[go: up one dir, main page]

JP6335604B2 - ディスプレイ用保護フィルム - Google Patents

ディスプレイ用保護フィルム Download PDF

Info

Publication number
JP6335604B2
JP6335604B2 JP2014084204A JP2014084204A JP6335604B2 JP 6335604 B2 JP6335604 B2 JP 6335604B2 JP 2014084204 A JP2014084204 A JP 2014084204A JP 2014084204 A JP2014084204 A JP 2014084204A JP 6335604 B2 JP6335604 B2 JP 6335604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
film layer
protective film
layer
base film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014084204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015203090A (ja
Inventor
博和 増田
博和 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ID CREATE INC.
Original Assignee
ID CREATE INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ID CREATE INC. filed Critical ID CREATE INC.
Priority to JP2014084204A priority Critical patent/JP6335604B2/ja
Priority to PCT/JP2014/080743 priority patent/WO2015159453A1/ja
Publication of JP2015203090A publication Critical patent/JP2015203090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6335604B2 publication Critical patent/JP6335604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/20Adhesives in the form of films or foils characterised by their carriers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、ディスプレイの表示領域を保護するためのディスプレイ用保護フィルムに関するものである。
携帯電話機、ゲーム機又はタブレット端末などの各種機器のディスプレイには、少なくとも表示領域を保護するために保護フィルムが貼り合せられる場合がある。この種の保護フィルムの中には、単にディスプレイの表示領域を保護するためだけでなく、光反射防止機能などの他の機能を有するものもある。
保護フィルムは、ディスプレイの表示領域を覆って保護する基材フィルム層に、粘着層を介して他のフィルム層を積層することにより構成されている。具体的には、基材フィルム層の一方の面に粘着層を介して剥離フィルム層が積層されており、当該剥離フィルム層を粘着層から剥離した後、粘着層をディスプレイの表示領域に貼り合せることができる。基材フィルム層の他方の面には、必要に応じて、各種機能に対応するフィルム層が積層される。
一般的な保護フィルムでは、1枚の剥離フィルム層が粘着層全体を覆っており、当該剥離フィルム層を剥離して粘着層全体を露出させた後、ディスプレイの表示領域に貼り合せられる。このとき、ユーザは、表示領域に対して保護フィルムを位置合わせしながら貼り合せることとなり、通常、1回で正確な位置に貼り合せることは困難である。
そのため、多くのユーザは、表示領域に対して保護フィルムを途中まで貼り合せた後、表示領域から一旦剥離させ、再度位置合わせをしながら貼り合せるといった作業を繰り返すこととなる。この場合、粘着層の粘着力が低下したり、粘着層と表示領域との間に埃や気泡が入り込んだりするなどの問題が生じるおそれがある。そこで、近年では、保護フィルムを1回で正確な位置に貼り合せることが容易になるような構成が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特許文献1には、保護シート本体の一端側を仮止めするための仮止片を、保護対象面の周辺領域に貼り付けることにより、貼付作業の足場とするような構成が開示されている(請求項1参照)。仮止片の接着面には仮止片用剥離シートが取り付けられており、当該仮止片用剥離シートを剥離した後、保護シート本体をディスプレイの表示画面に合わせて位置取りし、位置があったところで仮止片を表示画面の外枠などに貼り付けて固定することができる(段落[0047]参照)。
特許第4887451号公報
しかしながら、上記特許文献1のような構成では、仮止片用剥離シートを剥離した状態で保護シート本体をディスプレイの表示画面に位置合わせするため、位置合わせの途中で、予期せぬ部分に仮止片の接着面が付着してしまうおそれがある。この場合、位置合わせを円滑に行うことができず、貼付作業に時間がかかってしまうという問題がある。
