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JP6351324B2 - 画像形成装置の本体及び画像形成システム - Google Patents

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JP6351324B2 JP2014060768A JP2014060768A JP6351324B2 JP 6351324 B2 JP6351324 B2 JP 6351324B2 JP 2014060768 A JP2014060768 A JP 2014060768A JP 2014060768 A JP2014060768 A JP 2014060768A JP 6351324 B2 JP6351324 B2 JP 6351324B2
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Description

本発明は、電子写真画像形成装置の本体及び画像形成システムに関するものである。ここで電子写真画像形成装置(以下画像形成装置という)とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録材(記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置の例としてはプリンタ(レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、複写機、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、及びこれらの複合機(マルチファンクションプリンタ)などが含まれる。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、カートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式は、電子写真感光体ドラム及び電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化することにより、画像形成装置のメンテナンスを簡便にすることができ、ユーザー自身で行うことができる。
しかし、このようなプロセスカートリッジ方式の画像形成装置においては、機能の一致するカートリッジのみではなく、機能の一致しないカートリッジも装着されてしまう場合がある。そこで上記問題を解決するための構成として、画像形成装置の本体に適合しないカートリッジが挿入された場合、シャッターを開閉するカム部が装置本体の開口部で誤挿入防止係合部と係合してシャッターを開くことで、誤挿入が阻止される方法が提案されている。(例えば特許文献1)
特開2004−012562号公報
本発明は前述した従来の構成をさらに発展させたものである。上述の構成では、1種類の画像形成装置の本体に対し、1種類のカートリッジのみが装着可能である。一方で、1種類の画像形成装置の本体に対し、新しい機能を追加したカートリッジも装着可能にしたいとしたニーズがある。このため、画像形成装置の本体において、新しい機能を追加したカートリッジ等の画像形成装置の本体に適合するカートリッジを装着可能とする反面、画像形成装置の本体に適合しないカートリッジの誤装着を防止する構成が望まれていた。さらには、1種類の画像形成装置の本体に対し、装着可能なカートリッジが増えるため、ユーザーがカートリッジの種類を容易に認識できるようにする必要があった。
加えて、複数の新しい機能を追加したカートリッジを挿入可能とすることが望まれる一方、カートリッジの大きさによる制約でカートリッジの誤装着を防止する構成を配置するスペースを小さくすることが求められている。
そこで本発明では、画像形成装置の本体に適合する複数のカートリッジを装着可能としつつ、画像形成装置の本体に適合しないカートリッジの誤装着する構成を小スペースで実現する画像形成装置の本体を提供する。さらには、上記画像形成装置の本体を用いた、装着可能なカートリッジの種類を視認可能な識別子により容易に識別できる画像形成システムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置の本体は、第1凸部と第2凸部を有する第1カートリッジと、第1凸部と形状の異なる第3凸部に加えて第4凸部を有する第2カートリッジと、が挿入可能であって、第1凹部を有する移動可能な可動部材を有する。可動部材は、画像形成装置の本体に第1カートリッジを装着する途中において、第1凸部が第1凹部に進入可能な第1位置から、第1凸部が第1凹部を第1カートリッジの挿入方向の下流側へ移動することにより第2位置に移動し、可動部材は第1位置から第2位置へ向かう移動方向において第2凸部が可動部材の上流側を通過して第1カートリッジが画像形成装置の本体の装着位置へ移動することを許容し、画像形成装置の本体に第2カートリッジを装着する途中において、第1位置で第3凸部が第1凹部に進入可能とし、第3凸部が第1凹部を進入することにより第2位置で第1凹部の移動方向の上流側を第4凸部が通過して第2カートリッジが画像形成装置の本体の装着位置へ移動することを許容する構成であって、前記可動部材を前記第2位置から前記第1位置に向かう方向に付勢する付勢部材を有する、ことを特徴とする。
また、本発明の画像形成システムは、第1凸部と第2凸部を有する第1カートリッジと、第1凸部と形状の異なる第3凸部に加えて第4凸部を有する第2カートリッジと、第1カートリッジと第2カートリッジが挿入可能な第1画像形成装置の本体と、を有する。そして、第1画像形成装置の本体は、第1凹部を有する移動可能な第1可動部材を有する。第1可動部材は、第1画像形成装置の本体に第1カートリッジを装着する途中においては、第1凸部が第1凹部に進入可能な第1位置から、第1凸部が第1凹部を第1カートリッジの挿入方向の下流側へ移動することにより第2位置に移動し、第1位置から第2位置へ向かう移動方向において第2凸部が第1可動部材の上流側を通過して第1カートリッジが第1画像形成装置の本体の装着位置へ移動することを許容し、第1記画像形成装置の本体に第2カートリッジを装着する途中において、第1位置で第3凸部が第1凹部に進入可能とし、第3凸部が第1凹部を進入することにより第2位置で第1凹部の移動方向の上流側を第4凸部が通過して第2カートリッジが第1画像形成装置の本体の装着位置へ移動することを許容する構成である
ことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の本体に適合する複数のカートリッジを装着可能としつつ、画像形成装置の本体に適合しないカートリッジの誤装着する構成を小スペースで実現できる。さらには、装着可能なカートリッジの種類を視認可能な識別子により容易に識別できるようにすることができる。
第1実施例における可動部材に設けられた第1部と第2部の全体構成図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置の主断面図である。 本発明の実施の形態におけるカートリッジの主断面図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置の本体にカートリッジを装着する構成図である。 実施例1における可動部材と凹部の構成説明図である。 実施例1におけるカートリッジ第1及び第2凸部の説明図である。 実施例1における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の動作説明図である。 実施例1における画像形成装置の本体からカートリッジを取り出す時の動作説明図である。 実施例1における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の誤挿入防止の動作説明図である。 実施例1における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の誤挿入防止の動作説明図である。 実施例1におけるストッパー部材の説明図である。 実施例1におけるカートリッジ第及び第凸部の説明図である。 実施例1における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の動作説明図である。 実施例1における画像形成装置の本体からカートリッジを取り出す時の動作説明図である。 実施例2における可動部材の構成説明図である。 実施例2における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の動作説明図である。 実施例2における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の動作説明図である。 実施例3における可動部材の構成説明図である。 実施例3におけるカートリッジ第1及び第2凸部の説明図である。 実施例3における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の動作説明図である。 実施例3における画像形成装置の本体からカートリッジを取り出す時の動作説明図である。 実施例3における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の動作説明図である。 実施例3における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の誤挿入防止の動作説明図である。 実施例4における凹部の構成説明図である。 実施例4におけるカートリッジ可動部材と第1及び第2凸部の構成説明図である。 実施例4における画像形成装置の本体にカートリッジを挿入した時の動作説明図である。 実施例1〜2における第1凸部と第2凸部の変形例を示した全体構成図である。 実施例1〜2における可動部材の変形例を示した全体構成図である。
以下、本発明の実施例に係る画像形成装置、及びプロセスカートリッジを図面に則して説明する。
[画像形成装置の全体的な概略構成]
(画像形成装置の全体構成)
まず画像形成装置の本体100(以下、本体という)の全体的な概略について、図2を用いて説明する。図2に示すように、着脱可能な4個のプロセスカートリッジ70(70Y,70M,70C,70Bk)が本体100に装着されている。ここで、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)と、感光体ドラムに作用するプロセス手段として少なくとも現像手段と、を一体的にカートリッジ化して画像形成装置の本体に対して着脱可能としたものである。プロセスカートリッジ70(以下、カートリッジという)の本体100の装着方向上流側を前側面側、装着方向下流側を奥側面側と定義する。図2において、カートリッジ70は、配列方向が水平方向に対して傾斜するようにして、本体100内に格納されている。
各カートリッジ70には、感光体ドラム1と、感光体ドラム1の周囲に帯電ローラ2と、現像ローラ25と、クリーニング部材6等のプロセス手段が一体的に設けられている。帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)は、感光体ドラム1(1a,1b,1c,1d)の表面を一様に帯電させるものである。また、現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)は、感光体ドラム1に形成した潜像をトナーによって現像して可視像化するものである。そして、クリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)は、感光体ドラム1に形成したトナー像を記録媒体に転写した後に、感光体ドラム1に残留したトナーを除去するものである。
また、カートリッジ70の下方には画像情報に基づいて感光体ドラム1に選択的な露光を行い、感光体ドラム1に潜像を形成するためのスキャナユニット3が設けられている。
本体100の下部には紙などのシートからなる記録媒体Sを収納したカセット17が装着されている。そして、記録媒体Sが2次転写ローラ69、定着部74を通過して本体100の上方へ搬送されるように記録媒体搬送手段が設けられている。より具体的には、カセット17内の記録媒体Sを1枚ずつ分離給送する給送ローラ54、給送された記録媒体Sを搬送する搬送ローラ対76、感光体ドラム1に形成される潜像と記録媒体Sとの同期を取るためのレジストローラ対55が設けられている。また、カートリッジ70の上方には各感光体ドラム1上に形成したトナー画像を転写させるための中間転写手段としての中間転写ユニット5が設けられている。中間転写ユニット5には駆動ローラ56、従動ローラ57、各色の感光体ドラム1に対向する位置に1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)、2次転写ローラ69に対向する位置に対向ローラ59を有し、環状の転写ベルト9が掛け渡されている。そして、転写ベルト9はすべての感光体ドラム1に対向し、且つ接するように循環移動し、1次転写ローラ58に電圧を印加することにより、感光体ドラム1から転写ベルト9上に一次転写を行う。そして、転写ベルト9内に配置された対向ローラ59と2次転写ローラ69への電圧印加により、転写ベルト9のトナーを記録媒体Sに転写する。
画像形成に際しては、各感光体ドラム1を回転させ、帯電ローラ2によって一様に帯電させた感光体ドラム1にスキャナユニット3から選択的な露光を行う。これによって、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。その潜像を現像ローラ25によって現像する。これによって、各感光体ドラム1に各色トナー像を形成する。レジストローラ対55はこの画像形成と同期して、記録媒体Sを対向ローラ59と2次転写ローラ69とが転写ベルト9を介在させて当接している2次転写位置に搬送する。そして、2次転写ローラ69へ転写バイアスを印加することで、転写ベルト上の各色トナー像を記録媒体Sに2次転写する。これによって、記録媒体Sにカラー画像を形成する。カラー画像が形成された記録媒体Sは、定着部74によって加熱、加圧されてトナー像が定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ72によって排出部75に排出される。尚、定着部74は、本体100の上部に配置されている。
(カートリッジの全体的な概略)
次にカートリッジ70の全体的な概略について、図3を用いて説明する。図3はトナーを収納したカートリッジ70の主断面である。尚、イエロー色のトナーを収納したカートリッジ7Y、マゼンタ色のトナーを収納したカートリッジ7M、シアン色のトナーを収納したカートリッジ7C、ブラック色のトナーを収納したカートリッジ70Bkは同一構成である。
カートリッジ70は、クリーニングユニット26(26a,26b,26c,26d)と、現像ユニット4(4a,4b,4c,4d)と、を有する。クリーニングユニット26は、感光体ドラム1と、帯電ローラ2、及びクリーニング部材6を備えている。そして、現像ユニット4は、現像ローラ25を備えている。
感光体ドラム1の周上には、前述した通り帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。クリーニング部材6は、ゴムブレードで形成された弾性部材7とクリーニング支持部材8から構成されている。ゴムブレード7の先端部7aは感光体ドラム1の法線から回転方向に傾いた状態で当接させてある。このクリーニング部材6により、感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは除去トナー室27aに落下する。また除去トナー室27aの除去トナーが漏れることを防止するスクイシート21が感光体ドラム1に当接している。そしてクリーニングユニット26に本体100から駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて回転駆動させる。帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受28を介し、クリーニングユニット26に回転可能に取り付けられており、帯電ローラ加圧部材46により感光体ドラム1に向かって加圧され、感光体ドラム1に従動回転する。
現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して矢印B方向に回転する現像ローラ25と、現像ローラ25を支持する現像枠体31とから構成される。現像ユニット4は、現像枠体31の両側にそれぞれ取り付けられた現像軸受12を介して、軸12aで回転自在にクリーニングユニット26と接続されている(図3参照)。そして現像ローラ25の周上には、現像ローラ25に接触して矢印C方向に回転するトナー供給ローラ34と、現像ローラ25上のトナー層を規制するための現像ブレード35がそれぞれ配置されている。また現像枠体31からトナーが漏れることを防止するため、現像ローラ25に当接するようにして現像枠体に吹き出し防止シート20が設けらされている。さらに現像枠体31のトナー収納室31aには、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ34へトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
(本体にカートリッジを着脱する構成)
次に上記カートリッジ70を本体100に着脱する構成について、図4を用いて説明する。図4(a)に示すように、本実施形態では、感光体ドラム1の軸線方向と平行な方向(矢印Fの方向)に対し、手前側から奥側に向かってカートリッジ70を本体100の開口部101(101a,101b,101c,101d)へ挿入する構成となっている。なお本明細書では、カートリッジ70の挿入方向の上流側を手前側、下流側を奥側と定義する。ガイド部として本体100内には、下側に第1ガイド部102(102a,102b,102c,102d)、上側に第2ガイド部103(103a,103b,103c,103d)が設けられている。この第1ガイド部102と第2ガイド部103は、それぞれカートリッジ70の挿入方向Fに沿って伸びたガイド形状となっている。一方、カートリッジ70には、図4(b)に示すように、第1被ガイド部104と第2被ガイド部105が設けられている。第1ガイド部102を装着方向手前側にカートリッジ70の第1被ガイド部104に係合させた後、第2ガイド部103を第2被ガイド部105に係合させる。そして、挿入方向Fの向きにカートリッジ70を第1ガイド部102と第2ガイド部103とに沿って移動させ、本体100への挿入を行う。これにより、本体100内の装着位置Dにカートリッジ70が装着される。
以下では、本発明の特徴部分について、第1〜第4実施例を用いて説明を行う。以下、特定の本体100を本体100a,100A,100d,100e等と示す。また、各本体100a,100A,100d,100e等に対応する各カートリッジをカートリッジ70a,70A,70d,70e等と示す。
<第1実施例>
本発明の第1実施例の形態について図5から図13を用いて説明する。
最初に、第1本体100aと、第1本体100aに対して動作する第1カートリッジ70aの構成を説明する。
図5として、図4(a)で示した第1本体100aの開口101近傍に第1カートリッジ70aを挿入する様子を示した図を示す。第1本体100aは、第1カートリッジ70aの挿入をガイドする第1及び第2ガイド部102,103(図4参照)と、移動可能とされた第1可動部材110aと、第1可動部材110aを第1位置へ付勢する付勢バネ111と、が設けられている。第1本体100aは、第1及び第2ガイド部102,103に沿って第1カートリッジ70aは挿入されることにより、第1可動部材110aにより誤装着を阻止した後、装着位置D(図4(b)参照)に第1カートリッジ70aを配置可能としている。なお本実施例では、第1可動部材110aが付勢バネ111により第1本体100aの下方に付勢され、第1位置に位置しており、第1可動部材110aが第1本体100aの上方に移動可能とした構成とされている。つまり、第1可動部材110aは付勢バネ111により移動方向の上流側に付勢され、移動方向の下流側へ移動可能とされている。なお、本明細書では、移動方向とは、可動部材110の移動方向Gを、また挿入方向とは、カートリッジが挿入される挿入方向Fを示すものとする。
第1可動部材110aは、第1凹部123と第2凹部124を有する。第1凹部123は第1当接部120と第2当接部121から構成され、第2凹部124は第2当接部121と第1進入阻止部122から構成される。そして第1可動部材110aは、第1当接部120、第2当接部121、及び第1進入阻止部122の相対的な位置関係を変えず、移動可能な構成とされている。なお、本実施例では、第1当接部120、第2当接部121、及び第1進入阻止部122の配列方向と移動方向が一致するように構成している。
図1に示すように、第1凹部123内、つまり第1当接部120の移動方向の上流側には、挿入方向から順に第1傾斜部123a、及び第1平面部123b、第2傾斜部123c、第1凹平面部123d、第1規制部123eが設けられている。具体的には、第1傾斜部123aは、挿入方向下流側に向かって移動方向上流側に傾くように形成されている。また第1平面部123bは、第1傾斜部123aにつながり、挿入方向に略平行となるように形成されている。第2傾斜部123cは、挿入方向下流側に向かって移動方向上流側に傾くように形成されている。そして、挿入方向に略平行な第1凹平面部123dに続き、第1規制部123eは、挿入方向と直交、つまり移動方向に略平行となるように形成とされている。
同様に、第2凹部124内、つまり第2当接部121の移動方向上流側の面には、挿入方向から順に第2平面部124a、及び第3傾斜部124b、第3平面部124cが設けられている。具体的には、第2平面部124aと第3平面部124cは、挿入方向に略平行となるように形成されている。また第3傾斜部124bは、挿入方向下流側に向かって移動方向下流側に傾くように形成されている。さらに、図5に示すように、第1本体100aには、第1可動部材110aに連動するストッパー部材112と第1可動部材110aとストッパー部材112を連結する連結部材が設けられている。
図6に示すように、第1カートリッジ70aには、第1凸部80aと第2凸部81aが挿入方向と交差する方向に凸となるように設けられている。本実施例では、第1凸部80aと第2凸部81aは、挿入方向及び移動方向で特定される面における断面が円とされている。第1凸部80aは挿入方向の下流側に、そして第2凸部81aは第1凸部80aに対して挿入方向の上流側に配置されている。
そして、図7(c)に示した通り、移動方向において、第1凹部123の内部の幅は第1凸部80aの幅より大きく形成されている。また、同様に移動方向において、第2凹部124の内部の幅は第2凸部81aの幅より大きく形成されている。第1及び第2凸部80a,81aは、第1凸部80aが第1傾斜部123aの移動方向の上流側端部へ移動した時に第2凸部81aが第2凹部124に進入可能とされる。すなわち、挿入方向において、第1凸部80aと第2凸部81aの距離は、第1可動部材110aを第1凸部80aが第1傾斜部123aと当接する第1位置から第2凸部81aが第2凹部124と係合可能となる第2位置までの第1距離Pより長くされている。言い換えると、挿入方向において、第2位置に至るまでの第1傾斜部123aの第1凸部80aと接する部分の長さは、第1凸部80aと第2凸部81aの距離より短くされている。さらには、挿入方向において、第1凸部80aと第2凸部81aの距離は、この第1凸部80aが第1傾斜部123aに接触する第1距離Pに第1平面部123bの長さを加えた第2距離Lより短くされている。
(第1本体への動作する第1カートリッジの装着)
次に、第1本体100aに対して動作する第1カートリッジ70aを挿入方向Fに挿入して第1本体100aに装着する途中の第1及び第2凸部80a,81aと、第1可動部材110aと、の関係について説明する。ここで、図7(a)〜(f)中左側が画像形成装置の手前側、右側が画像形成装置の奥側を示している。
図7(a)に示すように、まず第1及び第2ガイド部102,103(図4参照)に沿って第1カートリッジ70aが挿入されると、第1位置に位置する第1可動部材110aに設けられた第1凹部123に第1凸部80aが係合する。そして、さらに第1カートリッジ70aが挿入されると、図7(b)に示すように、第1凸部80aが第1凹部123の入口に設けられた第1当接部120の第1傾斜部123aに当接する。これにより、第1凸部80aを介して第1カートリッジ70aから第1可動部材110aは力を受け、付勢バネ111によって下方へ付勢されていた第1可動部材110aは上方(移動方向G)へと移動する。
さらに第1カートリッジ70aが挿入されると、図7(c)に示すように、第1凸部80aは第1凹部123の第1平面部123bと当接する。これにより、第1可動部材110aに設けられた第2凹部124と第2凸部81aとが係合可能な第2位置に第1可動部材110aが移動する。なお、第1平面部123bを設けることにより、第2凹部124と第2凸部81aとが係合可能な第2位置に第1可動部材110aを長く留まらせることができる。それによって、第1カートリッジ70a及び第1本体100aを構成する部材が熱により膨張・収縮した場合であっても、第2凸部81aが第2凹部124に係合可能とすることができる。そして、第2凹部124に第2凸部81aが係合すると、第1カートリッジ70aが挿入されている間、図7(d)に示すように、第2凸部81aは第1可動部材110aの第2平面部124aを支持する。これにより、第1カートリッジ70aは上方に保持された状態で第1カートリッジ70aは挿入されていく。
さらに第1カートリッジ70aが挿入され、図7(e)に示すように、第2凸部81aが第3傾斜部124bの位置へ移動すると、第1カートリッジ70aの挿入に伴って第1可動部材110aは下方である第2移動方向(矢印H)に移動する。より具体的には第1進入阻止部122に対向する第2当接部121の面を第2凸部81aで支持されることで、付勢バネ111の復元力により下方へ付勢された第1可動部材110aは第1カートリッジ70aの挿入に従い、下方へ移動する。図7(f)は第1カートリッジ70aが第1本体100aに完全に挿入された状態を示している。以上により、第1本体100aへ第1本体100aに対して動作する第1カートリッジ70aを装着位置D(図4(b)参照)まで挿入することができる。
(第1本体から動作する第1カートリッジの取り出し)
次に、第1カートリッジ70aを取り出し方向Rに引き出して第1本体100aから取り出す際の、第1及び第2凸部80a,81aと、第1可動部材110aと、の関係について図8(a)〜(f)を用いて説明する。図8(a)は、図7(f)と同様に第1カートリッジ70aが第1本体100aに完全に挿入された状態を示している。
まず、第1カートリッジ70aが挿入方向Fと反対の取り出し方向Rに引き出されると、図8(b)に示すように、第2凸部81aは第1可動部材110aに設けられた第2凹部124と係合し、第2凹部124の第2当接部121に当接する。つまり、第2凸部81aは第2当接部121の第3傾斜部124bに当接する。これにより、第1カートリッジ70aが引き出されると、第2凸部81aを介して第1カートリッジ70aから第1可動部材110aは力を受け、付勢バネ111によって下方へ付勢されていた第1可動部材110aは上方(移動方向G)へと移動する。
さらに第1カートリッジ70aが引き出されると、図8(c)に示すように、第2凸部81aと第2当接部121の第2平面部124aが当接し、第1可動部材110aが第2位置に移動する。そして、さらに第1カートリッジ70aが引き出されている間、第2凸部81aは第1可動部材110aの第2平面部124aを支持する。これにより、第1可動部材110aは上方に保持された状態で第1カートリッジ70aは取り出されていく。
さらに第1カートリッジ70aが引き出されると、図8(d)に示すように、第1凸部80aと第1凹部123の第1当接部120の移動方向の下流側の面が当接した後、第2凸部81aと第2凹部124の係合は解除される。そして、さらに第1カートリッジ70aが引き出され、図8(e)に示すように、第1傾斜部123aの位置まで第1凸部80aが移動すると、第1カートリッジ70aの引き出しに伴って第1可動部材110aは下方である第2移動方向(矢印H)に移動する。より具体的には第2当接部121に対向する第1当接部120の面を第1凸部80aで支持されることで、付勢バネ111の復元力により下方へ付勢された第1可動部材110aは第1カートリッジ70aの引き出しに従い、下方へ移動する。そして、図8(f)は第1及び第2凸部80a,81aと、第1可動部材110aの第1及び第2凹部123,124の係合が解除され、第1可動部材110aが第1位置に位置する状態を示している。以上により、第1本体100aから第1本体100aの第1カートリッジ70aを取り出すことができる。
(第1本体への動作しないカートリッジの挿入)
次に、前述した第1本体100aに第1カートリッジ70aと異なる第1本体100aに対して動作しないカートリッジ70b,70cが挿入された場合について、図9及び10を用いて説明を行う。
以下では、挿入方向において、第1傾斜部123aが凸部80bに接触し、第1可動部材110aを第1位置から第2凸部81aが第2凹部124と係合可能となる第2位置に移動させる距離を第1距離Pとする。はじめに、この第1距離Pに第1平面部123bの長さを加えた第2距離Lより凸部80bと凸部81bの距離を長くしたカートリッジ70bを例に挙げる。第1本体100aにカートリッジ70bを挿入方向Fへ挿入する際の凸部80b,81bと第1可動部材110aとの関係について図9(a)〜(c)を用いて説明する。
図9(a)に示すように、まずカートリッジ70bが挿入されると、凸部80bと第1可動部材110aに設けられた第1凹部123とが係合する。そして、さらにカートリッジ70bが挿入されると、図9(b)に示すように、第1凹部123の入口に設けられた第1当接部120の第1傾斜部123aに凸部80bが当接する。これにより、凸部80bを介してカートリッジ70bから第1可動部材110aは力を受け、付勢バネ111によって下方へ付勢されていた第1可動部材110aは上方(移動方向G)へと移動する。そして、図9(c)に示すように、さらにカートリッジ70bが挿入され、凸部80bが第2傾斜部123cの位置へ移動すると、カートリッジ70bの挿入に伴って第1可動部材110aは下方である第2移動方向(矢印H)に移動する。より具体的には第1可動部材110aの第2傾斜部123cを凸部80bで支持されることで、付勢バネ111の復元力により下方に付勢された第1可動部材110aはカートリッジ70bの挿入に従い、下方へ移動する。そして、カートリッジ70bが挿入され、凸部80bが第1凹平面部123dの位置に移動した状態とすると、凸部81bは第2当接部121の挿入方向上流の端面に当接し、第1可動部材110aの第2凹部124に凸部81bは係合しない。この結果、第1本体100aにカートリッジ70bが誤挿入されるのを防止することができる。
次に、挿入方向において、第1距離Pより凸部80cと凸部81cの距離を短くしたカートリッジ70cを例に挙げる。第1本体100aにカートリッジ70cを挿入方向Fへ挿入する際の凸部80c,81cと第1可動部材110aとの関係について図10(a)及び(b)を用いて説明する。
図10(a)に示すように、まずカートリッジ70cが移動されると、凸部80cと第2可動部材110Aに設けられた第1凹部123とが係合する。そして、さらにカートリッジ70cが挿入されると、図10(b)に示すように、第1凹部123の入口に設けられた第1当接部120の第1傾斜部123aに凸部80cが当接する。これにより、凸部80cを介してカートリッジ70cから第1可動部材110aは力を受け、付勢バネ111によって下方へ付勢されていた第1可動部材110aは上方(移動方向G)へと移動する。しかしながら、第1可動部材110aがカートリッジ70cの挿入に従い、上方へ移動している間に凸部81cが第2当接部121の挿入方向上流の端面に当接し、第1可動部材110aの第2凹部124に凸部81cは係合しない。この結果、第1本体100aにカートリッジ70cが誤挿入されるのを防止することができる。
また、図示しないが、移動方向において、カートリッジ70に設けられた第1凸部80の幅が第1凹部123の入り口よりも大きくなっている場合、第1凸部80は第1凹部123と係合することができない。同様に、移動方向において、カートリッジ70に設けられた第2凸部81が第2凹部124の入り口よりも大きくなっている場合、第2凸部81は第2凹部124と係合することができない。したがって、第1及び第2凸部80,81の大きさによっても第1本体100にカートリッジ70が誤挿入されるのを防止することができる。
(まとめ)
以上により、第1本体100aに対して動作しないカートリッジ70は、第1及び第2凸部80a,81aの大きさと配置が第1及び第2凹部123,124に対応しておらず、装着位置に挿入することができない。このため、第1本体100aに対して動作しないカートリッジ70b,70cが間違って装着位置に装着されるのを未然に防止することが可能となる。
なお、第1本体100aには、図1に示すように第1凹部123の第1当接部120に第1規制部123eを有する。これにより、例えば第1凸部80aが破損等により失われた第2カートリッジ70Aが挿入された場合においては、第1規制部123eと第1凸部80aが当接することとなる。したがって、画像形成装置に対して動作するカートリッジと認識されない限り、第1規制部123eはカートリッジの挿入を阻止するため、第1本体100に対して動作しないカートリッジの誤挿入をより十全に防止することが可能となる。
(ストッパー部材について)
また、本体100には、ストッパー部材112を設けてもよい。以下では、ストッパー部材112について、図11(a)及び(b)を用いて説明する。
図11(a)に示すように、第1カートリッジ70aが挿入されていない状態では、第1本体100aにおいて挿入方向Fと交差する方向に延び、第1ガイド部102内に突出した位置にストッパー部材112は配されている。一方、図11(b)に示すように、第2カートリッジ70Aが挿入され、カートリッジに設けられた第1及び2の凸部80a,81aによって第2可動部材110Aが上方(移動方向G)に移動した状態では、ストッパー部材112は矢印B方向に退避する。より具体的には、ストッパー部材112と第1可動部材110aとが図示しないカムによって連結されることにより、第1ガイド部102の内から外にストッパー部材112は移動する。これにより、第1カートリッジ70aが挿入可能となる。
したがって、例えば第1本体100aに対して動作しないカートリッジ70b,70cや、第1凸部80a又は第2凸部81aの少なくとも一方が破損等により失われた場合、第1可動部材110aやストッパー部材112を移動させることができない。このため、画像形成装置に対して動作するカートリッジと認識されない限り、カートリッジはストッパー部材112に当接し、装着位置D(図4(b)参照)まで進入することができない。つまり、本体100に対して動作しないカートリッジの誤挿入をより十全に防止することが可能となる。
(第1本体に装着可能な第2カートリッジについて)
しかしながら一方で、ユーザーの用途に応じた現像材の量が異なるカートリッジや、第1本体100aの機能や性能を改良した後継機に対応したカートリッジなど、第1本体100aに対して複数種類のカートリッジを装着可能にしたいというニーズがある。そこで、第1本体100aに装着可能な第2カートリッジ70Aについて説明する。
図12に示すように、第2カートリッジ70Aは、第1凸部80aと形状の異なる第3凸部80Aに加えて第4凸部81Aを有する。具体的には本実施例では、挿入方向及び移動方向で特定される面において、第1凸部80aの断面は円となるように構成され、第3凸部80Aの断面は第1凸部80aと移動方向の下流側端部における接線を共通にする直径の異なる円とされている。第1カートリッジ70a同様、第2カートリッジ70Aには、第3凸部80Aと第4凸部81Aが挿入方向と交差する方向に凸となるように設けられている。第3凸部80Aはカートリッジ挿入方向の下流側に、そして第4凸部81Aは第3凸部80Aに対してカートリッジ挿入方向の上流側に配置されている。また第3凸部80Aは、図13(b)に示すとおり、第1凹部123に進入可能な形状とされる。さらに第3及び第4凸部80A,81Aは、図13(c)に示すとおり、第3凸部80Aが第1傾斜部123aの移動方向の上流側端部へ移動した時に第4凸部81Aは第2凹部124と係合可能とされる。すなわち、挿入方向において、第3凸部80Aと第4凸部81Aの距離は、第3凸部80Aが第1傾斜部123aと接触する第1距離Pよりも長く、第1距離Pに第1平面部123bの長さを加えた第2距離Lよりも短くとされている(図1参照)。
(第1本体への第2カートリッジの装着)
次に、第2カートリッジ70Aを挿入方向Fに挿入して第1本体100aに装着する途中の、第3及び第4凸部80A,81Aと、第1可動部材110aと、の関係について図13(a)〜(f)を用いて説明する。ここで、図中左側が画像形成装置の手前側、右側が画像形成装置の奥側を示している。
図13(a)に示すように、まず第2カートリッジ70Aが挿入されると、第3凸部80Aと第1可動部材110aに設けられた第1凹部123とが係合する。そして、さらに第2カートリッジ70Aが挿入されると、図13(b)に示すように、第3凸部80Aが第1凹部123の入口に設けられた第1当接部120の第1傾斜部123aに当接する。これにより、第3凸部80Aを介して第2カートリッジ70Aから第1可動部材110aは力を受け、付勢バネ111によって下方へ付勢されていた第1可動部材110aは上方(移動方向G)へと移動する。
さらに第2カートリッジ70Aが挿入されると、図13(c)に示すように、第3凸部80Aが、第1凹部123の第1平面部123bと当接する。これにより、第1可動部材110aに設けられた第2凹部124と第4凸部81Aとが係合可能な第2位置に第1可動部材110aが移動する。なお、第1平面部123bを設けることにより、第2凹部124と第4凸部81Aとが係合可能な第2位置に第1可動部材110aを長く留まらせることができる。それによって、第2カートリッジ70A及び第1本体100aを構成する部材が熱により膨張・収縮した場合であっても、第4凸部81Aが第2凹部124に係合可能とすることができる。
そして、第2凹部124に第4凸部81Aが係合すると、第2カートリッジ70Aが挿入されている間、図13(d)に示すように、第4凸部81Aは第1可動部材110aの第2平面部124aを支持する。これにより、第1可動部材110aは上方に保持された状態で第2カートリッジ70Aは挿入されていく。
さらに第2カートリッジ70Aが挿入され、図13(e)に示すように、第4凸部81Aが第3傾斜部124bの位置へ移動すると、第2カートリッジ70Aの挿入に伴って第1可動部材110aは下方である第2移動方向(矢印H)に移動する。より具体的には、第2当接部121に対向する第1当接部120の面を第3凸部80Aで支持することで、付勢バネ111の復元力により下方へ付勢された第1可動部材110aは第2カートリッジ70Aの挿入に従い、下方へ移動する。図13(f)は第2カートリッジ70Aが完全に第1本体100aに挿入された状態を示している。以上により、第1本体100aへ第2カートリッジ70Aを挿入することができる。
(第1本体から第2カートリッジの取り外し)
次に、第2カートリッジ70Aを取り出し方向Rに引き出して第1本体100aから取り出す際の、第3及び第4凸部80A,81Aと、第1可動部材110aと、の関係について図14(a)〜(f)を用いて説明する。図14(a)は、図13(f)と同様に第2カートリッジ70Aが第1本体100aに完全に挿入された状態を示している。
まず、第2カートリッジ70Aが引き出されると、図14(b)に示すように第4凸部81Aは、第1可動部材110aに設けられた第2凹部124と係合し、第2凹部124の第2当接部121に当接する。つまり、第4凸部81Aは第2当接部121の第3傾斜部124bに当接する。これにより、第4凸部81Aを介して第2カートリッジ70Aから第1可動部材110aは力を受け、付勢バネ111によって下方へ付勢されていた第1可動部材110aは上方(移動方向G)へと移動する。さらに第2カートリッジ70Aが引き出されると、図14(c)に示すように、第4凸部81Aと第2当接部121の第2平面部124aが当接し、第1可動部材110aが第2位置に移動する。そして、さらに第2カートリッジ70Aが引き出されている間、第4凸部81Aは第1可動部材110aを支持する。これにより、第1可動部材110aは上方に保持された状態で第2カートリッジ70Aは取り出されていく。
さらに第2カートリッジ70Aが引き出されると、図14(d)に示すように、第1凸部80と第1凹部123が当接し、係合した後、第4凸部81Aと第2凹部124の係合は解除される。そして、さらに第2カートリッジ70Aが引き出され、図14(e)に示すように、第1傾斜部123aの位置まで第1凸部80が移動すると、第2カートリッジ70Aの引き出しに伴って第1可動部材110aは下方である第2移動方向(矢印H)に移動する。より具体的には、第2当接部121に対向する第1当接部120の面が第1凸部80Aで支持されることで、付勢バネ111の復元力により下方へ付勢された第1可動部材110aは第2カートリッジ70Aの引き出しに従い、下方へ移動する。
そして、図14(f)は第1及び第2凸部80A,81Aと、第1可動部材110aの第1及び第2凹部123,124の係合が解除され、第1可動部材110aが第1位置に位置する状態を示している。以上により、第1本体100aから第2カートリッジ70Aを取り出すことができる。
(効果)
以上のように、第1本体100aに第1凹部123と第2凹部124を有する第1可動部材110aを有する構成とする。これにより、第1本体100aに対して動作しないカートリッジの誤装着を防止しつつ、第1本体100aに対して動作する複数種類のカートリッジを装着可能とした構成を小スペースで実現した画像形成システムを提供できる。より具体的には、挿入方向において、第1凸部80と第2凸部81の距離を第1距離Pより長くする。さらには第1凸部80と第2凸部81の距離は、第1距離Pより長く、第1距離Pに第1平面部123bの長さを加えた第2距離Lより短くする。また、傾斜部123aに対して、第1カートリッジ70aの第1凸部80aと第2凸部81aと同様の関係となる凸部を備えた、例えば第2凸部80Aと第4凸部81Aを備えた第2カートリッジ70Aを用いる構成とした。これにより、第1本体100aに対して動作する複数種類のカートリッジ70を挿入可能としつつ、画像形成装置の本体に適合しないカートリッジの誤装着の防止を可能とした構成を小スペースで実現する。さらには、二つの凸部を視認可能な識別子として用いることができ、第1本体100aに対して動作する装着可能なカートリッジの種類を容易に識別することができる。
<実施例2>
本実施例は、実施例1を発展させた別の構成である。本実施例では、第1本体100aの機能や性能を改良した後継機に対応したカートリッジを第1本体100aに装着可能とする。さらに一方で、後継機に機能や性能が低い第1本体100aに対応した第1カートリッジ70aを装着できなくする。つまり、本実施例は第1本体100aに対応しない後継機のカートリッジの装着を阻止しつつ、後継機に対応したカートリッジを第1本体100aと後継機で装着可能とした構成である。以下では、第1本体100aと、第1本体100aに対して動作する第1カートリッジ70aと、第1本体100aの後継機にあたる第2本体100Aと、第2本体100Aに対して動作する第2カートリッジ70Aと、を用いた構成を説明する。第1本体100aと、第1本体100aに対して機能する第1カートリッジ70aと、第2カートリッジ70Aと、は実施例1で説明した構成と同様であるため省略する。以下では、第1本体100aと第2本体100Aの差異点、及び第2本体100Aと第1カートリッジ70a及び第2カートリッジ70Aとの関係を中心に説明する。本発明の第2実施例の形態について図15から図17を用いて説明する。
本実施例は、第1実施例に示したように第2本体100Aに対して動作する第2カートリッジ70Aを第1本体100aに装着可能とする。その一方、第1本体100aに対して動作する第1カートリッジ70aを第2本体100Aに装着できない構成としたものである。図15を用いて第1本体100aと第2カートリッジ70Aの構成について説明を行う。
第2本体100Aは、実施例1の第1本体100aと同様の構成を有する。図5同様、第2本体100Aには、第2カートリッジ70Aの挿入をガイドする第1及び第2ガイド(不図示)と、移動可能に設けられた第2可動部材110Aと、第2可動部材110Aを第1位置へ付勢する付勢バネ(不図示)と、が設けられている。なお、本実施例も、第2可動部材110Aが付勢バネにより第2本体100Aの下方に付勢され、第1位置に位置しており、第2可動部材110Aが第2本体100Aの上方に移動可能とした構成とされている。
図15に示すように、第2可動部材110Aは、第3凹部223と第4凹部224を有する。第3凹部223は第3当接部220と第4当接部221から構成され、第4凹部224は第4当接部221と第2進入阻止部222から構成される。そして第2可動部材110Aは、第3当接部220、第4当接部221、及び第2進入阻止部222の相対的な位置関係を変えず、第3当接部220、第4当接部221、及び第2進入阻止部222の配列方向に移動可能な構成として形成されている。
第3凹部223内、つまり第3当接部220の移動方向の上流側には、挿入方向から順に第4傾斜部223a、及び第4平面部223b、第5傾斜部223c、第2凹平面部223d、第2規制部223eが設けられている。具体的には、第4傾斜部223aは、挿入方向下流側に向かって移動方向上流側に傾くように形成されている。また第4平面部223bは、第4傾斜部223aにつながり、挿入方向に略平行となるように形成されている。第5傾斜部223cは、挿入方向下流側に向かって移動方向下流側に傾くように形成されている。そして、挿入方向に略平行な第2凹平面部223dに続き、第2規制部223eは、挿入方向と直交、つまり移動方向に略平行となるように形成とされている。同様に、第4凹部224内、つまり第4当接部221の移動方向上流側の面には、挿入方向から順に第5平面部224a、及び第6傾斜部224b、第6平面部224cが設けられている。具体的には、第5平面部224aと第6平面部224cは、挿入方向に略平行となるように形成されている。また第6傾斜部224bは、挿入方向下流側に向かって移動方向下流側に傾くように形成されている。
そして、図16(b)に示すように、第3当接部220と第4当接部221とから形成された第3凹部223内の配列方向における幅は、第3凸部80Aより大きく形成され、第3凸部80Aが第3凹部223に進入可能となるように形成されている。また同様に、第4当接部221と第2進入阻止部222とから形成された第4凹部224内の配列方向における幅は、図16(c)に示すとおり、第4凸部81Aより大きく形成され、第4凹部224は第4凸部81Aと係合可能となるように形成されている。つまり、配列方向において、第2本体100Aの第3凹部223内の幅は、第1本体100aの第1凹部123内の幅と異なる。より具体的には、配列方向において、第2当接部121に比べ、第4当接部221は厚く形成されている。すなわち、第1可動部材110aに比べ、移動方向における第2可動部材110Aの第3当接部220と第4当接部221の間隔が小さくされている。なお、第2本体100Aに設けられた第4当接部221の移動方向の下流側の面の位置、大きさは、第1本体100aの第2当接部121の移動方向の下流側の面の位置と同様となるように設けられている。
(第2本体への第2カートリッジの装着)
次に、第2カートリッジ70Aを挿入方向Fに挿入して第2本体100Aに装着する途中の、第2カートリッジ70Aに設けられた第3及び第4凸部80A,81Aと第2本体100Aに設けられた第2可動部材110Aとの関係について説明する。図7で示した実施例1と同様、図16(a)〜(f)に示すように第2本体100Aには、第2可動部材110Aが設けられる。第3及び第4凹部223,224に第3及び第4部80A,81Aがそれぞれ係合し、第2カートリッジ70Aの挿入に従い、第2可動部材110Aは第1位置から第2位置に移動する。このように第2カートリッジ70Aは第2本体100Aの装着位置D(図4(b)参照)に挿入可能とされている。
さらに、第2カートリッジ70Aを取り出し方向Rに引き出して第2本体100Aから取り出すときの、第2可動部材110A、第3凸部80A及び第4凸部81Aと、第3凹部223及び第4凹部224と、の関係について説明する。実施例1の図8と同様、第2本体100Aに設けられた第2可動部材110Aは、第3及び第4凹部223,224に第3及び第4凹部80A,81Aが係合し、第2カートリッジ70Aの引き出しに従い、第1位置から第2位置に移動する。このように第2カートリッジ70Aは第2本体100Aの装着位置D(図4(b)参照)から引き出され、取り出し可能とされている。したがって、第2本体100Aに第2カートリッジ70Aを着脱可能とされている。
(第2本体への第カートリッジの装着)
次に、第カートリッジ70を挿入方向Fに挿入して第2本体100Aに装着する途中の、第2本体100Aに設けられた第2可動部材110Aと、第カートリッジ70に設けられた第凸部80と、の関係について、図17を用いて説明する。
図17(a)に示すように、まず挿入方向Fに第カートリッジ70が移動すると、第凸部80と第2可動部材110Aに設けられた第3凹部223とが係合する。そして、さらに第カートリッジ70が挿入されると、図17(b)に示すように、第凸部80が第3凹部223の入口に設けられた斜面223aに当接する。より具体的には、第凸部80は第2可動部材110Aの第3当接部220に当接する。これにより、第カートリッジ70から第2可動部材110Aは力を受け、付勢バネ(不図示)によって下方へ付勢されていた第2可動部材110Aは上方(移動方向G)へと移動する。しかし、第カートリッジ70に設けられた第凸部80は、移動方向において、第2本体100Aに設けられた第2可動部材110Aの第3凹部223の入り口よりも大きい。このため、第1カートリッジ70が挿入されると、第凸部80は第3凹部223に引っ掛かってしまう。このため、第本体100に第カートリッジ70を挿入することはできない。
(効果)
以上のように、実施例1と同様、本体に対して動作しないカートリッジの装着を防止しつつ、第1本体100aに第1カートリッジ70aの他、第2カートリッジ70Aを着脱可能とする。一方で、第2本体100Aに第2カートリッジ70A以外の第1カートリッジ70aを装着できない構成を可能とする。したがって、本体へのカートリッジの誤装着を防止しつつ、後継機に対応するカートリッジを装着可能とし、従来機に対応するカートリッジを後継機に装着できなくした構成を小スペースで実現した画像形成システムを提供できる。さらには、二つの凸部を視認可能な識別子として用いることができ、本体に対して動作する装着可能なカートリッジの種類を容易に識別することができる。
<実施例3>
本実施例は、実施例1と同様の効果を得ることが可能な別の構成である。以下では、第3本体100dと、第3本体100dに対応し、動作する第3カートリッジ70dと、第3本体100dに対して動作する第3カートリッジ70dとを用いた構成を説明する。
実施例3に係る第3本体100d及び第3カートリッジ70d、第3カートリッジ70dの全体的な概略構成は実施例1で説明した構成と同様であるため省略する。以下では、第3本体100dと第1本体100aの差異点、第3カートリッジ70dと第2カートリッジ70Aの差異点、及び第3本体100dと第3カートリッジ70d、第3カートリッジ70dとの関係を中心に説明する。本発明の第3実施例の形態について図18から図23を用いて説明する。
本実施例は、実施例1では第3凸部80Aが挿入方向及び移動方向で特定される面における断面が円である例について説明したが、その他、楕円、曲面状に面取りした長方形や多角形などの非円形としたものである。以下では、第3本体100dと、第3本体100dに対応し、動作する第3カートリッジ70dと、を用いた構成を説明する。
第3本体100dには、図4及び5同様、第3カートリッジ70dの挿入をガイドする第1及び第2ガイド部(不図示)と、移動可能に設けられた第3可動部材110dと、第3可動部材110dを第1位置へ付勢する付勢バネ(不図示)と、が設けられている。なお本実施例も、第3可動部材110dが付勢バネにより第3本体100dの下方に付勢され、第1位置に位置しており、第3可動部材110dが第3本体100dの上方に移動可能とした構成とされている。
図18に示すように、第3可動部材110dは第5凹部323と第6凹部324を有する。第5凹部323は第5当接部320と第6当接部321から構成され、第6凹部324は第6当接部321と第3進入阻止部322から構成される。そして、第5当接部320と第6当接部321から第5凹部323は形成され、第6当接部321と第3進入阻止部322から第6凹部324は形成されている。
そして、第5凹部323内、つまり第5当接部320の移動方向の上流側には、挿入方向から順に第7傾斜部323a、及び第7平面部323b、第8傾斜部323c、第3凹平面部323d、第3規制部323eが設けられている。具体的には、第7傾斜部323aは、挿入方向下流側に向かって移動方向上流側に傾くように形成されている。また第7平面部323bは、第7傾斜部323aにつながり、挿入方向に略平行となるように形成されている。第8傾斜部323cは、挿入方向下流側に向かって移動方向下流側に傾くように形成されている。そして、挿入方向に略平行な第3凹平面部323dに続き、第3規制部323eは、挿入方向と直交、つまり移動方向に略平行となるように形成とされている。
また第5凹部323は、移動方向において、第7傾斜部323aの挿入方向の下流側端部での移動方向における第5凹部323内の幅Wに比べ、第7傾斜部323aの垂線方向における第5凹部323内の幅Tが広くなるように構成されている。
そして、第6凹部324内、つまり第6当接部321の移動方向の上流側には、挿入方向から順に第8平面部324a、及び第9傾斜部324b、第9平面部324cが設けられている。具体的には、第平面部324aと第9平面部324cは、挿入方向に略平行となるように形成されている。また第傾斜部324bは、挿入方向下流側に向かって移動方向上流側に傾くように形成されている。
図19に示すように、第3カートリッジ70dには、第5凸部80dと第6凸部81dが挿入方向と交差する方向で凸となるように設けられている。本実施例では、挿入方向及び移動方向で特定される面における、第5凸部80dの断面は移動方向に短辺、挿入方向に長辺が延びる面取りされた長方形とされ、第6凸部81dの断面は円とされている。この他、挿入方向及び移動方向で特定される面における断面は、第5凸部80dや第6凸部81dの断面形状は、その他、楕円、曲面状に面取りした長方形や多角形などの非円形とすることができる。第5凸部80dは挿入方向の下流側に、そして第6凸部81dは第5凸部80dに対して挿入方向の上流側に配置されている。
そして、第3本体100dと動作する第3カートリッジ70dは、移動方向において、第5凹部323の幅は第凸部80dの幅より大きく形成されている。また同様に移動方向において、第6凹部324の幅は第6凸部81dの幅より大きく形成されている。第5凸及び第6凸部80d,81dは、第5凸部80dが第7傾斜部323aの移動方向の上流側端部へ移動した時に第6凸部81dが第6凹部324と係合可能とされる。すなわち、挿入方向において、第5凸部80dと第6凸部81dの距離は、第1距離Pより長く、第1距離Pに第7平面部323bの長さを加えた第2距離Lより短くされている(図18参照)。
(第3本体に第3カートリッジを着脱する構成)
次に、第3カートリッジ70dを挿入方向Fに挿入して第3本体100dに装着する途中の、第5及び第6凸部80d,81dと第5及び第6凹部323,324との関係について説明する。
実施例1と同様、第3カートリッジ70dは、図示しない第1及び第2ガイド部に沿って第3本体100dに挿入される。そして、図20(a)〜(f)に示すように第3可動部材110dは、第5及び第6凹部323,324に第5及び第6凸部80d,81dが係合し、第3カートリッジ70dの挿入に従い、第1位置から第2位置に移動する。このように第3カートリッジ70dは第3本体100dの装着位置D(図4(b)参照)に挿入可能とされている。
さらに、第3カートリッジ70dを取り出し方向Rに引き出して第3本体100dから取り出すときの、第5及び第6凸部80d,81dと第5及び第6凹部323,324との関係について説明する。実施例1の図8と同様、図21(a)〜(f)に示すように第3可動部材110dは、第5及び第6凹部323,324に第5及び第6凸部80d,81dが係合し、第3カートリッジ70dの引き出しに従い、第1位置から第2位置に移動する。このように第3カートリッジ70dは第3本体100dの装着位置D(図4(b)参照)から引き出され、取り出し可能とされている。したがって、第3本体100dに第3カートリッジ70dを着脱可能とされている。
(第3本体に装着可能な第4カートリッジについて)
次に第3本体100dに装着可能な第4カートリッジ70Dについて説明した後、第4カートリッジ70Dに設けられた第7及び第8凸部80D,81Dと第3本体100dに設けられた第5及び第6凹部323,324との関係について説明する。
第4カートリッジ70Dは、第5凸部80dと形状の異なる第7凸部80Dに加えて第8凸部81Dを有する。具体的には、第5凸部80dは挿入方向及び移動方向で定まる面における断面形状が非円形とされる。そして、第7凸部80Dは、第5凸部80dに比べ、移動方向の長さが略同じで、且つ挿入方向の長さが短い断面形状とされる。第7凸部80Dと第8凸部81Dは、挿入方向と交差する方向に第4カートリッジ70Dに対して凸となるように設けられている。第7凸部80Dはカートリッジ挿入方向の上流側に、そして第8凸部81Dは第7凸部80Dに対してカートリッジ挿入方向の下流側に配置されている。また第7凸部80Dは、第5凹部323に進入可能な形状とされる。より具体的には、第7凸部80Dは、移動方向における第5凹部323の内部の幅W等しく、第7傾斜部323aの垂線方向における第5凹部323の内部の幅T以下となるように形成されている(図18参照)。
さらに第7及び第8凸部80D,81Dは、図示しない第1及び第2ガイド部に沿って第4カートリッジ70Dが挿入され、第7凸部80Dが第7傾斜部323aの移動方向の上流側端部へ移動した時に第8凸部81Dが第6凹部324と係合可能とされる。すなわち、挿入方向において、第7凸部80Dと第8凸部81Dの距離は、第7傾斜部323aが第3可動部材110dを第1位置から第2位置に移動させる第1距離Pより長く、第1距離Pに第7平面部323bの長さを加えた第2距離Lより短くされている。
本実施例では、第4本体100D及び第4カートリッジ70Dとして、図4ないし図6で示した第1実施例の第1本体100a及びカートリッジ70aを用いた場合について説明を行う。第1本体100aは、第1傾斜部123aの挿入方向の下流側端部での移動方向における第1凹部123の内部の幅Wと、第1傾斜部123aの垂線方向における第1凹部123の内部の幅Tを等しくした形状である。つまり、第1本体100aは、第4本体100Dとして、第7傾斜部323aの垂線方向における第5凹部323の内部の幅Tを最も小さくした場合に対応する。
(第4本体に第4カートリッジを着脱する構成)
次に、カートリッジ70aを挿入方向Fに挿入して第4本体100に装着する途中の、第1及び第2凸部80a,81aと第5及び第6凹部323,324との関係について図22(a)〜(f)を用いて説明する。実施例1の図7と同様、図22(a)〜(c)に示すように第5及び第6凹部323,324に第1及び第2凸部80a,81aが係合し、カートリッジ70aの挿入に従い、可動部材110dは第1位置から第2位置に移動する。図21(b)同様、図22(b)に示すように第1凸部80aは第当接部320に当接し、第7傾斜部323aにより第1位置から第2位置に移動するものの、第5凸部80dに比べて第1凸部80aの方が第6当接部321との距離が大きい点で異なる。つまり、第7傾斜部323aの挿入方向移動側端部、すなわち第7平面部323bにおける移動方向の幅により一定のカートリッジ70が第4本体100の装着位置D(図4(b)参照)に挿入されるのを許容するように構成されている。
さらに、カートリッジ70aを取り出し方向Rに引き出して第4本体100から取り出すときの、第1及び第2凸部80a,81aと第5及び第6凹部323,324との関係について説明する。実施例1の図8と同様、第3可動部材110dの第5及び第6凹部323,324に第1及び第2凸部80a,81aが係合し、カートリッジ70aの引き出しに従い、第1位置から第2位置に移動する。このようにカートリッジ70aは第4本体100の装着位置D(図4(b)参照)から引き出され、取り出し可能とされている。したがって、第4本体100にカートリッジ70aを着脱可能とされている。
(第4本体に対して動作しない第3カートリッジの挿入)
一方で、第4本体100Dに動作しない第3カートリッジ70dが挿入された場合には、実施例1同様、誤装着を防止でき、さらに第4カートリッジ70Dに対応する第4本体100Dに、第3カートリッジ70dの装着を防止できる。第4本体100Dとして第1本体100aを用いた場合を例にとり、第3カートリッジ70dの挿入が防止される構成について、図23を用いて説明する。図23(a)に示すように、まず第3カートリッジ70dが移動されると、第5凸部80dと第1可動部材110aに設けられた第1凹部123とが係合する。
そして、さらに第3カートリッジ70dが挿入されると、図23(b)に示すように、第1凹部123の入口に設けられた第1当接部120の第1傾斜部123aに第5凸部80dが当接する。これにより、第5凸部80dを介して第3カートリッジ70dから第1可動部材110aは力を受け、付勢バネ111によって下方へ付勢されていた第1可動部材110aは上方(移動方向G)へと移動する。しかしながら、第1可動部材110aが第3カートリッジ70dの挿入に従い、上方へ移動している間に第6凸部81dが第2当接部121の挿入方向上流の端面に当接し、第1可動部材110aの第2凹部124に第6凸部81dは係合しない。この結果、第1本体100aに第3カートリッジ70dが誤挿入されるのを防止することができる。
(効果)
以上のように、第3本体100dに対して動作しないカートリッジの誤装着を防止しつつ、複数種類のカートリッジを装着可能とする構成を小スペースで実現した画像形成システムを提供できる。さらには、第1凸部と第2凸部を視認可能な識別子として用いることができ、本体に対して動作する装着可能なカートリッジの種類を容易に識別することができる。
<実施例4>
本実施例は、実施例1と同様の効果を得ることが可能な別の構成である。第5本体100eと、第5本体100eに対応し、動作する第5カートリッジ70eと、第5本体100eに対して動作する第6カートリッジ70Eとを用いた構成を説明する。
実施例4に係る第5本体100e及び第5カートリッジ70e、第6カートリッジ70Eの全体的な概略構成は実施例1で説明した構成と同様であるため省略する。以下では、第5本体100eと第1本体100aの差異点、第5カートリッジ70eとカートリッジ70aの差異点、及び第5本体100eと第5カートリッジ70e、第6カートリッジ70Eとの関係を中心に説明する。本発明の第4実施例の形態について図24から図26を用いて説明する。
本実施例は、実施例1で第1本体100aに設けられていた可動部材110aを第5カートリッジ70eに設けた構成としたものである。以下では、第5本体100eと、第5本体100eに対応し、動作する第5カートリッジ70eと、を用いた構成を説明する。
図24(a)に示すように、第5本体100eには、カートリッジ70eの挿入をガイドする第1ガイド部402及び第2ガイド部(不図示)と、第9及び第10凸部80e,81eと係合する第7及び第8凹部423,424が設けられている。第7凹部423は第7当接部420と第8当接部421から構成され、第8凹部424は第8当接部421と第4進入阻止部422から構成される。そして、第7当接部420と第8当接部421から第凹部423は形成され、第当接部421と第4進入阻止部422から第8凹部424は形成されている。
第7凹部423内、つまり第当接部420の移動方向の上流側の面は、図24(b)に示すように、挿入方向から順に第10傾斜部423a、及び第10平面部423b、第11傾斜部423c、第4凹平面部423d、第4規制部423eが設けられている。具体的には、第10傾斜部423aは、挿入方向下流側に向かって移動方向上流側に傾くように形成されている。また第10平面部423bは、第10傾斜部423aにつながり、挿入方向に略平行となるように形成されている。第11傾斜部423cは、挿入方向下流側に向かって移動方向下流側に傾くように形成されている。そして、挿入方向に略平行な第4凹平面部423dに続き、第4規制部423eは、挿入方向と直交、つまり移動方向に略平行となるように形成とされている。
同様に、第8凹部424内、つまり第当接部421の移動方向の上流側の面には、挿入方向から順に第11平面部424a、及び第12傾斜部424b、第12平面部424cが設けられている。具体的には、第11平面部424aと第12平面部424cは、挿入方向に略平行となるように形成されている。また第3傾斜部424bは、挿入方向下流側に向かって移動方向下流側に傾くように形成されている。なお、第1許容部である第8凹部424は、必ずしも凹部である必要はなく、少なくとも第7凹部423の移動方向の下流側に第10凸部81eと係合可能な構成であればよい。
そして、図25に示すように、第5カートリッジ70eには、移動可能に設けられた第4可動部材110eと、第4可動部材110eを所定の位置へ付勢する付勢バネ411と、が設けられている。なお、本実施例では、第4可動部材110eが付勢バネ411により第5本体100eの上方に付勢され、第1位置に位置しており、第4可動部材110eが第5本体100eの下方に移動可能とした構成とされている。そして第4可動部材110eには、第凸部80eと第10凸部81eが挿入方向と交差する方向で凸となるように設けられている。第凸部80eはカートリッジ挿入方向の下流側に、そして第10凸部81eは第凸部80eに対してカートリッジ挿入方向の上流側に配置されている。
本実施例では、挿入方向及び移動方向で特定される面における第凸部80eと第10凸部81eの断面は、円とされている。この他、挿入方向及び移動方向で特定される面における第凸部80eの断面は、移動方向に比べて挿入方向が長ければよく、楕円、曲面状に面取りした長方形や多角形などの非円形とすることができる。また、挿入方向及び移動方向で特定される面における第10凸部81eの断面は、円、楕円や多角形など、様々な形状とすることができる。
そして、第5本体100eと第5カートリッジ70eは、移動方向において、第7凹部423の幅は第凸部80eの幅より大きく形成されている。また、同様に移動方向において、第8凹部424の幅は第10凸部81eの幅より大きく形成されている。これにより、第凸部80eと第10凸部81eは、第凸部80eが第1傾斜部423aの移動方向の下流側端部へ移動した時に第10凸部81eが第8凹部424と係合可能とされる。つまり、挿入方向において、第凸部80eと第10凸部81eの距離は、第10傾斜部423aが第4可動部材110eを第1位置から第2位置に移動させる第1距離Pより長く、第1距離Pに第10平面部423bの長さを加えた第2距離Lより短くされている。
(第5本体に装着可能な第5カートリッジについて)
次に、第5カートリッジ70eを挿入方向Fに挿入して第5本体100eに装着する途中の、第7及び第8凸部80e,81eと第7及び第8凹部423,424との関係について説明する。実施例1と同様、第5カートリッジ70eは、第1ガイド部402(図24(a)参照)及び図示しない第2ガイド部に沿って第5本体100eに挿入される。そして、図26(a)〜(f)に示すように第4可動部材110eは、第7及び第8凹部423,424に第7及び第8凸部80e,81eが係合し、第5カートリッジ70eの挿入に従い、第1位置から第2位置に移動する。このように第5カートリッジ70eは第5本体100eの装着位置に挿入可能とされている。
さらに、第5カートリッジ70eを取り出し方向Rに引き出して第5本体100eから取り出すときの、第7及び第8凸部80e,81eと第7及び第8凹部423,424との関係について説明する。実施例1の図8と同様、第4可動部材110eは、第7及び第8凹部423,424に第7及び第8凸部80e,81eが係合し、第5カートリッジ70eの引き出しに従い、第1位置から第2位置に移動する。このように第5カートリッジ70eは第5本体100eの装着位置から引き出され、取り出し可能とされている。したがって、第5本体100eに第5カートリッジ70eを着脱可能とされている。
(第5本体に装着可能な第6カートリッジについて)
次に第5本体100eに装着可能な第6カートリッジ70Eについて説明した後、第11及び第12凸部80E,81Eと第7及び第8凹部423,424との関係について説明する(不図示)。
第6カートリッジ70Eは、第7凸部80eと形状の異なる第11凸部80Eに加えて第12凸部81Eを有する。具体的には本実施例では実施例1同様、挿入方向及び移動方向で特定される面において、第11凸部80Eの断面は、第7凸部80eと移動方向の下流側端部における接線を共通に有する直径の異なる円とされている。また、第11凸部80Eと第12凸部81Eは、挿入方向と交差する方向に凸となるように第6カートリッジ70Eに設けられている。第11凸部80Eはカートリッジ挿入方向の上流側に、そして第12凸部81Eは第11凸部80Eに対してカートリッジ挿入方向の下流側に配置されている。また第11凸部80Eは、第7凹部423に進入可能な形状とされる。
さらに第6カートリッジ70Eは、第11凸部80Eが第10傾斜部423aの移動方向の下流側端部へ移動した時に第12凸部81Eが第8凹部424と係合可能とされる。すなわち、挿入方向において、第11凸部80Eと第12凸部81Eの距離は、第10傾斜部423aが第4可動部材110eを第1位置から第2位置に移動させる第1距離Pより長くされている。一方で、第11凸部80Eと第12凸部81Eの距離は、第1距離Pに第10平面部423bの長さを加えた第2距離Lより短くされている(図24(b)参照)。
次に、第6カートリッジ70Eを挿入方向Fに挿入して第5本体100eに装着する途中の、第11及び第12凸部80E,81Eと第7及び第8凹部423,424との関係について説明する。実施例1と同様、第6カートリッジ70Eは、第1ガイド部402(図24(a)参照)及び図示しない第2ガイド部に沿って挿入される。そして、第4可動部材110eは、第7及び第8凹部423,424に第11及び第12凸部80E,81Eが係合し、第6カートリッジ70Eの挿入に従い、第1位置から第2位置に移動する。このように第6カートリッジ70Eは第5本体100eの装着位置に挿入可能とされている。
さらに、カートリッジ70Eを取り出し方向Rに引き出して第5本体100eから取り出すときの、第9及び第10凸部80E,81Eと第7及び第8凹部423,424との関係について説明する。実施例1の図8と同様、第7及び第8凹部423,424に第4可動部材110eの第9及び第10凸部80E,81Eが係合し、第6カートリッジ70Eの引き出しに従い、第1位置から第2位置に移動する。このように第6カートリッジ70Eは第5本体100eの装着位置から引き出され、取り出し可能とされている。したがって、第5本体100eに第6カートリッジ70Eを着脱可能とされている。
一方で、第5本体100eに動作しないカートリッジが挿入された場合には、第7及び第8凹部423,424を凸部が通過できず、誤装着が防止できる。この点については、実施例1と同様のため、説明を省略する。
(効果)
以上のように、可動部材110をカートリッジ70に設けても、第5本体100eに対して動作しないカートリッジの誤装着を防止しつつ、動作する複数種類のカートリッジを装着可能とする構成を小スペースで実現した画像形成システムを提供できる。さらには、二つの凸部を視認可能な識別子として用いることができ、本体に対して動作する装着可能なカートリッジの種類を容易に識別することができる。
なお、実施例2同様、第11凹部と第12凹部を第6可動部材が設けられ、動作可能とする第6カートリッジ70Eを装着可能とする一方、動作しない第5カートリッジ70eの挿入を防止する第6本体100Eを用いてもよい。この場合、第9凹部の内部の配列方向における幅は、第5可動部材110eに比べ、移動方向における第6可動部材110Eの第9凹部の内部の幅より小さく、第12凸部80Eが第8凹部424に進入可能とすればよい。加えて、第10凹部内の移動方向の上流側に、挿入方向から順に第13傾斜部、及び第13平面部、第14傾斜部、第6凹平面部、第6規制部を設けことにより所定のカートリッジ以外の装着の防止を十全に図ことができる。
(他の実施例)
なお、上記各実施例は、配置が可能な範囲において、実施例1で前述したカートリッジに設けられた第1及び第2凸部80,81と第1及び第2凹部123,124の移動方向及び挿入方向を異なる配置にしてもよい。例えば、図27に示すようにカートリッジ70に設けられた第1凸部80と第2凸部81の移動方向の配置を逆にしてもよい。この場合にあっては、図28に示すように可動部材110に設けられた第1及びと第2凹部123,124の形状も移動方向の配置を逆にすることにより、同様の効果を持つ数種類の構成を作り出すことができる。
また、上記各実施例では、可動部材110の付勢手段として付勢バネを用いたが、これに限らない。例えば、可動部材110の付勢手段として付勢バネの他、ゴム等の弾性体からなる付勢部材を用いることもできる。さらには実施例1と同様に可動部材110の移動方向の下流側に重力が作用する場合にあっては、付勢バネ等を設けなくてもよい。この場合、重力により可動部材110を移動方向の上流側へ付勢することで、カートリッジに設けられた第1及び第2凸部80,81と第1及び第2凹部123,124が当接し、同様の効果を持つ構成とすることができる。
さらには、可動部材110に設けた第2凹部124は、第2当接部121を設ける構成とすれば進入阻止部を設けない構成としてもよい。この場合、侵入阻止部を設けた場合に比べ第1傾斜部123aを長くすることで第2凹部124と第2凸部81とが係合可能な第2位置に幅を持たせることができ、製造による大きさ・形状の精度誤差に対する一定の幅を持たせることができる。このため、第1平面部123bを設けない構成としてもよい。
70,70Y,70M,70C,70Bk,70a,70A,70b,70c,70d,70e カートリッジ
80,80A,80b,80c,80d,80e,80E 凸部
81,81A,81b,81c,80d,81e,81E 凸部
100,100a,100A,100b,100c,100d,100e 画像形成装置
111,411 付勢バネ
112 ストッパー部材
123,223,323,423 凹部
124,224,323,423 凹部
120,220,320,420 第1当接部
121,221,321,421 第2当接部
122,222,322,422 進入阻止部
102,402 第1ガイド部
103 第2ガイド部
104 第1被ガイド部
105,305,405 第2被ガイド部

Claims (54)

  1. 第1凸部と第2凸部を有する第1カートリッジと、前記第1凸部と形状の異なる第3凸部に加えて第4凸部を有する第2カートリッジと、が装着位置に挿入可能な画像形成装置の本体であって、
    第1凹部を有する移動可能な可動部材を有し、
    前記可動部材は、
    前記画像形成装置の本体に前記第1カートリッジを装着する途中において、前記第1凸部が前記第1凹部に進入可能な第1位置から、前記第1凸部が前記第1凹部を前記第1カートリッジの挿入方向の下流側へ移動することにより第2位置に移動し、前記可動部材が前記第1位置から前記第2位置へ向かう移動方向において、前記第2凸部が前記第1凹部の上流側を通過して前記第1カートリッジが前記画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容し、
    前記画像形成装置の本体に前記第2カートリッジを装着する途中において、前記第1位置で前記第3凸部が前記第1凹部に進入可能とし、前記第3凸部が前記第1凹部を進入することにより前記第2位置で前記第1凹部の前記移動方向の上流側を前記第4凸部が通過して前記第2カートリッジが前記画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容する構成であって、
    前記可動部材を前記第2位置から前記第1位置に向かう方向に付勢する付勢部材を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記移動方向において前記第1凹部内の下流側に第1傾斜部を有し、
    前記第1傾斜部は、前記第1凸部及び前記第3凸部が当接して前記可動部材を前記第1位置から前記第2位置へ移動させる力を受ける構成とした
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第1凹部は、前記挿入方向において前記第1傾斜部の下流側端部での前記移動方向における前記第1凹部内の幅に比べ、前記第1傾斜部での垂線方向における前記第1凹部内の幅が広い
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  4. 請求項2又は3に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第1凸部及び前記第3凸部が接する第1傾斜部は、前記第1凸部と前記第2凸部、及び前記第3凸部と前記第4凸部の距離よりも短い
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第1凹部は、前記挿入方向において前記第1傾斜部の下流側につながる前記挿入方向に略平行な第1平面部を有し、
    前記挿入方向における前記第1凸部及び前記第3凸部が接する前記第1傾斜部に前記第1平面部の距離を加えた距離は、前記第1凸部と前記第2凸部、及び前記第3凸部と前記第4凸部の前記挿入方向における距離よりも長い
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  6. 請求項2ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第1凹部は、前記第1凹部内の前記移動方向の下流側の面に、前記挿入方向の上流側から順に、前記第1傾斜部と、前記挿入方向の下流側に向かって前記移動方向の下流側に傾いた第2傾斜部と、前記画像形成装置の本体に対して動作しないカートリッジを前記装着位置に進入することを阻止する第1規制部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記可動部材は、前記画像形成装置の本体から前記第1カートリッジを取り出す途中において、前記第2凸部が前記第1カートリッジの前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第1位置から前記第2位置に移動し、前記第1凸部が前記第1凹部を進入して前記画像形成装置の本体から前記第1カートリッジの取り出しを許容し、
    前記画像形成装置の本体から前記第2カートリッジを取り出す途中において、前記第4凸部が前記第2カートリッジの前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第1位置から前記第2位置に移動し、前記第3凸部が前記第1凹部を進入して前記画像形成装置の本体から前記第2カートリッジの取り出しを許容する構成である
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記可動部材は、前記第2凸部及び前記第4凸部が進入可能な第2凹部を有する
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  9. 請求項1ないのいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第1カートリッジ及び前記第2のカートリッジが前記可動部材に進入する前から前記画像形成装置の本体の前記装着位置に至るまで、前記第1カートリッジ及び前記第2のカートリッジを前記挿入方向にガイドするガイド部を有する
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  10. 第1凸部と第2凸部を有する第1カートリッジと、
    前記第1凸部と形状の異なる第3凸部に加えて第4凸部を有する第2カートリッジと、前記第1カートリッジと前記第2カートリッジが装着位置に挿入可能な第1画像形成装置の本体と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記第1画像形成装置の本体は、第1凹部を有する移動可能な第1可動部材を有し、
    前記第1可動部材は、
    前記第1画像形成装置の本体に前記第1カートリッジを装着する途中においては、前記第1凸部が前記第1凹部に進入可能な第1位置から、前記第1凸部が前記第1凹部を前記第1カートリッジの挿入方向の下流側へ移動することにより第2位置に移動し、前記第1位置から前記第2位置へ向かう移動方向において前記第2凸部が前記第1凹部の上流側を通過して前記第1カートリッジが前記第1画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容し、
    前記第1画像形成装置の本体に前記第2カートリッジを装着する途中において、前記第1位置で前記第3凸部が前記第1凹部に進入可能とし、前記第3凸部が前記第1凹部を進入することにより前記第2位置で前記第1凹部の移動方向の上流側を前記第4凸部が通過して前記第2カートリッジが前記第1画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容する構成であることを特徴とする画像形成システム。
  11. 請求項10に記載の画像形成システムであって、
    前記移動方向において前記第1凹部内の下流側に第1傾斜部を有し、
    前記第1傾斜部は、前記第1凸部及び前記第3凸部が当接して前記第1可動部材を前記第1位置から前記第2位置へ移動させる力を受ける構成とした
    ことを特徴とする画像形成システム。
  12. 請求項11に記載の画像形成システムであって、
    前記第1凹部は、前記挿入方向において前記第1傾斜部の下流側端部での前記移動方向における前記第1凹部内の幅に比べ、前記第1傾斜部での垂線方向における前記第1凹部内の幅が広い
    ことを特徴とする画像形成システム。
  13. 請求項11又は12に記載の画像形成システムであって、
    前記挿入方向において、前記第1傾斜部の前記第1凸部と接する部分の長さは、前記第1凸部と前記第2凸部の距離より短く、前記第1傾斜部の前記第3凸部と接する部分の長さは、前記第3凸部と前記第4凸部の距離よりも短い
    ことを特徴とする画像形成システム。
  14. 請求項13に記載の画像形成システムであって、
    前記第1凹部は、前記挿入方向において前記第1傾斜部の下流側につながる前記挿入方向に略平行な第1平面部を有し、
    前記挿入方向における前記第1凸部及び前記第3凸部が接する前記第1傾斜部に前記第1平面部の距離を加えた距離は、前記第1凸部と前記第2凸部、及び前記第3凸部と前記第4凸部の前記挿入方向における距離よりも長い
    であることを特徴とする画像形成システム。
  15. 請求項11ないし14のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第1凹部は、前記第1凹部内の前記移動方向の下流側の面に、前記挿入方向の上流側から順に、前記第1傾斜部と、前記挿入方向の下流側に向かって前記移動方向の下流側に傾いた第2傾斜部と、前記第1画像形成装置の本体に対して動作しないカートリッジを前記装着位置に進入することを阻止する第1規制部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  16. 請求項11ないし15のいずれか1項に記載の画像形成装置システムであって、前記第1可動部材は、付勢部材により前記移動方向の上流側に付勢される
    ことを特徴とする画像形成システム。
  17. 請求項11ないし15のいずれか1項に記載の画像形成装置システムであって、前記第1可動部材は、重力により前記移動方向の上流側に付勢される
    ことを特徴とする画像形成システム。
  18. 請求項10ないし17のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第1可動部材は、前記第1画像形成装置の本体から前記第1カートリッジを取り出す途中において、前記第2凸部が前記第1カートリッジの前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第1位置から前記第2位置に移動し、前記第1凸部が前記第1凹部を進入して前記第1画像形成装置の本体から前記第1カートリッジの取り出しを許容し、
    前記第1画像形成装置の本体から前記第2カートリッジを取り出す途中において、前記第4凸部が前記第2カートリッジの前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第1位置から前記第2位置に移動し、前記第3凸部が前記第1凹部を進入して前記第1画像形成装置の本体から前記第2カートリッジの取り出しを許容する構成である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  19. 請求項10ないし18のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第1可動部材は、前記第2凸部及び前記第4凸部が進入可能な第2凹部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  20. 請求項10ないし19のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第1画像形成装置の本体は、前記第1カートリッジ及び前記第2のカートリッジが前記第1可動部材に進入する前から前記第1画像形成装置の本体の前記装着位置に至るまで、前記第1カートリッジ及び前記第2のカートリッジを前記挿入方向にガイドするガイド部を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  21. 請求項10ないし20のいずれか1項に記載した画像形成システムであって、
    移動可能な第2可動部材が設けられた第2画像形成装置の本体と、
    を有し、
    前記第2可動部材は、第3凹部を備え、
    前記第2画像形成装置の本体に前記第2カートリッジを装着する途中においては、前記第3凸部が前記第3凹部に進入可能な第3位置から、前記第3凸部が前記第3凹部を進入することにより第4位置に移動し、前記第3位置から前記第4位置へ向かう前記移動方向において前記第4凸部が前記第2可動部材の上流側を通過して前記第2カートリッジが前記第2画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容し、
    前記第2画像形成装置の本体に前記第1カートリッジを装着する途中において、前記第3凹部は前記第1凸部が前記挿入方向において移動することを阻止する構成である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  22. 請求項21に記載した画像形成システムであって、
    前記第2カートリッジは、前記第1凸部に比べ大きさの小さい前記第3凸部に加えて前記第4凸部を有し、
    前記第3凹部は、前記第1凹部に比べてその内部において、前記挿入方向と直交する方向の長さが短く、前記第2カートリッジの前記第3凸部が内部に当接し、
    前記第2可動部材は、前記第2画像形成装置の本体に前記第1カートリッジを装着する途中において、前記第3位置で前記第1凸部が前記第3凹部に進入することを阻止する構成である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  23. 請求項21又は22に記載の画像形成システムであって、
    前記第3凹部は、前記第3凹部内の前記移動方向の下流側の面に、前記挿入方向の上流側から順に、前記第3凸部が当接して前記第2可動部材を前記第3位置から前記第4位置へ移動させる力を受ける構成とした第4傾斜部と、前記挿入方向の下流側に向かって前記移動方向の下流側に傾いた第5傾斜部と、前記第2画像形成装置の本体に対して動作しないカートリッジを前記装着位置に進入することを阻止する第2規制部と
    ことを特徴とする画像形成システム。
  24. 請求項10ないし23のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第2凸部と前記第4凸部は、前記挿入方向及び前記移動方向で定まる面における断面形状が円であり、その直径は前記第1凸部に比べて前記第3凸部の方が小さい
    ことを特徴とする画像形成システム。
  25. 請求項10ないし23のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記挿入方向及び前記移動方向で定まる面において、前記第4凸部の断面形状は、前記第2凸部に比べ、前記移動方向の長さが略同じで、且つ前記挿入方向の長さが短い非円形である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  26. 第9凸部と第10凸部を有し第3位置と第4位置の間を移動可能であって前記第4位置から前記第3位置へ向かう方向に付勢された第5可動部材を含む第5カートリッジと、前記第9凸部と形状の異なる第11凸部に加えて第12凸部を有し第5位置と第6位置の間を移動可能であって前記第6位置から前記第5位置へ向かう方向に付勢された第6可動部材を含む第6カートリッジと、が装着位置に挿入可能な画像形成装置の本体であって、
    第7凹部と、第1許容部と、を有し、
    前記第7凹部は、
    前記画像形成装置の本体に前記第5カートリッジを装着する途中においては、前記第5可動部材を前記第9凸部が進入可能な前記第3位置から、前記第9凸部が前記第7凹部をカートリッジの挿入方向の下流側の移動方向へ移動することにより前記第4位置に移動させ、
    前記移動方向において、前記第7凹部の下流側に設けられた前記第1許容部を前記第10凸部が通過して、前記第5カートリッジが前記画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容し、
    前記画像形成装置の本体に前記第6カートリッジを装着する途中においては、前記第6可動部材を前記第11凸部が進入可能な前記第5位置から、前記第11凸部が前記第7凹部をカートリッジの前記挿入方向の下流側の前記移動方向へ移動することにより前記第6位置に移動させ、前記移動方向において、前記第7凹部の下流側に設けられた前記第1許容部を前記第12凸部が通過して前記第6カートリッジが前記画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容する構成である
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  27. 請求項26に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第7凹部内の前記移動方向の下流側は、第10傾斜部を有し、
    前記第10傾斜部は、前記第9凸部が当接して前記第5可動部材を、さらに前記第11凸部が当接して前記第6可動部材を、前記第3位置から前記第4位置へ移動させる力を受ける構成とした
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  28. 請求項27に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第7凹部は、前記挿入方向において前記第10傾斜部の下流側端部での前記移動方向における前記第7凹部内の幅に比べ、前記第10傾斜部での垂線方向における前記第7凹部内の幅が広い
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  29. 請求項27又は28に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第5カートリッジ及び前記第6カートリッジが前記第9凸部及び前記第11凸部と接する第10傾斜部は、前記第9凸部と前記第10凸部、及び前記第11凸部と前記第12凸部の距離よりも短い
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  30. 請求項29に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第7凹部は、前記挿入方向において前記第10傾斜部の下流側につながる前記挿入方向に略平行な第10平面部を有し、
    前記挿入方向における前記第9凸部及び前記第11凸部が接する前記第10傾斜部に前記第10平面部の距離を加えた距離は、前記第9凸部と前記第10凸部、及び前記第11凸部と前記第12凸部の前記挿入方向における距離よりも長い
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  31. 請求項27ないし30のいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第7凹部は、前記第7凹部内の前記移動方向の下流側の面に、前記挿入方向の上流側から順に、前記第10傾斜部と、前記挿入方向の下流側に向かって前記移動方向の下流側に傾いた第11傾斜部と、前記画像形成装置の本体に対して動作しないカートリッジを前記装着位置に進入することを阻止する第4規制部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  32. 請求項26ないし31のいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第1許容部は、前記画像形成装置の本体から前記第5カートリッジを取り出す途中において、前記第10凸部を前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第5可動部材を前記第3位置から前記第4位置に移動させ、前記第9凸部が前記第7凹部に進入して前記画像形成装置の本体から前記第5カートリッジの取り出しを許容し、
    前記画像形成装置の本体から前記第6カートリッジを取り出す途中において、前記第12凸部が前記第6カートリッジの前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第6可動部材を前記第5位置から前記第6位置に移動させ、前記第11凸部が前記第7凹部に進入して前記画像形成装置の本体から前記第6カートリッジの取り出しを許容する構成であることを特徴とする画像形成装置の本体。
  33. 請求項26ないし32のいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第10凸部及び前記第12凸部が進入可能な前記第1許容部となる第8凹部を有する
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  34. 請求項26ないし33のいずれか1項に記載の画像形成装置の本体であって、
    前記第9凸部及び前記第11凸部が前記第7凹部に進入する前から前記画像形成装置の本体の前記装着位置に至るまで、前記第5のカートリッジ及び前記第6のカートリッジを前記挿入方向にガイドするガイド部を有する
    ことを特徴とする画像形成装置の本体。
  35. 第9凸部と、第10凸部と、を有する移動可能な第5可動部材を含む第5カートリッジと、
    前記第9凸部と形状の異なる第11凸部と、第12凸部と、を有する移動可能な第6可動部材を含む第6カートリッジと、
    第7凹部と第1許容部を有し、前記第5カートリッジと前記第6カートリッジが装着位置に挿入可能な第5画像形成装置の本体と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記第7凹部は、
    前記第5画像形成装置の本体に前記第5カートリッジを装着する途中においては、前記第5可動部材を前記第9凸部が前記第7凹部に進入可能な第3位置から、前記第9凸部が前記第7凹部をカートリッジの前記挿入方向の下流側の移動方向へ移動することにより第4位置に移動させ、前記移動方向において、前記第7凹部の下流側に設けられた前記第1許容部を前記第10凸部が通過して、前記第5カートリッジが前記第5画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容し、
    前記第5画像形成装置の本体に前記第6カートリッジを装着する途中においては、前記第6可動部材を前記第11凸部が進入可能な第5位置から、前記第11凸部が前記第7凹部をカートリッジの前記挿入方向の下流側の前記移動方向へ移動することにより第6位置に移動させ、前記移動方向において前記第7凹部の下流側に設けられた前記第1許容部を前記第12凸部が通過して前記第6カートリッジが前記第5画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容する構成である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  36. 請求項35に記載の画像形成システムであって、
    前記第7凹部内の前記移動方向の下流側の面は、第10傾斜部を有し、
    前記第10傾斜部は、前記第9凸部及び前記第11凸部に当接して力を受ける構成とし、前記第5可動部材及び前記第6可動部材を前記移動方向に移動可能とした
    ことを特徴とする画像形成システム。
  37. 請求項36に記載の画像形成システムであって、
    前記第7凹部は、前記第10傾斜部の前記挿入方向の下流側端部での前記移動方向における前記第7凹部内の幅に比べ、前記第10傾斜部での垂線方向における前記第7凹部内の幅が広い
    ことを特徴とする画像形成システム。
  38. 請求項36又は37に記載の画像形成システムであって、
    前記第9凸部及び前記第11凸部が接する前記第10傾斜部は、前記第9凸部と前記第10凸部、及び前記第11凸部と前記第12凸部の前記挿入方向における距離よりも短いことを特徴とする画像形成システム。
  39. 請求項38に記載の画像形成システムであって、
    前記第7凹部は、前記挿入方向において前記第10傾斜部の下流側につながる前記挿入方向に略平行な第10平面部を有し、
    前記挿入方向における前記第9凸部及び前記第11凸部が接する前記第10傾斜部に前記第10平面部の距離を加えた距離は、前記第9凸部と前記第10凸部、及び前記第11凸部と前記第12凸部の前記挿入方向における距離よりも長い
    ことを特徴とする画像形成システム。
  40. 請求項36ないし39のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第7凹部は、前記第7凹部内の前記移動方向の下流側の面に、前記挿入方向の上流側から順に、前記第10傾斜部と、前記挿入方向の下流側に向かって前記移動方向の下流側に傾いた第11傾斜部と、前記第5画像形成装置の本体に対して動作しないカートリッジを前記装着位置に進入することを阻止する第4規制部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  41. 請求項36ないし40のいずれか1項に記載の画像形成装置システムであって、前記第5可動部材及び前記第6可動部材は、付勢部材により前記移動方向の上流側に付勢される
    ことを特徴とする画像形成システム。
  42. 請求項36ないし40のいずれか1項に記載の画像形成装置システムであって、前記第5可動部材及び前記第6可動部材は、重力により前記移動方向の上流側に付勢される
    ことを特徴とする画像形成システム。
  43. 請求項35ないし42のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第1許容部は、前記第5画像形成装置の本体から前記第5カートリッジを取り出す途中において、前記第10凸部を前記第5カートリッジの前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第5可動部材を前記第3位置から前記第4位置に移動させ、前記第9凸部が前記第7凹部に進入して前記第5画像形成装置の本体から前記第5カートリッジの取り出しを許容し、
    前記第5画像形成装置の本体から前記第6カートリッジを取り出す途中において、前記第12凸部が前記第6カートリッジの前記挿入方向の上流側へ移動することにより前記第6可動部材を前記第5位置から前記第6位置に移動させ、前記第11凸部が前記第7凹部に進入して前記第5画像形成装置の本体から前記第6カートリッジの取り出しを許容する構成である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  44. 請求項35ないし43のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第10凸部及び前記第12凸部が進入可能な前記第1許容部となる第8凹部を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  45. 請求項35ないし42のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第5画像形成装置の本体は、前記第9凸部及び前記第11凸部が前記第7凹部に進入する前から前記第5画像形成装置の本体の前記装着位置に至るまで、前記第5のカートリッジ及び前記第6のカートリッジを前記挿入方向にガイドするガイド部を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  46. 請求項35ないし45のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    第9凹部と第2許容部を有する第6画像形成装置の本体と、
    を有し、
    前記第9凹部は、
    前記第6画像形成装置の本体に前記第6カートリッジを装着する途中においては、前記第6可動部材を前記第11凸部が前記第9凹部に進入可能な前記第3位置から、前記第11凸部が前記第9凹部を前記第5カートリッジの前記挿入方向の下流側へ移動することにより前記第4位置に移動させ、前記移動方向において前記第9凹部の下流側に設けられた前記第2許容部を前記第12凸部が通過して、前記第6カートリッジが前記第6画像形成装置の本体の前記装着位置へ移動することを許容し、
    前記第6画像形成装置の本体に前記第5カートリッジを装着する途中においては、前記第9凹部は前記第9凸部が前記挿入方向において移動することを阻止する構成であることを特徴とする画像形成システム。
  47. 請求項46に記載した画像形成システムであって、
    前記第11凸部は、前記第9凸部に比べ大きさが小さく、
    前記第9凹部は、その内部において、前記第7凹部に比べて前記挿入方向と直交する方向の長さが短く、前記第6カートリッジの前記第11凸部の進入を許容する構成であるとともに、前記第6画像形成装置の本体に前記第5カートリッジを装着する途中において、前記第3位置で前記第9凸部の進入を阻止する構成である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  48. 請求項46又は47に記載の画像形成システムであって、
    前記第9凹部は、前記第9凹部内の前記移動方向の下流側の面に、前記挿入方向の上流側から順に、前記第9凸部が当接して前記第5可動部材を前記第3の位置から前記第4位置へ移動させる構成とした第13傾斜部と、前記挿入方向の下流側に向かって前記移動方向の下流側に傾いた第14傾斜部と、前記第6画像形成装置の本体に対して動作しないカートリッジを前記装着位置に進入することを阻止する第5規制部と
    ことを特徴とする画像形成システム。
  49. 請求項46ないし48のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記第9凸部と前記第11凸は、前記挿入方向及び前記移動方向で定まる面における断面形状が円であり、その直径は前記第9凸部に比べて前記第11凸部の方が小さい
    ことを特徴とする画像形成システム。
  50. 請求項46ないし49のいずれか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記挿入方向及び前記移動方向で定まる面において、前記第11凸部の断面形状は、前記第9凸部に比べ、前記移動方向の長さが略同じで、且つ前記挿入方向の長さが短い非円形である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  51. 第1カートリッジと、
    第2カートリッジと、
    前記第1カートリッジ及び前記第2カートリッジが装着可能であって、記録材に画像を形成する第1の画像形成装置本体と、
    前記第1のカートリッジが装着不可能であり、前記第2のカートリッジが装着可能であって、記録材に画像を形成する第2の画像形成装置本体と、
    を有する画像形成システムにおいて、
    前記第1カートリッジは、第1凸部と、前記第1カートリッジの装着方向において前記第1凸部よりも上流側で且つ前記装着方向と交差する方向において前記第1凸部と異なる位置にある第2凸部と、を有し、
    前記第2カートリッジは、前記第1凸部と形状もしくは大きさが異なる第3凸部と、前記第2のカートリッジの装着方向において前記第3凸部よりも上流側で且つ前記交差する方向において前記第3凸部と異なる位置にある第4凸部と、を有し、
    前記第1の画像形成装置本体は、第1の位置と、前記第1の位置に対して前記交差する方向に離れた第2の位置と、の間を移動可能に構成された第1可動部材を有し、前記第1可動部材には、前記装着方向に関し、前記第1凸部及び前記第3凸部が通過して前記第1可動部材の下流側に移動できるように構成された第1の溝部と、前記第2凸部及び前記第4凸部が通過して前記第1可動部材の下流側に移動できるように構成された第2の溝部と、が設けられ、
    前記第2の画像形成装置本体は、第3の位置と、前記第3の位置に対して前記交差する方向に離れた第4の位置と、の間を移動可能に構成された第2可動部材を有し、前記第2可動部材には、前記装着方向に関し、前記第1凸部が通過できず且つ前記第3凸部が通過して前記第2可動部材の下流側に移動できるように構成された第3の溝部と、前記第4凸部が通過して前記第2可動部材の下流側に移動できるように構成された第4の溝部と、が設けられ、
    前記第1の画像形成装置本体に前記第1カートリッジを装着する途中において、前記第1可動部材は、前記第1カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第1凸部と当接して前記第1の位置から前記第2の位置に移動することで前記第1凸部の前記第1の溝部への進入を許容し、前記第1凸部によって前記第2の位置にあるように支持されている間に前記第2凸部の前記第2の溝部への進入を許容し、前記第1凸部及び前記第2凸部がそれぞれ前記第1の溝部及び前記第2の溝部を通過することを許容し、前記第1カートリッジが前記第1の画像形成装置本体に装着されることを可能とし、
    前記第1の画像形成装置本体に前記第2カートリッジを装着する途中において、前記第1可動部材は、前記第2カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第3凸部と当接して前記第1の位置から前記第2の位置に移動することで前記第3凸部の前記第1の溝部への進入を許容し、前記第3凸部によって前記第2の位置にあるように支持されている間に前記第4凸部の前記第2の溝部への進入を許容し、前記第3凸部及び前記第4凸部がそれぞれ前記第1の溝部及び前記第2の溝部を通過することを許容し、前記第2のカートリッジが前記第1の画像形成装置本体に装着されることを可能とし、
    前記第2の画像形成装置本体に前記第1カートリッジを装着する途中において、前記2可動部材は、前記第1凸部が前記第3の溝部を通過することを許容せず、前記第1カートリッジが前記第2の画像形成装置本体に装着されることを不可能とし、
    前記第2の画像形成装置本体に前記第2カートリッジを装着する途中において、前記第2可動部材は、前記第2カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第3凸部と当接して前記第3の位置から前記第4の位置に移動することで前記第3凸部の前記第3の溝部への進入を許容し、前記第3凸部によって前記第4の位置にあるように支持されている間に前記第4凸部の前記第4の溝部への進入を許容し、前記第3凸部及び前記第4凸部がそれぞれ前記第3の溝部及び前記第4の溝部を通過することを許容し、前記第2カートリッジが前記第2の画像形成装置本体に装着されることを可能とする、ことを特徴とする画像形成システム。
  52. カートリッジが装着可能である画像形成装置本体において、
    第1凸部と、前記カートリッジの装着方向において前記第1凸部よりも上流側で且つ前記装着方向と交差する方向において前記第1凸部と異なる位置にある第2凸部と、を有する第1カートリッジと、前記第1凸部と形状もしくは大きさが異なる第3凸部と、前記カートリッジの装着方向において前記第3凸部よりも上流側で且つ前記交差する方向において前記第3凸部と異なる位置にある第4凸部と、を有する第2カートリッジと、が装着可能であって、
    第1の位置と、前記第1の位置に対して前記交差する方向に離れた第2の位置と、に移動可能に構成され、前記装着方向に関し、前記第1凸部及び前記第3凸部が通過できるように構成された第1の溝部と、前記第2凸部及び前記第4凸部が通過できるように構成された第2の溝部と、が設けられた可動部材と、
    前記可動部材を前記第2の位置から前記第1の位置に向かう方向に付勢する付勢部材と、を有し、
    前記第1カートリッジを装着する途中において、前記可動部材は、前記第1カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第1凸部と当接して前記第1の位置から前記第2の位置に移動することで前記第1凸部の前記第1の溝部への進入を許容し、前記第1凸部によって前記第2の位置にあるように支持されている間に前記第2凸部の前記第2の溝部への進入を許容し、前記第1凸部及び前記第2凸部がそれぞれ前記第1の溝部及び前記第2の溝部を通過することを許容し、前記第1カートリッジが装着されるように構成され、
    前記第2カートリッジを装着する途中において、前記可動部材は、前記第2カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第3凸部と当接して前記第1の位置から前記第2の位置に移動することで前記第3凸部の前記第1の溝部への進入を許容し、前記第3凸部によって前記第2の位置にあるように支持されている間に前記第4凸部の前記第2の溝部への進入を許容し、前記第3凸部及び前記第4凸部がそれぞれ前記第1の溝部及び前記第2の溝部を通過することを許容し、前記第2のカートリッジが装着されるように構成される、ことを特徴とする画像形成装置本体。
  53. カートリッジが装着可能である画像形成装置本体において、
    第1凸部と、前記カートリッジの装着方向において前記第1凸部よりも上流側で且つ前記装着方向と交差する方向において前記第1凸部と異なる位置にある第2凸部と、を有し、感光体ドラムを備える第1カートリッジと、前記第1凸部と形状もしくは大きさが異なる第3凸部と、前記カートリッジの装着方向において前記第3凸部よりも上流側で且つ前記交差する方向において前記第3凸部と異なる位置にある第4凸部と、を有し、感光体ドラムを備える第2カートリッジと、が装着可能であって、
    第1の位置と、前記第1の位置に対して前記交差する方向に離れた第2の位置と、に移動可能に構成され、前記装着方向に関し、前記第1凸部及び前記第3凸部が通過できるように構成された第1の溝部と、前記第2凸部及び前記第4凸部が通過できるように構成された第2の溝部と、が設けられた可動部材を有し、
    前記第1カートリッジを装着する途中において、前記可動部材は、前記第1カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第1凸部と当接して前記第1の位置から前記第2の位置に移動することで前記第1凸部の前記第1の溝部への進入を許容し、前記第1凸部によって前記第2の位置にあるように支持されている間に前記第2凸部の前記第2の溝部への進入を許容し、前記第1凸部及び前記第2凸部がそれぞれ前記第1の溝部及び前記第2の溝部を通過することを許容し、前記第1カートリッジが装着されるように構成され、
    前記第2カートリッジを装着する途中において、前記可動部材は、前記第2カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第3凸部と当接して前記第1の位置から前記第2の位置に移動することで前記第3凸部の前記第1の溝部への進入を許容し、前記第3凸部によって前記第2の位置にあるように支持されている間に前記第4凸部の前記第2の溝部への進入を許容し、前記第3凸部及び前記第4凸部がそれぞれ前記第1の溝部及び前記第2の溝部を通過することを許容し、前記第2のカートリッジが装着されるように構成される、ことを特徴とする画像形成装置本体。
  54. カートリッジが装着可能である画像形成装置本体において、
    第1凸部と、前記カートリッジの装着方向において前記第1凸部よりも上流側で且つ前記装着方向と交差する方向において前記第1凸部と異なる位置にある第2凸部と、を有する第1カートリッジが装着不可能であり、前記第1凸部と形状もしくは大きさが異なる第3凸部と、前記カートリッジの装着方向において前記第3凸部よりも上流側で且つ前記交差する方向において前記第3凸部と異なる位置にある第4凸部と、を有する第2カートリッジが装着可能であって、
    第1の位置と、前記第1の位置に対して前記交差する方向に離れた第2の位置と、の間を移動可能に構成された可動部材であって、前記装着方向に関し、前記第1凸部が通過できず且つ前記第3凸部が通過して可動部材の下流側に移動できるように構成された第1の溝部と、前記第4凸部が通過して可動部材の下流側に移動できるように構成された第2の溝部と、が設けられた可動部材と、
    前記可動部材を前記第2の位置から前記第1の位置に向かう方向に付勢する付勢部材と、を有し、
    前記第1カートリッジを装着する途中において、前記可動部材は、前記第1凸部が前記第1の溝部を通過することを許容せず、前記第1カートリッジが装着されることを不可能とするように構成され、
    前記第2カートリッジを装着する途中において、前記可動部材は、前記第2カートリッジの前記装着方向への移動に伴い前記第3凸部と当接して前記第1の位置から第2の位置に移動することで前記第3凸部の前記第1の溝部への進入を許容し、前記第3凸部によって前記第2の位置にあるように支持されている間に前記第4凸部の前記第2の溝部への進入を許容し、前記第3凸部及び前記第4凸部がそれぞれ前記第1の溝部及び前記第2の溝部を通過することを許容し、前記第2カートリッジが装着されるように構成される、ことを特徴とする画像形成装置本体。
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