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JP6335851B2 - 指紋認識方法と装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指紋認識技術に関するものであって、特に、ユーザーが指を指紋センサーの上に数回スワイプした後、複数の登録済み指紋データセットを得ると共に、照合する指紋と、登録済み指紋データセットを比較することにより、指紋認識を実行し、ユーザーが指を指紋センサーに押し当てている間に、指紋センサーにより、照合する指紋が得られる指紋認識技術に関するものである。
近年、生体指紋認証が非常に発達している。セキュリティコードとアクセスカードは、盗用されたり、遺失しやすいので、指紋認証技術がますます重視されている。指紋は固有、且つ、不変で、各人が複数の指で認証ができる。このほか、指紋は、指紋センサーを用いて、容易に得ることができるので、指紋認証は、安全性や便宜性を向上させ、金融保証と機密データをよりよく保護することができる。
指紋認識の従来の方法において、ユーザーは、指を、指紋センサー上に数回押し当てて、複数の登録済み指紋データセットを生成し、その後、照合のために、指を再び、指紋センサーに押し当てる。しかし、小感知面積を備えた指紋センサーが、認識のための十分な登録済み指紋データセットを得るために、ユーザーは何回も押し当てて、指紋登録プロセスを完成する必要がある。
指紋認識のもう一つの従来の方法において、ユーザーは、指を電子装置の指紋センサーの上にスワイプし、ユーザーが指を指紋センサーの上にスワイプするとき、電子装置は複数のフレームを得る。電子装置は、その後、フレームを作成して、登録済み指紋データセットを生成する。ユーザーは、指を、指紋センサーの上に、数回スワイプするように求められる。よって、それに応じて、複数の登録済み指紋データセットが生成される。照合のために、ユーザーは、指を指紋センサーの上に再度スワイプさせなければならず、それに応じて、指紋センサーを含む電子装置は、照合する指紋データセットを生成する。電子装置は、照合する指紋データセットと、登録済み指紋データセットを比較し、その後、照合する指紋データセットが照合をパスするか決定する。
本発明は、指紋認識方法とその装置を提供することを目的とする。
ユーザーが指を指紋センサーの上に数回スワイプした後、複数の登録済み指紋データセットを得ると共に、照合する指紋と、登録済み指紋データセットを比較することにより、指紋認識を実行し、ユーザーが指を指紋センサーに押し当てている間に、指紋センサーにより、照合する指紋が得られる。
本発明の態様によれば、指紋センサーが、ユーザーの指が指紋センサーの上でスワイプされたときに複数のスワイピングフレームを得る工程と、処理ユニットが、スワイピングフレームにしたがって、それぞれが異なるスワイプ方向に対応する複数の登録済み指紋データセットを生成する工程と、指紋センサーが、ユーザーの指が指紋センサーに押し当てられたときにプレス指紋フレームを得る工程と、処理ユニットが、プレス指紋フレームにしたがって、プレス指紋データセットを得る工程と、処理ユニットが、プレス指紋データセットと登録済み指紋データセットとを比較する工程と、を有することを特徴とする指紋認識方法を提供する。
本発明の別の態様によれば、ユーザーの指がスワイプされたときに複数のスワイピングフレームを感知し、ユーザーの指が押し当てられたときにプレス指紋フレームを感知するように構成される指紋センサーと、スワイピングフレームにしたがって、それぞれが異なるスワイプ方向に対応する複数の登録済み指紋データセットを生成し、プレス指紋フレームにしたがって、プレス指紋データセットを生成すると共に、プレス指紋データセットとの登録済み指紋データセットとを比較するように構成される処理ユニットと、を有することを特徴とする指紋認識装置を提供する。
本発明のその他の特徴と長所が、指紋認識方法と装置の特定の実施態様の審査に基づいて明らかになるであろう。
従来の指紋認識方法と比較して、本発明の指紋認識方法は、指を指紋センサーの上にスワイピングすることにより指紋を登録することができ、指を指紋センサーに押し当てることにより、識別、および、照合が可能である。
本発明が充分理解できるように、次に添付図面を参照しながら発明を説明する。
本発明の一実施形態による電子装置100を示す図である。 本発明の一実施形態による有効フレームの選択を説明する図である。 本発明の別の実施態様による有効フレームの選択を説明する図である。 本発明の一実施形態による指紋認識方法を説明するフローチャート400である。 本発明の一実施形態によるステップS420を説明するフローチャート500である。 本発明の別の実施態様による指紋認識方法を説明するフローチャート600である。
