JP6326827B2 - 細胞培養装置および細胞培養方法 - Google Patents
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Description
本発明の細胞培養装置を、図1と、図2とを用いて説明する。図2において、200は供給ユニット、300は培養液送液ユニット、400は担体懸濁液送液ユニット、500は細胞培養ユニット、600は細胞回収ユニット、700は廃液回収ユニット、800は制御ユニット、900は操作ユニットである。
本発明の第二実施態様について、図8を用いて説明する。図8において図7と共通する符号はその説明を省略する。本発明の第二実施形態は、ガス供給槽1002から培養槽1001に培養液Eを供給するための供給管の形状を第一実施形態と異ならせた形態である。図8に示されるように、第二実施形態においては培養槽1001が閉塞部材1006により閉塞される。閉塞部材1006の天壁部1006aには、円筒状の供給管1010が挿通される。供給管1010は、鉛直方向に沿って配置され、その下端部が培養槽1001の底部1001a近傍で開口している。上端部は、循環装置503を介してガス供給槽1002と接続する。
本発明の細胞培養方法を、上記の細胞培養装置の動作と関連付けて説明する。該細胞培養方法においては、制御ユニットのPLC803の指令により、培養液送液工程と担体懸濁液送液工程とが、細胞培養工程の準備工程として実行される他、細胞培養工程と並行して実行される。供給工程と廃液工程とは、担体懸濁液送液工程と培養液送液工程と細胞培養工程と細胞回収工程とのいずれか一つ以上の工程と並行して行われる。該細胞培養方法の各工程を図3ないし図6のフローチャートを用いて説明する。
図3は培養液送液工程のフローチャートである。PLC803により培養液送液工程の実行が指令されると、培養液送液装置303が駆動し、培養液タンク301に冷蔵貯留される培養液Eが、予めPLC803に入力された送液量で培養液加温タンク302へ送液される(S301)。培養液加温タンク302で貯留され細胞培養に適する温度に調整された培養液Eは、培養槽501へ送液される(S302)。培養液加温タンク302の液温設定はインキュベータで行ってもよく、予めPLC803に入力してもよい。通常は36〜38℃に設定する。
図4は、担体懸濁液送液工程のフローチャートである。本発明に用いられる担体Fは、好ましくは幹細胞付着性物質でコーティングさせる。
図5は、細胞培養工程のフローチャートである。細胞培養工程開始前に、PLC803により培養液送液工程が実行され、続いて担体懸濁液送液工程が実行される。その結果、細胞培養工程の開始時、培養槽501とガス供給槽502とは培養液Eと担体懸濁液Gとの混合液で満たされる。ただし、担体懸濁液Gを構成する洗浄液Aは、培養槽501内の上記混合液中の混合量としてはごく微量である。したがって上記の混合液は、実質的には培養液Eと担体Fとの混合液である。該混合液に被培養細胞を導入する(S501)。被培養細胞は、好ましくは細胞導入バイアルを用いて導入される。他法としては、シリンジにより無菌的に注入する方法が挙げられる。
PLC803は、培養槽501に培養液Eと担体懸濁液Gと被培養細胞との供給工程が完了すると、循環装置503の駆動を指令する。これにより培養液Eが培養槽501とガス供給槽502との間を予め入力された循環速度で循環し始める。本発明は、PLC803の指令により上記の循環工程を実行することで、培養槽501内で培養液Eの上昇流を形成させる。培養槽501内に供給された担体Fが、この上昇流にのって浮遊し、培養領域1009を形成する。これにより本発明は三次元培養が実行される(S502)。
培養液交換工程においては、PLC803の指令により、廃液回収工程の実行により第二廃液排出装置702を駆動させて、培養槽501内の培養液Eを廃液タンク704へ排出する。続いて培養液送液装置303を駆動させて、上記排出量と同量の新たな培養液Eを培養液タンク301から培養槽501へ送液させる。上記排出と送液とは、PLC803に入力した古い培養液の排出量と新たな培養液との送液量の出力により実行される。図1に例示する構成例では、一回の培養液交換で、通常は培養槽内の培養液を100〜150ml排出し、新たな培養液を100〜150ml培養槽内に送液する。培養液交換工程を実行すると培養液E中の栄養成分量が回復するため、細胞培養を継続できる。
