JP6302852B2 - 車両用電子制御装置 - Google Patents
車両用電子制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6302852B2 JP6302852B2 JP2015016292A JP2015016292A JP6302852B2 JP 6302852 B2 JP6302852 B2 JP 6302852B2 JP 2015016292 A JP2015016292 A JP 2015016292A JP 2015016292 A JP2015016292 A JP 2015016292A JP 6302852 B2 JP6302852 B2 JP 6302852B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- control unit
- vehicle
- unit
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
メインユニット(メインプロセッサ、制御ユニット、メインCPU)1は、車両のアクチュエータを駆動制御すると共に、他の車載電子制御装置Bとの間でCAN通信回路を介して通信を行うユニットである。なお、電子制御装置Aと他の電子制御装置Bとの間の通信は、CAN通信の他、AUD通信、LIN通信、FlexRay通信などの通信で行わせることができる。
サイクルが1の時は、S1004の通り、図1のメインユニット1からサブユニット9への回答データ5を操作し、サブユニット9の演算監視部10によるリレー指示を行い、実際のリレー19の出力が正しい状態かを診断する。
サイクルが2の時は、S1005の通り、図1のメインユニット1からサブユニット9への出力6により、サブユニット9のリレー出力部11によるリレー指示を行い、実際のリレー19の出力が正しい状態かを診断する。
サイクルが3の時は、S1006の通り、図1のメインユニット1から出力7により、リレー出力16によるリレー指示を行い、実際のリレー19の出力が正しい状態かを診断する。
S1004〜S1006のリレー出力後にS1007でリレー19の出力が正しくオフしていればS1008で診断結果正常を判断し、オフできなければS1009で異常を判断する。診断完了後にS1010でサイクルを更新する。
なお、サイクルは1、2、3を繰り返すよう構成されている。
1回のサイクルでリレー操作可能なのは1回のみの制約があるため、一度にS1004〜S1006の3つの診断はできないため、サイクルごとに診断する箇所を変更して診断する。
サブユニット9の演算機能監視部10が異常を判定したサブユニットからリレー19のオフ指示をするが、NOT回路12が故障している場合にはオフ指示ができない。その場合には、演算機能監視部結果モニタ24をモニタし、異常発生時には、サブユニット経由のリレー出力6及びメインユニットのリレー出力7からもオフ指示を行う。
同様に、メインユニット1の自己診断部3が異常を判定し、サブユニット経由のリレー出力6のオフ指示をするが、サブユニット9のリレー出力部11が故障している場合にはオフ指示ができない。その場合には、サブユニット9の演算機能監視部10から、異常発生時にオフ指示を出す構成としてもよい。
また、演算機能監視部結果モニタ24をモニタしてメインユニットリレー出力7からもオフ指示を行ってもよい。
また、リレー診断3により異常を判定し、メインユニットのリレー出力7からオフ指示をするが、リレー出力16が故障している場合にはオフ指示ができない。その場合には、リレーモニタ23をモニタして異常発生時にはメインユニット1の例題演算部2の回答データ5を停止することによりサブユニット9の演算機能監視部10からリレーオフ指示してもよい。また、サブユニット経由のリレー出力6からオフ指示を行ってもよい。
その際、リレーオフできない場合は、リレー出力回路が故障していることも合わせて検出可能であり、その情報を次のイクニッションスイッチオンまで保持して、制御装置動作開始からフェールセーフ処理に遷移可能となる。
Claims (8)
- メイン制御部とサブ制御部とを有し、車両が有するアクチュエータへの電力供給のオン・オフのためのリレーを制御する車両用電子制御装置において、
前記メイン制御部と前記サブ制御部とは相互に監視を行い、一方の制御部の故障を検出した場合に他方の制御部が前記リレーをオフするように制御し、
前記メイン制御部又は前記サブ制御部からリレーオフする回路を複数備えており、リレーオフ信号に対してリレー回路の出力がオフするか否かをチェックする手段を有することを特徴とした車両用電子制御装置。 - メイン制御部とサブ制御部とを有し、車両が有するアクチュエータへの電力供給のオン・オフのためのリレーを制御する車両用電子制御装置において、
前記メイン制御部と前記サブ制御部とは相互に監視を行い、一方の制御部の故障を検出した場合に他方の制御部が前記リレーをオフするように制御し、
他の電子制御装置との間で通信を行うための通信回路を備え、通信機能以外の診断処理に伴う故障時に同期して、通信停止とすることを特徴とした車両用電子制御装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用電子制御装置において、
前記メイン制御部と前記サブ制御部とは何れも自己診断を行い、これにより故障を検出した際に前記リレーをオフするように制御することを特徴とした車両用電子制御装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用電子制御装置において、
前記メイン制御部又は前記サブ制御部の故障検出時にフェイル処理により警告灯の点灯及び他の電子制御装置へ通知することを特徴とした車両用電子制御装置。 - メイン制御部とサブ制御部とを有し、車両が有するアクチュエータへの電力供給のオン・オフのためのリレーを制御する車両用電子制御装置において、
前記メイン制御部と前記サブ制御部とはそれぞれが前記リレーのオン・オフを制御するリレー制御手段を備え、
所定のタイミングで、前記メイン制御部のリレー制御手段によるリレーオフと、前記サブ制御部のリレー制御手段によるリレーオフとを切替えて行うことを特徴とする車両用制御装置。
- 請求項5に記載の車両用電子制御装置において、
前記サブ制御部は前記メイン制御部の監視を行い、前記メイン制御部の異常を検知した場合に前記リレーをオフする第1のリレー制御手段と、
前記メイン制御部の自己診断により前記メイン制御部の異常を検知した場合に前記サブ制御部を介して前記リレーをオフする第2のリレー制御手段と、
前記メイン制御部の自己診断により前記メイン制御部の異常を検知した場合に前記サブ制御部を介さずに前記リレーをオフする第3のリレー制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項6に記載の車両用電子制御装置において、