図1は、本発明の一実施形態による電子装置100を示す図である。図1に示されるように、電子装置100は、指紋センサー110、処理ユニット120、および、ストレージユニット130を有する。説明をわかりやすくするため、図1では、本発明に関する素子だけが示されているが、本発明は、図1に示されるものに限定されない。
本発明の一実施形態において、指紋センサー110は、小感知面積n×mを有する。たとえば、指紋センサー110の感知面積は、10mm×4mm、または、6mm×6mmである。すなわち、指紋センサー110の感知面積は小さく、フレームの面積は、指紋センサー110の感知面積に等しいので、ユーザーが、指を指紋センサーの上にスワイピング、または、それに押し当てている間に指紋センサー110によって感知されるフレームの面積も同様に小さくなる。フレームが小さいので、各フレームは、わずかの特徴点(minutiae)(たとえば、5より少ない特徴点)を含む。
本発明の一実施形態において、指紋を登録する時、ユーザーは、指を指紋センサー110の上に数回(3〜4回)スワイプする。ユーザーの指が指紋センサー110の上にスワイプするたびに、電子装置100は、複数のスワイピングフレームを得て、処理ユニット120は、スワイピングフレームから、複数の有効フレームを選択する。すなわち、有効フレームの数量は、スワイピングフレームより少ない。有効フレームは、登録済み指紋データセットを形成する。本発明の一実施形態において、処理装置120が、登録済み指紋データセットを選択した後、登録済み指紋データセットがストレージユニット130に保存される。ユーザーが指を指紋センサー110の上に数回(3〜4回)スワイプした後、複数の登録済み指紋データセットがストレージユニット130中に保存される。
本発明の一実施形態において、指紋を登録するために、ユーザーは、指を、四つの異なる方向に沿って、4回、指紋センサーの上にスワイプするように求められる。たとえば、ユーザーは、指を、(1)上から下(あるいは逆でも)、(2)左から右(あるいは逆でも)、(3)左上から右下(あるいは逆でも)、および、(4)右上から左下(あるいは逆でも)の四つの異なる方向に沿って、4回スワイプするように求められる。ユーザーに、指を四つの異なる方向にスワイプするように求めることにより、4個の登録済み指紋データセットが生成され、各登録済み指紋データセットは、四つの異なる方向の一つに対応する。
指紋を照合するために、本発明の一実施形態において、ユーザーは、指を指紋センサー110に押し当てるように求められる。指紋データの一つのフレームが、指紋センサー110により感知される。指紋データのフレームは、照合する指紋データセットを形成する。4個の登録済み指紋データセットは、それぞれ、(1)上から下(あるいは逆でも)、(2)左から右(あるいは逆でも)、(3)左上から右下(あるいは逆でも)、および、(4)右上から左下(あるいは逆でも)の方向に対応するので、照合する指紋データセットと登録済み指紋データセットの一つの間の角度は22.5度より小さい。よって、指紋認識中に、ユーザーが指を指紋センサー110に押し当てる方向を問わず、照合する指紋データセットと登録済み指紋データセットの一つの間の角度は22.5度より小さく、よって、指紋認識において、許容範囲である。
本発明の一実施形態において、ユーザーが指を指紋センサー110の上にスワイプしている間に指紋センサー110により感知された複数のスワイピングフレームを得た後、処理ユニット120は、スワイピングフレームから、数個の有効フレームを選択して、登録済み指紋データセットを形成する。ユーザーが、四つの異なる方向に沿って、指をそれぞれ4回、指紋センサー110の上にスワイプした後、四つの異なる方向に対応する4個の登録済み指紋データセットが生成される。処理ユニット120は、登録済み指紋データセット中に含まれる選択されたフレームにしたがって、登録済み指紋データセットのそれぞれを表すアレイを生成する。本発明の一実施形態において、各アレイはS={F ,F ,F }として示され、iは、ユーザーが指を指紋センサー110の上にスワイプしたi番目かを示す。ユーザーに、指紋登録のために指を指紋センサー110の上に4回スワイプするように要求した場合、iの範囲は、1≦i≦4である。F は、登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームを表示する。本発明の一実施形態において、一つの登録済み指紋データセットの有効フレームの数量が既定値より小さいとき、処理ユニット120は、登録済み指紋データセットが無効で、それを破棄することを決定する。
本発明の一実施形態において、ユーザーが指を指紋センサー110の上にスワイプする間に、処理ユニット120は、指紋センサー110により感知されるスワイピングフレームの特徴点を比較することにより、有効フレームを選択する。この実施形態において、処理ユニット120は、各スワイピングフレームにて、複数の特徴点の群を識別し、その後、特定の特徴点の群が、複数の連続スワイピングフレームに繰り返し現われるか判断することにより、スワイピングフレームを、順に比較する。図2は、実施形態の例を説明する。