また、上記特許文献1のような構成では、保護シート本体をディスプレイの表示画面に貼り付けた後、仮止片を剥離して除去する作業を行う必要がある(段落[0048]参照)。そのため、貼付作業の工程数が増加し、この点も貼付作業に時間がかかる原因となるおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡単な作業で、ディスプレイの表示領域に対して正確かつ円滑に貼り合せることができるディスプレイ用保護フィルムを提供することを目的とする。
本発明に係るディスプレイ用保護フィルムは、ディスプレイの表示領域を保護するためのディスプレイ用保護フィルムであって、基材フィルム層と、粘着層と、剥離フィルム層と、付着部材と、突出部とを備える。前記基材フィルム層は、前記表示領域を覆う。前記粘着層は、前記基材フィルム層の一方の面に形成されている。前記剥離フィルム層は、前記粘着層上に設けられ、前記粘着層に対して剥離可能である。前記付着部材は、前記剥離フィルム層上の一部に固定され、前記ディスプレイに対して剥離可能な状態で付着される。前記突出部は、前記付着部材上又は前記剥離フィルム層上に設けられ、前記付着部材の表面よりも突出している。前記突出部を前記ディスプレイに当接させた状態で、前記基材フィルム層を前記ディスプレイ側に押圧することにより、前記付着部材の表面を前記ディスプレイに接触させて付着させることができる。
このような構成によれば、ディスプレイの表示領域に対して保護フィルムを位置合わせした上で、基材フィルム層を押圧することにより付着部材の表面をディスプレイに付着させて位置決めし、その後に剥離フィルム層を剥離して粘着層を表示領域に貼り合せることができる。これにより、保護フィルムを簡単な作業で正確に位置決めすることができるとともに、突出部が付着部材の表面よりも突出しているため、保護フィルムの位置合わせの途中で、付着部材の表面がディスプレイに付着するのを突出部により阻止することができる。
このようにして保護フィルムを位置決めした後、剥離フィルム層における付着部材が設けられていない領域を部分的に剥離し、露出した粘着層を表示領域に貼り合せる。その後、剥離フィルム層の残りの部分を付着部材とともに剥離し、粘着層の残りの部分を露出させて表示領域に貼り合せることにより、粘着層全体を表示領域に貼り合せる。このとき、剥離フィルム層を剥離する作業と同時に付着部材を除去することができる。したがって、簡単な作業で、ディスプレイの表示領域に対して正確かつ円滑に保護フィルムを貼り合せることができる。
前記付着部材は、弾性変形可能な吸着シートにより形成されており、前記ディスプレイに対して剥離可能な状態で吸着されてもよい。
このような構成によれば、突出部をディスプレイに当接させた状態で、基材フィルム層をディスプレイ側に押圧することにより、吸着シートからなる付着部材を弾性変形させて、その表面をディスプレイに吸着させることができる。吸着シートを用いることにより、適度な吸着力で保護フィルムを位置決めすることができるとともに、ディスプレイから剥離する際に容易に剥離することができ、ディスプレイに粘着剤などが残ることもない。
前記基材フィルム層は、長方形状に形成されていてもよい。この場合、前記付着部材は、前記基材フィルム層の長手方向の一端部に対応する位置に、当該基材フィルム層の短手方向に対して平行に延びるように設けられていてもよい。
このような構成によれば、基材フィルム層の長手方向の一端部に対応する位置で、付着部材により保護フィルムを位置決めすることができる。これにより、基材フィルム層の長手方向の他端部側をめくり上げて、剥離フィルム層の一部を容易に剥離し、露出した粘着層を表示領域に貼り合せることができる。また、その後に剥離フィルム層の残りの部分を付着部材とともに剥離し、粘着層の残りの部分を表示領域に貼り合せることができる。
特に、付着部材が基材フィルム層の短手方向に対して平行に延びるように設けられているため、付着部材の表面がディスプレイに付着した状態では、一般的に生じやすい短手方向への保護フィルムのずれを効果的に防止することができる。したがって、ディスプレイの表示領域に対してより正確に保護フィルムを貼り合せることができる。
本発明によれば、保護フィルムの位置合わせの途中で、付着部材の表面がディスプレイに付着するのを突出部により阻止することができるとともに、剥離フィルム層を剥離する作業と同時に付着部材を除去することができるため、簡単な作業で、ディスプレイの表示領域に対して正確かつ円滑に保護フィルムを貼り合せることができる。
本発明の一実施形態に係る保護フィルムの構成例を示した平面図である。 図1における保護フィルムのA−A断面図であり、保護フィルムの一部のみを示している。 図1の保護フィルムをディスプレイの表示領域に貼り合せる際の態様について説明するための概略断面図である。 図1の保護フィルムをディスプレイの表示領域に貼り合せる際の態様について説明するための概略断面図である。 突出部の変形例について説明するための平面図である。
以下では、本発明に係る保護フィルムの実施形態について詳細に説明する。なお、以下の実施形態において図示された保護フィルムの各層は、説明を分かりやすくするために、実際の厚みよりも大きい厚みで示されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る保護フィルム101の構成例を示した平面図である。また、図2は、図1における保護フィルム101のA−A断面図であり、保護フィルム101の一部のみを示している。本実施形態に係る保護フィルム101は、携帯電話機、ゲーム機又はタブレット端末などの各種機器のディスプレイに貼り合せられ、当該ディスプレイの少なくとも表示領域を保護するためのディスプレイ用保護フィルムである。