継代工程は、PLC803の指令により循環装置503の駆動を停止させ、培養槽の振盪動作を開始させて実行する。該振盪動作は、例えば、PLC803の指令により培養槽シェーカ505を駆動させて実行される。これにより、培養細胞を付着させた担体Fを培養液Eに懸濁させた細胞懸濁液Jが生成できる。担体を均質に分散させる観点から、PLC803は、振盪速度を、50〜300rpm、振盪時間を10〜100秒として細胞懸濁液Jの生成を実行する。
図6は、細胞回収工程のフローチャートである。PLC803は、培養槽501から送液させた細胞懸濁液Jを入力された所定時間、静置させる(S601)。剥離槽601内には、担体阻止装置603としてのフィルタが設けられるため、静置時間の経過により、担体阻止装置603上に培養細胞を付着させた担体が沈降する。静置時間は、通常1〜20分間としてPLC803に入力される。
以上説明したように、本発明は、担体や培養細胞を、担体懸濁液、細胞懸濁液、または細胞含有液のいずれかの液の移動に伴わせて移動させることができる。そのため、細胞培養に必要な作業を上記の各液の液量で管理できる。また細胞培養に必要な培養液や洗浄液や剥離剤の送液と排出とを制御できる。これにより、被培養細胞を培養槽に供給すると、三次元培養、培養液交換、継代を含むあらゆる作業が本発明により自動的に行われる。そのため作業者は、培養細胞が細胞回収バイアルに回収されるまで作業を行う必要がない。したがって本発明は作業者のメンテナンス作業を軽減できる。
本発明を用いる細胞培養では、作業者の技量は問われない。したがって本発明は、いかなる作業者であっても安定した品質で培養細胞を提供できる。また本発明は三次元培養であるので、高未分化率で幹細胞を大量培養できる。
本発明は、三次元培養方法における品質安定性と培養効率とを向上させ、加えて作業者の作業負荷を軽減できる。
B 剥離剤
E 培養液
F 担体
G 担体懸濁液
J 細胞懸濁液
K 細胞含有液
200 供給ユニット
201 洗浄液タンク
202 剥離剤タンク
211 第一洗浄液送液装置
212 第二洗浄液送液装置
213 剥離剤送液装置
300 培養液送液ユニット
301 培養液タンク
302 培養液加温タンク
303 培養液送液装置
400 担体懸濁液送液ユニット
401 担体容器
402 担体懸濁液送液装置
403 担体容器シェーカ
500 細胞培養ユニット
501、1001 培養槽
502、1002 ガス供給槽
503 循環装置
504 細胞懸濁液送液装置
505 培養槽シェーカ
600 細胞回収ユニット
601 剥離槽
602 細胞回収バイアル
603 担体阻止装置
604 細胞含有液送液装置
605 剥離槽シェーカ
700 廃液回収ユニット
701 第一廃液排出装置
702 第二廃液排出装置
703 第三廃液排出装置
704 廃液タンク
800 制御ユニット
801 溶存酸素量測定装置
802 ガス供給槽の液量測定装置
802a、802b、802c、802d 液量レベル別のセンサ
803 PLC
900 操作ユニット
1001a 培養槽の底部
1001b 培養槽の側壁
1003、1004、1010 供給管
1005 導入管
1005a 導入管の下端
1006 閉塞部材
1006a 天壁部
1006b 底壁部
1007 操作口
1008 注入口
1009 培養領域
1012 ガス供給管
1013 ガス排気管
Claims (10)
- 少なくとも洗浄液と剥離剤とを個別に送液する供給ユニットと、
培養液を送液する培養液送液ユニットと、
担体を洗浄液に懸濁させた担体懸濁液を送液する担体懸濁液送液ユニットと、
培養液を循環させて三次元培養を行う細胞培養ユニットと、
担体から剥離させた培養細胞を含有する細胞含有液を送液する細胞回収ユニットと、
担体懸濁液送液ユニットと細胞培養ユニットと細胞回収ユニットとから排出される廃液を回収する廃液回収ユニットと、
少なくとも前記洗浄液と剥離剤と培養液と担体懸濁液と細胞懸濁液と細胞含有液との送液と排出とを制御する制御ユニットとを有し、
担体懸濁液送液ユニットが、担体容器と、担体容器内で洗浄液タンクから担体容器に供給された洗浄液と担体とを懸濁させてなる担体懸濁液を、担体容器と連通する培養槽へ送液する担体懸濁液送液装置とを含み、
細胞培養ユニットが、培養液と担体懸濁液とが送液され、さらに被培養細胞が導入される培養槽と、培養槽と連通するガス供給槽と、培養槽とガス供給槽との間で培養液を循環させる循環装置と、培養槽内で培養液に被培養細胞と担体とを懸濁させた細胞懸濁液を培養槽と連通する剥離槽へ送液する細胞懸濁液送液装置とを含み、
細胞回収ユニットが、剥離槽と、剥離槽と連通する細胞回収バイアルと、剥離槽内で剥離剤に担体と細胞とを懸濁させた細胞含有液から担体を除去する担体阻止装置と、担体阻止装置を介して剥離槽から細胞回収バイアルへ細胞含有液を送液する細胞含有液送液装置とを含む、細胞培養装置。 - 少なくとも洗浄液と剥離剤とを個別に送液する供給ユニットと、
培養液を送液する培養液送液ユニットと、
担体を洗浄液に懸濁させた担体懸濁液を送液する担体懸濁液送液ユニットと、
培養液を循環させて三次元培養を行う細胞培養ユニットと、
担体から剥離させた培養細胞を含有する細胞含有液を送液する細胞回収ユニットと、
担体懸濁液送液ユニットと細胞培養ユニットと細胞回収ユニットとから排出される廃液を回収する廃液回収ユニットと、
少なくとも前記洗浄液と剥離剤と培養液と担体懸濁液と細胞懸濁液と細胞含有液との送液と排出とを制御する制御ユニットとを有し、
供給ユニットが、洗浄液を貯留する洗浄液タンクと、洗浄液タンクと連通する担体容器へ洗浄液を送液する第一洗浄液送液装置と、洗浄液タンクと連通する剥離槽へ洗浄液を送液する第二洗浄液送液装置と、剥離剤を貯留する剥離剤タンクと、剥離剤タンクと連通する剥離槽へ剥離剤を送液する剥離剤送液装置とを備え、
培養液送液ユニットが、培養液タンクと、培養液タンクから培養液加温タンクを介して培養液タンクと連通する培養槽へ培養液を送液する培養液送液装置とを含み、
廃液回収ユニットが、担体容器から廃液を排出させる第一廃液排出装置と、培養槽から廃液を排出させる第二廃液排出装置と、剥離槽から廃液を排出させる第三廃液排出装置と、担体容器と培養槽と剥離槽とのいずれとも連通し、担体容器と培養槽と剥離槽とからそれぞれ排出される廃液を回収する廃液タンクとを備え、
制御ユニットが、培養槽内の細胞懸濁液の溶存酸素量を測定する溶存酸素量測定装置と、ガス供給槽の液量測定装置とを備え、供給ユニットと、培養液送液ユニットと、担体懸濁液送液ユニットと、細胞培養ユニットと、細胞回収ユニットと、廃液回収ユニットとで行われる、洗浄液と剥離剤と培養液と担体懸濁液と細胞懸濁液と細胞含有液との送液と、廃液の排出とを制御する制御ユニットである、細胞培養装置。 - 供給ユニットが、洗浄液を貯留する洗浄液タンクと、洗浄液タンクと連通する担体容器へ洗浄液を送液する第一洗浄液送液装置と、洗浄液タンクと連通する剥離槽へ洗浄液を送液する第二洗浄液送液装置と、剥離剤を貯留する剥離剤タンクと、剥離剤タンクと連通する剥離槽へ剥離剤を送液する剥離剤送液装置とを備え、
培養液送液ユニットが、培養液タンクと、培養液タンクから培養液加温タンクを介して培養液タンクと連通する培養槽へ培養液を送液する培養液送液装置とを含み、
廃液回収ユニットが、担体容器から廃液を排出させる第一廃液排出装置と、培養槽から廃液を排出させる第二廃液排出装置と、剥離槽から廃液を排出させる第三廃液排出装置と、担体容器と培養槽と剥離槽とのいずれとも連通し、担体容器と培養槽と剥離槽とからそれぞれ排出される廃液を回収する廃液タンクとを備え、
制御ユニットが、培養槽内の細胞懸濁液の溶存酸素量を測定する溶存酸素量測定装置と、ガス供給槽の液量測定装置とを備え、供給ユニットと、培養液送液ユニットと、担体懸濁液送液ユニットと、細胞培養ユニットと、細胞回収ユニットと、廃液回収ユニットとで行われる、洗浄液と剥離剤と培養液と担体懸濁液と細胞懸濁液と細胞含有液との送液と、廃液の排出とを制御する制御ユニットである、請求項1に記載の細胞培養装置。 - 培養槽への培養液の送液と培養槽からの培養液の排出とを、細胞懸濁液の溶存酸素量とガス供給槽内の培養液の液量とに基づき実行する制御ユニットを備える請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の細胞培養装置。
- 培養槽から剥離槽へ細胞懸濁液を送液した後の担体懸濁液と培養液との培養槽への送液を、培養槽から剥離槽への細胞懸濁液の送液量に基づいて実行する制御ユニットを備える請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の細胞培養装置。
- 第一洗浄液送液装置と、第二洗浄液送液装置と、培養液送液装置と、担体懸濁液送液装置と、循環装置と、細胞含有液送液装置と、第一廃液排出装置と、第二廃液排出装置と、第三廃液排出装置との少なくとも一つがチューブポンプである請求項2又は3に記載の細胞培養装置。
- 少なくとも洗浄液を送液する洗浄液送液工程と、剥離剤を送液する剥離剤送液工程とを個別に実行する供給工程と、
培養液の送液を実行する培養液送液工程と、
洗浄液に担体を懸濁させて担体懸濁液を生成し、該担体懸濁液の送液を実行する担体懸濁液送液工程と、
培養液を循環させて三次元培養を行う循環工程を含む細胞培養工程と、
剥離剤を添加して担体から剥離させた培養細胞を含有する細胞含有液を生成し、該細胞含有液の送液を実行する細胞回収工程と、
担体懸濁液送液工程と細胞培養工程と細胞回収工程との実行によりそれぞれ排出される廃液の回収を実行する廃液回収工程とを含み、
洗浄液と、剥離剤と、培養液と、担体懸濁液と、細胞懸濁液と、細胞含有液との送液と廃液の排出とを制御し、
担体懸濁液送液工程が、担体容器内で、洗浄液タンクから送液された洗浄液に担体を懸濁させて担体懸濁液を生成し、該担体懸濁液を担体容器から担体容器と連通する培養槽へ送液する担体懸濁液送液工程であり、
細胞培養工程が、培養槽内で、培養液タンクから送液された培養液に、担体容器から送液された担体懸濁液に含有される担体と被培養細胞とを懸濁させて細胞懸濁液を生成し、培養槽と、培養槽と連通するガス供給槽との間で培養液を循環させて、培養槽内で細胞懸濁液に含有される担体を浮遊させて三次元培養を行う循環工程と、培養槽内の培養液を排出し新たな培養液を送液する培養液交換工程と、培養槽内で細胞懸濁液に含有される担体を分散させ、該細胞懸濁液の一部を剥離槽へ送液し、培養槽内に新たな培養液と担体懸濁液とを送液する継代工程とのいずれか一つを実行する細胞培養工程であり、
細胞回収工程が、剥離槽内で、培養槽から送液された細胞懸濁液に含有される担体と培養細胞とに剥離剤を添加して細胞含有液を生成し、該細胞含有液から担体を除去した後、該細胞含有液を細胞回収バイアルへ送液する細胞回収工程である、細胞培養方法。 - 少なくとも洗浄液を送液する洗浄液送液工程と、剥離剤を送液する剥離剤送液工程とを個別に実行する供給工程と、
培養液の送液を実行する培養液送液工程と、
洗浄液に担体を懸濁させて担体懸濁液を生成し、該担体懸濁液の送液を実行する担体懸濁液送液工程と、
培養液を循環させて三次元培養を行う循環工程を含む細胞培養工程と、
剥離剤を添加して担体から剥離させた培養細胞を含有する細胞含有液を生成し、該細胞含有液の送液を実行する細胞回収工程と、
担体懸濁液送液工程と細胞培養工程と細胞回収工程との実行によりそれぞれ排出される廃液の回収を実行する廃液回収工程とを含み、
洗浄液と、剥離剤と、培養液と、担体懸濁液と、細胞懸濁液と、細胞含有液との送液と廃液の排出とを制御し、
供給工程が、洗浄液タンクから洗浄液タンクと連通する担体容器へ、洗浄液を送液する第一洗浄液送液工程と、洗浄液タンクから洗浄液タンクと連通する剥離槽へ、洗浄液を送液する第二洗浄液送液工程と、剥離剤タンクから剥離剤タンクと連通する剥離槽へ、剥離剤を送液する剥離剤送液工程とのいずれか一つ以上を実行する供給工程であり、
培養液送液工程が、培養液タンクから培養液タンクと連通する培養槽へ、培養液加温タンクを介して培養液を送液する培養液送液工程であり、
廃液回収工程が、担体容器と培養槽と剥離槽とのいずれか一つ以上から廃液タンクへ廃液を排出させる廃液回収工程である、細胞培養方法。 - 供給工程が、洗浄液タンクから洗浄液タンクと連通する担体容器へ、洗浄液を送液する第一洗浄液送液工程と、洗浄液タンクから洗浄液タンクと連通する剥離槽へ、洗浄液を送液する第二洗浄液送液工程と、剥離剤タンクから剥離剤タンクと連通する剥離槽へ、剥離剤を送液する剥離剤送液工程とのいずれか一つ以上を実行する供給工程であり、
培養液送液工程が、培養液タンクから培養液タンクと連通する培養槽へ、培養液加温タンクを介して培養液を送液する培養液送液工程であり、
廃液回収工程が、担体容器と培養槽と剥離槽とのいずれか一つ以上から廃液タンクへ廃液を排出させる廃液回収工程である、請求項7に記載の細胞培養方法。 - 細胞培養工程における培養液と担体懸濁液と細胞懸濁液との送液と排出とを、細胞懸濁液の溶存酸素量とガス供給槽内の培養液の液量とに基づき実行する請求項7又は9に記載の細胞培養方法。
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