所定のタイミングで、前記第1のリレー制御手段と前記第2のリレー制御手段と第3のリレー制御手段とのリレーオフを切り替えて行うことを特徴とした車両用電子制御装置。 - 請求項5又は7に記載の車両用電子制御装置において、
前記所定のタイミングはイグニッションスイッチがオフされたタイミングであることを特徴とする車両用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016292A JP6302852B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 車両用電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016292A JP6302852B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 車両用電子制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016142141A JP2016142141A (ja) | 2016-08-08 |
JP6302852B2 true JP6302852B2 (ja) | 2018-03-28 |
Family
ID=56568451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015016292A Expired - Fee Related JP6302852B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 車両用電子制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6302852B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6754743B2 (ja) * | 2017-09-22 | 2020-09-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車載電子制御装置およびその異常時処理方法 |
JP7326905B2 (ja) | 2019-06-17 | 2023-08-16 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3847664B2 (ja) * | 2002-05-30 | 2006-11-22 | 三菱電機株式会社 | 車載エンジン制御装置 |
JP4182700B2 (ja) * | 2002-07-26 | 2008-11-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用システム制御装置 |
JP5582748B2 (ja) * | 2009-09-17 | 2014-09-03 | 株式会社ケーヒン | 車両用電子制御装置 |
JP5545459B2 (ja) * | 2012-02-27 | 2014-07-09 | 株式会社デンソー | エンジン自動停止始動制御装置 |
JP6045967B2 (ja) * | 2013-04-05 | 2016-12-14 | 本田技研工業株式会社 | 車両の制御システム |
-
2015
- 2015-01-30 JP JP2015016292A patent/JP6302852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016142141A (ja) | 2016-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9058419B2 (en) | System and method for verifying the integrity of a safety-critical vehicle control system | |
JP6364486B2 (ja) | 車載制御装置または車載制御システム | |
CN104182303B (zh) | 冗余计算架构 | |
JP2011189918A (ja) | 車両用の制御装置 | |
JP4509200B2 (ja) | ネットワークシステム | |
JP2007263020A (ja) | エンジン始動・停止制御装置 | |
JP2013514497A (ja) | 制御装置における監視構想 | |
JP5094777B2 (ja) | 車載用電子制御装置 | |
JP6302852B2 (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP6334436B2 (ja) | 車両用相互監視モジュール | |
JP5582748B2 (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP4684917B2 (ja) | 電子制御装置 | |
CN107210937B (zh) | 在数据总线中的总线监控器 | |
JP2013242708A (ja) | 電子制御装置 | |
JP6524989B2 (ja) | 演算器の動作保証方法 | |
JP2016126692A (ja) | 電子制御装置 | |
JP7614860B2 (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP7504222B2 (ja) | 車載用制御システム | |
JP2005163706A (ja) | アクチュエータ駆動系の異常診断装置 | |
US20190178928A1 (en) | Electronic control device | |
JP6205202B2 (ja) | 車両用電子制御装置 | |
WO2020054271A1 (ja) | 電子制御装置 | |
JP2015112962A (ja) | 情報処理装置 | |
JP7582023B2 (ja) | 制御装置及びリセット機能の診断方法 | |
JP2006259935A (ja) | 演算異常判断機能付き演算装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170117 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170124 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6302852 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |