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JP6319123B2 - 配線引き込み構造 - Google Patents

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JP6319123B2 JP2015019494A JP2015019494A JP6319123B2 JP 6319123 B2 JP6319123 B2 JP 6319123B2 JP 2015019494 A JP2015019494 A JP 2015019494A JP 2015019494 A JP2015019494 A JP 2015019494A JP 6319123 B2 JP6319123 B2 JP 6319123B2
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Description

本発明は、隔壁基板を介して非防水空間の配線を防水空間に引き込む配線引き込み構造の部品点数を少なくし、かつ配線引き込み作業を容易に行うことができる配線引き込み構造に関する。
従来から、非防水空間から防水空間に配線を引き込む場合、非防水空間と防水空間とを隔てる隔壁基板にグロメットを配置して接続するようにしている。ここで、グロメットの引き込み口は、隙間があると水が浸入するため、配線径に対して小さく設計されている。ここで、配線の先端には、圧着端子などで先端処理された端子部材を有するため、配線を含む装置組み立て時にグロメットの引き込み口に配線を貫通させる作業は容易ではない。
特許文献1には、防水筐体に囲まれてパワーモジュールなどを有する防水空間と、ヒートシンクなどを用いて冷却を行う風洞部である非防水区間とが筐体ベースを介して接続され、この筐体ベースにグロメットを介して非防水空間から防水空間に配線を引き込む電力変換装置が記載されている。この電力変換装置では、このグロメットを介した配線引き込み作業を、グロメットを支持するグロメット支持部材を、筐体ベースとは別体に設け、グロメット支持部材に支持されたグロメットの引き込み口に配線しておき、この配線済みのグロメット支持部材を筐体ベースに取り付けるようにしている。そして、配線作業時における作業空間を広くして配線作業性が高くなるようにしている。
特開2012−228018号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたものでは、高い配線作業性を確保できるものの、新たにグロメット支持部材を設ける必要があるため、組立工数が依然として低減できないとともに、グロメット支持部材にグロメットが支持された状態でグロメットの引き込み口に配線する必要があるため、配線作業時における作業の自由度が低く、さらなる配線作業性の向上が望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、隔壁基板を介して非防水空間の配線を防水空間に引き込む配線引き込み構造の部品点数を少なくし、かつ配線引き込み作業を容易に行うことができる配線引き込み構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる配線引き込み構造は、隔壁基板を介して非防水空間の配線を防水空間に引き込む配線引き込み構造であって、前記隔壁基板の面内に開口部及び該開口部に対して前記配線を引き込む切り欠きを形成し、前記配線が挿入されたグロメットを前記切り欠きに嵌め込んだ状態で、前記隔壁基板の非防水空間側に設けられた押圧部材が前記開口部を塞ぐとともに前記グロメットを押圧することを特徴とする。
また、本発明にかかる配線引き込み構造は、上記の発明において、前記グロメットは、前記押圧部材による押圧方向に対して垂直な方向で分割され、該分割された面で前記配線を挟み込むことを特徴とする。
また、本発明にかかる配線引き込み構造は、上記の発明において、前記配線には、前記グロメットに挟み込まれる位置を示すマーカーが表示されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる配線引き込み構造は、上記の発明において、前記開口部には、前記防水空間に配置される発熱部を冷却するヒートシンクが前記非防水空間に配置され、該ヒートシンクは、前記押圧部材として機能することを特徴とする。
