JP6327928B2 - 一次放射器及び多周波共用アンテナ - Google Patents
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Description
特に、多周波共用の反射鏡アンテナ(多周波共用アンテナ)では、2つの周波数帯域の電波の放射が可能な2周波共用の一次放射器が実装されることがある。
この一次放射器は、2つの周波数帯域のうち、低周波数側の電波を伝搬する中空の外導体101と、外導体101の中心に配置され、2つの周波数帯域のうち、高周波数側の電波を伝搬する導波管構造の内導体102と、内導体102に装荷されている誘電体ロッド103とから構成されている。
外導体101と内導体102から同軸管が構成されており、低周波数側の電波を放射する際には、一次放射器が同軸状の開口になり、高周波数側の電波を放射する際には、一次放射器が円形開口になる。
図8において、104は電界ベクトル、105は電界が強くなる領域、106は電界が弱くなる領域である。
同軸導波管での最低次モードはTEM波であるが、TEM波はアンテナ正面でヌルとなるため、通信用アンテナとしては使用することができない。このため、通常は、TE11モードが使用される。
TE11モードは円形導波管の最低次モードであり、図8に示すように、E面(電界と平行な面)では電界が強くなり、H面(電界と直交する面)では電界が弱くなる。この傾向は、内導体102の径が大きくなるほど顕著になる。
図9より、E面の内導体102の外側の2箇所に電界が強い箇所が生じていることが分かる。一方、H面では電界強度が弱く、ヌルが生じていることが分かる。
E面の放射パターンは、ビームが絞られており、図10の計算例では、30度付近にヌルが生じ、50度程度の位置にサイドローブが生じている。一方、H面の放射パターンは、ビーム幅が広がっている。
このため、鏡面の照射範囲が例えば±60度である場合、E面では、鏡面の一部をサイドローブで照射することになり、大きな利得低下を生じる。
また、E面とH面では、放射パターンが大きく異なるため、反射鏡アンテナとして高い開口能率を得ることができず、交差偏波レベルも高くなる。
ただし、この方法は、同軸構造である多周波共用の一次放射器において、E面の放射パターンとH面の放射パターンを近付けるものではない。また、誘電体を溝に装荷する必要がある。
図1はこの発明の実施の形態1による2周波共用の一次放射器を示す斜視図であり、図2は図1の一次放射器が実装されている多周波共用アンテナを示す構成図である。
この多周波共用アンテナは、図1の一次放射器と、図1の一次放射器から放射された電波を反射する反射鏡とを備えている。
内導体2は外導体1の中心に配置され、2つの周波数帯域のうち、高周波数側の電波を伝搬する導波管構造の導体であり、先端には誘電体ロッド3が設けられている。
この一次放射器では、外導体1の中心から放射状に伸びる仮想の線Lと平行な複数の溝4が外導体1の内側に施されている。複数の溝4における外導体1の周方向の幅は、低周波数側の電波の波長の半分以下である。
図1では、外導体1の周方向に24個の溝4が施されているが、さらに細かい溝4が数多く施されていてもよいし、幅広い溝4が施されていてもよい。また、溝4の間隔は等間隔に限るものではない。
図1の一次放射器では、内導体2の先端に誘電体ロッド3を設けている構造を示しているが、開口部にチョークを設けたホーンにしてもよいし、開口部にフレアを設けるようにしてもよい。また、ステップを設けた複モードホーンにしてもよいし、それらの組み合わせとしてもよい。
図3において、5は電界ベクトル、6は電界が強くなる領域、7は電界が弱くなる領域である。
図3に示すように、E面では電界が強くなり、H面では電界が弱くなる。この傾向は、内導体2の径が大きくなるほど顕著になる。
ただし、図1の一次放射器では、複数の溝4における外導体1の周方向の幅が、低周波数側の電波の波長の半分以下であるため、E面ではカットオフになり、溝4の中に電波が進入できない。一方、H面では、カットオフの影響を受けないため、電波が広がる。
その結果として、E面ではホーンの開口径が小さく見え、H面では逆にホーンの開口径が広く見える。
したがって、溝4の形状を適切に選択すれば、E面とH面の放射パターンを概ね揃えることができる。
図4より、E面ではカットオフの影響で開口が絞られ、H面では逆に開口が広がっていることが分かる。
特許文献1に開示されている図7の一次放射器と異なり、H面にはヌルが生じていないことが分かる。
図1の一次放射器では、図5に示すように、E面の放射パターンとH面の放射パターンが概ね揃っており、鏡面の照射範囲内にヌルが生じていないことが分かる。
即ち、この実施の形態1によれば、E面方向の溝4には電波が侵入できず、H面方向の溝4には電波が侵入するため、E面では一次放射器の開口径が小さく見え、H面では一次放射器の開口径が広く見えるようになる。その結果、溝4の形状を適切に選べば、E面とH面で同様の放射パターンを得ることが可能になる。
よって、この実施の形態1の一次放射器を実装する多周波共用アンテナは、反射鏡アンテナとして高い開口能率を得ることができる。
上記実施の形態1では、複数の溝4における外導体1の周方向の幅が、低周波数側の電波の波長の半分以下であるものを示したが、さらに、複数の溝4における外導体1の径方向の深さが、低周波数側の電波の波長の4分の1程度であるようにしてもよい。
複数の溝4の径方向の深さを、低周波数側の電波の波長の4分の1程度にすることで、溝4の内側でオープン境界(インピーダンス無限大の境界条件)とすることができる。
しかし、オープン境界では、外導体1の壁で電界がゼロにはならないため、電界強度が一様に近付くようになる。その結果、一次放射器の開口能率が向上する。
図6はこの発明の実施の形態3による2周波共用の一次放射器を示す斜視図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示している。
上記実施の形態1,2では、複数の溝4が外導体1の内側に施されているものを示したが、少なくとも、低周波数側の電波の電界に対して平行な方向と垂直な方向に溝4が施されていれば、上記実施の形態1,2と同様に、E面ではカットオフとなり、溝4の中に電波が進入できない。一方、H面では、カットオフの影響を受けないため、電波が溝4の内に進入して広がる。
よって、低周波数側の電波の電界に対して平行な方向と垂直な方向にだけ溝4が施されているものであってもよい。
図6の一次放射器では、対称性を考慮して、低周波数側の電波の電界に対して平行な方向と垂直な方向に2個ずつ溝4が施されている例を示しているが、低周波数側の電波の電界に対して平行な方向と垂直な方向に1個ずつ溝4が施されているものであってもよい。
この実施の形態3によれば、上記実施の形態1,2と同様の効果が得られるほか、溝4の数が少なくなるので、加工が容易になるという効果が得られる。
Claims (5)
- 2つの周波数帯域の電波の放射が可能な2周波共用の一次放射器において、
前記2つの周波数帯域のうち、低周波数側の電波を伝搬する中空の外導体と、
前記外導体の中心に配置され、前記2つの周波数帯域のうち、高周波数側の電波を伝搬する導波管構造の内導体とから構成されており、
前記外導体の中心から放射状に伸びる仮想の線と平行な複数の溝が前記外導体の内側に施されていることを特徴とする一次放射器。 - 2つの周波数帯域の電波の放射が可能な2周波共用の一次放射器において、
前記2つの周波数帯域のうち、低周波数側の電波を伝搬する中空の外導体と、
前記外導体の中心に配置され、前記2つの周波数帯域のうち、高周波数側の電波を伝搬する導波管構造の内導体とから構成されており、
前記外導体の中心から放射状に伸びる仮想の線と平行な複数の溝が、前記外導体の内側のうち、前記低周波数側の電波の電界に対して平行な方向と垂直な方向にだけ施されていることを特徴とする一次放射器。 - 前記複数の溝における前記外導体の周方向の幅が、前記低周波数側の電波の波長の半分以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の一次放射器。
- 前記複数の溝における前記外導体の径方向の深さが、前記低周波数側の電波の波長の4分の1であることを特徴とする請求項3記載の一次放射器。
- 2つの周波数帯域の電波の放射が可能な2周波共用の一次放射器と、
前記一次放射器から放射された電波を反射する反射鏡とを備えた多周波共用アンテナにおいて、
前記一次放射器は、
前記2つの周波数帯域のうち、低周波数側の電波を伝搬する中空の外導体と、
前記外導体の中心に配置され、前記2つの周波数帯域のうち、高周波数側の電波を伝搬する導波管構造の内導体とから構成されており、
前記外導体の中心から放射状に伸びる仮想の線と平行な複数の溝が前記外導体の内側のうち、前記低周波数側の電波の電界に対して平行な方向と垂直な方向にだけ施されていることを特徴とする多周波共用アンテナ。
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