JP6299202B2 - オーディオ符号化装置、オーディオ符号化方法、オーディオ符号化プログラム及びオーディオ復号装置 - Google Patents
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Description
図1は、一つの実施形態によるオーディオ符号化装置1の機能ブロック図である。図1に示す様に、オーディオ符号化装置1は、時間周波数変換部11、第1ダウンミックス部12、第2ダウンミックス部13、空間情報符号化部14、算出部15、周波数時間変換部16、判定部17、変換部18、多重化部19を有する。
(数1)
ここでnは時間を表す変数であり、1フレームのオーディオ信号を時間方向に128等分したときのn番目の時間を表す。なお、フレーム長は、例えば、10〜80 msecの何れかとすることができる。またkは周波数帯域を表す変数であり、周波数信号が有する周波数帯域を64等分したときのk番目の周波数帯域を表す。またQMF(k,n)は、時間n、周波数kの周波数信号を出力するためのQMFである。時間周波数変換部11は、QMF(k,n)を入力されたチャネルの1フレーム分のオーディオ信号に乗じることにより、そのチャネルの周波数信号を生成する。なお、時間周波数変換部11は、高速フーリエ変換、離散コサイン変換、修正離散コサイン変換など、他の時間周波数変換処理を用いて、各チャネルの信号をそれぞれ周波数信号に変換してもよい。
(数2)
(数3)
(数4)
ここで、Nは、1フレームに含まれる時間方向のサンプル点数であり、実施例1では、Nは128である。また、eL(k)は、左前方チャネルの周波数信号L(k,n)の自己相関値であり、eSL(k)は、左後方チャネルの周波数信号SL(k,n)の自己相関値である。またeLSL(k)は、左前方チャネルの周波数信号L(k,n)と左後方チャネルの周波数信号SL(k,n)との相互相関値である。
(数5)
(数6)
ここで、eR(k)は、右前方チャネルの周波数信号R(k,n)の自己相関値であり、eSR(k)は、右後方チャネルの周波数信号SR(k,n)の自己相関値である。またeRSR(k)は、右前方チャネルの周波数信号R(k,n)と右後方チャネルの周波数信号SR(k,n)との相互相関値である。
(数7)
ここで、eC(k)は、中央チャネルの周波数信号C(k,n)の自己相関値であり、eLFE(k)は、重低音チャネルの周波数信号LFE(k,n)の自己相関値である。なお、第1ダウンミックス部12が算出する、強度差CLDL(k)、CLDR(k)、CLDc(k)と類似度ICCL(k)、ICCR(k)を
便宜上、纏めて第1空間情報SAC(k)と称しても良い。第1ダウンミックス部12は、ダウンミックスにより生成した左チャネルの周波数信号Lin(k,n)、右チャネルの周波数信号Rin(k,n)、中央チャネルの周波数信号Cin(k,n)を、第2ダウンミックス部13に出力し、第1空間情報SAC(k)を空間情報符号化部14と算出部15へ出力する。
(数8)
(数9)
(数10)
また、上述の(数10)は、実数部と虚数部を用いると次式の通りに表現できる。
(数11)
なお、L0Re(k,n)はL0(k,n)の実数部、L0Im(k,n)はL0(k,n)の虚数部、R0Re(k,n)はR0(k,n)の実数部、R0Im(k,n)はR0(k,n)の虚数部を表す。
(数12)
第2ダウンミックス部13は、3チャネルの周波数信号に関する強度差CLD1(k), CLD2(k)を空間情報符号化部14へ出力する。なお、強度差CLD1(k), CLD2(k)を予測係数符号idxcm(k)(m=1,2)の代わりに第2空間情報と称しても良い。また、第2ダウンミックス部13は、左側周波数信号L0(k,n)と右側周波数信号R0(k,n)を周波数時間変換部16へ出力する。なお、換言すると、オーディオ信号に含まれる複数のチャネル(5.1ch)に含まれる任意の2つの第1チャネル信号と第2チャネル信号が、ダウンミックス信号として第1ダウンミックス部12または、第2ダウンミックス部13によって混合される。
(数13)
(数14)
CLDp(n) = (1-γ(n) )×CLDL-prev(k) + γ(n)×CLDL-cur(k)
ICCp(n) = (1-γ(n) )×ICCL-prev(k) + γ(n)×ICCL-cur(k)
γ(n) = (n+1) / M = (n+1)/31
但し、上述の(数14)において、nは時間であり、Mはフレーム内の時間サンプル数である。CLDL-curは、現フレームの左チャネルについての周波数帯域kの強度差CLDL(k)であり、CLDL-prevは、現フレームより1フレーム前のフレームの左チャネルについての周波数帯域kの強度差CLDL(k)である。また、ICCL-curは、現フレームの左チャネルについての周波数帯域kの類似度ICCL(k)であり、ICCL-prevは、現フレームより1フレーム前のフレームの左チャネルについての周波数帯域kの類似度ICCL(k)である。
(数15)
ここでIQMF(k,n)は、時間n、周波数kを変数とする複素型のQMFである。なお、時間周波数変換部11が、高速フーリエ変換、離散コサイン変換、修正離散コサイン変換など、他の時間周波数変換処理を用いている場合、周波数時間変換部16は、その時間周波数変換処理の逆変換を使用する。周波数時間変換部16は、周波数時間変換することにより得られた左側周波数信号L0(k,n)と右側周波数信号R0(k,n)の時間信号を判定部17と変換部18に出力する。また、周波数時間変換部16は、周波数時間変換することにより得られた左チャネルの残差信号resL(k,n)と右チャネルの残差信号resR(k,n)の時間信号を変換部18に出力する。
(数16)
δPow > Th , then short (短窓長)
δPow <= Th , then long (長窓長)
上述の(数16)において、Thは、時間信号の電力(振幅)に対する任意の閾値(例えば、時間信号の平均電力の70%)である。δPowは、例えば、同一フレーム内における隣接するセグメントの電力差である。なお、判定部17は、例えば、特開平7−66733に開示される窓長の判定方法を適用しても良い。判定部17は、判定した窓長を変換部18へ出力する。
(数17)
なお、上述の(数17)において、MDCTkは、変換部18が出力する出力MCDT係数である。Wnは、窓係数である。また、Innは、入力時間信号であり、左側周波数信号L0(k,n)または右側周波数信号R0(k,n)の時間信号である。nは、時間であり、kは、周波数帯域である。Nは、窓長に2を乗じた定数である。更に、N0は、(N/2+1)/2で表現される定数である。なお、上述の窓係数Wnは、変換対象となる現フレームの窓長と、当該現フレームよりも1フレーム分先の(未来の)フレームの窓長の組み合わせで規定される4種類の窓(1.長窓長→長窓長、2.長窓長→短窓長、3.短窓長→短窓長、4.短窓長→長窓長)に応じた係数である。なお、変換部18の直交変換においては、上述の通り、窓係数Wnの選定において、現フレームよりも1フレーム分先の(未来の)フレーム窓長の情報が必要となる為、1フレーム時間分の遅延が発生することになる。
多重化部19は、ダウンミックス信号符号、空間情報符号、ならびに残差信号符号を所定の順序に従って配列することにより多重化する。そして多重化部19は、多重化により生成された符号化オーディオ信号を出力する。図6は、符号化されたオーディオ信号が格納されたデータ形式の一例を示す図である。図6の例では、符号化オーディオ信号は、MPEG-4 ADTS(Audio Data Transport Stream)形式に従って作成される。図6に示される符号化データ列600において、データブロック610にダウンミックス信号符号が格納される。またADTS形式のFILLエレメントが格納されるブロック620の一部領域に空間情報符号、ならびに残差信号符号が格納される。
図8は、一つの実施形態(比較例)によるオーディオ符号化装置2の機能ブロック図である。図8のオーディオ符号化装置2は、実施例1に対応する比較例となる。図8に示す様に、オーディオ符号化装置2は,時間周波数変換部11、第1ダウンミックス部12、第2ダウンミックス部13、空間情報符号化部14、算出部15、周波数時間変換部16、判定部17、変換部18、多重化部19、残差信号窓長判定部20を有する。図8において、時間周波数変換部11、第1ダウンミックス部12、第2ダウンミックス部13、空間情報符号化部14、算出部15、判定部17、多重化部19の機能は図1と同様の為、詳細な説明は省略する。
多重化部19は、ダウンミックス信号符号、空間情報符号、ならびに残差信号符号を所定の順序に従って配列することにより多重化する(ステップS1111)。そして多重化部19は、多重化により生成された符号化オーディオ信号を出力することで、オーディオ符号化装置1は、図11に示すオーディオ符号化処理の動作フローチャートを終了する。
実施例1においては、周波数信号(左側周波数信号L0(k,n)と右側周波数信号R0(k,n))と残差信号(左チャネルの残差信号resL(k,n)と右チャネルの残差信号resR(k,n))には強相関の関係が存在することを説明した。この技術的特徴を利用することで、オーディオ符号化装置の演算負荷を低減させることが出来る為、実施例2において説明する。図8において、判定部17を削除したオーディオ符号化装置が実施例2におけるオーディオ符号化装置の機能ブロックである為、図示は省略する。
図12は、一つの実施形態によるオーディオ復号装置3の機能ブロックを示す図である。図12に示す様に、オーディオ復号装置3は、分離部31、空間情報復号部32、ダウンミックス信号復号部33、時間周波数変換部34、予測復号部35、残差信号復号部36、アップミックス部37、周波数時間変換部38を含んでいる。
(数18)
ここでQMF(k,n)は、時間n、周波数kを変数とする複素型のQMFである。時間周波数変換部34は、各チャネルの時間周波数信号を予測復号部35へ出力する。
(数19)
(数20)
ここで、Lout(k,n)、Rout(k,n)、Cout(k,n)は、それぞれ、左チャネル、右チャネル及び中央チャネルの周波数信号である。アップミックス部37は、マトリクス変換した、左チャネルの周波数信号Lout(k,n)、右チャネルの周波数信号Rout(k,n)及び、中央チャネルの周波数信号Cout(k,n)と、空間情報復号部32から受け取る第1空間情報SAC(k)ならびに残差信号復号部36から受け取る残差信号(resL(k,n),resR(k,n))に基づいて、例えば、5.1chのオーディオ信号へアップミックスする。なお、アップミックス方法は、例えば、ISO/IEC23003―1に記載の方法を用いることが出来る。
(数21)
図13は、一つの実施形態によるオーディオ符号化復号システム4の機能ブロックを示す図(その1)である。図14は、一つの実施形態によるオーディオ符号化復号システム4の機能ブロックを示す図(その2)である。図13と図14に示す様に、オーディオ符号化復号システム4は、時間周波数変換部11、第1ダウンミックス部12、第2ダウンミックス部13、空間情報符号化部14、算出部15、周波数時間変換部16、判定部17、変換部18、多重化部19を有する。また、オーディオ符号化復号システム4は、分離部31、空間情報復号部32、ダウンミックス信号復号部33、時間周波数変換部34、予測復号部35、残差信号復号部36、アップミックス部37、周波数時間変換部38を有する。なお、オーディオ符号化復号システム4が含む各機能は、図1ならびに図12に示す機能と同様となる為、詳細な説明は省略する。実施例4に開示するオーディオ符号化復号システム4においては、遅延量を低減させた符号化と復号が可能となる。
図15は、一つの実施形態によるオーディオ符号化装置1またはオーディオ復号装置3として機能するコンピュータのハードウェア構成図である。図15に示す通り、オーディオ符号化装置1またはオーディオ復号装置3は、コンピュータ100、およびコンピュータ100に接続する入出力装置(周辺機器)を含んで構成される。
(付記1)
オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号を第2の数のダウンミックス信号として混合するダウンミックス部と、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数のチャネル信号の誤差を表す残差信号を算出する算出部と、
前記ダウンミックス信号の窓長を判定する判定部と、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を直交変換する変換部)
を備えることを特徴とするオーディオ符号化装置。
(付記2)
前記変換部は、前記窓長の前記判定に基づく第1遅延量と前記残差信号の前記算出に基づく第2遅延量を同期して前記直交変換することを特徴とする付記1記載のオーディオ符号化装置。
(付記3)
前記判定部は、前記ダウンミックス信号にアタック音が含まれている場合は前記窓長を短窓長と判定し、前記ダウンミックス信号に前記アタック音が含まれていない場合は前記窓長を長窓長と判定することを特徴とする付記1または付記2記載のオーディオ符号化装置。
(付記4)
オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号を第2の数のダウンミックス信号として混合し、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数のチャネル信号の誤差を表す残差信号を算出し、
前記ダウンミックス信号の窓長を判定し、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を直交変換すること
を含むことを特徴とするオーディオ符号化方法。
(付記5)
前記変換することは、前記窓長の前記判定に基づく第1遅延量と前記残差信号の前記算出に基づく第2遅延量を同期して前記直交変換することを特徴とする付記4記載のオーディオ符号化方法。
(付記6)
前記判定することは、前記ダウンミックス信号にアタック音が含まれている場合は前記窓長を短窓長と判定し、前記ダウンミックス信号に前記アタック音が含まれていない場合は前記窓長を長窓長と判定することを特徴とする付記4または付記5記載のオーディオ符号化方法。
(付記7)
コンピュータに
オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号を第2の数のダウンミックス信号として混合し、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数のチャネル信号の誤差を表す残差信号を算出し、
前記ダウンミックス信号の窓長を判定し、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を直交変換すること
を実行させることを特徴とするオーディオ符号化プログラム。
(付記8)
前記変換することは、前記窓長の前記判定に基づく第1遅延量と前記残差信号の前記算出に基づく第2遅延量を同期して前記直交変換することを特徴とする付記7記載のオーディオ符号化プログラム。
(付記9)
前記判定することは、前記ダウンミックス信号にアタック音が含まれている場合は前記窓長を短窓長と判定し、前記ダウンミックス信号に前記アタック音が含まれていない場合は前記窓長を長窓長と判定することを特徴とする付記7または付記8記載のオーディオ符号化プログラム。
(付記10)
オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号を第2の数のダウンミックス信号として混合するダウンミックス部と、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数のチャネル信号の誤差を表す残差信号を算出する算出部と、
前記ダウンミックス信号か前記残差信号の何れか一方の窓長を判定する判定部と、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を直交変換する変換部