また、本発明にかかる配線引き込み構造は、上記の発明において、前記切り欠きは、複数設けられ、各切り欠きは直線状に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、隔壁基板を介して非防水空間の配線を防水空間に引き込む際、前記隔壁基板の面内に開口部及び該開口部に対して前記配線を引き込む切り欠きを形成し、前記配線が挿入されたグロメットを前記切り欠きに嵌め込んだ状態で、前記隔壁基板の非防水空間側に設けられた押圧部材が前記開口部を塞ぐとともに前記グロメットを押圧するようにしている。これにより、配線引き込み構造の部品点数を少なくし、かつ配線引き込み作業を容易に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態である配線引き込み構造を有する電力変換装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、図1に示した電力変換装置のA−A線断面図である。 図3は、図1に示したグロメットの構成を示す斜視図である。 図4は、配線引き込み構造の組立作業手順を説明する説明図である。 図5は、グロメットを分割構成とした場合における配線引き込み構造の組立作業手順を説明する説明図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(構成の概要)
図1は、本発明の実施の形態である配線引き込み構造を有する電力変換装置1の概略構成を示す断面図である。また、図2は、図1に示した電力変換装置1のA−A線断面図である。さらに、図3は、図1に示したグロメット8の構成を示す斜視図である。図1に示すように、電力変換装置1は、隔壁基板2を介して、風洞部として機能する非防水空間E1と、防水空間E2とが接続される。非防水空間E1は、隔壁基板2及び非防水空間筐体3に覆われ、防水空間E2は、隔壁基板2及び防水空間筐体4に覆われる。
防水空間E2には、整流を行うダイオードモジュール11、直流を交流に変換するIGBTなどのスイッチング素子からなるパワーモジュール12や、不図示の電源基板,制御基板,端子台などが配置される。非防水空間E1には、直流リアクトル10、及び、ダイオードモジュール11及びパワーモジュール12を搭載するヒートシンク9を有する。ヒートシンク9は、発熱部としてのダイオードモジュール11及びパワーモジュール12を冷却する。ヒートシンク9の非防水空間E1側は冷却フィンが形成され、防水空間E1側はダイオードモジュール11及びパワーモジュール12の搭載面になっている。なお、図示しないコンデンサは、隔壁基板2を貫通して配置され、電極端子は、防水空間E2内に配置される。また、非防水空間E1には、図示しない冷却ファンが設けられる。配線7は、非防水空間E1内の直流リアクトル10からグロメット8を介して防水空間E2に配線引き込みされる。なお、配線7の先端に配置された圧着端子7aは、ダイオードモジュール11に接続される。
図1及び図2に示すように、隔壁基板2には、非防水空間E1側からヒートシンク9が配置される開口部5が形成されている。開口部5には、開口部5側からグロメット8を隔壁基板2に嵌め込むための切り欠き6が形成されている。
図3に示すように、グロメット8は、先端が半円柱の側面が先端面となり、後端面が矩形となる板状部材であり、側面には、嵌合溝8bが形成されている。また、半円柱の中心位置に、配線7を引き込む引き込み口8aが形成されている。この引き込み口8aの穴径は配線7の配線径に対して小さく設計されている。引き込み口8aに配線7が引き込まれた状態のグロメット8は、切り欠き6に嵌合した状態となる。ヒートシンク9は、ダイオードモジュール11及びパワーモジュール12が搭載された状態で、開口部5を塞ぎ、かつ、グロメット8を後端面側から押圧して隔壁基板2の裏面側(非防水空間側)に取り付けられる。
(配線組立手順)
図4に示すように、まず、引き込み口8aに配線7が引き込まれた状態のグロメット8を、嵌合溝8aを切り欠き6の端部に嵌め込んでスライドによって嵌合させる。なお、配線7の引き込みは、予め設定された、図1に示した引き込み位置を示すマーカー7bを指標とし、このマーカー7bの位置がグロメット8の近傍、あるいはグロメット8の位置となるように引き込むことによってなされる。この配線7の引き込み口8aへの引き込み作業は、各グロメット8に対して個別に行うことができる。
その後、防水空間E2の防水機能を高めるため、ヒートシンク9で開口部5を塞ぎ、かつ、ヒートシンク9でグロメット8の後端面側から押圧し、その後ヒートシンク9を隔壁基板2の裏面側に取り付ける。ここで、図4では、複数の切り欠き6及び複数のグロメット8が直線状に配置され、ヒートシンク9によって各グロメット8が一度に押圧できるようになっている。
