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JP6337547B2 - 電子機器筐体 - Google Patents

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JP6337547B2
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Description

本開示の技術は、密閉性を要する電子機器の筐体内から排熱させる技術に関する。
電子機器では、たとえば筐体内に収納された電子部品に対して設置環境などの影響を与えず安定動作させるために、筐体の密閉性が要求される場合がある。このような電子機器に利用される電子部品は、電子機器の設置環境などに関係無く共通品となるため、筐体側の防御機能が重要となる。筐体は、たとえば異物や腐食ガスや塩害などの混入を防止するために防水構造で形成されるほか、筐体の隙間をパッキンなどで遮蔽するなどの対策がとられるものがある。
防水構造などの密閉筐体を備える電子機器では、たとえば収納された電子部品などの発熱部品の排熱を効率よく行う必要がある。すなわち、密閉筐体では、外気を取り込んで発熱部品を冷却する、所謂空冷が行えないため、たとえば金属製の筐体による伝熱を利用して筐体内の温度を低下させるものがある。このとき、筐体内では、空気を流動させて発熱部品から熱を奪うとともに、筐体外部に対する放熱効率を高める手法がとられる。
このような密閉型ケースの排熱手段として、筐体の一部に熱交換器を形成し、筐体内部に空気を流動させて熱交換器に暖気を流し、外部から取り込んだ外気との熱交換によりケース内の空気を冷却するものが知られている(たとえば、特許文献1)。また、筐体板で形成された密閉空間の内部に金属製のダクトを通し、このダクト内に外気を取り込んで筐体内の空気と熱交換するものが知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2003−218572号公報 特開2000−101271号公報
ところで、屋外に設置される電子機器では、たとえば筐体内部に収納され、発熱する電子部品を交換可能にするため、同一または異なる複数の部品の上下または左右をレールなどで固定する、所謂シェルフ構造がとられるものがある。このような電子機器では、たとえば成形処理の簡素化などのために、筐体の内外に冷却手段としてフィン(Fin)を形成し、このフィンを介して筐体内部を流動する空気と筐体外部を流れる外気とを熱交換させて放熱するものがある。
図27に示すフィン308、310を備えた電子機器300は、たとえば筐体302の内部に図示しないシェルフ構造により電子部品304が収納されている。この電子機器300の背面側には、たとえばフィンカバー306の前面側と背面側にフィン308、310が形成されている。筐体302の内部には、たとえば電子部品304の上面側、下面側にそれぞれファン(Fan)312が設置されており、筐体302の内部で一定方向に空気を流動させる。
フィン310は、冷却機能を高めるために筐体302内の空気に対する接触面積を大きく形成する手法がとられる。しかし、筐体302は、たとえばフィン310の大型化や増加によって筐体内302の空気の流動が阻害されると、一部に高温の空気が滞留するなどにより冷却効率が低下するという課題がある。また電子部品304の着脱操作を容易化するには、シェルフ構造以外の部品にフィンを接触させることができない。このため、フィン310は、筐体の限られた空間内で電子部品304に接触させないように設置数の増加や大型化するには限界がある。
さらに、電子機器300は、フィン310が大型化や設置数を増加させれば筐体荷重が増加し、またフィン310と電子部品304との接触を回避するために筐体302を大型化すれば、設置や運搬などの取扱い性が低下する。電子機器300では、たとえば安定動作させるための設定温度にするには全体重量のうちフィン310が占める重量比率が約40〔%〕に達する場合もある。このような取扱い性の低下は、たとえば電子機器300を設置する設置台やポールなどへの固定強度の増加も招くという課題がある。
そこで、本開示の技術の目的は、筐体内部での空気の流動性を向上させ、電子機器の冷却機能を高めることにある。
また、本開示の技術の他の目的は、筐体の小型化や軽量化による電子機器の取扱い性の向上を図ることにある。
上記目的を達成するため、本開示の技術の一側面は、収納ケースとダクトを備える。収納ケースは、内部にシェルフを備え且つ該シェルフで発熱部品の両端を支持して該発熱部品を収納する収納エリアと、該収納エリアに隣接し、前記シェルフよりも前記収納エリアの端部側で前記収納エリアから突出させた複数の連結部とが形成される。ダクトは、両端が複数の前記連結部間に連通されるとともに、胴体部が前記収納ケースの外部に前記収納エリアから所定幅の空間部を開けて配置され、内部に前記発熱部品により加熱されたケース内の空気を流して放熱させる。そして、密閉状態で連結された前記収納ケースの前記連結部と前記ダクトとの間に、前記収納エリア内の前記シェルフに設置された流動手段によってケース内の空気が循環して、前記ダクトで放熱されたケース内の空気が前記収納エリア側に流される。
本開示の技術によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 高温の空気が収納エリアに滞留せずに循環でき、冷却機能の向上が図れる。
(2) 収納エリア内に空気を循環させるスペースが不要となり、電子機器筐体の小型化および軽量化が図れる。
(3) 放熱させるダクトが収納エリア内の発熱部品からの熱による影響を受けないことで、冷却性能が高められる。
