JP6351337B2 - 航行情報判別装置 - Google Patents
航行情報判別装置Info
- Publication number
- JP6351337B2 JP6351337B2 JP2014075012A JP2014075012A JP6351337B2 JP 6351337 B2 JP6351337 B2 JP 6351337B2 JP 2014075012 A JP2014075012 A JP 2014075012A JP 2014075012 A JP2014075012 A JP 2014075012A JP 6351337 B2 JP6351337 B2 JP 6351337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- information
- target
- ais
- radar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
図において、アンテナ31AIS、31GPSの給電点は、トランスポンダ40の第一のアンテナ端子および第二のアンテナ端子にそれぞれ接続され、そのトランスポンダ40のディジタル入出力ポートには、縦続接続された集配器50および操作表示部60が接続される。集配器50には、所望の外部機器やセンサ(何れも図示されない。)が接続される。
(1) 単極双投であって共通接点が上記第一のアンテナ端子に接続されたスイッチ(SW)41
(2) スイッチ41のメーク(ブレーク)接点に接続された第一の端子を有するハイブリッド(H)42
(4) これらのTDMA受信部43-1、43-2およびDSC受信部44の出力にそれぞれ接続された第一ないし第三の復調入力を有する変復調部45
(6) 上記第二のアンテナ端子に接続された入力を有するGPS受信部47
前記レーダに連係する追尾の対象となっている目標の第一の位置を取得する。第二の位置
取得手段は、前記目標について航行監視自動放送システムを介して無線伝送された第二の
位置を取得する。判別手段は、前記レーダの指示画面上に表示されるべき水域内にある前記第二の位置を抽出し、抽出した前記第二の位置のなかから、物標探知の結果として前記指示画面が得られるべきスキャンの期間に時間軸上で重なり、あるいは直近の所定の期間内に得られた前記第二の位置を特定し、特定した前記第二の位置と前記第一の位置との相関として、前記無線局または前記伝送情報の真偽を判別する。
〔第一の実施形態〕
図1は、本発明の第一の実施形態を示す図である。
本実施形態では、AIS装置10A、10Bは、異なる船舶A、Bにそれぞれ備えられる。
なお、船舶A、Bは、例えば、互いにAIS信号(メッセージ)の送信端や受信端となるAIS装置が個別に搭載された船舶に該当する。
さらに、AIS装置10Aの構成要素の内、図10に示すものと機能および構成が同じものについては、上記記号「A」が末尾に付加された点を除いて同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
図3は、本発明の第一の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図1、図2、図3および図11を参照して本実施形態の動作を説明する。
AIS装置10Aでは、制御部11Aは、以下の処理を行う。
(2) その「通知情報」の全てまたは一部であって、上記「通知情報」または船舶Aの存否(真偽)の判別の基準として好適なもの(以下、「基準情報」という。)を既知の秘密鍵で暗号化することによって、「暗号情報」を生成する(図2ステップS2,図3(2))。
(4) 変復調部45Aおよび送信部46Aを介して、上記「暗号情報」をバイナリ放送メッセージ(メッセージ8)(図11(c))として送信する(図2ステップS4,図3(4))。
一方、AIS装置10Bでは、制御部11Bは、以下の処理を行う。
(2) TDMA受信部43B-1(43B-2)および変復調部45Bと連係することにより、上記「暗号情報」を受信する(図2ステップS6,図3(6))。
(4) これらの「通知情報」と「基準情報」との相関や照合をとることにより、この「通知情報」または船舶Aの真偽を判別する(図2ステップS8,図3(8))。
ここに、船舶Aは偽船舶ではなく、かつAIS装置10Aは、本発明が適用された正規のAIS装置である。
・ 共通鍵方式
・ 秘密鍵方式
・ セッション鍵方式
・ ドングル(絶対時刻に同期した計時の結果に基づいて算出され、かつ更新される鍵を与えるものを含む。)の採用
・ 「通知情報」の全てまたは要部の写し
・ 「通知情報」の真偽の判別に適用されるべきアルゴリズム
(1) バイナリ放送メッセージ(メッセージ8)としてではなく、多様なメッセージのスペアフィールドの活用(ビットスチール方式の採用を含む。)によって形成されるチャネルを介する伝送
が図られて
(1) 受信波の復調と送信波の変調と行い、かつベースバンド領域で既述の処理(図2ステップS1〜S9)に等価な処理を行うアダプタ
図4は、本発明の第二の実施形態を示す図である。
図において、図10に示すものと機能および構成が同じものについては、同じ符号を付与し、ここではその説明を省略する。
(1) 制御部48に代えて制御部12が備えられる。
(2) 制御部12の所定の通信ポートに接続され、かつ無線LANを介するイッタネットへのアクセスに供されるプロキシサーバ13が備えられる。
図6は、本発明の第二の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図4、図5および図6を参照して本実施形態の動作を説明する。
一方、制御部12は、他船に搭載されたAIS装置から無線伝送され、かつTDMA43-1(43-2)および変復調部45によって復元された「通知情報」(例えば、「クラスA位置通報」(メッセージ1)」を取り込むと、以下の処理を行う。
(2) そのMMSI番号に併せてその時点における時刻Tを含む「問い合わせ」を生成する(図5ステップS2,図6(2))。
(4) この「問い合わせ」に応じてデータベース14から応答として転送された運行計画を取得する(図5ステップS4,図6(4))。なお、このような運行計画が取得できなかった場合には、後述する処理(5)〜(7)を省略する。
(6) 上記緯度および経度がその水域に所定の精度で一致するか否かを判別し、その判別の結果を示す2値情報を生成する(図5ステップS6,図6(6))。
(7) 集配器50を介して操作表示部60に、このような2値情報に併せて既述の「通知情報」を引き渡す(図5ステップS7,図6(7))。
(1) ウェブサービス
(2) 既述の船舶運航管理会社や船会社に備えられたデータベースに対してデータベース14を介することなく直接行われるアクセス
(3) インタネットを介することなく転送可能なバイナリ放送メッセージ(メッセージ8)の活用
