であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項17の規定を満たす実験例53、54に比較すると評価が低い。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202から離れるため、構えやすさの向上を図る効果が低下しているからである。すなわち、フェース面14A側に最大高さ位置がずれている場合は、構えたときのスイングイメージがアッパー軌道になりやすいためである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−4mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項17の規定を満たしている。
したがって、ミスショットのしにくさ122、飛距離のばらつき120、左右のばらつき119、構えやすさ123、合計点484であり、実験例31、51、52に比較して評価が向上している。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202に近いため、構えやすさの向上を図る効果が確保されているからである。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は+4mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項17の規定を満たしている。
したがって、ミスショットのしにくさ122、飛距離のばらつき120、左右のばらつき119、構えやすさ123、合計点484であり、実験例31、51、52に比較して評価が向上している。
これは、クラウン面16Aの最大高さHmaxの位置1610がシャフト32の中心軸3202に近いため、構えやすさの向上を図る効果が確保されているからである。
図33に示すように、請求項7〜17の規定を満たし、請求項18で規定する条件を変更し、他の規定はほぼ一定条件となるようにした。
実験例55は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.5であり、請求項7の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は3つ存在し、そのうち2つの面部において請求項8で規定する仮想領域56が存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−1mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項17の規定を満たす。
ゴルフクラブヘッド10の質量Y(g)とゴルフクラブのクラブ長さX(inch)が式(1)を満たさず、請求項18の規定を満たさないものとした。具体的には、式(1)で規定するよりもゴルフクラブヘッド10の質量Yが軽いものとした。
したがって、ミスショットのしにくさ116、飛距離のばらつき115、左右のばらつき115、構えやすさ116、合計点462であり、実験例31に比較して評価が向上しているものの、請求項18の規定を満たす後述する実験例56〜58に比較すると評価が低い。
これは、式(1)を満たさず、シャフト32に対してゴルフラブヘッド10の質量が軽いので、ラフに位置したゴルフボールをゴルフクラブヘッド10で打ち出すときに、ゴルフクラブヘッド10の重みを利用してスイングし易くなる(ラフの抵抗に負けずにボールを打撃する)という効果が低下するからである。
図34に示すように、請求項7〜18で規定する条件をすべて満たしたものとした。
実験例56は、クラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.5であり、請求項7の0.3以上0.8以下の範囲内である。
また、第2領域42の平面度αは6.5mmであり、請求項7の2mm以上8mm以下の範囲内である。
面部は1つ存在し、請求項8で規定する仮想領域56が3箇所存在し、請求項8の規定を満たしている。
ソール幅WSは60.0mmであり、請求項12で規定する35mm以上65mm以下の範囲内である。
ヘッド高さHHは39.0mmであり、請求項13で規定する35mm以上45mm以下の範囲内である。
ソール高さSHは12.0mmであり、請求項14で規定する10mm以上35mm以下の範囲を下回っている。
クラウン面の最大高さ位置のホーゼル部30の中心軸3002を含む鉛直面からの距離は−1mmであり、−5mm以上+5mm以下の範囲内であり、請求項17の規定を満たす。
ゴルフクラブヘッド10の質量Y(g)とゴルフクラブのクラブ長さX(inch)が式(1)を満たし、請求項18の規定を満たすものとした。
したがって、実験例56は、ミスショットのしにくさ125、飛距離のばらつき132、左右のばらつき130、構えやすさ115、合計点502であり、実験例31〜55に比較して評価が向上している。
したがって、実験例57は、ミスショットのしにくさ125、飛距離のばらつき130、左右のばらつき130、構えやすさ125、合計点510であり、実験例51〜55に比較して評価が向上している。
したがって、実験例58は、ミスショットのしにくさ124、飛距離のばらつき132、左右のばらつき130、構えやすさ114、合計点500であり、実験例31〜55に比較して評価が向上している。