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る電子機器の筐体の一例を示す図である。 電子機器の構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る電子機器の一例を示す図である。 電子機器内部の配置状態の一例を示す図である。 筐体の内部構成例を示す図である。 筐体内部の空気の流動状態の一例を示す図である。 ダクトの内部形状の一例を示す図である。 風向板の一例を示す図である。 筐体に対するダクトの設置構造の一例を示す図である。 ダクトの配置例を示す図である。 第3の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 筐体の内部形状の一例を示す図である。 電子機器の内部の状態例を示す図である。 第4の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 電子機器内部の空気の流動状態の一例を示す図である。 ダクトの変形例を示す図である。 ダクトの変形例を示す図である。 第5の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 収納部とダクトの配置例および空気の流動状態の一例を示す図である。 第6の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す平面図である。 電子機器筐体の断面を示す図である。 他の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 他の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 他の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 他の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 他の実施の形態に係る電子機器筐体の一例を示す図である。 従来の電子機器の冷却構造の一例を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る電子機器の筐体の一例を示している。図2は、電子機器の構成例を示している。この電子機器の筐体2は、本開示の電子機器筐体の一例である。
この電子機器の筐体2は、たとえば電子機器4を形成する電子部品を収納し、これらの電子部品を固定保持するとともに外部から物理的な接触を遮断する。筐体2は、内部に電子部品を収納する収納部6が形成される本体部8や、本体部8の外装側にダクト10が形成されている。本体部8は、本開示の収納ケースの一例であり、内部に収納する電子部品の大きさや収納時の外形形状などに応じて、収納エリアである収納部6の大きさや形状が設定される。また本体部8は、外部に対して空気を通さないように密閉構造で形成されており、たとえばアルミニウムやカーボンなど、軽量で一定の強度を維持するとともに、熱伝導性のよい金属材料で形成されればよい。
ダクト10は、両端が収納部6に対してそれぞれ異なる位置に連通されており、内部の中空部分に収納部6内の空気を流動させる空気流路が形成される。筐体2には、たとえば本体部8の一辺側に沿って、所定幅で直線状に形成された複数本のダクト10が設置されている。これらのダクト10は、それぞれ一定の間隔をとって配置されている。ダクト10は、たとえば本体部8と同材料で形成されている。またダクト10は、独立した部品として形成されてもよく、または本体部8と一体に形成されてもよい。
ダクト10は、断面形状が中空の四角形などの多角形状のほか、円形形状で形成されている。また、ダクト10の胴体部は、端部側と同等に一定の幅で形成されている。
本体部8には、たとえば背面側の一部をダクト10の配置面積に応じて突出させた連結部12、14が形成されており、これら連結部12、14にダクト10の両端が密閉状態を維持して連結されている。
電子機器4は、たとえば図2に示すように筐体2の収納部6内に電子部品20、ファン22が収納されている。この筐体2は、連結部12、14を通じて収納部6とダクト10とが連通されており、ファン22の回転により本体部8の収納部6とダクト10との間で一方向に内部空気を流す循環経路が形成される。筐体2では、たとえば収納部6内の低温の空気P2がファン22の回転により流動すると、電子部品20から吸熱して加熱された空気P1となり、連結部12側に流れる。空気P1は、連結部12からダクト10内に流入すると、ダクト10の胴体部を流動しながら外気との間で熱交換により放熱して冷却され、低温の空気P2となる。ダクト10では、内部に流れる加熱された空気P1と低温の外気との温度差により、外部に熱量Q1を放熱させる。
冷却された空気P2は、連結部14を通じて収納部6内に流れる。電子機器4では、収納部6とダクト10とを循環する空気の吸熱と放熱の繰り返しを利用して、発熱する電子部品20が冷却される。
電子部品20は、本開示の発熱部品の一例であり、電子機器4の駆動により発熱する。電子部品20は、たとえば電子機器4を機能させるコンピュータを構成する部品であって、単一または複数の部品で形成されている。この電子部品20は、たとえば演算処理や通信処理などを行うIC(Integrated Circuit)や抵抗器など発熱を伴う部品を実装した基板などで形成されている。そして電子部品20は、たとえば電子機器4に動作させる機能や動作能力に対応して交換可能にするために、本体部8に対して図示しないレール部品などを含むシェルフ構造で固定支持されている。
ファン22は、本開示の流動手段の一例であり、収納部8内に設置されて、収納部8とダクト10との間で空気を一定方向に循環させる。これによりファン22は、ダクト10側で放熱した低温の空気P2を収納部8内に導く。ファン22は、たとえば空気を流動させる方向に関し、電子部品20の収納位置に対し上流側または下流側の少なくともいずれか一方、または両方に配置される。ファン22は、電子部品20の外装側に設置してもよく、または筐体2に固定設定されてもよい。
ファン22は、たとえば電子部品20の設定温度や収納部6の容積などに基づいて空気の循環流量を調整するため、回転数が制御される。また、ファン22は、たとえば収納部6内の空気の温度に基づいて回転数が制御されてもよい。
ダクト10は、たとえば本体部8の背面板との間に所定幅L1の空間部24を開けて設置されている。この空間部24は、本開示の通風経路の一例であり、外気を通過させることで、背面板側に設置されたダクト10の放熱能力を維持させている。すなわち、空間部24を設けることで、背面板を通じてダクト10の一部に収納部6内の電子部品20から伝熱させないようにするとともに、ダクト10毎の冷却能力のばらつきを抑える。
なお、本実施の形態の筐体2は、一定幅で複数本のダクト10が配列された場合を示したが、これに限られず、同等の断面面積をもった単一のダクト10が設置されてもよい。また、この実施の形態では、ダクト10を連結させる部位として本体部8の一部に連結部12、14を形成したが、これに限られない。ダクト10は、本体部8の側壁部分に直接嵌合させてもよい。
