本発明のアルキル基は、「シクロアルキル」部分も指し得る。シクロアルキルは、炭素原子を3〜7個有する単環式非芳香族炭化水素基を指す。シクロアルキル基の例としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1−メチルシクロプロピル、2−メチルシクロペンチル、及び同様物が挙げられる。
ベンズイミダゾイル部分は1、2、3、4、5、6、又は7位の原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル又はハロゲン又はアルコキシ基により場合により置換される。
ベンゾオキサゾリル部分は2、4、5、6、又は7位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル又はハロゲン又はアルコキシ基により場合により置換される。
用語「ヘテロアリール環」は、炭素原子と、窒素、酸素、及び硫黄から選択される最大で4個のヘテロ原子とを含む、単環式又は二環式芳香環構造を表す。ヘテロアリール環は、合計して5、6、9、又は10個の環原子を含有し得る。
イミダゾピリジル部分は2、3、4、5、6、又は7位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル又はハロゲン又はアルコキシ基により場合により置換される。
インダゾリル部分は1、3、4、5、6、又は7位の原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル又はハロゲン又はアルコキシ基により場合により置換される。
イソキノリニル部分は1、3、4、5、6、7、又は8位の炭素原子のうちいずれか1つに結合させることができ、かつアルキル又はハロゲン又はアルコキシ基により場合により置換される。
イソオキサゾリル部分は、3、4、又は5位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明のイソオキサゾリル基は、例えば、1つ又は2つのアルキル基、例えば1つ又は2つのメチル基により場合により置換され得る。
ナフタレニル部分は1、2、3、4、5、6、7、又は8位の炭素原子のうちいずれか1つを介して結合し得、かつアルキル又はハロゲン又はアルコキシ基により場合により置換される。
4位の窒素原子は、H又はアルキル、例えば、メチルにより置換され得る。4位の窒素原子は、ブチル−オキシカルボニル(−Boc)などの窒素保護基によっても保護され得る。モルホリニル部分は、2、3、4、5、又は6位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。モルホリニル環は、場合によりハロゲン又はアルキル基により置換される。
オキサゾリル部分は、炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明のオキサゾリル基は、例えば、1つ又は2つのアルキル基、例えば1つ又は2つのメチル基により場合により置換され得る。
用語「オキサジアゾリル」は、1,2,3−オキサジアゾール、1,2,4−オキサジアゾール、1,2,5−オキサジアゾール、又は1,3,4−オキサジアゾール部分を表す:
オキサジアゾリル部分は、炭素原子又は窒素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明の範囲内で、「オキサジアゾリル」基は、アルキル基、好ましくはメチル基により置換され得る。
チアゾリル部分は、炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明のチアゾリル基は、例えば、1つ又は2つのアルキル基、例えば1つ又は2つのメチル基により場合により置換され得る。
チアジアゾリル部分は、炭素原子又は窒素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明の範囲内で、「チアジアゾリル」基は、アルキル基、好ましくはメチル基により置換され得る。
本発明のフェニル基は、場合により、例えば、1つ以上のハロゲン原子(ハロゲン−フェニル)又はアルキル又はアルコキシ基により置換され得る。置換基の例は、フッ素、臭素、及び塩素である。本発明の好ましく置換されたフェニル基は、1、2、又は3個のハロゲン原子により置換されている。
ピリジル部分は、2、3、4、5、又は6位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明のピリジル基は、例えば、1つ以上のハロゲン又はアルキル基、例えば、1つ又は2つのメチル基により場合により置換され得る。
ピペラジニル部分は、1、2、3、4、5、又は6位の原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。ピペラジニル部分の窒素原子のうちいずれか1つは、H又はアルキル、例えば、メチルにより置換され得る。
ピリミジニル部分は、2、4、5、又は6位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明の範囲内で、本発明の「ピリミジニル」基は、ハロゲン又はアルキル、例えば、フッ素又はメチル又はトリフルオロメチルにより置換され得る。
ピリダジニル部分は3、4、5、又は6位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル基、アルコキシ基、又はハロゲン基により場合により置換され得る。
ピラゾリル部分は、1、2、3、4、又は5位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。本発明のピラゾリル基は、例えば、1つ又は2つのアルキル基、例えば1つ又は2つのメチル基により場合により置換され得る。
ピロリジニル部分は、1、2、3、4、又は5位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。ピロリジニル部分が1位の窒素原子を介して結合しないとき、窒素原子はH又はアルキル、例えば、メチルにより置換され得る。
キノリニル部分は2、3、4、5、6、7、又は8位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル基、ハロゲン基、又はアルコキシ基により場合により置換され得る。
キノキサリニル部分は2、3、5、6、7、又は8位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル基、ハロゲン基、又はアルコキシ基により場合により置換され得る。
キノキサリニル部分は2、4、5、6、7、又は8位の炭素原子のうちいずれか1つを介し結合し得、かつアルキル基、ハロゲン基、又はアルコキシ基により場合により置換され得る。
「医薬的に許容され得る」は、連邦政府若しくは州政府の規制機関により、又は米国以外の国における相当する機関により承認されていること若しくは承認され得ることを意味し、あるいは米国薬局方、又は動物への使用及びより具体的にはヒトへの使用についてのその他の一般に認識される薬局方に掲載されていることを意味する。
「医薬的に許容され得る塩」は、医薬的に許容され得るものであり、かつ親化合物に所望される医薬活性を保有する、本発明の化合物の塩を指す。特に、このような塩は、非毒性であり、無機又は有機酸付加塩及び塩基付加塩であってよい。具体的には、このような塩としては、(1)酸付加塩[塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、及び同様物などの無機酸により形成される塩;若しくは酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、酒石酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタン−ジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4−メチルビシクロ[2.2.2]−オクタ−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプトン酸、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、第3級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸、及び同様物などの有機酸により形成される塩];又は(2)親化合物の酸プロトンが金属イオン[例えば、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、又はアルミニウムイオン];若しくは有機塩基[エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルグルカミン、及び同様物]を備える配位子により置き換えられるときに形成される塩が挙げられる。例示のみを目的とするが、その他の塩としては、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム、及び同様物が挙げられ、化合物が基本的な機能を含有するときには、塩酸塩、水素酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、シュウ酸塩、及び同様物などの無毒性有機又は無機酸の塩が挙げられる。
用語「医薬的に許容され得る賦形剤」は、本発明の化合物と一緒に投与される希釈剤、補助剤、添加剤、又は担体を指す。「医薬的に許容され得る添加剤」は、医薬組成物に添加されるか、あるいは薬剤の投与を容易にする賦形剤、担体又は希釈剤として用いられかつそれらと相容し得る、非毒性であり、生物学的に許容される物質、あるいは、対象に投与するのに生物学的に適している物質、例えば不活性な物質などを指す。添加剤の例には、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、様々な糖及び様々な種類の澱粉、セルロース誘導体、ゼラチン、植物油及びポリエチレングリコールが含まれる。
一実施形態において、任意の疾患又は障害を「治療すること」又は「治療」は、疾患又は障害を寛解(すなわち、疾患若しくはそれらの臨床症状の少なくとも1つの発症を停止又は軽減)させることを指す。別の実施形態において、「治療すること」又は「治療」は、対象により識別され得ない少なくとも1つの生理的パラメーターにおいて寛解することを指す。更に別の実施形態において、「治療すること」又は「治療」は、疾患又は障害を、物理学的に(例えば、識別可能な症状の安定化)、生理学的に(例えば、物理パラメーターの安定化)、又はこれらの両方により調節することを指す。更に別の実施形態において、「治療すること」又は「治療」は、疾患又は障害の発症を遅延させることを指す。
本発明による治療方法において、本発明による治療有効量の薬剤は、かかる疾患、障害又は状態に罹患しているか、あるいはそうであると診断された対象に投与される。「治療有効量」とは、記載の疾患、障害、又は状態の治療を必要とする患者において、概して所望の治療的又は予防的効果をもたらすのに十分な量又は十分な投与量を意味する。本発明の化合物の有効量若しくは用量は、常法、例えばモデリング、用量漸増試験又は臨床試験など、並びに所定の因子、例えば投与様式若しくは経路又は薬剤送達、化合物の薬物動態、疾患、障害又は状態の重症度及び過程、対象の治療歴又は現在受けている治療、対象の健康状態及び薬剤に対する反応、及び処置を施す医師の判断などを考慮に入れることで確認することができる。化合物の用量の例は、対象の体重1kg当たり約0.001〜約200mg/日、好適には約0.05〜100mg/kg/日、又は1回又は投薬単位を分割(例えばBID、TID、QID)して約1〜35mg/kg/日の範囲である。70kgのヒトの場合の適切な用量の例となる範囲は、約0.05〜約7g/日又は約0.2〜約2.5g/日である。「本発明の化合物」及び等価の表現は、本明細書に記載される通りの式(I)の化合物を包括することを意味し、文脈から認可される局面では、これらの表現には、医薬的に許容され得る塩、及び溶媒和物、例えば、水和物が包含される。同様にして、特許請求の有無を問わず、文脈から認可される局面では、中間体についての参照は、それらの塩、及び溶媒和物を包含することを意味する。
本明細書で使用するとき、用語「同位体」は、化合物を構成する原子のうち1つ以上の異性体を非天然の割合で含有する化合物を指す。例えば、化合物の「同位体」には放射性標識することができ、すなわち、1つ以上の非放射活性同位体又は放射活性同位体、例えば、重水素(2H又はD)、炭素−13(13C)、窒素−15(15N)、又は同様物などを含有する。このような同位体置換がなされている化合物において、次の原子が存在する場合、例えば、いずれかの水素原子は2H/Dであってよく、いずれかの炭素は13Cであってよく、あるいはいずれかの窒素は15Nであってよく、すなわち異なり得るものであり、このような原子の存在及び位置は、当業界の範囲内の手法により決定することができることが理解されよう。同様にして、本発明は、放射性同位体を含有する異性体製剤を包含してよく、例えば、このような場合に得られる化合物は、薬剤及び/又は基質の組織分布試験に使用することもできる。本発明の放射性標識した化合物は、単一光子放射断層撮影(SPECT)などの診断法に使用できる。放射性同位体トリチウム、すなわち、3H、及び炭素−14、すなわち、14Cは、それらの組み込みやすさ及び検出法の準備しやすさのため特に有用である。更に、11C、18F、15O、及び13Nなどの陽電子放出同位体により置換されており、基質受容体の占有率を評価するための陽電子放出断層撮影(PET)試験において有用である化合物を調製することもできる。
本発明の放射活性又は非放射活性化合物の全ての同位体を、本発明の範囲内に包含することを意図する。一態様では、本明細書には、実施例の項に記載の通りの式Iの化合物の重水素で置換された類似体が提供される。一実施形態において、式Iの化合物の、重水素で置換された類似体は、7−アザビシクロ環の橋頭炭素、又は7−アザビシクロ環の非橋頭炭素などの7−アザビシクロ環の1つ以上の位置に結合した重水素原子を含み、好ましくは、7−アザビシクロ環の非橋頭炭素に結合した1つ以上の重水素原子を含む。同様に、本明細書に記載の実施形態の範囲内で想到されるものとしては、式Iの化合物において1つのプロトンが重水素で置換されている化合物、又は式Iの化合物において2つのプロトンが重水素で置換されている化合物、又は式Iの化合物において2つ以上のプロトンが重水素で置換されている化合物が挙げられる。式Iの化合物の重水素化は、7−アザビシクロ環に存在する1つ以上の置換基(たとえば、環A、R1、R2、又はR5)にも影響し得る。式IAの化合物の重水素化類似体も、本明細書に提供される実施形態の範囲内で想到される。
同様の分子式を有するものの、性質又はそれらの原子の結合配列、又は空間中のそれらの原子の配置が異なる化合物も「同位体」と表現することも理解されたい。原子の空間配置が異なる異性体は、「立体異性体」と表現する。
互いに対し鏡像ではない立体異性体は「ジアステレオマー」と表記し、互いに重ねあわせることのできない鏡像は「エナンチオマー」と表記する。化合物が、例えば、4つの異なる基を結合している不斉中心を有する場合、1対のエナンチオマーが存在し得る。エナンチオマーは、不斉中心の絶対配置により特徴づけ、Cahn及びPrelogのR−及びS−配列則により表記することができ、あるいは偏光面で分子を回転させて、右旋性又は左旋性(すなわち、それぞれ(+)又は(−)−異性体)により表記することができる。キラル化合物は、個々のエナンチオマーのいずれかとして、又はそれらの混合物として存在し得る。エナンチオマーを等量の割合で含む混合物は「ラセミ混合物」と呼ばれる。
「互変異性体」は、特定の化合物構造の互換可能な形態であり、水素原子及び電子の置換において異なる、複数の化合物を指す。したがって、2つの構造体は、π電子及び原子(通常はH)の移動を介し等価であり得る。例えば、エノール及びケトンは、酸又は塩基による処置により迅速に相互転換されることから互変異性体である。互変異性体の別の例としては、同様にして酸又は塩基による処理により形成される酸形態(aci forms)及びニトロ形態のフェニルニトロメタンが挙げられる。
本発明の化合物は、「回転異性体」、すなわち、異なる立体構造をもたらす分子回転が干渉を受けた結果として、ある立体異性体を別の立体異性体へと変換するのに克服されることになる回転エネルギー障壁がもたらされる場合に生じる、配座異性体としても存在し得る。
本発明の化合物は、1つ以上の不斉中心を保有し得る。したがって、かかる化合物は、それぞれの(R)−又は(S)−立体異性体として、又はそれらの混合物として製造され得る。
別途記載のない限り、本明細書及び特許請求の範囲において記載の又は命名される具体的な化合物には、それぞれのエナンチオマー、及びそれらの混合物、ラセミ体又は同様物が挙げられる。立体化学を決定する方法及び立体異性体を分離する方法は当業界で周知である。
式Iの化合物のエナンチオマー及びジアステレオマーも、本発明の範囲内のものである。同様にして、式Iの化合物の医薬的に許容され得る塩、並びに式Iの化合物のエナンチオマー及びジアステレオマーの医薬的に許容され得る塩も本発明の範囲内のものである。式Iの化合物の同位体、例えば、式Iの重水素化化合物も、本明細書において提供される実施形態の範囲内のものであるとして想到される。
本発明の好ましい実施形態では、環Aはヘテロアリール環である。好ましくは、環Aは、利用可能ないずれかの原子を介して、好ましくは2位の炭素原子を介して式Iの化合物に結合し得るフラニルである。他の実施形態では、環Aは、利用可能ないずれかの原子を介して、好ましくは4位の炭素原子を介して式Iの化合物に結合し得るチアゾリルである。
同様にして、環Aが、利用可能ないずれかの原子を介して、好ましくは5位の炭素原子を介して式Iの化合物に結合し得る、イミダゾチアゾリルである実施形態も好ましい。
更に他の実施形態では、環Aは、利用可能ないずれかの原子を介して、好ましくは4位又は7位の炭素原子を介して式Iの化合物に結合し得る、イミダゾピリジルである。
ある種の実施形態では、環Aは、利用可能ないずれかの炭素原子を介して、好ましくは2、3、又は4位の炭素原子を介して式Iの化合物に結合し得る、ピリジルである。
いくつかの好ましい実施形態では、環Aはアリール環であり得る。ある種の実施形態では、環Aはフェニルである。その他の実施形態では、環Aは、利用可能ないずれかの炭素原子を介して、好ましくは1位の炭素原子を介して式Iの化合物に結合し得る、ナフタレニルである。
式IAの化合物のエナンチオマー及びジアステレオマーも本発明の範囲内のものである。同様にして、式IAの化合物の医薬的に許容され得る塩、並びに式IAの化合物のエナンチオマー及びジアステレオマーの医薬的に許容され得る塩も本発明の範囲内のものである。式IAの化合物の同位体、例えば、重水素化した式IAの化合物も、本明細書に提供される実施形態の範囲内のものであると想到される。
本発明は、オレキシン受容体活性により介在される疾患、障害又は状態であると診断されるか、又はそれに罹患している患者を処置するために、本明細書において記載された化合物を用いる方法に関する。これらの方法は、対象に本発明の化合物を投与することにより達成される。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の化合物は、オレキシン1−受容体活性に対し選択的である。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の化合物は、オレキシン−2受容体活性よりもオレキシン1−受容体活性に対し選択的である。
オレキシン受容体活性により介在される疾患、障害、及び状態としては、睡眠・覚醒周期障害、不眠症、下肢静止不能症候群、時差ぼけ、睡眠障害、神経障害による二次性の睡眠障害、躁病、うつ病、躁うつ病、統合失調症、疼痛症候群、線維筋痛症、神経因性疼痛、緊張病、パーキンソン病、トゥレット症候群、不安神経症、せん妄,認知症、過体重、肥満、又は過体重若しくは肥満に関係する状態、インスリン耐性、II型糖尿病、高脂血症、胆石症、アンギナ、高血圧、息切れ、頻拍、不妊症、睡眠時無呼吸、背部痛及び関節痛、静脈瘤、骨関節炎、高血圧、頻拍、不整脈、狭心症、急性心不全、潰瘍、過敏性腸症候群、下痢症胃食道逆流、気分障害、外傷後ストレス障害、パニック障害、注意欠陥障害、認知障害(cognitive deficiencies)、又は薬物乱用が挙げられる。
一態様では、本発明の化合物は、気分障害の治療に特に適する。気分障害の非限定例としては、不安に関係した気分障害、うつ病、パニックに関係した気分障害、ストレスに関係した気分障害、及び同様の障害が挙げられる。別の態様では、本発明の化合物は、外傷後ストレス障害、パニック障害、注意欠陥障害、認知障害、又は薬物乱用(例えば、モルヒネの乱用、コカインの乱用、アルコールの乱用及び同様の乱用)の治療に適する。ある種の障害、例えば、うつ病及び/又は統合失調症及び/又は薬物乱用及び/又は認知障害は、不安症及び/又はパニック及び/又はそれらに関係したストレスの要素をも有すること、並びにこのような状態及び/又は状態の組み合わせも本明細書に記載の実施形態の範囲内で想到されることは理解されたい。いくつかの実施形態では、有利に、本発明の化合物は、付随する鎮静状態を軽減し及び/又は睡眠に対する影響を軽減すること(例えば、覚醒効果を減弱させる)により気分障害(例えば、不安症)を治療するものである。一実施形態では、本発明の化合物は、不安うつ病の治療に特に適する。別の実施形態では、本発明の化合物は、パニック、統合失調症、及び薬物乱用に特に適する。
睡眠障害としては、睡眠−覚醒移行障害、不眠症、下肢静止不能症候群、時差ぼけ、睡眠障害、及び神経障害に続発する睡眠障害(例えば、躁病、うつ病、躁うつ病、統合失調症及び疼痛症候群(例えば、線維筋痛、神経因性疼痛))が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
代謝障害としては、過体重又は肥満、並びに、インスリン抵抗性、II型糖尿病、高脂血症、胆石、アンギナ、高血圧、無呼吸、頻脈、不妊症、睡眠時無呼吸症、腰痛及び関節痛、渦静脈及び変形性関節症などの過体重又は肥満に関連する状態が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明による治療方法では、かかる疾患、障害又は状態に罹患しているか、あるいはそうであると診断された対象に、本発明による治療有効量の薬剤を投与する。「治療有効量」とは、記載の疾患、障害又は状態の治療を必要とする患者において、概して所望の治療的又は予防的効果をもたらすのに十分な量又は十分な投与量を意味する。本発明の化合物の有効量若しくは用量は、常法、例えばモデリング、用量漸増試験又は臨床試験など、並びに所定の因子、例えば投与様式若しくは経路又は薬剤送達、化合物の薬物動態、疾患、障害又は状態の重症度及び過程、対象の治療歴又は現在受けている治療、対象の健康状態及び薬剤に対する反応、及び処置を施す医師の判断などを考慮に入れることで確認することができる。化合物の用量の例は、対象の体重1kg当たり約0.001〜約200mg/日、好適には約0.05〜100mg/kg/日、又は1回又は投薬単位を分割(例えばBID、TID、QID)して約1〜35mg/kg/日の範囲である。70kgのヒトの場合の適切な用量の例となる範囲は、約0.05〜約7g/日又は約0.2〜約2.5g/日である。
患者の疾病、疾患又は状態が改善された時点で、投与量を予防的治療又は維持治療に適した量に調整してもよい。例えば、投与の量及び頻度又は両方を症状の関数として所望の治療若しくは予防効果が維持される度合にまで減らしてもよい。勿論、症状が適切な度合にまで軽減されたならば治療を止めてもよい。しかしながら、症状がある程度再発した際には、患者には長期的に断続的治療を受けさせる必要がある。
加えて、上記状態の治療において、本発明の化合物を追加の有効成分と組み合わせて用いてもよい。追加の有効成分は、本発明の化合物と別個に併用することもでき、あるいはこのような成分を本発明による医薬組成物に含有させることもできる。例示的な一実施形態では、追加の有効成分は、オレキシン活性が介在する状態、障害、若しくは疾病の治療に有効であることが知られているか見出されているものであり、例えば、特定の状態、障害、若しくは疾患に関連する別の標的に対して有効な別のオレキシン調節因子又は化合物である。この組み合わせにより、有効性を増加させる(例えば、本発明に従う活性剤の効力又は有効性を高める化合物を該組み合わせに含めることによって)、1つ以上の副作用を低下させる、又は本発明に従う活性剤の必要量を低下させることができる。
本発明の化合物を単独で、又は1つ以上の追加の有効成分と組み合わせて用いて、本発明の医薬組成物を処方する。本発明の医薬組成物は、(a)本発明に従う、有効量の少なくとも1つの化合物と、(b)医薬的に許容され得る添加剤と、を含む。
1投与単位以上の活性剤を含有する医薬組成物の送達形態は、適切な添加剤を用いかつ当業者に公知であるか、あるいは利用可能になるであろう配合技術を用いて調製可能である。本発明の方法では、そのような組成物を適切な送達経路、例えば経口、非経口、直腸、局所又は眼経路などで、あるいは吸入によって投与してもよい。
このような製剤の形態は、錠剤、カプセル、小袋、糖衣錠、粉末、顆粒、トローチ剤、溶解させて使用する粉末、液状製剤又は座薬であってもよい。好ましくは、本組成物は、静脈内輸液、局所投与又は経口投与用に処方される。
経口投与の場合、本発明の化合物を錠剤又はカプセルの形態で、あるいは溶液、乳液又は懸濁液として提供してもよい。経口組成物の調製では、本化合物の投薬量が例えば1日当たり約0.05〜約100mg/kg、1日当たり約0.05〜約35mg/kg、又は1日当たり約0.1〜約10mg/kgになるように調製してもよい。例えば、1日あたり約5mg〜5gの1日の総用量は、1日に付き1回、2回、3回、又は4回投与することによって達成され得る。
経口錠剤に本発明による化合物を含有させてもよく、医薬的に許容され得る添加剤、例えば不活性希釈剤、崩壊剤、結合剤、滑剤、甘味剤、香味剤、着色剤及び防腐剤等と混合してもよい。適切な不活性充填剤としては、炭酸ナトリウム及びカルシウム、リン酸ナトリウム及びカルシウム、ラクトース、澱粉、糖、グルコース、メチルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、マンニトール、ソルビトールなどが挙げられる。典型的な液状経口添加剤としては、エタノール、グリセロール、水などが挙げられる。デンプン、ポリビニルピロリドン(PVP)、デンプングリコール酸ナトリウム、微結晶性セルロース、及びアルギン酸は好適な崩壊剤である。結合剤にはデンプン及びゼラチンが含まれ得る。使用する場合、滑剤は、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクであってもよい。必要に応じて、錠剤をモノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルなどの材料でコーティングすることにより胃腸管内での吸収を遅らせてもよく、あるいは腸溶性コーティングでコーティングしてもよい。
経口投与用カプセルとしては、硬質及び軟質ゼラチン製カプセルが挙げられる。本発明の化合物を固体、半固体、又は液体希釈剤と混合して硬質ゼラチン製カプセルを調製することもできる。本発明の化合物を水、油、例えば落花生油若しくはオリーブ油、液状パラフィン、短鎖脂肪酸のモノ−グリセリドとジ−グリセリドとの混合物、ポリエチレングリコール400、又はプロピレングリコールと混合して軟質ゼラチン製カプセルを調製することもできる。
経口投与用の液体は、懸濁液、溶液、乳液又はシロップの形態であってもよく、あるいは凍結乾燥品又は乾燥品として、使用前に水又は他の適切な溶媒に再溶解させてもよい。かかる液体組成物には、場合により、医薬的に許容され得る添加剤、例えば懸濁剤(例えばソルビトール、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲルなど);非水性ビヒクル、例えば油(例えばアーモンド油又は分画ヤシ油)、プロピレングリコール、エチルアルコール又は水;防腐剤(例えばp−ヒドロキシ安息香酸メチル若しくはプロピル又はソルビン酸);湿潤剤、例えばレシチンなど;及び必要な場合には香味剤又は着色剤を含有させてもよい。
また、本発明の活性剤は、非経口経路で投与することもできる。例えば、組成物は、直腸投与を目的として座薬として処方してもよい。静脈内、筋肉内、腹腔内又は皮下経路を包含する非経口用途の場合、本発明の化合物を適切なpH及び等張性に緩衝された無菌の水溶液若しくは懸濁液又は非経口的に許容され得る油として提供してもよい。適切な水性媒質には、リンゲル液及び生理食塩水が挙げられる。このような形態物を、単位用量形態、例えばアンプル又は使い捨て可能注射デバイスなど、複数回用量形態、例えば適量を取り出すことが可能なバイアル瓶など、又は注射可能製剤を生じさせる目的で使用可能な固体形態物若しくは予濃縮液の形態で提供してもよい。具体的な輸液用量は、化合物を医薬担体と混ぜ合わせて、数分〜数日の範囲の期間にわたって約1〜1000.mu.g/kg/分の範囲で用いるものであってよい。
局所投与の場合には、媒質に対し薬剤の濃度が約0.1%〜約10%になるように本化合物を医薬担体と混合してもよい。本発明の化合物を投与する別の様式では、経皮送達を行う目的でパッチ製剤を利用してもよい。
本発明の方法では、別法として、本発明の化合物を、経鼻又は経口吸入により、例えばスプレー製剤(適切な担体も含有させておいた)などにより投与することも可能である。
本発明の方法に有用な化合物例を、以下の一般的調製及び実施例に示す合成スキームに言及することにより記載する。当業者であれば、出発材料を適切に選択し、適宜保護を用いる又は用いない反応スキームに中に最終目的とされる置換基を担持させることで、本明細書に記載の様々な化合物が得られることを認識されるであろう。あるいは、最終目的とされる置換基の代わりに、反応スキーム中に担持されかつ適宜必要な置換基と置き換え可能である適切な基を用いる必要があるか、あるいはその方が好ましい可能性もある。別途記載のない限り、変数は、式(I)に関して上記に定義した通りである。反応は、溶媒の融点と還流温度との間、好ましくは0℃〜溶媒の還流温度で実施することができる。反応は、従来の加熱又はマイクロ波加熱を採用することで、加熱してもよい。反応は、溶媒の通常の還流温度を上回る密閉圧力容器内で実施することもできる。
中間体化合物(XIV)は、スキーム4に概要を述べるように、市販の化合物(X)から調製される。1,4ジオキサンなどの溶媒中、約200℃の温度にて、マイクロ波反応器中で、化合物(X)を市販のアクロレインと反応させることにより、化合物(XI)を得る。トルエンなどの溶媒中、約90℃の温度にて、HBrなどの酸により処理することで、化合物(XII)を調製することができる。化合物(XII)を、DMFなどの溶媒中、約45℃〜約65℃の範囲の温度にて、市販のヨードエタン及びK2CO3などの塩基により処理することで、化合物(XIII)を得ることができる。化合物(XIII)を、MeOHなどの溶媒中、約80℃〜約100℃の範囲の温度にてNaOHなどの塩基により処理することで化合物(XIV)を得る。
式(XXI)の中間体化合物は、スキーム6に概要を述べるように、市販の又は合成により入手可能な式(XVII)の化合物から調製され、式中、Halは、Br又はIであり、R3はHであり、R4は、上記式IにおけるR2の類似体であり、かつX及びYは、独立して、C及びNから選択される。式(XVIIIa)の化合物を、MeOHなどの溶媒中、塩化チオニルにより処理することで、対応するエステル(XVIIIb)へと変換することができる。式(XVIIIb)の化合物を、Pd(Ph3P)4などの触媒及びNa2CO3などの塩基の存在下、DME及びH2Oなどの混合溶媒中、100℃〜150℃の範囲の温度にて、市販の式XIXの化合物[式中、Lはピラゾール、ピリジル、又はオキサゾールなどのヘテロシクリルであり、GはSnBu3又は4,4,5,5テトラメチル−1,ジオキサボラランであり、かつR1A及びR2Aは−H、−アルキル、又は−アルコキシであり、あるいはR1A及びR2Aは−H、ハロゲン、−C1〜4アルキル、又は−C1〜4アルコキシである]と反応させることにより、式(XX)の化合物を得る。式(XX)の化合物を、NaOHなどの塩基の存在下、MeOHなどの溶媒中、約80℃〜約100℃の範囲の温度にて反応させることにより式(XXI)の化合物を得る。
式(XXIV)及び(XXVII)の中間体化合物は、スキーム7に概要を述べるように、市販の又は合成により入手可能な式(XXII)又は(XXV)の化合物から簡単に調製される。スキーム7における記載の通り、記載の式(XXII)の化合物から式(XXIII)の化合物を得ることができる。THF又はジエチルエーテルなどの溶媒中、約0℃〜約70℃の範囲の温度にてDibal−H、LiAlH4又はLiBH4などの還元剤で処理することにより、式(XXIII)の化合物から式(XXIV)の化合物を得ることができる。水、メタノール、又はTHFなどの溶媒中、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、及び水酸化リチウム水溶液などの塩基で処理することにより、式(XXIII)の化合物から式(XXVI)の化合物を得ることができる。同様にして国際公開第2004074292号に記載の手順を使用して、式(XXV)の化合物から式(XXVI)の化合物を得ることができる。
スキーム10により、化合物(XXX)を、例えば、トルエンなどの溶媒中で、約0℃〜100℃の範囲の温度にて、好ましくは65℃にて、約1〜8時間にわたって、好ましくは約4時間、DPPA及びTEAと反応させることにより化合物(XXXI)を得る。次に、ベンジルアルコール(BnOH)を添加して、式(XXXI)の化合物を得る。化合物(XXXI)を、約0℃〜約23℃の範囲の温度にて、好ましくは約0℃にて、2〜6時間、好ましくは約4時間にわたってトリメチルフェニルアンモニウムトリブロミドと反応させることにより化合物(XXXII)を得る。化合物(XXXII)を、DMFなどの溶媒中で、塩基、好ましくはNaHにより処理することにより化合物(XXIII)を得る。THFなどの溶媒中で、2〜24時間にわたってtBuOKによりHBrを除去することにより、化合物(XXXIII)から化合物(XXXIV)を得る。化合物(XXXIV)を、THFなどの溶媒中で、約0℃〜約23℃の範囲の温度にて、好ましくは約23℃にて、約2〜12時間にわたって、好ましくは約2時間ボランで処理することによりヒドロホウ素化−酸化し、続いて、例えば、水酸化ナトリウムなどの塩基の存在下で過酸化水素と反応させることにより、化合物(XXXIV)から化合物(XXXV)を得る。当業者に公知である他の窒素保護基も、本明細書に示す実施形態の範囲内のものであると想到される。
スキーム10のある種の変形をスキーム10−Aに記載する。スキーム10−Aに示すとおりに、例えば、任意の他の好適なアルコールを添加することにより、化合物(XXXI)における保護基を変更できることは理解されたい。BnOHなどのアルコール、好ましくはtBuOHを加えて、式(XXXI)の化合物を得る。更に、式(XXXI)の化合物における保護基は、例えば標準法を利用してBOCからTFAに交換することもできる。化合物(XXXII)を化合物(XXXIII)へと変換するのに使用する塩基は、スキーム10−Aに示すとおりに変更可能であることは更に理解されたい。化合物(XXXII)を、保護基を用い又は用いずに、DMF又は好ましくはトルエンなどの溶媒中、約0℃〜約100℃の範囲の温度にて、NaH又は好ましくはK2CO3などの塩基で処理することにより、化合物(XXIII)が得られる。更に、保護基及び/又は塩基及び/又は溶媒及び/又は反応温度の選択は、反応基質によって多様に異なるものであり、このような全ての変法は、本明細書に提供される実施形態の範囲内のものであると考えられる。
スキーム11に関しては、当業者は、変換経路により式(XXXVI)の化合物から式(XLI)の化合物を得ることができることを認識されるであろう。一連の流れにおいて、式(XXXVI)の化合物をR5Clで処理することにより式(XXXVII)の化合物を得られる。式中、R5は、場合により、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピリダジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ピラゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾピラジニル、トリアゾロピラジニルにより置換される。市販の又は合成により入手可能な、好適に置換された式R5Clのヘテロアリール化合物を、NaH、Cs2CO3、K2CO3、TEA、iPr2NEt及びこれらに類するものなどの好適に選択された第三級有機又は無機塩基の存在下、DMF、ジクロロメタン、THF、及びこれらに類するものなどの溶媒中、室温〜溶媒の還流温度にて、式(XXXVI)の化合物と反応させる。好ましい実施形態では、塩基はNaHであり、溶媒はDMFである。式(XXXXVII)の化合物のtert−ブチルカルバメート(Boc)の除去は、CH3OH、ジオキサン又はCH2Cl2などの溶媒中で、HCl、TFA又はp−トルエンスルホン酸などの当業者に既知の方法を用いることにより達成される。好ましい実施形態では、式(XXXVII)の化合物を、DCM又はHCl中でTFAで処理することにより、式(XXXVIII)の化合物を得る。式(XXXVIII)の化合物を(R1R2A)CO2Hで処理することにより式(XLI)の化合物を得る。式中、R1は、H、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキレン、OH、ハロゲン、フェニル、トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピリダジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、チオフェニル、モルホリニル、又はジアルキルアミノであり、かつR2は、H、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンである。市販の又は合成により入手可能な、好適に置換された式(R1R2A)CO2Hのカルボン酸化合物を、THF、DCM、又はDMFなどの溶媒中で、CDI、EDCI、HATU、又はT3Pなどの当該技術分野で公知のアミドカップリング法を用い、式(XXXVIII)の化合物と結合させる。好ましい実施形態では、式(XXXVIII)及び(R1R2A)CO2Hの化合物を、DMF中、HOBTの存在下で、周囲温度にてEDCIにより処理し、式(XLI)の化合物を得る。当業者であれば、式(XLI)の化合物は、式(XL)の化合物からも得ることができることを認識されるであろう。式(XXXVI)の化合物のtert−ブチルカルバメート(Boc)の除去は、CH3OH、ジオキサン又はCH2Cl2などの溶媒中で、HCl、TFA又はp−トルエンスルホン酸などの当業者に公知の方法を用いることにより達成される。好ましい一実施形態では、式(XXXVI)の化合物を、DCM又はHCl中、TFAで処理することにより、式(XXXIX)の化合物を得る。式(XXXIX)の化合物を(R1R2A)CO2Hで処理することにより式(XL)の化合物を得る。市販の又は合成により入手可能な、好適に置換された式(R1R2A)CO2Hのカルボン酸化合物を、THF、DCM、又はDMFなどの溶媒中で、CDI、EDCI、HATU、又はT3Pなどの当該技術分野で公知のアミドカップリング法を用い、式(XXXIX)の化合物と結合させる。好ましい一実施形態では、式(XXXIX)及び(R1R2A)CO2Hの化合物を、DMF中、HOBTの存在下で、周囲温度にてEDCIにより処理し、式(XL)の化合物を得る。式(XL)の化合物をR5Clで処理することにより式(XLI)の化合物を得る。市販の又は合成により入手可能な、好適に置換された式R5Clのヘテロアリール化合物を、NaH、Cs2CO3、K2CO3、TEA、iPr2NEt及びこれらに類するものなどの好適に選択された第三級有機又は無機塩基の存在下、DMF、ジクロロメタン、THF、及びこれらに類するものなどの溶媒中、室温〜溶媒の還流温度にて、式(XL)の化合物と反応させる。好ましい一実施形態では、塩基はNaHとし、かつ溶媒はDMFとして式(XLI)の化合物を得る。
本明細書において、以下の実施例の項に記載の通りの構造及び名称を有する実施例1〜482の式Iの化合物が、一群の実施形態として提供される。本明細書において、以下の実施例の項に記載の通りの構造及び名称を有する実施例1〜367の式Iの化合物が、別の群の実施形態として提供される。本明細書において、以下の実施例の項に記載の通りの構造及び名称を有する実施例368〜482の式Iの化合物が、更に別の実施形態として提供される。本明細書において、以下の実施例の項に記載の通りの構造及び名称を有する実施例483〜495の式IAの化合物が、追加の実施形態として提供される。本明細書において、下表2に記載の通りの構造及び名称を有する式Iの化合物が、一群の実施形態として提供される。
化学:
以下の実施例に掲載する化合物及び対応する分析データを得ようとする時、特に記載がない限り、以下の実験及び分析プロトコルに従った。
特に記載がない限り、反応混合物は窒素雰囲気中、室温(rt)で磁気的に撹拌した。溶液を「乾燥」した場合、概してNa2SO4又はMgSO4などの乾燥剤に対し乾燥させ、ろ過し、濃縮した。混合物、溶液及び抽出液を「濃縮」した場合、典型的にはロータリーエバポレーターを用いて減圧下で濃縮した。マイクロ波放射条件下での反応は、Biotage Initiator又はCEM Discover機器で実施した。
融点の測定は、オープンキャピラリーチューブを使用しFP62又はMP50装置(Mettler−Toledo)で実施した。融点は、10℃/分の温度勾配で測定した。最高温度は300℃とした。デジタルディスプレイから融点を読み取った。
予めパッケージ化されていたカートリッジを用い、シリカゲル(SiO2)で順相フラッシュカラムクロマトグラフィー(FCC)を行い、記載の溶媒で溶出させた。
「分取HPLC」により化合物を生成する場合、次の方法のいずれかを実施した。
Xterra Prep RP18(5μm、30×100mm又は50×150mm)カラムを用い、10〜99%のアセトニトリル/水(20mMのNH4OH)の勾配で、流量30mL/分で、12〜18分かけてGilson HPLCで実施する分取逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)。
あるいは
XBridge C18カラム(5μm、30×100mm)を用い、流量40mL/分で、移動相5%ACN−20mM NH4OH(保持時間2分)、次に5〜99%勾配のACNで15分間展開し、99% ACNで5分間保持して、Agilent 1100 Series HPLCで実施する分取逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)。
あるいは
XBridge C18カラム(5μm、50×100mm)を用い、流速80mL/分で、移動相5%ACN−20mM NH4OH(保持時間2分)、次に5〜99%ACNで15分間展開し、99% ACNで5分間保持して、Agilent 1100 Series HPLCで実施する分取逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)。
あるいは
Xterra Prep RP18(5μm、30×100mm又は50×150mm)カラムを用い、10〜99%のアセトニトリル/水(20mMのNH4OH)の勾配で、流量30mL/分で、12〜18分かけてGilson HPLCで実施する分取逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)。
化合物を「Agilent Prep Method X」により生成する場合、この方法には次のいずれかを使用した。
XBridge C18 OBDカラム(5μm、30×100mm)を用い、40mL/分の流速で、移動相5% ACN−20mM NH4OHで2分間保持した後、5〜99% ACNで15分間展開し、次に99% ACNで5分間保持し、Agilent 1100 Series HPLCで分実施する分取逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)。
あるいは
XBridge C18 OBDカラム(5μm、50×100mm)を用い、80mL/分の流速で、移動相5% ACN−20mM NH4OHで2分間保持した後、5〜99% ACNで15分間展開し、次に99% ACNで5分間保持し、Agilent 1100 Series HPLCで実施する分取逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)。
GL Sciences(製品番号1010L050W046)から購入したInertsil ODS−3 3mm 4.6×50mmカラムを使用し、Agilent 1100 HPLCで分析的クロマトグラフィーデータを得た。0.05%トリフルオロ酢酸(TFA)を含有させた、勾配プロファイル10〜99%のアセトニトリル(ACN)−水を用い1.6分展開し、次に、99%アセトニトリルで0.3分保持し、サンプルの分取を実施した。流速は5mL/分とし、カラム温度は50℃に設定した(方法A)。
特に記載がない限り、Agilentシリーズ1100 MSDでポジティブモードでエレクトロスプレーイオン化(ESI)を行い、質量スペクトル(MS)を得た。計算質量(calcd.)は、正確な質量に相当する。
核磁気共鳴(NMR)スペクトルは、BrukerモデルDRX分光計を用いて得た。以下の1H NMRデータのフォーマットは、テトラメチルシランを基準物質とした低磁場側への化学シフト(ppm)を示すものである(多重度、結合定数J(Hz)、積分値)。多重度の定義は次のとおりとする:s=一重線、d=二重線、t=三重線、q=四重線、m=多重線、br=ブロード。回転異性体混合物として示す化合物については、割合は、合計が1になるよう示し、例えば、0.80:0.20として表す。あるいは、1H NMRデータは、主な回転異性体のみが示されたものとして記録してもよく、あるいは合計1未満の1種以上の回転異性体についてデータを記録してもよい。交換性プロトンを含む化合物の場合、NMRスペクトルにおいてこのようなプロトンを識別可能であるか否かは、NMRスペクトルの取得に使用する溶媒の選択、及び溶液中の化合物濃度によることは理解されたい。
化合物名は、ChemDraw Ultra 12.0(CambridgeSoft Corp.,Cambridge,MA)又はACD/Name Version 10.01(Advanced Chemistry)を使用して命名した。
化合物は、次の方法のいずれかを使用して「SFCクロマトグラフィー」で精製した。
2つの異なるSD−1ポンプ(walnut creek,CA,USA)(ポンプのうち1つには、CO2を送り込むよう十分に変更を加えた)、特製ポンプヘッド熱交換器、ユラボFT 401チラー(labortechnik GmbH,Sellback,Germany)、選択バルブを備えるSCM 2500モデル相分離器(berger instruments)、Bodanロボット内の一式の収集容器から構成され、Berger instrumentのautoprep otionを備える、preparative APS 1010システムによる方法。高圧フローセルを取り付けたKnauer 2500UV検出器モデル(berlin,germany)。5ml サンプルループ及びYP−300モデルのシリンジポンプ(cavro,san Jose,CA)を取り付けた6ポート注入バルブ(Valco,Houston,TX,USA))を使用しサンプルを導入する。
あるいは、
SFC−PICLAB−PREP 200(PIC SOLUTION,Avignon,France)による方法。100mlポンプヘッドを備えるK1800 Knauerモデル(Berlin,germany)のポンプをモディファイヤーとした。lewa pump(Leonberg Germany)を2つ用い、CO2を送り込んだ。Huberチラー(Offenburg/Germany)により調整したコイルにより、ポンプヘッド及びCO2ラインを冷却した。6スイッチバルブ(Valco,Houston,TX,USA)及び5mlサンプルループを使用し、サンプルの注入を行った。このシステムは、PLC自動化システムにより管理される。
実施例301、307、313、319、321〜367、396、464〜482、及び483〜495は、合成スキーム及び実施例の項に記載の類似する方法を使用する調製に適する。
3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)ベンゾニトリルの合成(中間体A−2の合成における中間体)
3−フルオロ−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾニトリル(4.98g,19.1mmol)及び2−ブロモピリミジン(3.85g,23mmol)のTHF(96mL)溶液に、Na2CO3(6g,57.4mmol)と、続いて水(43mL)を加えた。N2により反応混合物を10分間脱ガスした。PdCl2(dtbpf)(374mg,0.57mmol)を加え、反応混合物を80℃で5時間撹拌した。溶液を室温に冷却し、EtOAcと水の混合液を加えた。水相をEtOAcで2回抽出し、合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。残渣を少量のEtOAcに溶解させた後ヘキサンを加え、表題化合物を沈殿させた。固体をろ過し、ヘキサンにより洗浄し、乾燥させ、標題化合物を得た(2.46g,64%)。MS(ESI):C11H6FN3の計算値199.1;実測値m/z 200.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ 9.02−8.91(m,2H),7.65(dt,J=7.7,1.0Hz,1H),7.60−7.52(m,1H),7.51−7.43(m,1H),7.41(t,J=4.9Hz,1H)。
中間体A−19:5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸。
工程A:5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリノニトリル。DMF(19mL)中、3−ブロモ−5−メチルピコリノニトリル(1.5g,7.6mmol)にK2CO3(1.2g,8.4mmol)及び2H−1,2,3−トリアゾール(440μL,7.6mmol)を加えた。この混合物を100℃で16時間加熱し、室温に冷却し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(5〜60% EtOAc−ヘキサン)で精製して、標題化合物(490mg,35%)[1H NMR(500MHz,CDCl3)8.58−8.53(m,1H),8.29−8.24(m,1H),7.98(s,2H),2.54(s,3H)]と、5−メチル−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピコリノニトリル(387mg,27%)とを得た。
工程B:ピコリン酸5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)工程A(489mg,2.6mmol)の標題化合物のEtOH(7mL)溶液に、4N NaOH(660μL,2.6mmol)を加えた。混合物を100℃で24時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮して白色固体を得た。更なる精製は行わずにこれを以降の工程で使用した。MS(ESI):C9H8N4O2の計算値204.1;実測値m/z 205.0[M+H]+。
中間体A−20:5−メチル−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピコリン酸。
工程A:5−メチル−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピコリノニトリル。中間体A−19工程Aにおいて、標題化合物を調製した。1H NMR(500MHz,CDCl3)8.65(dd,J=1.8,0.9Hz,1H),8.41(d,J=1.2Hz,1H),8.18−8.15(m,1H),7.95(d,J=1.2Hz,1H),2.58(s,3H)。
工程B:5−メチル−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピコリン酸。5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリノニトリルを工程Aの標題化合物に置き換え、中間体A−19と同様に調製を行った。MS(ESI):C9H8N4O2の計算値204.1;実測値(m/z)205.0[M+H]+。
中間体A−21:6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸。
工程A:6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリノニトリル。DMF(28mL)中、3−ブロモ−6−メチルピコリノニトリル(2.2g,11mmol)に、K2CO3(1.7g,12mmol)及び2H−1,2,3−トリアゾール(650μL,11mmol)を加えた。この混合物を100℃で36時間加熱し、室温に冷却し、EtOAcで抽出した。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(10〜100% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(1g,48%)。
工程B:6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸。工程Aの標題化合物(730mg,4mmol)のEtOH(10mL)溶液に、4N NaOH(1mL,4mmol)を加えた。混合物を100℃で24時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮して白色固体を得た。更なる精製は行わずにこれを以降の工程で使用した。
中間体A−22:3−エトキシイソキノリン−4−カルボン酸。
工程A:3−ヒドロキシイソキノリン−4−カルボン酸エチル。3−アミノイソキノリン−4−カルボン酸エチル(583mg,2.70mmol)の6.8mL H2SO4(5N)懸濁液を0℃に冷却し、亜硝酸ナトリウム(223mg,3.24mmolを1mLの水に溶解)を加えた。反応混合物を0℃で2.5時間撹拌した後、pHが7になるまで1N NaOH水溶液を加えた。水相をDCMで2回抽出し、合わせた有機相をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去して、工程Aの標題化合物を得た(583mg,99%)。更なる精製は行わずにこれを次工程に使用した。MS(ESI):C12H11NO3の計算値217.1;実測値(m/z)218.1[M+H]+。
工程B:3−エトキシイソキノリン−4−カルボン酸エチル。THF(13mL)中、工程Aの標題化合物(583mg,2.68mmol)にトリフェニルホスフィン(1.06g,4.03mmol)、エタノール(0.24mL,4.03mmol)及びDIAD(0.79mL,4.03mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した後、溶媒を留去した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30% EtOAc−ヘキサン)によリ精製し、工程Bの標題化合物を得た(498mg,76%)。MS(ESI):C14H15NO3の計算値245.1;実測値(m/z)246.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)δ 8.97(s,1H),7.91−7.82(m,2H),7.65−7.60(m,1H),7.42−7.36(m,1H),4.59−4.48(m,4H),1.48−1.39(m,6H)。
工程C:3−エトキシイソキノリン−4−カルボン酸。MeOH(15mL)に溶解させた工程Bの標題化合物(492mg,2mmol)に2M NaOH水溶液(2.5mL)を加えた。反応混合物を60℃で16時間撹拌した後、4M NaOH水溶液(2mL)を加え、この混合物を70℃で4時間撹拌した。MeOHを留去し、水相を0℃に冷却して、6N HCl水溶液を加え酸性化した。固体をろ過し、冷水で洗浄し、乾燥させて標題化合物を得た(285mg,65%)。MS(ESI):C12H11NO3の計算値217.1;実測値(m/z)218.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ13.36(s,1H),9.15(s,1H),8.13−8.06(m,1H),7.82−7.70(m,2H),7.54−7.47(m,1H),4.50(q,J=7.0Hz,2H),1.35(t,J=7.0Hz,3H)。
中間体A−23:4−(ジフルオロメトキシ)−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸
2−ブロモ−6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジンを4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロベンゾニトリルに置き換え、中間体A−19と同様に調製した。
中間体A−26:3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸
工程A:3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸メチル。マイクロ波用バイアル瓶で、2−MeTHF(10mL)に3−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(619mg,2.24mmol)及び2−クロロピリミジン(314mg,2.69mmol)を溶解させた。次に、Na2CO3(713mg,6.73mmol)、続いて水(3.4mL)を加えた後、反応混合物をN2で45分間脱ガスした。Pd(dppf)Cl2(66mg、0.09mmol)及び反応混合物を75℃で28時間加熱した。更にPd(dppf)Cl2(33mg,0.045mmol)を加え、反応混合物を150℃で3.5時間加熱した。この混合物をセライトパッドでろ過し、EtOAc及び水ですすぎ洗いした。各層を分離し、水相を1回EtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−ヘキサン)によリ精製し、標題化合物を得た(116mg,23%)。MS(ESI):C13H12N2O2の計算値228.1;実測値(m/z)229.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)8.95−8.76(m,2H),7.99−7.75(m,1H),7.50−7.44(m,1H),7.43−7.37(m,1H),7.32−7.24(m,1H),3.64(s,3H),2.15(s,3H)。
工程B:3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸。中間体A−31の工程Bと同様に調製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C12H10N2O2の計算値214.1;実測値(m/z)215.1[M+H]+。
中間体A−28:2−メトキシ−6−(ピリミジン−2−イル)安息香酸
工程A:メチル2−メトキシ−6−(ピリミジン−2−イル)安息香酸。マイクロ波用バイアル瓶で、THF(8.5mL)に、Combi−Blocks(CAS番号1146214−77−8)から市販の2−メトキシ−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(500mg,1.71mmol)、及び2−ブロモピリミジン(344mg,2.05mmol)を溶解させた。次に、Na2CO3(544mg,5.14mmol)、続いて水(4mL)を加え、反応混合物をN2で10分間脱ガスした。次に、PdCl2(dtbpf)(45mg,0.069mmol)を加え、反応混合物を80℃で4時間加熱した。混合物を室温に冷却し、水及びEtOAcを加えた。反応混合物をEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜70% EtOAc−ヘキサン)によリ精製し、標題化合物を得た(265mg,63%)。MS(ESI):C13H12N2O3の計算値244.1;実測値(m/z)245.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.78(d,J=4.9Hz,2H),7.99(dd,J=7.9,0.9Hz,1H),7.49(t,J=8.1Hz,1H),7.19(t,J=4.8Hz,1H),7.09(dd,J=8.3,0.9Hz,1H),3.90(s,3H),3.89(s,3H)。
工程B:2−メトキシ−6−(ピリミジン−2−イル)安息香酸。工程Aの標題化合物(265mg,1.09mmol)のTHF(4mL)溶液に2N NaOH(2mL)を加えた。混合物を50℃で72時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮して白色固体を得た。更なる精製は行わずにこれを以降の工程で使用した。MS(ESI):C12H10N2O3の計算値230.1;実測値(m/z)231.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO−d6)12.63(s,1H),8.86(d,J=4.9Hz,2H),7.77(dd,J=7.9,1.0Hz,1H),7.51(t,J=8.1Hz,1H),7.45(t,J=4.9Hz,1H),7.25(dd,J=8.4,1.0Hz,1H),3.83(s,3H)。
中間体A−29:7−エトキシキノリン−8−カルボン酸
工程A:7−メトキシキノリン−8−カルボン酸。1gの各バッチにおいて、2−アミノ−6メトキシ安息香酸(11g,66mmol)及びアクロレイン(4.8mL,72mmol)と1,4−ジオキサン(66mL)との混合物をマイクロ波反応器中で200℃で20分間加熱した。反応物を組み合わせた後、混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜10% MeOH−DCM)によリ精製して、標題化合物を得た(2.8g,20%)。MS(ESI):C11H19NO3の計算値203.1;実測値(m/z)204.0[M+H]+。
工程B:7−ヒドロキシキノリン−8−カルボン酸。HBr(14mL)中、工程Aの標題化合物(2.9g,14.1mmol)を、90℃で1時間加熱した。この混合物を次に濃縮し、PhCH3で洗浄し、更なる精製は行わずに以降の工程で使用した。
工程C:7−エトキシキノリン−8−カルボン酸エチル。DMF(15mL)中、工程Bの標題化合物(800mg,3.9mmol)及びK2CO3(1.4g,10.4mmol)に、ヨードエタン(560μL,6.9mmol)を加えた。室温で一晩撹拌した後、反応物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜30% EtOAc−ヘキサン)で精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C14H15NO3の計算値245.1;実測値(m/z)246.0[M+H]+。
工程D:7−エトキシキノリン−8−カルボン酸。THF(22mL)及びH2O(11mL)中、工程Cの標題化合物(1.3g,5.4mmol)に、LiOH水和物(675mg,16.5mmol)及びMeOHを加えた。混合物を67℃で12時間加熱した。更にLiOH水和物(675mg,16.5mmol)を加え、70℃で1日間加熱を継続した。更にLiOH水和物(1.4g,33mmol)を加え、75℃で1日間加熱を継続した。反応物を室温に冷却し、1N HCl水溶液でpH3に酸性化し、濃縮した。分取HPLCにより精製して、標題化合物を得た(1g,84%)。MS(ESI):C12H11NO3の計算値217.1;実測値(m/z)218.0[M+H]+。
中間体A−30:2−(1,4−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−6−メトキシ安息香酸
工程A:2−(1,4−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−6−メトキシ安息香酸エチル。マイクロ波用バイアル瓶で、DME(10mL)及び水(2mL)に、2−ブロモ−6−メトキシ安息香酸エチル(500mg,1.54mmol)及び1,4−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(377mg,1.70mmol)を溶解させた。次に、Na2CO3(259mg,3.09mmol)、続いてPd(PPh3)4(89mg,0.077mmol)を加え、反応混合物をN2で10分間脱ガスした。次にこの反応混合物をマイクロ波により100℃で1時間加熱した。混合物を室温に冷却し、セライトでろ過し、EtOAc及びDCMで洗浄した。粗生成物溶液を減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(10〜80% EtOAc−ヘキサン)で直接精製し、標題化合物を得た(402mg,95%)。MS(ESI):C15H18N2O3の計算値274.1;実測値(m/z)275.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)7.45(dd,J=8.4,7.6Hz,1H),7.29(s,1H),7.04(dd,J=8.5,0.9Hz,1H),6.84(dd,J=7.6,0.9Hz,1H),4.07(qd,J=7.2,1.5Hz,2H),3.90(s,3H),3.61(s,3H),1.86(s,3H),1.01(t,J=7.1Hz,3H)。
工程B:2−(1,4−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−6−メトキシ安息香酸。中間体A−28の工程Bと同様に調製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C13H14N2O3の計算値246.1;実測値(m/z)247.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,DMSO−d6)7.50(dd,J=8.5,7.6Hz,1H),7.25(s,1H),7.21(dd,J=8.5,0.9Hz,1H),6.85(dd,J=7.6,0.9Hz,1H),3.84(s,3H),3.49(s,3H),1.79(s,3H)。
中間体A−31:3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸
工程A:3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸エチル。マイクロ波用バイアル瓶で、DME(2.59mL)に2−ヨード−3−メチル安息香酸エチル(627mg,2.16mmol)及び2−(トリブチルスタンニル)オキサゾール(0.54mL,0.07mmol)を溶解させた。この溶液をN2で5分間脱ガスした後、CuI(21mg,0.11mmol)及びPd(PPh3)4(125mg,0.11mmol)を加えた。この反応物にN2を吹き込み、150℃で1時間加熱した。この反応物を室温に冷却し、セライトパッドでろ過し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)によリ精製して、工程Aの標題化合物を得た(333mg,67%)。MS(ESI):C13H13NO3の計算値231.1;実測値(m/z)232.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)7.89−7.82(m,1H),7.79(d,J=0.8Hz,1H),7.48−7.43(m,2H),7.30(d,J=0.9Hz,1H),4.17(q,J=7.1Hz,2H),2.27(s,3H),1.18(t,J=7.1Hz,3H)。
工程B:3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸。工程A(166mg,0.72mmol)の標題化合物にMeOH(7.2mL)及び1M NaOH水溶液(7.2mL)を加えた。MeOHを留去した後、1M HCl水溶液を加えた。この溶液にDCMを加え、水相をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去して、標題化合物を得た(145mg)。MS(ESI):C11H9NO3の計算値203.1;実測値(m/z)204.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ8.20(s,1H),7.79−7.68(m,1H),7.65−7.49(m,2H),7.35(s,1H),4.34(s,1H),2.20(s,3H)。
中間体A−32:4−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸。
工程A:4−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリノニトリル。マイクロ波用バイアル瓶で、DMF(4mL)に2H−1,2,3−トリアゾール(0.22mL,3.8mmol)及びCuI(26mg)を溶解させた。反応混合物をN2で脱ガスし、3−ブロモ−4−メチルピコロニトリル(picolonitrile)(300mg,1.5mmol)を加え、続いてtrans−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(41μL,0.3mmol)及びCs2CO3(844mg,2.6mmol)を加えた。マイクロ波反応器で、反応混合物を120℃で1時間加熱した。H2Oを加え、混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た(112mg,27%)。MS(ESI):C9H7N5の計算値185.2;実測値(m/z)186[M+H]+。
工程B:4−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸。5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリノニトリルを工程Aの標題化合物に置き換え、中間体A−19と同様に調製した。反応混合物をpH4に酸性化した後、濃縮した。MS(ESI):C11H9NO3の計算値203.1;実測値(m/z)204.1[M+H]+。
中間体A−33:3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)キノリン−2−カルボン酸
工程A:3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)キノリン−2−カルボン酸エチル。2−ブロモ−4−メチル安息香酸を3−ヨードキノリン−2−カルボン酸エチル(国際公開第2011093365号)に置き換えて、中間体A−40、工程Aと同様に調製した(収率10%未満)。MS(ESI):C14H12N4O2の計算値268.3;実測値(m/z)269.0[M+H]+。
工程B:3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)キノリン−2−カルボン酸。MeOH(1mL)中、工程Aの標題化合物(134mg,0.5mmol)に、2M NaOH(1mL)水溶液を加えた。室温にて1時間後、反応物を50℃で1時間加熱し、室温に冷却し、1N HClで酸性化し、濃縮して、さらなる精製は行わずに以降の工程に使用した。MS(ESI):C12H8N4O2の計算値240.2;実測値(m/z)241.0[M+H]+。
中間体A−40:4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸。
工程A:4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸及び4−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)安息香酸。マイクロ波用バイアル瓶で、DMF(5mL)に2H−1,2,3−トリアゾール(0.34mL,5.81mmol)及びCuI(40mg,0.21mmol)を溶解させた。反応混合物をN2で10分間脱ガスし、2−ブロモ−4−メチル安息香酸(500mg,2.33mmol)を加え、続いてtrans−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(62μL,0.40mmol)及びCs2CO3(1.29g,3.95mmol)を加えた。電子レンジを使用し、反応混合物を100℃で20分間撹拌した後、水、HCl水溶液(pH=3)及びEtOAcに分配した。有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去して粗生成物混合物を得た。更なる精製は行わずにこれを次工程に使用した。
工程B:4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸メチル。DMF(28mL)中、工程A(945mg,4.65mmol)の標題化合物に、K2CO3(1.3g,9.3mmol)及びヨードメタン(0.3mL,4.7mmol)を加えた。この反応混合物を、N2下、室温にて16時間にわたって撹拌した。溶媒を留去し、残渣をNaHCO3飽和溶液に溶解した。水相をDCMで抽出し、有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(0%〜30% EtOAc−ヘプタン)で精製し、標題化合物(470mg,47%)を得た。
工程C:3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸エチルを工程Bの標題化合物に置き換え、中間体A−31工程Bと同様に調製した。更なる精製は行わずにこれを以降の工程に使用した。
中間体A−42:3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸。
工程A:3−ブロモ−6−メチルピコリン酸。3−ブロモ−6−メチルピコリノニトリル(4g,20.3mmol)とEtOH(40mL)とを入れた封管に4M NaOH水溶液(15mL)を加えた。反応物を90℃で24時間加熱した。追加の4M NaOH水溶液を加え、継続して90℃で24時間加熱した。反応物を室温に冷却し、1N HCl水溶液によりpH3に酸性化し、濃縮した。更なる精製は行わずにこれを以降の工程に使用した。MS(ESI):C7H6BrNO2の計算値216.0;実測値(m/z)218[M+H]+。
工程B:3−ブロモ−6−メチルピコリン酸メチル。MeOH(50mL)中、工程A(10.3g,20mmol)の標題化合物に、塩化チオニル(4.4mL,60mmol)を加えた。反応物を還流下で一晩加熱し、室温に冷却し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜15% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た(1.9g,40%)。MS(ESI):C8H8BrNO2の計算値230.1;実測値(m/z)232[M+H]+。
工程C:3−メチル−2−(トリブチルスタンニル)ピリジン。−78℃にて、THF(35mL)中2−ブロモ−3−メチルピリジン(1.3mL,11.7mmol)に、n−BuLi(ヘキサン中2.5M,5.6mL,14mmol)を加えた。30分後、塩化トリブチルすず(3.8mL,14mmol)を加えた。−78℃で1時間後、反応物を室温に加温させた。EtOAcを加え、反応混合物を10% KF水溶液で洗浄した。有機層を乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜15% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た(1.2g,27%)。MS(ESI):C18H33NSnの計算値382.2;実測値(m/z)384.0[M+H]+。
工程D:3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボキシラートメチル。PhCH3(6.6mL)中の工程Bの標題化合物(509mg,2.2mmol)及び工程Cの標題化合物(1.1g,2.9mmol)にPd(PPh3)4(225mg,0.2mmol)を加えた。この反応物をN2で脱ガスし、マイクロ波反応器を使用して150℃で1.5時間加熱した。反応物を室温に冷却し、H2Oで希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た(101mg,18%)。MS(ESI):C14H14N2O2の計算値242.3;実測値(m/z)243[M+H]+。
工程E:3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸。3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)キノリン−2−カルボン酸エチルを工程Dの標題化合物に置き換え、中間体A−33工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C13H12N2O2の計算値228.2;実測値(m/z)229[M+H]+。
中間体A−43:6−メチル−3−(オキサゾール−2−イル)ピコリン酸
2−ヨード−3−メチル安息香酸エチルを3−ヨード−6−メチルピコリン酸メチルに置き換え、中間体A−31と同様に調製した。MS(ESI):C10H8N2O3の計算値204.2;実測値(m/z)161[M−CO2]+.
中間体A−55:2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)安息香酸。
工程A:5−フルオロ−2−ヨードピリミジン。プロピオニトリル(33mL)中2−クロロ−5−フルオロピリミジン(4mL,32mmol)溶液に、トリメチルクロロシラン(12mL,97mmol)及びナトリウムヨージド(15g,97mmol)を加え、反応混合物を150℃で1時間加熱した。反応の完了後、反応混合物を室温に冷却し、溶媒を除去した。残渣を、EtOAc、及び、NaHCO3飽和溶液にとった。有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜20% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(2.82g,39%)。
工程B:2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゾニトリル。マイクロ波用バイアル瓶で、THF(15mL)にシアノフェニルボロン酸(500mg,3.40mmol)を溶解させ、反応混合物をN2で脱ガスした。次に、工程Aの標題化合物(915mg,4.08mmol)、Na2CO3(1.08g、10.2mmol)、水(5mL)、及びPdCl2(dtbpf)(CAS 95408−45−0)(89mg,0.14mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した後、マイクロ波加熱により75℃で2時間加熱した。混合物を室温に冷却し、水及びEtOAcを加えた。反応混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30% EtOAc−ヘキサン)によリ精製し、標題化合物を得た(280mg,41%)。MS(ESI):C11H6FN3の計算値199.1;実測値(m/z)200.0[M+H]+。
工程C:2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)安息香酸。H2SO4(6mL)及び水(6mL)中、工程Bの標題化合物(1.24g,6.22mmol)の溶液を80℃で1時間撹拌した。次に、反応混合物を0℃に冷却し、水相をDCMで抽出した(2回)。pHが約3〜4になるまで20M NaOH(11mL)溶液を水相に加えた。水層をEtOAc及びDCMで再度抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮して、標題化合物を得た(672mg,50%)。MS(ESI):C11H7FN2O2の計算値218.1;実測値(m/z)219.1[M+H]+。
中間体A−56:2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−3−メチル安息香酸。
工程A:2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−3−メチル安息香酸メチル。3−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(CAS 887234−98−2)(3g,11mmol)のTHF(30mL)溶液をN2で脱ガスした。次に、2−クロロ−5−フルオロピリミジン(1.6mL、13.04mmol)、Na2CO3(3.45g,32.6mmol)、水(10mL)、及びPd(dppf)Cl2(354mg,0.434mmol)を加え、反応混合物を100℃で一晩撹拌した。混合物を室温に冷却し、水及びEtOAcを加えた。反応混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)によリ精製し、標題化合物を得た(1.07g,40%)。
工程B:2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−3−メチル安息香酸。工程Aの標題化合物(1.46g,5.93mmol)のMeOH(20mL)溶液に1M NaOH(12mL)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を除去し、pHが10になるまで水で粗生成物を希釈した。水層をEtOAで抽出した。更に、pH 2になるまで12M HCl水溶液で酸性化し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮して、標題化合物を得た(1.19g,83%)。MS(ESI):C12H9FN2O2の計算値232.1;実測値(m/z)233.1[M+H]+。
中間体A−57:3−フルオロ−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)安息香酸。
シアノフェニルボロン酸を(2−シアノ−6−フルオロフェニル)ボロン酸(CAS 656235−44−8)に置き換え、中間体A−55と同様に調製した。MS(ESI):C11H6F2N2O2の計算値236.0;実測値(m/z)237.1[M+H]+。
中間体A−58:3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸ナトリウム。
工程A:2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸メチル。2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを2−(トリブチルスタンニル)ピリミジンに置き換え、実施例260工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C12H10N2O2の計算質量214.1;m/z実測値215.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.84−8.78(m,2H),8.06−7.99(m,1H),7.76−7.71(m,1H),7.60(td,J=7.6,1.4Hz,1H),7.52(td,J=7.5,1.3Hz,1H),7.24(t,J=4.9Hz,1H),3.75(s,3H)。
工程B:メチル3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸。マイクロ波用バイアル瓶で、工程Aの化合物(314mg,1.47mmol)、Pd(OAc)2(49mg,0.07mmol)、トリフルオロ酢酸銅(II)(425mg,1.47mmol)、及び塩化カルシウム(651mg,5.87mmol)を合わせた。バイアル瓶に蓋をし、酢酸(21mL)を加えた。反応混合物を110℃で24時間撹拌し、溶媒を留去した。残渣を、EtOAc、及び、NaHCO3飽和溶液にとった。水相をEtOAcで3回抽出し、合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(77mg,21%)。MS(ESI):C12H9ClN2O2の計算値248.0;実測値(m/z)249.1.1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.86(d,J=4.9Hz,2H),8.00(dd,J=7.9,1.2Hz,1H),7.68(dd,J=8.1,1.2Hz,1H),7.46(t,J=8.0Hz,1H),7.33(t,J=4.9Hz,1H),3.65(s,3H)。
工程C:3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸ナトリウム。工程Bの化合物(103mg,0.42mmol)のTHF(2mL)溶液に、3.75M NaOH水溶液(0.44mL,1.66mmol)を加えた。反応混合物を50℃で48時間撹拌し、溶媒を留去した。残渣を水に取り、凍結乾燥させて、標題化合物を得た(106mg,100%)。MS(ESI):C11H7ClN2O2の計算値234.0;実測値(m/z)235.0.1H NMR(500MHz,CD3OD)δ 8.80(d,J=5.0Hz,2H),7.88(dd,J=7.7,1.2Hz,1H),7.52(dd,J=8.0,1.2Hz,1H),7.48−7.38(m,2H)。
中間体A−66:5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ニコチン酸。
工程A:5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ニコチン酸メチル2−クロロ−5−メチルニコチン酸メチル(CAS 65169−43−9)(745mg,4.01mmol)、CuI(38mg,0.2mmol)、LiCl(169mg,4.01mmol)、及びPd(PPh3)4(231mg,0.2mmol)と、トルエン(15mL)とを入れた封管に、2−(トリブチルスタンニル)ピリミジン(1.5mL,4.4mmol)を加え、反応混合物を120℃で一晩加熱した。この反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(494mg,52%)。MS(ESI):C12H11N3O2の計算値229.1;実測値(m/z)229.99。
工程B:5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ニコチン酸。工程Aの標題化合物(466mg,2.03mmol)のMeOH(10mL)溶液に10M NaOH(1mL)を加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を除去し、粗残渣を水で希釈し、pHが3になるまで6M HCl水溶液で酸性化した。固体NaClで水層を飽和させ、CHCl3中20% iPrOHで抽出した(3回)。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮して、標題化合物を得た(432mg,99%)。MS(ESI):C11H9N3O2の計算値215.1;実測値(m/z)216.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,メタノール−d4)δ 8.90(br.s,2H),8.64(br.s,1H),8.17(s,1H),7.55(br.s,1H),2.51(s,3H)。
中間体A−67:5−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピコリン酸リチウム。
工程A:5−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピコリン酸メチル。2−クロロ−5−メチルニコチン酸メチルを3−ブロモ−5−メチルピコリン酸メチルに置き換え、中間体A−66、工程Aと同様に調製した。MS(ESI):C12H11N3O2の計算値229.1;実測値(m/z)230.0[M+H]+。
工程B:5−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピコリン酸リチウム。工程Aの標題化合物(592mg,2.58mmol)のTHF(5mL)溶液に、4M LiOH(0.8mL)及び水(1.5mL)を加え、反応混合物を室温で2.5時間撹拌した。溶媒を除去し、粗反応混合物を減圧下で一晩放置し、標題化合物を得た(591mg)。更なる精製は行わずにこれを次工程に使用した。MS(ESI):C11H9N3O2の計算値215.1;実測値(m/z)216.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,メタノール−d4)δ 8.83(d,J=4.9Hz,2H),8.39(br.s,1H),8.23−8.18(m,1H),7.38(t,J=4.9Hz,1H),2.44(s,3H)。
中間体A−68:3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸。
工程A:2−ブロモ−N−(2,2−ジメトキシエチル)−6−フルオロベンズアミド。2−ブロモ−6−フルオロ安息香酸(2g,9.1mmol)のDMF(27mL)溶液にHBTU(5.20g,13.7mmol)及びDIPEA(4.7mL,27mmol)を加え、反応混合物を10分間撹拌した。次に、2,2−ジメトキシエチルアミン(1.3mL,11.9mmol)を加え、反応混合物を室温で12時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜25% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(2.3g,82%)。
工程B:2−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)オキサゾール。P2O5(6.4g,22.6mmol)にメタンスルホン酸(52mL,801mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。次に、工程Aの標題化合物(2.3g,7.54mmol)を反応混合物に加え、混合物を140℃で2時間加熱した。DCMを加え、この混合物を、氷上でゆっくり飽和NaHCO3水溶液に注ぎ入れた。この混合物をDCMで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜10% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(1.5g,82%)。MS(ESI):C9H5BrFNOの計算値240.95;実測値(m/z)242.0[M+H]+。
工程C:3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸メチル。工程Bの標題化合物(2.18g,8.99mmol)、Pd(OAc)2(40mg,0.18mmol)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(199mg,0.36mmol)、及びEt3N(3.7mL,27mmol)の1:1MeOH/1,4−ジオキサン(36mL)溶液をN2で15分間脱ガスした。次に、混合物を、一酸化炭素雰囲気下で一晩、95℃で撹拌した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、NaHCO3溶液で洗浄した。有機層を分取し、MgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜12% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(1.7g,83%)。MS(ESI):C11H8FNO3の計算値221.1;実測値(m/z)222.0[M+H]+。
工程D:3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸。工程Cの標題化合物(1.65g,7.46mmol)のMeOH(22mL)溶液に2M NaOH(7.5mL)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を1M HCl水溶液で酸性化し、溶媒を減圧下で留去させた。混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮して、標題化合物を得た(905mg,58%)。MS(ESI):C10H6FNO3の計算値207.0;実測値(m/z)208.0[M+H]+。融点=182℃。
中間体A−69:5−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸。
工程A:メチル5−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸。2−ブロモ−5−フルオロ安息香酸メチル(1.1g,4.8mmol)及び2−(トリ−n−ブチルスタンニル)オキサゾール(1.3mL,6.2mmol)のトルエン(14mL)溶液にPd(PPh3)4(550mg,0.476mmol)を加え、反応混合物をマイクロ波により150℃で30分加熱した。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン、その後、第2のカラムで0〜10% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(553mg,52%)。MS(ESI):C11H6FNO3の計算値221.1;実測値(m/z)222.1[M+H]+。
工程B:5−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)安息香酸。中間体68の工程Dと同様に調製し、標題化合物を得た(858mg,99%)。MS(ESI):C10H6FNO3の計算値207.0;実測値(m/z)208.1[M+H]+。
中間体A−70:2−フルオロ−6−(オキサゾール−2−イル)安息香酸。
2−ブロモ−6−フルオロ安息香酸を2−ブロモ−3−フルオロ安息香酸に置き換え、中間体68と同様に調製した。MS(ESI):C10H6FNO3の計算値207.0;実測値(m/z)208.0[M+H]+。
中間体A−71:4−フルオロ−2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸。
工程A:5−(2−ブロモ−5−フルオロフェニル)−3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール。2−ブロモ−5−フルオロベンゾイルクロリド(2.17g,9.13mmol)のTHF(18mL)溶液にDIPEA(1.7mL、10mmol)を加えた。次に、アセトアミドオキシム(676mg,9.13mmol)を滴下し、反応混合物を70℃で16時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3溶液で洗浄した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜20% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(2.35g,57%)。MS(ESI):C9H6BrFN2Oの計算値255.96;実測値(m/z)257.0[M+H]+。
工程B:4−フルオロ−2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸。中間体68、工程C及びDと同様に調製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C10H7FN2O3の計算値222.0;実測値(m/z)223.0[M+H]+。
中間体B−1:(±)−7−(tert−ブトキシカルボニル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸。
国際公開第2004/074292(A1)号に記載のとおりに調製した。1H NMR(CDCl3):4.54(d,J=4.6Hz,1H),4.33−4.24(m,1H),2.61−2.18(m,4H),1.90−1.71(m,2H),1.68−1.57(m,1H),1.56−1.35(m,10H)。
中間体(+)−B−2及び(−)−B−2:(1S,2R,4R)−2−ベンジル7−tert−ブチル7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,7−ジカルボキシラート
及び(1R,2S,4S)−2−ベンジル7−tert−ブチル−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,7−ジカルボキシラート。
80% CO2/20% iPrOHを移動相として使用して、キラルSFC(CHIRALPAK IC 5μM 250×20mm)による中間体B−3(17g)の光学分割により、標題化合物、(−)−B−3エナンチオマーA(7.5g,第1に溶出されるエナンチオマー)及びエナンチオマー(+)−B3(7.3g,第2に溶出されるエナンチオマー)を得た。
中間体(−)−B−2:(−)−2−ベンジル7−tert−ブチル−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,7−ジカルボキシラート。エナンチオマーA,[α]D 25−25.2(c 2.8,CHCl3)。
中間体(+)−B−2:(+)−2−ベンジル7−tert−ブチル−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,7−ジカルボキシラート。エナンチオマーB,[α]D 25+25.0(c 2.8,CHCl3)。1H NMR(CDCl3):7.39−7.30(m,5H),5.19−5.08(m,2H),4.55(s,1H),4.30(s,1H),2.59(dd,J=8.9,5.0Hz,1H),2.36−2.24(m,1H),1.90−1.70(m,2H),1.68−1.57(m,1H),1.52−1.34(m,11H)。
中間体B−3:(1S,2R,4R)−7−(tert−ブトキシカルボニル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸
EtOH(100mL)中、中間体(+)−B−2(3.5g,10.6mmol)に、10重量% Pd/C湿潤Degussa(750mg)を加えた。反応物にN2、続いてH2を吹き込んだあと、H2(バルーン)雰囲気下で反応させた。完了時に、反応物をろ過し、濃縮して、標題化合物を得た(2.4g,94%)。更なる精製は行わずにこれを使用した。1H NMR(CDCl3):4.62−4.52(m,1H),4.35−4.26(m,1H),2.59(ddd,J=8.9,5.0,1.5Hz,1H),2.29−2.19(m,1H),1.91−1.71(m,2H),1.68−1.58(m,1H),1.54−1.35(m,11H)。
中間体B−4:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
PhCH3(32mL)中、中間体B−3(2.4g,9.9mmol)に、TEA(1.5mL,10.9mmol)を加えた。油浴で70℃に加熱した後、PhCH3(3mL)中DPPA(2.4mL,10.9mmol)を加えた。1時間後、BnOH(1.0g,9.5mmol)を加え、油浴の温度を90℃に上昇させた。更に18時間後、反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。水層をEtOAで抽出した(1回)。組み合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(10〜50% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(2.8g,78%)。1H NMR(CDCl3):7.39−7.28(m,5H),5.20−4.84(m,3H),4.30−4.06(m,3H),3.86−3.68(m,1H),1.93(dd,J=13.4,8.1Hz,1H),1.85−1.63(m,2H),1.54−1.29(m,11H)。
中間体B−5:(+)−(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
EtOH(5mL)中、中間体B−4(400mg,1.2mmol)に10重量% Pd/C湿潤Degussa(85mg)を加えた。反応物にN2、続いてH2を吹き込んだあと、H2(バルーン)雰囲気下で反応させた。完了時に、反応物をろ過し、濃縮して、標題化合物を得た(244g,99%)。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C11H20N2O2の計算値212.1;実測値(m/z)213.1[M+H]+。[α]D 25+9.8(c 4.9,CHCl3)1H NMR(CDCl3):4.25−4.13(m,1H),3.94−3.82(m,1H),2.96(dd,J=7.8,3.0Hz.1H),1.85−1.25(m,15H)。
中間体B−6:(±)−tert−ブチル2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
中間体B−4と(±)−7−(tert−ブトキシカルボニル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸(中間体B−1)に置き換え、中間体B−5と同様に調製した。
中間体B−7:(±)−tert−ブチル2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
中間体B−8:(−)−(1R,2S,4S)−tert−ブチル2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
エナンチオマー(1S,2R,4R)−2−ベンジル7−tert−ブチル7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,7−ジカルボキシラート(中間体(+)−B−2)をエナンチオマー(1R,2S,4S)−2−ベンジル7−tert−ブチル−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,7−ジカルボキシラート(中間体(−)−B−2)に置き換え、中間体B−5と同様に調製した。
中間体B−9:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−(ヒドロキシメチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
0℃にて、THF(12mL)中、中間体(+)−B−2(504mg,1.5mmol)にDibal−H(THF中1M,4.6mL)を加えた。1時間後、追加のDibal−Hを加えた。反応物を室温に加温し、ロッシェル塩(20重量%)でクエンチした。EtOAcを加え、混合物が2層の明瞭な層を形成するまで撹拌した。水層をEtOAで抽出した(2回)。合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(10〜50% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(171mg,49%)。MS(ESI):C12H21NO3の計算値227.2;実測値(m/z)228.2[M+H]+、172.2[M−55]+。1H NMR(CDCl3):4.26−4.12(m,2H),3.45−3.32(m,2H),3.00−2.04(m,1H)。1.95−1.90(m,1H),1.83−1.73(m,2H),1.53−1.37(m,12H),1.32−1.28(m,1H)。
中間体B−10:(±)−tert−ブチル2−(ヒドロキシメチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
Org.Syn.,1997,74,212,Tet.Lett.1997,38,6829及びBiorg.Med.Chem.Lett.2006,14,8219.に記載の通り。1H NMR(CDCl3):4.25−4.13(m,2H),3.47−3.32(m,2H),1.98−1.68(m,4H),1.56−1.26(m,13H)。
中間体B−11:(±)−tert−ブチル2−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
(±)−tert−ブチル7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−7−カルボキシラート(3.4g,17.4mmol;Helvetica Chimica Acta,2004,87,2764)のTHF(50mL)溶液に、ボラン−THF錯体(27mL,THF中約1M)を加えた。溶液を室温で約2時間撹拌した後、水(7mL、泡の生成が観察された)をゆっくりと加えて過剰量のボランをクエンチした。次に6M NaOH(25mL)を加えた後、H2O2(15mL,30%)をゆっくりと滴下した。得られた溶液を室温で一晩攪拌した。次に、メタ重亜硫酸ナトリウム固体をゆっくりと加えることにより、過剰量のH2O2をクエンチした。この混合物を水(200mL)で希釈し、DCM(3×75mL)で抽出した。合わせた有機物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、溶媒を除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% EtOAc−ヘキサン)によリ精製し、ゆっくりと固化した無色透明油として標題化合物(2.74g)を得た。MS(ESI):C11H19NO3の計算値213.2;実測値(m/z)158.1[M+2H−tBu]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 4.28−4.20(t,J=4.9Hz,1H),4.16−4.06(d,J=5.2Hz,1H),3.91−3.80(td,J=7.4,6.4,1.9Hz,1H),2.00−1.88(s,1H),1.88−1.80(m,1H),1.78−1.69(m,1H),1.69−1.55(m,2H),1.50−1.40(s,9H),1.31−1.20(m,2H)。
実施例1:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。0℃にて、DMF(3mL)中中間体B−9(170mg,0.75mmol)にNaH(36mg,鉱油中60重量%,0.9mmol)を加えた。30分後、DMF(0.5mL)中、2−フルオロピリジン(102mg,1.0mmol)を滴下し、0℃の氷浴を取り外した。次にフラスコを油浴中で90℃に加熱した。2時間後、1/2飽和NH4Clを加え、反応物をEtOAc(2回)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(5〜30% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(172mg,76%)。MS(ESI):C17H24N2O3の計算値304.2;実測値(m/z)305.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.13(dd,J=5.1,2.0Hz,1H),7.55(ddd,J=8.7,7.1,2.0Hz,1H),6.84(dd,J=7.0,5.0Hz,1H),6.73(d,J=8.3Hz,1H),4.35−4.15(m,2H),4.15−3.99(m,2H),2.26−2.14(m,1H),1.90−1.68(m,2H),1.64−1.55(m,1H),1.54−1.31(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−tert−ブチル−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。EtOAc中、工程A由来の標題化合物(130mg、0.4mmol)に、4M HCl−ジオキサンを加えた。3時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3(水溶液)で中和し、DCMで抽出した。合わせた有機物を乾燥させて(Na2SO4)、白色固体として工程B由来の標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C12H16N2O,204.1;実測値(m/z)205.1[M+H]+。
工程C:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DMF(1.4mL)中、工程Bの標題化合物(50mg,0.18mmol)に、DIPEA(0.078mL,0.45mmol)、中間体A−7(43mg,0.2mmol)及びHATU(75mg,0.2mmol)を加えた。反応の完了時に、Agilent prep method Aを使用して精製を実施し、標題化合物を得た。MS(ESI):C23H21FN4O2の計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.78(d,J=4.9Hz,1H),8.71(d,J=4.8Hz,1H),8.26−8.21(m,2H),7.60−7.50(m,1H),7.23−7.00(m,3H),6.90−6.82(m,1H),6.78−6.71(m,0.5H),6.59−6.51(m,0.5H),4.88−4.78(m,1H),4.26−4.09(m,1H),4.09−3.95(m,1H),3.92−3.79(m,1H),2.39−2.18(m,1H),2.04−1.86(m,1H),1.81−1.31(m,5H)。
実施例2:(±)−(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を中間体A−9に置き換え、及びHATUをHBTU置き換え、実施例1と同様に調製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C23H23N5O2の計算値401.2;実測値(m/z)402.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.92(d,J=4.9Hz,1H),8.84(d,J=4.9Hz,1H),8.32(t,J=8.3Hz,1H),8.24(dd,J=5.0,1.4Hz,0.5H),8.15(dd,J=5.0,1.5Hz,0.5H),7.76−7.69(m,0.5H),7.69−7.62(m,0.5H),7.52−7.42(m,1.5H),7.34(d,J=8.1Hz,0.5H),7.05−6.92(m,1H),6.87(d,J=8.3Hz,0.5H),6.68(d,J=8.3Hz,0.5H),4.60−4.56(m,1H),4.19(td,J=10.3,3.7Hz,1H),4.06(dt,J=10.4,5.3Hz,1H),3.86(t,J=4.0Hz,0.5H),3.77(d,J=4.1Hz,0.5H),2.56(s,1.5H),2.39−2.15(m,1H),2.06(s,1.5H),1.88−1.33(m,6H)。
実施例3A:(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S*,2R*,4R*)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
及び実施例3B:(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1R*,2S*,4S*)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
70% CO2/30% EtOHを移動相として使用して、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H 5μM 250×20mm)による実施例2(538mg)の光学分割により、エナンチオマーA(230mg,第1に溶出されるエナンチオマー)及びエナンチオマーB(226mg,第2に溶出されるエナンチオマー)を得た。CHIRALPAK AD(250×4.6mm)と、0.3% iPrNH2を含有する移動相70% CO2−30% EtOHとを使用する、7分間のSFC分析により、エナンチオマー純度を確認した。(実施例3A:単一種のエナンチオマーが98%超,保持時間4.00分;実施例3B:単一種のエナンチオマーが98%超、保持時間5.12分)。実施例3A:MS(ESI):C23H23N5O2の計算値401.2;実測値(m/z)402.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.83(d,J=4.8Hz,0.8H),8.72(d,J=4.8Hz,1.2H),8.43−8.37(m,1H),8.19−8.09(m,1H),7.59−7.48(m,1H),7.28(d,J=8.0Hz,0.4H),7.19−7.16(m,1.6H),6.88−6.81(m,1H),6.76(dt,J=8.4,1.0Hz,0.4H),6.57(dt,J=8.3,0.9Hz,0.6H),4.92−4.84(m,1H),4.38−4.23(m,1H),4.17(ddd,J=15.4,10.3,5.7Hz,1H),3.97−3.87(m,1H),2.62(s,1H),2.39−2.18(m,2.5H),2.11−1.81(m,2H),1.74(dd,J=12.3,8.6Hz,0.5H),1.68−1.36(m,4H)。
実施例3B:MS(ESI):C23H23N5O2の計算値401.2;実測値(m/z)402.1[M+H]+。
実施例4:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、中間体A−7を中間体A−21に置き換え、HATUをHBTUに置き換え、実施例1と同様に調製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):8.20−8.07(m,2H),7.84−7.75(m,2H),7.61−7.49(m,1H),7.31(d,J=8.4Hz,0.4H),7.19(d,J=8.4Hz,0.6H),6.87−6.83(m,1H),6.76(dt,J=8.4,0.9Hz,0.4H),6.57(dt,J=8.3,0.9Hz,0.6H),4.91−4.81(m,1H),4.32−4.07(m,2H),3.96−3.84(m,1H),2.62(s,1.2H),2.40−2.17(m,2.8H),2.13−1.94(m,1H),1.94−1.68(m,1.8H),1.68−1.37(m,3.2H)。
実施例5A:(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
及び実施例5B:(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1R,2S,4S)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
70% CO4/30% EtOHを移動相として使用して、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H 5μM 250×20mm)による実施例4(555mg)の光学分割により、エナンチオマーA(264mg,第1に溶出されるエナンチオマー)及びエナンチオマーB(248mg,第2に溶出されるエナンチオマー)を得た。CHIRALPAK AD(250×4.6mm)と、0.3% iPrNH2を含有する移動相70% CO2−30% EtOHとを使用して、7分間のSFC分析により、エナンチオマー純度を確認した。(実施例5A:単一種のエナンチオマーが98%超,保持時間2.80分;実施例5B:単一種のエナンチオマーが98%超、保持時間3.90分)。実施例5A:MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。実施例5B:MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。
実施例6:(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−7を中間体A−21に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。[α]D 20+11.4°(c 0.88,CHCl3)。1H NMR(CDCl3):8.19−8.06(m,2H),7.83−7.73(m,2H),7.61−7.48(m,1H),7.30(d,J=8.4Hz,0.4H),7.19(d,J=8.4Hz,0.6H),6.89−6.81(m,1H),6.78−6.73(m,0.4H),6.61−6.52(m,0.6H),4.91−4.81(m,1H),4.32−4.08(m,2H),3.96−3.84(m,1H),2.62(s,1.2H),2.39−2.18(m,2.8H),2.11−1.94(m,1.5H),1.94−1.37(m,4.5H)。
実施例7:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
工程A方法A:(±)−tert−ブチル2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。窒素バブリング下、室温にて、THF(11mL)中、中間体B−10(830mg,3.7mmol)及び5−フルオロピリジン−2(1H)−オン(500mg,4.4mmol)にトリ−n−ブチルホスフィン(1.8mL,7.8mmol)を加えた。5分間撹拌した後、DEAD(1.4mL,7.1mmol)を加え、この混合物を50℃で18時間撹拌した。この混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜15% EtOAc−ヘキサン)で精製し、白色固体として工程Aの標題化合物(590mg,45%)を得た。
工程A方法B:(±)−tert−ブチル2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。中間体B−9を(±)−B−9に置き換え、2−フルオロピリジンを2,5−ジフルオロピリジンに置き換え、実施例B−6と同様に調製した。MS(ESI):C17H23FN2O3の計算値322.2;実測値(m/z)323.0[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.02−7.87(m,1H),7.41−7.27(m,1H),6.70(dd,J=9.1,3.6Hz,1H),4.39−4.10(m,2H),4.09−3.89(m,2H),2.25−2.09(m,1H),1.91−1.26(m,15H)。
工程B:(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。(±)−tert−ブチル−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを工程A由来の標題化合物で置き換え、実施例1と同様に調製した。1H NMR(CDCl3):7.96(d,J=3.1Hz,1H),7.33(ddd,J=9.0,7.6,3.1Hz,1H),6.70(dd,J=9.0,3.6Hz,1H),4.09−3.98(m,2H),3.72−3.56(m,2H),2.22−1.99(m,3H),1.72−1.53(m,3H),1.49−1.34(m,1H)。
工程C:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C21H21FN6O2の計算値408.2;実測値(m/z)409.2。
実施例8A:((1S,2R,4R)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
及び実施例8B:((1R,2S,4S)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
70% CO2/30% EtOH/i−PrOH混合物(50/50 v/v)を移動相として使用して、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H 5μM 250×20mm)による実施例7(259mg)の光学分割により、エナンチオマーA(72mg,第1に溶出されるエナンチオマー)及びエナンチオマーB(84mg,第2に溶出されるエナンチオマー)を得た。CHIRALPAK AD(250×4.6mm)と0.3% iPrNH2を含有する移動相(70% CO2/15% EtOH/15% iPrOH)とを使用して、7分間のSFC分析により、エナンチオマー純度を確認した。(実施例8A:単一種のエナンチオマーが100%超,保持時間3.10分;実施例8B:単一種のエナンチオマーが100%超、保持時間4.58分)。実施例8A:MS(ESI):C21H21FN6O2の計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。実施例8B:MS(ESI):C21H21FN6O2の計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。
実施例9:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−37に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O2の計算値407.2;実測値(m/z)408.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.03−7.95(m,1H),7.81−7.70(m,3H),7.38−7.11(m,3H),6.72(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),6.52(dd,J=9.0,3.5Hz,0.5H),4.86−4.74(m,1H),4.15−3.68(m,3H),2.46−2.37(s,1.6H),2.32−1.78(m,4.4H),1.72−1.22(m,4H)。
実施例10A:((1S,2R,4R)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
及び実施例10B:((1R,2S,4S)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
60% CO2/40% i−PrOHを移動相として使用して、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H 5μM 250×20mm)による実施例9(290mg)の光学分割により、エナンチオマーA(140mg,第1に溶出されるエナンチオマー)及びエナンチオマーB(134mg,第2に溶出されるエナンチオマー)を得た。CHIRALPAK AD−H(250×4.6mm)と、0.3% iPrNH2を含有する移動相(60% CO2/40% iPrOH)とを使用して、7分間のSFC分析により、エナンチオマー純度を確認した。(実施例10A:単一種のエナンチオマーが98%超,保持時間2.42分;実施例10B:単一種のエナンチオマーが98%超、保持時間3.20分)。
実施例11:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(チオフェン−2−イル)フェニル)メタノン。
DCM(2.5mL)中、(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン(35mg,0.2mmol)に、TEA(25μL,0.2mmol))を加え、続いて、DCM(2.5mL)中、2−(チオフェン−2−イル)ベンゾイルクロリド(40mg,0.2mmol)を加えた。18時間後、反応物をDCMで希釈し、H2Oで洗浄した。水層をDCMで抽出した(1回)。合わせた有機物を乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(50〜100% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(37mg,57%)。MS(ESI):C23H21FN2O2Sの計算値408.1;実測値(m/z)409.1[M+H]+。
実施例12A:((1S*,2R*,4R*)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(チオフェン−2−イル)フェニル)メタノン。
及び実施例12B:((1R*,2S*,4S*)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(チオフェン−2−イル)フェニル)メタノン。
4.2mL/min MeOH(0.2% TEAを添加)、37mL/min CO2を移動相として使用して、キラルSFC(CHIRALPAK AS−H 5μM 250×20mm,40℃)による実施例11の光学分割により、エナンチオマーA(第1に溶出されるエナンチオマー)及びエナンチオマーB(第2に溶出されるエナンチオマー)を得た。
実施例12A:MS(ESI):C23H21FN2O2Sの計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.97(dd,J=11.0,3.0Hz,1H),7.54−7.20(m,6.5H),7.01(dd,J=5.0,3.7Hz,1.5H),6.71(dd,J=9.1,3.5Hz,0.5H),6.45(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),4.83−4.63(m,1H),4.18−3.38(m,3H),2.70−0.40(m,7H)。
実施例12B:MS(ESI):C23H21FN2O2Sの計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.97(dd,J=11.0,3.0Hz,1H),7.54−7.20(m,6.5H),7.01(dd,J=5.0,3.7Hz,1.5H),6.71(dd,J=9.1,3.5Hz,0.5H),6.45(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),4.83−4.63(m,1H),4.18−3.38(m,3H),2.70−0.40(m,7H)。
実施例13:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメタノールヒドロクロリド。MeOH(1mL)中、中間体B−10(1.1g,4.9mmol)に、4M HCl−ジオキサン(3mL)を加えた。6時間後、反応物を濃縮して、標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。
工程B:((±)−2−(ヒドロキシメチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。DMF中、工程Aの標題化合物に、TEA、5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸、及びHATUを加えた。18時間後、H2Oを加え、混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(1〜7% 2M NH3/MeOH−DCM)により精製し、標題化合物を得た(371mg,46%)。MS(ESI):C17H20N4O2の計算値312.2;実測値(m/z)313.2[M+H]+。
工程C:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。THF(2mL)中、工程Bの標題化合物(33mg,0.1mmol)に、NaOtBu(16mg,0.16mmol)を加えた。次に、反応物を還流下で15分間加熱し、2−クロロ−4−トリフルオロメチルピリミジン(19mg,0.16mmol)を加えた。この反応物を還流温度にて1時間にわたって加熱し、室温に冷却し、H2Oで希釈し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機物を乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0.5〜4% 2M NH3/MeOH−DCM)により精製し、標題化合物を得た(28mg,57%)。MS(ESI):C22H21F3N6O2の計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.82−8.72(m,1H),7.86−7.69(m,3H),7.36−7.10(m,3H),4.85(m,1H),4.47(t,J=10.1Hz,0.5H),4.20−3.98(m,1.5H),3.90(d,J=4.7Hz,0.5H),3.78(t,J=4.5Hz,0.5H),2.51−2.20(m,3H),2.14−1.82(m,2H),1.78−1.17(m,5H)。
実施例14:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H22F3N5O2の計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。
実施例15:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H22F3N5O2の計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.36−8.26(m,1H),7.91−7.69(m,4H),7.36−7.29(m,0.5H),7.25−7.16(m,1H),7.13−7.07(m,0.5H),6.97(dd,J=7.5,5.1Hz,1H),4.87−4.70(m,1H),4.53−4.34(m,0.5H),4.25−4.06(m,1H),3.92(t,J=10.9Hz,0.5H),3.85−3.71(m,1H),2.46−2.40(m,1.5H),2.39−2.19(m,1.5H),2.04−1.79(m,3H),1.72−1.19(m,4H)。
実施例16:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H22F3N5O2の計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.87−7.63(m,4H),7.37−7.11(m,3H),6.92(d,J=8.4Hz,0.5H),6.73(d,J=8.4Hz,0.5H),4.88−4.75(m,1H),4.20−3.84(m,2H),3.81−3.67(m,1H),2.49−2.36(s,2H),2.34−2.13(m,1H),2.08−1.77(m,3H),1.76−1.10(m,4H)。
実施例17:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((4−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−4−(メチル)ピリジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O2の計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.10−7.91(m,1H),7.87(d,J=3.7Hz,2H),7.82−7.70(m,1H),7.50−7.42(m,1H),7.34−7.24(m,0.5H),7.16−7.08(m,0.5H),6.90−6.80(m,1H),6.77−6.66(m,0.4H),6.59−6.45(m,0.6H),4.68(q,J=4.0,3.3Hz,1H),4.16−3.71(m,3H),2.49−2.18(m,5H),1.94−1.17(m,8H)。
実施例18:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−6−(メチル)ピリジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O2の計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.89(d,J=1.3Hz,2H),7.82−7.66(m,1.5H),7.61(dd,J=8.3,7.3Hz,0.5H),7.43(ddd,J=8.3,1.9,0.9Hz,0.5H),7.35−7.26(m,1H),7.16−7.09(m,0.5H),6.88(dd,J=16.1,7.3Hz,1H),6.76(d,J=8.4Hz,0.5H),6.53(d,J=8.3Hz,0.5H),4.74−4.64(m,1H),4.24−4.04(m,1H),4.02−3.76(m,2H),2.55−2.21(m,5H),2.05−1.23(m,8H)。
実施例19:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−5−(メチル)ピリジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O2の計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.10−7.58(m,4H),7.43−7.29(m,1.5H),7.26−7.11(m,1.5H),6.66(d,J=8.4Hz,0.5H),6.45(d,J=8.4Hz,0.5H),4.86−4.71(m,1H),4.17−3.66(m,3H),2.46−2.38(s,1.2H),2.31−2.14(m,3.8H),2.01−1.79(m,2H),1.71−1.18(m,6H)。
実施例20:(±)−(2−(((3,6−ジメチルピラジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを3−クロロ−2,5−ジメチルピラジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H26N6O2の計算値418.2;実測値(m/z)419.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)7.88−7.84(m,1H),7.81−7.72(m,2.5H),7.36−7.12(m,2H),7.11−7.06(m,0.5H),4.86−4.75(m,1H),4.26−4.15(m,0.5H),4.08(dd,J=11.0,5.5Hz,1H),3.86−3.71(m,1.5H),2.48−2.34(m,6H),2.34−2.13(m,3H),1.96−1.25(m,7H)。
実施例21:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((3−(トリフルオロメチル)キノキサリン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)キノキサリンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C26H23F3N6O2の計算値508.2;実測値(m/z)509.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.16−8.09(m,1H),7.97−7.62(m,6H),7.37−7.23(m,1H),7.19−7.06(m,1H),4.87(t,J=4.7Hz,0.5H),4.80(d,J=4.8Hz,0.5H),4.71−4.56(m,0.5H),4.38−4.22(m,1H),4.16−4.01(m,0.5H),3.87−3.73(m,1H),2.49−2.23(m,4H),2.05−1.24(m,6H)。
実施例22:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−1に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C21H20FN5O2の計算値393.2;実測値(m/z)394.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,MeOD)8.02−7.78(m,4H),7.62−7.53(m,0.5H),7.49−7.28(m,3H),7.13−7.01(m,0.5H),6.75(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),6.51(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),4.85−4.71(m,1H),4.21−4.03(m,1H),4.02−3.72(m,2H),2.39−2.09(m,1H),2.04−1.16(m,6H)。
実施例23:(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(キノリン−8−イル)メタノン。
中間体A−1をキノリン−8−カルボン酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C22H20FN3O2の計算値377.2;実測値(m/z)378.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.95−8.69(m,1H),8.16(dd,J=8.3,1.8Hz,0.4H),8.11−7.81(m,2H),7.81−7.67(m,1H),7.64−7.51(m,1H),7.47−7.09(m,2.6H),6.79(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),6.25(s,0.5H),5.08−4.96(m,1H),4.29(s,0.7H),4.13−3.94(m,1.3H),3.65−3.45(m,1H),2.47−2.02(m,2H),2.02−1.30(m,5H)。
実施例24:(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(ナフタレン−1−イル)メタノン。
中間体A−1を1−ナフトエ酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C23H21FN2O2の計算値376.2;実測値(m/z)377.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.10−7.95(m,1.5H),7.92−7.83(m,1.5H),7.81−7.71(m,1H),7.58−7.31(m,4H),7.25−7.13(m,1H),6.77(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),6.36−6.24(m,0.5H),5.04−4.92(m,1H),4.30−4.13(m,1H),4.07−3.84(m,1H),3.81−3.64(m,1H),2.44−2.30(m,0.5H),2.27−2.00(m,1.5H),1.89−1.37(m,5H)。
実施例25:(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−メチルナフタレン−1−イル)メタノン。
中間体A−1を2−メチル−1−ナフトエ酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。1H NMR(CDCl3):8.06−7.86(m,1H),7.85−7.62(m,2.6H),7.60−7.54(m,0.2H),7.49−7.21(m,3.4H),7.13(m,0.8H),6.77(ddd,J=12.7,9.0,3.6Hz,0.6H),6.43(dd,J=9.0,3.6Hz,0.2H),6.03(dd,J=9.0,3.6Hz,0.2H),5.11−4.99(m,0.9H),4.38−4.09(m,1.2H),4.08−3.82(m,0.7H),3.69−3.43(m,1.2H),2.58−2.27(m,3.5H),2.23−1.97(m,1.5H),1.92−1.28(m,5H)。
実施例26:(±)−2−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を2−(1H−ピラゾール−1−イル)安息香酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C22H21FN4O2の計算値392.2;実測値(m/z)393.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.98(dd,J=8.3,3.1Hz,1H),7.91−7.83(m,1H),7.69(d,J=1.9Hz,1H),7.64−7.23(m,4.5H),6.99(t,J=7.4Hz,0.5H),6.71(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),6.47−6.34(m,1.5H),4.79−4.63(m,1H),4.03−3.65(m,2H),3.66−3.54(m,1H),2.27−2.03(m,1H),1.86−0.74(m,6H)。
実施例27:(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フェニルフラン−2−イル)メタノン。
中間体A−1を3−フェニルフラン−2−カルボン酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C22H21FN2O3の計算値392.2;実測値(m/z)393.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.05−7.82(m,1H),7.59−7.44(m,7H),6.77−6.40(m,2H),4.85−4.61(m,1H),4.45−4.29(m,0.5H),4.24−4.08(m,0.5H),4.06−3.76(m,2H),2.32−2.11(m,1H),2.01−0.83(m,6H)。
実施例28:(±)−(2−エトキシナフタレン−1−イル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を2−エトキシ−1−ナフトエ酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C25H25FN2O3の計算値420.2;実測値(m/z)421.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.03(d,J=3.0Hz,0.2H),7.95(dd,J=8.1,3.1Hz,0.5H),7.86−7.70(m,2.6H),7.69−7.63(m,0.3H),7.60−7.55(m,0.3H),7.50−7.00(m,4.2H),6.76(ddd,J=9.3,6.1,3.6Hz,0.5H),6.44(dd,J=9.0,3.5Hz,0.2H),6.03(dd,J=9.0,3.6Hz,0.2H),5.08−4.97(m,1H),4.35−3.92(m,3.3H),3.91−3.76(m,0.5H),3.68−3.52(m,1.2H),2.44−2.27(m,0.8H),2.20−1.93(m,2H),1.85−1.18(m,7.2H)。
実施例29:(±)−(5−(2−フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−4−イル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を5−(2−フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−4−カルボン酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F2N3O2Sの計算値441.2;実測値(m/z)442.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.99−7.93(m,1H),7.53−7.44(m,1H),7.36−7.09(m,3.5H),7.04(ddd,J=9.8,8.5,1.2Hz,0.5H),6.66(ddd,J=15.9,9.0,3.6Hz,1H),4.79−4.68(m,1H),4.27−4.21(m,0.5H),4.07(t,J=4.6Hz,0.5H),3.96−3.73(m,2H),2.74(s,1.5H),2.42(s,1.5H),2.23−2.11(m,1H),1.89−1.57(m,2H),1.54−1.24(m,3.5H),0.92−0.81(m,0.5H)。
実施例30:(±)−(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−10に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F2N5O2の計算値411.2;実測値(m/z)412.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.98(dd,J=7.4,3.0Hz,1H),7.86(ddd,J=21.7,8.9,4.7Hz,1H),7.81−7.75(m,1.5H),7.38−7.03(m,3.5H),6.72(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),6.52(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),4.85−4.75(m,1H),4.17−4.02(m,1H),4.02−3.83(m,1H),3.83−3.75(m,1H),2.34−2.15(m,1H),2.03−1.80(m,1H),1.74−1.20(m,5H)。
実施例31:(±)−(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−6に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F2N4O2の計算値422.2;実測値(m/z)423.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.93−8.61(m,1.8H),8.15−7.92(m,1.6H),7.56−7.05(m,4.3H),6.94(t,J=8.6Hz,0.3H),6.73(ddd,J=8.9,5.2,3.5Hz,0.6H),6.59−6.35(m,0.4H),4.99−4.79(m,1H),4.31(t,J=9.9Hz,0.3H),4.25−3.63(m,2.7H),2.47−1.11(m,7H)。
実施例32:(±)−(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F2N4O2の計算値422.2;実測値(m/z)423.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)8.78(d,J=4.9Hz,1H),8.72(d,J=4.8Hz,1H),8.22(ddd,J=20.6,8.7,5.5Hz,1H),8.01−7.93(m,1H),7.37−7.27(m,1H),7.23−7.13(m,1.5H),7.13−6.99(m,1.5H),6.72(dd,J=9.0,3.5Hz,0.5H),6.52(dd,J=9.0,3.5Hz,0.5H),4.90−4.75(m,1H),4.25−3.91(m,2H),3.91−3.78(m,1H),2.39−2.15(m,1H),2.08−1.13(m,6H)。
実施例33:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−1を5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例22と同様に調製した。MS(ESI):C24H23FN4O2の計算値418.2;実測値(m/z)419.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.81−8.68(m,2H),8.09(dd,J=9.9,8.0Hz,1H),7.98(dd,J=8.6,3.1Hz,1H),7.41−7.24(m,1.5H),7.22−7.16(m,1H),7.16−7.09(m,1.5H),6.73(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),6.52(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),4.88−4.77(m,1H),4.21−4.01(m,1H),4.01−3.89(m,1H),3.88−3.76(m,1H),2.42(s,1.6H),2.35−2.10(m,1H),2.07−1.81(m,2.4H),1.81−1.16(m,5H)。
実施例34:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−2−(−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメトキシ)キノキサリン。THF(4mL)中、中間体B−10(240mg,1.1mmol)に、NaOtBu(130mg,1.4mmol)を加えた。反応物を還流下で15分加熱し、2−クロロキノキサリン(207mg,1.3mmol)を加えた。45分後、反応物を室温に冷却し、1/2飽和NH4Cl水溶液を加えた。5% Na2CO3水溶液を少量加えて溶液を塩基性にし、DCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させた(Na2SO4)。得られた化合物をDCM中TFAで処理した。反応の完了後、反応物を濃縮し、5%のNa2CO3(水溶液)で中和し、DCMで抽出した。合わせた有機物を乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー[(1〜7% 2M NH3)/DCM−MeOH中)]により精製し、標題化合物を得た(208mg,78%)。MS(ESI):C15H17N3Oの計算値255.1;実測値(m/z)256.2[M+H]+。
工程B:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を中間体A−1に置き換え、(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C24H22N6O2,426.2;実測値(m/z)427.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.49(s,0.5H),8.31−8.21(s,0.5H),8.08−7.98(m,1H),7.95−7.75(m,3.4H),7.75−7.66(m,1.1H),7.65−7.50(m,1.7H),7.50−7.39(m,1.1H),7.36−7.28(m,1H),7.24−7.13(m,0.7H),4.92−4.80(m,1H),4.47−4.28(m,1H),4.22−4.07(m,1H),3.87−3.77(m,1H),2.46−2.23(m,1.7H),2.07−1.83(m,1.3H),1.82−1.29(m,4H)。
実施例35:(±)−(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−11に置き換え、実施例34と同様に調製した。MS(ESI):C24H21FN6O2の計算値444.2;実測値(m/z)445.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.52−8.47(m,0.5H),8.27−8.21(m,0.4H),8.07−7.95(m,1H),7.91−7.09(m,7.8H),6.72−6.63(m,0.3H),4.98−4.87(m,1H),4.63−4.54(dd,J=10.7,9.1Hz,0.5H),4.46−4.29(m,1H),4.20−4.04(m,0.5H),3.96−3.76(m,1H),2.51−2.23(m,1H),2.17−1.88(m,1H),1.84−1.19(m,5H)。
実施例36:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−37に置き換え、実施例34と同様に調製した。MS(ESI):C25H24N6O2の計算値440.2;実測値(m/z)441.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.49(s,0.5H),8.26(s,0.5H),8.03(ddd,J=8.3,4.4,1.4Hz,1H),7.90−7.74(m,3H),7.74−7.65(m,1H),7.59(dddd,J=8.3,7.0,4.8,1.4Hz,1H),7.33(ddd,J=8.3,1.9,0.9Hz,0.6H),7.29−7.22(m,1H),7.21−7.10(m,1.4H),4.90−4.79(m,1H),4.46−3.98(m,2H),3.91−3.72(m,1H),2.47−2.20(m,4H),2.05−1.22(m,6H)。
実施例37:(±)−(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−10に置き換え、実施例34と同様に調製した。MS(ESI):C24H21FN6O2の計算値444.2;実測値(m/z)445.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.55−8.44(m,0.5H),8.36−8.23(m,0.5H),8.08−8.00(m,1H),7.90−7.55(m,5H),7.49−7.09(m,3H),4.91−4.82(m,1H),4.50−4.29(m,1H),4.23−4.07(m,1H),3.82(dd,J=10.0,5.0Hz,1H),2.48−2.25(m,1H),2.09−1.88(m,1H),1.82−1.31(m,5H)。
実施例38:(±)−(5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−34に置き換え、実施例34と同様に調製した。MS(ESI):C27H25N5O2の計算値451.2;実測値(m/z)452.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.87−8.79(m,1H),8.75−8.68(m,1H),8.49(s,0.5H),8.27(s,0.5H),8.14−7.98(m,2H),7.85(ddd,J=16.5,8.3,1.5Hz,1H),7.74−7.66(m,1H),7.64−7.54(m,1H),7.35−7.29(m,0.5H),7.24−7.19(m,0.5H),7.18−7.07(m,2H),4.94−4.83(m,1H),4.52−4.07(m,2H),3.93−3.82(m,1H),2.51−2.20(m,2.6H),2.08−1.83(m,1.4H),1.81−1.12(m,6H)。
実施例39:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
工程A:(±)−2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。2−クロロキノキサリンを2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンに置き換え、実施例34と同様に調製した。1H NMR(CDCl3):6.65(s,1H),4.21−3.99(m,2H),3.74−3.56(m,2H),2.39(s,6H),2.14(ddd,J=9.0,5.1,3.7Hz,1H),1.86(s,2H),1.67−1.49(m,2H),1.47−1.30(m,2H)。
工程B:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C23H26N6O2の計算値418.2;実測値(m/z)419.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.83−7.70(m,2.5H),7.35−7.10(m,2.5H),6.71−6.65(m,1H),4.87−4.72(m,1H),4.34(dd,J=10.5,8.8Hz,0.5H),4.14−3.89(m,2H),3.79−3.70(m,0.5H),2.48−2.18(m,7.5H),2.07−1.83(m,2.5H),1.79−1.18(m,6H)。
実施例40:(±)−2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−5−フェニルイソオキサゾール−4−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を3−メチル−5−フェニルイソオキサゾール−4−カルボン酸に置き換え、実施例39と同様に調製した。MS(ESI):C24H26N4O3の計算値418.2;実測値(m/z)419.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.67(m,2H),7.50−7.31(m,3H),6.69(d,J=6.7Hz,1H),4.74(dd,J=10.8,5.1Hz,1H),4.17(dd,J=10.8,9.2Hz,0.5H),3.85−3.78(m,1H),3.70(d,J=4.9Hz,0.5H),3.64−3.42(m,1H),2.55(s,1.4H),2.49(s,1.6H),2.43(s,3H),2.39(s,3H),2.29−2.07(m,1H),1.90−1.55(m,2H),1.53−1.06(m,3H),0.76−0.53(m,1H)。
実施例41:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−エトキシナフタレン−1−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2−エトキシ−1−ナフトエ酸に置き換え、実施例39と同様に調製した。1H NMR(CDCl3):7.91−7.70(m,2.5H),7.67−7.54(m,0.5H),7.49−7.38(m,0.8H),7.37−7.28(m,0.8H),7.27−7.16(m,0.9H),7.10−7.02(m,0.5H),6.70(s,0.2H),6.65(s,0.5H),6.53(s,0.3H),5.09−4.95(m,1H),4.56−4.47(m,0.5H),4.28−3.87(m,3.3H),3.79−3.55(m,1.2H),2.46−2.35(m,4.5H),2.28(s,1.5H),2.21−1.95(m,2H),1.85−1.51(m,3.5H),1.51−1.24(m,4.5H)。
実施例42:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−エトキシフェニル)メタノン)。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2−エトキシ安息香酸に置き換え、実施例39と同様に調製した。MS(ESI):C22H27N3O3の計算値381.2;実測値(m/z)382.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.34−7.27(m,1H),7.21−7.12(m,1H),6.98−6.92(m,0.5H),6.89(d,J=8.2Hz,0.5H),6.78(d,J=8.3Hz,0.5H),6.72−6.63(m,1.5H),4.89−4.78(m,1H),4.36(dd,J=10.6,8.7Hz,0.5H),4.14−3.71(m,4.5H),2.45−2.16(m,6.5H),2.06−1.82(m,1.5H),1.82−1.28(m,8H)。
実施例43:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例39と同様に調製した。MS(ESI):C24H24FN5O2の計算値433.2;実測値(m/z)434.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):9.02−8.90(m,0.7H),8.82−8.65(m,1.3H),8.14−7.95(m,1H),7.58−7.31(m,1H),7.31−7.07(m,1.7H),6.97−6.86(m,0.3H),6.75−6.51(m,1H),4.96−4.83(m,1H),4.55(dd,J=10.3,9.0Hz,0.25H),4.36(dd,J=10.6,8.9Hz,0.25H),4.21−3.78(m,2.5H),2.48−1.17(m,13H)。
実施例44:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例39と同様に調製した。MS(ESI):C24H24FN5O2の計算値433.2;実測値(m/z)434.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.88−8.78(m,1H),8.72(d,J=4.8Hz,1H),8.26(dd,J=8.7,5.5Hz,0.5H),8.22−8.16(m,0.5H),7.29−7.09(m,2H),7.06−6.97(m,1H),6.68(s,1H),4.88−4.81(m,1H),4.40(t,J=9.7Hz,0.5H),4.25(t,J=10.8Hz,0.5H),4.05(dd,J=10.2,6.2Hz,0.5H),3.99−3.91(m,1H),3.89−3.80(m,0.5H),2.45−2.21(m,7H),2.05−1.87(m,1H),1.81−1.30(m,5H)。
実施例45:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例39と同様に調製した。MS(ESI):C25H27N5O2の計算値429.2;実測値(m/z)430.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.83(d,J=5.0Hz,1H),8.71(d,J=4.8Hz,1H),8.09(dd,J=13.6,8.0Hz,1H),7.33−7.10(m,3H),6.68(d,J=1.4Hz,1H),4.90−4.79(m,1H),4.41(dd,J=10.4,8.8Hz,0.5H),4.20(t,J=10.6Hz,0.5H),4.07−3.94(m,1.5H),3.80(t,J=4.7Hz,0.5H),2.49−2.19(m,7H),2.04−1.89(m,3H),1.87−1.47(m,4.5H),1.45−1.29(m,1.5H)。
実施例46:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(チオフェン−2−イル)フェニル)メタノン。
(±)−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンを(±)−2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンに置き換え、実施例11と同様に調製した。MS(ESI):C24H25N3O2Sの計算値419.2;実測値(m/z)420.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.55−6.83(m,7H),6.75−6.62(m,1H),4.87−4.62(m,1H),4.09−3.38(m,3H),2.54−2.32(m,6H),2.32−2.03(m,1H),1.97−0.87(m,6H)。
実施例47:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−2−(((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。5−ブロモ−2−フルオロピリジンを2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例49と同様に調製した。MS(ESI):C13H15F3N2Oの計算値272.1;実測値(m/z)273.1,[M+H]+。
工程B:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸に置き換え、(1S,2R,4R)−tert−ブチル−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C22H21F3N6O2の計算値458.2;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.47−8.37(m,1H),8.12(dd,J=13.2,8.4Hz,1H),7.85−7.69(m,3H),7.32(dd,J=8.4,0.6Hz,0.5H),7.22(dd,J=8.4,0.6Hz,0.5H),6.88−6.82(m,0.5H),6.69−6.59(m,0.5H),4.93−4.81(m,1H),4.39−4.18(m,2H),3.94−3.87(m,1H),2.65−2.60(s,1.2H),2.39−2.22(m,2.8H),2.11−1.33(m,6H)。
実施例48:(±)−(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)(2−(((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を3−エトキシ−6−メチルピコリン酸に置き換え、実施例47と同様に調製した。MS(ESI):C22H24F3N3O3の計算値435.2;実測値(m/z)436.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.43−8.35(m,1H),7.79−7.68(m,1H),7.18−7.07(m,1H),7.07−6.96(m,1H),6.86(d,J=8.7Hz,0.5H),6.64(d,J=8.7Hz,0.5H),4.92−4.86(m,1H),4.29−4.20(m,1H),4.19−4.10(m,1H),4.10−3.83(m,2H),3.74(t,J=3.9Hz,1H),2.52−2.47(s,1.5H),2.41−2.32(m,0.5H),2.28−2.18(m,2H),2.07−1.84(m,2H),1.78−1.63(m,1H),1.62−1.41(m,3H),1.37(dt,J=11.8,7.0Hz,3H)。
実施例49:(±)−(2−(((5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
工程A:(±)−2−(((5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。0℃にて、DMF(3.5mL)中、中間体B−10(175mg,0.8mmol)にNaH(鉱油中、60重量%、37mg、0.9mmol)を添加した。30分後、DMF(0.5mL)中、5−ブロモ−2−フルオロピリジン(190mg、1.1mmol)を滴下し、0℃の氷浴を取り外した。2時間後ブラインを加え、反応物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させて(Na2SO4)、透明油を得て、これをTFA及びDCM(1:1,10mL)で処理した。2時間後、反応物を濃縮し、DCMに溶解させ、5% Na2CO3水溶液で中和した。合わせた有機物をDCMで抽出し(3回)、乾燥させ(Na2SO4)、標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを以降の反応で使用した。MS(ESI):C12H15BrN2Oの計算値282.0;実測値(m/z)283.1,285.1[M+H]+。NMR(500MHz,CDCl3):8.17(d,J=2.5Hz,1H),7.63(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),6.65(d,J=8.8Hz,1H),4.08−3.99(m,2H),3.65(t,J=4.5Hz,1H),3.59(d,J=4.1Hz,1H),2.12−2.06(m,1H),1.87(s,1H),1.68−1.52(m,2H),1.45−1.13(m,3H),0.95−0.76(m,1H)。
工程B:5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸で置き換え、(1S,2R,4R)−tert−ブチル−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを工程Aの標題化合物で置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C21H21BrN6O2の計算値468.1;実測値(m/z)469.1,471.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.20(d,J=2.6Hz,0.4H),8.16(d,J=2.6Hz,0.6H),8.13(d,J=8.3Hz,0.4H),8.10(d,J=8.4Hz,0.6H),7.82−7.77(m,2H),7.64(dd,J=8.8,2.6Hz,0.4H),7.60(dd,J=8.8,2.6Hz,0.6H),7.33−7.29(m,0.4H),7.22(d,J=8.4Hz,0.6H),6.69(d,J=8.8Hz,0.4H),6.50(d,J=8.8Hz,0.6H),4.84(dd,J=11.1,5.2Hz,1H),4.30−4.04(m,2H),3.93−3.85(m,1H),2.62(s,1.3H),2.38−2.17(m,2.7H),2.11−1.95(m,1H),1.94−1.77(m,1H),1.77−1.40(m,4H)。
実施例50:(±)−(2−(((5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)メタノン。
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例49と同様に調製した。MS(ESI):C20H20BrFN2O3の計算値434.1;実測値(m/z)435.1,437.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.19−8.12(m,1H),7.61(ddd,J=26.6,8.8,2.5Hz,1H),7.16−6.98(m,2H),6.96(dt,J=7.6,1.3Hz,0.5H),6.85−6.81(m,0.5H),6.69(dd,J=8.8,0.8Hz,0.5H),6.46(d,J=8.7Hz,0.5H),4.88−4.77(m,1H),4.17−4.06(m,1H),4.03−3.86(m,4H),3.81−3.75(m,1H),2.37−2.22(m,1H),2.04−1.40(m,6H)。
実施例51:(±)−(2−(((5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)メタノン。
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を3−エトキシ−6−メチルピコリン酸に置き換え、実施例49と同様に調製した。MS(ESI):C21H24BrN3O3の計算値445.1;実測値(m/z)446.1,448.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.17−8.11(m,1H),7.61(ddd,J=19.5,8.8,2.6Hz,1H),7.16−7.06(m,1H),7.05−6.96(m,1H),6.69(dd,J=8.8,0.7Hz,0.5H),6.47(dd,J=8.8,0.7Hz,0.5H),4.90−4.84(m,1H),4.20−4.10(m,1H),4.09−3.82(m,3H),3.78−3.72(m,1H),2.50(s,1.4H),2.38−2.25(m,2.6H),2.04−1.84(m,2H),1.75−1.40(m,4H),1.60−1.40(m,3H),1.36(dt,J=7.8,7.0Hz,3H)。
実施例52:(±)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、中間体B−9を中間体B−10に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C23H21FN4O2の計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.81(dd,J=18.0,4.9Hz,2H),8.20−8.12(m,1H),7.56(ddd,J=8.3,7.1,2.0Hz,1H),7.45(td,J=8.0,5.1Hz,0.5H),7.28−7.22(m,1.5H),7.21−7.08(m,1.5H),7.05−6.96(m,0.5H),6.88(dddd,J=13.2,7.1,5.1,1.0Hz,1H),6.71(dt,J=8.4,0.9Hz,0.5H),6.61(dt,J=8.4,0.9Hz,0.5H),4.70−4.61(m,1H),4.15−4.07(m,1H),4.06−3.89(m,2H),2.26(ddt,J=15.3,8.3,4.5Hz,1H),1.93−1.27(m,6H)。
実施例53:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。0℃にて、THF(4mL)中、中間体B−10(266mg、1.2mmol)に、NaH(鉱油中60重量%、70mg、1.8mmol)を加えた。15分後、3−クロロピリダジン(160mg,1.4mmol)を加えた。反応物を室温に加温した。18時間後、H2Oを加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機層を乾燥させた。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜30% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た(300mg,90%)。MS(ESI):C16H23N3O3の計算値305.2;実測値(m/z)306.0[M+H]+。
工程B:(±)−2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン・塩酸塩。1,4−ジオキサン(3mL)中、工程Aの標題化合物(300mg,1mmol)に、6N HCl/iPrOH(1mL)水溶液を加えた。反応物を70℃で3時間加熱し、室温に冷却し、濃縮して、標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C11H15N3Oの計算値205.1;実測値(m/z)206.0[M+H]+。
工程C:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DMF(3mL)中、6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸(270mg,1.3mmol)に、DIPEA(630μL,3.6mmol),HBTU(590mg,1.5mmol)、及び工程B由来の標題化合物(250mg,1mmol)を加えた。一晩撹拌した後、飽和NaHCO3水溶液を加え、混合物をEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させた(MgSO4)。逆相クロマトグラフィーによる精製により得られた物質をEt2O/ペンタンにより粉砕し、ベージュ色の固体として標題化合物を得た(115mg,28%)。MS(ESI):C20H21N7O2の計算値391.2;実測値(m/z)392.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.91(dd,J=8.5,4.4Hz,1H),8.23−8.04(m,3H),7.69−7.52(m,1.5H),7.41(d,J=8.4Hz,0.5H),7.28(d,J=8.9Hz,0.5H),7.10(d,J=8.9Hz,0.5H),4.60(t,J=4.8Hz,1H),4.40−4.19(m,2H),3.87(t,J=4.3Hz,0.5H),3.79(d,J=4.3Hz,0.5H),2.58(s,1.5H),2.46−2.24(m,1H),2.06(s,1.5H),1.81−1.34(m,6H)。
実施例54:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル−2−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。0℃にて、DCM(12mL)中、中間体B−10(545mg,2.4mmol)にTEA(333μL,2.4mmol)を加え、続いてMsCl(190μL,2.4mmol)を加えた。2時間後、ブラインを加え、混合物をDCMで抽出した(2回)。合わせた有機層を乾燥させて(Na2SO4)、標題化合物を得た(650mg,89%)。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C12H23NO5Sの計算値305.1;実測値(m/z)249.9 [M−55]+。
工程B:(±)−tert−ブチル2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。DMF中、2−メチルピリジン−3−オールにKOHを加えた。この溶液を室温で30分間撹拌した後、工程A由来の標題化合物を加え、反応物を80度に加熱した。5時間後、H2Oを加え、混合物をEtOAcにより抽出した。合わせた有機層を乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜7% MeOH−DCM)により精製し、標題化合物を得た(201mg,90%)。MS(ESI):C18H26N2O3の計算値318.2;実測値(m/z)319.0[M+1]+。
工程C:(±)−2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。(±)−tert−ブチル2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを(±)−tert−ブチル2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートに置き換え、実施例53の工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C13H18N2Oの計算値218.1;実測値(m/z)219.1[M+1]+。
工程D:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
(±)−2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン・塩酸塩を(±)−2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンに置き換え、実施例53の工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2の計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.22−7.92(m,4H),7.55(d,J=8.4Hz,0.3H),7.45−7.33(m,1H),7.32−7.10(m,1.7H),4.60−4.57(m,1H),3.92−3.67(m,3H),2.57(s,0.9H),2.42−2.18(m,1.9H),2.08(s,2.1H),1.95(s,2.1H),1.80−1.31(m,6H)。
実施例55:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((3−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。実施例7、工程A、方法Aと同様に調製した。PBu3をPPh3に置き換え、DEADをDIADに置き換え、5−フルオロピリジン−2(1H)−オンを3−メチルピリジン−2−オールに置き換え、室温で反応を実施した。MS(ESI):C18H26N2O3の計算値318.2;実測値(m/z)319.0[M+H]+。
工程B:(±)−2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。(±)−tert−ブチル2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを(±)−tert−ブチル2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートに置き換え、実施例53、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C13H18N2Oの計算値218.1;実測値(m/z)219.0[M+H]+。
工程C:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((3−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
(±)−2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン・塩酸塩を(±)−2−(((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンに置き換え、実施例53と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2の計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。
実施例56:(±)−(2−(((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−(((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。THFをPhCH3に置き換え、5−フルオロピリジン−2(1H)−オンを1−メチル−1H−ピラゾール−5−オールに置き換え、実施例7、工程A、方法Aと同様に調製した。MS(ESI):C16H25N3O3の計算値307.2;実測値(m/z)308.0[M+H]+。
工程B:(±)−2−(((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。(±)−tert−ブチル2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例53、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C11H17N3Oの計算値207.1;実測値(m/z)208.0[M+H]+。
工程C:(±)−(2−(((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。(±)−2−((ピリダジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン・塩酸塩を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例53、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C20H23N7O2の計算値393.2;実測値(m/z)394.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.18−8.05(m,3H),7.56(d,J=8.4Hz,0.4H),7.49(d,J=8.4Hz,0.6H),7.23(d,J=1.7Hz,0.4H),7.19(d,J=1.7Hz,0.6H),5.70(d,J=1.8Hz,0.4H),5.59(d,J=1.8Hz,0.6H),4.59−4.56(m,1H),3.96−3.76(m,3H),3.57(s,1.2H),3.34(s,1.8H),2.58(s,1.2H),2.39−2.17(m,2.8H),1.87−1.27(m,6H)。
実施例57:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−4−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−メチルピリジン−3−オールをピリジン−4−オールに置き換え、実施例54と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.41(d,J=5.5Hz,0.8H),8.36(d,J=5.5Hz,1.2H),8.20−8.02(m,3H),7.55(d,J=8.4Hz,0.4H),7.40(d,J=8.4Hz,0.6H),7.00(d,J=6.2Hz,0.8H),6.88(d,J=6.2Hz,1.2H),4.64−4.51(m,1H),4.02−3.78(m,2.4H),3.75(d,J=4.4Hz,0.6H),2.57(s,1.2H),2.39−2.20(m,1H),2.04(s,1.8H),1.87−1.30(m,6H)。
実施例58:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−3−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−メチルピリジン−3−オールをピリジン−3−オールに置き換え、実施例54と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.33(d,J=2.7Hz,0.4H),8.21−8.05(m,4.6H),7.55(d,J=8.4Hz,0.4H),7.46−7.25(m,2.6H),4.58(t,J=4.8Hz,1H),3.95−3.80(m,2.4H),3.77(d,J=4.4Hz,0.6H),2.57(s,1.2H),2.38−2.18(m,1H),2.02(s,1.8H),1.85−1.31(m,6H)。
実施例59:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリミジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロピリダジンを2−クロロピリミジンに置き換え、実施例53と同様に調製した。MS(ESI):C20H21N7O2の計算値391.2;実測値(m/z)392.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.65(d,J=4.8Hz,0.8H),8.59(d,J=4.8Hz,1.2H),8.22−8.02(m,3H),7.56(d,J=8.4Hz,0.4H),7.44(d,J=8.4Hz,0.6H),7.19−7.13(m,1H),4.59(t,J=4.5Hz,0.6H),4.55(d,J=4.4Hz,0.4H),4.24−4.04(m,2H),3.85(t,J=4.3Hz,0.4H),3.78(d,J=4.0Hz,0.6H),2.58(s,1.2H),2.39−2.21(m,1H),2.11(s,1.8H),1.86−1.29(m,6H)。
実施例60:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピラジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロピリダジンを2−ピラジンに置き換え、実施例53と同様に調製した。MS(ESI):C20H21N7O2の計算値391.2;実測値(m/z)392.2[M+H]+。
実施例61:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリミジン−4−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
3−メチルピリジン−2−オールをピリミジン−4−オールに置き換え、実施例55と同様に調製した。MS(ESI):C20H21N7O2の計算値391.2;実測値(m/z)392.2[M+H]+。生成物を配座異性体として示す(割合約50:50)1H NMR(300MHz,DMSO)8.84(s,0.5H),8.77(s,0.5H),8.53(d,J=5.8Hz,0.5H),8.49(d,J=5.8Hz,0.5H),8.22−8.01(m,3H),7.55(d,J=8.4Hz,0.5H),7.43(d,J=8.4Hz,0.5H),7.00(d,J=5.7Hz,0.5H),6.85(d,J=5.8Hz,0.5H),4.58(t,J=3.7Hz,0.5H),4.53(d,J=4.2Hz,0.5H),4.25−4.04(m,2H),3.85(t,J=3.7Hz,0.5H),3.75(d,J=3.9Hz,0.5H),2.57(s,1.5H),2.40−2.16(m,1H),2.12(s,1.5H),1.85−1.31(m,6H)。
実施例62:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
3−メチルピリジン−2−オールを6−メチルピリジン−2−オールに置き換え、実施例55と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2の計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.17(d,J=8.4Hz,0.5H),8.12(d,J=8.4Hz,0.5H),8.10(s,1H),8.06(s,1H),7.63−7.49(m,1.5H),7.41(d,J=8.4Hz,0.5H),6.85(d,J=7.2Hz,0.5H),6.81(d,J=7.2Hz,0.5H),6.64(d,J=8.2Hz,0.5H),6.46(d,J=8.2Hz,0.5H),4.58(t,J=4.4Hz,0.5H),4.54(d,J=4.5Hz,0.5H),4.16−3.95(m,2H),3.83(t,J=4.4Hz,0.5H),3.74(d,J=4.4Hz,0.5H),2.58(s,1.5H),2.43(s,1.5H),2.37(s,1.5H),2.33−2.14(m,1H),2.11(s,1.5H),1.85−1.31(m,6H)。
実施例63:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−43に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C22H21FN4O3の計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。
実施例64:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−21を6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C23H22FN5O2の計算値419.2;実測値(m/z)420.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.91(d,J=4.9Hz,0.8H),8.84(d,J=4.9Hz,1.2H),8.33−8.29(m,1H),8.22(d,J=3.1Hz,0.4H),8.13(d,J=3.1Hz,0.6H),7.76−7.59(m,1H),7.53−7.41(m,1.4H),7.35(d,J=8.1Hz,0.6H),6.94(dd,J=9.1,3.6Hz,0.4H),6.75(dd,J=9.1,3.6Hz,0.6H),4.59(t,J=4.1Hz,0.6H),4.56(d,J=3.8Hz,0.4H),4.16(dd,J=14.6,6.2Hz,1H),4.08−3.97(m,1H),3.87(br s,0.4H),3.76(d,J=3.9Hz,0.6H),2.56(s,1.2H),2.39−2.15(m,1H),2.10(s,1.8H),1.91−1.32(m,6H)。
実施例65:(±)−(3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−イル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C25H25FN4O2の計算値432.2;実測値(m/z)433.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.33(t,J=5.1Hz,1H),8.16(s,1H),7.79−7.60(m,3H),7.40(d,J=7.9Hz,0.5H),7.32−7.23(m,1H),7.20(dd,J=7.6,4.8Hz,0.5H),6.85(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),6.80(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),4.39(brs,0.5H),4.35(d,J=4.1Hz,0.5H),4.19(t,J=10.3Hz,0.5H),4.04(dd,J=10.4,5.2Hz,0.5H),3.90(d,J=4.8Hz,0.5H),3.85(t,J=4.0Hz,0.5H),3.75−3.53(m,1H),2.56(s,1.5H),2.22 2.17(m,3.5H),2.11(s,1.5H),1.90−1.81(m,0.5H),1.79−1.17(m,6H)。
実施例66:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−21を6−メチル−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O3の計算値423.2;実測値(m/z)424.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.33(d,J=8.1Hz,0.4H),8.28(d,J=8.1Hz,0.6H),8.14(d,J=3.1Hz,0.4H),8.10(d,J=3.1Hz,0.6H),7.76−7.60(m,1H),7.58(d,J=8.2Hz,0.4H),7.47(d,J=8.2Hz,0.6H),6.95(dd,J=3.6,9.2Hz,0.4H),6.72(dd,J=3.6,9.2Hz,0.6H),4.67(t,J=4.5Hz,0.6H),4.62(d,J=4.6Hz,0.4H),4.16−3.92(m,2H),3.81(t,J=4.3Hz,0.4H),3.73(d,J=4.6Hz,0.6H),2.60(s,1.2H),2.41(s,1.2H),2.38(s,1.8H),2.37−2.19(m,1H),2.18(s,1.8H),1.90−1.30(m,6H)。
実施例67:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(3−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−21を6−メチル−3−(3−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C23H24FN5O2の計算値421.2;実測値(m/z)422.2[M+H]+。融点=123.2℃。
実施例68:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
工程A:6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピコリノニトリル。2−ブロモ−6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン(720mg,3.7mmol)、ピロリジン(450μL,5.5mmol)、Pd(OAc)2(25mg,11mol%)、XPhos(122mg,25mol%)及びCs2CO3(2.4g,7.3mmol)を入れた封管にPhCH3を加えた。容器を密閉し、100℃で一晩加熱した。室温への冷却後、反応物をEtOAc及びH2Oで希釈した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−DCM)により精製し、標題化合物を得た(186mg,27%)。
工程B:6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピコリン酸。EtOH(2.6mL)中、工程Aの標題化合物(162mg,0.9mmol)に、4M KOH(650μL,2.6mmol)を加えた。次に、反応物を90℃で18時間加熱した。追加の4M KOH(1.5mL,6mmol)を加え、一晩持続的に加熱した。次に反応物を室温に冷却し、1N HCl水溶液で酸性化し、濃縮した。更なる精製は行わずにこれを使用した。
工程C:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。中間体A−9を工程B由来の標題化合物に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C23H27FN4O2の計算値410.2;実測値(m/z)411.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.14(d,J=3.0Hz,0.5H),8.10(d,J=3.0Hz,0.5H),7.68−7.38(m,2H),6.92(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),6.71(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),4.66(br s,0.5H),4.60(br s,0.5H),4.08−3.01(m,7H),2.45(s,1.5H),2.40−2.01(m,2.5H),1.94−1.30(m,10H)。
実施例69:#(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−21を6−メチル−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C23H23FN4O3の計算値422.2;実測値(m/z)423.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.11(dt,J=10.0,5.4Hz,2H),7.77−7.55(m,1H),7.50(d,J=8.2Hz,0.4H),7.38(d,J=8.2Hz,0.6H),6.94(dd,J=9.1,3.6Hz,0.4H),6.70(dd,J=9.1,3.6Hz,0.6H),6.62(d,J=1.6Hz,1H),4.67(t,J=4.6Hz,0.6H),4.61(d,J=4.7Hz,0.4H),3.98−3.88(m,2H),3.60(t,J=4.5Hz,0.4H),3.54(d,J=3.8Hz,0.6H),2.55(s,1.2H),2.38−2.14(m,4H),2.12(s,1.8H),1.86−1.13(m,6H)。
実施例70:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
6−メチル−3−(オキサゾール−2−イル)ピコリン酸を6−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例63と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O2の計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.17(d,J=3.1Hz,0.5H),8.13(d,J=3.1Hz,0.5H),8.08(t,J=2.4Hz,1H),7.95(t,J=8.5Hz,1H),7.74−7.61(m,2H),7.49(d,J=8.3Hz,0.5H),7.36(d,J=8.4Hz,0.5H),6.91(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),6.72(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),6.52−6.49(m,0.5H),6.49−6.46(m,0.5H),4.55(t,J=4.5Hz,0.5H),4.50(d,J=4.7Hz,0.5H),3.94(d,J=7.6Hz,2H),3.67(t,J=4.2Hz,0.5H),3.59(d,J=4.5Hz,0.5H),2.54(s,1.5H),2.30−2.11(m,1H),2.07(s,1.5H),1.76−1.14(m,6H)。
実施例71:(±)−(5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.0[M+H]+。融点=159.7℃
実施例72:(±)−(4−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を4−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2の計算値390.2;実測値(m/z)391.0[M+H]+。融点=114.5℃
実施例73:(±)−(3−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:3−(ジメチルアミノ)−6−メチルピコリンアミド。3−ブロモ−6−メチルピコリノニトリル(1g,5mmol)及びジメチルアミン(2mL)の混合物を、マイクロ波反応器で140℃で2時間加熱した。次に混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜5% MeOH−DCM)によリ精製して、標題化合物(249mg,27%)を得た。MS(ESI):C9H13N3Oの計算値179.1;実測値(m/z)180.0[M+H]+。
工程B:3−(ジメチルアミノ)−6−メチルピコリン酸。EtOH(1mL)中、工程Aの標題化合物(91mg,0.5mmol)に4M KOH(0.5μL)を加えた。次に、反応物を90℃で18時間加熱した。次に反応物を室温に冷却し、1N HCl水溶液でpH 3に酸性化し、濃縮した。更なる精製は行わずにこれを次の工程で使用した。
工程C:中間体A−9を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C21H26N4O2の計算値366.2;実測値(m/z)367[M+H]+。
実施例74:(±)−(3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)キノリン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)キノリン−2−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C24H22N6O2の計算値426.2;実測値(m/z)427.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.93(s,0.5H),8.87(s,0.5H),8.26−8.09(m,2H),7.96−7.86(m,0.5H),7.82−7.51(m,5H),7.33(d,J=8.4Hz,0.5H),7.00(t,J=6.0Hz,1H),6.87(d,J=8.3Hz,0.5H),6.52(d,J=8.3Hz,0.5H),4.70−4.57(m,1H),4.33(t,J=10.5Hz,0.5H),4.24−4.05(m,1.5H),4.00(br t,J=3.8Hz,0.5H),3.93(d,J=3.6Hz,0.5H),2.44−2.20(m,1H),2.01−1.35(m,6H)。
実施例75:(±)−(7−エトキシキノリン−8−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−29に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C24H25N3O3の計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):9.02−8.54(m,1.6H),8.42(d,J=7.9Hz,0.8H),8.31−7.83(m,2.2H),7.83−6.75(m,3.8H),6.64−6.46(m,0.2H),6.24(m,0.4H),4.86−4.62(m,1.2H),4.46−4.01(m,3.6H),3.61−3.23(m,1.2H),2.44−2.06(m,1H),2.06−1.15(m,9H)。
実施例76:(±)−(3,6−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:3,6−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−カルボン酸。クロロアセトアルデヒドを2−ブロモプロパナールで置き換え、実施例82と同様に調製した。MS(ESI):C10H10N2O2の計算値190.1;実測値(m/z)191.0[M+H]+。
工程B:(±)−(3,6−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−9を工程Aの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N4O2の計算値376.2;実測値(m/z)377.2[M+H]+。生成物を配座異性体として示す(割合約85:15)。1H NMR(300MHz,DMSO)8.18(dd,J=4.5,1.4Hz,0.85H),7.91(d,J=5.1Hz,0.15H),7.74(td,J=7.1,1.8Hz,0.85H),7.53(d,J=9.1Hz,0.85H),7.50−7.39(m,0.15H),7.36(s,1H),7.12(dd,J=6.3Hz,1H),7.06−6.95(m,0.85H),6.88(d,J=8.4Hz,0.85H),6.72(d,J=8.6Hz,0.15H),6.62(d,J=7.4Hz,0.15H),6.46(d,J=8.5Hz,0.15H),4.77(d,J=4.4Hz,0.85H),4.72(d,J=3.6Hz,0.15H),4.25−4.10(m,1H),4.10−3.98(m,1H),3.78(br s,0.85H),3.69(br s,0.15H),2.48−2.38(m,1.85H),2.36(s,2H),2.30(s,2H),2.25−2.21(m,0.85H),2.20−2.16(m,0.3H),1.98−1.32(m,6H)。
実施例77:(±)−(1−メチル−4−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を1−メチル−4−フェニル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O2の計算値388.2;実測値(m/z)389.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.18(d,J=3.8Hz,0.5H),8.08(d,J=3.9Hz,0.5H),8.03(s,0.5H),7.92(s,0.5H),7.76−7.62(m,1H),7.46−7.16(m,5H),7.04−6.90(m,1H),6.84(d,J=8.3Hz,0.5H),6.71(d,J=8.3Hz,0.5H),4.60(t,J=4.6Hz,0.5H),4.56(d,J=4.7Hz,0.5H),4.15(br s,1H),4.06(br s,1H),3.98−3.83(m,2.5H),3.55(s,1.5H),2.29−2.15(m,1H),1.79−1.22(m,6H)。
実施例78:(±)−(1−メチル−3−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を1−メチル−3−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O2の計算値388.2;実測値(m/z)389.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.16(br s,1H),8.09−7.75(m,1H),7.70(t,J=7.2Hz,1H),7.58(d,J=7.0Hz,2H),7.47−7.20(m,3H),7.10−6.90(m,1H),6.92−6.52(br s,1H),4.48(br s,1H),4.21−3.44(m,6H),2.17(br s,1H),1.86−1.05(m,6H)。
実施例79:(±)−((3,7−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:6−アミノ−3−メチルピコリン酸を2−アミノ−4−メチルニコチン酸に置き換え、実施例76と同様に調製した。
工程B:(±)−((3,7−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−9を3,7−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N4O2の計算値376.2;実測値(m/z)377.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.24−8.03(m,2H),7.80−7.68(m,0.5H),7.61(br s,0.5H),7.30(s,1H),7.06−6.27(m,3H),4.70(t,J=4.3Hz,1H),4.32−3.67(m,2H),3.42(m,2H),2.45(s,2H),2.38−2.02(m,4H),2.02−1.18(m,6H)。
実施例80:(±)−(7−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:7−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−カルボン酸。6−アミノ−3−メチルピコリン酸を2−アミノ−4−メチルニコチン酸に置き換え、実施例82と同様に調製した。
工程B:(±)−(7−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−9を工程Aの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N4O2の計算値362.2;実測値(m/z)363.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.46(d,J=6.9Hz,0.5H),8.38(d,J=6.3Hz,0.5H),8.17(d,J=3.6Hz,0.5H),8.12(d,J=3.8Hz,0.5H),7.91(s,1H),7.79−7.39(m,2H),7.14−6.70(m,2H),6.70−6.33(m,1H),4.71(br s,1H),4.45−3.66(m,2H),3.63−3.22(m,2H),2.44−2.02(m,3H),2.02−1.08(m,6H)。
実施例81:(±)−(1−メチル−4−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を1−メチル−4−フェニル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O2の計算値388.2;実測値(m/z)389.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.19(d,J=3.8Hz,0.6H),8.09(d,J=4.0Hz,0.4H),7.79−7.57(m,2H),7.43−7.19(m,5H),7.05−6.91(m,1H),6.84(d,J=8.3Hz,0.6H),6.62(d,J=8.3Hz,0.4H),4.62(t,J=4.5Hz,0.4H),4.57(d,J=4.5Hz,0.6H),3.96−3.87(m,2H),3.85(s,1.8H),3.79(s,1.2H),3.58(t,J=4.3Hz,0.6H),3.52(d,J=4.7Hz,0.4H),2.28−2.02(m,1H),1.76−1.07(m,6H)。
実施例82:(±)−((6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:6−アミノ−3−メチルピコリン酸。DMF(6mL)中、メチル6−アミノ−3−ブロモピコリン酸(500mg,2.2mmol)、テトラメチルスタンナン(900μL,6.5mmol)及びLiCl(354mg,8.7mmol)にPd(PPh3)4(76mg,10mol%)を加えた。反応混合物を110℃で3時間加熱した。追加のテトラメチルスタンナン、LiCl、及びPd(PPh3)4を加え、継続して6時間加熱した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜20% MeOH−DCM)により精製し、標題化合物を得た。
工程B:6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−カルボン酸。H2O(7mL)中、工程Aの標題化合物(340mg,2.2mmol)に1M NaOH(2.2mL,2.2mmol)水溶液及びクロロアセトアルデヒド(210μL,3.4mmol)を加え、マイクロ波反応器中で反応混合物を150℃で2時間加熱した。追加の1M NaOH水溶液(2.2mL,2.2mmol)及びクロロアセトアルデヒド(210μL,3.4mmol)を加え、継続して150℃で2時間加熱した。反応物を分取HPLCにより精製し、標題化合物を得た(282mg,72%)。MS(ESI):C9H8N2O2の計算値176.1;実測値(m/z)177.0[M+H]+。
工程C:(±)−((6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−9を6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。生成物を配座異性体として示す(割合約80:20)1H NMR(300MHz,DMSO)8.44−8.13(m,1.6H),8.13−7.86(m,3H),7.86−7.41(m,1.2H),6.97(br d,J=33.5Hz,1.6H),6.68(br d,J=1.0Hz,0.2H),6.39(br d,J=1.0Hz,0.4H),4.80(d,J=16.5Hz,1.6H),4.09−4.06(m,0.2H),3.58(s,2H),3.46−3.30(m,0.2H),2.47−2.07(m,4H),2.07−1.02(m,6H)。
実施例83:(±)−(3−エトキシイソキノリン−4−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、実施例164と同様に調製した。MS(ESI):C24H25N3O3の計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。
実施例84:(±)−(1−メチル−5−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)(−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−51に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O2の計算値388.2;実測値(m/z)389.2[M+H]+。
実施例85:(±)−(6−メチル−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:6−メチル−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピコリノニトリル。ピロリジンを1−メチルピペラジンに置き換え、実施例68と同様に調製した。MS(ESI):C12H16N4計算値216.1;実測値(m/z)217.0[M+H]+。
工程B:6−メチル−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピコリン酸。6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピコリノニトリルを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例68と同様に調製した。MS(ESI):C12H17N3O2計算値235.1;実測値(m/z)236.0[M+H]+。
工程C:中間体A−9を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C24H31N5O2計算値421.2;実測値(m/z)422.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.19−8.14(m,0.5H),8.12(dd,J=5.0,1.5Hz,0.5H),7.78−7.68(m,0.5H),7.68−7.59(m,0.5H),7.52(d,J=8.4Hz,0.5H),7.37(d,J=8.4Hz,0.5H),7.23(d,J=8.4Hz,0.5H),7.07(d,J=8.3Hz,0.5H),6.97(ddd,J=12.3,6.7,5.4Hz,1H),6.87(d,J=8.3Hz,0.5H),6.59(d,J=8.3Hz,0.5H),4.63(t,J=4.5Hz,0.5H),4.59(d,J=3.9Hz,0.5H),4.19−3.81(m,2H),3.46(t,J=3.9Hz,0.5H),3.39(d,J=4.7Hz,0.5H),3.07−2.92(m,2H),2.92−2.78(m,2H),2.46−2.27(m,6H),2.22−2.05(m,3.5H),1.97(s,1.5H),1.94−1.27(m,6H)。
実施例86:(±)−(6−メチル−3−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:tert−ブチル4−(2−シアノ−6−メチルピリジン−3−イル)ピペラジン−1−カルボキシラート。ピロリジンをtert−ブチルピペラジン−1−カルボキシラートに置き換え、実施例68と同様に調製した。MS(ESI):C16H22N4O2計算値302.2;実測値(m/z)303.0[M+H]+。
工程B:3−(4−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン−1−イル)−6−メチルピコリン酸。6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピコリノニトリルを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例68と同様に調製した。MS(ESI):C16H23N3O4計算値321.2;実測値(m/z)322.0[M+H]+。
工程C:tert−ブチル4−(6−メチル−2−((±)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボニル)ピリジン−3−イル)ピペラジン−1−カルボキシラート。中間体A−9を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。
工程D:(±)−(6−メチル−3−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。1,4−ジオキサン(1mL)中、工程C由来の標題化合物(182mg,0.4mmol)に、6N HCl−iPrOH(400μL)を加えた。反応物を70℃で3時間加熱し、室温に冷却し、濃縮し、逆相クロマトグラフィーにより精製した。混合物を飽和NaHCO3水溶液に溶解させ、DCMで抽出した(3回)。有機層をMgSO4で乾燥させ、濃縮した。粗生成物を、ジエチルエーテル及びn−ペンタンにより粉砕し、標題化合物を得た(5mg,3%)。MS(ESI):C23H29N5O2計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.17(d,J=4.0Hz,0.4H),8.12(d,J=3.8Hz,0.6H),7.72(t,J=7.6Hz,0.4H),7.63(t,J=6.9Hz,0.6H),7.48(d,J=8.3Hz,0.4H),7.34(d,J=8.3Hz,0.6H),7.22(d,J=8.3Hz,0.4H),7.06(d,J=8.3Hz,0.6H),7.02−6.90(m,1H),6.86(d,J=8.1Hz,0.4H),6.58(d,J=8.3Hz,0.6H),4.63−4.60(m,1H),4.14−3.92(m,2H),3.86(t,J=10.4Hz,1H),2.99−2.65(m,8H),2.39(s,1H),2.34−2.28(m,1H),2.18−2.11(m,1H),1.96−1.88(m,2H),1.86−1.20(m,6H)。
実施例87:(±)−(6−メチル−3−モルホリノピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:6−メチル−3−モルホリノピコリノニトリル。ピロリジンをモルホリンに置き換、実施例68と同様に調製した。MS(ESI):C11H13N3O計算値203.1;実測値(m/z)204.0[M+H]+。
工程B:6−メチル−3−モルホリノピコリン酸。6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピコリノニトリルを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例68と同様に調製した。MS(ESI):C11H14N2O3計算値222.1;実測値(m/z)223.0[M+H]+。
工程C:中間体A−9を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H28N4O3の計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。
実施例88:(±)−(7−メトキシキノリン−8−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:7−メトキシキノリン−8−カルボン酸。1gの別個のバッチにおいて、1,4−ジオキサン(66mL)中、2−アミノ−6−メトキシ安息香酸(11g,66mmol)、及びアクロレイン(4.8mL,72mmol)を、マイクロ波反応器中200℃で20分加熱した。反応物を合わせた後、混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜10% MeOH−DCM)により精製して、標題化合物を得た(2.8g,20%)。MS(ESI):C11H19NO3計算値203.1;実測値(m/z)204.0[M+H]+。
工程B:中間体A−9を工程Aの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H23N3O3の計算値389.2;実測値(m/z)390.2[M+H]+。
実施例89:(±)−(2−エトキシナフタレン−1−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を2−エトキシ−1−ナフトエ酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C25H26N2O3計算値402.2;実測値(m/z)403.2[M+H]+。
実施例90:(±)−(3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C25H26N4O2計算値414.2;実測値(m/z)415.2[M+H]+。
実施例91:(±)−(3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C20H20N6O2計算値376.2;実測値(m/z)377.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.70(d,J=3.6Hz,0.5H),8.40−7.99(m,4.5H),7.82−7.47(m,2H),7.02−6.85(m,1H),6.86(d,J=8.2Hz,0.6H),6.64(d,J=8.1Hz,0.4H),4.62−4,65(m,1H),4.20−3,97(m,3H),2.35−2.24(m,1H),2.00−1.09(m,6H)。
実施例92:(±)−(2−メチル−5−フェニルチアゾール−4−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を2−メチル−5−フェニルチアゾール−4−カルボン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H23N3O2S計算値405.2;実測値(m/z)406.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6)8.18(dd,J=5.0,1.4Hz,0.5H),8.10(dd,J=5.0,1.4Hz,0.5H),7.77−7.61(m,1H),7.52−7.29(m,5H),7.04−6.89(m,1H),6.82(d,J=8.3Hz,0.5H),6.69(d,J=8.3Hz,0.5H),4.57(t,J=4.5Hz,0.5H),4.52(d,J=4.7Hz,0.5H),3.90−3.79(m,2.5H),3.69(t,J=10.6Hz,0.5H),2.69(s,1.5H),2.28(s,1.5H),2.25−2.06(m,1H),1.72−1.04(m,6H)。
実施例93:(±)−(6−メチル−3−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−43に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C22H22N4O3計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.22(dt,J=14.0,7.8Hz,2.5H),8.12(dd,J=5.0,1.4Hz,0.5H),7.78−7.68(m,0.5H),7.68−7.59(m,0.5H),7.49(d,J=8.2Hz,0.5H),7.41−7.29(m,1.5H),6.97(ddd,J=14.7,6.5,5.2Hz,1H),6.87(d,J=8.4Hz,0.5H),6.63(d,J=8.3Hz,0.5H),4.66(t,J=4.6Hz,0.5H),4.62(d,J=4.8Hz,0.5H),4.22−3.93(m,2H),3.70(t,J=4.4Hz,0.5H),3.61(d,J=4.0Hz,0.5H),2.55(s,1.5H),2.40−2.14(m,1H),2.08(s,1.5H),1.93−1.23(m,6H)。
実施例94:(±)−(6−メチル−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を6−メチル−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O3計算値404.2;実測値(m/z)405.0[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.20−8.02(m,2H),7.73(t,J=6.9Hz,0.4H),7.65(t,J=7.7Hz,0.6H),7.50(d,J=8.1Hz,0.4H),7.37(d,J=8.2Hz,0.6H),7.03−6.91(m,1H),6.87(d,J=8.3Hz,0.4H),6.68−6.58(m,1.6H),4.68(t,J=4.6Hz,0.6H),4.62(d,J=4.7Hz,0.4H),4.01−3.93(m,2H),3.60(t,J=4.4,0.4H),3.55(d,J=3.1,0.6H),2.55(s,1.2H),2.36−2.14(m,4H),2.09(s,1.8H),1.88−1.07(m,6H)。
実施例95:(±)−(6−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を6−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。1H NMR(DMSO−D6):8.19(dd,J=5.0,1.4Hz,0.5H),8.14(dd,J=5.1,1.5Hz,0.5H),8.08(t,J=2.9Hz,1H),7.97(d,J=8.3Hz,0.5H),7.93(d,J=8.3Hz,0.5H),7.76−7.61(m,2H),7.49(d,J=8.4Hz,0.5H),7.34(d,J=8.4Hz,0.5H),6.97(td,J=7.3,5.2Hz,1H),6.84(d,J=8.3Hz,0.5H),6.65(d,J=8.3Hz,0.5H),6.53−6.48(m,0.5H),6.48−6.43(m,0.5H),4.55(t,J=4.5Hz,0.5H),4.51(d,J=4.7Hz,0.5H),4.02−3.93(m,2H),3.67(t,J=4.1Hz,0.5H),3.60(d,J=4.5Hz,0.5H),2.54(s,1.5H),2.31−2.11(m,1H),2.04(s,1.5H),1.75−1.16(m,6H)。
実施例96:(±)−(6−メチル−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を6−メチル−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O2計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。
実施例97:(±)−(6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピコリン酸(実施例68、工程B)に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C23H28N4O2計算値392.2;実測値(m/z)393.2[M+H]+。生成物を配座異性体として示す(割合約50:50)。1H NMR(300MHz,DMSO)8.14(dd,J=5.1,1.4Hz,0.5H),8.11(dd,J=5.1,1.4Hz,0.5H),7.76−7.59(m,1H),7.06(q,J=8.6Hz,1H),7.01−6.90(m,2H),6.85(d,J=8.3Hz,0.5H),6.69(d,J=8.3Hz,0.5H),4.61(t,J=4.6Hz,0.5H),4.58(d,J=4.7Hz,0.5H),4.19−3.91(m,2.5H),3.88(d,J=4.6Hz,0.5H),3.28−3.11(m,3H),3.10−2.98(m,1H),2.41−2.18(m,2.5H),2.06(s,1.5H),1.95−1.28(m,10H)。
実施例98:(±)−(3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−イル)(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。0℃にて、THF(11mL)中、中間体B−10(500mg,2.2mmol)に、NaH(176mg,鉱油中60重量%,4.4mmol)を加えた。15分後、2−クロロ−5−フルオロピリミジン(0.3mL,2.4mmol)を添加し、0℃の氷浴を取り外した。12時間後、H2Oを加え、反応物をEtOAcで抽出した。合わせた有機物を乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(5〜30% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た(490mg,69%)。MS(ESI):C16H22F3N3O3計算値323.4;実測値(m/z)224.1[M−100]+。
工程B:(±)−2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。1,4−ジオキサン(1.5mL)中、工程Aの標題化合物(474mg,1.5mmol)に、6N HCl−iPrOH(1.5mL)を加えた。反応物を40℃で1.5時間加熱し、濃縮して、標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを以降の工程に使用した。MS(ESI):C11H14FN3O計算値223.1;実測値(m/z)224.0[M+H]+。
工程C:(±)−(3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−イル)(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−9を3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸に置き換え、中間体B−10を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C24H24FN5O2の計算値433.2;実測値(m/z)434.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.71(s,2H),8.32(t,J=4.5Hz,1H),7.74(d,J=7.9Hz,1H),7.66(t,J=7.3Hz,1H),7.40(d,J=7.9Hz,0.5H),7.33−7.14(m,1.5H),4.39(br s,0.5H),4.34(d,J=4.0Hz,0.5H),4.27(t,J=10.4Hz,0.5H),4.10(dd,J=5.2,1.0Hz,0.5H),3.90(d,J=4.8Hz,0.5H),3.85(t,J=3.1Hz,0.5H),3.69(d,J=7.9Hz,1H),2.55(s,1.5H),2.31−2.20(m,0.5H),2.18(s,1.5H),2.16(s,1.5H),2.12(s,1.5H),2.01−1.82(m,0.5H),1.81−1.14(m,6H)。
実施例99:(±)−(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を6−メチル−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例98と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O3計算値423.2;実測値(m/z)424.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.71(s,1H),8.66(s,1H),8.12(d,J=8.1Hz,0.4H),8.09(d,J=8.2Hz,0.6H),7.50(d,J=8.2Hz,0.4H),7.40(d,J=8.2Hz,0.6H),6.64−6.63(m,1H),4.68(t,J=4.6Hz,0.6H),4.60(d,J=4.7Hz,0.4H),4.11−3.90(m,2H),3.62(t,J=4.2Hz,0.4H),3.55(d,J=4.1Hz,0.5H),2.55(s,1.2H),2.40−2.15(m,4H),2.16(s,1.8H),1.88−1.12(m,6H)。
実施例100:(±)−(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を中間体A−43に置き換え、実施例98と同様に調製した。MS(ESI):C21H20FN5O3計算値409.2;実測値(m/z)410.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.74(s,0.8H),8.66(s,1.2H),8.31−8.16(m,2H),7.50(d,J=8.2Hz,0.4H),7.38(t,J=8.9Hz,1.6H),4.67(t,J=4.5Hz,0.6H),4.62(d,J=4.7Hz,0.4H),4.23(t,J=10.1Hz,0.4H),4.07(dt,J=10.0,6.2Hz,1.6H),3.72(t,J=4.2Hz,0.4H),3.62(d,J=4.4Hz,0.6H),2.56(s,1.2H),2.43−2.19(m,1H),2.16(s,1.8H),1.93−1.23(m,6H)。
実施例101:(±)−(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を6−メチル−3−(ピロリジン−1−イル)ピコリン酸(実施例68、工程B)に置き換え、実施例98と同様に調製した。融点=130℃。
実施例102:(±)−(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を中間体A−9に置き換え、実施例98と同様に調製した。MS(ESI):C22H21FN6O2計算値420.2;実測値(m/z)421.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.93(d,J=4.9Hz,0.8H),8.88(d,J=4.9Hz,1.2H),8.79(s,0.8H),8.72(s,1.2H),8.37−8.33(m,1H),7.55−7.47(m,1.2H),7.40(d,J=8.1Hz,0.6H),4.67−4.61(br s,0.6H),4.59(d,J=4.0Hz,0.4H),4.33−4.22(m,1H),4.18−4.07(m,1H),3.91(br s,0.4H),3.81(d,J=3.4Hz,0.6H),2.59(s,1.4H),2.48−2.25(m,1H),2.15(s,1.8H),1.93−1.34(m,6H)。
実施例103:(±)−(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を6−メチル−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例98と同様に調製した。融点=151.2℃。1H NMR(DMSO−D6):8.73(s,1H),8.69(s,1H),7.92(d,J=5.0Hz,0.5H),7.90(d,J=5.0Hz,0.5H),7.85(d,J=2.3Hz,1H),7.51−7.54(m,1.5H),7.35(d,J=8.4Hz,0.5H),4.57(t,J=4.5Hz,0.5H),4.51(d,J=4.7Hz,0.5H),4.08−3.90(m,2H),3.66(t,J=4.0Hz,0.5H),3.60(d,J=4.0Hz,0.5H),2.53(s,1.5H),2.35−2.14(m,1H),2.10(s,1.5H),2.07(s,1.5H),2.04(s,1.5H),1.77−1.14(m,6H)。
実施例104:(±)−(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を6−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例98と同様に調製した。MS(ESI):C21H21FN6O2計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。融点−119.2℃。
実施例105:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。(ESI):C22H22FN5O2計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.08−7.96(m,1H),7.88(s,2H),7.81−7.73(m,1H),7.56−7.12(m,3H),6.85−6.62(m,1H),4.70−4.67(m,1H),4.25−3.74(m,3H),2.51−1.97(m,4H),1.96−1.31(m,6H)。
実施例106:(±)−(2,6−ジメトキシフェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2,6−ジメトキシ安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H23FN2O4計算値386.2;実測値(m/z)386.9[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.02−7.93(m,1H),7.57−7.40(m,1H),7.39−7.21(m,1H),6.87−6.63(m,2H),6.62−6.38(m,1H),4.83−4.65(m,1H),4.49−4.07(m,1H),4.07−3.52(m,8H),2.48−2.09(m,1H),2.06−1.07(m,6H)。
実施例107:(±)−((3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C20H20F2N2O3計算値374.1;実測値(m/z)375.1[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.01−7.90(m,1H),7.56−7.38(m,1H),7.28−7.06(m,2H),7.02−6.53(m,2H),4.82−4.66(m,1H),4.50−3.73(m,6H),2.85−2.22(m,1H),2.21−1.10(m,6H)。
実施例108:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−メトキシ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2−メトキシ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O3計算値423.2;実測値(m/z)424.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.10−7.74(m,3H),7.66−7.41(m,3H),7.25−6.88(m,1H),6.88−6.43(m,1H),4.78−4.64(m,1H),4.51−3.57(m,6H),2.48−0.94(m,7H)。
実施例109:(±)−(5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−5−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F2N4O2計算値410.2;実測値(m/z)411.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.11−7.90(m,1H),7.80−7.59(m,2H),7.58−7.40(m,1H),7.36−6.94(m,2H),6.88−6.47(m,2H),4.78−4.58(m,1H),4.41−3.47(m,3H),2.69−0.60(m,8H)。
実施例110:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2−メチル−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O2計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.11−7.62(m,4H),7.59−6.48(m,4H),4.78−4.68(m,1H),4.50−3.37(m,3H),2.80−0.82(m,10H)。
実施例111:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H21FN6O2計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.28−8.19(m,1H),8.06−7.88(m,3H),7.57−7.35(m,2H),6.89−6.60(m,1H),4.76−4.73(m,1H),4.32−4.02(m,2H),3.93−3.80(m,1H),2.70−2.20(m,4H),2.05−1.42(m,6H)。
実施例112:(±)−(5−クロロ−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−クロロ−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸ナトリウムに置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C20H18ClFN6O2計算値428.1;実測値(m/z)429.1[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.74−8.17(m,4H),8.13−7.96(m,2H),7.59−7.46(m,1H),4.90−4.18(m,3H),3.99(s,1H),2.98−2.39(m,1H),2.10−1.19(m,6H)。
実施例113:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メトキシ−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−メトキシ−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸ナトリウムに置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H21FN6O3計算値424.2;実測値(m/z)425.1[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.37−7.79(m,5H),7.56−7.40(m,1H),6.87−6.59(m,1H),4.73(s,1H),4.30−3.82(m,6H),2.48−2.11(m,1H),2.07−1.42(m,6H)。
