JP6333454B1 - 撥水・撥油性コーティングの形成方法及び撥水・撥油性コーティング - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の一態様の撥水・撥油性コーティングの形成方法は、(1)基材の表面に、真球状の架橋アクリル粒子及び架橋ウレタン粒子から選択される少なくとも1種の架橋粒子を含むポリウレタン塗料を塗布して下塗りコーティングを形成する工程、(2)前記下塗りコーティングが未乾燥の状態で、アルコール/ケトン系混合溶媒中に長鎖フルオロアルキルシラン及び表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末を分散したものからなる上塗り塗料を塗布して乾燥することにより上塗りコーティングを形成する工程を備える。
【選択図】なし
Description
(1)基材の表面に、真球状の架橋アクリル粒子及び架橋ウレタン粒子から選択される少なくとも1種の架橋粒子を含むポリウレタン塗料を塗布して下塗りコーティングを形成する工程、
(2)前記下塗りコーティングが未乾燥の状態で、アルコール/ケトン系混合溶媒中に長鎖フルオロアルキルシラン及び表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末を分散したものからなる上塗り塗料を塗布して乾燥することにより上塗りコーティングを形成する工程。
cosθc=Mcosθa+Ncosθb (1)
ここで、θcは複合面の接触角、θa,θbは物質a,b各面での接触角、M,Nはそれぞれの物質a,bが表面に存在する割合(M+N=1)を意味する。
(1)式において、物質aを撥水性固体、物質bを空気と仮定すると、
θb=180°(cosθb=−1)
となり、(1)式は
cosθ=M(1+cosθa)−1
と表現できる。従って、M→0、つまり撥水表面の表面積を小さくできればcosθ→−1となり、完全撥水表面に近づき、蓮の葉の表面のように水滴を点で支えるような表面構造が実現できると考えられる。
前記下塗りコーティングは、真球状の架橋アクリル粒子及び架橋ウレタン粒子から選択される少なくとも1種の架橋粒子を含むポリウレタンコーティングからなり、
前記上塗りコーティングは、
長鎖フルオロアルキルシランが表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末に化学的に結合しており、
前記親水性ゲルタイプシリカ粉末が前記下塗りコーティングの表面側に固着しており、
前記上塗りコーティングの表面側に前記長鎖フルオロアルキルシランが配向されているものからなることを特徴とする。
(i)下塗り塗料主材の調製
アクリルポリオールとしてアクリディックBL616(商品名、樹脂固形分49〜51%、水酸基価17〜23、DIC(株))75質量部に酢酸ブチル10質量部、沈降防止剤としてフローノンSP−1000(商品名、共栄社化学(株))5質量部及び架橋アクリル粒子としてアートパールSE−050T(商品名、平均粒径46μm、根上工業(株))を樹脂固形分に対して25質量部となるように添加して40分間、撹拌機で分散混合して下塗り塗料主剤を調製した。
イソプロピルアルコール31質量%、アセトン62質量%、フルオロアルコキシシランとしてトリクロロ(トリデカフルオロオクチル)シラン5質量%、表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末としてNIPGEL AZ−204(商品名)、平均粒径1.3μm、東ソー・シリカ(株))2質量%となるように各成分を密閉しながら30分間撹拌混合した。
下塗り塗料主材の硬化剤として、アダクトタイプのポリイソシアネートであるコロネートHL(商品名)、樹脂固形分74〜76%、NCO値12.3〜13.3%、日本ポリウレタン工業(株))を用い、下塗り塗料主材:硬化剤=10:1で混合し、シンナーで希釈して基材としてのABS板にスプレー塗装して下塗りコーティングを形成した。次に常温下で20分間放置後、表面が未乾燥状態のうちに、上塗り塗料をスプレー塗装して常温下で乾燥して硬化させ、下塗りコーティング上に上塗りコーティングを形成し、実験例1の測定試料を得た。
(i)下塗り塗料の調製
湿気硬化型ウレタン樹脂であるバーノックDM675(商品名、樹脂固形分69〜71%、NCO値7.5〜8.5%、DIC(株))90質量部、酢酸ブチル20質量部、フローノンSP−1000を3質量部及び架橋ウレタン粒子としてアートパールC−300透明(商品名、平均粒径21μm、根上工業(株))を樹脂固形分に対して8質量部となるように添加して30分間撹拌機で分散、混合して1液型の下塗り塗料を調整した。