斯かる構成によれば、発熱部品によって加熱された空気を収納部6内に滞留させずに循環させることができ、冷却機能の向上が図れる。加熱された空気P1を流すダクト10を備えることで、収納部6内に空気を循環させるスペースを設ける必要がなく、筐体2を小型化および軽量化でき電子機器筐体の取扱い性の向上が図れる。本体部8とダクト10との間に空間部24を設けることで、放熱させるダクト10が収納部6内の電子部品20から熱による影響を受けずに放熱でき、冷却性能が高められる。
〔第2の実施の形態〕
図3は、第2の実施の形態に係る電子機器の一例を示している。図3に示す構成は一例である。
図3に示す無線装置30は、本開示の電子機器の一例であり、装置ケース32は、内部に無線通信の機能部品を収納する本体部34と、この本体部34の背面側に放熱手段であるダクト36を備えている。無線装置30は、PC(Personal Computer)や携帯電話機、情報処理装置などの無線通信を中継する基地局として機能する。この無線装置30は、たとえば屋外において設置台やポール(軸)、または建物の壁面に固定させるほか、専用の局舎内に設置される。無線装置30は、設置手段や設置位置によって周囲の環境が異なるほか、高い頻度でメンテナンスを行えない場合や通信の維持性などを想定し、装置ケース32の密閉性を高めて異物混入などのトラブルを回避している。
ダクト36は、上下端部側が本体部34の一部を突出させた連結部38、40に連結され、本体部34との間で空気を循環させて放熱させる。本体部34の前面側には、本体部34に収納された機能部品の交換を行うために開閉または着脱可能な前面パネル42が設置されている。ダクト36は、たとえば本体部34の背面側に対して一定の間隔L1を開けて配置される。この間隔L1は、本体部34内部からの熱をダクト36に伝えないとともに、ダクト36の放熱が本体部34に作用させない距離が設定されればよい。
前面パネル42は、本体部34に対して密閉状態を維持させるように設置され、たとえば図示しない密閉構造が施されている。本体部8の上部側には、たとえば無線通信波を伝送させる導波管部44が設置されている。導波管部44は、たとえば金属などで形成された複数の管路や金属板などを備え、外部のアンテナなどに接続させるように形成されている。
<装置ケース32の内部構成について>
本体部34には、たとえば図4に示すように、収納部35内に機能部品を固定支持するためのシェルフ(Shelf)50、52を備えている。シェルフ50、52は、たとえば収納部35内に収納される機能部品の上下を支持するとともに、メンテナンス時に機能部品の全てまたは一部を着脱可能にするためのレール構造や挿抜レバー58、60を備えている。収納部35の内部には、複数の機能部品を実装するための制御基板として、BWB(Back Wired Board)54が収納されており、両端をシェルフ50、52で支持される。BWB54には、複数の無線パッケージ56や、その他実装部品62、64などが実装されている。
無線パッケージ56は、本開示の発熱部品の一例であり、無線通信モジュールを実装した基板で形成される。無線パッケージ56は、たとえば無線装置30に接続させる端末などの数や通信環境、通信種別などに応じてBWB54に実装させる枚数が異なる。無線パッケージ56は、一面側にBWB54に実装させる図示しない端子部が形成されるとともに、この端子部が形成される面と異なる面であって、無線装置3おの上下面に並行な側面がシェルフ50、52に形成されたレールに設置される。そして無線パッケージ56は、収納部35の前面側の面を挿抜レバー58、60によって支持されている。
その他実装部品62、64は、たとえば無線装置30全体を制御する制御回路や送受信する無線信号から特定の信号を峻別させるフィルタ、その他給電回路などが含まれる。制御回路は、本開示の制御部の一例である。
またシェルフ50、52は、収納部35の上部側または下部側に、BWB54の支持部分に合せて複数のファン22が設置されている。シェルフ50、52には、図5に示すように、ファン22が載置される部分に合せて開口部74、76が形成されておりファン22の回転により生じる収納部35内の空気の流れを妨げないようにしている。この開口部74、76は、たとえば各無線パッケージ56の消費電力を考慮するとともに、各無線パッケージ56が許容温度以下となるように、空気の循環を妨げない開口広さが設定される。ファン22の配置位置は、シェルフ50、52に対して前後または横方向に設置位置を調整することができる。
本体部34内部の側面には、たとえば収納部35の前後側に2本の支柱70、72が形成されている。支柱70、72は、シェルフ50、50の側面に接触させ、所定の高さ位置で支持する。シェルフ52は、連結部38内のダクト36の接続部分よりも低い位置に配置されている。また、シェルフ50は、連結部40内のダクト36の接続部分よりも高い位置に配置される。その他、支柱70、72は、収納部35内に収納させるBWB54やその他の電子部品を支持してもよい。
<装置ケース32内の空気の流動状態について>
収納部35には、図6に示すように上下に配置されたファン22がケース内の空気をプッシュ・プルの状態で設定されており、下部から上部に向けて一方向に空気が流動する。そしてシェルフ52側のファン22が下部側から取り込んだ空気P1を連結部38側に流すことで空気P1がダクト36内に流入する。また、シェルフ50側のファン22は、連結部40側から空気P2を取り込み、収納部35側に向けて流す。これにより、装置ケース32では、収納部35とダクト36との間で空気が循環する。
収納部35とダクト36との間で効率よく空気を流す手段として、シェルフ50は、たとえば連結部40の開口部分よりも高く配置し、シェルフ52は、連結部38の開口部分よりも低く配置する。そして、各シェルフ50、52側に設置されたファン22は、流入側、または排出側の高さを、連結部38、40とダクト36との連結部分の高さに合せて配置されればよい。
そのほか装置ケース32の内部には、天井側に収納部35と連結部38とに跨って形成された風向板80が形成されるとともに、底部側に連結部40と本体部34に跨って形成された風向板82が形成されている。これらの風向板80、82は、本開示の風向手段の一例であり、流動する空気に接触させて一定方向に流動させる。