実施例114:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸ナトリウムに置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O3計算値423.2;実測値(m/z)424.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.18−7.68(m,4H),7.58−7.38(m,1H),7.24−6.85(m,2H),6.85−6.57(m,1H),4.78−4.55(m,1H),4.23−3.40(m,6H),2.77−2.18(m,1H),2.13−1.11(m,6H)。
実施例115:(±)−(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F2N5O2計算値411.2;実測値(m/z)412.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.11−7.71(m,4H),7.69−7.24(m,3H),6.98−6.43(m,1H),4.83−4.67(m,1H),4.53−3.34(m,3H),2.50−0.96(m,7H)。
実施例116:(±)−(4−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を4−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F2N5O2計算値411.2;実測値(m/z)412.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.11−7.71(m,4H),7.69−7.24(m,3H),6.98−6.43(m,1H),4.83−4.67(m,1H),4.53−3.34(m,3H),2.50−0.96(m,7H)。
実施例117:(±)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F2N5O2計算値411.2;実測値(m/z)412.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.14−7.85(m,3H),7.70−7.18(m,4H),6.81−6.65(m,1H),4.67−4.32(m,1H),4.24−3.79(m,3H),2.42−2.24(m,1H),1.97−1.32(m,6H)。
実施例118:(±)−(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を3−エトキシ−6−メチルピコリン酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H24FN3O3計算値385.2;実測値(m/z)385.9[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.23−7.90(m,1H),7.57−7.11(m,3H),6.87−6.53(m,1H),4.85−4.69(m,1H),4.51−3.56(m,5H),2.84−2.09(m,4H),2.06−1.49(m,5H),1.47−1.05(m,4H)。
実施例119:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(4−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を4−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O3計算値423.2;実測値(m/z)424.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.12−7.81(m,3H),7.58−7.22(m,3H),7.15−6.57(m,2H),4.75−4.58(m,1H),4.48−3.74(m,6H),2.83−2.08(m,1H),2.02−0.98(m,6H)。
実施例120:(±)−(5−クロロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−クロロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C21H19ClFN5O3計算値427.2;実測値(m/z)428.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.13−7.77(m,4H),7.70−7.31(m,3H),6.87−6.60(m,1H),4.80−4.60(m,1H),4.51−3.67(m,3H),2.84−2.22(m,1H),2.07−1.11(m,6H)。
実施例121:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O2計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.10−7.84(m,3H),7.76−7.69(m,1H),7.56−6.87(m,3H),6.87−6.53(m,1H),4.75−4.59(m,1H),4.49−3.65(m,3H),2.80−2.09(m,4H),2.01−1.00(m,6H)。
実施例122:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(4−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を4−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C24H23FN4O2計算値418.2;実測値(m/z)419.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.94−8.89(m,1H),8.84−8.81(m,1H),8.08−7.94(m,2H),7.60−7.46(m,1H),7.45−7.33(m,2H),7.22−6.99(m,1H),6.90−6.58(m,1H),4.78−4.62(m,1H),4.52−3.78(m,3H),2.73−2.19(m,4H),2.07−1.05(m,6H)。
実施例123:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−メチル−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を2−メチル−6−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C24H23FN4O2計算値418.2;実測値(m/z)419.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.99−8.63(m,2H),8.14−7.70(m,2H),7.61−7.27(m,4H),7.15−6.45(m,1H),4.86−4.65(m,1H),4.55−3.44(m,3H),2.53−2.35(m,3H),2.34−0.78(m,7H)。
実施例124:(±)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F2N4O2計算値422.2;実測値(m/z)422.8[M+H]+。1H NMR(MeOD):9.03−8.62(m,2H),8.19−7.82(m,1H),7.67−7.11(m,5H),6.85−6.62(m,1H),4.54(s,1H),4.26−3.76(m,3H),2.33(s,1H),2.01−1.32(m,6H)。
実施例125:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O2計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.05−7.95(m,1H),7.93−7.84(m,2H),7.57−7.05(m,4H),6.81−6.65(m,1H),4.61−3.98(m,2H),3.97−3.75(m,2H),2.38−2.23(m,1H),2.19−2.14(m,3H),1.97−1.32(m,6H)。
実施例126:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−(ヒドロキシメチル)−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
工程A:(±)−(5−ブロモ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−ブロモ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例105と同様に調製した。
工程B:(±)−メチル3−(−2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボニル)−4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸。CO雰囲気下、工程Aの標題化合物(100mg,0.2mmol)及びPd(dppf)Cl2(35mg)と、MeOH(10mL)とを入れた封管を120℃で24時間加熱した。反応物を室温に放冷し、ろ過した。ろ液を濃縮し、分取TLCにより精製して、標題化合物(20mg,21%)を得た。
工程C:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−(ヒドロキシメチル)−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。0℃にて、MeOH(0.2mL)及びTHF(6mL)中、工程Bの標題化合物(40mg,0.1mmol))にNaBH4(4mg,0.1mmol)を加えた。室温で一晩撹拌した後、反応物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(EtOAc−石油エーテル)により直接精製して、標題化合物を得た。MS(ESI):C21H21FN6O2計算値408.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.07−7.82(m,4H),7.66−7.29(m,3H),6.85−6.60(m,1H),4.70(d,J=8.7Hz,2H),4.50−3.73(m,4H),2.43−2.20(m,1H),2.04−1.28(m,6H)。
実施例127:(±)−(2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C22H22N4O3計算値390.2;実測値(m/z)391.1[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.12−8.00(m,2H),7.75−7.58(m,2H),7.55−7.49(m,1H),7.38−7.28(m,1H),6.95−6.91(m,1H),6.85−6.55(m,1H),4.81−4.78(m,1H),4.27−4.14(m,1H),4.01−3.97(m,1H),3.77−3.75(m,1H),2.44−2.26(m,4H),2.10−1.95(m,1H),1.87−1.62(m,3H),1.56−1.46(m,2H)。
実施例128:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸を6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例127と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.15−8.09(m,1H),7.99(s,2H),7.91−7.71(m,1H),7.69−6.92(m,3H),6.83−6.59(m,1H),4.71−4.68(m,1H),4.22−4.09(m,1H),4.01−3.76(m,2H),2.64−2.52(m,3H),2.43−2.23(m,1H),2.00−1.36(m,6H)。
実施例129:(±)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例127と同様に調製した。MS(ESI):C21H20FN5O2計算値393.2;実測値(m/z)394.0[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.14−8.12(m,1H),7.95−7.93(m,2H),7.69−7.46(m,2H),7.40−7.31(m,1H),7.22−7.12(m,1H),6.99−6.91(m,1H),6.80−6.66(m,1H),4.57−4.56(m,1H),4.04−3.88(m,3H),2.38−2.27(m,1H),1.85−1.43(m,6H)。
実施例130:(±)−(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸を6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例127と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2計算値390.2;実測値(m/z)391.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.62−8.61(m,1H),8.12−8.09(m,1H),7.99−7.73(m,2H),7.71−7.62(m,1H),7.50−6.91(m,2H),6.87−6.61(m,1H),4.74−4.71(m,1H),4.17−3.79(m,3H),2.64−2.53(m,3H),2.46−2.26(m,1H),2.06−1.90(m,1H),1.83−1.38(m,5H)。
実施例131:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。0℃にて、THF(5mL)中、中間体B−10(500mg,2.2mmol)にNaH(6.6mmol)を加えた。室温で30分後、2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジン(1.8g,9.9mmol)。次にフラスコを油浴中で50℃に加熱した。3時間後、H2Oを加え、反応物をEtOAcで抽出した(2回)。シリカゲルクロマトグラフィー(20% EtOAc−石油エーテル)により精製し、標題化合物を得た(752mg,92%)。
工程B:(±)−2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン・塩酸塩。MeOH(6mL)中、工程Aの標題化合物(752mg,2mmol)にHClを加えた。
工程C:(±)−tert−ブチル2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。工程Bの標題化合物により、2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸を6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例127と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O2計算値459.2;実測値(m/z)460.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.89−8.82(m,1H),8.02−7.82(m,3H),7.48−7.14(m,2H),4.75−4.71(m,1H),4.44−4.07(m,2H),3.91−3.84(m,1H),2.64−2.56(m,3H),2.48−2.30(m,1H),2.02−1.43(m,6H)。
実施例132:(±)−(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例131と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O2計算値459.2;実測値(m/z)460.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.86−8.83(m,1H),8.63−8.61(m,1H),8.03−7.84(m,2H),7.49−7.15(m,2H),4.76−4.72(m,1H),4.41−4.31(m,1H),4.27−4.04(m,1H),3.90−3.84(m,1H),2.63−2.54(m,3H),2.47−2.30(m,1H),2.03−1.43(m,6H)。
実施例133:(±)−(2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)(2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例131と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N5O2計算値459.2;実測値(m/z)460.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.88−8.80(m,1H),8.08−8.00(m,1H),7.74−7.62(m,1H),7.63−7.51(m,1H),7.48−7.37(m,2H),4.83−4.80(m,1H),4.49−4.33(m,1H),4.23−4.11(m,1H),3.81−3.77(m,1H),2.53−2.36(m,4H),2.07−2.98(m,1H),1.90−1.51(m,5H)。
実施例134:(±)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例131と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6O2計算値462.2;実測値(m/z)463.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.89−8.84(m,1H),7.96−7.94(m,2H),7.69−7.28(m,4H),4.61−4.58(m,1H),4.29−4.06(m,2H),3.97−3.93(m,1H),2.46−2.37(m,1H),1.88−1.40(m,6H)。
実施例135:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((5−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−5−メチルピリジンに置き換え、実施例131と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):7.99−7.71(m,4H),7.51−7.00(m,2H),6.73−6.50(m,1H),4.69(d,J=3.6Hz,1H),4.17−4.04(m,1H),3.96−3.72(m,2H),2.64−2.53(m,3H),2.43−2.20(m,4H),2.03−1.35(m,6H)。
実施例136:(±)−(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((5−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例135と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.62−8.55(m,1H),8.19−7.88(m,3H),7.75−7.47(m,2H),7.05−6.52(m,1H),4.72−4.71(m,1H),4.08−4.02(m,1H),3.98−3.74(m,2H),2.64−2.53(m,3H),2.37−2.24(m,4H),1.96(brs,1H),1.82−1.35(m,5H)。
実施例137:(±)−(2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)(2−(((5−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例135と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O3計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.09−8.00(m,1H),7.92−7.88(m,1H),7.75−7.63(m,1H),7.55−7.43(m,2H),7.38−7.29(m,1H),6.76−6.47(m,1H),4.81−4.77(m,1H),4.22−4.09(m,1H),3.95(d,J=8.1Hz,1H),3.76−3.74(m,1H),2.44−2.20(m,7H),2.07−1.97(m,1H),1.86−1.62(m,3H),1.55−1.42(m,2H)。
実施例138:(±)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例135と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O2計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):7.96−7.93(m,3H),7.69−7.49(m,2H),7.40−7.33(m,1H),7.22−7.13(m,1H),6.71−6.58(m,1H),4.58−4.55(m,1H),4.02−3.83(m,3H),2.37−2.23(m,4H),1.85−1.41(m,6H)。
実施例139:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−6−メチルピリジンに置き換え、実施例135と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):7.99(s,2H),7.91−7.69(m,1H),7.56−6.77(m,3H),6.60−6.38(m,1H),4.70−4.69(m,1H),4.21−4.05(m,1H),3.98−3.77(m,2H),2.64−2.51(m,3H),2.43−2.20(m,4H),2.03−1.37(m,6H)。
実施例140:(±)−(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例139と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.34(d,J=7.1Hz,1H),7.77−7.42(m,3H),7.28−6.35(m,3H),4.82−4.79(m,1H),4.24−3.94(m,2H),3.87−3.81(m,1H),2.63−2.22(m,7H),2.15−1.98(m,1H),1.84−1.34(m,5H)。
実施例141:(±)−(2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)(2−(((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例139と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O3計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.10−8.00(m,1H),7.75−7.63(m,1H),7.57−7.47(m,2H),7.37−7.26(m,1H),6.79(dd,J=7.2,2.8Hz,1H),6.64−6.35(m,1H),4.81−4.78(m,1H),4.25−4.11(m,1H),3.98−3.95(m,1H),3.79−3.74(m,1H),2.42−2.25(m,7H),2.08−1.95(m,1H),1.86−1.63(m,3H),1.58−1.44(m,2H)。
実施例142:(±)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例139と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O2計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):7.95−7.93(m,2H),7.68−7.47(m,2H),7.40−7.31(m,1H),7.21−7.09(m,1H),6.80(t,J=8.3Hz,1H),6.58−6.46(m,1H),4.56(s,1H),4.01(d,J=7.3Hz,1H),3.91(d,J=7.4Hz,2H),2.43(d,J=2.5Hz,3H),2.38−2.28(m,1H),1.83−1.45(m,6H)。
実施例143:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例131と同様に調製した。MS(ESI):C22H21F3N6O2計算値458.2;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):7.91(s,1H),7.84(s,1H),7.73−7.65(m,2H),7.29−7.25(m,2H),6.93−6.69(m,1H),4.85−4.82(m,1H),4.25−4.16(m,1H),3.98−3.96(m,1H),3.79−3.69(m,1H),2.69−2.56(m,3H),2.38−2.16(m,1H),2.05−1.24(m,6H)。
実施例144:(±)−(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−(((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例143と同様に調製した。MS(ESI):C22H21F3N6O2計算値458.2;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.61(t,J=1.1Hz,1H),8.00−7.72(m,3H),7.49−6.83(m,3H),4.75−4.71(m,1H),4.31−4.10(m,1H),4.08−3.95(m,1H),3.89−3.77(m,1H),2.64−2.52(m,3H),2.43−2.27(m,1H),2.06−1.89(m,1H),1.82−1.37(m,5H)。
実施例145:(±)−(2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)(2−(((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例143と同様に調製した。MS(ESI):C23H21FN4O3計算値458.2;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.10−8.01(m,1H),7.88−7.77(m,1H),7.75−7.63(m,1H),7.54−7.49(m,1H),7.39−7.25(m,2H),7.07−6.78(m,1H),4.82−4.79(m,1H),4.35−4.24(m,1H),4.10−4.07(m,1H),3.78−3.74(m,1H),2.48−2.29(m,4H),2.09−1.96(m,1H),1.88−1.63(m,3H),1.58−1.47(m,2H)。
実施例146:(±)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例143と同様に調製した。MS(ESI):C22H19F4N5O2計算値461.2;実測値(m/z)462.0[M+H]+。1H NMR(MeOD):7.95−7.93(m,2H),7.86−7.80(m,1H),7.68−7.12(m,4H),7.02−6.86(m,1H),4.59−4.56(m,1H),4.10−3.86(m,3H),2.38−2.30(m,1H),1.95−1.45(m,6H)。
実施例147:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロキノキサリンに置き換え、実施例131と同様に調製したMS(ESI):C24H23N7O2計算値441.2;実測値(m/z)442.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.47−8.04(m,2H),7.98−7.69(m,5H),7.65−7.56(m,1H),7.45−6.73(m,1H),4.77−4.71(m,1H),4.46−4.10(m,2H),3.91−3.79(m,1H),2.64−2.32(m,4H),2.03−1.38(m,6H)。
実施例148:(±)−(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例147と同様に調製した。MS(ESI):C24H23N7O2計算値441.2;実測値(m/z)441.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.61−8.59(m,1H),8.46−8.25(m,1H),8.04−7.55(m,6H),7.48−6.74(m,1H),4.78−4.74(m,1H),4.43−4.30(m,1H),4.21−4.18(m,1H),3.92−3.82(m,1H),2.63−2.34(m,4H),2.08−1.89(m,1H),1.88−1.39(m,5H)。
実施例149:(±)−(2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例147と同様に調製した。MS(ESI):C25H23N5O3計算値441.2;実測値(m/z)442.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.48−8.20(m,1H),8.08−7.91(m,2H),7.83−7.12(m,6H),4.86−4.81(m,1H),4.50−4.36(m,1H),4.26−4.18(m,1H),3.80−3.77(m,1H),2.55−2.34(m,4H),2.09−1.97(m,1H),1.91−1.64(m,3H),1.61−1.50(m,2H)。
実施例150:(±)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例147と同様に調製した。MS(ESI):C24H21FN6O2計算値444.2;実測値(m/z)445.1[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.47−8.33(m,1H),8.01−7.60(m,6H),7.54−6.92(m,3H),4.65−4.60(m,1H),4.31−4.13(m,2H),3.96−3.95(m,1H),2.52−2.40(m,1H),1.96−1.44(m,6H)。
実施例151:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンに置き換え、実施例131と同様に調製した。MS(ESI):C22H25N7O2計算値419.2;実測値(m/z)420.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.02−7.99(m,2H),7.94−7.46(m,1H),7.48−7.10(m,1H),6.87(s,1H),4.72−4.71(m,1H),4.38−3.97(m,2H),3.89−3.84(m,1H),2.65−2.17(m,10H),1.98−1.37(m,6H)。
実施例152:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ニコチン酸に置き換え、実施例151と同様に調製した。MS(ESI):C22H25N7O2計算値419.2;実測値(m/z)420.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.62−8.61(m,1H),7.98−7.78(m,2H),7.50−7.11(m,1H),6.86(d,J=9.7Hz,1H),4.75−4.71(m,1H),4.25−4.23(m,1H),4.16−3.84(m,2H),2.64−2.55(m,3H),2.46−2.25(m,7H),2.06−1.88(m,1H),1.85−1.39(m,5H)。
実施例153:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)安息香酸に置き換え、実施例151と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O3計算値419.2;実測値(m/z)420.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.10−8.01(m,1H),7.76−7.64(m,1H),7.58−7.51(m,1H),7.42−7.36(m,1H),6.86(s,1H),4.83−4.80(m,1H),4.42−4.22(m,1H),4.13−4.00(m,1H),3.83−3.76(m,1H),2.49−2.28(m,10H),2.08−1.98(m,1H),1.89−1.65(m,3H),1.58−1.48(m,2H)。
実施例154:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ニコチン酸を3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、実施例151と同様に調製した。MS(ESI):C22H23FN6O2計算値422.2;実測値(m/z)423.1[M+H]+。1H NMR(MeOD):7.96−7.95(m,2H),7.69−7.22(m,3H),6.87(d,J=5.8Hz,1H),4.58−4.56(m,1H),4.19−3.89(m,3H),2.42−2.34(m,7H),1.90−1.37(m,6H)。
実施例155:(±)−(2−エトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9をB−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を2−エトキシ−4−メチルニコチン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C21H25N3O3計算値367.2;実測値(m/z)368.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.13−8.05(m,1H),7.99−7.87(m,1H),7.58−7.46(m,1H),6.87−6.79(m,1H),6.76−6.67(m,1H),6.55−6.49(m,1H),4.92−4.84(m,1H),4.43−3.64(m,5H),2.43−1.22(m,13H)。
実施例156:(±)−(6−メチルイミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9をB−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を6−メチルイミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−カルボン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。1H NMR(CDCl3):8.05−7.98(m,1H),7.79(d,J=4.5Hz,1H),7.54−7.47(m,1H),6.84−6.78(m,1H),6.76(d,J=4.5Hz,1H),6.62(d,J=8.4Hz,1H),4.54−4.35(m,2H),4.11−4.03(m,1H),4.02−3.88(m,1H),2.46(s,3H),2.39−2.28(m,1H),2.07−1.97(m,1H),1.80−1.70(m,2H),1.65−1.52(m,3H)。
実施例157:(±)−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9をB−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を5−ブロモ−2−エトキシニコチン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C20H22BrN3O3計算値431.1;実測値(m/z)432.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.33−8.07(m,2H),7.74(d,J=2.5Hz,0.5H),7.61(d,J=2.5Hz,0.5H),7.59−7.49(m,1H),6.89−6.81(m,1H),6.75(d,J=8.3Hz,0.5H),6.55(d,J=8.4Hz,0.5H),4.86−4.80(m,1H),4.48−3.78(m,5H),2.43−2.33(m,0.5H),2.32−2.23(m,0.5H),2.03−1.39(m,6H),1.37−1.29(m,3H)。
実施例158:(±)−(2−エトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を2−エトキシ−6−メチルニコチン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C21H25N3O3計算値367.2;実測値(m/z)368.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.14−8.08(m,1H),7.57−7.47(m,1.5H),7.38(d,J=7.4Hz,0.5H),6.86−6.82(m,1H),6.74(d,J=8.3Hz,0.5H),6.72(d,J=7.4Hz,0.5H),6.51(d,J=8.3Hz,0.5H),6.46(d,J=7.4Hz,0.5H),4.84−4.79(m,1H),4.44−4.34(m,1.5H),4.27−4.09(m,1.5H),4.06−4.01(m,0.5H),3.92−3.80(m,1.5H),2.43(s,1.5H),2.38−2.32(m,2H),2.26−2.20(m,0.5H),2.01−1.40(m,6H),1.36−1.28(m,3H)。
実施例159:(±)−(7−ヒドロキシキノリン−8−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を7−ヒドロキシキノリン−8−カルボン酸(中間体A−29、工程B)に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C22H21N3O3計算値375.2;実測値(m/z)376.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.88−8.66(m,1H),8.19−7.93(m,2H),7.80−7.41(m,2H),7.26−6.25(一連のm,4H),5.10−4.87(m,1H),4.34−3.60(m,3H),2.51−1.00(一連のm,7H)。
実施例160:(±)−(2−エトキシ−5−フェニルピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を2−エトキシ−5−フェニルニコチン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C26H27N3O3計算値429.2;実測値(m/z)430.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.40及び8.30(2d,J=2.5Hz,1H),8.15−8.12及び7.98−7.94(2m,1H),7.87及び7.74(2d,J=2.5Hz,1H),7.59−7.28(m,6H),6.88−6.83及び6.72−6.68(2m,1H),6.76及び6.47(2d,J=8.3Hz,1H),4.89−4.84(m,1H),4.34−3.84(一連のm,5H),2.43−2.34及び2.32−2.23(m,1H),2.06−1.45(一連のm,6H),1.42−1.32(m,3H)。
実施例161:(±)−(4−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を4−ブロモ−2−エトキシニコチン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C20H22BrN3O3計算値431.1;実測値(m/z)432.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.15−8.08(m,1H),7.96−7.87(m,1H),7.60−7.49(m,1H),7.11−6.92(一連のm,1H),6.88−6.82(m,1H),6.78−6.52(一連のm,1H),4.94−4.87(m,1H),4.47−3.67(一連のm,5H),2.45−1.41(一連のm,7H),1.38−1.27(m,3H)。
実施例162:(±)−(2−クロロ−4−エトキシピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を2−クロロ−4−エトキシニコチン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C20H22ClN3O3計算値387.1;実測値(m/z)388.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.27−8.17(m,1H),8.15−8.07(m,1H),7.60−7.48(m,1H),6.88−6.82(m,1H),6.80−6.73(m,1H),6.58−6.49(m,1H),4.93−4.87(m,1H),4.27−4.02(m,3H),3.92−3.58(一連のm,2H),2.44−1.35(一連のm,10H)。
実施例163:(±)−(2,4−ジエトキシピリジン−3−イル)(2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を2,4−ジエトキシニコチン酸に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C22H27BrN3O4計算値397.2;実測値(m/z)398.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.15−8.07(m,1H),8.03−7.94(m,1H),7.60−7.46(m,1H),6.87−6.80(m,1H),6.77−6.73(m,0.5H),6.56−6.45(m,1H),6.30−6.27(m,0.5 H)4.88−4.83(m,1H),4.50−3.51(一連のm,7H),2.40−1.15(一連のm,13H)。
実施例164:(3−エトキシイソキノリン−4−イル)((1S,2R,4R)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を中間体A−22に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C24H25N3O3計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)8.97−8.89(m,0.7H),8.87−8.81(m,0.3H),8.22−8.07(m,0.7H),7.95−7.85(m,1H),7.82(dq,J=8.6,0.9Hz,0.2H),7.78−7.69(m,0.6H),7.69−7.47(m,2H),7.43−7.28(m,1.2H),7.10(ddd,J=8.0,6.8,1.0Hz,0.3H),6.93−6.68(m,1.5H),6.52−6.46(m,0.2H),6.16−6.09(m,0.3H),5.02(td,J=9.5,4.6Hz,1H),4.65−3.99(m,3.5H),3.92(dd,J=10.5,5.6Hz,0.25H),3.74−3.58(m,1.25H),2.52−2.29(m,0.5H),2.27−1.93(m,2H),1.86−0.78(m,7.5H)。
実施例165:(±)−(2−エトキシフェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を2−エトキシ安息香酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.95(dd,J=7.3,3.1Hz,1H),7.37−7.18(m,2.5H),7.14(dd,J=7.4,1.7Hz,0.5H),6.95(td,J=7.5,0.9Hz,0.5H),6.90(dd,J=8.4,1.0Hz,0.5H),6.83−6.68(m,1.5H),6.47(dd,J=9.0,3.6Hz,0.5H),4.88−4.80(m,1H),4.17−3.72(m,5H),2.40−2.28(m,0.5H),2.26−2.14(m,0.5H),2.07−1.85(m,2H),1.83−1.17(m,7H)。
実施例166:(±)−(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を中間体A−10に置き換え、2−フルオロピリジンを2−クロロキノキサリンに置き換え、実施例2と同様に調製した。MS(ESI):C24H21FN6O2計算値444.2;実測値(m/z)445.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.49(s,0.4H),8.30(s,0.4H),8.04(ddd,J=8.2,6.9,1.5Hz,1H),7.90−7.76(m,2.5H),7.75−7.66(m,1.5H),7.65−7.55(m,1.5H),7.44(dd,J=8.5,5.8Hz,0.5H),7.32(dd,J=8.5,5.8Hz,0.5H),7.29−7.22(m,0.2H),7.21−7.10(m,1H),6.49(s,0.5H),4.93−4.84(m,1H),4.52−4.30(m,1H),4.23−4.07(m,1H),3.87−3.78(m,1H),2.48−2.25(m,1.8H),2.10−1.88(m,1.2H),1.83−1.31(m,4H)。
実施例167:(±)−5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((5−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−クロロ−4−トリフルオロメチルピリミジンを2−フルオロ−5−メチルピリジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O2計算値403.2;実測値(m/z)404.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.99−7.92(m,1H),7.81−7.68(m,2.5H),7.42−7.29(m,1.5H),7.26−7.21(m,0.5H),7.21−7.10(m,1H),6.66(d,J=8.4Hz,0.5H),6.45(d,J=8.4Hz,0.5H),4.85−4.73(m,1H),4.16−3.68(m,3H),2.42(s,1.3H),2.34−2.14(m,3.7H),2.02−1.79(m,2.5H),1.72−1.21(m,5.5H)。
実施例168:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−((キノキサリン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体B−9を中間体B−10に置き換え、2−フルオロピリジンを2−クロロキノキサリンに置き換え、5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸を中間体A−3に置き換え、実施例1に記載の標題化合物を得た。MS(ESI):C24H23N7O2計算値441.2;実測値(m/z)442.2[M+H]+。1H NMR CD3OD:8.47−8.04(m,2H),7.98−7.69(m,5H),7.65−7.56(m,1H),7.45−6.73(m,1H),4.77−4.71(m,1H),4.46−4.10(m,2H),3.91−3.79(m,1H),2.64−2.32(m,4H),2.03−1.38(m,6H)。
実施例169:(±)−(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((ピリジン−2−イルアミノ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンを2−フルオロピリジンに置き換え、実施例170と同様に調製した。MS(ESI):C21H21FN6O計算値392.2;実測値(m/z)393.1[M+H]+。1H NMR(CD3OD):8.02−7.83(m,4H),7.47−7.23(m,3H),6.59−6.38(m,2H),4.73−4.55(m,1H),3.87−3.70(m,1H),3.24−2.80(m,2H),2.27−2.03(m,1H),1.97−1.34(m,6H)。
実施例170:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン
工程A:(±)−tert−ブチル2−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。0℃にて、DCM(15mL)中、中間体B−10(2.6g,11.5mmol)及びTEA(1.7g,17.2mmol)に、MsCl(1.6g,13.7mmol)を10分かけて滴下した。氷浴を取り外し、反応物を室温で12時間撹拌し、H2Oを加えた。これらの層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(15% EtOAc−石油エーテル)により精製し、標題化合物を得た(3.5g)。
工程B:(±)−tert−ブチル2−(アジドメチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。DMF(15mL)中、工程Aの標題化合物(3.4g,11.1mmol)にアジ化ナトリウム(2.1g,33.4mmol)を加えた。混合物を100℃で一晩加熱し、室温に冷却し、H2Oに注ぎ入れ、DCMで抽出した。組み合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(10% EtOAc−石油エーテル)により精製し、標題化合物を得た(2.6g)。
工程C:(±)−2−(アジドメチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。DCM中、工程Bの標題化合物にTFAを加えた。室温で3時間後、反応混合物を濃縮してTFA塩として標題化合物(1.7g)を得た。
工程D:(±)−2−(アジドメチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸を5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸に置き換え、かつ工程Cの標題化合物を用い、実施例22と同様に調製した。
工程E:2−(アミノメチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。MeOH中、工程Dの標題化合物を、10重量% Pd/Cの存在下、水素雰囲気にて4時間放置した。触媒をろ過により除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(7% MeOH−DCM)により精製し、標題化合物を得た。
工程F:(±)−(2−(((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。NMP(3mL)中、工程E(30mg)の標題化合物に、2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジン(16mg)及びCs2CO3(43mg)を加えた。反応物を180℃で2時間加熱した。室温に冷却後、H2Oを加え、混合物をEtOAcで抽出した。分取HPLCにより精製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C22H24FN7O計算値421.2;実測値(m/z)422.2[M+H]+。1H NMR(CD3OD)7.90−7.73(m,3H),7.34−7.14(m,2H),6.31−6.26(m,1H),4.62−4.41(m,1H),3.74−3.57(m,1H),3.46−3.22(m,1H),3.18−2.93(m,1H),2.40−1.91(m,7H),1.85−1.20(m,6H)。
実施例171:(±)−(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンを2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンに置き換え、実施例170と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F4N7O計算値461.2;実測値(m/z)462.1[M+H]+。1H NMR(CD3OD):8.51(s,1H),7.99−7.83(m,3H),7.46−7.16(m,2H),6.88(d,J=4.9Hz,1H),4.74−4.53(m,1H),3.87−3.66(m,1H),3.34(s,1H),3.30−3.02(m,1H),2.33−2.08(m,1H),1.97−1.32(m,6H)。
実施例172:(±)−(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンを2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例170と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F4N6O計算値460.2;実測値(m/z)461.2[M+H]+。1H NMR(CD3OD):8.07−7.84(m,3H),7.60−7.22(m,3H),6.90(d,J=7.2Hz,1H),6.74−6.58(m,1H),4.77−4.58(m,1H),3.90−3.72(m,1H),3.30−3.05(m,2H),2.37−2.12(m,1H),1.99−1.37(m,6H)。
実施例173:(±)−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C20H20F2N2O3計算値374.1;実測値(m/z)375.1[M+H]+。1H NMR(CD3OD):8.01−7.90(m,1H),7.56−7.38(m,1H),7.28−7.06(m,2H),7.02−6.53(m,2H),4.82−4.66(m,1H),4.50−3.73(m,6H),2.85−2.22(m,1H),2.21−1.10(m,6H)。
実施例174:(±)−(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((キノキサリン−2−イルアミノ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンを2−クロロキノキサリンに置き換え、実施例170と同様に調製した。MS(ESI):C24H22FN7O計算値443.2;実測値(m/z)444.2[M+H]+。
実施例175:(±)−(2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン
3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を中間体A−9に置き換え、実施例98と同様に調製した。MS(ESI):C22H21FN6O2計算値420.2;実測値(m/z)421[M+H]+。
実施例176:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(((3−メチルピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
5−フルオロピリジン−2(1H)−オンを3−メチルピリジン−2−オールに置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C22H24N6O2計算値404.2;実測値(m/z)405[M+H
実施例177:(±)−(2−(((5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(4−メチルオキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン
6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピコリン酸を中間体A−54に置き換え、実施例7と同様に調製した。MS(ESI):C23H23FN4O3計算値422.2;実測値(m/z)423[M+H]+。
実施例178(6−メチル−3−(4−メチルオキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((ピリジン−2−イルオキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−7を中間体A−54に置き換え、実施例1と同様に調製した。MS(ESI):C23H24N4O3計算値404.2;実測値(m/z)405[M+H]+。
実施例179:((1S,2R,4R)−2−(((5−フルオロピリミジン−2−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(4−メチルオキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン
中間体3,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−2’−カルボン酸を中間体A−54に置き換え、実施例98と同様に調製した。MS(ESI):C22H22FN5O3計算値423.2;実測値(m/z)424[M+H]+
実施例180:(±)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(((6−メチル−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)メチル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリミジンを4−クロロ−6−メチル−2−(トリフルオロメチル)ピリミジンに置き換え、実施例13と同様に調製した。MS(ESI):C23H23F3N6O2計算値472.2;実測値(m/z)473.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):7.88−7.72(m,3H),7.38−7.12(m,2H),6.74−6.70(s,0.6H),6.55−6.50(s,0.4H),4.89−4.75(m,1H),4.30−3.87(m,2H),3.85−3.46(m,1H),2.56−2.49(m,3H),2.46−2.39(s,2H),2.32−1.80(m,3H),1.74−1.11(m,5H)。
実施例181:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。DMF(11mL)中、中間体B−5(1.6g,7.3mmol)及びK2CO3(1.5g,10mmol)に、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピラジン(1.1mL,8.8mmol)を加えた。70℃で2時間加熱後、混合物を室温に冷却し、EtOAc及びH2Oで希釈した。水層をEtOAで抽出した(3回)。合わせた有機物を4%水溶液で洗浄し乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(1.8mg,67%)。MS(ESI):C16H21F3N4O2計算値358.2;実測値(m/z)359.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.32(s,1H),7.86−7.82(m,1H),5.33(s,1H),4.38−4.15(m,2H),4.10−3.96(m,1H),2.14−1.98(m,1H),1.93−1.67(m,2H),1.61−1.36(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。EtOAc(1mL)中、工程Aの標題化合物(200mg,0.6mmol)に、4MHCl−ジオキサン(3mL)を加えた。2時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3水溶液で中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機層を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C11H13F3N4計算値258.1;実測値(m/z)259.1[M+H]+。
工程C:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DMF(4mL)中、工程Bの標題化合物(140mg,0.5mmol)及び中間体A−1(113mg,0.6mmol)に、DIPEA(230μL,1.4mmol)及びHATU(155mg,0.6mmol)を加えた。反応完了後、Agilent prep method Xを使用して精製し、標題化合物を得た(172mg,74%)。MS(ESI):C20H18F3N7O計算値429.2;実測値(m/z)430[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.32(s,0.3H),8.17(s,0.7H),7.99−7.89(m,1.5H),7.88−7.77(m,1.5H),7.62−7.30(m,4H),6.24−6.15(m,0.3H),4.86(s,0.7H),4.76(d,J=5.4Hz,0.3H),4.45−4.23(m,1H),4.08−3.90(m,1H),2.23−1.34(m,6H)。
実施例182:(±)−((2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。中間体B−5を中間体B−6に置き換え、実施例181、工程Aと同様に調製した。
工程B:(±)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを(±)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートに置き換え、実施例181、工程Bと同様に調製した。
工程C:(±)−((2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸(125mg,0.6mmol)及びDMF(4mL)に、(i−Pr)2NEt(0.23mL、1.3mmol)及びHBTU(155mg,0.6mmol)を加えた。10分後、工程B由来の標題化合物(146mg,0.4mmol)を加えた。室温で一晩撹拌した後、飽和NaHCO3水溶液を加え、混合物をEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させ(MgSO4)、濃縮した。分取HPLCにより精製し、ベージュ固体として標題化合物を得た(89mg,47%)。MS(ESI):C20H18F3N7O計算値429.2;実測値(m/z)430[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.47(s,0.3H),8.24(s,0.7H),8.14−8.05(m,2.2H),8.02(s,0.7H),7.85(d,J=7.2Hz,1.3H),7.72−7.55(m,1.7H),7.49−7.34(m,1.4H),7.13(t,J=7.4Hz,0.7H),4.58(t,J=4.3Hz,0.7H),4.44(d,J=4.7Hz,0.3H),4.04−3.93(m,0.3H),3.82(t,J=4.1Hz,0.3H),3.79−3.70(m,0.7H),3.54(d,J=4.8Hz,0.7H),2.07−1.90(m,1H),1.85−1.07(m,5H)。
実施例183a:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
及び実施例183b:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1R,2S,4S)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
70% CO2/30% EtOHを移動相として使用して、キラルSFC(CHIRALPAK OD−H 5μM 250×20mm)による実施例182(81mg)の光学分割により、エナンチオマーA(37mg,第1に溶出されるエナンチオマー、実施例183a)及びエナンチオマーB(38mg,第2に溶出されるエナンチオマー、実施例183b)を得た。実施例183a:単一種のエナンチオマーが98%超,保持時間2.45分;実施例183b:単一種のエナンチオマーが98%超、保持時間3.33分)。
実施例183a:エナンチオマーA:MS(ESI):C20H18F3N7O計算値429.2;実測値(m/z)430[M+H]+。
実施例183b:エナンチオマーB:MS(ESI):C20H18F3N7O計算値429.2;実測値(m/z)430[M+H]+。
実施例184:(±)−(5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−19に置き換え、HBTUをHATUに置き換え、実施例182と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N8O計算値444.2;実測値(m/z)445.1[M+H]+。
実施例185:(±)−(5−メチル−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−19を中間体A−20に置き換え、実施例184と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N8O計算値444.2;実測値(m/z)445.1[M+H]+。HPLC Rt=1.13。
実施例186:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−19を中間体A−21に置き換え、実施例184と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N8O計算値444.2;実測値(m/z)445.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.36−8.32(s,0.2H),8.27−8.23(s,0.8H),8.22−8.18(d,J=8.4Hz,0.2H),8.13−8.08(d,J=8.3Hz,0.8H),7.93−7.84(m,2H),7.79−7.75(m,0.8H),7.40−7.36(d,J=8.4Hz,0.2H),7.36−7.31(d,J=8.4Hz,0.8H),7.26−7.22(m,0.2H),6.26−6.19(d,J=8.5Hz,0.2H),4.96−4.86(t,J=4.8Hz,0.8H),4.83−4.75(d,J=5.4Hz,0.2H),4.36−4.19(m,1H),4.13−3.92(d,J=5.0Hz,1H),2.69−2.56(m,3H),2.29−2.14(dd,J=13.1,7.5Hz,1H),2.14−1.87(m,2H),1.81−1.78(m,1H),1.63−1.56(m,2H)。
実施例187:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。DMSO(10mL)中、中間体B−6(150mg,0.7mmol)に、DIPEA(244μL,1.4mmol)及び2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(170μL,1.4mmol)を加えた。100℃で4時間加熱後、混合物を室温に冷却し、飽和NaHCO3水溶液を加えた。この混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜13% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C17H22F3N7O2計算値357.2;実測値(m/z)358.0[M+H]+。
工程B:(±)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン・塩酸塩。1,4−ジオキサン(10mL)中、工程A由来の標題化合物(262mg,0.7mmol)に、6N HCl−iPrOH(700μL)を加えた。反応物を70℃で2時間加熱し、室温に冷却し、濃縮した。更なる精製は行わずにこれを以降の工程で使用した。
工程C:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−21に置き換え、(±)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミンを工程Bの表題化合物に置き換え、実施例182と同様に調製した。融点=193.9℃。1H NMR(DMSO−D6):8.38(s,0.3H),8.24−8.16(m,1H),8.15−8.11(m,2H),8.05(d,J=8.3Hz,0.7H),7.69(dd,J=8.9,2.3Hz,0.3H),7.63(dd,J=8.9,2.4Hz,0.7H),7.57(d,J=8.4Hz,0.3H),7.37(d,J=8.4Hz,0.7H),7.33(d,J=5.8Hz,0.7H),7.14(d,J=4.5Hz,0.3H),6.75(d,J=8.9Hz,0.3H),6.61(d,J=8.9Hz,0.7H),4.60(t,J=4.5Hz,0.7H),4.51(d,J=4.8Hz,0.3H),3.99−3.90(m,0.6H),3.89−3.77(m,1.4H),2.60(s,0.9H),2.23(s,2.1H),1.99(dd,J=12.6,7.6Hz,1H),1.83−1.21(m,5H)。
実施例188:(±)−(5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−19に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O計算値443.2;実測値(m/z)444.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.49−8.44(dd,J=1.9,0.9Hz,0.2H),8.41−8.32(m,1H),8.28−8.21(m,0.8H),8.18−8.11(m,0.2H),8.06−7.98(m,0.8H),7.94−7.86(m,2H),7.60−7.53(dd,J=8.8,2.4Hz,0.2H),7.45−7.35(dd,J=8.9,2.4Hz,0.8H),6.71−6.59(d,J=8.7Hz,0.8H),6.45−6.37(d,J=8.8Hz,0.2H),6.27−6.17(d,J=8.8Hz,0.8H),5.82−5.72(m,0.2H),4.95−4.84(t,J=4.6Hz,0.8H),4.82−4.74(d,J=5.2Hz,0.2H),4.36−4.18(m,1H),4.08−3.97(m,1H),2.51−2.47(s,0.7H),2.45−2.41(m,2.3H),2.22−2.14(dd,J=13.0,7.7Hz,0.8H),2.11−1.90(m,2.2H),1.82−1.40(m,3H)。
実施例189:(±)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−3に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O計算値443.2;実測値(m/z)444.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.40−8.33(s,0.4H),8.26−8.19(d,J=2.0Hz,0.6H),7.98−7.88(m,2H),7.78−7.71(d,J=7.7Hz,0.4H),7.64−7.55(m,1H),7.41−7.27(m,1.6H),7.20−7.08(m,0.7H),6.43−6.35(d,J=8.8Hz,0.3H),6.13−6.01(d,J=8.7Hz,0.7H),5.74−5.56(m,0.3H),4.90−4.81(m,0.7H),4.78−4.71(d,J=5.3Hz,0.3H),4.38−4.14(m,1H),3.99−3.85(m,1H),2.78−2.55(m,3H),2.24−2.10(dd,J=13.2,7.9Hz,1H),2.08−1.39(m,5H)。
実施例190:(±)−(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−4に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O計算値443.2;実測値(m/z)444.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.50−8.46(m,0.6H),8.37−8.34(d,J=1.2Hz,0.4H),8.34−8.31(s,0.6H),8.24−8.17(s,0.4H),7.90−7.84(m,1H),7.75−7.69(d,J=7.7Hz,0.6H),7.65−7.60(d,J=7.8Hz,0.4H),7.55−7.47(dd,J=8.7,2.4Hz,0.7H),7.36−7.27(m,1.3H),7.22−7.14(m,0.4H),6.94−6.83(d,J=8.7Hz,0.6H),6.29−6.11(d,J=8.9Hz,1H),4.91−4.74(d,J=5.3Hz,1H),4.55−4.28(m,1H),4.04−3.90(m,1H),2.66−2.62(s,1.9H),2.59−2.55(s,1.1H),2.23−2.15(dd,J=13.1,8.1Hz,0.5H),2.06−1.79(m,2.5H),1.77−1.68(m,1H),1.55−1.47(m,2H)。
実施例191:(±)−(4−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−5に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C22H21F3N6O2計算値458.2;実測値(m/z)459.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.38−8.32(s,0.3H),8.26−8.19(s,0.7H),7.93−7.87(s,1.3H),7.87−7.80(s,0.7H),7.60−7.53(m,0.4H),7.49−7.43(d,J=2.5Hz,0.4H),7.40−7.26(m,2.7H),7.00−6.93(dd,J=8.5,2.5Hz,0.4H),6.90−6.80(d,J=8.4Hz,0.7H),6.43−6.35(d,J=8.7Hz,0.4H),6.12−6.04(d,J=8.8Hz,0.7H),5.77−5.67(m,0.3H),4.84−4.79(m,0.7H),4.74−4.68(m,0.3H),4.36−4.15(m,1H),4.02−3.95(m,1H),3.94−3.87(s,1H),3.87−3.81(s,2H),2.20−2.11(dd,J=13.0,8.0Hz,0.7H),2.07−1.99(dd,J=12.9,7.6Hz,0.3H),1.99−1.83(s,2H),1.79−1.34(m,3H)。
実施例192:(±)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−6に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5O計算値457.2;実測値(m/z)458.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.91−8.76(m,2H),8.36−8.18(m,1H),7.68−7.52(m,1H),7.40−7.27(m,3H),7.24−7.14(m,2H),6.29−6.15(m,1H),4.78−4.66(t,J=4.9Hz,1H),4.44−4.30(m,1H),4.16−4.02(d,J=5.0Hz,1H),2.19−2.11(dd,J=12.9,8.2Hz,1H),2.08−1.97(m,1H),1.97−1.85(m,1H),1.77−1.60(m,2H),1.54−1.49(m,1H)。
実施例193:(±)−((3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F4N3O2計算値409.1;実測値(m/z)410.4[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.39(s,0.3H),8.18(s,0.7H),7.69(dd,J=8.9,2.3Hz,0.3H),7.60(dd,J=8.9,2.4Hz,0.7H),7.36(ddd,J=11.7,7.6,2.1Hz,0.3H),7.30−7.05(m,2.3H),7.01(d,J=7.6Hz,0.7H),6.85−6.73(m,0.7H),6.68(d,J=8.8Hz,0.3H),6.59(d,J=8.9Hz,0.7H),4.66(br s,0.7H),4.54(d,J=4.8Hz,0.3H),4.00−3.90(m,0.3H),3.89−3.77(m,3.7H),3.75(t,J=4.3Hz,0.3H),3.64(br s,0.7H),2.08−1.91(m,1H),1.80−1.37(m,5H)。
実施例194:(±)−(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−8に置き換え、実施例187と同様に調製した。融点=147℃。1H NMR(DMSO−D6):8.38(s,0.3H),8.16(s,0.7H),7.68(dd,J=8.9,2.3Hz,0.3H),7.59(dd,J=8.9,2.4Hz,0.7H),7.46(d,J=8.6Hz,0.3H),7.36−7.18(m,2H),7.05(d,J=8.6Hz,0.7H),6.71(d,J=8.9Hz,0.3H),6.57(d,J=8.9Hz,0.7H),4.65(br s,0.7H),4.55(d,J=2.8Hz,0.3H),4.13−3.84(m,2.3H),3.83−3.72(m,0.7H),3.67(d,J=3.5Hz,1H),2.41(s,0.9H),2.16(s,2.1H),2.04−1.91(m,1H),1.80−1.37(m,5H),1.31−1.19(m,3H)。
実施例195:(±)−(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−9に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6O計算値454.2;実測値(m/z)455[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.95−8.81(m,2H),8.37(s,0.3H),8.32(d,J=8.0Hz,0.3H),8.25−8.13(m,1.4H),7.68(dd,J=8.8,2.1Hz,0.3H),7.60(dd,J=8.9,2.2Hz,0.7H),7.52−7.39(m,2H),7.30(d,J=8.1Hz,0.7H),7.25(d,J=3.7Hz,0.3H),6.75(d,J=8.8Hz,0.3H),6.54(d,J=8.9Hz,0.7H),4.61(t,J=4.2Hz,0.7H),4.51(d,J=4.2Hz,0.3H),4.01−3.82(m,2H),2.58(s,0.9H),2.24(s,2.1H),2.07−1.95(m,1H),1.86−1.32(m,5H)。
実施例196:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−21を中間体A−1に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F3N6O計算値428.2;実測値(m/z)409.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.38(s,0.3H),8.16(s,0.7H),8.08(s,2H),7.85(d,J=7.2Hz,0.3H),7.74−7.53(m,3H),7.46−7.35(m,1.3H),7.31(d,J=6.1Hz,0.7H),7.14(t,J=7.5Hz,0.7H),6.68(d,J=8.9Hz,0.3H),6.62(d,J=8.9Hz,0.7H),4.57(t,J=4.5Hz,0.7H),4.41(d,J=4.8Hz,0.3H),4.04−3.95(m,0.3H),3.88−3.76(m,1H),3.55(br s,0.7H),1.97(dd,J=12.7,8.0Hz,1H),1.79−1.23(m,5H)。
実施例197:(±)−(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。マイクロ波用バイアル瓶に中間体B−6(210mg,1mmol)、2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジン(212mg,1.5mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(142mg,1.5mmol)、Pd(dba)2(28mg,5mol%)、Ctc−Q−Phos(44mg,10mol)を量りとった。バイアル瓶に蓋をし、排気し、N2を充填した(2回)。次に、PhCH3(1mL)を加え、反応物を125℃で4時間加熱した。反応物を室温に冷却し、シリカゲルクロマトグラフィー[1〜7% 2M NH3/MeOH−DCM]により直接精製して、P1を得た(125mg,40%)。MS(ESI):C17H26N4O2計算値318.2;実測値(m/z)319.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):6.31(s,1H),5.18−4.94(m,1H),4.35−4.13(m,2H),4.08(td,J=7.9,3.2Hz,1H),2.27(s,6H),1.97(dd,J=12.9,7.8Hz,1H),1.82−1.62(m,2H),1.62−1.30(m,12H)。
工程B:(±)−N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。DCM(3mL)中、工程Aの標題化合物(125mg,0.4mmol)に、TFA(3mL)を加えた。出発物質が消費された後で、反応物を濃縮し、5% Na2CO3で中和し、DCMで抽出した。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを以降の反応で使用した。MS(ESI):C12H18N4計算値218.2;実測値(m/z)219.2[M+H]+。