10A フェアウェイウッド
10B ユーティリティ
12 ヘッド本体
14 フェース部
14A フェース面
16 クラウン部
16A クラウン面
1602 傾斜面部
1604 稜線
1606 クラウン面本体部
18 ソール部
18A ソール面
20 サイド部
22 トウ
24 ヒール
26 フェースバック
28 中空部
30 ホーゼル部
3002 中心軸
34 スコアライン
36 輪郭線
38 曲線
40 第1領域
42 第2領域
42A、42B、42C 面部
44 円筒面
46 領域
48、50 平面
52 曲率半径変化部
54 曲線
56 仮想領域
58 凹部
60 輪郭線(フェース面上側)
62 輪郭線(フェース面下側)
64 境界線
SW ソール幅
SH ソール高さ
HH ヘッド高さ
A0 下部の領域
A1 残りの領域
Claims (19)
- フェース部と、前記フェース部の上部から後方に延在するクラウン部と、前記フェース部の下部から後方に延在するソール部と、前記クラウン部と前記ソール部の間で前記フェース部のトウ側縁とヒール側縁との間をフェースバックを通って延在するサイド部とを含むヘッド本体を備え、それらフェース部とクラウン部とソール部とサイド部とで囲まれた内部が中空部であり、前記ヘッド本体の体積が150cc以上210cc以下であるゴルフクラブヘッドであって、
前記ゴルフクラブヘッドを水平面に対して予め定められたライ角およびロフト角通りに設置した基準状態において、フェース面の中心点を通る法線を含む鉛直面で前記ヘッド本体を破断した断面をフェース中心基準断面としたとき、
前記フェース中心基準断面における前記水平面からのクラウン面の最小高さHminを、前記水平面からの前記クラウン面の最大高さHmaxで除したクラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.3以上0.8以下であり、
前記基準状態において前記ゴルフクラブヘッドを平面視した状態で、前記クラウン面の輪郭線から内側に5mm変位した曲線で囲まれた前記クラウン面の領域を第1領域とし、
前記第1領域から、シャフトが挿入されるホーゼル部の中心軸を中心とする半径21mmの円筒面の半径方向内側に位置する前記クラウン面の領域を除いた残りの前記クラウン面の領域を第2領域としたとき、
前記第2領域の平面度が3mm以上9mm以下である、
ことを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 前記第2領域は、平面度が1.0mm以下で少なくとも490mm2の面積を有する曲線で囲まれた仮想領域が2箇所以上存在する、
ことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記第2領域に曲率半径が急激に変化しつつ延在する曲率半径変化部が設けられ、
前記第2領域が前記曲率半径変化部を境目とした複数の面部に分割されている、
ことを特徴とする請求項1または2記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記曲率半径変化部は複数設けられ、
前記複数の曲率半径変化部は、前記クラウン面の前記フェース部寄りの箇所のトウヒール方向の中央部からフェースバック方向に至るにつれて互いに離れる方向に延在している、
ことを特徴とする請求項3記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記クラウン面の前記フェース部寄りの箇所のトウヒール方向の中央部に凹部が設けられ、
前記複数の曲率半径変化部の前記フェース部寄りの箇所は前記凹部に接続されている、
ことを特徴とする請求項4記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記フェース中心基準断面におけるソール面の前記フェース面寄りの前端と、前記ソール面のフェースバック寄りの後端とを結ぶ直線を前記水平面に投影した距離をソール幅としたとき、前記ソール幅が70mm以上100mm以下である、
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。 - フェース部と、前記フェース部の上部から後方に延在するクラウン部と、前記フェース部の下部から後方に延在するソール部と、前記クラウン部と前記ソール部の間で前記フェース部のトウ側縁とヒール側縁との間をフェースバックを通って延在するサイド部とを含むヘッド本体を備え、それらフェース部とクラウン部とソール部とサイド部とで囲まれた内部が中空部であり、前記ヘッド本体の体積が90cc以上140cc以下であるゴルフクラブヘッドであって、
前記ゴルフクラブヘッドを水平面に対して予め定められたライ角およびロフト角通りに設置した基準状態において、フェース面の中心点を通る法線を含む鉛直面で前記ヘッド本体を破断した断面をフェース中心基準断面としたとき、
前記フェース中心基準断面における前記水平面からのクラウン面の最小高さHminを、前記水平面からの前記クラウン面の最大高さHmaxで除したクラウン面高さ比率Hmin/Hmaxが0.3以上0.8以下であり、
前記基準状態において前記ゴルフクラブヘッドを平面視した状態で、前記クラウン面の輪郭線から内側に5mm変位した曲線で囲まれた前記クラウン面の領域を第1領域とし、
前記第1領域から、シャフトが挿入されるホーゼル部の中心軸を中心とする半径21mmの円筒面の半径方向内側に位置する前記クラウン面の領域を除いた残りの前記クラウン面の領域を第2領域としたとき、
前記第2領域の平面度が2mm以上8mm以下である、
ことを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 前記第2領域は、平面度が1.0mm以下で少なくとも314mm2の面積を有する曲線で囲まれた仮想領域が2箇所以上存在する、
ことを特徴とする請求項7記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記第2領域に曲率半径が急激に変化しつつ延在する曲率半径変化部が設けられ、
前記第2領域が前記曲率半径変化部を境目とした複数の面部に分割されている、
ことを特徴とする請求項7または3記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記曲率半径変化部は複数設けられ、
前記複数の曲率半径変化部は、前記クラウン面の前記フェース部寄りの箇所のトウヒール方向の中央部からフェースバック方向に至るにつれて互いに離れる方向に延在している、
ことを特徴とする請求項9記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記クラウン面の前記フェース部寄りの箇所のトウヒール方向の中央部に凹部が設けられ、
前記複数の曲率半径変化部の前記フェース部寄りの箇所は前記凹部に接続されている、
ことを特徴とする請求項10記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記フェース中心基準断面におけるソール面の前記フェース面寄りの前端と、前記ソール面のフェースバック寄りの後端とを結ぶ直線を前記水平面に投影した距離をソール幅としたとき、前記ソール幅が35mm以上65mm以下である、
ことを特徴とする請求項7から11の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記フェース中心基準断面における前記水平面から前記クラウン面の最も高い位置までを結んだ鉛直線の寸法をヘッド高さとしたとき、前記ヘッド高さが35mm以上45mm以下である、
ことを特徴とする請求項1から12の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記フェース中心基準断面における前記水平面からフェースバック寄りの前記ソール面の最も高い位置までを結んだ鉛直線の寸法をソール高さとしたとき、前記ソール高さが10mm以上35mm以下である、
ことを特徴とする請求項1から13の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記基準状態において、前記ゴルフクラブヘッドを正面視したときに、
前記フェース面の下側の輪郭線が下方に凸状のV字状を呈している、
ことを特徴とする請求項1から14の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記クラウン面は、前記フェース面の上縁に接続されトウヒール方向に延在し前記フェース面の上縁から上方に変位しつつ後方に延在する傾斜面部と、トウヒール方向に延在する稜線を介して前記傾斜面の後端に接続され前記第1領域を含むクラウン面本体部とを有し、
前記基準状態において、前記ゴルフクラブヘッドを平面視したときに、前記フェース部とフェースバックとを結ぶ前後方向における前記傾斜面部の幅は、前記フェース中心基準断面において最大となり、トウヒール方向に離間するにつれて次第に小さくなるように形成されている、
ことを特徴とする請求項1から15の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記基準状態において、前記ホーゼル部の中心軸を含む鉛直面と平行し前記鉛直面から前記フェース部側に5mm離間した距離に位置する平面を第1平面とし、前記鉛直面と平行し前記鉛直面から前記フェースバック側に5mm離間した距離に位置する平面を第2平面としたとき、
前記ゴルフクラブヘッドを前記鉛直面および前記水平面と平行する方向から見たときの前記最大高さHmaxの位置が前記第1平面と前記第2平面との間に位置している、
ことを特徴とする請求項1から16の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記ゴルフクラブヘッドの質量をY(g)、前記ゴルフクラブヘッドを備えたゴルフクラブのクラブ長さをX(inch)としたとき、式(1)を満たす、
ことを特徴とする請求項1から17の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。
−10.8X+670<Y<−10.8X+680……(1) - 前記基準状態において、前記フェース面を正面から見たとき、
前記フェース面の高さ方向の下部の領域が残りの領域と異なる表面仕上げとなっている、
ことを特徴とする請求項1から18の何れか1項記載のゴルフクラブヘッド。
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