装置ケース32は、このように空気を流動させることで、駆動により発熱する無線パッケージ56などで温められた空気をダクト36内に流す。ダクト36は、胴体部分がケース外部の空気(外気)に接触することで熱伝達により内部の空気を冷やすことができる。このとき、外部の空気の温度がケース内部の温度よりも低いことが必要である。
<ダクト36について>
ダクト36は、たとえば図7に示すように横方向に複数本が設定された間隔をもって1列ずつ配列され、かつ1列毎に一定の間隔をもたせて形成されている。各ダクト36の開口面積A1は、同等に形成されている。この開口面積A1は、収納部35内部の温度、発熱部品について想定される温度に基づいて設定される。
ダクト36内に取り込まれた空気は、ファン22により流される流量に対し、開口面積A1に基づいて流速が決まる。開口面積A1が大きいほど流速が遅くなるため、ダクト36内を流れる時間が多くなるので、放熱する時間が多くとれる。しかし開口面積A1が大きい場合、ダクト36全体に流れる空気の容量が多くなるため、外気温度との差が小さい場合、放熱しにくくなる場合がある。これにより、開口面積A1は、たとえばファン22の流量や設置環境の外気温度の条件と組み合わせて設定されればよい。
ダクト36は、流動時に外部空気との熱伝達性を高めるため、薄肉状に形成される。そのほかダクト36の長さは、装置ケース32の高さに応じて形成されるほか、発熱部品に対する設定温度などに応じて、開口面積A1の条件と組み合わせて、要求される冷却能力を発揮できる空気の流動距離に基づいて設定すればよい。
なお、ファン22の流量制御は、制御回路を利用すればよく、たとえば設置される無線パッケージ56の数や種類に応じて一定の回転数が設定されればよい。また、制御回路は、収納部35内の温度上昇に応じてファン22の回転数を調整させてもよい。収納部35内の温度に応じて冷却能力を調整することで、消費電力の削減を行えるほか、低温時にファン22を止めておくことで、無線装置30を低温起動させることもできる。収納部35内の温度検出は、たとえば本体部34内に温度センサを設置すればよい。
<風向板80、82について>
風向板80は、図8に示すように、連結部38側の一部に屈曲部分を形成し、連結部38側に流れ込んだ空気P1をダクト36側に導く。同様に、図示しない風向板82は、連結部40側の一部に屈曲部分を形成し、ダクト36から流入した空気P2を収納部35側に導く。これらの屈曲部分は、本開示の接触壁の一例である。
そのほか風向板80、82は、たとえば収納部35側のファン22の直上、直下、またはその付近に立壁部を形成し、連結部38、40と収納部35との間で空気を一定方向に流れやすくさせてもよい。
<ダクト36の連結手段について>
図9は、連結部38、40に対するダクト36の連結状態を示している。図9に示す構成は一例である。
ダクト36の設置では、連結部38、40に対して密閉性を維持して接続させる必要がある。そこでダクト36は、たとえば連結部38、40との接続部分にフランジ86を介在させるとともに、外部側から固定手段の一例であるナット89を利用して、連結部38、40側に向けて強固に締結させてもよい。フランジ86は、ダクト36の外装面との接触部分および連結部38、40の内壁面との接触部分に防水用パッキン88を備えており、連結部38、40を外気から遮断している。このようなフランジ86およびナット89による締め込み構造をとることで、ダクト36を交換する場合や密閉性を維持するためにナット89を締め増すことなどが可能となり、メンテナンス性を高められる。
なお、ダクト36と連結部38、40との連結には、たとえば連結部分をロウ付けするほか、溶接などで一体化させてもよい。
<ダクト36の変形例について>
図10は、ダクト36の配置例を示している。図10のAに示すダクト36は、本体部34の前後方向に3列で配置されており、2列目のダクト36の本数を減らすとともに、1列毎に左右方向に配置位置をずらすことで、2列目のダクト36を他の列のダクト36に対して斜め方向に配置させている。一列ごとのダクト36の配置間隔L2は、たとえば本体部34と隣接するダクト36の配置間隔L1(図3)と同等に設定してもよい。
装置ケース32は、たとえば図10のBに示すように、本体部34の背面側に連結部38、40を大きくとり1列毎のダクト36の配置間隔L3を大きくとってもよい。この場合、装置ケース32では、隣り合うダクト36間で放熱された熱の影響を受けに難くなるほか、ダクト36間に外気が流入し易くなるため、冷却機能が高くなる。
また、図10のCに示す装置ケース32は、たとえばダクト36の開口面積A2を大きくとるとともに、配置数や配列数を減らしている。このように開口面積A2を大きくなることで、ダクト36は、内部に流れる空気の流速が遅くなり、内部を通過するまでの空気P1の流動時間を多くすることで、放熱機能を高めることができる。
このようなダクト36の形成条件は、設定する収納部35内の空気温度やファン22の設定回転数、無線装置30の使用条件などに応じて設定すればよい。
斯かる構成によれば、高温の空気を収納部35内に滞留させずに循環させることができ、冷却機能の向上が図れる。高温の空気を流すダクト36を備えることで、収納部35内に空気を循環させるスペースを設ける必要がなく、装置ケース32の小型化および軽量化が図れる。本体部34とダクト36との間に空間部を設けることで、放熱させるダクト36が収納部35内の無線パッケージ56からの熱による影響を受けずに放熱でき、冷却性能が高められる。また、装置ケース32の長さ方向に沿って設置されたダクト36内に空気を流動させることで、放熱区間を長くとることができ、放熱能力を高めることができる。収納部35内の温度条件に基づいて、ダクト36での放熱条件を設定でき、装置ケース32の利便性が高められる。またダクト36を利用して本体部34と独立して放熱させる構造によれば、従来のように、筐体に大型化したフィンを多数形成する場合に比べて装置ケース32を小型化し、かつ軽量化することができる。
〔第3の実施の形態〕
図11は、第3の実施の形態に係る電子機器筐体を示している。図11に示す構成は一例である。
筐体90は、本開示の電子機器筐体の一例であり、屋内外に設置される無線装置やその他の電子機器の外装筐体として利用される。筐体90は、たとえば本体部34の背面側の左右側に、本体部34と同等の高さで所定幅に形成された連結部92、94が形成されている。そして連結部92、94には、対向面の間に所定間隔L5で形成された複数本のダクト36が筐体90の載置面に対して水平方向またはそれに近似した角度で連結されている。ダクト36は、内部が中空であって、連結部92、94を通じて本体部34内の収納部35に連通している。
本体部34側のダクト36は、本体部34の背面板96に対して所定幅L4の空間部をもって配置されている。これによりダクト36と本体部34との間に一定量の外気が通過可能な状態となっている。
本体部34は、図12に示すように、背面側に、高さ方向に沿ってダクト36の開口部分が配列される。そして収納部35には、たとえば連結部94を通じてダクト36から空気P2が流入し、水平方向に空気が流れる。そして筐体90は、収納部35内を通過した空気P1が連結部92を介してダクト36内に排出させることで、本体部94とダクト36との間で空気を循環させる。
<筐体90を利用した電子機器100について>
図13は、電子機器の内部構成例を示している。
電子機器100は、たとえば無線装置を形成しており、収納部35内に形成されたシェルフ102、104により複数の無線パッケージ56が収納されている。そのほか、収納部35内には、図示しないBWB54やその他の機能部品が搭載されている。またシェルフ102、104には、無線パッケージ56の配置側面に沿って複数のファン22が設置されている。このファン22の回転により収納部35内の空気を一定方向に流動させており、筐体90内の空気の循環方向が設定される。
電子機器100では、無線パッケージ56から発した熱で加熱された空気が連結部92を通じてダクト36に流され、ダクト36内で外気によって放熱し、連結部94を通じて収納部35内に流入する。そして電子機器100では、空気の循環により収納部35内の熱を筐体90外部に効率よく放熱させることで、無線パッケージ56の異常過熱などを防止し、安定的な動作を確保している。
〔第4の実施の形態〕
図14は、第4の実施の形態に係る電子機器筐体例を示している。図14に示す構成は一例である。
電子機器110の筐体112には、本体部34の背面側にダクト114を備えている。このダクト114は、たとえば胴体部が本体部34の背面部に対して平行またはそれに近い角度で配置された単一の広い放熱面を備えている。そしてダクト114は、胴体部の上下方向に一定の長さをもっており、その上限端を本体部34側に屈曲させて連結されている。ダクト114は、上下両端の屈曲された部分からも内部を流動する空気の放熱を行うことができる。すなわちこのダクト114は、本体部34から取り込んだ高温の空気P1に対して単一の流路内に取り込み、外気に対して広い面で放熱させている。筐体112は、本体部34とダクト114との間に連結部が形成されず、直接本体部34からダクト114内に空気を流入させる。
またダクト114は、本体部34の背面部の上下の所定位置に上下両端を連結させることで、「C」字形状に形成されており、本体部34との間に一定距離の空間部116が形成される。この空間部116は、外気Kを流動させることでダクト114の胴体部および両端側との間で熱交換させるとともに、本体部34の背面側とダクト114の間で熱の影響を受けさせない。
<電子機器110の内部の状態について>
電子機器110は、たとえば図15に示すように、本体部34の収納部35内に収納された発熱部品の一例として無線パッケージ56が収納されるとともに、空気を流動させるファン22を備えている。筐体112は、収納部35内の空気を上部側の連結部分からダクト114内に流入させ、下部側の連結部分から冷却された空気を取り込むことで、ダクト114との間で空気を循環させている。空間部116は、たとえば筐体112の外形寸法や設置スペースなどに基づくとともに、本体部34側からの熱の影響を受けない距離L6が設定されればよい。またダクト114の厚さL7は、たとえば収納部35の容積やファン22による空気の流量などに応じて設定すればよい。
<ダクト114の変形例について>
ダクト114は、たとえば図16に示すように、幅広な放熱面を利用し、その胴体部分の内部および外部、またはそれらのいずれか一方に放熱部品としてフィン119を備えてもよい。フィン119は、たとえば胴体部の平面部分に対し、フィンベース118を介して設置すればよく、ダクト114内を流れる空気と外気との間の熱交換効率を上げることができる。なお、ダクト114内部のフィン119は、空気の流動を妨げないように、短く形成するほか、幅方向に対して連続して形成せず、複数枚を上下方向にずらして配置させてもよい。
また、ダクト114は、たとえば図17に示すように、筐体112の本体部34の背面側に対して並列に複数本設置してもよい。この場合、ダクト114間には、一定の距離L8の空間部117を形成すればよい。この空間部117は、空間部116と同様に、内部に外気を通すことで、並列するダクト114同士の熱干渉を防止するほか、胴体部に対する外気との接触面積を確保している。そして外側に形成されたダクト114には、たとえばフィン119を備えてもよい。
これにより筐体112は、収納部35で加熱された空気P1が並列するいずれかのダクト114側に取り込まれ、外気との熱交換により放熱し、冷却された空気P2となって収納部35側に戻される。このようにダクト114により空気を循環させることで、電子機器110の冷却を行う。
なお、この実施の形態では、ダクト114は、上下両端部分が本体部34に対して直接連結される場合を示したが、これに限られない。本体部34は、たとえば背面側の一部に連結部を形成し、その連結部に対して「C」字形状、または直線状の幅広な単一のダクト114を連結させてもよい。
斯かる構成によれば、加熱された空気P1が収納部35内に滞留せずに循環でき、冷却機能の向上が図れる。加熱された空気P1を流すダクト114を備えることで、収納部35内に空気を循環させるスペースを設ける必要がない。本体部34とダクト114との間に空間部116、117を設けることで、放熱させるダクト114が効率よく空気P1を冷却することができるとともに、ダクト114が収納部35からの熱による影響を受けない。
〔第5の実施の形態〕
図18は、第5の実施の形態に係る電子機器筐体例を示している。図18に示す構成は一例である。
筐体120には、図18に示すように本体部122の背面側とともに左右両面側にもダクト124が配置されている。筐体120は、たとえば本体部122の上部および下部側に、高さ方向に一定の厚さをもたせて、背面側および左右両側に突出させた連結部126、128が形成されている。この連結部126、128の対向面の間に複数本のダクト124が配置されている。