上述した実施の形態では、予め配線7に設定されたマーカー7bをもとに、各グロメット8に対して配線7を引き込んでおき、この引き込み済みの複数の配線7を各切り欠き6に嵌め込み、ヒートシンク9で押圧するのみでよいので、配線引き込み構造の部品点数を少なくし、かつ配線引き込み作業を容易に行うことができる。
(変形例)
上述した実施の形態では、配線7の先端に圧着端子7aなどの先端処理された端子部材がある場合、引き込み口8aに圧着端子7aなどを通すのは、作業に手間がかかるとともに、ゴムブッシュを損傷してしまう場合がある。このため、実施の形態の変形例では、グロメット8を、ヒートシンク9による押圧方向に対して垂直な方向であって、引き込み口8aの中心を通る面で2つの分割グロメット81,82に分割する。この分割によって、引き込み口8aの空間も分割される。先端側の分割グロメット81には、引き込み口形成用切り欠き81aが形成され、後端側の分割グロメット82には、引き込み口形成用切り欠き82aが形成される。
この変形例による配線引き込み作業は、図5に示すように、まず、分割グロメット81の嵌合溝8bを切り欠き6の端部に嵌合させて押し込む。その後、分割グロメット81の引き込み口形成用切り欠き81aに、配線7のマーカー7bを参照して、配線7を当てる。その後、分割グロメット82を切り欠き6に嵌合し、引き込み口形成用切り欠き82aを配線7に当接させる。
その後、防水空間E2の防水機能を高めるため、ヒートシンク9で開口部5を塞ぎ、かつ、ヒートシンク9で分割グロメット82の後端面側から、分割グロメット81、配線7、分割グロメット82を押圧し、その後ヒートシンク9を隔壁基板2の裏面側に取り付ける。なお、最初から分割グロメット81のみを切り欠き6の奥まで押し込むようにしてもよい。
この変形例では、分割グロメット81,82を切り欠き6に嵌合させる際に、配線7の引き込み作業を同時に行い、しかも、配線7の先端の圧着端子7aなどを引き込み口8aに通さず、かつ、配線7も引き込む必要がないため、配線引き込み作業がさらに容易になる。また、配線引き込み作業時に、分割グロメット81,82のゴムブッシュを損傷することがないため、防水機能の劣化を防止することができる。
なお、上述した実施の形態では、ヒートシンク9の端面を用いてグロメット8の後端面を押圧するようにしていたが、これに限らず、ヒートシンク9の代わりに、グロメット8の後端面を押圧することができる押圧部材を別途設けてもよい。
また、グロメット8及び切り欠き6の形状は、上述したものに限らず、配線を引き込み、かつ、押圧部材によって押圧されて防水性が確保できる形状であればよい。
1 電力交換装置
2 隔壁基板
3 非防水空間筐体
4 防水空間筐体
5 開口部
6 切り欠き
7 配線
7a 圧着端子
7b マーカー
8 グロメット
8a 引き込み口
8b 嵌合溝
9 ヒートシンク
10 直流リアクトル
11 ダイオードモジュール
12 パワーモジュール
81,82 分割グロメット
81a,82a 引き込み口形成用切り欠き
E1 非防水空間
E2 防水空間

Claims (4)

  1. 隔壁基板を介して非防水空間の配線を防水空間に引き込む配線引き込み構造であって、
    前記隔壁基板の面内に開口部及び該開口部に対して前記配線を引き込む切り欠きを形成し、
    前記配線が挿入されたグロメットを前記切り欠きに嵌め込んだ状態で、前記隔壁基板の非防水空間側に設けられた押圧部材が前記開口部を塞ぐとともに前記グロメットを押圧し、
    前記開口部には、前記防水空間に配置される発熱部を冷却するヒートシンクが前記非防水空間に配置され、該ヒートシンクは、前記押圧部材として機能することを特徴とする配線引き込み構造。
  2. 前記グロメットは、前記押圧部材による押圧方向に対して垂直な方向で分割され、該分割された面で前記配線を挟み込むことを特徴とする請求項1に記載の配線引き込み構造。
  3. 前記配線には、前記グロメットに挟み込まれる位置を示すマーカーが表示されていることを特徴とする請求項1または2に記載の配線引き込み構造。
  4. 前記切り欠きは、複数設けられ、各切り欠きは直線状に配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の配線引き込み構造。
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