工程C:(±)−(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。中間体A−1を中間体A−10に置き換え、(1S,2R,4R)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミンを工程Bの標題化合物に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H22FN7O計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.23−7.67(m,2.5H),7.54−6.93(m,2.5H),6.40−6.19(m,1H),4.89−4.65(m,1H),4.41−3.66(m,2H),2.39−1.34(m,12H)。
実施例198:(±)−(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−10を中間体A−11に置き換え、実施例197と同様に調製した。MS(ESI):C21H22FN7O計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。
実施例199:(±)−(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(4−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−10を中間体A−12に置き換え、実施例197と同様に調製した。MS(ESI):C21H22FN7O計算値407.2;実測値(m/z)408.2[M+H]+。1H NMR(MeOD):8.23−7.33(m,4H),7.22−6.75(m,1H),6.42−6.21(m,1H),4.91−4.73(m,1H),4.44−4.01(m,1H),3.97−3.71(m,1H),2.41−1.30(m,12H)。
実施例200:(±)−(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンを2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンに置き換え、中間体A−21を中間体A−9に置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N7O計算値415.2;実測値(m/z)416[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):9.05(d,J=4.9Hz,0.6H),8.90(d,J=4.9Hz,1.4H),8.37(d,J=8.1Hz,0.3H),8.28(d,J=8.0Hz,0.7H),7.57−7.45(m,1.3H),7.41(d,J=8.1Hz,0.7H),7.09(d,J=7.8Hz,0.7H),6.46(s,0.3H),6.43−6.29(m,1H),4.62(br s,0.7H),4.51(d,J=4.4Hz,0.3H),4.15−3.97(m,1H),3.97−3.92(m,0.3H),3.89(d,J=3.7Hz,0.7H),2.59(s,0.9H),2.50(s,2.1H),2.26(s,1.8H),2.14(s,4.2H),2.05(dd,J=12.5,7.6Hz,1H),1.99−1.37(m,5H)。
実施例201:(±)−(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−21に置き換え、実施例200と同様に調製した。融点=171.9℃。1H NMR(DMSO−D6):8.28−8.17(m,1.2H),8.17−8.09(m,1.8H),7.57(d,J=8.4Hz,0.4H),7.46(d,J=8.4Hz,0.6H),6.89(d,J=7.0Hz,0.6H),6.46(s,0.4H),6.42(d,J=7.5Hz,0.4H),6.35(s,0.6H),4.59(t,J=4.2Hz,0.6H),4.50(d,J=4.9Hz,0.4H),4.08(td,J=7.8,3.0Hz,0.4H),4.00−3.86(m,1.6H),2.60(s,1.2H),2.45(s,1.8H),2.26(s,2.4H),2.15(s,3.6H),1.97(ddd,J=16.3,12.6,7.9Hz,1H),1.83−1.35(m,5H)。
実施例202:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−1に置き換え、実施例200と同様に調製した。融点=154.2℃。1H NMR(DMSO−D6):8.12(s,1H),8.07(s,1H),7.85(d,J=7.7Hz,0.5H),7.77(d,J=6.8Hz,0.5H),7.72−7.61(m,1H),7.58(dd,J=10.7,4.2Hz,0.5H),7.49−7.39(m,1H),7.15(t,J=7.5Hz,0.5H),6.99(d,J=6.1Hz,0.5H),6.87(br s,0.5H),6.43(s,0.5H),6.33(s,0.5H),),4.51(t,J=4.1Hz,0.5H),4.37(d,J=3.9Hz,0.5H),4.12−3.97(m,0.5H),3.88−3.72(m,1H),3.68(d,J=4.4Hz,0.5H),2.24(s,3H),2.15(s,3H),1.97−1.21(m,6H)。
実施例203:(±)−(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−8に置き換え、実施例200と同様に調製した。MS(ESI):C21H27N5O2計算値381.2;実測値(m/z)382.5[M+H]+。融点=137.8℃。1H NMR(DMSO−D6):7.20−7.01(m,2H),6.45(d,J=8.5Hz,0.7H),6.31(s,0.3H),6.24(s,0.7H),5.31(d,J=8.6Hz,0.3H),4.91(t,J=4.5Hz,0.7H),4.80(d,J=5.1Hz,0.3H),4.32−4.14(m,1.7H),4.14−3.98(m,1.3H),3.80(t,J=4.7Hz,0.3H),3.75(d,J=4.6Hz,0.7H),2.53(s,2.1H),2.49(s,0.9H),2.26(s,1.8H),2.22(s,4.2H),2.20−2.08(m,1H),2.05−1.49(m,5H),1.48−1.40(m,3H)。
実施例204:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。乾燥DMA(7mL)中、中間体B−6(500mg,2.4mmol)にK2CO3(650mg,4.7mmol)及び2−クロロキノキサリン(580mg,3.5mmol)を加えた。80℃で48時間加熱後、混合物を室温に冷却し、飽和NaHCO3水溶液を加えた。混合物をEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜25% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C19H24N4O2計算値340.2;実測値(m/z)341.0[M+H]+。
工程B:N−((±)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)キノキサリン−2−アミン・塩酸塩。1,4−ジオキサン(10mL)中、工程Aの標題化合物(343mg,1mmol)に、6N HCl/iPrOH(1mL)水溶液を加えた。反応物を70℃で2時間加熱し、室温に冷却し、濃縮した。更なる精製は行わずにこれを以降の工程で使用した。
工程C:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−21を中間体A−1に置き換え、(±)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン・塩酸塩を工程B由来の標題化合物で置き換え、実施例187と同様に調製した。MS(ESI):C23H21N7O計算値411.2;実測値(m/z)412[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.38(s,0.3H),8.31(s,0.7H),8.08(s,2H),7.88−7.73(m,1.3H),7.72−7.20(m,7H),7.14−7.04(m,0.7H),4.60(t,J=4.4Hz,0.7H),4.54(d,J=4.7Hz,0.3H),4.15−4.03(m,0.3H),3.97−3.87(m,0.7H),3.82(t,J=3.9Hz,0.3H),3.65(d,J=3.2Hz,0.7H),2.12−1.96(m,1H),1.84−1.28(m,5H)。
実施例205:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−21に置き換え、実施例204と同様に調製した。融点=260.8℃。1H NMR(DMSO−D6):8.44(s,0.3H),8.32(s,0.7H),8.19(d,J=8.4Hz,0.3H),8.13(s,2H),7.96(d,J=8.3Hz,0.7H),7.83−7.72(m,1H),7.68−7.27(m,4.3H),7.19(d,J=8.4Hz,0.7H),4.64(br s,1H),4.06−3.86(m,2H),2.61(s,0.9H),2.09(s,2.1H),2.06−1.99(m,1H),1.88−1.62(m,2H),1.62−1.38(m,3H)。
実施例206:(±)−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例204と同様に調製した。融点=179.2℃。1H NMR(DMSO−D6):8.38(s,0.3H),8.27(s,0.7H),7.80(d,J=8.0Hz,0.3H),7.73(d,J=8.0Hz,0.7H),7.65−7.52(m,1.4H),7.52−7.28(m,2.7H),7.28−7.15(m,0.7H),7.09(d,J=7.6Hz,0.7H),6.96(ddd,J=11.7,8.2,1.4Hz,0.7H),6.75(td,J=7.9,4.8Hz,0.7H),4.75−4.63(m,1H),4.11−4.01(m,0.4H),3.99−3.90(m,0.7H),3.86(br s,0.9H),3.83−3.73(m,2.1H),2.06(dt,J=16.7,8.4Hz,1H),1.87−1.45(m,6H)。
実施例207:(±)−(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−8に置き換え、実施例204と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O2計算値403.2;実測値(m/z)404[M+H]+。融点=184.9C。1H NMR(DMSO−D6):8.41(s,0.3H),8.26(s,0.7H),7.79(d,J=8.1Hz,0.3H),7.72(d,J=8.0Hz,0.7H),7.64−7.53(m,1.7H),7.50−7.22(m,2.9H),7.18(d,J=8.6Hz,0.7H),6.86(d,J=8.6Hz,0.7H),4.68(br s,1H),4.12−3.83(m,3H),3.79(d,J=4.1Hz,0.7H),3.71(br s,0.3H),2.41(s,0.9H),2.11−1.96(m,3.1H),1.89−1.42(m,5H),1.25(t,J=6.9Hz,3H)。
実施例208:(±)−(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−9に置き換え、実施例204と同様に調製した。MS(ESI):C25H23N7O計算値437.2;実測値(m/z)438[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.93−8.82(m,2H),8.46(s,0.3H),8.33(d,J=8.1Hz,0.3H),8.27(s,0.7H),8.14(d,J=8.0Hz,0.7H),7.81−7.26(m,6.3H),7.17(d,J=8.1Hz,0.7H),4.66(br s,1H),4.06−3.94(m,2H),2.60(s,0.9H),2.13−2.01(m,3.1H),1.92−1.36(m,5H)。
実施例209:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。溶液にN2バブリングしながら、室温下で、THF(3mL)中、2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(113mg,0.6mmol)に、ナトリウムtert−ブトキシド(120mg,1.2mmol)、Xanphos(26mg,7mol%)、及びPd2(dba)3(23mg,4mol%)を加えた。10分後、中間体B−6(132mg,0.6mmol)を加えた。反応混合物を90℃で3時間加熱した。室温に冷却後、飽和NaHCO3水溶液、混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜7% EtOAc−ヘプタン)により精製し、標題化合物を得た。MS(ESI):C17H22F3N3O2計算値357.2;実測値(m/z)358.4[M+H]+。
工程B:(±)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン・塩酸塩。(±)−tert−ブチル2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例204と同様に調製した。
工程C:(±)−tert−ブチル−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。N−((±)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)キノキサリン−2−アミン・塩酸塩を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例204と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F3N6O計算値428.2;実測値(m/z)429。[M+H]+。融点=96.8℃。1H NMR(DMSO−D6):8.07(s,2H),7.85(d,J=7.9Hz,0.3H),7.74−7.51(m,2.7H),7.46−7.36(m,1.3H),7.17−6.94(m,2H),6.86(d,J=7.2Hz,0.7H),6.82(d,J=8.6Hz,0.3H),6.74(d,J=8.4Hz,0.7H),4.55(t,J=4.5Hz,0.7H),4.41(d,J=4.6Hz,0.3H),3.94−3.84(m,0.3H),3.84−3.71(m,1H),3.61(d,J=4.6Hz,0.7H),1.96(dd,J=12.6,8.0Hz,1H),1.80−1.21(m,5H)。
実施例210:(±)−((2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例209と同様に調製した。融点=153.5℃。MS(ESI):C21H19F3N6O計算値428.2;実測値(m/z)429[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.27(d,J=5.3Hz,0.3H),8.12−7.99(m,2.7H),7.85(d,J=7.9Hz,0.3H),7.72−7.54(m,1.6H),7.50−7.33(m,1.4H),7.13−6.92(m,2H),6.82(d,J=12.6Hz,0.3H),6.78(s,0.7H),6.67(d,J=5.3Hz,0.7H),4.56(t,J=4.5Hz,0.7H),4.41(d,J=4.6Hz,0.3H),4.04−3.93(m,0.3H),3.86−3.72(m,1H),3.52(br s,0.7H),1.96(dd,J=12.6,8.0Hz,1H),1.78−1.17(m,5H)。
実施例211:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−クロロピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを5−クロロ−2−ヨードピリジンに置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C20H19ClN6O計算値394.1;実測値(m/z)395[M+H]+。融点=157.0℃。1H NMR(DMSO−D6):8.14−7.99(m,2.3H),7.87−7.79(m,1H),7.71−7.52(m,1.7H),7.52−7.36(m,2.6H),7.23−7.11(m,0.7H),6.80(d,J=6.4Hz,0.7H),6.58(d,J=9.0Hz,0.3H),6.52(d,J=8.9Hz,0.7H),4.53(t,J=4.6Hz,0.7H),4.37(d,J=4.6Hz,0.3H),3.92−3.82(m,0.3H),3.81−3.68(m,1H),3.52(d,J=4.3Hz,0.7H),1.94(dd,J=12.5,8.1Hz,1H),1.73−1.22(m,5H)。
実施例212:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジンに置き換え、実施例209と同様に調製した。融点=134.0℃。MS(ESI):C20H18F3N7O計算値429.2;実測値(m/z)430[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.08(s,1.4H),8.07(s,0.6H),7.85(d,J=7.8Hz,0.3H),7.77−7.46(m,3.6H),7.44−7.31(m,1.4H),7.20−7.09(m,0.7H),7.06(d,J=9.4Hz,0.3H),6.98(d,J=9.3Hz,0.7H),4.59(t,J=4.4Hz,0.7H),4.48(d,J=4.7Hz,0.3H),3.97−3.87(m,0.7H),3.81(t,J=4.0Hz,0.3H),3.58−3.56(m,1H),2.01(dd,J=12.9,8.0Hz,1H),1.82−1.18(m,5H)。
実施例213:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−メトキシピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを2−クロロ−5−メトキシピリジンに置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O2計算値390.2;実測値(m/z)391[M+H]+。融点=174.0℃。1H NMR(DMSO−D6):8.31(s,0.3H),8.13−8.02(m,2H),7.84(d,J=8.0Hz,0.3H),7.79(d,J=3.0Hz,0.3H),7.71−7.61(m,1.3H),7.60−7.53(m,1H),7.50−7.37(m,1.4H),7.22−7.04(m,1.7H),6.52(d,J=9.0Hz,0.3H),6.46(d,J=9.0Hz,0.7H),6.21(d,J=6.9Hz,0.7H),4.52(t,J=4.5Hz,0.7H),4.37(d,J=4.5Hz,0.2H),3.90−3.79(m,0.3H),3.79−3.68(m,1.9H),3.64(s,2.1H),3.57(d,J=4.0Hz,0.7H),1.98−1.84(m,1H),1.76−1.21(m,5H)。
実施例214:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−メチルピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを2−クロロ−5−メチルピリジンに置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C21H22N6O計算値374.2;実測値(m/z)375.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.32(s,0.7H),8.09(s,0.6H),8.07(s,1.4H),7.89−7.80(m,0.6H),7.72−7.53(m,2.1H),7.52−7.37(m,1.3H),7.27(dd,J=8.5,2.2Hz,0.3H),7.23−7.11(m,1.3H),6.47(d,J=8.5Hz,0.3H),6.41(d,J=8.2Hz,0.7H),6.35(d,J=6.9Hz,0.7H),4.53(t,J=4.5Hz,0.7H),4.37(d,J=4.4Hz,0.3H),3.95−3.84(m,0.3H),3.84−3.70(m,1H),3.56(d,J=4.3Hz,0.7H),2.12(s,0.9H),2.04(s,2.1H),1.99−1.86(m,1H),1.78−1.24(m,5H)。
実施例215:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−(ピリジン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを2−ヨードピリジンに置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C20H20N6O計算値360.2;実測値(m/z)361[M+H]+。融点=167.9℃。1H NMR(DMSO−D6):8.12−8.00(m,2.3H),7.88−7.79(m,1H),7.73−7.53(m,1.5H),7.50−7.28(m,2.5H),7.13(t,J=7.4Hz,0.7H),6.63−6.37(m,3H),4.54(t,J=4.5Hz,0.7H),4.39(d,J=4.4Hz,0.3H),3.92(td,J=7.5,3.2Hz,0.3H),3.86−3.73(m,1H),3.58(d,J=4.3Hz,0.7H),2.02−1.86(m,1H),1.78−1.23(m,5H)。
実施例216:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−クロロベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(±)−tert−ブチル2−((5−クロロベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。1,4−ジオキサン(3mL)中、中間体B−6(116mg,0.6mmol)にDIPEA(190μL,1.1mmol)及び5−クロロ−2−(メチルスルフニル)ベンゾ[d]オキサゾール(235mg,1.1mmol)を加えた。80℃で4時間加熱後、混合物を室温に冷却し、飽和NaHCO3水溶液を加えた。水層をEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機層を乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜10% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(130mg,66%)。MS(ESI):C18H22ClN3O3計算値363.1;実測値(m/z)364.0[M+H]+。
工程B:N−((±)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−5−クロロベンゾ[d]オキサゾール−2−アミン・塩酸塩。(±)−tert−ブチル−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラートを工程Aの標題化合物に置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C13H14ClN3O計算値263.1;実測値(m/z)264.0[M+H]+。
工程C:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−クロロベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。(±)−N−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン・塩酸塩を工程Bの標題化合物に置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C22H19ClN6O2計算値434.1;実測値(m/z)435[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.20(d,J=5.6Hz,1H),8.13−8.05(m,2H),7.85(d,J=7.4Hz,0.3H),7.76(d,J=7.3Hz,0.3H),7.72−7.55(m,1.3H),7.53−7.44(m,0.7H),7.44−7.29(m,2H),7.24(d,J=2.1Hz,0.7H),7.16−7.08(m,0.7H),7.08−6.98(m,1H),4.66−4.47(m,1H),3.97−3.86(m,0.3H),3.82(t,J=3.9Hz,0.3H),3.79−3.66(m,1.4H),2.07−1.92(m,1H),1.88−1.22(m,5H)。
実施例217:(±)−(2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを5−ブロモ−2−ヨードピリジンに置き換え、中間体A−1を中間体A−9に置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C22H21BrN6O計算値464.1;実測値(m/z)466[M+H]+。融点=221.8℃。1H NMR(DMSO−D6):8.96−8.78(m,2H),8.32(d,J=8.0Hz,0.3H),8.19(d,J=8.0Hz,0.7H),8.10(d,J=2.4Hz,0.3H),7.93(d,J=2.4Hz,0.7H),7.56(dd,J=8.9,2.5Hz,0.3H),7.51−7.39(m,2H),7.33(d,J=8.1Hz,0.7H),6.93(d,J=7.1Hz,0.7H),6.66(d,J=5.6Hz,0.3H),6.61(d,J=9.0Hz,0.3H),6.36(d,J=8.9Hz,0.7H),4.59(t,J=4.1Hz,0.7H),4.47(d,J=4.3Hz,0.3H),3.96−3.75(m,2H),2.58(s,0.9H),2.31(s,2.1H),2.07−1.91(m,1H),1.88−1.30(m,5H)。
実施例218:(±)−(2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)メタノン。
中間体A−9を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例217と同様に調製した。MS(ESI):C19H19BrFN3O2計算値419.1;実測値(m/z)420.1[M+H]+。融点=175.2℃。1H NMR(DMSO−D6):8.10(d,J=2.4Hz,0.3H),7.90(d,J=2.4Hz,0.7H),7.56(dd,J=8.9,2.5Hz,0.3H),7.47(dd,J=8.9,2.5Hz,0.7H),7.34(ddd,J=11.7,7.5,2.3Hz,0.3H),7.24−7.08(m,1.3H),7.02(d,J=7.6Hz,0.7H),6.87−6.66(m,1.7H),6.54(d,J=8.9Hz,0.3H),6.46(d,J=8.9Hz,0.7H),4.63(br s,0.7H),4.50(d,J=4.8Hz,0.3H),3.88−3.68(m,4.3H),3.58(d,J=2.9Hz,0.7H),2.05−1.87(m,1H),1.78−1.20(m,5H)。
実施例219:(±)−(2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−8に置き換え、実施例217と同様に調製した。MS(ESI):C20H23BrN4O2計算値430.1;実測値(m/z)431.1[M+H]+。融点=134.5℃。1H NMR(DMSO−D6):8.10(d,J=2.4Hz,0.3H),7.88(d,J=2.4Hz,0.7H),7.55(dd,J=8.9,2.5Hz,0.3H),7.50−7.41(m,1H),7.30(d,J=8.6Hz,0.7H),7.24(d,J=8.6Hz,0.3H),7.08(d,J=8.6Hz,0.7H),6.76(d,J=5.7Hz,0.7H),6.63(d,J=5.3Hz,0.3H),6.57(d,J=8.9Hz,0.3H),6.43(d,J=8.9Hz,0.7H),4.62(br s,0.7H),4.51(d,J=2.8Hz,0.3H),4.13−3.88(m,2H),3.83−3.73(m,0.3H),3.72−3.61(m,1H),3.59(d,J=3.5Hz,0.7H),2.39(s,0.9H),2.21(s,2.1H),2.02−1.85(m,1H),1.75−1.33(m,5H),1.25(td,J=6.9,3.6Hz,3H)。
実施例220:(±)−(2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−9を中間体A−21に置き換え、実施例217と同様に調製した。MS(ESI):C20H20BrN7O計算値453.1;実測値(m/z)454.1[M+H]+。融点=214.9℃。1H NMR(DMSO−D6):8.18(d,J=8.4Hz,0.3H),8.14−8.09(m,2.3H),8.05(d,J=8.4Hz,0.7H),7.93(d,J=2.4Hz,0.7H),7.62−7.53(m,0.6H),7.50(dd,J=8.9,2.5Hz,0.7H),7.40(d,J=8.4Hz,0.7H),6.76(d,J=6.3Hz,0.7H),6.61(d,J=8.9Hz,0.3H),6.52(d,J=5.7Hz,0.3H),6.45(d,J=8.9Hz,0.7H),4.58(t,J=4.5Hz,0.7H),4.47(d,J=4.8Hz,0.3H),3.91(t,J=4.3Hz,0.3H),3.88−3.68(m,1.7H),2.60(s,0.9H),2.31(s,2.1H),2.03−1.90(m,1H),1.81−1.29(m,5H)。
実施例221:(±)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−ブロモ−2−ヨードピリジンを2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに置き換え、中間体A−21を中間体A−1に置き換え、実施例220と同様に調製した。融点=167.1℃。1H NMR(DMSO−D6):8.75(s,0.4H),8.70(s,0.4H),8.66(s,0.6H),8.53(s,0.6H),8.12−8.03(m,2.6H),7.86(d,J=7.3Hz,0.4H),7.80(d,J=7.2Hz,0.4H),7.72−7.54(m,1.6H),7.48−7.34(m,1.4H),7.16(t,J=7.4Hz,0.6H),4.56(br s,0.6H),4.41(d,J=4.3Hz,0.4H),4.08(dd,J=11.1,6.8Hz,0.4H),3.90−3.75(m,1H),3.61(d,J=4.3Hz,0.6H),2.01−1.27(m,6H)。
実施例222:(±)−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例211と同様に調製した。1H NMR(DMSO−D6):8.72(br d,J=22.6Hz,0.8H),8.58(br d,J=24.1Hz,1.2H),8.12(br d,J=5.6Hz,0.4H),7.99(br d,J=5.0Hz,0.6H),7.45−7.23(m,0.8H),7.26−7.06(m,1.2H),6.97(d,J=7.5Hz,0.6H),6.90−6.72(m,0.6H),4.65(br s,0.6H),4.53(d,J=4.8Hz,0.4H),3.97(dd,J=11.4,6.0Hz,0.4H),3.84(s,1.2H),3.93−3.71(m,1H),3.78(s,1.8H),3.69(br d,J=2.9Hz,0.6H),2.06−1.35(m,6H)。
実施例223:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−21に置き換え、実施例221と同様に調製した。1H NMR(DMSO−D6):8.74(br d,J=12.1Hz,0.4H),8.63(br d,J=13.2Hz,1.2H),8.26−8.01(m,3.4H),7.61(dd,J=21.8,7.4Hz,0.4H),7.43(d,J=8.4Hz,0.6H),4.61(br s,0.6H),4.55(d,J=5.0Hz,0.4H),4.11−4.01(m,0.4H),4.02−3.93(m,1H),3.88(dd,J=10.1,6.1Hz,0.6H),3.22−3.06(m,1H),2.60(s,1H),2.30(s,2H),2.06−1.34(m,6H)。
実施例224:(±)−(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−8に置き換え、実施例221と同様に調製した。1H NMR(DMSO−D6):8.79(br d,J=22.9Hz,0.6H),8.65(br d,J=17.4Hz,1.4H),8.21(d,J=5.3Hz,0.7H),7.92(d,J=5.2Hz,0.3H),7.52(d,J=8.6Hz,0.3H),7.42(d,J=8.6Hz,0.7H),7.32(d,J=8.6Hz,0.3H),7.18(d,J=8.6Hz,0.7H),4.71(br s,0.7H),4.64(br d,J=4.7Hz,0.3H),4.23−3.93(m,2.5H),3.93−3.78(m,1.4H),3.78−3.55(m,1.7H),3.31−3.07(m,1.4H),2.47(s,1H),2.31(s,2H),2.06−1.40(m,6H)。
実施例225:(±)−(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−9に置き換え、実施例221と同様に調製した。融点=203℃。MS(ESI):C22H20F3N7O計算値455.2;実測値(m/z)427.5[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.94(d,J=4.9Hz,0.4H),8.89(d,J=4.9Hz,1.6H),8.77(s,0.2H),8.71(s,0.2H),8.61(s,1.4H),8.36(d,J=8.1Hz,0.2H),8.24(d,J=7.9Hz,1.8H),7.72(d,J=6.0Hz,0.2H),7.54−7.44(m,1.2H),7.38(d,J=8.1Hz,0.8H),4.64(br s,0.8H),4.58(d,J=4.6Hz,0.2H),4.06−3.90(m,2H),2.60(s,0.6H),2.35(s,2.4H),2.11−1.73(m,4H),1.62−1.35(m,2H)。
実施例226:(±)−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例222と同様に調製した。MS(ESI):C19H18F4N4O2計算値410.2;実測値(m/z)411.3[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.75(s,0.5H),8.68(s,0.5H),8.61(s,0.5H),8.57(s,0.5H),8.52(d,J=6.3Hz,0.5H),8.44(d,J=6.3Hz,0.5H),7.44−7.29(m,1H),7.23−7.08(m,2H),4.82(t,J=3.9Hz,0.5H),4.58(t,J=4.5Hz,0.5H),4.34−4.12(m,1H),3.94−3.81(m,3.5H),3.68(t,J=4.2Hz,0.5H),2.31−2.11(m,1H),1.93−1.40(m,5H)。
実施例227:(±)−(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例224と同様に調製した。融点=79.7℃。MS(ESI):C20H22F3N5O2の計算値421.2;実測値(m/z)422.4[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.76(s,0.5H),8.68(s,0.5H),8.61(s,0.5H),8.56(s,0.5H),8.52(d,J=6.4Hz,0.5H),8.44(d,J=6.6Hz,0.5H),7.48(d,J=3.2Hz,0.5H),7.45(d,J=3.2Hz,0.5H),7.28(d,J=3.3Hz,0.5H),7.25(d,J=3.3Hz,0.5H),4.83(t,J=4.2Hz,0.5H),4.59(t,J=4.3Hz,0.5H),4.40−4.29(m,0.5H),4.28−4.19(m,0.5H),4.16−4.01(m,2H),3.79(t,J=4.4Hz,0.5H),3.61(t,J=4.6Hz,0.5H),2.41(s,1.5H),2.40(s,1.5H),2.30−2.09(m,1H),1.93−1.41(m,5H),1.34−1.23(m,3H)。
実施例228:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例223と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N8O計算値444.2;実測値(m/z)445.4[M+H]+。融点=89.1℃。1H NMR(DMSO−D6):8.77(s,0.6H),8.68(s,0.6H),8.61(s,0.4H),8.55(s,0.4H),8.51(d,J=6.3Hz,0.6H),8.44(d,J=6.3Hz,0.4H),8.24−8.16(m,1H),8.13(s,1H),8.12(s,1H),7.63−7.52(m,1H),4.81(t,J=4.2Hz,0.6H),4.55(t,J=4.2Hz,0.4H),4.40−4.21(m,1H),4.06(t,J=4.4Hz,0.4H),3.79(t,J=4.4Hz,0.6H),2.61(s,1.2H),2.58(s,1.8H),2.34−2.20(m,0.6H),2.19−2.03(m,0.6H),1.94−1.50(m,4.2H),1.44(dd,J=12.3,4.6Hz,0.6H)。
実施例229:(±)−(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例207と同様に調製した。MS(ESI):C23H25N5O2計算値403.2;実測値(m/z)404.5[M+H]+。融点=115.1℃。1H NMR(DMSO−D6):8.37(s,0.5H),8.30(s,0.5H),7.97(t,J=5.4Hz,1H),7.80(d,J=7.4Hz,0.5H),7.75(d,J=7.1Hz,0.5H),7.69−7.44(m,2.5H),7.43−7.23(m,2.5H),4.99(t,J=4.4Hz,0.5H),4.63(t,J=4.6Hz,0.5H),4.48−4.27(m,1H),4.26−4.13(m,2H),3.96(t,J=4.4Hz,0.5H),3.64(t,J=4.6Hz,0.5H),2.44(s,1.5H),2.41(s,1.5H),2.39−2.26(m,1H),1.98−1.37(m,5H),1.36−1.28(m,3H)。
実施例230:(±)−(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例205と同様に調製した。MS(ESI):C23H22N8O計算値426.2;実測値(m/z)427.5[M+H]+。融点=152.3℃。1H NMR(DMSO−D6):8.37(s,0.5H),8.28−8.20(m,2H),8.16−8.13(m,2H),7.95(dd,J=5.6,3.6Hz,1H),7.79(d,J=8.1Hz,0.5H),7.74(d,J=8.1Hz,0.5H),7.70−7.48(m,2.5H),7.41−7.23(m,1.5H),4.98(t,J=4.2Hz,0.5H),4.60(t,J=4.6Hz,0.5H),4.36−4.24(m,1H),4.19(t,J=4.5Hz,0.5H),3.81(t,J=4.6Hz,0.5H),2.67(s,1.5H),2.60(s,1.5H),2.43−2.17(m,1H),1.97−1.25(m,5H)。
実施例231:(±)−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−(キノキサリン−2−イルアミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例206と同様に調製した。1H NMR(DMSO−D6):8.36(s,0.5H),8.29(s,0.5H),8.08−7.95(m,1H),7.85−7.69(m,1H),7.69−7.49(m,1.5H),7.49−7.27(m,2H),7.27−7.12(m,2.5H),5.00(t,J=4.2Hz,0.5H),4.62(t,J=4.2Hz,0.5H),4.43−4.17(m,1H),4.11(t,J=4.3Hz,0.5H),3.95(s,1.5H),3.88(s,1.5H),3.72(t,J=4.5Hz,0.5H),2.45−2.25(m,1H),1.99−1.46(m,4H),1.46−1.28(m,1H)。
実施例232:(±)−(2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例220と同様に調製した。融点=196.0℃。1H NMR(DMSO−D6):8.25−8.16(m,1H),8.16−8.10(m,2.6H),7.90(d,J=2.4Hz,0.4H),7.63−7.53(m,1.6H),7.50(dd,J=8.9,2.5Hz,0.4H),7.19(d,J=6.0Hz,0.6H),7.12(d,J=6.1Hz,0.4H),6.54(d,J=8.9Hz,0.6H),6.44(d,J=8.9Hz,0.4H),4.81(t,J=4.2Hz,0.6H),4.54(t,J=4.2Hz,0.4H),4.23−4.07(m,1H),4.04(t,J=4.5Hz,0.4H),3.75(t,J=4.5Hz,0.6H),2.61(s,1.2H),2.58(s,1.8H),2.36−2.05(m,1H),1.92−1.41(m,4H),1.30(dd,J=12.4,4.4Hz,0.4H),1.18(dd,J=12.2,4.6Hz,0.6H)。
実施例233:(±)−(2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例219と同様に調製した。融点=176.1℃。1H NMR(DMSO−D6):8.11(d,J=2.4Hz,0.5H),7.91(d,J=2.4Hz,0.5H),7.61−7.43(m,2H),7.33−7.20(m,1.5H),7.15(d,J=6.1Hz,0.5H),6.55(d,J=8.9Hz,0.5H),6.46(d,J=8.9Hz,0.5H),4.83(t,J=4.3Hz,0.5H),4.57(t,J=4.6Hz,0.5H),4.20(d,J=5.5Hz,0.5H),4.09(dq,J=10.2,6.9Hz,2.5H),3.79(t,J=4.3Hz,0.5H),3.58(t,J=4.6Hz,0.5H),2.41(s,1.5H),2.40(s,1.5H),2.32−2.14(m,1H),1.93−1.45(m,4H),1.36−1.17(m,4H)。
実施例234:(±)−(2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例217と同様に調製した。融点=144.5℃。1H NMR(DMSO−D6):8.11(d,J=2.4Hz,0.6H),7.91(d,J=2.4Hz,0.4H),7.56(dd,J=8.9,2.5Hz,0.6H),7.50(dd,J=8.9,2.5Hz,0.4H),7.43−7.30(m,1H),7.27−7.05(m,3H),6.54(d,J=8.9Hz,0.6H),6.46(d,J=8.9Hz,0.4H),4.83(t,J=4.3Hz,0.6H),4.57(t,J=4.7Hz,0.4H),4.21−3.99(m,1H),3.95−3.81(m,3.4H),3.66(t,J=4.7Hz,0.6H),2.36−2.14(m,1H),1.94−1.43(m,4H),1.36−1.14(m,1H)。
実施例235:(±)−((2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−6を中間体B−7に置き換え、実施例210と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F3N6O計算値428.2;実測値(m/z)429[M+H]+。融点=274.2℃。1H NMR(DMSO−D6):8.27(d,J=5.2Hz,0.5H),8.13−8.01(m,2.5H),7.89−7.80(m,1H),7.73−7.61(m,1H),7.61−7.51(m,2H),7.44(d,J=6.1Hz,0.5H),7.38(d,J=5.9Hz,0.5H),6.83−6.75(m,1H),6.73−6.63(m,1H),4.78(t,J=3.9Hz,0.5H),4.50(t,J=4.6Hz,0.5H),4.27−4.04(m,1H),3.96(t,J=4.1Hz,0.5H),3.64(t,J=4.1Hz,0.5H),2.40−2.21(m,0.5H),2.17−1.99(m,0.5H),1.88−1.32(m,4H),1.27(dd,J=12.3,4.3Hz,0.5H),1.12(dd,J=12.2,4.5Hz,0.5H)。
実施例236:(±)−(2−((5−フルオロピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを5−フルオロ−2−ヨードピリジンに置き換え、中間体A−1をA−21に置き換え、実施例209と同様に調製した。融点=100.1℃。MS(ESI):C20H20FN7O計算値393.2;実測値(m/z)394.2[M+H]+。1H NMR(DMSO−D6):8.24−8.15(m,1H),8.12(s,1.2H)8.11(s,0.8H),8.00(d,J=2.9Hz,0.6H),7.80(d,J=2.8Hz,0.4H),7.63−7.51(m,1H),7.43−7.26(m,1H),6.94(d,J=5.9Hz,0.6H),6.87(d,J=6.0Hz,0.4H),6.55(dd,J=9.1,3.6Hz,0.6H),6.45(dd,J=9.1,3.7Hz,0.4H),4.81(t,J=4.2Hz,0.6H),4.52(t,J=4.6Hz,0.4H),4.19−3.99(m,1.4H),3.73(t,J=4.6Hz,0.6H),2.60(s,1.2H),2.58(s,1.8H),2.35−2.20(m,0.6H),2.19−2.05(m,0.4H),1.96−1.38(m,4H),1.27(dd,J=12.5,4.2Hz,0.6H),1.15(dd,J=12.2,4.8Hz,0.4H)。
実施例237:(±)−(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)(2−((5−フルオロピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを5−フルオロ−2−ヨードピリジンに置き換え、中間体A−1を3−フルオロ−2−メトキシ安息香酸に置き換え、実施例209と同様に調製した。MS(ESI):C19H19F2N3O2計算値359.1;実測値(m/z)360.2[M+H]+。融点=134.7℃。1H NMR(DMSO−D6):8.00(d,J=2.9Hz,0.5H),7.80(d,J=2.9Hz,0.5H),7.45−7.26(m,2H),7.24−7.06(m,2H),6.96(d,J=6.0Hz,0.5H),6.89(d,J=5.8Hz,0.5H),6.56(dd,J=9.1,3.6Hz,0.5H),6.48(dd,J=9.2,3.6Hz,0.5H),4.83(t,J=4.3Hz,0.5H),4.56(t,J=4.7Hz,0.5H),4.18−3.98(m,1H),3.95−3.81(m,3.5H),3.64(t,J=4.6Hz,0.5H),2.35−2.14(m,1H),1.96−1.43(m,4H),1.30−1.13(m,1H)。
実施例238:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン・塩酸塩。DCM(3mL)中、実施例181、工程Aの中間体(100mg,0.3mmol)に、4M HCl/ジオキサン(0.8mL)を加えた。一晩反応させた後、濃縮し、5% Na2CO3水溶液により中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機層を乾燥させて(Na2SO4)、工程Aの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。
工程B:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DCM(56mL)中、工程Aの標題化合物(1.44g,5.6mmol)にDIPEA(1.25mL,7.3mmol)及び中間体A−2(1.43g,6.1mmol)を加えた。次にT3P(DMF中50%,10mL,17mmol)を滴下し、反応物を45℃で16時間加熱した。室温に冷却後、DCMを加え、混合物をH2Oにより洗浄し、次に飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。合わせた水層をDCMで抽出した。合わせた有機層を乾燥させた(Na2SO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(10〜100% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(2g,78%)。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.2;実測値(m/z)459.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3)8.91−8.73(m,2H),8.35−8.22(m,1H),8.19(s,1H),7.66(s,1H),7.44−7.13(m,4H),4.79−4.68(m,1H),4.46−4.35(m,1H),4.12−4.03(m,1H),2.22−2.00(m,2H),1.99−1.84(m,1H),1.79−1.45(m,3H)。
実施例238も、以下のとおりに調製した。
工程A:3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)ベンゾニトリル。熱電対プローブ、メカニカルスターラー、凝縮器及び窒素導入管を取り付けた12Lの4つ口丸底フラスコに3−フルオロベンゾニトリル(140g,123.6mmol)、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(353.7mL,1.699mol)、及びTHF(2.35L)を充填した。混合物を−78℃に冷却し、温度を−71℃未満に維持しながら45分かけてリチウムジイソプロピルアミド(623mL,1.246mol,2M)を加えた。この混合物を−76℃で1時間撹拌した後、炭酸水素ナトリウム水溶液(1500mL水中172g)でクエンチした。混合物を室温に加温し、オフホワイトのスラリーを生成した。スラリーを2−ブロモピリミジン(171.8g,1.059mol)で処理し、次に窒素をバブリングして脱ガスした。次に、ジクロロ[1,1’−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)(17g,25.8mmol)を加え、混合物を66℃で1時間加熱した。この混合物を冷却し、酢酸エチル(5.6L)を加えた。ろ過により固体を除去し、酢酸エチルで洗浄した(300mL×2回)。それぞれの層を分取し、水層を酢酸エチルで抽出した(2L)。合わせた有機層をブラインで洗浄した後(1.2L×2回)、濃縮した。エタノール(600mL)を加え、混合物を更に濃縮して暗褐色の液体を得た(382.0g,96%質量回収率,75.5%目的化合物,19.1%位置異性体(3−フルオロ−4−(ピリミジン−2−イル)ベンゾニトリル)。均質になるまでこの液体を66℃のエタノール中(600mL)で加温した後、徐々に20℃に放冷した。生じる固体をろ過により単離し、冷1/1ヘキサン/エタノールで洗浄した(100mL×2回)。空気吸込下で3時間乾燥させた後、標題化合物をオフホワイトの固体として得た(118g,30%,99.2%目標位置異性体)。母液は、クロマトグラフィー及び結晶化により回収可能な目的生成物を更に約20%含有していた。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.97(d,J=4.9Hz,2H),7.69−7.61(m,1H),7.61−7.52(m,1H),7.51−7.43(m,1H),7.41(t,J=5.0Hz,1H)。
工程B:3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)安息香酸。熱電対、メカニカルスターラー、凝縮器、及び窒素導入管を取り付けた5Lの4つ口丸底フラスコに、THF(500mL)及びメタノール(500mL)中、工程Aの標題化合物(100g,502.0mmol)を充填した。混合物を20℃で5分間撹拌した後、水酸化ナトリウム水溶液(1.0L,3N)を加えた。得られる混合物を60℃で24時間加温した。混合物を500mLに濃縮し、得られた粘稠な水層を水(500mL)で希釈した後、5Lの4つ口丸底フラスコに移した。フラスコを4℃に冷却し、濃塩酸水溶液(260mL,37%)によりpHを14.0から2〜3に調整した。得られるオフホワイトのスラリーを0℃で20分間撹拌した後、ろ過により固体を回収し、水で洗浄し(200mL×4回)、空気吸込下で20時間乾燥させた後、60℃の真空炉に20時間放置して、標題化合物をオフホワイトの固体(106g,97%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δ13.01(s,1H),8.89(d,J=5.0Hz,2H),7.75(dd,J=7.7,1.2Hz,1H),7.69−7.54(m,2H),7.52(t,1H)。HPLC保持時間1.765分。
工程C:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]−ヘプタン−7−カルボキシラート。移動相90:10ヘプタン:エタノールを用い、15分間の分離時間に126回注入して、tert−ブチル2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]−ヘプタン−7−カルボキシラート(578g)のラセミ混合物をchiralcel ODカラム(1000A,20um(Daicel),直径110mm,長さ42cm)で分離した。1回の再利用と合わせてピークシェービングを採用した。濃縮による結晶化後にろ過し、標題化合物を単離した(249.8g,理論収率の86%)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 7.40−7.28(m,5H),5.20−5.00(m,3H),4.23(s,1H),4.12(d,J=4.9Hz,1H),3.78(td,J=8.0,2.9Hz,1H),1.93(dd,J=13.1,8.1Hz,1H),1.83−1.62(m,2H),1.54−1.29(m,3H),1.43(s,9H)。HPLC保持時間3.461分。
工程D:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。2.25L Parr容器に(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(91.2g,261.4mmol)及び5% Pd/C(Johnson Matthey A102038−5,(9.6g,2.26mmol)を加えた。エタノール(912mL)を加え、容器を水素ガス圧下で約2.5時間撹拌した(0.4MPa(60psi))。この撹拌中にフラスコから排気し、水素ガスを再充填した(0.4MPa(60psi))。次に、混合物をろ過して残留している不均質な触媒を除去した。ろ過ケーキをエタノール(90mL)により洗浄した後、減圧下でろ液を濃縮し、再度アセトニトリルから濃縮して、標題化合物を淡黄色油として得た(収量57g)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 4.2(bs,1H),3.88(bs,1H),2.96(dd,J=7.6,3.1Hz,1H),1.81(dd,J=12.9,7.8Hz,1H),1.77−1.54(m,2H),1.46(s,9H),1.39−1.20(m,3H)。
工程E:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。メカニカルスターラー一式、温度プローブ、還流凝縮器、加熱マントル、及び窒素導入管を取り付けた3L丸底フラスコに、アセトニトリル(360mL)中、(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(56.92g,264.4mmol)を加えた。トリエチルアミン(55.1mL,396.6mmol)及び2−クロロ−5−トリフルオロメチルピラジン(57.91g,317.2mmol)を続けざまに加え、次に混合物を16.5時間加熱して還流した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣(189.57g)を塩化アンモニウム水溶液(500mL,13重量%)及び酢酸エチル(500mL)にとった。それぞれの層を混合し、分離して、有機層を炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した(500mL,1/2飽和)。次に、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、最終質量94.73gに濃縮した。この橙色固体を98℃のヘプタン(500mL)にとった。均質溶液をゆっくりと室温に冷却し、ろ過し、100mLのヘプタンで洗浄して、標題化合物を白色固体として得た(79.62g,84%)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.31(s,1H),7.86(d,J=1.4Hz,1H),5.45(bs,1H),4.44−4.25(m,1H),4.20(d,J=5.2Hz,1H),4.05(td,J=7.6,3.0Hz,1H),2.06(dd,J=13.1,7.6Hz,1H),1.92−1.70(m,2H),1.61−1.38(m,3H),1.44(s,9H)。HPLC保持時間:3.424分。
工程F:(1S,2R,4R)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。2L丸底フラスコにおいて、(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(79.52g,221.9mmol)をIPA(584mL)にとった。塩化水素(121.0mL,665.7mmol,IPA中5.5M)を加え、反応物を60℃で14時間加温した。室温に冷却後、酢酸イソプロピル(1L)及び炭酸ナトリウム水溶液(1kg,8.1重量%)に混合物を注ぎ入れた。それぞれの層を混合し、分離した。水相を酢酸イソプロピル(500mL)で洗浄し、合わせた有機層をブラインで洗浄し(700mL)、MgSO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮してピンク色がかった白色固体として標題化合物を得た(57.11g,99%)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.31(s,1H),7.84(d,J=1.4Hz,1H),5.51(d,J=7.7Hz,1H),3.95(td,J=7.8,3.0Hz,1H),3.76(t,J=4.4Hz,1H),3.60(d,J=4.9Hz,1H),1.95(m,J=12.9,7.8Hz,1H),1.69−1.39(m,5H)。HPLC保持時間:1.938分。
工程G:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。3Lの3つ口丸底フラスコにメカニカルスターラー及び温度計を取り付け、工程F由来のアミン(51.61g,200mmol)、工程B由来の酸(56.69g,260mmol)、及び2−MeTHF(1L)を充填した。ほぼすべての固体が溶解するまで、混合物を室温で数分間撹拌した。ジイソプリピルエチルアミン(45.2mL,260mmol)を加え、その直後にはT3P(EtOAc中50%溶液,178mL,300mmol)を加えた。27℃への穏やかな発熱が観察された。反応物を40℃に加温し、9時間撹拌した。暗褐色の反応混合物を得た。HPLC及びMS分析により、アミンの変換の完了が示された。1:1飽和NH4Cl/水(1L)を加えて反応物をクエンチし、室温に冷却した。それぞれの層を分離し、水層を2−MeTHF(200mL)で1回抽出した。合わせた有機層を3:1飽和Na2CO3/水(1L)で洗浄した。有機層をブライン(1L)で洗浄した所、エマルジョンが生じた。このエマルジョンは数時間後に透明になった。それぞれの層を分離し、有機層を乾燥させ(MgSO4)、粘稠な褐色油に濃縮した。生成物の精製のため、この物質を、これ以前の2回の小規模の反応由来の物質と合わせた。3回の反応(221.3mmol)について、これらの反応を制限するアミンを合わせた合計量をもとに、収率を計算する。合わせた粗生成物を最初にフラッシュクロマトグラフィーにかけた(1.5kg シリカゲルカートリッジ,最初に50% EtOAc/hex〜100% EtOAcの直線勾配により溶出した後、20% THF/EtOAc及び40% THF/EtOAcで溶出,400mL/分,試料はCH2Cl2溶液として装填)。生成物の第1画分については、強い赤紫色のバンドと、複数の弱いスポットとが一緒に溶出された。以降の、生成物を含有している色味の弱い3画分を合わせ、粘稠な赤橙色シロップに濃縮した(83g)。このシロップを、アセトニトリル(1.1L)中活性炭(17g)により46℃で30分処理した。セライトパッドによる真空ろ過で炭を除去し、ろ過ケーキを温アセトニトリル(500mL)で洗浄し、麦わら色の溶液を得た。減圧下で溶媒を除去し、オフホワイトの発泡体として不純な粗生成物を得た(約70g)。物質を結晶化するため、機械撹拌しながら発泡体を熱EtOAc(175mL,77℃)に溶解させた76〜80℃のヘプタンを複数回に分けて加えた。ヘプタンを300mL加えたところで、固体がゆっくりと沈殿するのが観察された。添加総量が650mLになるまでヘプタンの添加を続けた。5時間かけて混合物を室温に冷却した。減圧ろ過により生成物を回収し、過剰量のヘプタンにより洗浄し、風乾した。生成物は緻密なオフホワイトの粒状晶であった(形態1)。HPLC分析により、微量の不純物が存在することが示された(ピーク面積の0.7%,2.23分,220nm);したがって、記載の条件下で第2の結晶化を実施した。この結晶化の間、生成物が、綿毛様の白色針状結晶(形態2)として迅速に結晶化されるのを観察した。このような「結晶化(froze)」により、混合物の撹拌は調節不能となった。追加のヘプタンを加え、スパチュラを使用して混合物を機械的に崩し、結晶生成物の懸濁液をもとのように撹拌した。マイナーピークが継続的に観察されたことから、生成物は、第2の結晶化について観察されたものと同様の結晶化挙動により2回以上結晶化していた。形態2の結晶を最初に溶解させるにあたりより多量のEtOAcが必要とされたことは留意されたい。最終生成物を60℃の真空オーブンで一晩乾燥させた後(約1kPa(約10torr))、80℃で一晩乾燥させて形態2の結晶を得た(小型の綿毛様白色針状結晶)。収率=54.46g(54%)。1H NMRによると、EtOAc含有量は900ppmであり、ヘプタン含有量は660ppmであった。残りの、生成物を含有しているクロマトグラフィー画分を濃縮し、2回目のクロマトグラフィーを実施した。混合した画分に3回目のクロマトグラフィーを実施した。生成物画分を濃縮して、淡橙色の発泡体を得た(28.6g)。温アセトニトリル(46℃)中、活性炭(5.6g)により発泡体を脱色した。セライトパッドを用いる減圧ろ過により炭を除去した。ろ過ケーキを温アセトニトリルにより洗浄し、ろ液を濃縮し、前述のとおりEtOAc/ヘプタンから結晶化した。このバッチを用い、最初の結晶化法により結晶形態2を生成した。減圧ろ過により生成物を回収し、過剰量のヘプタンで洗浄し、50℃の真空オーブンで一晩乾燥させた(約1kPa(約10torr))。収率=23.69g(23%)。1H NMRによると、EtOAc含有量は3500ppmであり、ヘプタン含有量は600ppmであった。2回のバッチの合計収率は78.15g(77%)であった。1H NMR(400MHz,CDCl3)メジャーな回転異性体(90%)δ 8.87(d,J=4.9Hz,2H),8.35(m,1H),8.18(s,1H),7.65(d,J=1.3Hz,1H),7.42−7.34(m,2H),7.24−7.18(m,2H),4.72(t,J=4.8Hz,1H),4.37(td,J=8.8,3.7Hz,1H),4.07(d,J=4.9Hz,1H),2.15(dd,J=12.8,8.1Hz,1H),2.09−1.98(m,1H),1.97−1.84(m,1H),1.76−1.58(m,1H),1.56−1.44(m,2H)。マイナーな回転異性体(10%)にユニークなピークはδ8.76(d,J=4.88Hz,2H),7.70(s,1H),7.50−7.44(m,1H),7.33−7.27(m,2H),6.21(m,1H),4.59(bd,J=4.1Hz,1H),4.20−4.13(m,2H)のみであった。
実施例239:(2−エトキシナフタレン−1−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を2−エトキシ−1−ナフトエ酸に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C24H23F3N4O2計算値456.2;実測値(m/z)457.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.39−8.31(m,0.3H),8.18(s,0.5H),8.08−7.98(m,0.3H),7.96−7.67(m,3.6H),7.57−7.32(m,2H),7.31−7.16(m,1.3H),7.10−7.04(m,0.2H),6.34(d,J=9.1Hz,0.5H),5.90−5.75(m,0.3H),5.17−4.95(m,1H),4.70(d,J=7.1Hz,0.2H),4.49−4.07(m,2.7H),3.90(td,J=7.4,2.9Hz,0.2H),3.77−3.65(m,0.3H),3.62−3.56(m,0.2H),3.39(d,J=5.1Hz,0.4H),2.30−1.94(m,2H),1.81−1.47(m,5H),1.47−1.33(m,2H)。
実施例240:イソキノリン−4−イル((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1をイソキノリン−4−カルボン酸に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F3N5O計算値413.2;実測値(m/z)414.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):9.31(s,0.5H),9.13(s,0.5H),8.68−8.49(m,1H),8.40−7.53(m,5.5H),7.42(s,0.5H),6.20(s,0.5H),4.99(s,1.5H),4.21(s,0.5H),4.06−3.77(m,1.5H),2.27−1.43(m,6H)。
実施例241:(4−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−5に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O2計算値459.2;実測値(m/z)460.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.31(s,0.3H),8.18(s,0.7H),7.91(s,1.5H),7.87−7.77(m,1H),7.54(s,0.8H),7.48−7.39(m,0.7H),7.35−7.28(m,1.7H),6.97(dd,J=8.5,2.5Hz,0.3H),6.87(d,J=8.3Hz,0.7H),6.29(s,0.3H),4.85−4.79(m,0.7H),4.75−4.70(m,0.3H),4.40−4.22(m,1H),4.09−4.03(m,0.3H),3.99(s,0.7H),3.94−3.83(m,3H),2.19−1.41(m,6H)。
実施例242:(2−メトキシ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−13に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O2計算値459.2;実測値(m/z)460.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.37−8.30(m,0.3H),8.25−8.17(m,0.7H),7.97−7.85(m,1.5H),7.84−7.74(m,0.8H),7.65−7.56(m,0.4H),7.55−7.37(m,2.7H),7.05−6.94(m,1H),6.17−5.98(m,0.2H),5.90−5.66(m,0.4H),5.02−4.86(m,0.7H),4.86−4.71(m,0.3H),4.45−4.18(m,0.8H),4.05(s,0.7H),3.97−3.75(m,3.3H),3.62−3.57(m,0.2H),2.25−1.29(m,6H)。
実施例243:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−7に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.2;実測値(m/z)459.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.88−8.79(m,1.7H),8.77−8.69(m,0.3H),8.36−8.14(m,1.8H),8.01(dd,J=8.6,5.4Hz,1H),7.81(s,0.2H),7.42−7.30−7.02(m,3.8H),6.26(d,J=7.8Hz,0.2H),4.90−4.81(m,0.8H),4.74(d,J=5.2Hz,0.2H),4.42(s,0.8H),4.27(s,0.2H),4.12−3.96(m,1H),2.29−1.39(m,6H)。
実施例244:(5−(4−フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−4−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を5−(4−フルオロフェニル)−2−メチルチアゾール−4−カルボン酸に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C22H19F4N5OS計算値477.2;実測値(m/z)478.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.32−8.20(m,1H),7.95−7.84(m,1H),7.56−7.40(m,2H),7.15−7.04(m,2H),6.97−6.77(m,0.8H),6.01−5.88(m,0.2H),4.85(t,J=4.5Hz,1H),4.21−3.90(m,2H),2.80−2.56(m,3H),2.19−1.95(m,1.7H),1.93−1.31(m,4.3H)。
実施例245:(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−24に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O計算値443.2;実測値(m/z)444.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.29−8.23(m,0.2H),8.21−8.15(m,0.8H),7.95−7.88(m,1.6H),7.84−7.74(1.3H),7.62−7.39(m,1.2H),7.37−7.19(m,2.7H),5.81(s,0.2H),4.79−4.65(m,0.8H),4.61−4.51(m,0.2H),4.38−3.90(m,2H),2.19(s,3H),2.14−1.42(m,6H)。
実施例246:(3−エトキシイソキノリン−4−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−22に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C23H22F3N5O2計算値457.2;実測値(m/z)458.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):9.01−8.92(m,0.8H),8.82(s,0.2H),8.35(s,0.5H),8.22(s,0.3H),8.05(s,0.1H),8.00−7.85(m,1.6H),7.84−7.71(m,1H),7.71−7.54(m,1.2H),7.50−7.39(m,0.8H),7.39−7.31(m,0.4H),7.18(s,0.3H),6.11(s,0.1H),5.95(d,J=8.8Hz,0.3H),5.83(d,J=8.0Hz,0.4H),5.15−5.06(m,0.3H),5.06−4.94(m,0.7H),4.92−4.72(m,0.5H),4.68−4.41(m,1.5H),4.40−4.30(m,0.3H),4.24−4.07(m,0.4H),3.89−3.81(m,0.2H),3.81−3.67(m,0.7H),3.51(d,J=5.1Hz,0.3H),2.30−1.95(m,2.5H),1.91−1.21(m,6.5H)。
実施例247:(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−3に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N8O計算値444.2;実測値(m/z)445.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.32(s,0.4H),8.18(s,0.6H),7.96(s,1.3H),7.88(d,J=4.6Hz,1.1H),7.79(d,J=7.7Hz,0.5H),7.73−7.52(m,1.5H),7.35−7.27(m,0.5H),7.18(s,0.7H),6.28(s,0.4H),4.89−4.70(m,1H),4.42−4.19(m,1H),4.03−3.81(m,1H),2.76−2.56(m,3H),2.26−1.40(m,6H)。
実施例248:(6−メチル−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−4に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N8O計算値444.2;実測値(m/z)445.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.51−8.35(m,1.6H),8.29(s,0.7H),8.17(s,0.3H),7.92−7.80(m,1H),7.76−7.60(m,1.3H),7.35−7.18(m,1.4H),6.81−6.61(m,0.7H),4.95−4.85(m,0.3H),4.84−4.75(m,0.7H),4.49−4.32(m,1H),4.07(t,J=4.4Hz,0.7H),3.93(s,0.3H),2.70−2.54(m,3H),2.22(dd,J=13.1,8.0Hz,0.4H),2.14−1.46(m,5.6H)。
実施例249:(4−メトキシ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−15に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6O2計算値470.2;実測値(m/z)471.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.89−8.69(m,2H),8.38−8.12(m,2H),7.81−7.74(m,0.1H),7.70−7.62(m,0.1H),7.49−7.28(m,3.8H),6.91(dd,J=8.4,2.6Hz,0.9H),6.48−6.39(m,0.1H),4.85−4.77(m,0.9H),4.73−4.67(m,0.1H),4.48−4.34(m,0.9H),4.24(s,0.1H),4.09(d,J=5.0Hz,1H),3.94−3.79(m,3H),2.18(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.13−1.37(m,5H)。
実施例250:(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−カルボン酸に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C19H17F3N6O計算値402.1;実測値(m/z)403.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.35−7.61(m,3.5H),7.40−7.13(m,3.5H),6.26−5.75(m,1H),5.06−4.63(m,1.5H),4.27−3.95(m,1.5H),2.86−2.47(m,1H),2.33−1.45(m,5H)。
実施例251:(1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を1−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−カルボン酸に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N6O計算値416.2;実測値(m/z)417.2[M+H]+。
実施例252:(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−16に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C20H17F4N7O計算値447.1;実測値(m/z)448.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.30(s,0.3H),8.19(s,0.7H),7.96−7.75(m,2.8H),7.58−7.49(m,0.3H),7.45−7.11(m,3.7H),5.83(s,0.2H),4.80−4.58(m,1H),4.38−4.25(m,0.8H),4.24−4.13(m,0.2H),4.13−4.04(m,0.2H),3.97(d,J=4.9Hz,0.8H),2.22−2.07(m,1H),2.07−1.40(m,5H)。
実施例253:(4−(ジフルオロメトキシ)−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−23に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F5N7O2計算値495.1;実測値(m/z)496.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.32(s,0.3H),8.19(s,0.7H),7.98−7.81(m,2.4H),7.77(d,J=2.3Hz,0.4H),7.61(d,J=2.4Hz,0.7H),7.58−7.45(m,1H),7.39(d,J=8.4Hz,0.7H),7.21(dd,J=8.4,2.4Hz,0.5H),7.18−7.00(m,0.9H),6.59(td,J=72.6,31.4Hz,1H),6.33−6.16(m,0.4H),4.92−4.70(m,1H),4.43−4.19(m,1H),4.09−3.83(m,1H),2.30−1.44(m,6H)。
実施例254:(3−フルオロ−2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−17に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6O2計算値462.1;実測値(m/z)463.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.31(s,0.3H),8.18(s,0.7H),8.09(s,0.3H),7.75−7.68(m,0.7H),7.63(td,J=8.0,5.0Hz,0.3H),7.49(td,J=7.9,5.1Hz,0.7H),7.44−7.13(m,2.6H),5.79(d,J=8.0Hz,0.4H),4.88−4.67(m,1H),4.40−4.22(m,1H),4.10−3.88(m,1H),2.52(s,3H),2.28−1.54(m,6H)。
実施例255:(5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−18に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7O2計算値459.2;実測値(m/z)460.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.32(s,0.3H),8.19(s,0.7H),7.96−7.76(m,2.5H),7.74−7.63(m,1H),7.56(s,1H),7.07(dd,J=8.9,2.9Hz,0.4H),7.03−6.92(m,1H),6.87(d,J=2.9Hz,0.8H),6.17−6.05(m,0.3H),4.89−4.70(m,1H),4.43−4.19(m,1H),4.10−3.94(m,1H),3.92−3.75(m,3H),2.25−1.43(m,6H)。
実施例256:(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−10に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C20H17F4N7O計算値447.2;実測値(m/z)448.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.32(s,0.3H),8.20(s,0.7H),8.02−7.87(m,1.5H),7.88−7.71(m,1.5H),7.54(s,0.7H),7.38−7.00(m,3H),6.32−6.08(m,0.3H),4.92−4.68(m,1H),4.46−4.20(m,1H),4.12−3.88(m,1H),2.28−1.39(m,6H)。