ダクト124は、たとえば図19に示すように、本体部122との間に所定の距離L9の間隔をもって配置されており、収納部130内に収納される図示しない発熱部品からの熱の干渉を受けない。また筐体120の前面側には、収納部130内に収納される部品の交換などを行うために開閉可能な前面パネル132が密閉状態で設置される。
これにより筐体120は、たとえば収納部130内で加熱された空気が連結部126を通じて上部側からダクト124内に流入する。そして空気は、ダクト130内で外気Kと熱交換により放熱し、冷却され、連結部128を通じて収納部130の下部側に流されることで収納部130とダクト124との間を循環する。
なお、連結部126、128は、本体部122の上部側または下部側の一部を突出させて形成する場合のほか、本体部122の上面側および下面側に連結部品を設置してもよい。
斯かる構成によれば、筐体120の背面側に対し、ダクト124の配置スペースを大きくとらないので、筐体120の前後方向の長さを短く形成することができる。また本体部122の周囲にダクト124を配置することで、収納部130内の空気が背面側に集中せず、収納部130の側面側または前面側の空気を近い位置にあるダクト124に取り込ませることができ、冷却効率を上げることができる。
〔第6の実施の形態〕
図20は、第6の実施の形態に係る電子機器筐体の上部側の構成例を示している。図20に示す構成は一例である。
電子機器筐体140は、内部に収納部35が形成された本体部142の背面側にケース内の空気を流動させて放熱するダクト144が形成されている。このダクト144は、たとえば本体部142の前後方向に対して一定の幅をもち、その断面形状が四角形状や円環状に形成されている。ダクト144の厚さは、内部を流動させる加熱された空気P1と外気Kとの熱交換効率を考慮し、薄く形成されている。ダクト144は、本体部142の背面部の左右幅と同等の幅で形成されており、背面部に平行に形成された胴体部に2つの流路が形成される。そしてこのダクト144の胴体部の中央には、外気Kを通過させる通過窓部146が形成されている。
ダクト144は、胴体部と本体部142の背面部との間に外気Kを通過させる一定幅の空間部148が形成されている。この空間部148は、本開示の通風経路の一例であり、たとえば電子機器筐体140の左右両側面側から外気Kが流動可能となっている。
この電子機器筐体140には、たとえば空間部148の左右両端側またはいずれかの一端側に外気Kを空間部148側に導く風向部品150、152を備えている。この風向部品150、152は、本開示の風誘導手段の一例であり、たとえば断面が三角形状などであり電子機器筐体140の前後方向に対して傾斜面を向け、その傾斜面の先端が空間部148に向くように形成されている。また空間部148内部には、たとえば本体部142の背面部側の一部に傾斜面をもった風向部品154が設置され、傾斜先が通過窓部146側に向けられている。これにより空間部148に導かれた外気Kは、たとえばダクト144の表面で熱交換すると、風向部品154によって通過窓部146に向けて流される。また、外気Kは、通過窓部146から空間部148内に取り込まれ、風向部品154を介して空間部148の左右両側に指向された後、空間部148の左右両端側から風向部品150、152により所定の方向に排出されてもよい。
ダクト144は、たとえば図21に示すように、胴体部の上下端部を本体部142の背面部側に向け屈曲させており、図示しない本体部142の背面部の上部側および下部側に直接連結されている。本体部142とダクト144は、内部の収納部35とダクト144内管とが密閉状態を維持するように溶接やろう付け、その他の密閉手段により連結されている。風向部品150、152は、ダクト144の空間部148の開口高さと同等に形成されており、端面部分をダクト144と本体部142とを連結する底面部分に一体化させている。風向部品150、152は、たとえばダクト144に対して着脱可能に設置され、または任意に傾斜方向を調整可能に設置されている。これにより電子機器筐体140が配置される環境として、外気の風向に応じて空間部148に対する外気Kの流動状態を調整すればよい。
なお、ダクト144と本体部142との連結部分は、ダクト144の上下両端側の一部を屈曲させる場合に限られず、本体部142の背面側の一部を突出させて連結部を形成してもよい。そして連結部の対向面間にダクト144を接続させてもよい。
斯かる構成によれば、風向部品150、152により電子機器筐体140の周囲に流れる外気を空間部148側に多く導くことでダクト144内を流れる加熱された空気P1に対して熱交換効率を高めることができる。さらに、風向部品150、152、154を組み合わせ、外気を指向させて空間部148や通過窓部146に一定の流動方向を設定でき、ダクト144の表面に効率よく外気を接触させることができるので、ケース内空気の冷却機能が高められる。
〔他の実施の形態〕
以上説明した実施形態について、変形例を以下に列挙する。
(1) 上記実施の形態では、本体部8、34の背面側の一部を突出させて連結部12、14、38、40を形成し、その連結部12、14の間にダクト10、36を接続させる場合を示したがこれに限られない。連結部12、14、38、40およびダクト10、36は、本体部8、34の前面側または側面側のいずれに形成してもよい。また連結部12、14、38、40およびダクト10、36は、本体部8、34の一面に形成される場合に限られず、複数の辺に跨って形成されてもよい。連結部12、14、38、40は、たとえば収納部6、35内の設定温度とファン22の回転数などに基づく必要な冷却流路の長さをとるために、ダクト10、36を長く形成できる位置に配置すればよい。
(2) 上記実施の形態では、ダクト36が本体部34の背面に対して平行に配置され、かつ対向する連結部38、40、92、94に対して略直交する方向に配置される場合を示したがこれに限られない。ダクト36は、たとえば対向する連結部38、40、または連結部92、94に対して所定角度をもたせて斜め方向に配置させてもよい。またダクト36は、直線状のダクトに限られず、連結部38、40または連結部92、94の間で屈曲させてもよい。このようにダクト36を配置、または形成するとで、ダクト36による冷却流路を長くとることができ、冷却機能が高められる。また、筐体の背面側を建物やポールなどに設置する場合、ダクト36が設置対象に接触するのを回避させることもできる。