保護フィルム101は、基材フィルム層111と剥離フィルム層112とが、粘着層113を介して積層されることにより構成されている。すなわち、基材フィルム層111の一方の面に粘着層113が形成され、粘着層113上に剥離フィルム層112が設けられている。基材フィルム層111の他方の面には、例えば光反射防止機能などの各種機能に応じた任意のフィルム層が積層されていてもよい。また、基材フィルム層111自体が、このような各種機能を有していてもよい。
基材フィルム層111は、ディスプレイの表示領域を覆うことができる形状を有している。より具体的には、基材フィルム層111は、ディスプレイの表示領域と同一、又は、それよりも大きい形状を有している。この例では、基材フィルム層111が長方形状に形成されているが、ディスプレイの表示領域の形状に応じて、正方形状などの他の矩形状に形成されていてもよいし、矩形状に限らず円形や楕円形などの他の各種形状に形成されていてもよい。
粘着層113は、基材フィルム層111の一方の面の全体に形成されている。剥離フィルム層112は、基材フィルム層111よりも大きい形状を有しており、基材フィルム層111の周縁よりも外側に張り出した状態で積層されている。剥離フィルム層112は、例えば透明フィルムにより形成されており、図1の状態では、透明な剥離フィルム層112を通して裏側の基材フィルム層111が視認可能となっている。ただし、剥離フィルム層112は、基材フィルム層111と同一の形状であってもよく、透明でなくてもよい。
剥離フィルム層112は、粘着層113に対して剥離可能となっている。したがって、剥離フィルム層112を剥離させて粘着層113を露出させ、当該粘着層113をディスプレイの表示領域に貼り合せることにより、表示領域を基材フィルム層111で覆って保護することができる。
本実施形態では、剥離フィルム層112上の一部に付着部材114が固定されている。付着部材114は、例えば所定の幅を有する帯状に形成されており、基材フィルム層111の長手方向L1の一端部に対応する位置に、基材フィルム層111の短手方向L2に対して平行に延びている。この例では、基材フィルム層111の短手方向L2の一端部から他端部まで、付着部材114が一直線上に延びている。
付着部材114は、例えば弾性変形可能な吸着シートにより形成されている。具体的には、10〜1000μm程度の厚みに形成されたシート状のウレタンフォームにより付着部材114が構成されている。付着部材114の幅(短辺の長さ)は、5mm程度が好ましい。この付着部材114は、ディスプレイの表面(平坦面)に対して押圧されることにより吸着される。
付着部材114は、ディスプレイの表面に吸着した状態では、当該表面に対して平行な方向に作用する力に強く、容易にずれることはないが、当該表面に対して垂直な方向に力を作用させれば、容易に剥離させることができる。このように、付着部材114は、ディスプレイに対して剥離可能な状態で付着させることができる。
付着部材114上には、突出部115が設けられている。この例では、付着部材114の1対の長辺に沿って、それぞれ細長い突出部115が一直線上に設けられることにより、基材フィルム層111の短手方向L2に対して平行に延びる1対の突出部115間に付着部材114の表面114aが露出している。
突出部115は、例えばPE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)又はPP(ポリプロピレン)などの樹脂や、紙などにより形成されたフィルム層からなり、付着部材114の表面114aよりも突出している。突出部115の厚みは、例えば25〜100μm程度であり、この厚みが突出部115の表面115aと付着部材114の表面114aとの段差に一致している。
剥離フィルム層112における付着部材114側とは反対側には、例えば切込み116が形成されている。切込み116は、剥離フィルム層112の一端縁112aから他端縁112bまで一直線上に延びており、これにより、剥離フィルム層112が2分割されている。この切込み116に沿って剥離フィルム層112を一端縁112a又は他端縁112bから剥離させれば、剥離フィルム層112の一部112cが除去され、この部分に対応する粘着層113が露出する。
図3及び図4は、図1の保護フィルム101をディスプレイ1の表示領域2に貼り合せる際の態様について説明するための概略断面図である。まず、図3(a)に示すように、付着部材114がディスプレイ1の表示領域2に対向するようにして保護フィルム101を移動させることにより、保護フィルム101の位置合わせを行う。
このとき、突出部115が付着部材114の表面114aよりも突出しているため、付着部材114の表面114aは表示領域2に付着せず、突出部115の表面115aを表示領域2に摺接させながら、保護フィルム101を水平方向に移動させて位置合わせを行うことができる。このようにして位置合わせを行った上で、突出部115をディスプレイ1の表示領域2に当接させた状態のまま、基材フィルム層111をディスプレイ1側に押圧することにより、図3(b)に示すように、付着部材114の表面114aを表示領域2に接触させて付着させることができる。
このように、本実施形態では、ディスプレイ1の表示領域2に対して保護フィルム101を位置合わせした上で、基材フィルム層111を押圧することにより付着部材114の表面114aをディスプレイ1に付着させて位置決めし、その後に剥離フィルム層112を剥離して粘着層113を表示領域2に貼り合せることができる。これにより、保護フィルム101を簡単な作業で正確に位置決めすることができるとともに、突出部115が付着部材114の表面114aよりも突出しているため、保護フィルム101の位置合わせの途中で、付着部材114の表面114aがディスプレイ1に付着するのを突出部115により阻止することができる。
このようにして、基材フィルム層111の長手方向L1の一端部に対応する位置で、付着部材114により保護フィルム101を位置決めした後、以下のような手順で表示領域2に対する保護フィルム101の貼付作業を行う。具体的には、図4(a)に示すように、基材フィルム層111の長手方向L1の他端部側(付着部材114側とは反対側)をめくり上げて、付着部材114が設けられていない領域の剥離フィルム層112の一部112cを剥離する。このようにして粘着層113の一部を露出させた後、図4(b)に示すように、露出している粘着層113を表示領域2に貼り合せる。
その後、剥離フィルム層112における付着部材114側の端部をめくり上げることにより、付着部材114をディスプレイ1から剥離させる。そして、剥離フィルム層112の残りの部分を切込み116側から剥離させ、図4(c)に示すように、剥離フィルム層112を反転させて引き抜きながら、粘着層113の残りの部分を表示領域2に貼り合せる。
このようにして、剥離フィルム層112の残りの部分を付着部材114とともに剥離し、粘着層113の残りの部分を露出させて表示領域2に貼り合せることにより、粘着層113全体を表示領域2に貼り合せる。このとき、剥離フィルム層112を剥離する作業と同時に付着部材114を除去することができる。したがって、簡単な作業で、ディスプレイ1の表示領域2に対して正確かつ円滑に保護フィルム101を貼り合せることができる。
本実施形態では、突出部115をディスプレイ1に当接させた状態で、基材フィルム層111をディスプレイ1側に押圧することにより、吸着シートからなる付着部材114を弾性変形させて、その表面114aをディスプレイ1に吸着させることができる。吸着シートを用いることにより、適度な吸着力で保護フィルム101を位置決めすることができるとともに、ディスプレイ1から剥離する際に容易に剥離することができ、ディスプレイ1に粘着剤などが残ることもない。
特に、本実施形態では、付着部材114が基材フィルム層111の短手方向L2に対して平行に延びるように設けられているため、付着部材114の表面114aがディスプレイ1に付着した状態では、一般的に生じやすい短手方向L2への保護フィルム101のずれを効果的に防止することができる。したがって、ディスプレイ1の表示領域2に対してより正確に保護フィルム101を貼り合せることができる。
ただし、保護フィルム101を位置決めした後、剥離フィルム層112の一部112cを剥離して、露出した粘着層113を表示領域2に貼り合せるような態様ではなく、剥離フィルム層112の一部112cを予め剥離した後に保護フィルム101を位置合わせしてもよい。この場合は、露出した粘着層113の一部をディスプレイ1の表示領域2から離した状態で、保護フィルム101を移動させることにより位置合わせを行う。
また、ディスプレイ1の表示領域2に付着部材114の表面114aを付着させるような構成に限らず、ディスプレイ1における表示領域2以外の表面に付着部材114の表面114aを付着させるような構成であってもよい。この場合、付着部材114は、基材フィルム層111及び粘着層113に対向しない領域において剥離フィルム層112上に固定されていてもよい。
さらに、剥離フィルム層112は、切込み116が1つだけ形成された構成に限らず、複数設けられた構成であってもよい。この場合、例えば互いに平行に延びる1対の切込み116が、それぞれ剥離フィルム層112の一端縁112aから他端縁112bまで一直線上に延びるように形成されることにより、剥離フィルム層112が3分割されているような構成であってもよい。このように、切込み116の数及び位置は、任意に設定することができる。
また、剥離フィルム層112に切込み116を形成せず、剥離フィルム層112を切り裂いて部分的に剥離するような構成であってもよい。この場合、剥離フィルム層112は、容易に切り裂くことができるような材料で形成されていることが好ましく、例えばポリプロピレンを原料とする二軸延伸フィルムにより形成することができる。
図5は、突出部115の変形例について説明するための平面図である。上記実施形態では、付着部材114の1対の長辺に沿って突出部115が設けられた構成について説明したが、このような構成に限らず、他の任意の態様で突出部115を設けることができる。このとき、突出部115は、付着部材114上に設けられた構成に限らず、付着部材114とは分離して剥離フィルム層112上に設けられた構成であってもよい。
例えば図5(a)の例では、付着部材114の短辺に対して平行に延びる突出部115が、互いに間隔を隔てて付着部材114上に複数設けられている。これにより、各突出部115間に付着部材114の表面が露出しており、当該表面をディスプレイ1に付着させることができる。このように、付着部材114上に設けられる突出部115の数、形状及び位置は任意に設定することができる。