実施例257:(4−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−12に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C20H17F4N7O計算値447.2;実測値(m/z)448.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.33(s,0.3H),8.20(s,0.7H),8.01−7.79(m,2.4H),7.73(dd,J=9.4,2.6Hz,0.4H),7.63−7.44(m,1.7H),7.38(dd,J=8.5,5.7Hz,0.7H),7.21−6.94(m,1.4H),6.20(d,J=8.5Hz,0.4H),4.91−4.73(m,1H),4.46−4.17(m,1H),4.09−3.85(m,1H),2.25−1.44(m,6H)。
実施例258:(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−11に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C20H17F4N7O計算値447.2;実測値(m/z)448.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.41−8.29(m,0.3H),8.20(s,0.7H),8.01−7.60(m,3H),7.60−7.11(m,3.2H),7.03−6.89(m,0.2H),6.20−6.06(m,0.2H),5.45−5.34(m,0.2H),5.16−5.04(m,0.2H),4.99−4.75(m,1H),4.49−4.16(m,1H),4.13−4.00(m,0.3H),3.88(d,J=5.2Hz,0.5H),3.69(d,J=5.1Hz,0.2H),2.33−1.36(m,6H)。
実施例259:(6−メチルイミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を6−メチルイミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−カルボン酸に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C18H17F3N6OS計算値422.2;実測値(m/z)423.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.26(s,1H),7.91−7.75(m,2H),6.96−6.80(m,1H),5.91(s,1H),4.58(d,J=5.0Hz,1H),4.42(t,J=4.8Hz,1H),4.21−4.05(m,1H),2.49(s,3H),2.25(dd,J=13.2,7.5Hz,1H),2.10−1.88(m,2H),1.73−1.54(m,3H)。
実施例260:(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(3−フルオロ−2−ヨードフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−2を3−フルオロ−2−ヨード安息香酸に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C18H15F4IN4O計算値506.0;実測値(m/z)507.2[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.27−8.14(m,1H),8.10−7.81(m,1H),7.48−7.32(m,0.5H),7.23−6.83(m,2.5H),6.66−5.98(m,1H),4.94−4.69(m,1H),4.31−4.14(m,0.5H),4.08−3.90(m,0.5H),3.90−3.75(m,0.5H),3.72−3.44(m,0.5H),2.27−1.41(m,6H)。
工程B:(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。工程Aの標題化合物(35mg)及び2−(トリブチルスタンニル)オキサゾール(17μL)をDME(1mL)に溶解した。CuI(1mg)及びPd(PPh3)4(4mg)を加えながらN2により溶液を脱ガスした。反応物を120℃で3時間加熱した。追加のCuI及びPd(PPh3)4並びに反応物にN2を吹き込んだ。加熱を一晩継続した。反応物を室温に冷却し、セライトパッドによりろ過し、分取HPLCにより精製して標題化合物を得た(12mg,39%)。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)448.3[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.34(s,1H),8.16(s,1H),7.98−7.78(m,1H),7.69(s,0.8H),7.60−7.06(m,4H),6.80−6.61(m,0.2H),4.92−4.66(m,1H),4.46−4.23(m,1H),4.06−3.80(m,1H),2.36−1.51(m,6H)。
実施例261:(2−((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−メトキシフェニル)メタノン。
実施例262:(3−フルオロ−2−(ピリダジン−3−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを3−(トリブチルスタンニル)ピリダジンに置き換え、実施例260と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)459.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)9.25−9.14(m,1H),8.50(s,0.5H),8.28(s,0.8H),8.17(s,0.5H),7.97−7.80(m,1.5H),7.72−7.59(m,1H),7.55−7.41(m,1H),7.34−7.18(m,2.2H),6.96(d,J=8.1Hz,0.5H),4.79−4.72(m,0.55H),4.71−4.64(m,0.45H),4.53−4.43(m,0.6H),4.38−4.28(m,0.45H),4.18(s,0.4H),4.13−4.05(m,0.55H),2.30−1.47(m,6H)。
実施例263:(3−メチル−2−(ピリダジン−3−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(2−ヨード−3−メチルフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−2を2−ヨード−3−メチル安息香酸に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C19H18F3IN4O計算値502.0;実測値(m/z)503.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.26−8.03(m,1.4H),7.88−6.60(m,4.6H),4.93−4.58(m,1H),4.32−4.15(m,0.4H),3.92(s,0.4H),3.86−3.76(m,0.6H),3.57(s,0.6H),2.51(s,1.4H),2.40(s,1.6H),2.21−0.66(m,6H)。
工程B:(3−メチル−2−(ピリダジン−3−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを3−(トリブチルスタンニル)ピリダジンに置き換え、実施例260、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6O計算値454.2;実測値(m/z)455.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)9.22(dd,J=4.9,1.7Hz,0.25H),9.19(dd,J=4.8,1.8Hz,0.75H),8.57(s,0.75H),8.27(s,0.25H),8.21(s,0.25H),8.16(s,0.75H),7.97(s,0.75H),7.72−7.56(m,2H),7.44−7.27(m,2.25H),7.25−7.19(m,0.75H),6.40(d,J=8.0Hz,0.25H),4.68−4.62(m,0.75H),4.59−4.54(m,0.25H),4.39(ddd,J=9.3,8.1,3.9Hz,0.75H),4.28−4.15(m,0.5H),4.08−4.03(m,0.75H),2.32(s,0.75H),2.21(s,2.25H),2.18−1.42(m,6H)。
実施例264(3−フルオロ−2−(ピリダジン−4−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを4−(トリブチルスタンニル)ピリダジンに置き換え、実施例260と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)9.38−9.20(m,2H),8.28(s,0.6H),8.19(s,0.4H),8.00(s,0.6H),7.94(s,0.4H),7.71−7.63(m,0.6H),7.62−7.50(m,1H),7.40−7.29(m,1H),7.24−7.08(m,1.4H),5.24(s,0.4H),4.80(s,0.6H),4.67(s,0.4H),4.61(d,J=5.3Hz,0.6H),4.02−3.92(m,0.6H),3.85−3.75(m,0.4H),3.70−3.59(m,1H),1.90〜2.07(m,1H),1.84−0.79(m,5H)。
実施例265(3−フルオロ−2−(ピラジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを2−(トリブチルスタンニル)ピラジンに置き換え、実施例260と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.99−8.94(m,1H),8.69(d,J=2.6Hz,1H),8.58−8.51(m,1H),8.19(s,1H),8.03(s,1H),7.57(s,1H),7.44−7.37(m,1H),7.25−7.20(m,2H),4.80−4.74(m,1H),4.40(td,J=8.6,3.6Hz,1H),4.05(d,J=5.1Hz,1H),2.24−2.16(m,1H),1.78−1.67(m,2H),1.62−1.51(m,2H),1.41−1.29(m,1H)。
実施例266(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
3−(トリブチルスタンニル)ピリダジンを2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールに置き換え、実施例263と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N5O2計算値443.2;実測値(m/z)444.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.57(s,1H),8.14(s,1H),7.88(d,J=0.9Hz,1H),7.79(d,J=1.4Hz,1H),7.33−7.23(m,3H),7.20−7.14(m,1H),4.82−4.75(m,1H),4.29(td,J=8.5,3.7Hz,1H),3.94(d,J=4.9Hz,1H),2.28(s,3H),2.16−1.45(m,6H)。
実施例267(4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−25に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6Oの計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.89−8.81(m,1.7H),8.80−8.73(m,0.3H),8.33−7.87(m,2H),7.80(s,0.2H),7.74−7.66(m,0.8H),7.56−7.31(m,2.8H),7.21−7.14(m,0.2H),7.14−7.06(m,0.8H),6.58(s,0.2H),4.88−4.78(m,0.8H),4.72(d,J=5.2Hz,0.2H),4.40(s,0.8H),4.26(s,0.2H),4.10−3.97(m,1H),2.27−1.39(m,6H)。
実施例268(3−フルオロ−2−(ピリジン−4−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを4−(トリブチルスタンニル)ピリジンに置き換え、実施例260と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5Oの計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.78−8.61(m,2H),8.28(s,0.6H),8.15(s,0.4H),7.87(s,1H),7.72−7.28(m,4.2H),7.23−7.02(m,1.4H),5.49(s,0.4H),4.67−4.60(m,0.4H),4.56(d,J=5.3Hz,0.6H),3.99−3.89(m,0.6H),3.82−3.72(m,0.4H),3.65−3.58(m,0.6H),3.56(d,J=5.4Hz,0.4H),2.00−0.80(m,6H)。
実施例269(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。DMF(1.7mL)中、中間体B−5(250mg,1.2mmol)及びK2CO3(244mg,1.8mmol)に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(258mg,1.4mmol)を加えた。70℃で17時間加熱した後、混合物を室温に冷却し、EtOAc及びH2Oで希釈した。水層をEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機物を4%MgSO4水溶液で洗浄し乾燥させた(MgSO4)。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜30% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(356mg,84%)。MS(ESI):C16H21F3N4O2計算値358.2;実測値(m/z)359.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.58−8.37(m,2H),5.70(s,1H),4.30(s,1H),1.78−1.68(m,1H),4.25−4.17(m,1H),1.89−1.79(m,1H),4.12−4.03(m,1H),2.03(dd,J=13.1,7.8Hz,1H),1.63−1.37(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。DCM(9.7mL)中、工程Aの標題化合物(355mg,1mmol)に、4M HCl−ジオキサン(1.2mL)を加えた。一晩反応させた後、濃縮し、5% Na2CO3水溶液により中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機層を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。
工程C:(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DCM(1mL)中、工程Bの標題化合物(25mg,0.1mmol)にDIPEA(22μL,0.13mmol)及び中間体A−16(22mg,0.1mmol)を加えた。次にT3P(DMF中50%溶液,0.17mL,0.29mmol)を滴下し、反応物を45℃で12時間加熱した。室温に冷却後、DCMを加え、混合物をH2Oにより洗浄し、次に飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。合わせた水層をDCMで抽出した。合わせた有機層を乾燥させた(Na2SO4)。Agilent prep method Xを使用して精製し、標題化合物を得た(35mg,80%)。MS(ESI):C20H17F4N7Oの計算値447.1;実測値(m/z)448.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.50(s,0.9H),8.41(s,1.1H),8.09(s,0.9H),7.95(s,1.1H),7.56−7.47(m,0.5H),7.44−7.32(m,1H),7.33−7.23(m,1.5H),7.20−7.14(m,0.5H),6.18(d,J=8.6Hz,0.5H),4.83−4.74(m,0.5H),4.67(d,J=5.2Hz,0.5H),4.34−4.19(m,1H),4.11−4.04(m,0.5H),3.99(d,J=4.8Hz,0.5H),2.21−1.44(m,6H)。
実施例270((1S,2R,4R)−2−((3−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((3−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンを3−ブロモ−8−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジンに置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C17H22BrN5O2計算値407.1;実測値(m/z)408.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)7.45(s,1H),7.43(d,J=4.7Hz,1H),7.40(d,J=4.7Hz,1H),6.15(s,1H),4.37−4.27(m,2H),4.27−4.21(m,1H),2.08(dd,J=13.0,7.8Hz,1H),1.90−1.33(m,14H)。
工程B:N−((1S,2R,4R)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−3−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−アミン。工程Aの標題化合物を用い、実施例269、工程Bと同様に調製した。
工程C:((1S,2R,4R)−2−((3−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例269、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C23H19BrFN7Oの計算値507.1;実測値(m/z)508.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.92(d,J=4.9Hz,0.7H),8.88(d,J=4.9Hz,1.3H),7.53−7.03(m,7.6H),5.82(d,J=7.6Hz,0.4H),4.81−4.75(m,0.6H),4.71(d,J=5.1Hz,0.4H),4.47−4.37(m,0.6H),4.31−4.22(m,0.4H),4.13−4.07(m,0.6H),4.06−3.99(m,0.4H),2.26−1.36(m,6H)。
実施例271(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6Oの計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.90(d,J=5.0Hz,2H),8.49(s,1H),8.44−8.31(m,2H),7.43−7.32(m,2H),7.26−7.14(m,2H),4.80−4.75(m,1H),4.45−4.37(m,1H),4.09(d,J=5.0Hz,1H),2.22(dd,J=12.9,8.0Hz,1H),2.11−1.51(m,5H)。
実施例272(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−16を中間体A−24に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C21H20F3N7Oの計算値443.2;実測値(m/z)444.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.49(s,0.8H),8.41(s,1.2H),8.02(s,0.8H),7.91(s,1.2H),7.47−7.39(m,1H),7.38−7.28(m,2H),7.23−7.16(m,0.6H),5.98(d,J=8.4Hz,0.4H),4.77−4.68(m,0.6H),4.60(d,J=5.1Hz,0.4H),4.29−4.17(m,1H),4.11−4.03(m,0.4H),3.99(d,J=5.0Hz,0.6H),2.27(s,1.3H),2.24(s,1.7H),2.18−1.41(m,6H)。
実施例273(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−26に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6Oの計算値454.2;実測値(m/z)455.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.85(d,J=5.0Hz,2H),8.50(d,J=9.2Hz,1H),8.17(s,1H),7.66(d,J=1.3Hz,1H),7.37(t,J=5.0Hz,1H),7.31−7.18(m,3H),4.73−4.67(m,1H),4.35(td,J=8.7,3.7Hz,1H),4.14−4.09(m,1H),2.29(s,3H),2.19−1.45(m,6H)。
実施例274(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンを8−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンに置き換え、実施例269、工程Aと同様に調製した。MS(ESI):C17H21F3N6O2の計算値398.2;実測値(m/z)399.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)7.51−7.48(m,1H),7.48−7.45(m,1H),6.58(d,J=7.6Hz,1H),4.41−4.25(m,3H),1.94−1.83(m,1H),2.12(dd,J=13.1,7.8Hz,1H),1.83−1.70(m,2H),1.59−1.52(m,1H),1.50−1.41(m,10H)。
工程B:N−((1S,2R,4R)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−アミン。工程Aの標題化合物を用い、実施例269、工程Bと同様に調製した。
工程C:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例269、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C23H18F4N8Oの計算値498.2;実測値(m/z)499.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.99(d,J=4.9Hz,0.6H),8.95(d,J=5.0Hz,1.4H),8.72(s,0.7H),7.55−7.28(m,4.6H),7.21−7.10(m,1.4H),6.18(d,J=7.5Hz,0.3H),4.88−4.80(m,0.7H),4.75(d,J=5.1Hz,0.3H),4.67(s,0.7H),4.33(s,0.3H),4.16−4.06(m,1H),2.27(dd,J=12.7,8.2Hz,0.7H),2.11(dd,J=13.0,8.1Hz,0.3H),2.04−1.41(m,5H)。
実施例275 5−(((1S,2R,4R)−7−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ピラジン−2−カルボン酸メチル
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(メトキシカルボニル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンを5−クロロピラジン−2−カルボン酸メチルに置き換え、実施例269、工程Aと同様に調製した。MS(ESI):C17H24N4O4の計算値348.2;実測値(m/z)349.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.77(d,J=1.4Hz,1H),7.88(d,J=1.4Hz,1H),5.55(s,1H),4.34−4.27(m,1H),4.25−4.18(m,1H),4.12−4.06(m,1H),3.95(s,3H),2.12−2.05(m,1H),1.92−1.72(m,2H),1.63−1.38(m,12H)。
工程B:5−((1S,2R,4R)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルアミノ)ピラジン−2−カルボン酸メチル。工程Aの標題化合物を用い、実施例269、工程Bと同様に調製した。
工程C:5−(((1S,2R,4R)−7−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ピラジン−2−カルボン酸メチル。中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例269、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C23H21FN6O3計算値448.2;実測値(m/z)449.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.87(d,J=4.9Hz,2H),8.65(s,1H),8.37(d,J=9.4Hz,1H),7.67(s,1H),7.42−7.34(m,2H),7.24−7.17(m,2H),4.77−4.70(m,1H),4.48−4.39(m,1H),4.07(d,J=5.1Hz,1H),3.90(s,3H),2.18(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.11−2.00(m,1H),1.97−1.62(m,3H),1.58−1.48(m,1H)。
実施例276(2−ヨード−3−メチルフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−16を2−ヨード−3−メチル安息香酸に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C19H18F3IN4Oの計算値502.0;実測値(m/z)503.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.59−8.30(m,2H),7.32−7.22(m,1.4H),7.19−6.96(m,1H),6.93−6.83(m,0.6H),6.02(s,0.5H),5.54(s,0.5H),5.01−4.91(m,0.5H),4.84(d,J=5.1Hz,0.5H),4.28(s,0.5H),4.02(s,0.5H),3.84−3.66(m,1H),2.50(s,1.5H),2.43(s,1.5H),2.24−1.39(m,6H)。
実施例277(3−フルオロ−2−ヨードフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−16を3−フルオロ−2−ヨード安息香酸に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C18H15F4IN4Oの計算値506.0;実測値(m/z)507.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.57−8.33(m,2H),7.42−7.32(m,0.5H),7.16−7.02(m,1.5H),6.99−6.88(m,1H),5.99(d,J=7.6Hz,0.5H),5.55(s,0.5H),5.00−4.91(m,0.5H),4.85(d,J=5.3Hz,0.5H),4.32−4.24(m,0.5H),4.05−3.97(m,0.5H),3.81−3.71(m,1H),2.22−1.93(m,2H),1.91−1.43(m,4H)。
実施例278(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−メチルピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−メチルピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンを2−クロロ−5−メチルピラジンに置き換え、実施例279、工程Aと同様に調製した。MS(ESI):C16H24N4O2の計算値304.2;実測値(m/z)305.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)7.86(s,1H),7.78(d,J=1.5Hz,1H),4.71(s,1H),4.28(s,1H),4.19(d,J=4.9Hz,1H),3.95−3.85(m,1H),2.38(s,3H),2.11−1.96(m,1H),1.89−1.66(m,2H),1.58−1.33(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−メチルピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。工程Aの標題化合物を用い、実施例279、工程Bと同様に調製した。
工程C:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−メチルピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。実施例279、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C22H21FN6Oの計算値404.2;実測値(m/z)405.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.87(d,J=5.0Hz,2H),7.74(s,1H),7.60(s,1H),7.41−7.30(m,3H),7.23−7.12(m,2H),4.76−4.68(m,1H),4.30−4.17(m,1H),4.08−4.01(m,1H),2.30(s,3H),2.15(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.07−1.95(m,1H),1.95−1.84(m,1H),1.74−1.46(m,3H)。
実施例279(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。マイクロ波用バイアル瓶中、トルエン(8.3mL)をN2で10分間脱ガスした後、Pd(OAc)2(22mg,0.03mmol)及び不斉配位子BINAP(21mg,0.03mmol)を加え、溶液をN2で5分間脱ガスした。次に、中間体B−5、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(150mg,0.83mmol)及びナトリウムtert−ブトキシド(115mg,1.16mmol)を加え、反応混合物を70℃で撹拌した。15時間後、セライトパッドにより反応混合物をろ過し、溶媒を留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、工程Aの標題化合物を得た(192mg,65%)。MS(ESI):C17H22F3N3O2の計算値357.2;実測値(m/z)358.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.33(s,1H),7.61−7.49(m,1H),6.35(d,J=8.8Hz,1H),5.06(s,1H),4.29(s,1H),4.20(s,1H),4.03−3.91(m,1H),2.04(dd,J=13.0,7.6Hz,1H),1.89−1.79(m,1H),1.79−1.71(m,1H),1.59−1.37(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。DCM(8.7mL)中、工程Aの標題化合物(319mg,0.89mmol)に4M HCl−ジオキサン(1.1mL)を加えた。一晩反応させた後、濃縮し、5% Na2CO3水溶液により中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機層を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。
工程C:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DCM(3.9mL)中、工程Bの標題化合物(100mg,0.39mmol)にDIPEA(87μL,0.51mmol)及び中間体A−2(100mg,0.43mmol)を加えた。次に、T3P(DMF中50%溶液,0.7mL,1.16mmol)を滴下し、反応物を45℃で12時間加熱した。室温に冷却後、DCMを加え、混合物をH2Oにより洗浄し、次に飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。合わせた水層をDCMで抽出した。合わせた有機層を乾燥させた(Na2SO4)。Agilent prep method Xを使用して精製し、標題化合物を得た(61mg,34%)。MS(ESI):C23H19F4N5Oの計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.88(d,J=4.9Hz,2H),8.22(s,1H),7.67(d,J=9.3Hz,1H),7.43−7.28(m,3H),7.24−7.12(m,2H),6.19(d,J=8.8Hz,1H),4.76−4.68(m,1H),4.43−4.32(m,1H),4.08(d,J=5.0Hz,1H),2.16(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.08−1.83(m,2H),1.77−1.38(m,3H)。
実施例280(4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−25に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5Oの計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.89−8.76(m,2H),8.36(s,0.2H),8.26−8.19(m,0.8H),8.05−7.91(m,0.4H),7.70(dd,J=9.3,2.7Hz,0.6H),7.60−7.53(m,0.3H),7.48−7.40(m,0.3H),7.40−7.28(m,2.6H),7.25−6.99(m,1.6H),6.36(d,J=8.7Hz,0.2H),5.96(d,J=8.8Hz,0.8H),5.70(s,0.2H),4.87−4.80(m,0.8H),4.73(d,J=5.3Hz,0.2H),4.38(s,0.8H),4.17(s,0.2H),4.06−4.00(m,0.8H),4.00−3.94(m,0.2H),2.21(dd,J=12.9,8.0Hz,0.8H),2.12−1.35(m,5.2H)。
実施例281(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−16を中間体A−26に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6Oの計算値454.2;実測値(m/z)455.3[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.89−8.85(m,2H),8.70(s,1H),8.44−8.32(m,2H),7.34−7.23(m,3H),7.21−7.15(m,1H),4.77−4.68(m,1H),4.43−4.33(m,1H),4.11(d,J=5.1Hz,1H),2.36(s,3H),2.19(dd,J=12.8,7.9Hz,1H),2.09−1.99(m,1H),1.94−1.85(m,1H),1.72−1.48(m,3H)。
実施例282(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−(メチル(5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例238の標題化合物(63mg,0.14mmol)をDMF(1.4mL)に溶解させた後、ナトリウムtert−ブトキシド(15mg,0.15mmol)を加え、続いてヨードメタン(9μL,0.14mmol)を加えた。室温で15時間後、反応混合物をEtOAcで希釈し、水を加えた。水相をEtOAcで2回抽出し、合わせた有機相をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。Agilent prep method Xを使用して精製し、標題化合物を得た(40mg,62%)。MS(ESI):C23H20F4N6Oの計算値472.2;実測値(m/z)473.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.81(d,J=4.9Hz,2H),8.35(s,1H),8.02(s,1H),7.55−7.46(m,1H),7.34−7.20(m,3H),4.81−4.73(m,1H),4.67(d,J=4.3Hz,1H),4.17−4.08(m,1H),3.05(s,3H),2.12(dd,J=12.8,8.3Hz,1H),1.98−1.44(m,5H)。
実施例283(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−16を中間体A−31に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N5O2の計算値443.2;実測値(m/z)444.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.48(s,1H),8.35(s,1H),7.88−7.78(m,1H),7.68(s,0.4H),7.44−7.21(m,3.6H),7.15(dd,J=6.6,2.2Hz,0.6H),7.06−6.97(m,0.4H),4.84−4.78(m,0.6H),4.73−4.67(m,0.4H),4.33(td,J=8.4,3.0Hz,0.4H),4.24(td,J=8.2,3.7Hz,0.6H),4.04−3.98(m,0.4H),3.97−3.89(m,0.6H),2.47(s,1.7H),2.37(s,1.3H),2.19−1.41(m,6H)。
実施例284(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
マイクロ波用バイアル瓶で、DME(1mL)に、実施例277の標題化合物(30mg,0.06mmol)及び2−(トリブチルスタンニル)オキサゾール(15μL,0.07mmol)を溶解させた。溶液をN2で5分間脱ガスし、次にCuI(1mg,0.0045mmol)で脱ガスし、Pd(PPh3)4(5mg,0.0045mmol)を加えた。この反応物にN2を吹き込み、145℃で3時間加熱した。反応物を室温に冷却し、セライトパッドによりろ過し、分取HPLCにより精製して標題化合物を得た(19mg,72%)。MS(ESI):C21H17F4N5O2の計算値447.1;実測値(m/z)448.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.49(s,1H),8.36(s,0.8H),7.85(s,0.8H),7.76(s,0.4H),7.62−7.45(m,1H),7.43−7.33(m,1H),7.32−7.23(m,2H),7.23−7.09(m,1H),4.91−4.85(m,0.4H),4.78(d,J=5.4Hz,0.6H),4.42(td,J=8.6,2.8Hz,0.6H),4.28(td,J=8.2,3.6Hz,0.4H),4.00−3.95(m,0.6H),3.89(d,J=4.4Hz,0.4H),2.23−1.44(m,6H)。
実施例285(±)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
工程A:(±)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート:DMF(5mL)中、(±)−tert−ブチル2−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(exo)(52mg,0.25mol)に60重量% NaH(20mg,0.5mmol)を一度に加えた。反応物を80℃で5分間加熱した後、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(89.7mg,0.49mmol)を加えた。80℃で2時間加熱した後、水を加え、混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(20mg,23%)。MS(ESI):C16H20F3N3O3の計算値359.4;実測値(m/z)260.1[M−Boc]+。
工程B:(±)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン:DCM(2mL)中、(±)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(20mg,0.06mmol()に2mL(Et2O中、2M HCl)を加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、減圧下で1時間放置した。DCM(2mL)中の中間体に中間体の酸(A−2)(13.3mg,0.06mmol)、HOBt(13.7mg,0.101mmol)、EDCI(19.4mg,0.101mmol)及びDIPEA(26μL,0.15mmol)を加えた。室温で2時間撹拌した後、飽和NaHCO3水溶液を加え、混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(9g,38%)。MS(ESI):C22H17F4N5O2の計算値459.1;実測値(m/z)460.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.88(d,J=4.9Hz,1H),8.81(d,J=4.9Hz,1H),8.74(d,J=12.6Hz,2H),7.63−7.27(m,3H),7.14(t,J=8.9Hz,1H),4.99(dt,J=8.3,4.8Hz,1H),4.87−4.66(m,1H),4.16−3.97(m,1H),2.07(d,J=4.3Hz,1H),1.91(d,J=32.9Hz,1H),1.85−1.68(m,2H),1.66−1.60(m,1H),1.51(dd,J=7.9,4.8Hz,1H)。
実施例286(±)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
工程A:(±)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート:DMF(8mL)中、(±)−tert−ブチル2−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(endo)(150mg,0.703mol)に、60重量% NaH(56.3mg,1.41mmol)を一度に加えた。反応物を80℃で5分間加熱した後、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(257mg,1.4mmol)を加えた。80℃で2時間加熱した後、水を加え、混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(130mg,51%)。MS(ESI):C16H20F3N3O3の計算値359.4;実測値(m/z)260.1[M−Boc]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.82−8.71(m,2H),5.28(d,J=10.0Hz,1H),4.59(s,1H),4.25(s,1H),2.43(dddd,J=13.1,10.1,5.2,2.8Hz,1H),2.18−2.04(m,1H),1.85(dd,J=7.8,3.8Hz,1H),1.69(s,1H),1.59(s,2H),1.47(s,9H)。
工程B:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1R,2S,4S)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン:DCM(3mL)中、(±)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(143mg,0.398mmol)に、2M HCl−Et2O(3mL)を加えた。反応混合物を室温で3時間濃縮し、高減圧下に1時間放置した。DCM(3mL)中中間体に、カルボン酸(A−2)(95.5mg,0.438mmol)、HOBt(88.9mg,0.658mmol0,EDCI(126.1mg,0.658mmol)及びDIPEA(170μL,0.987mmol)を加えた。室温で2時間撹拌した後、飽和NaHCO3水溶液を加え、混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(78.6g,47%)。MS(ESI):C22H17F4N5O2の計算値459.1;実測値(m/z)460.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)d 8.85(t,J=5.2Hz,2H),8.76(d,J=12.3Hz,2H),7.47(dd,J=8.5,5.4Hz,1H),7.29(td,J=5.4,4.9,4.3Hz,3H),5.58−5.40(m,1H),5.30(s,1H),5.09−4.92(m,1H),4.67(s,1H),4.34(s,1H),4.02(s,1H),2.61−2.39(m,1H),2.32−2.08(m,1H),1.90(d,J=13.7Hz,1H)。
実施例287(3−エトキシ−6−メチルピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−8に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C20H22F3N5O2の計算値421.2;実測値(m/z)422.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.31(s,0.2H),8.24(s,0.8H),8.01−7.81(m,1.8H),7.25−7.09(m,2H),6.15(d,J=8.0Hz,0.2H),5.01−4.93(m,0.8H),4.87− 4.80(m,0.2H),4.32−4.24(m,0.2H),4.18−4.02(m,2.8H),3.95(d,J=4.6Hz,0.8H),3.88−3.82(m,0.2H),2.55−2.46(m,3H),2.26−1.23(m,9H)。
実施例288(3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−27に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C19H17F3N8Oの計算値430.1;実測値(m/z)431.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.65(dd,J=4.7,1.5Hz,0.2H),8.55(dd,J=4.8,1.5Hz,0.8H),8.39−8.32(m,0.4H),8.29−8.18(m,1.6H),7.97−7.86(m,2.2H),7.70(s,0.8H),7.56(dd,J=8.3,4.7Hz,0.2H),7.50(dd,J=8.3,4.7Hz,0.8H),7.15(d,J=8.6Hz,0.8H),6.12(d,J=8.6Hz,0.2H),4.97−4.89(m,0.8H),4.82(d,J=5.2Hz,0.2H),4.29(td,J=7.9,2.8Hz,1H),4.12−4.07(m,0.2H),4.04(d,J=5.0Hz,0.8H),2.27−1.43(m,6H)。
実施例289(2−メトキシ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−28に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6O2の計算値470.2;実測値(m/z)471.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.89−8.71(m,2H),8.53−8.14(m,1.5H),7.99−7.76(m,0.5H),7.60−7.29(m,3.7H),7.23−6.99(m,1H),6.08(d,J=8.9Hz,0.2H),5.78(d,J=8.5Hz,0.1H),5.00−4.78(m,1H),4.46−4.35(m,1H),4.07(s,0.5H),3.91−3.79(m,3.5H),2.32−1.24(m,6H)。
実施例290(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−6に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6Oの計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.89−8.72(m,2H),8.38−8.16(m,2H),7.78(dd,J=7.8,1.1Hz,1H),7.55−7.44(m,1H),7.43−7.35(m,1H),7.34−7.14(m,2H),4.93−4.85(m,1H),4.50−4.39(m,1H),3.98−3.88(m,1H),2.31−1.11(m,6H)。
実施例291(7−エトキシキノリン−8−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−29に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C23H22F3N5O2の計算値457.2実測値(m/z)458.2[M+H]+。
実施例292(2−(1,4−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−6−メトキシフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−29に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C24H25F3N6O2の計算値486.2実測値(m/z)487.2[M+H]+。
実施例293(3−メチル−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例277の標題化合物を実施例276の標題化合物に置き換え、2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを2−(トリブチルスタンニル)ピリジンに置き換え、実施例284と同様に調製した。MS(ESI)計算値:C24H22F3N5Oの計算値453.2実測値(m/z)454.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)8.72−8.66(m,1H),8.45(s,0.5H),8.39(s,1.5H),7.86−7.75(m,1H),7.52−7.44(m,1H),7.38−7.20(m,4.2H),7.18−7.12(m,0.8H),4.72−4.65(m,0.8H),4.49−4.45(m,0.2H),4.32(s,0.8H),4.03−3.95(m,1H),3.88−3.83(m,0.2H),2.26(s,2.2H),2.23(s,0.8H),2.16(dd,J=12.8,7.9Hz,0.8H),1.98−1.08(m,5.2H)。
実施例294(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−16に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6Oの計算値446.1実測値(m/z)447.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.33(s,0.2H),8.23(s,0.8H),7.96(s,1.55H),7.91(s,0.45H),7.57−7.48(m,0.4H),7.44−7.29(m,2H),7.30−7.21(m,1H),7.21−7.13(m,0.8H),6.72(s,0.6H),6.36−6.25(m,1H),5.34(s,0.2H),4.78−4.69(m,0.8H),4.61(d,J=5.2Hz,0.2H),4.28(s,0.8H),4.12(s,0.2H),4.05−3.95(m,1H),2.17−1.41(m,6H)。
実施例295(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−24に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C22H21F3N6Oの計算値442.1実測値(m/z)443.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.32(s,0.2H),8.23(s,0.8H),7.90(s,1.55H),7.85(s,0.45H),7.57−7.25(m,3.2H),7.24−7.15(m,0.8H),6.93(s,0.8H),6.38−6.27(m,1H),5.22(s,0.2H),4.74−4.65(m,0.8H),4.55(d,J=4.7Hz,0.2H),4.28(s,0.8H),4.09(s,0.2H),4.03−3.95(m,1H),2.20(s,3H),2.13−1.38(m,6H)。
実施例296(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−31に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N4O2の計算値442.2実測値(m/z)443.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.19(s,1H),7.91−7.80(m,2H),7.32−7.21(m,4H),7.19−7.13(m,1H),6.32(d,J=8.8Hz,1H),4.79−4.72(m,1H),4.36−4.28(m,1H),3.93(d,J=4.6Hz,1H),2.29(s,3H),2.10(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.00−1.85(m,2H),1.76−1.64(m,2H),1.55−1.46(m,1H)。
実施例297(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1R,2S,4S)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体B−5を中間体B−8に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.2;実測値(m/z)459.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,クロロホルム−d)8.91−8.84(m,2H),8.27(s,1H),8.19(s,1H),7.65(d,J=1.4Hz,1H),7.44−7.34(m,2H),7.24−7.16(m,2H),4.77−4.68(m,1H),4.43−4.33(m,1H),4.07(d,J=5.1Hz,1H),2.16(dd,J=13.0,8.2Hz,1H),2.10−1.99(m,1H),1.98−1.86(m,1H),1.78−1.65(m,2H),1.58−1.48(m,1H)。
実施例298:(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
2−(トリブチルスタンニル)ピリジンを2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールに置き換え、実施例320と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N4O2計算値446.1;実測値(m/z)447.1[M+H]+。1H NMR(CDCl3):8.36(s,0.2H),8.23−8.16(m,0.8H),7.90(s,0.8H),7.86(s,0.2H),7.70−7.46(m,1.2H),7.43−7.20(m,2.8H),7.19−7.10(m,1.8H),6.39(d,J=8.8Hz,0.2H),6.20(d,J=8.8Hz,1H),4.85−4.79(m,0.8H),4.72(d,J=5.3Hz,0.2H),4.39−4.31(m,0.8H),4.26(s,0.2H),3.95−3.88(m,1H),2.14(dd,J=12.9,8.2Hz,0.8H),2.06−1.41(m,5.2H)。
実施例299:(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−26に置き換え、実施例279と同様に調製した。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05%TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.11分(メジャーな回転異性体)1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.90:0.10),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.84(d,J=4.9Hz,2H),8.22(s,1H),7.82(d,J=9.3Hz,1H),7.33(t,J=5.0Hz,1H),7.29−7.27(m,1H),7.23(t,J=7.5Hz,1H),7.21−7.17(m,1H),6.21(d,J=8.7Hz,1H),4.67(t,J=4.8Hz,1H),4.42−4.29(m,1H),4.09(d,J=5.0Hz,1H),2.31(s,3H),2.12(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.06−1.97(m,1H),1.93−1.85(m,1H),1.73−1.65(m,1H),1.61−1.53(m,1H),1.53−1.45(m,1H)。
実施例300:(3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−58に置き換え、実施例238と同様に調製した。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05%TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.26分(メジャーな回転異性体)。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.92:0.08),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.88(d,J=5.0Hz,2H),8.26(d,J=9.1Hz,1H),8.18(s,1H),7.74(d,J=1.4Hz,1H),7.49(dd,J=7.2,2.1Hz,1H),7.41(t,J=5.0Hz,1H),7.31−7.29(m,1H),4.71−4.65(m,1H),4.34(td,J=8.7,3.8Hz,1H),4.05(d,J=5.1Hz,1H),2.13(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.09−2.00(m,1H),1.96−1.85(m,1H),1.75−1.66(m,1H),1.61−1.56(m,1H),1.54−1.46(m,1H)。
実施例301:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)メタノン
実施例302:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−31に置き換え、実施例305と同様に調製した。MS(ESI):C22H21BrN4O2計算値452.1;実測値(m/z)452.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ7.96(d,J=2.5Hz,1H),7.85(d,J=0.9Hz,1H),7.28−7.26(一連のm,2H),7.25−7.22(m,1H),7.19(dd,J=8.9,2.5Hz,1H),7.17−7.13(m,1H),6.23(d,J=9.0Hz,1H),4.73(t,J=4.5Hz,1H),4.24−4.14(m,1H),3.90(d,J=4.6Hz,1H),2.29(s,3H),2.07(dd,J=12.8,8.1Hz,1H),1.95−1.85(一連のm,2H),1.70−1.60(一連のm,2H),1.52−1.44(m,1H)。
実施例303:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例305と同様に調製した。MS(ESI):C22H19BrFN5O計算値467.1;実測値(m/z)468.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.87:0.13),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.87(d,J=4.9Hz,2H),8.00(d,J=2.5Hz,1H),7.40−7.31(一連のm,2H),7.24−7.20(m,1H),7.19−7.14(一連のm,2H),6.10(d,J=8.9Hz,1H),4.70(t,J=4.9Hz,1H),4.28−4.19(m,1H),4.06(d,J=5.1Hz,1H),2.13(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.06−1.83(一連のm,2H),1.73−1.46(一連のm,2H)。*1Hは溶媒ピークに埋もれてしまっていた。
実施例304:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−26に置き換え、実施例305と同様に調製した。MS(ESI):C23H22BrN5O計算値463.1;実測値(m/z)464.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.88:0.12),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.82(d,J=4.9Hz,2H),8.00(d,J=2.5Hz,1H),7.31(t,J=4.9Hz,1H),7.28−7.26(m,1H),7.25−7.16(m,3H),6.12(d,J=8.8Hz,1H),4.69−4.60(m,1H),4.23−4.17(m,1H),4.06(d,J=5.1Hz,1H),2.30(s,3H),2.09(dd,J=12.8,8.1Hz,1H),2.04−1.95(m,1H),1.92−1.82(m,1H),1.69−1.61(m,1H),1.58−1.42(m,2H)。
実施例305:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。マイクロ波用バイアル瓶中、5−ブロモ−2−ヨードピリジン(133mg,0.47mmol)をTHF(2.4mL)に溶解させ、ナトリウムtert−ブトキシド(91mg,0.94mmol)を加えた後、Xantphos(20mg,0.033mmol)及びPd2(dba)3(17mg,0.019mmol)を加えた。溶液をN2で10分間脱ガスした後、中間体B−5(100mg,0.47mmol)を加えた。90℃で2日後、セライトパッドにより反応混合物をろ過し、溶媒を留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、工程Aの標題化合物を得た(87mg,50%)。MS(ESI):C16H22BrN3O2計算値367.1;実測値(m/z)368.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.10(d,J=2.4Hz,1H),7.44(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),6.25(d,J=8.8Hz,1H),4.70(s,1H),4.27(s,1H),4.21−4.14(m,1H),3.90−3.81(m,1H),2.00(dd,J=13.0,7.6Hz,1H),1.89−1.66(m,2H),1.57−1.34(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−ブロモピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。実施例382、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C11H14BrN3計算値267.0;実測値(m/z)268.1[M+H]+。
工程C:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。中間体A−2を中間体A−16に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C20H18BrFN6O計算値456.1;実測値(m/z)457.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.80:0.20),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.00(d,J=2.5Hz,1H),7.94(s,2H),7.41−7.33(m,1H),7.33−7.22(m,2H),7.16(dt,J=7.7,1.1Hz,1H),6.20(d,J=8.7Hz,1H),4.77−4.67(m,1H),4.20−4.10(m,1H),3.97(d,J=4.9Hz,1H),2.10(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),1.98−1.80(m,2H),1.70−1.54(m,2H),1.52−1.46(m,1H)。
実施例306:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−24に置き換え、実施例305と同様に調製した。MS(ESI):C21H21BrN6O計算値452.1;実測値(m/z)452.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.00(d,J=2.5Hz,1H),7.89(s,2H),7.42(d,J=4.3Hz,1H),7.36−7.31(m,1H),7.28−7.24(series of m,2H),7.22−7.16(m,1H),6.24(d,J=8.9Hz,1H),4.67(t,J=4.7Hz,1H),4.21−4.06(m,1H),3.95(d,J=5.1Hz,1H),2.20(s,3H),2.07(dd,J=12.9,8.0Hz,1H),1.98−1.90(m,1H),1.87−1.78(m,1H),1.66−1.60(m,1H),1.57−1.50(m,1H),1.50−1.43(m,1H)。
実施例307:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)メタノン
実施例308:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−31に置き換え、実施例311と同様に調製した。MS(ESI):C21H20BrN5O2計算値453.1;実測値(m/z)453.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.04−7.93(m,1H),7.88(d,J=1.4Hz,1H),7.86(d,J=0.9Hz,1H),7.54(d,J=1.4Hz,1H),7.29(d,J=7.5Hz,1H),7.29−7.22(m,1H),7.18−7.14(m,1H),4.75(t,J=4.6Hz,1H),4.17−4.09(m,1H),3.90(d,J=4.7Hz,1H),2.28(s,3H),2.08(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),1.99−1.85(m,2H),1.73−1.63(m,2H),1.53−1.45(m,1H)。
実施例309:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例311と同様に調製した。MS(ESI):C21H18BrFN6O計算値468.1;実測値(m/z)469.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.86(d,J=5.0Hz,2H),7.94(d,J=1.4Hz,1H),7.42(d,J=1.4Hz,1H),7.40−7.35(m,2H),7.25−7.20(m,1H),7.19−7.15(m,1H),4.76−4.66(m,1H),4.27−4.16(m,1H),4.04(d,J=5.0Hz,1H),2.14(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.07−1.99(m,1H),1.95−1.86(m,1H),1.73−1.62(一連のm,2H),1.54−1.47(m,1H)。
実施例310:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−26に置き換え、実施例311と同様に調製した。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05%TFA中5〜99%ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.24分(メジャーな回転異性体)。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.83(d,J=4.9Hz,2H),7.92(d,J=1.4Hz,1H),7.41(d,J=1.4Hz,1H),7.34(t,J=5.0Hz,1H),7.30−7.27(m,1H),7.24(t,J=7.5Hz,1H),7.21−7.17(m,1H),4.71−4.61(m,1H),4.21−4.12(m,1H),4.06(d,J=5.0Hz,1H),2.28(s,3H),2.09(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.06−1.97(m,1H),1.93−1.84(m,1H),1.66−1.62(m,1H),1.61−1.54(m,1H),1.51−1.43(m,1H)。
実施例311:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。マイクロ波用バイアル瓶中で、中間体B−5(830mg,3.91mmol)をDMSO(8mL)に溶解させた。K2CO3(811mg,5.87mmol)を加えた後、2,5−ジブロモピラジン(1.12g,4.70mmol)を加えた。バイアル瓶に蓋をし、反応混合物を100℃で16時間加熱した。次に、水及びEtOAcを加え、水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(291mg,20%)。MS(ESI):C15H21BrN4O2計算値368.1;実測値(m/z)370.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.07(s,1H),7.62(s,1H),4.95(s,1H),4.28(s,1H),4.18(s,1H),3.95−3.81(m,1H),2.05−1.99(m,1H),1.89−1.70(m,2H),1.57−1.37(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−ブロモピラジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。実施例390、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C10H13BrN4計算値268.0;実測値(m/z)270.9[M+H]+。
工程C:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。実施例390、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C19H17BrFN7O計算値457.1;実測値(m/z)459.8[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 7.94(s,3H),7.54(d,J=1.4Hz,1H),7.43−7.37(m,1H),7.32−7.27(m,1H),7.21−7.16(m,1H),4.72(t,J=4.8Hz,1H),4.19−4.08(m,1H),3.93(d,J=5.0Hz,1H),2.10(dd,J=13.2,8.2Hz,1H),1.99−1.79(一連のm,3H),1.63−1.54(m,1H),1.54−1.46(m,1H)。
実施例312:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−24に置き換え、実施例311と同様に調製した。MS(ESI):C20H20BrN7O計算値453.1;実測値(m/z)453.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 7.93(d,J=1.4Hz,1H),7.90(s,2H),7.56(d,J=1.4Hz,1H),7.36−7.32(m,1H),7.30(t,J=7.6Hz,1H),7.23−7.18(m,1H),4.68(t,J=4.7Hz,1H),4.14−4.07(m,1H),3.94(d,J=5.1Hz,1H),2.19(s,3H),2.10−2.04(m,1H),2.00−1.92(m,1H),1.90−1.80(m,1H),1.64−1.42(一連のm,3H)。
実施例313:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)メタノン
実施例314:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−31に置き換え、実施例317と同様に調製した。MS(ESI):C21H20BrN5O2計算値453.1;実測値(m/z)453.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.55:0.45),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.16(s,2H),7.80(s,1H),7.40−7.35(m,1H),7.31(s,1H),7.26−7.22(一連のm,2H),4.80−4.74(m,1H),4.67(d,J=5.3Hz,1H),4.11−4.03(m,1H),2.37(s,3H),2.10(dd,J=12.9,8.0Hz,1H),1.88−1.68(一連のm,3H),1.61−1.39(一連のm,2H)。
実施例315:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例317と同様に調製した。MS(ESI):C21H18BrFN6O計算値468.1;実測値(m/z)470.8[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.80:0.20),メジャーな回転異性体のみ記録)δ8.88(d,J=4.9Hz,2H),8.18(s,2H),7.41−7.35(m,1H),7.32(t,J=4.9Hz,1H),7.25−7.19(m,1H),7.16(dd,J=7.6,1.1Hz,1H),4.77−4.71(m,1H),4.28−4.18(m,1H),4.06(d,J=5.1Hz,1H),2.18(dd,J=12.9,7.9Hz,1H),2.02−1.79(m,2H),1.56−1.49(m,1H)。*2Hは水のピークに埋もれてしまった。
実施例316:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−26に置き換え、実施例317と同様に調製した。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05%TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて0.82分(メジャーな回転異性体)。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.86(d,J=4.9Hz,2H),8.19(s,2H),7.34−7.23(一連のm,3H),7.20−7.16(m,1H),4.69(t,J=4.6Hz,1H),4.27−4.17(m,1H),4.10−4.06(m,1H),2.35(s,3H),2.16(dd,J=12.8,7.9Hz,1H),2.07−1.96(m,1H),1.90−1.80(m,1H),1.69−1.54(一連のm,2H),1.54−1.46(m,1H)。
実施例317:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。中間体B−5(520mg,2.45mmol)のDMA(8.2mL)溶液にDIPEA(0.84mL,4.90mmol)を加え、続いて2,5−ジブロモピリミジン(661mg,2.69mmol)を加えた。マイクロ波を使用し、反応混合物を120℃で30分間加熱した後、水及びEtOAcで希釈した。水相をEtOAcで2回抽出し、合わせた有機層を飽和NaCl溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(651mg,72%)。MS(ESI):C15H21BrN4O2計算値368.1;実測値(m/z)370.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.28(s,2H),5.56(s,1H),4.29(s,1H),4.23−4.15(m,1H),3.99−3.91(m,1H),2.03−1.93(m,1H),1.87−1.63(m,2H),1.62−1.32(m,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。DCM(11mL)中、工程Aの標題化合物(812mg,2.2mmol)に4M HCl−ジオキサン(2.7mL)を加えた。16時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3水溶液で中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機層を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C10H13BrN4計算値268.0;実測値(m/z)270.9[M+H]+。
工程C:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。工程Bの標題化合物(30mg,0.11mmol)及び中間体A−16(25mg,0.12mmol)のDCM(1.1mL)溶液にDIPEA(0.12mL,0.67mmol)を加え、続いてHATU(51mg,0.13mmol)を加えた。反応混合物を室温にて16時間にわたって撹拌した。溶媒を留去し、分取HPLCにより精製して標題化合物を得た(50mg,98%)。MS(ESI):C19H17BrFN7O計算値457.1;実測値(m/z)459.8[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.57:0.43),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.20(s,2H),7.92(s,2H),7.37−7.31(m,1H),7.30−7.27(m,1H),7.21−7.15(m,1H),4.74(t,J=4.8Hz,1H),4.13(td,J=8.3,3.2Hz,1H),3.95(d,J=5.0Hz,1H),2.11(dd,J=13.0,8.0Hz,1H),1.88−1.73(m,2H),1.65−1.59(m,1H),1.52−1.42(m,2H)。
実施例318:((1S,2R,4R)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン
中間体A−16を中間体A−24に置き換え、実施例317と同様に調製した。MS(ESI):C20H20BrN7O計算値453.1;実測値(m/z)453.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.59:0.58),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.20(s,2H),7.88(s,2H),7.44−7.42(m,1H),7.34−7.28(m,1H),7.22−7.17(m,1H),4.69(t,J=4.9Hz,1H),4.07(dd,J=8.2,3.4Hz,1H),3.96(d,J=5.1Hz,1H),2.22(s,3H),2.10(dd,J=12.9,8.0Hz,1H),1.93−1.85(m,1H),1.83−1.74(m,1H),1.64−1.53(m,2H),1.47−1.42(m,1H)。
実施例319:(3−メチル−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例320:(3−フルオロ−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
工程A:(3−フルオロ−2−ヨードフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。中間体A−2を3−フルオロ−2−ヨード安息香酸に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C19H16F4IN3O計算値505.0;実測値(m/z)506.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ8.35(s,0.5H),8.24(s,0.5H),7.60−7.50(m,1H),7.40−7.33(m,0.6H),7.14−7.02(m,1.4H),6.98−6.92(m,0.5H),6.90(d,J=7.4Hz,0.5H),6.47−6.37(m,1H),5.36(s,0.5H),4.95−4.90(m,0.5H),4.82(d,J=5.4Hz,0.5H),4.76(s,0.5H),4.28−4.20(m,0.5H),3.99(s,0.5H),3.80−3.75(m,0.5H),3.73(d,J=4.3Hz,0.5H),2.21−2.11(m,1H),2.08−1.44(m,5H)。