エチルアルコール40質量%、メチルエチルケトン53質量%、トリエトキシ(トリデカフルオロオクチル)シラン3質量%及び表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末としてNIPGEL AZ−400(商品名、平均粒径3.0μm、東ソー・シリカ(株))4質量%となるように各成分を密閉して30分間撹拌混合した。
上記のようにして調製された下塗り塗料をシンナーで希釈してABS板にスプレー塗装して下塗りコーティングを形成した。次に常温下で20分間放置後、下塗りコーティングの表面が未乾燥状態のうちに、上塗り塗料をスプレー塗装して常温下で乾燥して硬化させ、下塗りコーティング上に上塗りコーティングを形成し、実験例2の測定試料を得た。
実験例1の下塗り塗料中の架橋アクリル粒子であるアートパールSE−050Tに換えて同じく架橋アクリル粒子であるアートパールJ−4P(商品名、平均粒径2.2μm、根上工業(株))に変更した以外は実験例1の場合と同様にして、実験例3の測定試料を得た。
実験例1の下塗り塗料中の架橋アクリル粒子であるアートパールSE−050Tに換えて同じく架橋アクリル粒子であるアートパールSE−090T(商品名、平均粒径110μm、根上工業(株))に変更した以外は実験例1の場合と同様にして、実験例4の測定試料を得た。
実験例1の上塗り塗料で用いられている表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末を無添加とし、イソプロピルアルコール34質量%、アセトン62質量%、トリクロロ(トリデカフルオロオクチル)シラン4質量%となるように各成分を密閉して30分間撹拌混合することにより調製したものを用いたほかは、実験例1の場合と同様にして実験例5の測定試料を作成した。
実験例1の上塗り塗料で表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末として用いられているNIPGEL AZ−204に換えて疎水性処理したゲルタイプシリカ粉末であるNIPSIL SS−100(商品名)、平均粒径2.5μm、東ソー・シリカ(株))を用いた以外は実験例1の場合と同様にして、実験例6の測定試料を得た。
実験例1の上塗り塗料で表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末として用いられているNIPGEL AZ−204に換えて親水性処理したゲルタイプシリカ粉末であるNIPSIL E−74P(商品名)、平均粒径2.8μm、東ソー・シリカ(株))を用いた以外は実験例1の場合と同様にして、実験例7の測定試料を得た。
下塗り塗料主材として、アクリルポリオールとしてアクリディックBL616(商品名)、DIC(株))75質量部に酢酸ブチル10質量部を加えて40分間、撹拌機で分散混合して調製したものを用い、硬化剤としてコロネートHL(商品名)を用いて主剤:硬化剤=7:1で混合し、シンナーで希釈してABS板にスプレー塗装することにより下塗りコーティングを形成し、それ以外は実験例1の場合と同様にして、実験例8の測定試料を得た。ここで用いた下塗り塗料主剤は、実質的に実験例1の下塗り塗料主剤において沈降防止剤及び架橋アクリル粒子を除いたものに対応する。
実験例1の上塗り塗料中のフルオロアルコキシシランとしてのトリクロロ(トリデカフルオロオクチル)シランの含有量を0.3質量部とし、イソプロピルアルコールの含有量を35.7質量%とした以外は実験例1の場合と同様にして、実験例9の測定試料を得た。
実験例1の上塗り塗料中の表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末として用いられているNIPGEL AZ−204の添加量を0.5質量部とし、イソプロピルアルコールの含有量を32.5質量%とした以外は実験例1の場合と同様にして、実験例7の測定試料を得た。
上述のようにして得られた実験例1〜4、8〜10のそれぞれの測定試料を用いて、撥水性試験を行った。撥水性試験は、そのままの測定試料を用いて測定した「初期」の水の接触角と、耐摩耗性試験後の測定試料を用いて測定した「耐摩耗性後」の水の接触角と、耐アルカリ性試験後の測定試料を用いて測定した「耐アルカリ性後」の水の接触角とに分けて表1にまとめて示した。なお、水の接触角は、FIBRO System ab(スウェーデン)社製の動的接触角試験機1100DAT(商品名、(株)マツボー販売)を用いて、前進接触角として測定した。