また、図5(b)の例では、突出部115が付着部材114とは分離して剥離フィルム層112上に設けられている。具体的には、付着部材114が、基材フィルム層111の長手方向L1の一端部に対応する位置に、基材フィルム層111の短手方向L2に対して平行に延びている。突出部115は、基材フィルム層111の短手方向L2における付着部材114の両端側に、それぞれ付着部材114と間隔を隔てた位置で剥離フィルム層112上に固定されている。
これにより、付着部材114と2つの突出部115とが、基材フィルム層111の短手方向L2に沿って一直線上に配列されている。ただし、剥離フィルム層112上に設けられる突出部115の数、形状及び位置は任意に設定することができる。また、突出部115を剥離フィルム層112と一体的に形成することも可能である。
付着部材114及び突出部115は、例えば打ち抜き加工により形成することができる。すなわち、剥離フィルム層112上に別のフィルム層を接着した後、そのフィルム層における付着部材114及び突出部115を形成しようとする部分以外の部分を打ち抜いて除去することにより、残った部分に付着部材114及び突出部115を形成することができる。この場合、1回の打ち抜き加工で付着部材114及び突出部115を同時に形成してもよいし、付着部材114及び突出部115をそれぞれ別の工程で形成してもよい。
上記実施形態では、付着部材114がウレタンフォームにより形成された構成について説明したが、このような構成に限らず、例えばアクリルやシリコンなどの他の材料を用いて形成された吸着シートにより付着部材114が構成されていてもよい。また、吸着シートではなく、例えば粘着シートにより付着部材114を構成することも可能である。この場合、ディスプレイ1に付着部材114を付着させた後、剥離させる際に粘着剤がディスプレイ1上に残らないように、再剥離性のある弱粘着タイプの粘着シートを用いることが好ましい。
また、上記実施形態では、基材フィルム層111をディスプレイ1側に押圧することにより、付着部材114が弾性変形するような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、付着部材114は弾性変形せずに、突出部115が弾性変形することにより、付着部材114の表面114aがディスプレイ1に接触して付着するような構成であってもよい。あるいは、付着部材114及び突出部115がいずれも弾性変形せず、基材フィルム層111をディスプレイ1側に押圧することにより、基材フィルム層111自体を撓ませて、付着部材114の表面114aをディスプレイ1に付着させてもよい。
1 ディスプレイ
2 表示領域
101 保護フィルム
111 基材フィルム層
112 剥離フィルム層
112a 一端縁
112b 他端縁
113 粘着層
114 付着部材
114a 表面
115 突出部
115a 表面
116 切込み

Claims (3)

  1. ディスプレイの表示領域を保護するためのディスプレイ用保護フィルムであって、
    前記表示領域を覆う基材フィルム層と、
    前記基材フィルム層の一方の面に形成された粘着層と、
    前記粘着層上に設けられ、前記粘着層に対して剥離可能な剥離フィルム層と、
    前記剥離フィルム層上の一部に固定され、前記ディスプレイに対して剥離可能な状態で付着される付着部材と、
    前記付着部材上又は前記剥離フィルム層上に設けられ、前記付着部材の表面よりも突出した突出部とを備え、
    前記突出部を前記ディスプレイに当接させた状態で、前記基材フィルム層を前記ディスプレイ側に押圧することにより、前記付着部材の表面を前記ディスプレイに接触させて付着させることができることを特徴とするディスプレイ用保護フィルム。
  2. 前記付着部材は、弾性変形可能な吸着シートにより形成されており、前記ディスプレイに対して剥離可能な状態で吸着されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ用保護フィルム。
  3. 前記基材フィルム層は、長方形状に形成されており、
    前記付着部材は、前記基材フィルム層の長手方向の一端部に対応する位置に、当該基材フィルム層の短手方向に対して平行に延びるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスプレイ用保護フィルム。
JP2014084204A 2014-04-16 2014-04-16 ディスプレイ用保護フィルム Active JP6335604B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084204A JP6335604B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 ディスプレイ用保護フィルム
PCT/JP2014/080743 WO2015159453A1 (ja) 2014-04-16 2014-11-20 ディスプレイ用保護フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084204A JP6335604B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 ディスプレイ用保護フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015203090A JP2015203090A (ja) 2015-11-16