工程B:(3−フルオロ−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを2−(トリブチルスタンニル)ピリジンに置き換え、実施例260、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C24H20F4N4O計算値456.2;実測値(m/z)457.1[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、XBridge C18カラム(5μm,100×4.6mm)を使用し、流速1mL/分(温度=30℃)にて、移動相20mM NH4OH中10〜100% ACNを8分用い、次に100% ACNにより3分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて7.26分(メジャーな回転異性体)。
実施例321:(3−フルオロ−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例322:(3−メチル−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例323:(3−フルオロ−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((2S)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例324:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例325:(2−メトキシ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例326:(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例327:(4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例328:(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例329:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例330:(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例331:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例332:(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例333:(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例334:(3−メチル−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例335:(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例336:(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例337:(5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例338:(2−ブロモ−3−フルオロフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例339:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例340:(2−メトキシ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例341:(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例342:(4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例343:(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例344:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例345:(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例346:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例347:(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例348:(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例349:(3−メチル−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例350:(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例351:(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例352:(5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例353:(2−ブロモ−3−フルオロフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例354:(2−メトキシ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例355:(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例356:(4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例357:(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例358:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例359:(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例360:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例361:(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例362:(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例363:(3−メチル−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例364:(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例365:(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例366:(5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例367:(2−ブロモ−3−フルオロフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例368:(4−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−12に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6O計算値446.1;実測値(m/z)447.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.64:0.36),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.22(s,1H),7.91(s,2H),7.57(dd,J=9.1,2.5Hz,1H),7.40−7.33(m,2H),6.38(d,J=8.7Hz,1H),6.05(s,1H),4.83(t,J=4.5Hz,1H),4.24−4.16(m,1H),3.93−3.88(m,1H),2.22−2.10(m,1H),2.09−1.86(m,2H),1.68−1.61(m,2H),1.57−1.50(m,1H)。
実施例369:(5−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−10に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6O計算値446.1;実測値(m/z)446.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.40−8.19(m,1H),7.99−7.73(一連のm,3H),7.58−7.31(m,1H),7.31−7.10(一連のm,2H),7.06(dd,J=7.9,2.9Hz,1H),6.16−5.67(一連のm,1H),4.90−4.68(一連のm,1H),4.38−3.84(一連のm,1H),2.20−1.40(一連のm,6H)。
実施例370:(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−11に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6O計算値446.1;実測値(m/z)446.9[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.27分(メジャーな回転異性体)。
実施例371:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−7に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5O計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.80:0.20),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.82(d,J=4.9Hz,2H),8.22(s,1H),8.02(dd,J=8.6,5.4Hz,1H),7.34−7.27(m,2H),7.15(dd,J=8.3,2.7Hz,1H),7.04(dd,J=8.4,2.7Hz,1H),6.01−5.88(m,1H),4.84(t,J=4.5Hz,1H),4.37(s,1H),4.07−4.01(m,1H),2.20(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.00−1.89(m,2H),1.80−1.51(一連のm,3H)。
実施例372:(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−6に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5O計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.85(d,J=4.9Hz,2H),8.22(s,1H),7.78(d,J=7.7Hz,1H),7.66(d,J=9.8Hz,1H),7.48−7.43(m,1H),7.37(t,J=4.9Hz,1H),7.18(t,J=8.8Hz,1H),5.88(d,J=8.8Hz,1H),4.88(t,J=4.9Hz,1H),4.49−4.36(m,1H),3.93(d,J=5.0Hz,1H),2.25(dd,J=12.9,7.9Hz,1H),2.18−2.08(m,1H),2.03−1.93(m,1H),1.81−1.67(m,2H)。*1Hは溶媒ピークに埋もれてしまった。
実施例373:(2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−59に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F3N5O計算値439.2;実測値(m/z)440.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.82:0.18),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.83(d,J=4.9Hz,2H),8.23−8.20(m,1H),7.97(d,J=7.7Hz,1H),7.50−7.45(m,1H),7.41−7.35(m,2H),7.32(t,J=4.9Hz,1H),5.94(d,J=8.8Hz,1H),4.84(t,J=4.5Hz,1H),4.46−4.30(m,1H),4.06(d,J=4.6Hz,1H),2.20(dd,J=12.9,8.0Hz,1H),1.99−1.91(m,2H),1.82−1.59(m,2H),1.59−1.50(m,1H)。*1Hは溶媒ピークに埋もれてしまった。
実施例374:(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−55に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5O計算値457.2;実測値(m/z)457.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.68(s,2H),8.21(s,1H),7.93(d,J=7.7Hz,1H),7.48−7.42(m,1H),7.38−7.30(m,3H),6.00(d,J=8.8Hz,1H),4.83(t,J=4.6Hz,1H),4.29(s,1H),4.05(d,J=4.6Hz,1H),2.18(dd,J=13.0,8.0Hz,1H),2.05−1.92(m,2H),1.71−1.64(m,2H),1.59−1.54(m,1H)。
実施例375:(3−フルオロ−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−57に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H18F5N5O計算値475.1;実測値(m/z)475.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.73(s,2H),8.28−8.13(m,1H),7.38−7.31(m,2H),7.18−7.14(m,2H),6.19(d,J=8.8Hz,1H),4.72(t,J=4.9Hz,1H),4.38−4.26(m,1H),4.09(d,J=5.0Hz,1H),2.16(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.07−1.98(m,1H),1.95−1.86(m,1H),1.75−1.66(m,1H),1.66−1.57(m,1H),1.57−1.48(m,1H)。
実施例376:(3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−58に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H19ClF3N5O計算値473.1;実測値(m/z)474.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.92:0.08),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.88(d,J=5.0Hz,2H),8.24−8.19(m,1H),7.67−7.60(m,1H),7.45(dd,J=5.9,3.3Hz,1H),7.39(t,J=5.0Hz,1H),7.32(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),7.27(d,J=2.6Hz,1H),6.29(d,J=8.8Hz,1H),4.66(t,J=5.1Hz,1H),4.32(td,J=8.6,3.7Hz,1H),4.06(d,J=4.9Hz,1H),2.11(dd,J=12.9,8.2Hz,1H),2.05−1.97(m,1H),1.92−1.84(m,1H),1.74−1.67(m,1H),1.59−1.53(m,1H),1.53−1.46(m,1H)。
実施例377:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−(メチル(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
DMF(0.42mL)中、実施例279の化合物(19mg,0.042mmol)の溶液に、ナトリウムtert−ブトキシド(5mg,0.05mmol)を加え、続いてヨードメタン(2.7μL,0.044mmol)を加えた。この反応混合物を室温で12時間攪拌した。溶媒を留去し、分取HPLCにより精製して標題化合物を得た(16mg,82%)。MS(ESI):C24H21F4N5O計算値471.2;実測値(m/z)472.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.82:0.18),メジャーな回転異性体のみ記録)δ8.80(d,J=4.9Hz,2H),8.37(s,1H),7.62(dd,J=9.1,2.6Hz,1H),7.51−7.44(m,1H),7.32−7.22(一連のm,3H),6.50(d,J=9.1Hz,1H),4.93(dd,J=8.3,5.0Hz,1H),4.63(d,J=4.1Hz,1H),4.08(t,J=4.4Hz,1H),2.93(s,3H),2.09(dd,J=12.7,8.3Hz,1H),1.92−1.81(m,2H),1.70−1.60(m,2H),1.54−1.45(m,1H)。
実施例378:(5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−66に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6O計算値454.2;実測値(m/z)455.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.81:0.19),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.89(d,J=4.9Hz,2H),8.56(d,J=1.7Hz,1H),8.26−8.20(m,1H),7.48−7.41(m,1H),7.39(t,J=4.9Hz,1H),7.35−7.28(m,1H),6.01(d,J=8.8Hz,1H),4.84(t,J=4.4Hz,1H),4.33(s,1H),3.98(d,J=4.6Hz,1H),2.31(s,3H),2.20(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.00−1.88(一連のm,2H),1.79−1.50(一連のm,3H)。
実施例379:(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−63に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6O計算値454.2;実測値(m/z)[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.89:0.11),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.79(d,J=4.9Hz,1H),8.31(d,J=8.1Hz,1H),8.28−8.24(m,1H),7.40(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),7.31−7.26(一連のm,3H),7.18(d,J=8.8Hz,1H),6.21(d,J=8.8Hz,1H),4.89(t,J=4.7Hz,1H),4.39−4.24(m,1H),4.08(d,J=5.1Hz,1H),2.61(s,3H),2.19(dd,J=13.0,7.5Hz,1H),2.11−1.93(一連のm,2H),1.87−1.55(一連のm,3H)。
実施例380:(5−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−67に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C23H21F3N6O計算値454.2;実測値(m/z)455.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.88:0.12),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.83(d,J=4.9Hz,2H),8.40(dd,J=2.1,0.9Hz,1H),8.26−8.22(m,1H),8.16(dd,J=2.0,0.9Hz,1H),7.36(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),7.32(t,J=4.9Hz,1H),7.28(d,J=9.4Hz,1H),6.14(d,J=8.8Hz,1H),4.86(t,J=4.8Hz,1H),4.34−4.25(m,1H),4.13(d,J=5.2Hz,1H),2.41(s,3H),2.19(dd,J=12.9,7.7Hz,1H),2.12−2.05(m,1H),2.03−1.93(m,1H),1.81−1.73(m,1H),1.65−1.52(m,2H)。
実施例381:(3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−64に置き換え、実施例279と同様に調製した。MS(ESI):C22H19F3N6O計算値440.2;実測値(m/z)441.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.87:0.13),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.83(d,J=4.9Hz,2H),8.59(dd,J=4.8,1.7Hz,1H),8.39(dd,J=7.9,1.7Hz,1H),8.26−8.22(m,1H),7.43(dd,J=7.9,4.8Hz,1H),7.37(dd,J=8.9,2.5Hz,1H),7.33(t,J=4.9Hz,1H),7.23(d,J=9.4Hz,1H),6.15(d,J=8.8Hz,1H),4.88(t,J=4.9Hz,1H),4.35−4.26(m,1H),4.11(d,J=5.2Hz,1H),2.20(dd,J=13.0,7.7Hz,1H),2.14−2.07(m,1H),2.04−1.91(m,1H),1.84−1.74(m,1H),1.66−1.53(m,2H)。
実施例382:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。マイクロ波用バイアル瓶中で、ACN(11mL)に中間体B−5(1.6g,7.3mmol)を溶解させた。2,3−ジフルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.74mL,5.82mmol)を加え、続いてEt3N(1mL,7.28mmol)を加えた。マイクロ波用バイアル瓶に蓋をし、反応混合物を加熱して16時間還流した。溶媒を留去し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜20% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(1.7g,94%)。MS(ESI):C17H21F4N3O2計算値375.2;実測値(m/z)376.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3):δ 8.15(s,1H),7.29(dd,J=10.8,2.0Hz,1H),5.23(s,1H),4.36−4.27(m,1H),4.27−4.21(m,1H),4.21−4.15(m,1H),2.08(dd,J=13.1,7.7Hz,1H),1.91−1.80(m,1H),1.80−1.70(m,1H),1.63−1.48(m,2H),1.43(s,10H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。DCM(3.6mL)中、工程Aの標題化合物(135mg,0.36mmol)に4M HCl−ジオキサン(0.9mL)を加えた。16時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3水溶液で中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機物を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C12H13F4N3計算値275.1;実測値(m/z)276.0[M+H]+。
工程C:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
DCM(3.6mL)中、工程Bの標題化合物(98mg,0.36mmol)にDIPEA(0.08mL,0.46mmol)及び中間体A−2(93mg,0.43mmol)を加えた。次にT3P(DMF中50%溶液,0.64mL,1.07mmol)を滴下し、反応物を45℃で16時間加熱した。溶媒を留去し、分取HPLCにより精製して標題化合物を得た(133mg,79%)。MS(ESI):C23H18F5N5O計算値475.1;実測値(m/z)476.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.83:0.17),メジャーな回転異性体を記録)δ 8.84(d,J=5.0Hz,2H),8.05(s,1H),7.59(br s,1H),7.36−7.30(m,2H),7.23−7.10(m,3H),4.84−4.71(m,1H),4.56−4.49(m,1H),4.02(d,J=4.8Hz,1H),2.20(dd,J=12.8,8.3Hz,1H),2.01−1.84(m,2H),1.83−1.68(m,2H),1.57−1.49(m,1H)。
実施例383:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。2,3−ジフルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンを3−クロロ−2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル(ピリジン)に置き換え、実施例382、工程Aと同様に調製した。MS(ESI):C17H21ClF3N3O2計算値391.1;実測値(m/z)392.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.26(s,1H),7.62(s,1H),5.65(s,1H),4.39−4.22(m,2H),4.22−4.13(m,1H),2.09(dd,J=13.1,7.7Hz,1H),1.90−1.81(m,1H),1.81−1.71(m,1H),1.62−1.49(m,2H),1.44(s,10H)。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。実施例382、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C12H13ClF3N3計算値291.1;実測値(m/z)292.1[M+H]+。
工程C:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。中間体A−2を中間体A−16に置き換え、実施例382、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C21H17ClF4N6O計算値480.1;実測値(m/z)481.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.64:0.36),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.16(s,1H),7.88(s,2H),7.60(d,J=2.1Hz,1H),7.43−7.30(m,1H),7.25−7.21(m,1H),7.18−7.12(m,1H),4.77(t,J=4.5Hz,1H),4.29−4.19(m,1H),3.92−3.89(m,1H),2.13(dd,J=13.1,8.1Hz,1H),1.80−1.36一連のm,5H)。
実施例384:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−16をA−2に置き換え、実施例383と同様に調製した。MS(ESI):C23H18ClF4N5O計算値491.1;実測値(m/z)492.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.74:0.26),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.84(d,J=4.8Hz,2H),8.17(s,1H),7.55(d,J=2.2Hz,1H),7.32−7.26(一連のm,2H),7.19−7.12(一連のm,2H),4.77(t,J=4.6Hz,1H),4.46−4.31(m,1H),3.98(d,J=4.3Hz,1H),2.25−2.13(m,1H),1.93−1.63(一連のm,4H),1.59−1.35(m,1H)。
実施例385:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−16をA−55に置き換え、実施例383と同様に調製した。MS(ESI):C23H18ClF4N5O計算値491.1;実測値(m/z)492.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.72:0.28),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.63(s,2H),8.17−8.12(m,1H),8.08−8.02(m,1H),7.56(s,1H),7.57−7.37(一連のm,2H),7.37−7.29(m,1H),4.93(t,J=4.5Hz,1H),4.36−4.24(m,1H),3.90(d,J=5.0Hz,1H),2.21(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.00−1.51(一連のm,5H)。
実施例386:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−16をA−59に置き換え、実施例383と同様に調製した。MS(ESI):C23H19ClF3N5O計算値473.1;実測値(m/z)474.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.74:0.26),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.79(d,J=4.9Hz,2H),8.15−8.10(m,2H),7.54−7.52(m,1H),7.46−7.39(m,1H),7.37−7.29(m,2H),7.22(t,J=4.9Hz,1H),4.93(t,J=5.1Hz,1H),4.42−4.24(m,1H),3.89(d,J=5.0Hz,1H),2.20(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),1.99−1.47(一連のm,5H)。
実施例387:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−16をA−64に置き換え、実施例383と同様に調製した。MS(ESI):C22H18ClF3N6O計算値474.1;実測値(m/z)475.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.89:0.11),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.79(d,J=4.9Hz,2H),8.64(dd,J=4.8,1.7Hz,1H),8.50(dd,J=7.9,1.7Hz,1H),8.23−8.19(m,1H),7.60(d,J=2.1Hz,1H),7.47(dd,J=7.9,4.8Hz,1H),7.38(d,J=7.8Hz,1H),7.25(t,J=4.9Hz,1H),4.94(t,J=4.7Hz,1H),4.38(td,J=7.6,2.9Hz,1H),4.12(d,J=4.8Hz,1H),2.25(dd,J=12.9,7.4Hz,1H),2.16−1.98(一連のm,2H),1.89−1.79(m,1H),1.66−1.56(一連のm,2H)。
実施例388:((1S,2R,4R)−2−((5−(ジフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(ジフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンを2−クロロ−5−(ジフルオロメチル)ピリジンに置き換え、実施例279、工程Aと同様に調製した。MS(ESI):C17H23F2N3O2計算値339.2;実測値(m/z)340.0[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて0.601分。
工程B:(1S,2R,4R)−N−(5−(ジフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン。実施例279、工程Bと同様に調製した。MS(ESI):C12H15F2N3計算値239.1;実測値(m/z)240.0[M+H]+。
工程C:((1S,2R,4R)−2−((5−(ジフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。中間体A−1を中間体A−16に置き換え、実施例181、工程Cと同様に調製した。MS(ESI):C21H19F3N6O計算値428.2;実測値(m/z)429.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.09−8.02(m,1H),7.95(s,2H),7.39−7.33(m,2H),7.29−7.21(m,1H),7.16(dt,J=7.6,1.2Hz,1H),6.48(t,J=56.3Hz,1H),6.32(d,J=8.8Hz,1H),4.77−4.69(m,1H),4.30−4.22(m,1H),3.99(d,J=4.9Hz,1H),2.12(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),1.98−1.81(m,2H),1.72−1.58(m,2H),1.54−1.47(m,1H)。
実施例389:((1S,2R,4R)−2−((5−(ジフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例388と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F3N5O計算値439.2;実測値(m/z)439.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.89:0.11),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.87(d,J=5.0Hz,2H),8.09−8.02(m,1H),7.51−7.43(m,1H),7.37(t,J=5.0Hz,1H),7.34−7.28(m,1H),7.21−7.12(m,2H),6.47(t,J=56.3Hz,1H),6.22(d,J=8.7Hz,1H),4.78−4.65(m,1H),4.35(td,J=8.7,3.7Hz,1H),4.07(d,J=4.9Hz,1H),2.15(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.05−1.96(m,1H),1.95−1.85(m,1H),1.76−1.67(m,1H),1.63−1.61(m,1H),1.55−1.46(m,1H)。
実施例390:6−(((1S,2R,4R)−7−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−シアノピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。中間体B−5(442mg,2.08mmol)のDMA(7mL)溶液にDIPEA(0.72mL,4.16mmol)を加え、次に2−クロロ−5−シアノピリジン(324mg,2.29mmol)を加えた。マイクロ波を使用し、反応混合物を120℃で90分間加熱した後、水及びEtOAcで希釈した。水相をEtOAcで2回抽出し、合わせた有機層を飽和NaCl溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(416mg,64%)。MS(ESI):C17H22N4O2計算値314.2;実測値(m/z)315.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.36(d,J=2.2Hz,1H),7.58−7.49(m,1H),6.35(d,J=8.7Hz,1H),5.42(s,1H),4.29(s,1H),4.24−4.15(m,1H),3.99(s,1H),2.09−1.98(m,1H),1.90−1.68(m,2H),1.62−1.34(m,12H)。
工程B:6−((1S,2R,4R)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルアミノ)ニコチノニトリル。DCM(6.5mL)中、工程Aの標題化合物(416mg,1.32mmol)に4M HCl−ジオキサン(1.7mL)を加えた。16時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3水溶液で中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機物を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C12H14N4計算値214.1;実測値(m/z)215.0[M+H]+。
工程C:6−(((1S,2R,4R)−7−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル。工程Bの標題化合物(30mg,0.14mmol)及び中間体A−16(32mg,0.15mmol)のDCM(1.4mL)溶液に、DIPEA(0.15mL,0.84mmol)を加え、次にHATU(64mg,0.17mmol)を加えた。反応混合物を室温にて16時間にわたって撹拌した。溶媒を留去し、分取HPLCにより精製して標題化合物を得た(44mg,78%)。MS(ESI):C21H18FN7O計算値403.2;実測値(m/z)404.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.25(d,J=2.1Hz,1H),7.96(s,2H),7.40−7.27(一連のm,3H),7.18(dt,J=7.7,1.1Hz,1H),6.27(d,J=8.9Hz,1H),4.79−4.68(m,1H),4.39−4.24(m,1H),3.97(d,J=5.0Hz,1H),2.12(dd,J=13.1,8.2Hz,1H),2.00−1.83(m,2H),1.73−1.64(m,2H),1.55−1.48(m,1H)。
実施例391:6−(((1S,2R,4R)−7−(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル。
中間体A−16をA−24に置き換え、実施例390と同様に調製した。MS(ESI):C22H21N7O計算値399.2;実測値(m/z)400.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.81:0.19),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.25(d,J=2.3Hz,1H),7.90(s,2H),7.39−7.27(一連のm,3H),7.23−7.15(m,1H),6.31(d,J=9.0Hz,1H),4.68(t,J=4.8Hz,1H),4.37−4.20(m,1H),3.95(d,J=5.1Hz,1H),2.19(s,3H),2.12−2.03(m,1H),1.99−1.94(m,1H),1.89−1.77(m,1H),1.66−1.61(m,1H),1.61−1.52(m,1H),1.52−1.39(m,1H)。
実施例392:6−(((1S,2R,4R)−7−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル。
中間体A−16をA−2に置き換え、実施例390と同様に調製した。MS(ESI):C23H19FN6O計算値414.2;実測値(m/z)415.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.87(d,J=5.0Hz,2H),8.25(d,J=2.2Hz,1H),8.10−7.99(m,1H),7.40(t,J=4.9Hz,1H),7.38−7.34(m,1H),7.31−7.27(m,1H),7.22−7.20(m,1H),7.19−7.15(m,1H),6.16(d,J=8.8Hz,1H),4.79−4.67(m,1H),4.48−4.30(m,1H),4.07(d,J=5.0Hz,1H),2.15(dd,J=13.0,8.2Hz,1H),2.07−2.00(m,1H),1.96−1.88(m,1H),1.76−1.68(m,1H),1.68−1.63(m,1H),1.56−1.48(m,1H)。
実施例393:6−(((1S,2R,4R)−7−(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル。
中間体A−16をA−26に置き換え、実施例390と同様に調製した。MS(ESI):C24H22N6O計算値410.2;実測値(m/z)411.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.83(d,J=5.0Hz,2H),8.25(d,J=2.3Hz,1H),7.35(t,J=5.0Hz,1H),7.32−7.21(m,3H),7.21−7.18(m,1H),6.17(d,J=8.8Hz,1H),4.72−4.62(m,1H),4.42−4.31(m,1H),4.07(d,J=5.0Hz,1H),2.30(s,3H),2.11(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.07−1.98(m,1H),1.95−1.84(m,1H),1.72−1.65(m,1H),1.61−1.54(m,1H),1.52−1.45(m,1H)。
実施例394:6−(((1S,2R,4R)−7−(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)ベンゾイル)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル。
中間体A−16をA−31に置き換え、実施例390と同様に調製した。MS(ESI):C23H21N5O2計算値399.2;実測値(m/z)400.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.89:0.11),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.22(d,J=2.2Hz,1H),7.88(d,J=0.9Hz,1H),7.32−7.22(一連のm,4H),7.20−7.13(m,1H),6.29(dd,J=9.0,0.8Hz,1H),4.79−4.70(m,1H),4.39−4.27(m,1H),3.91(d,J=4.8Hz,1H),2.28(s,3H),2.09(dd,J=12.9,8.2Hz,1H),2.00−1.87(m,2H),1.73−1.64(m,2H),1.54−1.46(m,1H)。
実施例395:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−(2−2H)−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(1S,4R)−(2−2H)−tert−ブチル2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。中間体(+)−B−2(640mg,1.9mmol)のCD3OD(5.5mL)溶液に0.45M NaOCD3−CD3OD(5.8mL,2.90mmol)を加えた。この反応混合物を加熱して2日間還流し、室温まで冷却した。1N KHSO4を加え、水相をDCMで3回抽出した。合わせた有機相をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。この物質を、更に精製することなく次の工程で使用した。残渣のCD3OD(9.6mL)溶液を0℃に冷却し、2M NaOH−D2O(3.9mL,7.7mmol)を加えた。反応混合物を2時間撹拌した後、pH2〜3になるまで1N KHSO4で酸性化した。水相をDCMで3回抽出し、合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。この物質を、更に精製することなく次の工程で使用した。PhCH3(4.8mL)中残渣にTEA(0.3mL,2.1mmol)を加えた。油浴で70℃に加熱した後、PhCH3(1mL)中DPPA(0.46mL,2.1mmol)を加えた。2.5時間後、BnOH(0.19mL,1.8mmol)を加え、油浴の温度を90℃に上昇させた。更に18時間後、反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。水層をEtOAcで抽出した(1回)。合わせた有機物をブラインで洗浄し乾燥させた(MgSO4)。分取HPLCにより精製し、ジアステレオマー混合物(80/20)として標題化合物を得た(380mg,57%)。MS(ESI):C19H25DN2O4計算値347.2;実測値(m/z)348.2[M+H]+。メジャーなジアステレオ異性体のみ記録する。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 7.40−7.28(m,5H),5.22−4.91(m,3H),4.22(s,1H),4.14−4.06(m,1H),1.92(d,J=13.1Hz,1H),1.85−1.59(m,2H),1.44(d,J=7.6Hz,12H)。
工程B:(1S,2R,4R)−(2−2H)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。EtOH(6.5mL)中、工程Aの中間体(380mg,1.1mmol)に、10重量%Pd/C湿潤(79mg)を加えた。反応物にN2、続いてH2を吹き込んだあと、H2(バルーン)雰囲気下で反応させた。完了後、反応物をろ過し、濃縮して非保護アミンを得た。MS(ESI):C11H19DN2O2計算値213.2;実測値(m/z)214.2[M+H]+。マイクロ波用バイアル瓶中で、ACN(3.7mL)に残渣を溶解させた。5−クロロ−2−トリフルオロメチルピラジン(0.08mL,0.66mmol)を加えた後、Et3N(0.11mL,0.82mmol)を加えた。マイクロ波用バイアル瓶に蓋をし、反応混合物を加熱して16時間還流した。溶媒を留去し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜30% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(119mg,60%)。所望のジアステレオ異性体のみが単離された。MS(ESI):C16H20DF3N4O2計算値359.2;実測値(m/z)360.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.32(s,1H),7.85(s,1H),5.38(s,1H),4.30(s,1H),4.21(s,1H),2.06(d,J=13.0Hz,1H),1.95−1.68(m,2H),1.66−1.35(m,12H)。
工程C:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−(2−2H)−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DCM(3.3mL)中、工程Bの標題化合物(119mg,0.33mmol)に、4M HCl−ジオキサン(0.4mL)を加えた。16時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3水溶液で中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、非保護アミンを得た。更なる精製は行わずにこれを次の工程で使用した。MS(ESI):C11H12DF3N4計算値259.1;実測値(m/z)260.2[M+H]+。DCM(3.3mL)中残渣にDIPEA(0.07mL,0.43mmol)及び中間体A−2(86mg,0.39mmol)を加えた。次に、T3P(DMF中50%溶液,0.59mL,0.98mmol)を滴下し、反応物を45℃で16時間加熱した。溶媒を留去し、分取HPLCにより精製し、標題化合物を得た(107mg,71%)。MS(ESI):C22H17DF4N6O計算値459.2;実測値(m/z)460.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.93:0.07),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.88(d,J=5.0Hz,2H),8.27(s,1H),8.19(s,1H),7.65(d,J=1.4Hz,1H),7.42−7.36(m,2H),7.25−7.17(m,2H),4.77−4.72(m,1H),4.07(d,J=5.1Hz,1H),2.17(d,J=13.0Hz,1H),2.09−2.02(m,1H),1.98−1.89(m,1H),1.75−1.71(m,1H),1.69−1.64(m,1H),1.55−1.49(m,1H)。
実施例396:(4−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例397:(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−55に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)458.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.69(s,2H),8.15(s,1H),7.91(d,J=7.8Hz,1H),7.48−7.31(m,4H),4.86−4.77(m,1H),4.29(s,1H),4.09−3.90(m,1H),2.19−1.50(一連のm,6H)。
実施例398:(3−フルオロ−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−57に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H17F5N6O計算値476.1;実測値(m/z)476.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.73(s,2H),8.19(s,1H),7.69(d,J=9.0Hz,1H),7.64(d,J=1.5Hz,1H),7.40−7.32(m,1H),7.20−7.17(m,1H),4.72(t,J=5.2Hz,1H),4.33(td,J=8.7,3.6Hz,1H),4.07(d,J=5.0Hz,1H),2.16(dd,J=13.1,8.1Hz,1H),2.10−1.97(m,1H),1.96−1.85(m,1H),1.77−1.68(m,1H),1.65−1.58(m,1H),1.57−1.48(m,1H)。
実施例399:(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−3−メチルフェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−56に置き換え、実施例238と同様に調製した。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.38分(メジャーな回転異性体)。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.70(s,2H),8.17(s,1H),7.88(d,J=9.1Hz,1H),7.63(s,1H),7.26−7.18(m,2H),4.73−4.65(m,1H),4.36−4.26(m,1H),4.11(d,J=5.2Hz,1H),2.26(s,3H),2.13(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.10−2.01(m,1H),1.95−1.86(m,1H),1.70−1.64(m,1H),1.60−1.55(m,1H),1.54−1.45(m,1H)。
実施例400:(2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−59に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H19F3N6O計算値440.2;実測値(m/z)441.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.88:0.12),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.84(d,J=4.9Hz,2H),8.16(s,1H),7.99−7.92(m,1H),7.53−7.47(m,1H),7.45−7.32(一連のm,4H),4.85(t,J=4.8Hz,1H),4.46−4.33(m,1H),4.07(d,J=5.0Hz,1H),2.20(dd,J=13.0,8.1Hz,1H),2.06−1.91(m,2H),1.86−1.66(m,2H),1.59−1.52(m,1H)。
実施例401:(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−60に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C20H19F3N8O計算値444.2;実測値(m/z)445.2[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.13分(メジャーな回転異性体)。
実施例402:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−61に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C19H17F3N8O計算値430.1;実測値(m/z)431.1[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.05分(メジャーな回転異性体)。
実施例403:(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−63に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N7O計算値455.2;実測値(m/z)456.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物,メジャーな回転異性体を記録)δ 8.80(d,J=4.9Hz,2H),8.31(d,J=8.0Hz,1H),8.23(s,1H),7.82(d,J=8.5Hz,1H),7.66(d,J=1.4Hz,1H),7.30(d,J=1.2Hz,1H),7.30−7.28(m,1H),4.94−4.87(m,1H),4.35−4.25(m,1H),4.14(d,J=5.3Hz,1H),2.61(s,3H),2.20(dd,J=13.1,7.6Hz,1H),2.16−2.09(m,1H),2.06−1.97(m,1H),1.84−1.76(m,1H),1.63−1.58(m,2H)。
実施例404:(5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−66に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N7O計算値455.2;実測値(m/z)456.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.79:0.21),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.89(d,J=4.9Hz,2H),8.61(d,J=2.1Hz,1H),8.18(s,1H),7.54−7.46(m,2H),7.41(t,J=4.9Hz,1H),4.85(t,J=4.5Hz,1H),4.39(s,1H),3.97(d,J=4.4Hz,1H),2.37(s,3H),2.22(dd,J=13.0,8.0Hz,1H),2.07−1.90(m,2H),1.85−1.65(m,2H),1.61−1.52(m,1H)。
実施例405:(5−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−67に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N7O計算値455.2;実測値(m/z)456.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.90:0.10),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.83(d,J=4.9Hz,2H),8.43−8.37(m,1H),8.21(s,1H),8.18−8.13(m,1H),7.93−7.85(m,1H),7.56(s,1H),7.34(t,J=4.9Hz,1H),4.93−4.84(m,1H),4.31(td,J=8.4,3.0Hz,1H),4.19(d,J=5.3Hz,1H),2.40(s,3H),2.20(dd,J=13.1,7.8Hz,1H),2.17−2.11(m,1H),2.03−1.94(m,1H),1.84−1.76(m,1H),1.64−1.53(一連のm,2H)。
実施例406:(3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−64に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F3N7O計算値441.2;実測値(m/z)442.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.91:0.09),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.84(d,J=4.9Hz,2H),8.58(dd,J=4.8,1.7Hz,1H),8.38(dd,J=7.9,1.7Hz,1H),8.21(s,1H),7.83(d,J=8.8Hz,1H),7.58(s,1H),7.44(dd,J=7.9,4.8Hz,1H),7.34(t,J=4.9Hz,1H),4.90(t,J=4.8Hz,1H),4.40−4.26(m,1H),4.16(d,J=5.3Hz,1H),2.21(dd,J=13.1,7.8Hz,1H),2.18−2.11(m,1H),2.05−1.94(m,1H),1.87−1.78(m,1H),1.68−1.55(m,2H)。
実施例407:[1,1’−ビフェニル]−2−イル((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を2−ビフェニルカルボン酸に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C24H21F3N4O計算値438.2;実測値(m/z)438.9[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.46分(メジャーな回転異性体)。
実施例408:(3−フルオロ−2−(ピリジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールを2−(トリブチルスタンニル)ピリジンに置き換え、実施例260と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5O計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物,メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.55(d,J=5.4Hz,1H),8.17(s,1H),7.88(td,J=7.8,1.8Hz,1H),7.68(dd,J=8.0,3.2Hz,1H),7.59(s,1H),7.43−7.38(m,1H),7.37−7.31(m,1H),7.20−7.14(m,2H),4.78(t,J=4.9Hz,1H),4.53−4.42(m,1H),4.02(d,J=4.9Hz,1H),2.19(dd,J=12.9,8.1Hz,1H),2.11−1.86(一連のm,2H),1.81−1.68(一連のm,2H),1.58−1.49(m,1H)。
実施例409:(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
3−(トリブチルスタンニル)ピリダジンを2−(トリブチルスタンニル)オキサゾールに置き換え、実施例263と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N5O2計算値443.2;実測値(m/z)444.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.91:0.09),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.14(s,1H),7.88(d,J=0.9Hz,1H),7.79(d,J=1.4Hz,1H),7.31−7.27(m,2H),7.26−7.23(m,1H),7.20−7.13(m,1H),4.78(t,J=4.6Hz,1H),4.33−4.26(m,1H),3.94(d,J=4.9Hz,1H),2.28(s,3H),2.12(dd,J=13.0,8.2Hz,1H),2.06−1.88(一連のm,2H),1.77−1.64(一連のm,2H),1.56−1.48(m,1H)。
実施例410:(5−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−69に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)448.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.65:0.35),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.16(s,1H),7.86−7.79(一連のm,2H),7.37−7.30(一連のm,2H),7.19−7.09(m,1H),7.04(dd,J=8.2,2.7Hz,1H),4.93(t,J=4.4Hz,1H),4.37−4.30(m,1H),3.87−3.81(m,1H),2.19(dd,J=13.1,8.1Hz,1H),2.05−1.68(一連のm,4H),1.62−1.43(m,1H)。
実施例411:(2−フルオロ−6−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−70に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)448.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.16(s,1H),7.87−7.83(一連のm,2H),7.63(d,J=7.8Hz,1H),7.47−7.40(m,1H),7.36(d,J=0.8Hz,1H),7.19(td,J=8.6,1.1Hz,1H),4.99(t,J=5.0Hz,1H),4.42−4.35(m,1H),3.76(d,J=5.0Hz,1H),2.21(dd,J=13.1,8.0Hz,1H),2.12−1.55(一連のm,5H)。
実施例412:(4−フルオロ−2−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−71に置き換え、実施例238と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6O2計算値462.1;実測値(m/z)463.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.50:0.50),両方の回転異性体を記録した)δ 8.32(s,0.5H),8.18(s,0.5H),8.08(d,J=1.4Hz,0.5H),7.83(dd,J=8.8,2.7Hz,0.5H),7.58(dd,J=8.5,2.6Hz,0.5H),7.54(s,0.5H),7.52−7.37(m,1H),7.32(td,J=8.1,2.6Hz,0.5H),7.18(td,J=8.1,2.6Hz,0.5H),6.93(s,0.5H),6.17(d,J=8.3Hz,0.5H),4.88(t,J=4.5Hz,0.5H),4.80(d,J=5.3Hz,0.5H),4.39−4.21(m,1H),3.91(t,J=4.7Hz,0.5H),3.84(d,J=4.4Hz,0.5H),2.50(2つのs,3H),2.23−2.06(m,1H),2.07−1.67(一連のm,4H),1.64−1.46(一連のm,1H)。
実施例413:(2−クロロ−6−メトキシピリジン−3−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−1を中間体A−65に置き換え、実施例181と同様に調製した。MS(ESI):C18H17ClF3N5O2計算値427.1;実測値(m/z)427.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.35−8.12(m,1H),7.98−7.89(m,1H),7.71−7.48(m,1H),6.84−6.35(m,1H),6.29−5.68(m,1H),4.92−4.73(m,1H),4.30−3.73(一連のm,5H),2.24−2.05(m,1H),2.07−1.79(m,2H),1.64−1.46(m,2H),1.01(d,J=6.6Hz,1H)。
実施例414:(4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−25に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.70:0.30),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.85(d,J=4.9Hz,2H),8.50(d,J=2.6Hz,1H),8.39(s,1H),7.76(dd,J=9.5,2.7Hz,1H),7.35(dd,J=8.4,5.4Hz,1H),7.32(t,J=4.9Hz,1H),7.10(td,J=8.2,2.7Hz,1H),4.87(t,J=4.6Hz,1H),4.48−4.35(m,1H),4.04(d,J=4.5Hz,1H),2.24(dd,J=12.9,8.0Hz,1H),1.99−1.93(一連のm,2H),1.83−1.76(m,1H),1.72−1.65(m,1H),1.61−1.54(m,1H)。
実施例415:(5−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−7に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)459.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.70:0.30),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.82(d,J=4.9Hz,2H),8.50(s,1H),8.38(s,1H),8.06(dd,J=8.6,5.4Hz,1H),7.28(t,J=4.9Hz,1H),7.21−7.15(m,1H),7.04(dd,J=8.4,2.6Hz,1H),4.95−4.84(m,1H),4.48−4.28(m,1H),4.11−4.05(m,1H),2.24(dd,J=12.9,7.9Hz,1H),2.10−1.89(一連のm,2H),1.82−1.63(一連のm,2H),1.63−1.54(m,1H)。
実施例416:(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−6に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.86(d,J=4.9Hz,2H),8.55(d,J=9.7Hz,1H),8.40(s,1H),7.82(d,J=7.9Hz,1H),7.55−7.44(m,1H),7.34(t,J=4.9Hz,1H),7.27−7.16(m,1H),4.92(t,J=4.8Hz,1H),4.52−4.41(m,1H),3.99(d,J=5.2Hz,1H),2.28(dd,J=12.9,7.8Hz,1H),2.20−2.11(m,1H),2.04−1.94(m,1H),1.83−1.77(m,1H),1.73−1.54(一連のm,2H)。
実施例417:(2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−59に置き換え、実施例269と同様に調製した。MS(ESI):C22H19F3N6O計算値440.2;実測値(m/z)441.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.74:0.26),メジャーな回転異性体のみ記録)δ 8.84(d,J=4.9Hz,2H),8.50(s,1H),8.38(s,1H),8.03(dd,J=7.7,1.3Hz,1H),7.53−7.47(m,1H),7.45−7.39(m,1H),7.36(dd,J=7.4,1.2Hz,1H),7.29(t,J=4.9Hz,1H),4.88(t,J=4.6Hz,1H),4.44−4.38(m,1H),4.07(d,J=4.5Hz,1H),2.24(dd,J=12.9,7.9Hz,1H),1.99−1.96(m,1H),1.84−1.76(m,1H),1.73−1.65(一連のm,2H),1.60−1.52(m,1H)。
実施例418:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((4−(トリフルオロメチル)チアゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((4−(トリフルオロメチル)チアゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。中間体B−5(107mg,0.50mmol)のACN(1.7mL)溶液にDIPEA(0.22mL,1.26mmol)を加え、次に2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)チアゾール(104mg,0.55mmol)を加えた。マイクロ波を使用し、反応混合物を170℃で2.5時間加熱した。溶媒を留去し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(37mg,20%)。MS(ESI):C15H20F3N3O2S計算値363.1;実測値(m/z)364.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 6.91(s,1H),5.66(s,1H),4.32−4.23(m,2H),3.79−3.69(m,1H),2.08−2.00(m,1H),1.92−1.66(m,2H),1.65−1.35(m,12H)。
工程B:N−((1S,2R,4R)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−4−(トリフルオロメチル)チアゾール−2−アミン。DCM(1mL)中、工程Aの標題化合物(37mg,0.10mmol)に4M HCl−ジオキサン(0.26mL)を加えた。16時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3水溶液で中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機物を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C10H12F3N3S計算値263.1;実測値(m/z)264.0[M+H]+。
工程C:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((4−(トリフルオロメチル)チアゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DCM(1mL)中、工程Bの標題化合物(27mg,0.10mmol)にDIPEA(0.04mL,0.21mmol)及び中間体A−2(25mg,0.11mmol)を加えた。次に、T3P(DMF中50%溶液,0.19mL,0.31mmol)を滴下し、反応物を45℃で16時間加熱した。溶媒を留去し、分取HPLCにより精製して標題化合物を得た(16mg,34%)。MS(ESI):C21H17F4N5OS計算値463.1;実測値(m/z)463.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.88(d,J=4.9Hz,2H),7.45−7.40(m,1H),7.38(t,J=4.9Hz,1H),7.24−7.17(m,2H),6.77−6.69(m,1H),4.70(t,J=4.9,1.2Hz,1H),4.22−4.16(m,2H),2.16(dd,J=13.1,8.0Hz,1H),2.10−2.01(m,1H),1.96−1.86(m,1H),1.76−1.57(m,2H),1.55−1.44(m,1H)。
実施例419:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(1S,2R,4R)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。中間体B−5(71mg,0.33mmol)のACN(0.85mL)溶液にDIPEA(0.14mL,0.84mmol)を加え、次に2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール(73mg,0.37mmol)を加えた。マイクロ波を使用し、反応混合物を120℃で30分間加熱した。EtOAcを加え、有機相をNaHCO3飽和溶液で洗浄し、次にNaCl飽和溶液で洗浄した。有機相をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、留去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜40% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(85mg,70%)。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 6.82(s,1H),4.38−4.22(m,2H),3.96−3.82(m,1H),2.11−2.00(m,1H),1.92−1.79(m,1H),1.79−1.66(m,2H),1.43(s,11H)。MS(ESI):C14H19F3N4O2S計算値364.1;実測値(m/z)365.0[M+H]+。
工程B:N−((1S,2R,4R)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン。DCM(2.3mL)中、工程Aの標題化合物(85mg,0.23mmol)に4M HCl−ジオキサン(0.30mL)を加えた。48時間後、この反応物を濃縮し、5%のNa2CO3水溶液で中和し、DCMで抽出した(2回)。合わせた有機物を乾燥させて(Na2SO4)、工程Bの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C9H11F3N4S計算値264.1;実測値(m/z)265.0[M+H]+。
工程C:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DCM(2.2mL)中、工程Bの標題化合物(58mg,0.10mmol)に、DIPEA(0.1mL,0.55mmol)及び中間体A−2(53mg,0.24mmol)を加えた。次に、T3P(DMF中50%溶液,0.40mL,0.66mmol)を滴下し、反応物を45℃で16時間加熱した。溶媒を留去し、分取HPLCにより精製し、標題化合物を得た(63mg,62%)。MS(ESI):C20H16F4N6OS計算値464.1;実測値(m/z)464.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.94(d,J=9.3Hz,1H),8.87(d,J=5.0Hz,2H),7.47−7.37(m,2H),7.25−7.19(m,2H),4.71(td,J=4.8,1.2Hz,1H),4.33−4.18(m,2H),2.17(dd,J=13.3,8.1Hz,1H),2.13−2.03(m,1H),1.98−1.85(m,1H),1.74−1.62(m,2H),1.57−1.45(m,1H)。
実施例420:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−19に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F4N7O計算値461.2;実測値(m/z)462.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.39(dd,J=1.9,0.8Hz,1H),8.12−8.08(m,2H),7.86(s,2H),7.26−7.22(m,1H),5.77−5.70(m,1H),4.97−4.91(m,1H),4.38(td,J=7.8,3.0Hz,1H),4.09−4.05(m,1H),2.46(s,3H),2.25(dd,J=13.0,7.5Hz,1H),2.13−1.97(m,2H),1.88−1.80(m,1H),1.66−1.60(m,2H)。
実施例421:(R/S)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−1に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F3N5O2計算値429.1;実測値(m/z)429.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.32−8.25(m,1H),7.82−7.74(m,4H),7.49−7.39(m,2H),7.20(td,J=7.6,1.2Hz,1H),6.75(d,J=8.7Hz,1H),4.97(dd,J=6.6,2.5Hz,1H),4.88(t,J=5.0Hz,1H),3.89(d,J=5.3Hz,1H),2.08−1.94(m,2H),1.87−1.75(m,1H),1.55−1.48(m,1H),1.47−1.40(m,1H),1.36−1.27(m,1H)。
実施例422:(R/S)−(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−24に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F3N5O2計算値443.2;実測値(m/z)443.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.43−8.28(m,1H),7.85−7.75(一連のm,3H),7.44−7.27(一連のm,2H),7.18(t,J=7.6Hz,1H),6.86−6.76(m,1H),5.06−4.97(m,1H),4.76−4.63(m,1H),4.05−3.90(m,1H),2.21−2.12(m,3H),2.04−1.98(m,1H),1.98−1.92(m,1H),1.87−1.78(m,1H),1.54−1.44(m,1H),1.39−1.31(m,2H)。
実施例423:(R/S)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−16に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)448.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.42−8.29(m,1H),7.91−7.82(m,2H),7.79(dd,J=8.7,2.5Hz,1H),7.41−7.19(m,3H),6.84−6.75(m,1H),5.07−4.96(m,1H),4.82−4.68(m,1H),4.03−3.86(m,1H),2.08−1.91(m,2H),1.77−1.47(m,2H),1.44−1.31(m,2H)。
実施例424:(R/S)−(3−フルオロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を、中間体A−16の合成中に得られる3−フルオロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)安息香酸に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)447.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.36−8.32(m,1H),7.93(t,J=1.2Hz,1H),7.84−7.79(m,2H),7.41−7.27(m,3H),6.88−6.84(m,1H),5.04(dd,J=6.9,2.3Hz,1H),4.69(t,J=5.1Hz,1H),4.06(d,J=5.6Hz,1H),2.12−2.01(m,1H),1.99−1.90(m,1H),1.87−1.78(m,1H),1.71−1.59(m,1H),1.41(d,J=8.4Hz,2H)。
実施例425:(R/S)−(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−11に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)447.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.47−8.24(m,1H),7.86−7.66(一連のm,4H),7.53−7.34(m,1H),7.20−6.94(m,1H),6.92−6.79(m,1H),5.19−4.90(一連のm,2H),3.95−3.77(m,1H),2.12−1.97(一連のm,2H),1.96−1.56(一連のm,2H),1.48−1.26(一連のm,2H)。
実施例426:(R/S)−(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−61に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C20H17F3N6O2計算値430.1;実測値(m/z)430.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.55(dd,J=4.8,1.8Hz,1H),8.34−8.25(m,1H),7.89−7.84(m,3H),7.78(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),7.21(dd,J=7.6,4.8Hz,1H),6.73(d,J=8.7Hz,1H),4.99(dd,J=6.8,2.4Hz,1H),4.91(t,J=4.8Hz,1H),3.88(d,J=5.3Hz,1H),2.08(d,J=6.9Hz,1H),2.04−2.00(m,1H),1.93−1.83(m,1H),1.57−1.44(m,2H),1.39−1.31(m,1H)。
実施例427:(R/S)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−3に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F3N6O2計算値444.2;実測値(m/z)444.9[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.29分(メジャーな回転異性体)。
実施例428:(R/S)−(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−60に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F3N6O2計算値444.2;実測値(m/z)444.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.35−8.32(m,1H),8.32−8.30(m,1H),7.85(s,2H),7.83−7.77(m,1H),7.63−7.57(m,1H),6.74(d,J=8.6Hz,1H),4.96(dd,J=6.3,3.0Hz,1H),4.90(t,J=4.5Hz,1H),3.91(d,J=5.3Hz,1H),2.21(s,3H),2.13−1.94(m,2H),1.91−1.76(m,1H),1.55−1.27(m,3H)。
実施例429:(R/S)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−2に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C23H18F4N4O2計算値458.1;実測値(m/z)458.9[M+H]。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.37分(メジャーな回転異性体)。
実施例430:(R/S)−(4−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−25に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C23H18F4N4O2計算値458.1;実測値(m/z)458.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物,メジャーな回転異性体を記録)δ 8.76−8.74(m,2H),8.34−8.28(m,1H),7.85(dd,J=9.8,2.6Hz,1H),7.80−7.75(m,1H),7.44−7.40(m,1H),7.21(t,J=4.8Hz,1H),6.95(td,J=8.2,2.7Hz,1H),6.75(d,J=8.7Hz,1H),5.00(dd,J=6.7,2.4Hz,1H),4.88(t,J=4.8Hz,1H),3.95(d,J=5.5Hz,1H),2.08−1.99(m,1H),1.88−1.81(m,1H),1.68−1.58(m,1H),1.53−1.45(m,1H),1.41−1.32(m,1H),0.86−0.81(m,1H)。
実施例431:(R/S)−(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−6に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C23H18F4N4O2計算値458.1;実測値(m/z)458.9[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.40分(メジャーな回転異性体)。
実施例432:(R/S)−(2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−59に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F3N4O2計算値440.1;実測値(m/z)441.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)d 8.80−8.71(m,2H),8.43−8.27(m,1H),8.21−8.09(m,1H),7.83−7.74(m,1H),7.57−7.37(m,2H),7.28−7.13(m,2H),6.90−6.72(m,1H),5.12−4.86(m,2H),4.00−3.83(m,1H),2.14−1.77(m,3H),1.74−1.53(m,1H),1.53−1.21(m,2H)。
実施例433:(R/S)−(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A。(R/S)−tert−Butyl 2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。室温にて、中間体B−11(1.35g,6.33mmol)及び2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.35g,7.44mmol)のDMF(20mL)溶液にNaH(310mg,7.75mmol)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(200mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(50mL×3回)。合わせた有機物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、溶媒を除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(80g redisep,0〜100% EtOAc−ヘキサン)で精製し、ワックス状の固体として標題化合物1.68gを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.42(s,1H),7.76(dd,J=8.8,2.6Hz,1H),6.77(d,J=8.7Hz,1H),5.03(dd,J=6.9,2.6Hz,1H),4.45−4.24(m,2H),2.02−1.95(m,1H),1.95−1.67(m,3H),1.50−1.31(m,11H)。
工程B。(R/S)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。工程A由来の(R/S)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(1.35g,3.77mmol)のDCM(20mL)溶液にTFA(5mL)を加えた。この溶液を室温で約4時間撹拌した。溶媒を除去し、次に残渣を2M Na2CO3(20mL)及びDCM(20mL)に分配した。層を分離し、水層をDCMで抽出した(20mL×2回)。合わせた有機物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、溶媒を除去して0.98gの標題化合物を得た。物質をそのまま使用した。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.42(dt,J=2.0,1.1Hz,1H),7.75(dd,J=8.7,2.5Hz,1H),6.78(d,J=8.7Hz,1H),5.05(dd,J=6.7,2.1Hz,1H),3.73(q,J=4.9Hz,2H),2.01(dd,J=13.3,6.7Hz,1H),1.96−1.88(m,1H),1.74−1.55(m,3H),1.40−1.22(m,2H)。
工程C。(R/S)−(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。20mLのねじ蓋付きバイアル瓶に、中間体A−55(60mg,0.27mmol)、工程B由来の(R/S)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン(56mg,0.217mmol)、HOBt(40mg,0.29mmol)、及びEDCI(75mg,0.39mmol)を入れた。次に、DMF(2mL)及びTEA(50μL)を加え、バイアル瓶に蓋をして、室温で一晩撹拌した。得られた赤みがかった混合物を水(25mL)で希釈し、EtOAcで抽出し(10mL×3回)、有機層を合わせ、溶媒を除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% EtOAc−ヘキサン)により精製し、80.4mgの標題化合物を得た。1H NMRは、回転異性体の混合物を示す。MS(ESI):C23H18F4N4O2計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.65−8.56(m,2H),8.45−8.28(m,1H),8.15−8.03(m,1H),7.85−7.75(m,1H),7.56−7.37(m,2.5H),7.25−7.22(m,0.5H),6.89−6.75(m,1H),5.13−4.99(m,1H),4.97−4.85(m,1H),4.03−3.84(m,1H),2.15−1.93(m,2H),1.92−1.66(m,2H),1.55−1.21(m,2H)。
実施例434:(R/S)−(3−フルオロ−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−57に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C23H17F5N4O2計算値476.1;実測値(m/z)476.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物,メジャーな回転異性体を記録)δ 8.66(s,2H),8.38−8.32(m,1H),7.80(dt,J=8.8,2.6Hz,1H),7.33−7.27(m,1H),7.25−7.19(m,1H),7.18−7.11(m,1H),6.84(d,J=8.7Hz,1H),5.09−4.98(m,1H),4.76(d,J=5.4Hz,1H),4.72(t,J=4.4Hz,1H),4.12(d,J=5.5Hz,1H),3.97(t,J=4.7Hz,1H),2.11−1.32(m,4H)。
実施例435:(R/S)−(3−メチル−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−31に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F3N3O3計算値443.1;実測値(m/z)443.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物,メジャーな回転異性体を記録)δ 8.32−8.26(m,1H),7.78−7.73(m,2H),7.39−7.19(m,3H),7.18(d,J=7.6Hz,1H),6.76(d,J=8.7Hz,1H),4.98(dd,J=6.6,2.6Hz,1H),4.76(t,J=4.5Hz,1H),3.93(d,J=5.0Hz,1H),2.39(s,3H),2.07−1.28(m,6H)。
実施例436:(R/S)−(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−55を中間体A−68に置き換え、実施例433と同様に調製した。MS(ESI):C22H17F4N3O3計算値447.1;実測値(m/z)448.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物(0.69:0.31),メジャーな回転異性体を記録)δ 8.34−8.27(m,1H),7.78−7.74(m,2H),7.30−7.22(m,3H),7.18−7.09(m,1H),6.73(d,J=8.6Hz,1H),4.98(dd,J=6.8,2.5Hz,1H),4.85(t,J=4.7Hz,1H),3.89(d,J=5.6Hz,1H),2.11−1.20(m,6H)。
実施例437:(R/S)−(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンを5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジンに置き換え、中間体A−55を中間体A−24に置き換え、実施例433と同様に調製した。
MS(ESI):C22H20F3N5O2計算値443.2;実測値(m/z)444.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.33−8.25(m,1H),7.85−7.72(m,2H),7.64−7.54(m,1H),7.44−7.27(一連のm,3H),7.23−7.12(m,1H),4.82−4.66(m,1H),4.44−4.35(m,1H),4.06−3.95(m,1H),2.16(s,3H),2.06−1.92(一連のm,2H),1.91−1.75(m,1H),1.56−1.22(一連のm,3H)。
実施例438:(R/S)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−24を中間体A−16に置き換え、実施例437と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)447.9[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.33−8.23(m,1H),7.89−7.78(m,2H),7.66−7.55(m,1H),7.42−7.27(一連のm,3H),7.25−7.09(m,1H),4.84−4.71(m,1H),4.46−4.37(m,1H),3.98(d,J=5.5Hz,1H),2.09−1.56(一連のm,4H),1.48−1.26(一連のm,2H)。
実施例439:(R/S)−(2−フルオロ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−24を中間体A−11に置き換え、実施例437と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F4N5O2計算値447.1;実測値(m/z)448.9[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、XBridge C18カラム(5μm,100x4.6mm)を使用し、流速1mL/分(温度=30℃)にて、移動相20mM NH4OH中10〜100% ACNを8分用い、次に100% ACNにより3分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて1.29分(メジャーな回転異性体)。
実施例440:(R/S)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
工程A:(R/S)−ベンジル7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−7−カルボキシラート。N2下、(R/S)−ベンジル2−ブロモ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(2.96g,9.5mmol;J.Org.Chem.2007,72,8656)のTHF(65mL)溶液に、16.5mLの1M tBuOK−THF溶液を加えた。この混合物を室温で撹拌し、ゆっくりとした懸濁液形成(約2時間)及び反応をLC/MSによりモニターした。混合の完了後、飽和NH4Cl(20mL)溶液及び水で希釈し、次にEtOAcで抽出した(50mL×3回)。合わせた有機物をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、次に溶媒を濃縮して、1.34gの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C14H15NO2の計算値229.1;実測値(m/z)230.1[M+H]+
工程B:(R/S)−ベンジル2−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。
0℃に冷却した、工程A由来の(R/S)−ベンジル7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−7−カルボキシラート(1g,4.36mmol)のTHF(25mL)溶液に、1M BH3−THF(9.6mL)を滴下し、溶液を室温に加温した。3時間後、反応混合物を氷浴で冷却し、過剰なボランを水(2.38mL)でクエンチした後、4M NaOH(2.38mL)を更に加え、H2O2(50重量%,2.38mL)を滴下した。次に、反応物を氷浴から取り外し、40℃で2時間加温した。次に、混合物を室温に冷却し、固体K2CO3(1.0g)を加えた。減圧下でTHFを除去し、反応物を水(100mL)で希釈し、DCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜3% 2M NH3−MeOH/DCM)により精製し、0.9gの標題化合物を得た。MS(ESI):C14H17NO3の計算値247.1;実測値(m/z)248.1[M+H]+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 7.46−7.18(m,5H),5.09(s,2H),4.31(t,J=4.7Hz,1H),4.19(d,J=5.1Hz,1H),3.86(ddd,J=6.7,4.6,1.8Hz,1H),1.78(dd,J=13.1,6.8Hz,1H),1.72−1.54(m,3H),1.22(dt,J=10.2,2.4Hz,2H)。
工程C:(R/S)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール。工程B由来の(R/S)−ベンジル2−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート(504mg,2.038mmol)のMeOH(20mL)溶液に10% Pd/C(217mg,0.204mmol)を充填し、水素雰囲気下で室温で撹拌した。反応完了時にセライトベットによりろ過し、濃縮して180mgの標題化合物を得た。更なる精製は行わずにこれを使用した。MS(ESI):C6H11NOの計算値113;実測値(m/z)114.10[M+H]+
工程D。(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((R/S)−2−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。20mLのねじ蓋付きバイアル瓶に、中間体A−16(400mg,1.9mmol)、工程C由来の(R/S)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール(198mg,1.75mmol)、HOBt(425mg,3.14mmol)、及びEDCI(600mg,3.13mmol)を加えた。次に、DMF(10mL)及びTEA(0.7L)を加え、バイアル瓶に蓋をして、室温で一晩撹拌した。得られた混合物を水(100mL)で希釈し、EtOAcで抽出し(20mL×3回)、有機層を合わせて溶媒を除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(40g redisep(登録商標),0〜100% EtOAc−ヘキサン)で精製し、ワックス状の固体として標題化合物160mgを得た。MS(ESI):C15H15FN4O2の計算値302.3;実測値(m/z)303.1[M+H]+。
工程E。(R/S)−2−((5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。室温にて、工程D由来の(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((R/S)−2−ヒドロキシ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン(26.7mg,0.08mmol)及び5−ブロモ−2−フルオロピリジンのDMF(2mL)溶液に、NaH(8mg,0.2mmol)を一度に加えた。混合物を一晩撹拌した後、水(20mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(10mL×3回)。有機層をあわせ、溶媒を除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% EtOAc−ヘキサン)で精製し、淡褐色の固体として標題化合物35.7mgを得た。MS(ESI):C20H17BrFN5O2計算値457.1;実測値(m/z)458.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3)d 8.17−8.05(m,1H),7.89−7.78(m,2H),7.65(dd,J=8.7,2.6Hz,1H),7.39−7.20(m,3H),6.66−6.58(m,1H),4.95−4.86(m,1H),4.79−4.66(m,1H),3.98−3.85(m,1H),2.03−1.89(m,2H),1.73−1.45(m,2H),1.41−1.29(m,2H)。
実施例441:(R/S)−2−((5−ブロモピリミジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−ブロモ−2−フルオロピリジンを5−ブロモ−2−クロロピリミジンに置き換え、実施例440と同様に調製した。MS(ESI):C19H16BrFN6O2計算値458.1;実測値(m/z)459.0[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.54−8.47(m,2H),7.91−7.83(m,2H),7.49−7.45(m,1H),7.39−7.31(m,1H),7.26−7.20(m,1H),4.89−4.81(m,1H),4.74−4.70(m,1H),4.01−3.89(m,1H),2.05−2.00(m,1H),2.00−1.69(m,3H),1.46−1.28(m,2H)。
実施例442:(R/S)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−(キノキサリン−2−イルオキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
5−ブロモ−2−フルオロピリジンを2−クロロキノキサリンに置き換え、実施例440と同様に調製した。MS(ESI):C23H19FN6O2計算値430.2;実測値(m/z)431.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.47−8.40(m,1H),8.07−7.99(m,1H),7.91−7.82(m,2H),7.81−7.72(m,1H),7.70−7.63(m,1H),7.61−7.55(m,1H),7.42−7.33(m,1H),7.33−7.27(m,1H),7.19−7.11(m,1H),5.21−5.12(m,1H),4.94−4.73(m,1H),4.08−3.93(m,1H),2.15−2.01(m,2H),1.78−1.53(m,2H),1.49−1.35(m,2H)。
実施例443:(R/S)−2−((5−ブロモ−2−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
5−ブロモ−2−フルオロピリジンを5−ブロモ−2−クロロ−3−フルオロピリジンに置き換え、実施例440と同様に調製した。MS(ESI):C20H16BrClFN5O2計算値491.0;実測値(m/z)491.8[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.10(d,J=2.0Hz,1H),7.86(s,2H),7.67(dt,J=7.7,1.2Hz,1H),7.48−7.39(m,1H),7.39−7.28(m,1H),7.10(d,J=2.0Hz,1H),4.84−4.76(m,1H),4.41−4.31(m,1H),4.17−4.08(m,1H),2.14−2.07(m,1H),2.04−1.79(m,2H),1.77−1.61(m,1H),1.48−1.29(m,2H)。
実施例444:(R/S)−(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−24に置き換え、実施例445と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F3N6O2計算値444.2;実測値(m/z)444.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.45−8.32(m,1H),8.30−8.19(m,1H),7.86−7.76(m,2H),7.47−7.17(一連のm,3H),5.04−4.94(一連のm,1H),4.79−4.67(一連のm,1H),4.04−3.93(m,1H),2.16(2つのs,3H),2.07−1.96(一連のm,1H),1.90−1.76(一連のm,2H),1.55−1.30(一連のm,3H)。
実施例445:(R/S)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
工程A:(R/S)−tert−ブチル2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボキシラート。DMF(5mL)中、中間体B−11(43mg,0.203mol)に、NaH(11mg,0.26mmol,鉱油中60%分散体)を一度に加え、反応混合物を80℃で5分加熱した。次に、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピラジン(59mg,0.325mmol)を加えた。80℃で一晩加熱した後、水を加え、混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(30mg,41%)。MS(ESI):C16H20F3N3O3計算値359.2;実測値(m/z)304.1[M+2H−tBu]+。
工程B:(R/S)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン。DCM(2mL)中、工程Aの標題化合物(30mg,0.106mmol)に2M HCl−Et2O(2mL)を加え、反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、高減圧下に1時間放置し、工程Bの標題化合物を得た。MS(ESI):C11H12F3N3O計算値259.1;実測値(m/z)260.1[M+H]+。
工程C:(R/S)−(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)(−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。DCM(5mL)中、工程Bの標題化合物(30mg,0.101mmol)に中間体A−16(23mg,0.112mmol)、HOBt(23mg,0.168mmol)、EDCI(32mg,0.168mmol)及びDIPEA(43μL、0.252mmol)を加えた。室温で2時間撹拌した後、飽和NaHCO3水溶液を加え、混合物をDCMで抽出した(3回)。合わせた有機物を乾燥させ(Na2SO4)、ろ過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% EtOAc−ヘキサン)により精製し、標題化合物を得た(29mg,64%)。MS(ESI):C20H16F4N6O2計算値448.1;実測値(m/z)448.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.48−8.21(一連のm,2H),7.95−7.78(m,2H),7.59−7.18(一連のm,3H),5.09−4.95(m,1H),4.85−4.71(m,1H),3.96(d,J=5.2Hz,1H),2.11−1.94(一連のm,2H),1.90−1.61(一連のm,1H),1.56−1.47(一連のm,1H),1.43−1.29(一連のm,2H)。
実施例446:(R/S)−(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−3に置き換え、実施例445と同様に調製した。MS(ESI):C20H18F3N7O2計算値445.1;実測値(m/z)445.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.31(一連の3つのs,2H),7.93−7.83(m,2H),7.83−7.70(m,1H),7.36−7.04(m,1H),5.10−4.86(一連のm,2H),3.91−3.78(m,1H),2.65(2つのs,3H),2.14−1.65(一連のm,3H),1.54−1.27(一連のm,3H)。
実施例447:(R/S)−(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)(2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)オキシ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−16を中間体A−2に置き換え、実施例445と同様に調製した。MS(ESI):C22H17F4N5O2計算値459.1;実測値(m/z)459.9[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体の混合物として存在する化合物)δ 8.85−8.79(m,2H),8.49−8.31(m,1H),8.30−8.17(m,1H),7.53−7.27(一連のm,3H),7.26−7.11(m,1H),5.06−4.97(m,1H),4.83−4.69(m,1H),4.10−4.01(m,1H),2.06−2.00(m,1H),1.94−1.71(m,1H),1.69−1.31(一連のm,4H)。
実施例448:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−1に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C21H18F4N6O計算値446.1;実測値(m/z)447.2[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持した。Rt=254nmにて1.39分。
実施例449:(3−フルオロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−16に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C21H17F5N6O計算値464.1;実測値(m/z)465.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.15(s,0.4H),8.06(s,0.6H),7.91(s,2H),7.57−7.48(m,0.4H),7.43−7.12(m,3.6H),6.48(s,0.6H),5.12−5.04(m,0.4H),4.78(t,J=4.5Hz,0.6H),4.62(d,J=5.2Hz,0.4H),4.40(s,0.6H),4.31(td,J=8.0,3.3Hz,0.4H),4.01−3.91(m,1H),2.21−2.13(m,0.6H),2.09−2.01(m,0.4H),1.96−1.41(m,5H)。
実施例450:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−24に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C22H20F4N6O計算値460.2;実測値(m/z)461.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.14(s,0.3H),8.06(s,0.7H),7.89−7.82(m,2H),7.46−7.41(m,0.7H),7.36−7.24(m,2H),7.23−7.16(m,1.3H),6.84(s,0.7H),5.00−4.93(m,0.3H),4.76−4.70(m,0.7H),4.55(d,J=5.2Hz,0.3H),4.40(s,0.7H),4.30−4.22(m,0.3H),3.99−3.92(m,1H),2.22(s,2H),2.19(s,1H),2.15(dd,J=12.9,8.2Hz,0.7H),2.03(dd,J=13.1,8.0Hz,0.3H),1.97−1.55(m,4H),1.53−1.46(m,0.7H),1.46−1.39(m,0.3H)。
実施例451:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−21に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F4N7O計算値461.2;実測値(m/z)462.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.23−8.17(m,0.4H),8.14−8.08(m,1.6H),7.87(s,0.4H),7.84(s,1.6H),7.39−7.30(m,1.2H),7.24(dd,J=10.9,2.0Hz,0.8H),6.69(d,J=8.0Hz,0.8H),5.78(d,J=8.8Hz,0.2H),4.94−4.90(m,0.8H),4.79(d,J=5.3Hz,0.2H),4.48(td,J=8.3,3.2Hz,0.2H),4.39(td,J=7.9,2.9Hz,0.8H),4.08−4.03(m,0.8H),4.02−3.98(m,0.2H),2.64(s,0.6H),2.59(s,2.4H),2.27−2.19(m,0.8H),2.12−1.92(m,2.2H),1.86−1.56(m,2.8H),1.50−1.42(m,0.2H)。
実施例452:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−3に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F4N7O計算値461.2;実測値(m/z)462.2[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、XBridge C18カラム(5μm,100×4.6mm)を使用し、流速1mL/分(温度=30℃)にて、移動相20mM NH4OH中10〜100% ACNを8分用い、次に100% ACNにより3分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて6.59分。
実施例453:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−60に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C21H19F4N7O計算値461.2;実測値(m/z)462.2[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、XBridge C18カラム(5μm,100×4.6mm)を使用し、流速1mL/分(温度=30℃)にて、移動相20mM NH4OH中10〜100% ACNを8分用い、次に100% ACNにより3分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて6.60分。
実施例454:(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−68に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C22H17F5N4O2計算値464.1;実測値(m/z)465.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.18(s,0.4H),8.03(s,0.6H),7.85−7.81(m,1H),7.53−7.46(m,0.4H),7.41−7.27(m,2.6H),7.23−7.09(m,2.4H),6.05(d,J=8.6Hz,0.6H),4.91−4.87(m,0.6H),4.73(d,J=5.3Hz,0.4H),4.49−4.43(m,1H),3.91−3.87(m,0.4H),3.85(d,J=4.8Hz,0.6H),2.23−2.16(m,0.6H),2.06−2.00(m,0.4H),1.99−1.82(m,2.6H),1.81−1.65(m,1.4H),1.59−1.52(m,0.6H),1.49−1.42(m,0.4H)。
実施例455:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−66に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F4N6O計算値472.2;実測値(m/z)473.2[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、XBridge C18カラム(5μm,100×4.6mm)を使用し、流速1mL/分(温度=30℃)にて、移動相20mM NH4OH中10〜100% ACNを8分用い、次に100% ACNにより3分保持し、HPLC分析を得た。Rt=254nmにて6.08分。
実施例456:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン
中間体A−2を中間体A−63に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F4N6O計算値472.2;実測値(m/z)473.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.77(d,J=4.9Hz,2H),8.36(d,J=8.0Hz,1H),8.09(s,1H),7.31−7.22(m,2H),7.19(dd,J=11.0,2.0Hz,1H),7.07(d,J=8.4Hz,1H),4.95−4.90(m,1H),4.46−4.40(m,1H),4.08(d,J=5.1Hz,1H),2.59(s,3H),2.24(dd,J=13.0,7.6Hz,1H),2.14−2.01(m,2H),1.88−1.81(m,1H),1.66−1.57(m,2H)。
実施例457:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−67に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C23H20F4N6O計算値472.2;実測値(m/z)473.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.79(d,J=4.9Hz,2H),8.44(dd,J=2.0,0.9Hz,1H),8.26(dd,J=2.1,0.9Hz,1H),8.09(s,1H),7.72(d,J=8.2Hz,1H),7.30−7.24(m,1H),7.19(dd,J=11.0,2.0Hz,1H),4.95−4.90(m,1H),4.46−4.39(m,1H),4.12(d,J=5.3Hz,1H),2.44(s,3H),2.29−2.22(m,1H),2.16−2.06(m,1H),2.04−1.96(m,1H),1.90−1.82(m,1H),1.68−1.55(m,2H)。
実施例458:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−64に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C22H18F4N6O計算値458.1;実測値(m/z)459.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.80(d,J=4.9Hz,2H),8.62(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),8.48(dd,J=7.9,1.7Hz,1H),8.08(s,1H),7.66(d,J=8.4Hz,1H),7.46(dd,J=8.0,4.8Hz,1H),7.28(t,J=4.9Hz,1H),7.19(dd,J=11.0,2.0Hz,1H),4.96−4.91(m,1H),4.47−4.41(m,1H),4.11(d,J=5.2Hz,1H),2.27(dd,J=12.9,7.5Hz,1H),2.12(ddd,J=14.0,8.7,4.3Hz,1H),2.06−1.97(m,1H),1.91−1.83(m,1H),1.68−1.59(m,2H)。
実施例459:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−6に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C23H18F5N5O計算値475.1;実測値(m/z)476.2[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持した。Rt=254nmにて1.41分。
実施例460:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−55に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C23H18F5N5O計算値475.1;実測値(m/z)476.2[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.65(s,1.6H),8.60(s,0.4H),8.18(s,0.2H),8.11(dd,J=7.6,1.4Hz,0.2H),8.06−7.99(m,1.6H),7.58−7.42(m,1.8H),7.41−7.30(m,2.2H),7.11(d,J=10.9Hz,0.8H),5.49(d,J=7.9Hz,0.2H),4.93−4.87(m,0.8H),4.75(d,J=5.3Hz,0.2H),4.50(s,0.8H),4.42−4.36(m,0.2H),4.03−3.97(m,1H),2.25(dd,J=12.9,8.2Hz,0.8H),2.11(dd,J=12.8,7.7Hz,0.2H),2.00−1.89(m,1.6H),1.88−1.78(m,0.4H),1.74−1.53(m,2.8H),1.48−1.40(m,0.2H)。
実施例461:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−59に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C23H19F4N5O計算値457.2;実測値(m/z)458.2[M+H]+。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持した。Rt=254nmにて1.38分。
実施例462:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−26に置き換え、実施例382と同様に調製した。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.80(d,J=4.9Hz,2H),8.05(s,1H),7.97(s,1H),7.32−7.15(m,4H),7.10(dd,J=11.1,2.0Hz,1H),4.76−4.70(m,1H),4.57−4.49(m,1H),4.03(d,J=4.9Hz,1H),2.33(s,3H),2.17(dd,J=12.7,8.3Hz,1H),2.04−1.94(m,1H),1.94−1.82(m,1H),1.77−1.68(m,2H),1.54−1.46(m,1H)。Agilent 1100 Seriesで、Inertsil ODS−3カラム(3μm,50×3mm)を使用し、流速2.2mL/分(温度=50℃)にて、移動相0.05% TFA中5〜99% ACNを1.6分用い、次に99% ACNにより0.4分保持した。Rt=254nmにて1.42分。
実施例463:(3−フルオロ−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
中間体A−2を中間体A−57に置き換え、実施例382と同様に調製した。MS(ESI):C23H17F6N5O計算値493.1;実測値(m/z)494.1[M+H]+。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 8.69(s,2H),8.06(s,1H),7.39−7.32(m,1H),7.24−7.07(m,4H),4.80−4.75(m,1H),4.56−4.48(m,1H),4.04(d,J=4.9Hz,1H),2.21(dd,J=12.9,8.2Hz,1H),2.01−1.94(m,1H),1.94−1.86(m,1H),1.79−1.69(m,2H),1.58−1.50(m,1H)。
実施例464:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
実施例:465:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
実施例466:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(2−フルオロ−6−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
実施例467:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
実施例468:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
実施例469:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
実施例470:(2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例471:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
実施例472:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
実施例473:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(6−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
実施例474:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)メタノン。
実施例475:((1S,2R,4R)−2−((3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−2−(オキサゾール−2−イル)フェニル)メタノン。
実施例476:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]−(3−2H,2H)−ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例477:(3−フルオロ−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−(2−2H)−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]−(3−2H,2H)−ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例478:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(4−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノン。
実施例479:(4−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例480:(4−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例481:(4−メチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例482:(4−メチル−3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例483:(3−フルオロ−4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例484:(4,5−ジメチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例485:((1S,2R,4R)−2−((3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)(3−フルオロ−6−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノン。
実施例486:(3−フルオロ−4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例487:(4,5−ジメチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例488:(3−フルオロ−6−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例489:(3−フルオロ−4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例490:(4,5−ジメチル−3−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−2−イル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例491:(3−フルオロ−6−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例492:(3−フルオロ−4−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例493:(3−フルオロ−4−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン
実施例494:(3−フルオロ−5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
実施例495:(3−フルオロ−5−メチル−2−(ピリミジン−2−イル)フェニル)((1S,2R,4R)−2−((5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル)アミノ)−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル)メタノン。
アッセイ:
[3H](1−(5−(2−フルオロ−フェニル)−2−メチル−チアゾール−4−イル)−1−((S)−2−(5−フェニル−(1,3,4)オキサジアゾール−2−イルメチル)−ピロリジン−1−イル)−メタノン)(Langmead et al.,2004)、及び[3H]EMPA(n−エチル−2[96−メトキシ−ピリジン−3−イル)−(トルエン−2−スルホニル)−アミノ]−N−ピリジン−3−イルメチルアセトアミド)をそれぞれ用いて、拮抗放射性リガンド結合アッセイにより、ラット/ヒトオレキシン−1受容体及びヒトオレキシン−2受容体に対する本発明の化合物のin vitro親和性を判定した(Langmead et al.,2004,British Journal of Pharmacology 141:340〜346;Malherbe et al.,2004,British Journal of Pharmacology 156:1326〜41)。
蛍光測定画像解析用プレートリーダー(FLIPR)によるカルシウムアッセイを用いて、ヒトオレキシン1受容体及びヒトオレキシン2受容体に対する化合物のin vitroでの機能的拮抗を判定した。
データは、pc−Sandyマクロを使用して解析し、Graphpad Prism 5によりグラフ化する。解析の際、各濃度点について3つの試料の値を平均し、平均した値をGraphpad Prismでプロットする。「one site competition」に関する以下の式(GraphPad Prism 5.0,SanDiego)を適用し、IC50を求める。式中、X=log(濃度)及びY=特異的結合である。トップには合計の[3H]−(1−(5−(2−フルオロ−フェニル)−2−メチル−チアゾール−4−イル)−1−((S)−2−(5−フェニル−(1,3,4)オキサジアゾール−2−イルメチル)−ピロリジン−1−イル)−メタノン)結合が表示され、ボトムには非特異的な[3H]−(1−(5−(2−フルオロ−フェニル)−2−メチル−チアゾール−4−イル)−1−((S)−2−(5−フェニル−(1,3,4)オキサジアゾール−2−イルメチル)−ピロリジン−1−イル)−メタノン)結合が表示される。Graphpad Prismは、IC50、及び[3H]−(1−(5−(2−フルオロ−フェニル)−2−メチル−チアゾール−4−イル)−1−((S)−2−(5−フェニル−(1,3,4)オキサジアゾール−2−イルメチル)−ピロリジン−1−イル)−メタノン)及び[3H]−EMPAについて予め測定されたKd値から、Ki値を算出する。次に、各化合物についてのKiを3DXにアップロードする。各実施には、各化合物の試料を3つずつ含んだ。表1及び表2のデータには、2〜20回の実施の平均値を掲載する。
ラット及びヒトオレキシン1受容体放射性リガンド結合試験
ラットオレキシン1受容体(Genebank登録番号NM_001525)を安定的に発現しているヒト胚性腎臓細胞293(HEK293)、又はヒトオレキシン1受容体(Genebank登録番号NM_001526)を安定的に発現しているチャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO)を、DMEM(Hyclone,カタログ番号SH30022)、10% FBS、1× Pen/Strep、1×ピルビン酸ナトリウム、10mM HEPES、600μg/mL G418、並びにDMEM/F12(Gibco,カタログ番号11039)、10% FBS、1× Pen/Strep、600μg/mL G418培地により、それぞれ150cm2組織培養プレートでコンフルエントになるまで増殖させ、5mM EDTA−PBS(HyCloneダルベッコリン酸緩衝生理食塩水1×にカルシウム及びマグネシウムを添加したもの,カタログ番号SH30264.01,以降単にPBSと記載する)で洗浄し、50mLのチューブに掻き出した。遠心分離後(2K xG、5分,4℃)、上清を吸引し、ペレットを−80℃で凍結及び保存した。PBS[50mLにつきプロテアーゼ阻害剤カクテル(Roche,カタログ番号11836145001)の錠剤を1つ加えたもの]に細胞を再懸濁した。15cmプレートからとった各細胞のペレットを10mLに再懸濁し、氷上に保存し、45秒均質化させた後、反応に加えた。PBS(最終濃度4nM)に10nM濃度で希釈した[3H]−(1−(5−(2−フルオロ−フェニル)−2−メチル−チアゾール−4−イル)−1−((S)−2−(5−フェニル−(1,3,4)オキサジアゾール−2−イルメチル)−ピロリジン−1−イル)−メタノン)(Moraveck Corporation、特異活性=35.3 Ci/mmol)を使用して、96ウェルポリプロピレンプレートにおいて拮抗結合試験を実施した。化合物は100% DMSO(Acros Organics,カタログ番号61042−1000)に溶解させ、7種類の濃度について試験した(0.1nM〜10μM)。反応物中のDMSOの最終濃度は0.1%以下である。10μMアルモレキサントの非存在下及び存在下で、全結合及び非特異的な結合を測定した。各反応物の総量は200μLとした(希釈した化合物を20μL、PBSに希釈した[3H]−(1−(5−(2−フルオロ−フェニル)−2−メチル−チアゾール−4−イル)−1−((S)−2−(5−フェニル−(1,3,4)オキサジアゾール−2−イルメチル)−ピロリジン−1−イル)−メタノン)を80μL、及び細胞懸濁液を100μL)。反応は室温で60分実施し、セルハーベスター(PerkinElmer Filtermate)を使用して、0.3%ポリエチレンイミンに予め浸漬したGF/Cフィルタープレート(PerkinElmer,カタログ番号6005174)でろ過することにより停止させた。プレート全体で30mLのPBSを吸引することにより、プレートを3回洗浄した。プレートを55℃のオーブンで60分間乾燥させ、シンチレーション液を加え、放射活性をTopcount(Packard)で計数した。
S字型用量反応曲線に適合するGraphPad Prismソフトウェア(GraphPad Prism Software Inc.,San Diego,CA)を使用して、IC50値(すなわち、放射性リガンドへの特異的結合の50%を拮抗するのに必要とされる未標識化合物の濃度)を算出した。見かけ上のKi値は、Ki=IC50/(1+C/Kd)として算出した。式中、Cは放射性リガンドの濃度であり、ラットオレキシン1受容体のKdは4nMであり、ヒトオレキシン1受容体のKdは6nMであった。
ヒトオレキシン2受容体放射性リガンドの結合試験
ヒトオレキシン2受容体(Genebank登録番号NM_001526)を安定に発現しているHEK293を、150cm2組織培養プレートで、DMEM(Hyclone,カタログ番号SH30022)、10%FBS、1×Pen/Strep、1×ピルビン酸ナトリウム、10mM HEPES、600ug/ml G418培地によりコンフルエントになるまで増殖させ、5mM EDTA−PBS(カルシウム及びマグネシウムを添加したHyCloneダルベッコリン酸緩衝生理食塩水1×,カタログ番号SH30264.01,以降では単にPBSと示す)で洗浄し、50mL試験管に掻き取った。遠心分離後(2K xG,40℃,5分間)、上清を吸引し、ペレットを−800℃で凍結及び保存した。細胞を、PBS[50mLにつきプロテアーゼ阻害剤カクテル(Roche,カタログ番号11836145001)を1錠加えたもの]に再懸濁した。15cmプレートに由来する各細胞のペレットを10mLに再懸濁し、氷上に保存し、45秒均質化させた直後、反応に加えた。PBSで5nM濃度(最終濃度2nM)に希釈した[3H]−EMPA(Moraveck Corporation、特異活性=29.6Ci/mmol)を用い、96ウェルポリプロピレンプレートにおいて拮抗結合試験を行った。化合物は100% DMSO(Acros Organics,カタログ番号61042−1000)に溶解させ、7種類の濃度について試験した(0.1nM〜10μM)。反応物中のDMSOの最終濃度は、0.1%以下である。10μMアルモレキサントの非存在下及び存在下で、全結合及び非特異的な結合を測定した。各反応物の合計体積は200μLとした(希釈化合物を20μL、PBSに希釈した[3H]−EMPAを80μL、細胞懸濁液を100μL)。反応は室温で60分実施し、セルハーベスター(PerkinElmer Filtermate)を使用して、0.3%ポリエチレンイミンに予め浸漬したGF/Cフィルタープレート(PerkinElmer,カタログ番号6005174)でろ過することにより停止させた。プレート全体で30mLのPBSを吸引することにより、プレートを3回洗浄した。プレートを55℃のオーブンで60分間乾燥させ、シンチレーション液を加え、放射活性をTopcount(Packard)で計数した。
S字型用量反応曲線に適合するGraphPad Prismソフトウェア(GraphPad Prism Software Inc.,San Diego,CA)を使用して、IC50値(すなわち、放射性リガンドへの特異的結合の50%を拮抗するのに必要とされる未標識化合物の濃度)を算出した。Ki=IC50/(1+C/Kd)として、見かけのKi値を計算した(式中、Cは放射性リガンドの濃度であり、Kd=2nMである)。
ヒトオレキシン1受容体のCa2+動員アッセイ
ヒトオレキシン1受容体(Genebank登録番号NM_001526)を安定的にトランスフェクトしたCHO細胞を、DMEM/F12、10% FBS、1×pen−strep、400μg/ml G418でコンフルエントになるまで増殖させた。384ウェルPackard viewplatesに10,000個/ウェルの密度で細胞を撒き、37℃、5% CO2で一晩インキュベートした。2.5mMプロベネシドを添加したHBSS(Gibco,カタログ番号14025−092)において、BDカルシウムアッセイキット(BD,カタログ番号640178)により細胞に色素を導入させ、37℃、5% CO2にて45分間インキュベートした。化合物(DMEM/F−12で希釈)とともに細胞を15〜30分間プレインキュベートした後、アゴニスト(オレキシンA,10nM)により刺激した。Fluorometric Imaging Plate Reader(FLIPR,Molecular Devices,Sunnyvale,CA)を用い、リガンド誘導によるCa2+放出を測定した。ピーク蛍光強度から基底蛍光強度を減じたものとして機能応答を測定した。最大応答を半分にするアゴニスト濃度をEC50値として表す。改変したCheng−Prusoff補正を用い、拮抗強度を見かけのpKB値に変換した。見かけのpKB=−log IC50/1+[アゴニスト濃度/EC50]。
ヒトオレキシン2受容体のCa2+動員アッセイ
ヒトオレキシン2受容体を内因的に発現するPFSK−1細胞を、コンフルエントになるまでRPMI1640(Hyclone,カタログ番号30027.02)、10% FBS、1×pen−strepで増殖した。384ウェルのPackard viewplatesに5,000個/ウェルの密度で細胞を撒き、37℃、5% CO2で一晩インキュベートした。2.5mMプロベネシドを添加したHBSS(Gibco,カタログ番号14025−092)において、BDカルシウムアッセイキット(BD,カタログ番号640178)により細胞に色素を導入させ、37℃、5% CO2にて45分間インキュベートした。化合物(DMEM/F−12で希釈)とともに細胞を15〜30分間プレインキュベートした後、アゴニスト(オレキシンA,100nM)により刺激した。Fluorometric Imaging Plate Reader(FLIPR,Molecular Devices,Sunnyvale,CA)を用い、リガンド誘導によるCa2+放出を測定した。ピーク蛍光強度から基底蛍光強度を減じたものとして機能応答を測定した。最大応答を半分にするアゴニスト濃度をEC50値として表す。改変したCheng−Prusoff補正を用い、拮抗強度を見かけのpKB値に変換した。見かけのpKB=−log IC50/1+[アゴニスト濃度/EC50]。
本発明の好ましい化合物を以下表1に記載する。また、本発明のある種の化合物のオレキシン受容体活性を以下表1に記載する。
別の実施形態では、本発明の好ましい化合物は以下表2に記載のものである。本発明の特定の化合物を更に試験することによるオレキシン受容体活性を以下表2に記載する。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
式Iの化合物:
又はそれらのエナンチオマー又はジアステレオマー;
又は医薬的に許容され得るその塩;
[式中、
環Aは、フェニル、ナフタレニル、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、イミダゾピリジル、フラニル、チアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、イミダゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、又はインダゾリルであり、
R
1
は、H、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキレン、OH、ハロゲン、フェニル、トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、チオフェニル、モルホリニル、又はジアルキルアミノであり、フェニル、トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、チオフェニル又はモルホリニルは、場合により、ハロゲン及びアルキルから選択される最大で2個の置換基で置換され、
R
2
は、H、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキレン、又はハロゲンであり、
Zは、NH、N−アルキル、又はOであり、
R
5
は、場合により、独立して、アルキル、シアノ、アルキルカルボキシレート、アルコキシ、及びハロゲンからなる群から選択される1つ又は2つの置換基により置換されたピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ピラゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾピラジニル、又はトリアゾロピラジニルであり、
nは、0又は1である]。
[2]
Zが、NHである、[1]に記載の化合物。
[3]
Zが、N−アルキルである、[1]に記載の化合物。
[4]
Zが、N−CH
3
である、[3]に記載の化合物。
[5]
Zが、Oである、[1]に記載の化合物。
[6]
環Aが、フラニル、チアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、又はイミダゾチアゾリルである、[1]〜[5]のいずれかに記載の化合物。
[7]
環Aが、フェニル又はナフタレニルである、[1]〜[5]のいずれかに記載の化合物。
[8]
環Aが、ピリジル、キノリニル、イソキノリニル、イミダゾピリジル、ベンゾイミダゾリル、又はインダゾリルである、[1]〜[5]のいずれかに記載の化合物。
[9]
R
1
が、アルキルである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[10]
R
1
が、アルコキシである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[11]
アルコキシが、ハロアルコキシである、[10]に記載の化合物。
[12]
R
1
が、ヒドロキシアルキレン又はOHである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[13]
R
1
が、ハロゲンである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[14]
R
1
が、フェニルである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[15]
フェニルが、ハロゲン−フェニルである、[14]に記載の化合物。
[16]
R
1
が、トリアゾリル、オキサゾリル、又はイソオキサゾリルである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[17]
オキサゾリルが、メチル−オキサゾリルである、[16]に記載の化合物。
[18]
イソオキサゾリルが、メチル−イソオキサゾリルである、[16]に記載の化合物。
[19]
R
1
が、ピリジルである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[20]
ピリジルが、メチル−ピリジルである、[19]に記載の化合物。
[21]
R
1
が、ピリミジニル、ピラジニル、又はピリダジニルである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[22]
R
1
が、ピペラジニル、モルホリニル、ピロリジニル、又はジアルキアミノである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[23]
R
1
が、ピラゾリル、オキサジアゾリル、又はチオフェニルである、[1]〜[8]のいずれかに記載の化合物。
[24]
ピラゾリルが、メチル−ピラゾリル又はジメチル−ピラゾリルである、[23]に記載の化合物。
[25]
オキサジアゾリルが、メチル−オキサジアゾリルである、[23]に記載の化合物。
[26]
R
2
が、Hである、[1]〜[25]のいずれかに記載の化合物。
[27]
R
2
が、アルキルである、[1]〜[25]のいずれかに記載の化合物。
[28]
R
2
が、アルコキシである、[1]〜[25]のいずれかに記載の化合物。
[29]
R
2
が、ヒドロキシアルキレンである、[1]〜[25]のいずれかに記載の化合物。
[30]
R
2
が、ハロゲンである、[1]〜[25]のいずれかに記載の化合物。
[31]
R
5
が、場合により、独立して、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンからなる群から選択される1つ又は2つの置換基により置換されたピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、又はピリダジニルである、[1]〜[30]のいずれかに記載の化合物。
[32]
アルキルが、トリハロアルキルである、[31]に記載の化合物。
[33]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたピリジルである、[32]に記載の化合物。
[34]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたピリミジニルである、[32]に記載の化合物。
[35]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたピラジニルである、[32]に記載の化合物。
[36]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたピリダジニルである、[32]に記載の化合物。
[37]
R
5
が、場合により、独立して、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されたキナゾリニル又はキノキサリニルである、[1]〜[30]のいずれかに記載の化合物。
[38]
アルキルが、トリハロアルキルである、[37]に記載の化合物。
[39]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたキナゾリニルである、[38]に記載の化合物。
[40]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたキノキサリニルである、[38]に記載の化合物。
[41]
R
5
が、場合により、独立して、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で置換されたピラゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾピラジニル、又はトリアゾロピラジニルである、[1]〜[30]のいずれかに記載の化合物。
[42]
ピラゾリルが、メチル−ピラゾリルである、[41]に記載の化合物。
[43]
アルキルが、トリハロアルキルである、[41]に記載の化合物。
[44]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたピラゾリルである、[43]に記載の化合物。
[45]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたベンゾオキサゾリルである、[43]に記載の化合物。
[46]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたイミダゾピラジニルである、[43]に記載の化合物。
[47]
R
5
が、トリフルオロメチルで置換されたトリアゾロピラジニルである、[43]に記載の化合物。
[48]
nが、0である、[1]〜[47]のいずれかに記載の化合物。
[49]
nが、1である、[1]〜[47]のいずれかに記載の化合物。
[50]
実施例に記載の化合物の群から選択される化合物
[51]
治療有効量の、[1]〜[50]のいずれかに記載の化合物と、少なくとも1つの医薬的に許容可能な添加剤とを含む、医薬組成物。
[52]
オレキシン受容体活性によって介在される疾患、障害、又は病状に罹患している又は前記疾患、前記障害、又は前記病状を有すると診断された対象を治療する方法であって、前記対象に、[1]〜[50]のいずれかに記載の化合物を有効量投与することを含む、方法。
[53]
オレキシン受容体活性により介在される疾患、障害、又は病状が、睡眠・覚醒周期障害、不眠症、下肢静止不能症候群、時差ぼけ、睡眠障害、神経障害による二次性の睡眠障害、躁病、うつ病、躁うつ病、統合失調症、疼痛症候群、線維筋痛症、神経因性疼痛、緊張病、パーキンソン病、トゥレット・シンドローム、不安神経症、せん妄,認知症、過体重、肥満又は過体重若しくは肥満に関係する状態、インスリン耐性、2型糖尿病、高脂血症、胆石症、アンギナ、高血圧、息切れ、頻拍、不妊症、睡眠時無呼吸、背部痛及び関節痛、静脈瘤、骨関節炎、高血圧、頻拍、不整脈、狭心症、急性心不全、潰瘍、過敏性腸症候群、下痢症、胃食道逆流、外傷後ストレス障害、パニック障害、注意欠陥障害、認知障害、又は薬物乱用である、[52]に記載の方法。
[54]
前記疾患、障害、又は病状が、気分障害、外傷後ストレス障害、パニック障害、注意欠陥障害、認知障害、又は薬物乱用である、[53]に記載の方法。
[55]
式IAの化合物:
[式中、環Aは、
であり、
XはCR
6
、N、又はNR
6
であり、
YはCR
7
、N、又はNR
7
であり、
R
6
は、H、アルキル、アルコキシ、OH、ハロゲン、トリアゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、又はチオフェニルであり、トリアゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、又はチオフェニルは、場合により、ハロゲン及びアルキルから選択される最大で2つの置換基により置換され、
R
7
は、H、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンであり、
R
3
は、H、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキレン、OH、ハロゲン、フェニル、トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、チオフェニル、モルホリニル、又はジアルキルアミノであり、フェニル、トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、チオフェニル又はモルホリニルは、場合により、ハロゲン及びアルキルから選択される最大で2つの置換基で置換され、
R
4
は、H、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンであり、
あるいは、
R
6
及びR
7
は、それらが結合している原子とともに、場合によりアルキルにより置換された5又は6員のヘテロアリール環を形成し、
R
3
及びR
4
は、それらが結合している原子とともに、6員のアリール又は6員のヘテロアリール環を形成し、
R
7
及びR
4
は、それらが結合している原子とともに、6員のアリール又は6員のヘテロアリール環を形成し、
Zは、NH、N−アルキル、又はOであり、
R
5
は、場合により、独立して、アルキル、シアノ、アルキルカルボキシレート、アルコキシ、及びハロゲンからなる群から選択された1つ又は2つの置換基により置換されたピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ピラゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾピラジニル、又はトリアゾロピラジニルであり、
nは0又は1である]。
[56]
XがCR
6
であり、かつYがCR
7
である、[54]に記載の化合物。
[57]
XがCR
6
であり、かつYがNである、[54]に記載の化合物。
[58]
XがNであり、かつYがCR
7
である、[54]に記載の化合物。
[59]
R
6
が、Hである、[55]〜[57]のいずれかに記載の化合物。
[60]
R
6
が、アルキル、アルコキシ、OH、又はハロゲンである、[55]〜[57]のいずれかに記載の化合物。
[61]
R
6
が、トリアゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ピラゾリル、又はチオフェニルである、[55]〜[57]のいずれかに記載の化合物。
[62]
オキサゾリルが、メチル−オキサゾリルである、[61]に記載の化合物。
[63]
ピラゾリルが、メチル−ピラゾリル又はジメチル−ピラゾリルである、[61]に記載の化合物。
[64]
オキサジアゾリルが、メチル−オキサジアゾリルである、[61]に記載の化合物。
[65]
R
6
が、ピリジルである、[54]〜[57]のいずれかに記載の化合物。
[66]
ピリジルが、メチル−ピリジルである、[65]に記載の化合物。
[67]
R
6
が、ピリミジニル、ピラジニル、又はピリダジニルである、[55]〜[57]のいずれかに記載の化合物。
[68]
R
7
が、Hである、[55]、[56]、又は[58]のいずれかに記載の化合物。
[69]
R
7
が、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンである、[55]、[56]、又は[58]のいずれかに記載の化合物。
[70]
アルコキシが、ハロアルコキシである、[69]に記載の化合物。
[71]
XがNR
6
であり、かつYがCR
7
である、[55]に記載の化合物。
[72]
XがCR
6
であり、かつYがNR
7
である、[55]に記載の化合物。
[73]
R
6
及びR
7
が、それらが結合している原子とともに、場合によりアルキルにより置換された5又は6員のヘテロアリール環を形成する、[47]又は[48]に記載の化合物。
[74]
R
6
及びR
7
が、それらが結合している原子とともに、場合によりアルキルにより置換された6員のヘテロアリール環を形成する、[71]又は[72]に記載の化合物。
[75]
R
7
及びR
4
が、それらが結合している原子とともに、6員のアリール環を形成する、[55]、[56]、又は[58]〜[67]のいずれかに記載の化合物。
[76]
R
7
及びR
4
が、それらが結合している原子とともに、6員のヘテロアリール環を形成する、[55]、[56]、又は[58]〜[67]のいずれかに記載の化合物。
[77]
R
3
が、Hである、[55]〜[76]のいずれかに記載の化合物。
[78]
R
3
が、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキレン、OH、ハロゲン、又はフェニルである、[55]〜[76]のいずれかに記載の化合物。
[79]
アルコキシが、ハロアルコキシである、[78]に記載の化合物。
[80]
R
3
が、トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、ピリジル、又はピラゾリルである、[55]〜[76]のいずれかに記載の化合物。
[81]
オキサゾリルが、メチル−オキサゾリルである、[80]に記載の化合物。
[82]
イソオキサゾリルが、メチル−イソオキサゾリルである、[80]に記載の化合物。
[83]
ピリジルが、メチル−ピリジルである、[80]に記載の化合物。
[84]
ピラゾリルが、メチル−ピラゾリル又はジメチル−ピラゾリルである、[80]に記載の化合物。
[85]
オキサジアゾリルが、メチル−オキサジアゾリルである、[80]に記載の化合物。
[86]
R
3
が、ピリミジニル、ピラジニル、又はピリダジニルである、[55]〜[76]のいずれかに記載の化合物。
[87]
R
3
が、ピペラジニル、ピラゾリル、ピロリジニル、チオフェニル、モルホリニル、又はジアルキルアミノである、[55]〜[76]のいずれかに記載の化合物。
[88]
R
4
が、Hである、[55]〜[87]のいずれかに記載の化合物。
[89]
R
4
が、アルキル、アルコキシ、又はハロゲンである、[55]〜[87]のいずれかに記載の化合物。
[90]
R
3
及びR
4
が、それらが結合している原子とともに、6員のアリール環を形成する、[5]〜[74]のいずれかに記載の化合物。
[91]
R
3
及びR
4
が、それらが結合している原子とともに、6員のヘテロアリール環を形成する、[55]〜[74]のいずれかに記載の化合物。
[92]
実施例83〜95に記載の化合物から選択される、[55]に記載の化合物:
[93]
治療有効量の、[55]〜[92]のいずれかに記載の化合物と、少なくとも1つの医薬的に許容可能な添加剤とを含む、医薬組成物。
[94]
オレキシン受容体活性によって介在される疾患、障害、又は病状に罹患している又は前記疾患、前記障害、又は前記病状を有すると診断された対象を治療する方法であって、前記対象に、[55]〜[92]のいずれかに記載の化合物を有効量投与することを含む、方法。
[95]
オレキシン受容体活性により介在される疾患、障害、又は病状が、睡眠・覚醒周期障害、不眠症、下肢静止不能症候群、時差ぼけ、睡眠障害,神経障害による二次性の睡眠障害、躁病、うつ病、躁うつ病、統合失調症、疼痛症候群、線維筋痛症、神経因性疼痛、緊張病、パーキンソン病、トゥレット・シンドローム、不安神経症、せん妄、認知症、過体重、又は過体重若しくは肥満に関係する状態、インスリン耐性、2型糖尿病、高脂血症、胆石症、アンギナ、高血圧、息切れ、頻拍、不妊症、睡眠時無呼吸、背部痛及び関節痛、静脈瘤、骨関節炎、高血圧、頻拍、不整脈、狭心症、急性心不全、潰瘍、過敏性腸症候群、下痢症、胃食道逆流、外傷後ストレス障害、パニック障害、注意欠陥障害、認知障害、又は薬物乱用である、[94]に記載の方法。
[96]
前記疾患、障害、又は病状が、気分障害、外傷後ストレス障害、パニック障害、注意欠陥障害、認知障害、又は薬物乱用である、[94]に記載の方法。