図2は、本発明の一実施形態による有効フレームの選択を説明する図である。説明のために、ユーザーが指を指紋センサー110の上にスワイプした後、6個のスワイピングフレームF1〜F6が感知、生成されると仮定する。図2に示されるように、処理ユニット120は、各フレームF1〜F6中に含まれる複数の特徴点の群を識別する。識別された特徴点の群は群A〜Eである。群AはフレームF1とF2に現れる。群BはフレームF1、F2、および、F3に現われる。群CはフレームF3、F4、および、F5に現われる。群DはフレームF4とF5に現われる。群EはフレームF5とF6に現われる。その後、処理ユニット120は、順に、フレームF1〜F6を比較して、特定の特徴点の群が、繰り返し、数個の連続フレームに現われるか判断する。上述のように、群AはフレームF1とF2に現われ、群BはフレームF1、F2、および、F3に現われる。一組のフレームF1とF2は、フレームF1、F2、および、F3のサブセットなので、処理ユニット120は、群Bを分析することにより、選択プロセスを初期化する。群Bは、繰り返し、フレームF1、F2、および、F3中に現われるが、フレームF4に現われないので、処理ユニット120は、フレームF1、F2、および、F3は重複し、フレームF1とフレームF4は重複しないと判断する。すなわち、フレームF1とF3は重複し、群Bを含む重複したフレーム中、フレームF1とフレームF3間の距離は、最も遠い。よって、処理ユニット120は、フレームF1とフレームF3を、登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームとして選択する。その後、処理ユニット120は群Cを分析し、群Cは、繰り返し、フレームF3、F4、および、F5中に現われるが、フレームF6に現われないので、フレームF3、F4、および、F5は重複するが、フレームF3とフレームF6は重複しないと判断する。すなわち、フレームF3とフレームF5は重複し、群Cを含む重複したフレームF3、F4、および、F5間で、フレームF3とフレームF5間の距離は、最も遠い。よって、処理ユニット120は、さらに、フレームF5が有効フレームであるように選択し、フレームF5も登録済み指紋データセットに含まれるようにする(F3は選択され、含まれている)。一組のフレームF4とF5は、フレームF3、F4、および、F5のサブセットなので、群Dを分析しないで群Eを分析することにより、処理ユニット120は選択プロセスを続行する。処理ユニット120は群Eを分析し、群Eは、繰り返し、フレームF5とF6中に現われるが、フレームF4に現われないので、フレームF5とF6は重複するが、フレームF4とフレームF6は重複しないと判断する。よって、処理ユニット120は、さらに、フレームF5が有効フレームであるように選択し、フレームF5も、登録済み指紋データセットに含まれるようにする(F5は選択され、含まれている)。よって、群A〜Eの分析後、処理ユニット120は、フレームF1、F3、および、F5を、登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームとして選択して、群A〜Eから成る登録済み指紋データセットとすることができる。注意すべきことは、実施形態は、本発明を説明するためだけのものであり、本発明はこれに限定されないことが理解できる。処理ユニット120は、感知されたスワイピングフレームの特徴点の異なる状況にしたがって、複数のフレームを、登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームとして選択する。
本発明の別の実施形態において、ユーザーが指を指紋センサー110の上にスワイプする間に感知、および、獲得されたスワイピングフレーム中に含まれるリファレンス領域を比較することにより、処理ユニット120が有効フレームを選択する。この実施形態において、処理ユニットは、スワイピングフレーム中に含まれる複数のリファレンス領域を識別する。処理ユニット120は、その後、連続して、スワイピングフレームを比較して、特定のリファレンス領域が、繰り返し、複数の連続スワイピングフレーム中に現われるか判断し、比較結果にしたがって、登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームを選択する。図3は実施形態の例を説明する。
