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JP6340724B2 - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、固体発光素子を光源とする光源ユニット、及びその光源ユニットを備える照明器具に関する。
従来の光源ユニットとして、特許文献1記載のLEDランプを例示する。このLEDランプは、LED基板、複数のLEDモジュール、人感センサユニット、センサ台座、透光カバー、放熱部材、電源部、および1対の口金を備えている。このLEDランプは、直管形の蛍光灯の代替品として用いられ、直管形の蛍光灯用の照明器具に取り付け可能に構成されている。
LED基板は、長矩形状に形成され、その一面に複数のLEDモジュールが実装されている。人感センサユニットは、円筒形のハウジングの内部に焦電素子を内蔵しており、人体から放射される赤外線(熱線)を焦電素子で検知することによって人の存在を検出するように構成される。
透光カバーは透光性を有する合成樹脂で円筒形状に形成され、LED基板、人感センサユニット、電源部などを内部に収納する。また、透光カバーの両端にそれぞれ口金が取り付けられる。
人感センサユニットは、センサ台座に支持される。センサ台座は、アクリル樹脂等の透光性材料でU字状に形成される。また、センサ台座は、LED基板の長手方向の端部を跨ぐように配置される。つまり、センサ台座は、光軸方向において、LED基板の端部に実装されている複数のLEDモジュールと重なっている。
電源部は、外部電源(商用電源)から供給される交流電力を直流電力に変換するとともに、人感センサユニットからの感知信号を受けとってから所定時間だけ、LEDモジュールを点灯させるように構成されている。
特許文献1記載のLEDランプは、上述のように人感センサユニットを透明なセンサ台座によって支持しているので、センサ台座がLEDモジュールを跨ぐ構成であっても、LEDモジュールからの光がセンサ台座によって遮られることを回避できる。
特開2013−65544号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、センサ台座がLEDモジュールの光を遮ることはないものの、センサ台座に支持されている人感センサユニットでLEDモジュールの光が遮られてしまう。このように一部のLEDモジュール(光軸方向において人感センサユニットと重なるLEDモジュール)の光が遮られてしまうと、効率の低下が避けられない。
本発明は、上記課題に鑑みて為された発明であり、従来例よりも効率の低下を抑制することを目的とする。
本発明の光源ユニットは、複数の固体発光素子を有する光源と、前記光源を支持して照明器具の器具本体に着脱自在に取り付けられる取付部材と、少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、且つ前記光源を覆うように前記取付部材に取り付けられるカバーと、前記取付部材に取り付けられて前記光源に給電する電源装置と、前記電源装置に作用して前記光源に関わる機能を実現するための機能部品とを備え、前記機能部品は、前記カバーに設けられる孔から少なくとも一部を前記カバーの外に露出させた状態で前記カバーに配設され、前記光源は、前記複数の固体発光素子と、前記取付部材に取り付けられるプリント配線板とを有し、前記プリント配線板は、前記カバーとの対向面において、前記カバーとの対向方向に沿って前記機能部品と重なる領域以外の領域に、前記固体発光素子が実装されることを特徴とする。
本発明の照明器具は、前記何れかの光源ユニットと、前記光源ユニットが着脱自在に装着されて前記光源ユニットを支持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明の光源ユニット及び照明器具は、従来例よりも効率の低下を抑制することができるという効果がある。
本発明に係る光源ユニットの一部省略した分解斜視図である。 本発明に係る照明器具の一部省略した縦断面図である。 同上の照明器具の横断面図である。 同上の照明器具の分解斜視図である。 図5A及び図5Bは、同上におけるLEDモジュールの回路構成図である。
以下、本発明に係る光源ユニット2並びに照明器具Aの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、図3に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図3中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定する。
本実施形態の照明器具Aは、図3及び図4に示すように光源ユニット2と、器具本体1とで構成される。器具本体1は、吊りボルト200に固定され、天井材100の下面(天井面)に直付けされる。光源ユニット2は、器具本体1に対して着脱可能に取り付けられる。
器具本体1は、板金に曲げ加工を施すことで長尺且つ上面(天井材100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成される。また、器具本体1は、天井材100と反対側(下側)には光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が長手方向(前後方向)の全長に亘って設けられている(図4参照)。また、器具本体1の左右方向(幅方向)における凹部11の両側には、凹部11の開口端縁から延出し且つ外側に向かって上方へ傾斜する傾斜部12がそれぞれ設けられている(図3参照)。
また、凹部11の底板111には、電線を通すための孔111Aが前後方向(長手方向)におけるほぼ中央に設けられている。さらに、この底板111には、前後方向における両端寄りの位置に吊りボルト200を通すための孔111Bがそれぞれ設けられている。そして、底板111の下面には端子台25が取り付けられる。
光源ユニット2は、図3及び図4に示すように、複数(例えば、2つ)のLEDモジュール22と、LEDモジュール22が取り付けられる取付部材21とを備える。また、光源ユニット2は、LEDモジュール22を覆うようにして取付部材21に取り付けられるカバー23と、電源装置24と、機能部品とを備える。
LEDモジュール22は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板221を有する。プリント配線板221は、その下面に複数のLED(発光ダイオード)222が前後方向(長手方向)に沿って実装されている。また、一方のLEDモジュール22の前端部には、電源装置24との間を電気的に接続するためのコネクタ224が実装されている(図1参照)。このコネクタ224には電線(図示せず)が接続されており、この電線の端部を電源装置24に接続することでLEDモジュール22と電源装置24とが電気的に接続される。
また、各LEDモジュール22において隣接するLEDモジュール22と対向する端部には、電源供給用のコネクタ(図示せず)がそれぞれ実装されている。そして、両LEDモジュール22のコネクタ同士を接続することで、一方のLEDモジュール22から他方のLEDモジュール22に点灯電力が中継される。
取付部材21は、板金に曲げ加工を施すことでU字状に形成され、長尺且つ矩形板状に形成された底板211と、底板211の左右方向(幅方向)における両端から上下方向(底板211と直交する方向)に延出する一対の側板212とで構成される。各側板212の先端(上端)には、図1に示すように、互いに離れる向き(外向き)に湾曲する引掛部212Aがそれぞれ全長に亘って設けられている。
底板211の前端部には、LEDモジュール22と電源装置24とを電気的に接続する上記電線を通すための孔(図示せず)が設けられている。また、底板211の前後方向における中央部には、底板211の一部を上向きに突出させることで形成された矩形の凹部(図示せず)が設けられている。この凹部は、両LEDモジュール22を取付部材21に取り付けた状態で、中継用のコネクタと取付部材21の底板211との間の絶縁距離を確保するためのものである。なお、上述したLEDモジュール22は、例えば取付部材21の底板211の一部を切り起こすことで形成された爪2111により取付部材21に固定される(図1参照)。
また、取付部材21は、長手方向における両端寄りの位置において幅方向の一端側に延びる一対の引掛金具214と、幅方向の他端側に配置される一対の引掛ばね215とを有している。
電源装置24は、電源基板(図示せず)と、電源基板を収納する収納ケース242とを有する。電源基板は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板からなり、このプリント配線板には、少なくともLED222の点灯電力を生成するために必要な回路部品(例えばトランスやダイオード、コンデンサなど)241が実装されている。
収納ケース242は、一面(取付部材21の底板211との対向面)が開口し且つ前後方向に長い矩形箱状に形成されている。また、収納ケース242は、開口側が取付部材21の底板211と対向するようにして、例えばねじなどを用いて取付部材21の側板212に取り付けられる。
カバー23は、図1及び図4に示すように第1カバー体23Aと第2カバー体29の2つの部材で構成されている。
第1カバー体23Aは、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺の箱形に形成されている。また、第1カバー体23Aは、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の曲面部231を有している(図3参照)。
第1カバー体23Aの左右方向における両端部には、図3に示すように、光源ユニット2を器具本体1に取り付けた状態で、上下方向において器具本体1の凹部11の開口端縁と重なる延出部232がそれぞれ設けられている。さらに、第1カバー体23Aの左右方向において各延出部232の内側には、上側(取付部材21側)に突出する突壁部233がそれぞれ全長に亘って設けられており、各突壁部233の先端には内向きに突出する突起部233Aがそれぞれ設けられている。また、各突壁部233の根元近くには、それぞれ内向きに突出する支持片233Bが設けられている。
第2カバー体29は、曲面部290、エンド部291、突出片292などが合成樹脂成形体として一体に形成されている(図1参照)。曲面部290は、第1カバー体23Aの曲面部231と同一の曲面形状を有する。エンド部291は、曲面部290の一端側を塞ぐように形成される。突出片292は、曲面部290の他端側の周縁から突出するように形成される(図2参照)。また、曲面部290の裏面(上面)には、上向きに突出する一対の突壁293が曲面部290と一体に形成されている。さらに、曲面部290の中央部分には矩形の孔2900が開口している。また、曲面部290の裏面側における孔2900の周囲には、全周に亘って壁2901が設けられている(図1参照)。なお、第2カバー体29は、透光性を有しない合成樹脂材料で形成されている。
本実施形態の光源ユニット2は、機能部品として人体検知ユニット26を備える。人体検知ユニット26は、図1に示すように焦電型の赤外線センサ260、赤外線センサ260の出力を信号処理して人体検知信号を出力する信号処理回路(図示せず)、可変抵抗器261などがプリント配線板262に実装されて構成される。
赤外線センサ260は従来周知であって、人体から放射される赤外線を焦電素子で検知することにより、検知領域における人の動き(存在)を検知するように構成される。信号処理回路は、赤外線センサ260が人の存在を検知しているときに人体検知信号を出力する。ただし、センサは、焦電素子を用いたパッシブ形の赤外線センサ260に限定されず、イメージセンサを用いるもの、あるいは電波や超音波を利用したアクティブ形のセンサであっても構わない。
信号処理回路は、赤外線センサ260が人の存在を検知しなくなってから所定の動作保持時間が経過するまでは人体検知信号の出力を継続する。また、信号処理回路は、動作保持時間が経過するまでに赤外線センサ260が人の存在を検知しなければ人体検知信号の出力を停止し、動作保持時間が経過する前に赤外線センサ260が再度の人の存在を検知すれば人体検知信号の出力を継続するように構成される。可変抵抗器261は、動作保持時間を調整するために設けられている。つまり、信号処理回路は、可変抵抗器261の抵抗値に対応して動作保持時間を調整するように構成される。なお、図示は省略しているが、人体検知ユニット26に給電するための給電線と、信号処理回路から人体検知信号を出力するための出力線とがプリント配線板262から引き出されている。
また、人体検知ユニット26は、図1及び図2に示すように保持部材27に保持される。保持部材27は、一面が開口した矩形箱状の合成樹脂成形体からなり、その内部に人体検知ユニット26を収納して保持するように構成される。保持部材27の外周面には、全周に亘って段部270が形成されている。さらに、保持部材27の底壁271には、赤外線センサ260のレンズ2600が挿通される第1窓孔2710と、可変抵抗器261の操作つまみ2610が挿通される第2窓孔2711とが貫通している。
保持部材27は、段部270から底壁271までの側壁のうち、短手方向(左右方向)に対向する側壁272が、内側に向かって凸となる半円筒面形状に形成されている。また、保持部材27の開口端近傍における左右両側の側面には、一対の第1引掛部273と、一対の第2引掛部274とが前後方向の両端から突設されている。第1引掛部273は、前後方向から見て鈎形(S字形)に形成されている。第2引掛部274は、上下方向から見てL字形に形成されている。
また、保持部材27は、台座28を介して取付部材21に取り付けられる。台座28は、矩形板状の主部280と、主部280の左右両側から上向きに突出する角筒状の一対の突部281とが合成樹脂成形体として一体に形成されている。また、主部280の後端側における左右両端には、矩形の挿通溝282がそれぞれ設けられている。さらに、主部280の前端側における左右両側には、鈎形の突片283がそれぞれ下向きに突設されている。
台座28は、図1に示すように、取付部材21の底板211に設けられた一対の貫通孔2110に、一対の突部281をそれぞれ嵌め込むことで取付部材21に取り付けられる。
保持部材27は、主部280と平行にスライドされることにより、一対の第1引掛部273を一対の挿通溝282にそれぞれ挿通し、且つ一対の第2引掛部274を一対の突片283にそれぞれ引っ掛けて台座28に取り付けられる。つまり、保持部材27は、取付部材21の長手方向(前後方向)に沿って移動可能な状態で台座28に取り付けられる。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、電源装置24を取付部材21の底板211の上面側に取り付け、さらに係止爪2111によりLEDモジュール22を取付部材21の底板211に固定する。その後、作業者は、LEDモジュール22のコネクタ224から導出する電線を取付部材21の底板211に設けた孔に通し、その端部を電源装置24に接続する。
続いて、作業者は、人体検知ユニット26を保持部材27の内部に収納して保持させる。このとき、作業者は、人体検知ユニット26から引き出された給電線及び出力線を、保持部材27の開口端近くに設けられている挿通溝276を通して保持部材27の外に引き出しておく。
次に、作業者は、一対の第1引掛部273を一対の挿通溝282にそれぞれ挿通し、且つ一対の第2引掛部274を一対の突片283にそれぞれ引っ掛けることにより、保持部材27に台座28を取り付ける。
さらに、作業者は、保持部材27の先端部(段部270から底壁271までの部分。以下、同じ。)を、第2カバー体29の曲面部290の孔2900に、曲面部290の裏面側(上側)から挿通し、保持部材27の段部270を曲面部290の壁2901に突き合わせる。これにより、保持部材27の先端部が孔2900を通して第2カバー体29の外に突出する。このとき、保持部材27の側壁272と第2カバー体29の曲面部290とが面一になるように保持部材27が構成されている。したがって、保持部材27と第2カバー体29との繋ぎ目が目立ち難くなり、外観上の見栄えの向上を図ることができる。
続いて、作業者は、保持部材27及び台座28を取り付けた第2カバー体29を第1カバー体23Aに取り付ける。このとき、第2カバー体29の突出片292が、第1カバー体23Aの端部(曲面部231の端部)の内側に嵌め込まれることにより、第2カバー体29の曲面部290と第1カバー体23Aの曲面部231とが面一となる。また、第2カバー体29の一対のスリット(図示せず)に、第1カバー体23Aの各突壁部233が嵌まり込むことにより、第2カバー体29が第1カバー体23Aに固定される(図2及び図3参照)。なお、2つのカバー体23A,29は接着剤で接着されることが好ましい。
そして、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー23(第1カバー体23A及び第2カバー体29)を取付部材21に組み付ける。このとき、第1カバー体23Aの各突壁部233にそれぞれ設けた突起部233Aが、取付部材21の各側板212にそれぞれ設けた引掛部212Aに引っ掛かり、第1カバー体23Aが取付部材21に取り付けられる。さらに、作業者は、挿通溝276から引き出されている給電線と出力線を、一方の突部281の内部を通して取付部材21の上面側に引き出して電源装置24と接続する。
最後に、作業者は、取付部材21の第1カバー体23Aの突壁部233及び第2カバー体29の突壁293に設けられた長孔状の貫通孔(図示せず)に段付きねじ235を挿通する。そして、作業者は、取付部材21の側板212に設けたねじ孔2120に、段付きねじ235をねじ込むことでカバー23を取付部材21にねじ止めする。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
続けて、照明器具Aの施工手順について説明する。まず最初に、作業者は、天井裏に先行配線された電源線3(図4参照)を器具本体1の孔111Aに通し、さらに室内側に露出する吊りボルト200を孔111Bに通した後、吊りボルト200にナット300をねじ込んで器具本体1を固定する。その後、作業者は、電源線3の端部を端子台25に接続し、さらに端子台25の雌型コネクタ251と電源装置24の雄型コネクタ243を接続する。
そして最後に、作業者は、器具本体1の一方の側板112に設けられた一対の挿通孔112Aにそれぞれ引掛金具214の先端を引っ掛けた後、一対の引掛ばね215を器具本体1の他方の側板112に設けられた引掛部1120に引っ掛ける。そして、作業者が、引掛金具214を支点として光源ユニット2を持ち上げるように回転させると、引掛ばね215が引掛部1120に引っ掛かったままで元の状態に戻ることにより、引掛ばね215のばね力で光源ユニット2が器具本体1に保持される。以上のような手順に従って、照明器具Aが天井に施工される。
而して、本実施形態の照明器具Aは、例えば、人体検知ユニット26から人体感知信号が出力されている間は電源装置24がLEDモジュール22に定格電力を給電してLED222を定格点灯させる。一方、人体検知ユニット26から人体感知信号が入力されなくなり、且つ待機時間が経過したら、電源装置24がLEDモジュール22への給電を停止又は出力電力を減少させてLED222を消灯又は調光点灯する。つまり、本実施形態の光源ユニット2を用いることにより、人の存否に応じて点滅(あるいは定格点灯と調光点灯の切り換え)を行って省エネルギー化を図ることができる。
ところで、人体検知ユニット26、保持部材27並びに台座28は、取付部材21に取り付けられた状態において、LEDモジュール22の長手方向の一端部を下方から覆い隠している(図2参照)。つまり、前記一端部にLED222が存在したとしても、それらのLED222から放射される光の大部分が人体検知ユニット26、保持部材27並びに台座28(以下、機能部品と総称する。)に遮られてしまうことになる。
そこで、本実施形態の光源ユニット2では、図1及び図2に示すように、LEDモジュール22の前記一端部にLED222が実装されていない。つまり、LED222は、プリント配線板221における前記一端部(図1において破線で囲まれた非実装領域X1)を除く領域(図1において1点破線で囲まれた実装領域X2)にのみ実装される。
したがって、本実施形態の光源ユニット2では、LEDモジュール22から放射される光のうちで機能部品に遮られる光がほとんどなくなるので、従来例よりも効率の低下が抑制される。なお、光源ユニット2の効率は、光源ユニット2の消費電力(電源装置24に入力される電力)に対するLEDモジュール22の発光量(光束)の割合で示される。
上述のように本実施形態の光源ユニット2は、複数の固体発光素子(LED222)を有する光源(LEDモジュール22)と、光源を支持して照明器具Aの器具本体1に着脱自在に取り付けられる取付部材21とを備える。また、本実施形態の光源ユニット2は、少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、且つ光源を覆うように取付部材21に取り付けられるカバー23を備える。さらに、本実施形態の光源ユニット2は、取付部材21に取り付けられて光源に給電する電源装置24と、電源装置24に作用して光源に関わる機能を実現するための機能部品(人体検知ユニット26、保持部材27並びに台座28)とを備える。機能部品は、カバー(第2カバー体29)に設けられる孔2900から少なくとも一部をカバー(第2カバー体29)の外に露出させた状態でカバー(第2カバー体29)に配設される。光源(LEDモジュール22)は、複数の固体発光素子(LED222)と、取付部材21に取り付けられるプリント配線板221とを有する。プリント配線板221は、カバー(第2カバー体29)との対向面において、カバー(第2カバー体29)との対向方向(上下方向)に沿って機能部品と重なる領域X1以外の領域X2に、固体発光素子(LED222)が実装される。
また、本実施形態の照明器具Aは、光源ユニット2と、光源ユニット2が着脱自在に装着されて光源ユニット2を支持する器具本体1とを備える。
本実施形態の光源ユニット2及び照明器具Aは上述のように構成され、光源(LEDモジュール22)の光が機能部品に遮られて無駄になることが抑えられるので、従来例よりも効率の低下を抑制することができる。
ここで、本実施形態の光源ユニット2は、カバー23が2つの部材(第1カバー体23Aと第2カバー体29)で構成される点を除けば、基本的に機能部品を搭載しないタイプ(基本タイプ)の光源ユニットと同一の構造を有している。したがって、本実施形態の光源ユニット2は、基本タイプの光源ユニットからカバーを変更し、且つ機能部品を内蔵させるだけの簡単な仕様変更のみで製造可能で有り、基本タイプの光源ユニットからの製造コストの上昇を極力抑えることができる。
したがって、LEDモジュール22についても、基本タイプのLEDモジュール22と、機能部品が搭載される本実施形態の光源ユニット2におけるLEDモジュール22とで、プリント配線板221が共用されることが好ましい。そのため、本実施形態の光源ユニット2では、プリント配線板221の一部の領域(機能部品と重なる領域)にLED222が実装されないようにしてLEDモジュール22が構成されている。
本実施形態の光源ユニット2において、プリント配線板221は、固体発光素子(LED222)が実装される実装領域X2と、固体発光素子(LED222)が実装されない非実装領域X1とを前記対向面(下面)に有することが好ましい。さらに、プリント配線板221は、実装領域X2及び非実装領域X1に、複数の固体発光素子(LED222)と電気的に接続される配線導体が形成されていることが好ましい。
本実施形態の光源ユニット2が上述のように構成されれば、機能部品を搭載しない光源ユニットとの間でプリント配線板221が共用できるので、製造コストの削減を図ることができる。
さらに、本実施形態の光源ユニット2において、前記配線導体は、それぞれに同数の固体発光素子(LED222)同士を電気的に並列接続するように構成された複数の第1配線導体221Aを備えることが好ましい。また、本実施形態の光源ユニット2において、前記配線導体は、複数の第1配線導体221A同士を電気的に直列接続するように構成された1乃至複数の第2配線導体221Bを含むことが好ましい。
例えば、図5A及び図5Bに示すように、4個のLED222が第1配線導体221Aで並列接続されることによって1つの並列回路が構成され、さらに、複数の並列回路が第2配線導体221Bによって直列に接続される。そして、機能部品が搭載されない基本タイプの光源ユニット2においては、全ての第1配線導体221AにLED222が不足なく接続される。
一方、本実施形態の光源ユニット2においては、図5Aに示すように、1つの並列回路を構成する4個のLED222が実装されず、LED222が実装されない第1配線導体221Aの一部がジャンパ部品225で短絡される。なお、非実装領域が並列回路の2つ分の大きさであれば、図5Bに示すように2つの並列回路を構成する合計8個のLED222が実装されず、LED222が実装されない第1配線導体221Aの一部がジャンパ部品225で短絡される。
例えば、1つの並列回路を構成する4個のLED222のうちの3個のLED222が実装されず、1個のLED222のみが実装された場合、当該1個のLED222に流れる電流が他のLED222に流れる電流の約4倍となる。その結果、当該1個のLED222の輝度が他のLED222の輝度よりも高くなって輝度むらが生じてしまう。また、当該1個のLED222には、単位時間当たり、他のLED222の4倍の電流が流れてしまうために発熱量が増大し、短寿命化を招いてしまう虞がある。これに対して、本実施形態の光源ユニット2が上述のように構成されれば、各LED222に流れる電流の差が減少するので、LEDモジュール22の輝度むらを抑えることができ、且つ過剰な発熱によるLED222の短寿命化を抑えることができる。
なお、人体検知ユニット26の代わりに明るさ検知ユニットを機能部品として光源ユニット2に搭載しても構わない。明るさ検知ユニットは、赤外線センサ260の代わりに明るさセンサがプリント配線板262に実装されて構成される。明るさセンサは、例えば、太陽電池などの光電変換素子を利用して照明空間の明るさ(照度)を検知(計測)する。そして、信号処理回路は、明るさセンサの計測値を所定のしきい値と比較し、計測値がしきい値を下回ったときに明るさ検知信号を出力するように構成される。電源装置24は、例えば、明るさ検知信号が出力されているときにLEDモジュール22に給電してLED222を点灯させるように構成される。さらに、電源装置24は、例えば、明るさ検知信号が出力されていないときにLEDモジュール22への給電を停止又は出力電力を減少させてLED222を消灯又は調光点灯するように構成される。また、人体検知ユニット26や明るさ検知ユニットの他にも、例えば、引き紐式のスイッチ(いわゆるプルスイッチ)を機能部品として光源ユニット2に搭載しても構わない。
1 器具本体
2 光源ユニット
21 取付部材
22 LEDモジュール(光源)
23 カバー
24 電源装置
26 人体検知ユニット(機能部品)
27 保持部材(機能部品)
28 台座(機能部品)
29 第2カバー体(カバー)
221 プリント配線板
222 発光ダイオード(固体発光素子)

Claims (5)

  1. 複数の固体発光素子を有する光源と、前記光源を支持して照明器具の器具本体に着脱自在に取り付けられる取付部材と、少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、且つ前記光源を覆うように前記取付部材に取り付けられるカバーと、前記取付部材に取り付けられて前記光源に給電する電源装置と、前記電源装置に作用して前記光源に関わる機能を実現するための機能部品とを備え、
    前記機能部品は、前記カバーに設けられる孔から少なくとも一部を前記カバーの外に露出させた状態で前記カバーに配設され、
    前記光源は、前記複数の固体発光素子と、前記取付部材に取り付けられるプリント配線板とを有し、前記プリント配線板は、前記カバーとの対向面において、前記カバーとの対向方向に沿って前記機能部品と重なる領域以外の領域に、前記固体発光素子が実装されることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記プリント配線板は、前記固体発光素子が実装される実装領域と、前記固体発光素子が実装されない非実装領域とを前記対向面に有し、さらに、前記プリント配線板は、前記実装領域及び前記非実装領域に、前記複数の固体発光素子と電気的に接続される配線導体が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記配線導体は、それぞれに同数の前記固体発光素子同士を電気的に並列接続するように構成された複数の第1配線導体と、前記複数の第1配線導体同士を電気的に直列接続するように構成された1乃至複数の第2配線導体とを含むことを特徴とする請求項2記載の光源ユニット。
  4. 前記機能部品を保持する保持部材と、前記保持部材を支持して前記取付部材に取り付けられる台座とを備え、
    前記台座は、前記取付部材の前記カバーと対向する側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  5. 請求項1〜4の何れかの光源ユニットと、前記光源ユニットが着脱自在に装着されて前記光源ユニットを支持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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