JP6335604B2 true JP6335604B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=54323684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014084204A Active JP6335604B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 ディスプレイ用保護フィルム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6335604B2 (ja)
WO (1) WO2015159453A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11938713B2 (en) 2020-02-03 2024-03-26 Samsung Display Co., Ltd. Protective film

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106652825A (zh) * 2016-11-16 2017-05-10 华映光电股份有限公司 口字型胶保护膜及其使用方法
JP7245471B2 (ja) * 2020-09-08 2023-03-24 株式会社 カンパーニュ 保護フィルムの貼付方法及び保護フィルムの貼付装置
CN114149756B (zh) * 2021-12-01 2023-05-05 业成科技(成都)有限公司 保护膜结构及触控面板

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4622545B2 (ja) * 2005-01-28 2011-02-02 日油株式会社 貼付用機能性フィルム
JP2006206782A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Nof Corp 平面ディスプレイ貼付用機能性フィルム及びその貼付方法
JP3141815U (ja) * 2008-01-18 2008-05-22 株式会社パワーサポート 粘着セパレータ付き保護フィルム
JP4887451B1 (ja) * 2010-09-24 2012-02-29 株式会社ホリ シート貼付構造体
JP5689010B2 (ja) * 2011-03-31 2015-03-25 株式会社Kalbas 機能性シート
JP3169203U (ja) * 2011-05-09 2011-07-21 有限会社シーガル 保護シート保持物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11938713B2 (en) 2020-02-03 2024-03-26 Samsung Display Co., Ltd. Protective film

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015159453A1 (ja) 2015-10-22
JP2015203090A (ja) 2015-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4669269B2 (ja) タッチパネル用保護フィルムの貼付け方法
JP3141815U (ja) 粘着セパレータ付き保護フィルム
JP6048460B2 (ja) 保護フィルム複合体及び保護フィルムの貼付方法
JP6335604B2 (ja) ディスプレイ用保護フィルム
JP2014012804A (ja) 保護シート材と表面保護シートの貼付方法
JP2017007163A (ja) 保護フィルム貼付用治具
KR101495075B1 (ko) 기능성 필름을 갖는 액정보호필름 구조체
JP3153605U (ja) 保護シートの装着構造体
WO2015159452A1 (ja) ディスプレイ用保護フィルム
JP3178668U (ja) 保護シート材
KR200462082Y1 (ko) 모바일 단말기용 정위치 부착 화면 보호 필름
JP2015174318A (ja) シート積層体
JP3177192U (ja) 保護シート材
JP5781046B2 (ja) 保護材付保護フィルム
WO2018216586A1 (ja) ライナー付き両面粘着シート
JP6374223B2 (ja) 保護部材
JP2013107996A (ja) 情報携帯端末に使用される表示画面保護用シート
TW201431698A (zh) 保護膜結構及其使用方法
WO2016035196A1 (ja) 保護シート
KR20110107164A (ko) 전지팩 부착용 라벨 스티커 시트, 그 제조 방법 및 이를 이용한 전지팩의 라벨 스티커 부착 방법
JP2011219685A (ja) 表面貼着シート
JP2016208138A (ja) スマートフォンの保護フィルムセット
JP2024147064A (ja) ディスプレイ用保護フィルム
JP6463705B2 (ja) シール部材、バックライト、及び製造方法
JP6035411B2 (ja) セパレータ付き粘着材付保護フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6335604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250