図3は、本発明の別の実施態様による有効フレームの選択を説明する図である。説明のために、ユーザーが指を指紋センサー110の上にスワイプした後、6個のスワイピングフレームF1〜F6が感知、および、生成されると仮定する。図3に示されるように、処理ユニット120は、スワイピングフレームF1〜F6中に含まれるリファレンス領域R〜Rを識別する。リファレンス領域RはフレームF1、F2、および、F3に現われ、且つ、フレームF4に現われない。リファレンス領域RはフレームF3、F4、および、F5に現われ、且つ、フレームF6に現われない。リファレンス領域RはフレームF5とF6に現われる。その後、処理ユニット120は、フレームF1〜F6を順に比較して、特定のリファレンス領域が、繰り返し、複数の連続フレームに現われるか判断し、比較結果にしたがって、登録済み指紋データセットに含まれる有効フレームを選択する。処理ユニット120は、リファレンス領域Rを分析することにより、選択プロセスを初期化すると共に、リファレンス領域Rは、繰り返し、フレームF1、F2、および、F3に現われるが、フレームF4に現われないので、フレームF1、F2、および、F3は重複するが、フレームF1とフレームF4は重複しないと判断する。すなわち、フレームF1とF3は重複し、リファレンス領域Rを含む重複したフレームF1、F2、および、F3間で、フレームF1とフレームF3間の距離は、最も遠い。よって、処理ユニット120は、フレームF1とフレームF3を、登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームとして選択する。その後、処理ユニット120はリファレンス領域Rを分析し、リファレンス領域Rは、繰り返し、フレームF3、F4、および、F5に現われるが、フレームF6に現われないので、フレームF3、F4、および、F5は重複し、フレームF3とフレームF6は重複しないと判断する。すなわち、フレームF3とフレームF5は重複し、リファレンス領域Rを含む重複したフレームF3、F4、および、F5間で、フレームF3とフレームF5間の距離は、最も遠い。よって、処理ユニット120は、さらに、フレームF5が有効フレームであるように選択し、フレームF5も、登録済み指紋データセットに含まれるようにする(F3は選択され、含まれている)。その後、処理ユニット120は、リファレンス領域Rを分析し、リファレンス領域Rは、繰り返し、フレームF5とF6に現われるので、フレームF5とF6は重複すると判断する。よって、処理ユニット120は、さらに、フレームF5(F5は選択され、含まれている)が有効フレームであるように選択し、フレームF5も、登録済み指紋データセット中に含まれるようにする。よって、リファレンス領域R〜Rの分析後、処理ユニット120は、フレームF1、F3、および、F5を、登録済み指紋データセットに含まれる有効フレームとして選択して、登録済み指紋データセットに、リファレンス領域R〜Rを含ませる。注意すべきことは、実施形態は、本発明を説明するためだけのものであり、本発明はこれに限定されないことは理解すべきである。処理ユニット120は、感知されたスワイピングフレームのリファレンス領域の異なる状況にしたがって、複数のフレームを、登録済み指紋データセットに含まれる有効フレームとして選択する。
本発明の別の実施形態において、電子装置100は、さらに、促進ユニット(図示しない)を含む。ユーザーが指を指紋センサー110の上にスワイプするとき、指紋センサー110は、ユーザーが、どの方向で、指を指紋センサー110上でスワイプするか、または、どの位置で、スワイプするかを感知して、感知情報を生成する。促進ユニットは、指紋センサー110により得られる感知情報にしたがって、促進情報を生成する。本発明の一実施形態において、促進情報がユーザーに提供されて、ユーザーに、指を、正確な方向で、指紋センサー110の上にスワイプしているか、および、指を異なる位置に移動させる必要があるかを示す。本発明の一実施形態において、ユーザーが、数回、指を指紋センサー110の上にスワイプし、且つ、一時的に、スワイプを停止して、それに応じて登録済み指紋データセットが生成される。ユーザーが指を、既定距離に沿って、指紋センサー110の上にスワイプした後、促進情報が生成されて、ユーザーに、指が指紋センサー110を離れずに、一時的に、指のスワイピングを停止するよう通知する。そのスワイピング中に、複数のスワイピングフレームが感知され、それに応じて複数の有効フレームが選択される。その後、促進情報は、ユーザーに、指を、再び、指紋センサー110の上にスワイプするように通知する。既定距離後、促進情報は、ユーザーに、指のスワイピングを停止するように通知する。別の複数の有効フレームが、そのスワイピング中に感知されるスワイピングフレームから選択される。この実施形態において、上述のプロセスは数回繰り返され、数回のスワイピング中に感知されるスワイピングフレームの異なる群から選択された有効フレームが、登録済み指紋データセット中に含まれる。本発明の一実施形態において、音声を生成する、または、ディスプレイユニット(図示しない)上にメッセージを表示することにより、促進情報がユーザーに通知されるように構成されてもよい。
登録された全指紋データセットが生成された後、照合のために、ユーザーは、指を指紋センサー110に押し当てるように求められる。プレス指紋データセットがそれに応じて生成され、処理ユニット120に送信される。処理ユニット120は、プレス指紋データセットと登録済み指紋データセットを比較する。プレス指紋データセットが、登録済み指紋データセットの一つに適合するとき、プレス指紋データセットが照合される。
図4は、本発明の一実施形態による指紋認識方法を説明するフローチャート400である。指紋認識方法が電子装置100に適用される。図4に示されるように、まず、ステップS410において、複数のスワイピングフレームが得られる。ステップS420において、複数の登録済み指紋データセットが、複数のスワイピングフレームから生成される。ステップS430において、プレス指紋データセットが得られる。ステップS440において、プレス指紋データセットが、登録済み指紋データセットと比較される。
図5は、本発明の一実施形態によるステップS420を説明するフローチャート500である。本発明の一実施形態において、フローチャート400において、登録された各指紋データセットは、異なるスワイプ方向に対応する。この実施形態において、ステップS420は以下のステップを含む。ステップS510において、複数の有効フレームが、一つの登録された指紋データセット中に含まれる複数のスワイピングフレームから選択される。ユーザーが指を特定方向に沿って、指紋センサー110の上にスワイプするとき、複数のスワイピングフレームが感知され、その登録済み指紋データセットは、その特定方向に対応している。ステップS520において、アレイが生成されて、登録済み指紋データセットのそれぞれを示す。ユーザーが指を特定方向に沿って、指紋センサー110の上にスワイプするとき、各アレイは、感知された複数のスワイピングフレームから選択される有効フレームを含み、アレイは、その特定方向に対応するものである。この実施形態において、スワイピングフレームの特徴点を比較する、または、スワイピングフレームのリファレンス領域を比較することにより、有効フレームが選択される。
図6は、本発明の別の実施態様による指紋認識方法を説明するフローチャート600である。指紋認識方法は電子装置100に適用される。図6に示されるように、まず、ステップS610において、複数のスワイピングフレームが得られる。ステップS620において、感知情報が電子装置100により生成され、複数のスワイピングフレームが得られる。ステップS630において、感知情報にしたがって、促進情報が生成される。ステップS640において、促進情報が用いられて、ユーザーに、どの方向に沿って指を指紋センサー110の上にスワイプするか、および/または、どの位置で指を指紋センサー110の上にスワイプするかを指示する。ステップS650において、複数の有効フレームが、登録済み指紋データセット中に含まれる複数のスワイピングフレームから選択される。ステップS660において、一つのプレス指紋データセットが得られる。ステップS670において、プレス指紋データセットが、登録済み指紋データセットと比較される。
従来の指紋認識方法と比較すると、本発明の指紋認識方法において、ユーザーは、指を指紋センサーの上にスワイピングすることにより指紋を登録することができ、ユーザーは、指を指紋センサーに押し当てることにより、識別、および、照合が可能である。このほか、別の実施形態による指紋認識方法において、フレームを再構成して、複合した登録済み指紋データセットを生成する必要がない。さらに、別の実施形態による指紋認識方法は、過度に無駄な指紋情報を保存するのを防止する。その結果、指紋認識の効率が向上する。
本発明の明細書で開示される方法のステップは、直接、プロセッサにより実行されるハードウェア、ソフトウェアモジュール中、または、二つの組み合わせに応用できる。ソフトウェアモジュール(たとえば、実行可能命令と関連データを有する)、および、その他のデータは、データメモリ、たとえば、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または、周知のコンピュータ読み取り可能ストレージ媒体のその他の形式で存在する。サンプルストレージ媒体は、機械、たとえば、コンピュータ/プロセッサ (便宜上、ここでは、“プロセッサ”と称する)に結合されて、プロセッサが、ストレージ媒体から情報 (たとえば、コード)を読み取ったり、情報を書き込んだりすることができる。サンプルストレージ媒体は、プロセッサに統合される。プロセッサとストレージ媒体はASICに存在する。ASICはユーザー装置に存在する。あるいは、プロセッサとストレージ媒体は、ユーザー装置中で、個別素子として存在する。さらに、いくつかの態様において、適当なコンピュータプログラム製品は、本発明の一つ以上の態様に関連するコードを有するコンピュータ読み取り可能媒体を有する。いくつかの態様において、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含む。
本明細書中の“一実施形態”または“実施形態”は、実施形態に関連する特定の特徴、構造、または、特性は、本発明の少なくとも一実施形態中に含まれるが、それらが、各実施形態中に存在することを示すものではないことを意味する。よって、本明細書中の異なる場所で現れる“一実施形態中”または“実施形態”は、必ずしも、本発明の同じ実施形態を示さない。
以上の段落は多種態様で描写する。明らかに、本発明の教示は、多種の方式により実現され、範例中で開示される任意の特定の構造や機能は、単に、代表的な状況を示す。本文の教示に基づくと、当該技術を熟知する者は、独立、または、併合して適用できる。
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
100 電子装置
110 指紋センサー
120 処理ユニット
130 ストレージユニット
400、500、600 フローチャート

Claims (11)

  1. 指紋センサーが、ユーザーの指が前記指紋センサーの上でスワイプされたときに複数のスワイピングフレームを得る工程と、
    処理ユニットが、前記スワイピングフレームにしたがって、それぞれが異なるスワイプ方向に対応する複数の登録済み指紋データセットを生成する工程と、
    前記指紋センサーが、ユーザーの指が前記指紋センサーに押し当てられたときにプレス指紋フレームを得る工程と、
    前記処理ユニットが、前記プレス指紋フレームにしたがって、プレス指紋データセットを得る工程と、
    前記処理ユニットが、前記プレス指紋データセットと前記登録済み指紋データセットとを比較する工程と、を有することを特徴とする指紋認識方法。
  2. さらに、前記スワイピングフレームから、前記登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームを選択する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の指紋認識方法。
  3. 前記有効フレームは、前記スワイピングフレーム中に含まれる特徴点を比較することにより選択されることを特徴とする請求項2に記載の指紋認識方法。
  4. 前記有効フレームが、前記スワイピングフレームのリファレンス領域を比較することにより選択されることを特徴とする請求項2に記載の指紋認識方法。
  5. さらに、前記スワイピングフレームを得る間に、感知情報を生成する工程と、
    前記感知情報にしたがって、促進情報を生成する工程と、
    前記促進情報により、ユーザーに、どのように指をスワイプするかを指示する工程と、を有することを特徴とする請求項4に記載の指紋認識方法。
  6. ユーザーの指がスワイプされたときに複数のスワイピングフレームを感知し、ユーザーの指が押し当てられたときにプレス指紋フレームを感知するように構成される指紋センサーと、
    前記スワイピングフレームにしたがって、それぞれが異なるスワイプ方向に対応する複数の登録済み指紋データセットを生成し、前記プレス指紋フレームにしたがって、プレス指紋データセットを生成すると共に、前記プレス指紋データセットと前記登録済み指紋データセットとを比較するように構成される処理ユニットと、
    を有することを特徴とする指紋認識装置。
  7. 前記処理ユニットは、前記スワイピングフレームから、前記登録済み指紋データセット中に含まれる有効フレームを選択すると共に、前記登録済み指紋データセット中に含まれる選択された前記の有効フレームにしたがって、前記登録済み指紋データセットの一つを示すアレイを生成することを特徴とする請求項6に記載の指紋認識装置。
  8. 前記処理ユニットは、前記スワイピングフレーム中に含まれる特徴点を比較することにより、前記有効フレームを選択することを特徴とする請求項7に記載の指紋認識装置。
  9. 前記処理ユニットは、前記スワイピングフレームのリファレンス領域を比較することにより、前記有効フレームを選択することを特徴とする請求項7に記載の指紋認識装置。
  10. さらに、前記指紋センサーが、前記スワイピングフレームを感知する間に、前記処理ユニットにより生成される感知情報にしたがって、促進情報を生成し、前記促進情報を用いて、ユーザーに、どのように指をスワイプするか指示するように構成される促進ユニットを含むことを特徴とする請求項6に記載の指紋認識装置。
  11. さらに、前記登録済み指紋データセットを保存するように構成されるストレージユニットを有することを特徴とする請求項6に記載の指紋認識装置。
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