(1) データベース14が、バイナリ放送メッセージ(メッセージ8)の送受が可能な陸上局に組み込まれ、あるいはインタネットを介してその陸上局によってアクセスされる。
(2) 運行計画の情報量が大きい(大きくなり得る)場合には、暗号化に併せて、あるいはその暗号化に代えて圧縮符号化が図られる。
(1) 操作表示部60を操作する操作者によって指定された船舶
(2) (直近に)位置が通知された船舶
図7は、本発明の第三の実施形態を示す図である。
図において、図10に示すものと機能および構成が同じものについては、同じ符号を付与し、ここではその説明を省略する。
本実施形態の構成は、図7に示すように、以下の点で図10に示す従来例の構成と異なる。
(1) レーダ装置70が備えられる。
(2) このレーダ装置70の出力は判別装置80の第一のポートに接続される。
(3) 判別装置80の第二のポートには集配器50の特定の出力ポートが接続され、その判別装置80の出力に指示装置90が接続される。
図9は、本発明の第三の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図7、図8および図9を参照して本実施形態の動作を説明する。
このような指示画像には、以下の情報が含まれる。
(2) そのレーダ画像情報V上に表示されるべき船舶毎の位置(以下、「他船位置情報」という。)p1〜pn
・ 自船の位置
・ 自船の船首方向
・ レーダ装置70によって物標の探知が行われるべきレンジの範囲
(1) 通知情報I1〜INの内、含まれる位置情報が指示装置90の指示画面上に表示されるべき水域(上記覆域にも含まれる。)内にある通知情報I1′〜Im′を抽出する(図8ステップS1,図9(4))。
(2) 上記通知情報I1′〜Im′の内、物標探知の結果として上記指示画面が得られるべきスキャンの期間に時間軸上で重なり、あるいは直近の所定の期間内に得られた通知情報i1′〜im′を特定する(図8ステップS2,図9(5))。
(4) 上記他船位置情報p1〜pnの内、このようにして抽出された位置情報の何れかとの「相関性」が所定の上限値を超える「特定の他船位置情報」を識別する(図8ステップS4,図9(7))。
・ 上記シンボルの塗りつぶし、点滅、揺れの有無、修飾(例えば、「?」等のマークの重畳)の形態(色、濃淡、模様であってもよい。)
・ 上記シンボルに付帯し、「MMSI番号」、「コールサイン」、「船名」等の全てまたは一部を示す文字のフォント、色、フォントの変形(斜体、ボールド、長体、平体、袋文字、反転およびその形態)等
・ 光沢の有無や程度およびその対象部位
・ 不確かさの有無や程度を示唆(暗示)するマークや文字
・ 上記(4) 項に既述の「相関性」のように、「偽船舶に該当する確からしさ」の程度を示す文字や画像(の重畳)
しかし、これらの他船位置情報p1〜pnは、上記レーダ装置70等によって行われる目標追尾等の処理によって求められてもよい。
しかし、本発明は、このようなAISに限定されず、例えば、以下に連記される何れのシステムや装置にも同様に適用可能である。
(3) 航空機が絶えずその位置や高度を他の航空機および地上局に向けて報知する放送型自動従属監視システム(ADS−B:Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)
31AIS、31GPS アンテナ
40 トランスポンダ
41(SW) スイッチ
42(H) ハイブリッド
43 TDMA受信部
44 DSC受信部
45 変復調部
46 送信部
47 GPS受信部
50 集配器
60 操作表示部
Claims (1)
- レーダによって探知され、または前記レーダに連係する追尾の対象となっている目標の第一の位置を取得する第一の位置取得手段と、
前記目標について航行監視自動放送システムを介して無線伝送された第二の位置を取得する第二の位置取得手段と、
前記レーダの指示画面上に表示されるべき水域内にある前記第二の位置を抽出し、抽出した前記第二の位置のなかから、物標探知の結果として前記指示画面が得られるべきスキャンの期間に時間軸上で重なり、あるいは直近の所定の期間内に得られた前記第二の位置を特定し、特定した前記第二の位置と前記第一の位置との相関として、前記無線局または前記伝送情報の真偽を判別する判別手段と
を備えたことを特徴とする航行情報判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014075012A JP6351337B2 (ja) | 2014-04-01 | 2014-04-01 | 航行情報判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014075012A JP6351337B2 (ja) | 2014-04-01 | 2014-04-01 | 航行情報判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015197773A JP2015197773A (ja) | 2015-11-09 |
JP6351337B2 true JP6351337B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=54547415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014075012A Active JP6351337B2 (ja) | 2014-04-01 | 2014-04-01 | 航行情報判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6351337B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6409731B2 (ja) | 2015-10-05 | 2018-10-24 | 株式会社デンソー | 燃焼システムの制御装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0738983U (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-14 | 新日本無線株式会社 | レーダ装置 |
FR2802691B1 (fr) * | 1999-12-21 | 2002-03-22 | Thomson Csf | Procede de surveillance maritime |
JP2005181078A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Tokimec Inc | 船舶用航行支援装置 |
JP2010181985A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Japan Radio Co Ltd | 船舶搭載用航行支援システム |