(3) 上記実施の形態では、ダクト10が筐体2の背面部分に連結部12、14を介して連結される場合を示したが、これに限られない。電子機器筐体160は、図22に示すように本体部162の上面部168および下面部170にダクト166を連結させている。すなわち収納部164内で加熱された空気P1は、収納部164の天井側からダクト166内に取り込まれ、屈曲したダクト166に従って流動しながら外気と熱交換して低温の空気P2となる。ダクト166内の空気P2は、収納部162の下面部170の連結部分から本体部164の底部側に排出される。
電子機器筐体160に対するダクト166の固定手段は任意に設定すればよく、たとえば電子機器筐体160が設置される建物や支持ポールなどに対してダクト166を支持してもよく、またはダクト166の所定位置に対して電子機器筐体160と一体化させる図示しない支持手段を備えてもよい。またダクト166は、電子機器筐体160に対して所定距離L10の空間部172を形成するように離間して固定される。これにより本体部162の外装側からの熱がダクト166に影響するのを防止できるとともに、外気に対するダクト166の接触面積を広くとることができる。
斯かる構成によれば、電子機器筐体160の設置環境などに応じてダクト166の配置状態を任意に設定でき、取扱い性が高くなる。またダクト166の形成長さが電子機器筐体160の寸法に関わらず設定でき、空気を放熱するための流動区間を長くとることができる。
(4) 上記実施の形態では、筐体2の本体部8の一部を突出させて同等の長さのダクト10を接続する連結部12、14が形成される場合を示したがこれに限られない。ダクト166は、図23に示すように本体部162の背面部分に長さの異なるダクト166を直接連結させてもよい。この場合、本体部162とダクト166との間には、外気を通過させる所定幅の空間部172が設定される。
(5) 上記実施の形態では、ケース内の空気を内部に流動させて外気と熱交換させるダクト10の内部流路が直線状である直管で形成される場合を示したがこれに限られない。電子機器180は、図24に示すように、たとえば螺旋状の流路をもったダクト182を利用してもよい。このダクト182は、たとえば上下方向の距離に対して螺旋状の流路を通じて空気を流すことで、流動経路が長くとれるとともに螺旋部分の内部にも空気が流動して熱交換できるので、外気に対する接触面積を多くとることができる。これにより、ダクト182によるケース内空気の冷却機能を高めることができる。
(6) 電子機器筐体190は、たとえば図25に示すように、ダクト192の内部に吸熱効果を向上させる部材として、発泡アルミ194を充填してもよい。この発泡アルミ194は、複数の微小な気孔が形成されており空気を流動可能な吸熱部材の一例であり、熱伝導性がよく、ダクト192を介して外気に対する熱交換効率を高めることができる。
ダクト192は、たとえば胴体部の一定の距離または全部に発泡アルミ194が充填され、その内部に加熱された空気P1を通過させることで、外気に対して放熱させることができる。
(7) 筐体2および装置ケース32では、たとえば収納部6、35内の空気の流動状態を安定化させるために、収納部6、35内の電子部品20の配置状態に応じて空気の流動状態を調整してもよい。そこで、収納部6には、たとえば図26に示すように、シェルフ50の一部またはシェルフ50と独立して開閉板200を備えてもよい。この開閉板200は、本開示の流量制御手段の構成部品の一例であり、BWB54またはシェルフ50に対する電子部品20の配置に基づいて開閉位置を設定すればよい。この開閉板200には、たとえばシェルフ50に対する電子部品20の着脱に連動して回転する開閉板200を「開」状態または「閉」状態に切替える支持軸204が設置されている。
開閉板200は、シェルフ50に対して電子部品20が装着されると、たとえば図示しない検出手段により電子部品20の装着状態を検知し、その検知に連動して支持軸204の回転により「開」状態となる。この検出手段は、たとえばシェルフ50やBWB54の近傍に電気的または物理的に電子部品20の接近、または接触を検出するもので形成される。そして支持軸204は、たとえば検出手段に対する電子部品20の接触によって動作させてもよく、または独立してモータなどの動力を備え、図示しない制御回路による制御で開閉動作を行ってもよい。
このような開閉板200は、たとえば収納部6、35に収納される電子部品20がBWB54に対してフルシステムでない場合に、シェルフ50に電子部品20が装着されていない部分への通気を阻止する。これにより電子部品20が設置されていない部分にダクト36で冷却された空気が多く流入し、電子部品20が密集した部分への空気の流入が少なくなるのを防止している。
斯かる構成によれば、収納部6、35内に対し発熱部品が密集する部分に効率よく空気を流すことができ、電子機器筐体による冷却機能が高められる。
次に、以上述べた実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。以下の付記に本開示の技術が限定されるものではない。
(付記1)発熱部品を収納する収納エリアが形成された収納ケースと、
両端が前記収納エリアの異なる位置に連通されるとともに、胴体部が前記収納ケースの外部に配置され、内部に前記発熱部品により加熱されたケース内の空気を流して放熱させるダクトと、
を備え、
密閉状態で連結された前記収納エリアと前記ダクトとの間に、前記収納ケースに設置された流動手段によってケース内の空気が循環して、前記ダクトで放熱されたケース内の空気が前記収納エリア側に流されることを特徴とする電子機器筐体。
(付記2)前記ダクトは、前記胴体部と前記収納ケースとの間に外部の空気が通過可能な通風経路が形成されることを特徴とする付記1に記載の電子機器筐体。
(付記3)前記収納ケースは、前記収納エリア内に前記ダクトとの連結側に向けて、ケース内の空気の流動方向を指向させる風向手段を備えることを特徴とする付記1または付記2に記載の電子機器筐体。
(付記4)前記収納ケースは、前記ダクトの端部が接続される部分およびその周縁部分を突出させた連結部が形成され、
前記ダクトは、該連結部の内部を通じて前記収納エリアと連通することを特徴とする付記1ないし付記3のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記5)前記連結部は、前記収納エリアと前記ダクトとの間で循環されるケース内の空気の流量に応じて突出量または内部の容積が設定されることを特徴とする付記4に記載の電子機器筐体。
(付記6)前記連結部は、前記収納エリアと前記ダクトとの間で流動するケース内の空気に接触させてケース内の空気の流動方向を変化させるとともに、一定方向に流動させる接触壁を備えることを特徴とする付記4ないし付記5のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記7)前記連結部は、前記ダクトの端部を固定指示する固定手段または接着手段を介して前記ダクトと連結することを特徴とする付記4ないし付記6のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記8)前記ダクトは、放熱能力に基づいて設定された間隔で並列に設置されることを特徴とする付記1ないし付記7のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記9)前記ダクトは、外装側に放熱部品が形成されることを特徴とする付記1ないし付記8のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記10)前記ダクトは、内部にケース内の空気から吸熱する吸熱部材が充填されることを特徴とする付記1ないし付記9のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記11)前記収納ケースは、外装側の一部に、前記ダクトに向けて外部の空気を流動させる風誘導手段を備えることを特徴とする付記1ないし付記10のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記12)さらに、前記収納ケースは、前記発熱部品の着脱に応じて開閉する開閉板が形成された流量制御手段を備え、
該流量制御手段は、前記開閉板の開閉によって前記収納エリア内のケース内空気の流動を制限することを特徴とする付記1ないし付記11のいずれか1つに記載の電子機器筐体。
(付記13)処理の実行により発熱する発熱部品を備える電子機器であって、
前記発熱部品を収納する収納エリアが形成された収納ケースと、
両端が前記収納エリアの異なる位置に連通されるとともに、胴体部が前記収納ケースの外部に配置され、内部に前記発熱部品により加熱されたケース内空気を流して放熱させるダクトと、
前記収納ケースに設置され、前記収納エリアのケース内空気を設定方向に流動させる流動手段と、
を備え、
密閉状態で連結された前記収納エリアと前記ダクトとの間に、前記流動手段によってケース内の空気を循環し、前記ダクトで放熱されたケース内の空気が前記収納エリア側に流されることを特徴とする電子機器。
(付記14)さらに、前記発熱部品の発熱量、または前記ダクトに対する設定放熱量に応じて前記流動手段によるケース内の空気の循環流量を制御する制御部を備えることを特徴とする付記13に記載の電子機器。
以上、本開示の構成の好ましい実施形態等について説明した。しかし、本開示の技術は上記実施の形態の記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または明細書に開示された技術の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論である。そして斯かる変形や変更が本開示の技術に含まれることは言うまでもない。
2、90、112、120、302 筐体
4、100、110、180 電子機器
6、35、130、164 収納部
8、34、122、142、162 本体部
10、36、114、124、144、166、182、192 ダクト
12、14、38、40、92、94、126、128 連結部
20 電子部品
22 ファン
24、116、148、172 空間部
30 無線装置
32 装置ケース
42、132 前面パネル
50、52、102、104 シェルフ
54 BWB
56 無線パッケージ
62、64 その他実装部品
70、72 支柱
74、76 開口部
80、82 風向板
96 背面板
118 フィンベース
119 フィン
140、160、190 電子機器筐体
146 通過窓部
150、152、154 風向部品
168 上面部
170 下面部
194 発泡アルミ
200 開閉板
204 支持軸

Claims (5)

  1. 内部にシェルフを備え且つ該シェルフで発熱部品の両端を支持して該発熱部品を収納する収納エリアと、該収納エリアに隣接し、前記シェルフよりも前記収納エリアの端部側で前記収納エリアから突出させた複数の連結部とが形成された収納ケースと、
    両端が複数の前記連結部間に連通されるとともに、胴体部が前記収納ケースの外部に前記収納エリアから所定幅の空間部を開けて配置され、内部に前記発熱部品により加熱されたケース内の空気を流して放熱させるダクトと、
    を備え、
    密閉状態で連結された前記収納ケースの前記連結部と前記ダクトとの間に、前記収納エリア内の前記シェルフに設置された流動手段によってケース内の空気が循環され、前記ダクトで放熱されたケース内の空気が前記収納エリア側に流されることを特徴とする電子機器筐体。
  2. 前記ダクトは、前記胴体部と前記収納ケースとの間に外部の空気が通過可能な通風経路が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器筐体。
  3. 前記収納ケースの前記連結部は、前記ダクトの端部が接続される部分およびその周縁部分を突出させ形成され、
    前記ダクトは、該連結部の内部を通じて前記収納エリアと連通することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器筐体。
  4. 前記連結部は、前記収納エリアと前記ダクトとの間で流動するケース内の空気に接触させてケース内の空気の流動方向を変化させるとともに、一定方向に流動させる接触壁を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電子機器筐体。
  5. 前記収納ケースは、外装側の一部に、前記ダクトに向けて外部の空気を流動させる風誘導手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子機器筐体。
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