(a)下塗りコーティングの樹脂成分が、実験例1のものでは2液型のポリウレタン塗料であるのに対し、実験例2のものでは1液型のポリウレタン塗料であること、
(b)下塗りコーティングの架橋粒子が、実験例1のものでは架橋アクリル粒子であるのに対し、実験例2のものでは架橋ウレタン粒子であること、
(c)下塗りコーティングの架橋粒子の樹脂固形分に対する添加量が、実験例1のものでは25質量部であるのに対し、実験例2のものでは8質量部であること、
(d)上塗りコーティング中の長鎖フルオロアルキルシランが、実験例1のものではトリクロロ(トリデカフルオロオクチル)シランであるのに対し、実験例2のものではトリエトキシ(トリデカフルオロオクチル)シランであること、
(e)上塗りコーティング中の表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末の平均粒径が、実験例1のものでは1.3μmであるのに対し、実験例2のものでは3.0μmであること、
(f)上塗りコーティング中の表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末の含有量が、実験例1のものでは2質量%であるのに対し、実験例2のものでは4質量%であること、
で相違している。
次に、上述のようにして得られた実験例1、5〜7、9及び10のそれぞれの測定試料を用いて、撥油性試験を行った。撥油性試験は、接触角計SImage Entry 5(商品名、(株)エキシマ)を用い、鉱物油としてデラックスオイル(商品名、マルニ工業(株))を用いて前進接触角として測定した。結果をまとめて表2に示した。なお、表2においては、結果を理解しやすくするために、表示順序を適宜に変えてある。
Claims (6)
- 以下の(1)及び(2)の工程を備えることを特徴とする、撥水・撥油性コーティングの形成方法。
(1)基材の表面に、真球状の架橋アクリル粒子及び架橋ウレタン粒子から選択される少なくとも1種の架橋粒子を含むポリウレタン塗料を塗布して下塗りコーティングを形成する工程、
(2)前記下塗りコーティングが未乾燥の状態で、アルコール/ケトン系混合溶媒中に長鎖フルオロアルキルシラン及び表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末を分散したものからなる上塗り塗料を塗布して乾燥することにより上塗りコーティングを形成する工程。 - 前記ポリウレタン塗料として、前記架橋粒子の平均粒径が6〜90μmのものを用いることを特徴とする、請求項1に記載の撥水・撥油性コーティングの形成方法。
- 前記ポリウレタン塗料として、前記架橋粒子の添加量が前記ポリウレタン塗料の樹脂固形分に対して10〜100質量部のものを用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の撥水・撥油性コーティングの形成方法。
- 前記上塗り塗料として、前記表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末の平均粒径が1.0〜5.0μmのものを用いることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の撥水・撥油性コーティングの形成方法。
- 前記上塗り塗料として、前記長鎖フルオロアルキルシランの含有量が0.5〜5.0質量%であり、前記表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末の含有量が1.0〜10.0質量%のものを用いることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の撥水・撥油性コーティングの形成方法。
- 基材の表面に形成された下塗りコーティングと、前記下塗りコーティングの表面に形成された上塗りコーティングと、を有する撥水性・撥油性コーティングであって、
前記下塗りコーティングは、真球状の架橋アクリル粒子及び架橋ウレタン粒子から選択される少なくとも1種の架橋粒子を含むポリウレタンコーティングからなり、
前記上塗りコーティングは、
長鎖フルオロアルキルシランが表面無処理の親水性ゲルタイプシリカ粉末に化学的に結合しており、
前記親水性ゲルタイプシリカ粉末が前記下塗りコーティングの表面側に固着しており、
前記上塗りコーティングの表面側に前記長鎖フルオロアルキルシランが配向されているものからなることを特徴とする、撥水・撥油性コーティング。
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