を備えることを特徴とするオーディオ符号化装置。
(付記11)
オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号が混合された第2の数のダウンミックス信号が、前記ダウンミックス信号の窓長に基づいて直交変換されたダウンミックス信号符号と、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数のチャネル信号の誤差を表す残差信号が、前記窓長に基づいて前記直交変換された残差信号符号と、
が多重化された入力信号を分離する分離部と、
復号された前記残差信号に基づいて、前記復号された前記ダウンミックス信号をアップミックスするアップミックス部
を備えることを特徴とするオーディオ復号装置。
(付記12)
オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号を第2の数のダウンミックス信号として混合するダウンミックス部と、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数のチャネル信号の誤差を表す残差信号を算出する算出部と、
前記ダウンミックス信号の窓長を判定する判定部と、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を直交変換する変換部と、
前記変換部が変換するダウンミックス信号符号と残差信号符号を分離する分離部と、
復号された前記残差信号に基づいて、前記復号された前記ダウンミックス信号をアップミックスするアップミックス部
を備えることを特徴とするオーディオ符号化復号システム。
3 オーディオ復号装置
11 時間周波数変換部
12 第1ダウンミックス部
13 第2ダウンミックス部
14 空間情報符号化部
15 算出部
16 周波数時間変換部
17 判定部
18 変換部
19 多重化部
31 分離部
32 空間情報復号部
33 ダウンミックス信号復号部
34 時間周波数変換部
35 予測復号部
36 残差信号復号部
37 アップミックス部
38 周波数時間変換部
Claims (5)
- オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号をダウンミックス信号に混合するダウンミックス部と、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数の前記チャネル信号との誤差を表す残差信号を算出する算出部と、
前記ダウンミックス信号にアタック音が含まれている場合は窓長を短窓長と判定し、前記ダウンミックス信号に前記アタック音が含まれていない場合は前記窓長を長窓長と判定する判定部と、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を時間領域から周波数領域へ直交変換する変換部
を備えることを特徴とするオーディオ符号化装置。 - 前記変換部は、前記窓長の前記判定に基づく第1遅延量と前記残差信号の前記算出に基づく第2遅延量を同期して前記直交変換することを特徴とする請求項1記載のオーディオ符号化装置。
- オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号をダウンミックス信号に混合し、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数の前記チャネル信号との誤差を表す残差信号を算出し、
前記ダウンミックス信号にアタック音が含まれている場合は窓長を短窓長と判定し、前記ダウンミックス信号に前記アタック音が含まれていない場合は前記窓長を長窓長と判定し、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を時間領域から周波数領域へ直交変換すること
を含むことを特徴とするオーディオ符号化方法。 - コンピュータに
オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号をダウンミックス信号に混合し、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数の前記チャネル信号との誤差を表す残差信号を算出し、
前記ダウンミックス信号にアタック音が含まれている場合は窓長を短窓長と判定し、前記ダウンミックス信号に前記アタック音が含まれていない場合は前記窓長を長窓長と判定し、
前記窓長に基づいて前記ダウンミックス信号と、前記残差信号を時間領域から周波数領域へ直交変換すること
を実行させることを特徴とするオーディオ符号化プログラム。 - オーディオ信号に含まれる複数のチャネルに含まれる第1の数のチャネル信号を混合したダウンミックス信号が、前記ダウンミックス信号に含まれるアタック音の有無に応じて判定した窓長に基づいて時間領域から周波数領域へ直交変換されたダウンミックス信号符号と、
前記ダウンミックス信号と、前記第1の数の前記チャネル信号の誤差を表す残差信号が、前記窓長に基づいて前記直交変換された残差信号符号と、
が多重化された入力信号を分離する分離部と、
復号された前記残差信号に基づいて、前記復号された前記ダウンミックス信号を前記第1の数にアップミックスするアップミックス部
を備えることを特徴とするオーディオ復号装置。
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