JP2010197146A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Japan Radio Co Ltd | パフォーマンスモニタ装置およびそのパフォーマンスモニタ装置が備えられたレーダ装置 |
JP5520035B2 (ja) * | 2009-12-18 | 2014-06-11 | 古野電気株式会社 | 信号処理装置、レーダ装置及び信号処理プログラム |
DK2601647T3 (en) * | 2010-08-03 | 2015-04-13 | Selex Es Spa | ANTIPIRATE SYSTEM FOR THE MARITIME NAVIGATION IN CRITICAL AREAS AND DEVICE FOR DATA EXTRACTION FROM ONBOARD SENSORS |
JP2012233743A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Furuno Electric Co Ltd | 情報表示装置 |
JP6071332B2 (ja) * | 2012-08-27 | 2017-02-01 | 古野電気株式会社 | パルス圧縮レーダ装置 |
-
2014
- 2014-04-01 JP JP2014075012A patent/JP6351337B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015197773A (ja) | 2015-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2601647B1 (en) | Anti-piracy system for the maritime navigation in critical areas, and device for data extraction from on board sensors | |
Ray et al. | DeAIS project: Detection of AIS spoofing and resulting risks | |
US8836570B2 (en) | Systems and methods for extending maritime domain awareness by sharing radar tracks between vessels | |
Khandker et al. | Cybersecurity attacks on software logic and error handling within AIS implementations: A systematic testing of resilience | |
WO2015061031A1 (en) | Situational awareness personal service | |
Alincourt et al. | Methodology for AIS signature identification through magnitude and temporal characterization | |
JP6351338B2 (ja) | 航行情報送信装置および航行情報判別装置 | |
Louart et al. | Detection of AIS messages falsifications and spoofing by checking messages compliance with TDMA protocol | |
Levy et al. | A survey of security challenges in automatic identification system (ais) protocol | |
KR101961174B1 (ko) | 크라우드 소싱을 이용한 선박 자동 식별 정보 검증 장치 및 방법 | |
JP6351337B2 (ja) | 航行情報判別装置 | |
JP6338423B2 (ja) | 航行情報判別装置および航行計画配信装置 | |
DK2728920T3 (en) | AIS ship transceivers detect a false base station | |
CN113781842A (zh) | 一种船舶识别控制方法 | |
JP6320126B2 (ja) | 無線信号判別装置 | |
Shyshkin | Cybersecurity Providing for Maritime Automatic Identification System | |
Oh et al. | S3 (secure ship-to-ship) information sharing scheme using ship authentication in the e-navigation | |
KR101365263B1 (ko) | 암호화를 이용한 선박 자동 식별 장치, 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 | |
JP6292576B2 (ja) | 無線信号判別装置 | |
JP6351339B2 (ja) | 情報判別装置および航行情報生成装置 | |
JP6351340B2 (ja) | 情報判別装置 | |
JP6351341B2 (ja) | 情報判別装置 | |
Levy | Ben-Gurion University of the Negev, Be'er Sheva, Israel silvie. levy@ gmail. com, gudes@ bgu. ac. il, hendlerd@ cs. bgu. ac. il | |
Shavrin et al. | ADS-B Cybersecurity and Autonomy–A-network | |
Meyer et al. | SMARTER THAN YOUR AVERAGE SENSOR: AIS SENSOR THAT INTELLIGENTLY RE-TRANSMITS MEANINGFUL INFORMATION DERIVED FROM RAWAIS DATA IN NETWORK LIMITED AREAS |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170324 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180605 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6351337 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |