JP6295708B2 - 樹脂組成物、めっきプロセス用プライマー層、支持体付きめっきプロセス用プライマー層、硬化後めっきプロセス用プライマー層、配線板用積層板、配線板用積層板の製造方法、多層配線板、及び多層配線板の製造方法 - Google Patents
樹脂組成物、めっきプロセス用プライマー層、支持体付きめっきプロセス用プライマー層、硬化後めっきプロセス用プライマー層、配線板用積層板、配線板用積層板の製造方法、多層配線板、及び多層配線板の製造方法 Download PDFInfo
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Description
<1>(A)多官能エポキシ樹脂と、(B)エポキシ樹脂硬化剤と、(C)フェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド樹脂と、(D)アルミナフィラーとを含有する樹脂組成物、
<2>前記(A)多官能エポキシ樹脂がビフェニル構造を有する前記<1>に記載の樹脂組成物、
<3>前記(A)多官能エポキシ樹脂がアラルキルノボラック型エポキシ樹脂である前記<1>又は<2>に記載の樹脂組成物、
<4>前記<1>〜<3>のいずれか一項に記載の樹脂組成物を含有するめっきプロセス用プライマー層、
<5>前記めっきプロセス用プライマー層の厚みが1〜10μmである前記<4>に記載のめっきプロセス用プライマー層、
<6>前記<4>又は<5>のいずれか一項に記載のめっきプロセス用プライマー層が支持体に配置された支持体付きめっきプロセス用プライマー層、
<7>前記<6>に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を硬化して得られる、硬化後めっきプロセス用プライマー層、
<8>前記硬化後めっきプロセス用プライマー層の粗化処理後の表面粗さRaが0.4μm以下である前記<7>に記載の硬化後めっきプロセス用プライマー層、
<9>前記<7>又は<8>に記載の硬化後めっきプロセス用プライマー層と、配線板用プリプレグとを有し、該プライマー層と該配線板用プリプレグの表面とが接するように重ねられてなる配線板用積層板、
<10>前記<6>に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面とが接するように重ね、該支持体に鏡板を重ねてプレス成型し、成型後に該鏡板と該支持体とを除去する配線板用積層板の製造方法、
<11>前記<6>に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面とが接するように重ね、ラミネーターで加熱及び加圧して積層し、積層後に硬化させ、硬化後に前記支持体を除去する配線板用積層板の製造方法、
<12>前記<7>又は<8>に記載の硬化後めっきプロセス用プライマー層と、配線板用プリプレグと、回路加工が施された内層板とがこの順番に配置された層を含む多層配線板、
<13>前記<6>に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面が接するように重ね、該配線板用プリプレグの裏面を、回路加工が施された内層板の表面に接するように重ね、該支持体と鏡板を重ねてプレス成型し、成型後に該鏡板と該支持体を除去する多層配線板の製造方法、
<14>前記<6>に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面が接するように重ね、該配線板用プリプレグを、回路加工が施された内層板の表面に接するように重ね、ラミネーターで加熱及び加圧して積層し、積層後に硬化させ、硬化後に該支持体を除去する多層配線板の製造方法。
[樹脂組成物]
本発明に係る樹脂組成物は、(A)多官能エポキシ樹脂(以下、(A)成分と呼ぶことがある)、(B)エポキシ樹脂硬化剤(以下、(B)成分と呼ぶことがある)、(C)フェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド樹脂(以下、(C)成分と呼ぶことがある)、及び(D)アルミナフィラー(以下、(D)成分と呼ぶことがある)を含む。この樹脂組成物を、プライマー層用樹脂組成物と呼ぶことがある。また、プライマー層を接着補助層と呼ぶことがある。
以下、成分(A)〜(D)について説明する。
(A)成分である多官能エポキシ樹脂とは、分子中に2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂であり、例えば、フェノールノボラック型エポキシ樹脂や、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、アラルキルノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。これらの多官能エポキシ樹脂は、単独で用いても、2種類以上を混合してもよい。
なかでも、めっき銅との接着力が向上する点より、ビフェニル構造を有するエポキシ樹脂を含むことが好ましく、ビフェニル構造を有するアラルキルノボラック型エポキシ樹脂を含むことがより好ましい。
ビフェニル構造を有するアラルキルノボラック型エポキシ樹脂とは、分子中にビフェニル誘導体の芳香族環を含有したアラルキルノボラック型のエポキシ樹脂をいい、例えば、下記式(I)(式中、pは、1〜5を示す)で示される、アラルキルノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。
(A)多官能エポキシ樹脂の配合量は、プライマー層用樹脂組成物中の割合で、20〜80質量%であることが好ましく、40〜70質量%であることがより好ましい。(A)成分の配合量が、20〜80質量%であることで、めっき銅との接着力、及びはんだ耐熱性を良好にすることができる。
(B)成分であるエポキシ樹脂硬化剤としては、各種フェノール樹脂類、酸無水物類、アミン類、ヒドラジド類等が使用できる。フェノール樹脂類としては、ノボラック型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂等が使用できる。酸無水物類としては、無水フタル酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、メチルハイミック酸等が使用できる。アミン類として、ジシアンジアミド、ジアミノジフェニルメタン、グアニル尿素等が使用できる。信頼性を向上させるためには、ノボラック型フェノール樹脂であることが好ましい。
(B)成分の配合量は、エポキシ基に対して、0.5〜1.5当量であることが好ましい。エポキシ基に対して0.5〜1.5当量であることで、めっき銅との接着力の低下を防ぎ、かつTg(ガラス転移温度)や絶縁性の低下を防ぐことができる。
また、(B)成分のほかに、必要に応じて反応促進剤を使用することができる。反応促進剤としては、例えば、潜在性の熱硬化剤である各種イミダゾール類やBF3アミン錯体等が使用できる。プライマー層用樹脂組成物の保存安定性やBステージ状態(半硬化状)のプライマー層用樹脂組成物の取り扱い性及びはんだ耐熱性の点から、例えば、2−フェニルイミダゾールや2−エチル−4−メチルイミダゾールが好ましく、その配合量は、エポキシ樹脂100質量部に対して0.1〜5.0質量%であることが好ましい。
(C)成分であるフェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド樹脂は、下記式(i)、(ii)、及び(iii)で表される構造単位を有する。
なお、R、R’、R’’及びR’’’は、具体的には、後述するジアミン原料及びジカルボン酸原料に由来するものである。また、(C)成分の重量平均分子量は、60000〜250000であることが好ましく、80000〜200000であることがより好ましい。
本発明において、(C)成分の製造に使用するジアミン(ジアミン原料)としては、芳香族ジアミンでも脂肪族ジアミンでもよい。
これら芳香族及び脂肪族ジアミンは、1種のみを用いてもよく、2種以上を混合してもよい。
本発明において、(C)成分の製造に使用するフェノール性水酸基含有ジカルボン酸としては、例えば、ヒドロキシイソフタル酸が挙げられるが、これらに限定されず、ヒドロキシフタル酸、ヒドロキシテレフタル酸、ジヒドロキシイソフタル酸、ジヒドロキシテレフタル酸等であってもよい。
芳香族ジカルボン酸としては、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ビフェニルジカルボン酸、メチレン二安息香酸、チオ二安息香酸、カルボニル二安息香酸、スルホニル安息香酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げられる。
脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、メチルマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、りんご酸、酒石酸、(メタ)アクリロイルオキシコハク酸、ジ(メタ)アクリロイルオキシコハク酸、(メタ)アクリロイルオキシりんご酸、(メタ)アクリルアミドコハク酸や、(メタ)アクリルアミドりんご酸等が挙げられる。
本発明において、(C)成分の製造に使用する両末端にカルボキシル基を有するポリブタジエンは、数平均分子量200〜10000であることが好ましく、数平均分子量500〜5000のオリゴマーであることがより好ましい。
(C)成分であるフェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド樹脂は、市販品を使用することができ、市販品としては、例えば、日本化薬株式会社製のBPAM−155等が挙げられる。
このような効果が得られる理由については、必ずしも明らかではないが、次のような理由が考えられる。すなわち、(C)成分であるフェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド樹脂は、エポキシ樹脂と反応可能であるため、エポキシ樹脂の良好な耐熱性を維持したまま、樹脂の強靭化が可能となる。さらに、銅との接着性の高いアミド基を多く有するため、めっき銅との高い接着力が得られる。
プライマー層用樹脂組成物は、(D)成分としてアルミナフィラーを含有する。プライマー層用樹脂組成物において、(D)成分の配合割合は、プライマー層用樹脂組成物(固形成分)の全質量%中の1質量%以上10質量%以下であることが好ましい。(D)成分の配合割合が1質量%以上であると、レーザー加工の際にひさしができないため好ましい。また、(D)成分の配合割合が10質量%以下であれば、めっき銅との良好な接着力を維持できる。
プライマー層とガラスクロス入り基材間でのレーザー加工性の違いが生じる原因の一例は、以下ように考えられる。
一般に、ガラスクロス入り基材には、耐熱性の向上又は熱膨張率の低減のために、無機充填材が多く充填されていることが好ましい。一方で、プライマー層用樹脂組成物には、めっき銅との高い接着性を得るために、銅との接着力を低下させる要因となる無機充填材の充填量は少ないことが好ましい。
無機充填材の充填量が少ないめっきプロセス用プライマー層の熱伝導率は、無機充填材の充填量が多いガラスクロス入り基材の熱伝導率よりも小さい。この熱伝導率の差により、レーザー加工性に違いが生じると考えられる。
これに対して、無機充填材として、熱伝導率の高いアルミナフィラーを用いると、プライマー層用樹脂組成物に充填するアルミナフィラーの充填量を、ガラスクロス入り基材の充填材の充填量よりも少量としても、熱伝導率をガラスクロス基材に近づけることができる。これにより、プライマー層のレーザー加工性とガラスクロス基材のレーザー加工性を同等にすることができる。このため、本発明のめっきプロセス用プライマー層では、ひさしが形成されにくい。
粗化処理後の表面粗さを小さくする観点から、アルミナフィラーの平均一次粒径は、0.4μm以下とすることが望まれ、好ましくは、0.2μm以下であり、さらに好ましくは、0.1μm以下である。「平均一次粒径」とは、凝集した粒子の平均径、つまり二次粒子径ではなく、凝集していない単体での平均粒子径をいう。当該一次平均粒子径は、例えば、レーザー回折式粒度分布計により測定して求めることができる。
本願発明の(D)アルミナフィラーは、市販品を使用することができる。市販されたアルミナフィラーとしては、例えば、NanoTek(シーアイ化成株式会社製、商品名、平均一次粒径:0.031μm)等が挙げられる。
本発明のプライマー層用樹脂組成物は、(A)〜(D)の成分のほかに、必要に応じ、通常の樹脂組成物に使用されるチキソ性付与剤、界面活性剤、カップリング剤等の各種添加剤、(D)成分以外の無機充填材、前述の架橋有機フィラーなどを適宜配合し、これらを充分に混合した後、泡がなくなるまで静置して得られる。プライマー層用樹脂組成物に無機充填材を分散させる方法としては、例えば、ニーダー、ボールミル、ビーズミル、3本ロール、ナノマイザー等の既知の混練方法、及び分散方法を用いることができる。
本発明に係るめっきプロセス用プライマー層は、上述のプライマー層用樹脂組成物を含むものである。また、本発明において、「めっきプロセス用」とは、回路層間に積層されるプリプレグや絶縁樹脂層等の上に形成されたプライマー層の表面に、めっき層(導体層及び回路層)を設けるための用途を意味する。
本発明に係るめっきプロセス用プライマー層は、例えば、回路層間に積層されるプリプレグや絶縁樹脂層等の上に設けられ、熱硬化した後に、粗化処理及び無電解めっき処理によりめっきプロセス用プライマー層の表面に導体層が形成される。その際、めっきプロセス用プライマー層は、プリプレグや絶縁樹脂層の表面と導体層との間に存在する。その後、さらに電気めっき処理を施すことにより、めっきプロセス用プライマー層上に回路層を形成することができる。
本発明に係るめっきプロセス用プライマー層は、配線板用積層板や多層配線板の層の一部とされる前は、支持体上やプリプレグ上等で半硬化状態(いわゆるBステージ状態)で存在することが好ましい。ただし、後述する配線板用積層板、及び多層配線板中のめっきプロセス用プライマー層はCステージ状態であってもよい。
めっきプロセス用プライマー層の厚みは、配線板用積層板及び多層配線板の形態における全体の厚みを低減する観点から、例えば、1μm以上10μm以下であることが好ましい。めっきプロセス用プライマー層の厚みが1μm以上10μm以下であれば、プリプレグや絶縁樹脂層等との良好な接着性が得られる。また、めっきプロセス用プライマー層の表面に形成される導体層との良好な接着力も得られる。
また、本発明に係る硬化後のめっきプロセス用プライマー層の粗化処理後の表面粗さRaは、0.4μm以下であることが好ましい。粗化処理後の表面粗さRaが0.4μm以下であれば、配線板用積層板及び多層配線板の形態における薄型化に寄与できる。
粗化処理としては、例えば、次の方法が挙げられる。まず、膨潤液として、ジエチレングリコールモノブチルエーテルとNaOHとの水溶液を70℃に加温して積層板または多層配線板を5分間浸漬処理する。次に、粗化液として、KMnO4とNaOHとの水溶液を80℃に加温して10分間以上浸漬処理する。引き続き、中和液、例えば塩化第一錫(SnCl2)の塩酸水溶液に室温で5分間浸漬処理して中和する。粗化処理は、通常、めっきプロセス用プライマー層が硬化した状態(いわゆるCステージ状態)で行われる。
本発明に係る支持体付きめっきプロセス用プライマー層は、上述しためっきプロセス用プライマー層が支持体に配置されたものであり、例えば、めっきプロセス用プライマー層用樹脂組成物を支持体に塗工して得られる。プライマー層用樹脂組成物を支持体に塗工する場合は、溶剤を除くプライマー層用樹脂組成物の固形分がワニス中8質量%以上40質量%以下となるように溶剤の使用量を調節することが好ましい。
また、ここで使用する支持体は、例えば、粗化されていない無粗化銅箔、離型処理されているポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリイミドフィルム及びアルミ箔等が挙げられる。
また、積層前のBステージ状態のめっきプロセス用プライマー層は、Bステージ状態のプリプレグ等と反応させる必要があるため、硬化度を制御することが重要である。硬化度は、示差走査熱量計から測定される反応率により測定することができる。具体的には、Bステージ状態のめっきプロセス用プライマー層の反応率が、50〜99%であることが好ましい。Bステージ状態のめっきプロセス用プライマー層の反応率が、50%以上であれば、積層時の加熱硬化中に、めっきプロセス用プライマー層がBステージ状態のプリプレグと混ざることがなく、プライマー層のめっき特性が低下しない点で好ましい。一方、99%以下であれば、めっきプロセス用プライマー層と配線板用プリプレグとの界面の接着力が低下せず、導体層との接着力が低下しない点で好ましい。
支持体付きめっきプロセス用プライマー層を製造する方法としては、例えば、コンマコーター、グラビアコーター、ダイコーター等を用いて支持体にプライマー層用樹脂組成物を塗布した後、乾燥する方法などが挙げられる。
本発明に係る硬化後めっきプロセス用プライマー層は、上述しためっきプロセス用プライマー層を熱硬化させ、Cステージ状態にして得られる。
本発明に係る配線板用積層板は、めっきプロセス用プライマー層と、配線板用プリプレグとを有し、該プライマー層と該配線板用プリプレグの表面とが接するように重ねられてなる。
本発明に係る配線板用積層板は、上記支持体付きめっきプロセス用プライマー層と、配線板用プリプレグの表面とが接するように重ねられた状態から支持体が除去されたものである。
本発明に係る配線板用積層板は、上記支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該めっきプロセス用プライマー層と配線板用プリプレグの表面とが接するように重ね、さらに該支持体付きめっきプロセス用プライマー層の支持体に鏡板を重ねてプレス成型し、成型後に該鏡板と該支持体とを除去することにより製造することができる。
また、配線板用積層体の別の製造方法として、上述した支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該めっきプロセス用プライマー層と配線板用プリプレグの表面とが接するように重ね、耐熱性ゴムシート等を用いたラミネーターで加熱及び加圧して積層し、積層後に硬化させ、硬化後に前記支持体を除去する方法が挙げられる。
本発明の配線板用積層板は、配線板用プリプレグの一方の表面だけでなく、他方の表面、すなわち、配線板用プリプレグの両面に上記方法によってめっきプロセス用プライマー層が形成されてもよい。
また、本発明で使用可能なプリプレグは、配線板用であれば特に制限はない。その一例として、例えば、日立化成株式会社製GEA−67N、GEA−679F、GEA−679GT、GEA−700G(R)、GEA−705G等が挙げられる。
本発明に係る多層配線板は、上述しためっきプロセス用プライマー層と、配線板用プリプレグと、回路加工が施された内層板(内層回路板ともいう)とが、この順番に配置された層を含む多層配線板である。
本発明に係る多層配線板は、上述した支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該めっきプロセス用プライマー層と配線板用プリプレグの表面が接するように重ね、該配線板用プリプレグのめっきプロセス用プライマー層が接していない面(本発明では、「裏面」と称する)を、回路加工が施された内層板の表面に接するように重ね、さらに支持体付きめっきプロセス用プライマー層の該支持体に鏡板を重ねてプレス成型し、成型後に該鏡板と該支持体とを除去して得られたものである。その後、粗化処理、無電解めっき処理、及び電気めっき処理を順次施して、めっきプロセス用プライマー層上に回路層を形成することが可能である。
本発明に係る多層配線板の別の製造方法としては、上述した支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該めっきプロセス用プライマー層と配線板用プリプレグの表面が接するように重ね、該配線板用プリプレグの裏面を、回路加工が施された内層板の表面に接するように重ね、耐熱性ゴムシート等を用いたラミネーターで加熱及び加圧して積層し、積層後に硬化させ、硬化後に該支持体を除去する方法が挙げられる。その後、粗化処理、無電解めっき処理、及び電気めっき処理を順次施し、めっきプロセス用プライマー層上に回路層を形成することが可能である。
本発明の多層配線板は、上述の方法によって支持体付きめっきプロセス用プライマー層が形成された配線板用プリプレグを上述の方法によって回路加工が施された内層板の両面に形成してもよい。
[プライマー層用樹脂組成物の調製]
(調製例1)
(C)成分であるフェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド(BPAM−155、日本化薬株式会社製、商品名)1.8gに、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)を15.9g配合した後、続いて(A)成分であるアラルキルノボラック型エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製、商品名)5.0g、(B)成分であるクレゾールノボラック型フェノール樹脂(KA1165、DIC株式会社製、商品名)2.1gを加え、更に硬化促進剤として2−フェニルイミダゾール(2PZ、四国化成工業株式会社製、商品名)0.050gを添加した後、DMAc及びメチルエチルケトンからなる混合溶剤で希釈し、(D)成分であるアルミナフィラー(NanoTek、シーアイ化成株式会社製、商品名)0.80gを加え、分散機(ナノマイザー、吉田機械興業株式会社製商品名)を用いてプライマー層用樹脂組成物のワニス(固形分濃度約25質量%)を得た。
(C)成分であるフェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド(BPAM−155、日本化薬株式会社製、商品名)1.8gに、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)を15.9g配合した後、続いて(A)成分であるアラルキルノボラック型エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製、商品名)5.0g、(B)成分であるビスフェノールAノボラック型フェノール樹脂(YLH129、三菱化学株式会社製、商品名)2.0gを加え、更に硬化促進剤として2−フェニルイミダゾール(2PZ、四国化成工業株式会社製、商品名)0.050gを添加し、DMAc及びメチルエチルケトンからなる混合溶剤で希釈した後、(D)成分であるアルミナフィラー(NanoTek、シーアイ化成株式会社製、商品名)0.52gを加え、分散機(ナノマイザー、商品名、吉田機械興業株式会社製)を用いてプライマー層用樹脂組成物のワニス(固形分濃度約25質量%)を得た。
(C)成分であるフェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド(BPAM−155、日本化薬株式会社製、商品名)0.68gに、N、N−ジメチルアセトアミド(DMAc)を6.1g配合した後、続いて架橋有機フィラー(EXL−2655、ローム&ハース株式会社製、商品名)0.10g、(A)成分であるアラルキルノボラック型エポキシ樹脂(NC3000H、日本化薬株式会社製、商品名)5.0g、(B)成分であるビスフェノールAノボラック型フェノール樹脂(YLH129、三菱化学株式会社製、商品名)2.0gを加え、更に硬化促進剤として2−フェニルイミダゾール(2PZ、四国化成工業株式会社製、商品名)0.050gを添加し、DMAc及びメチルエチルケトンからなる混合溶剤で希釈した後、(D)成分であるアルミナフィラー(NanoTek、シーアイ化成株式会社製、商品名)0.70gを加え、分散機(ナノマイザー、吉田機械興業株式会社製、商品名)を用いてプライマー層用樹脂組成物のワニス(固形分濃度約25質量%)を得た。
調製例1において、(C)成分を使用しなかったこと以外は、調製例1と同様にしてプライマー層用樹脂組成物のワニス(固形分濃度約25質量%)を得た。
(比較調製例2)
調製例2において、(D)成分を使用しなかったこと以外は、調製例2と同様にしてプライマー層用樹脂組成物のワニス(固形分濃度約25質量%)を得た。
調製例1で得られたプライマー層用樹脂組成物のワニスを銅箔(YGP−12、日本電解株式会社製、商品名)の光沢面に、乾燥後の厚さが5μmになるように塗布し、200℃で5分間乾燥させ、プライマー層付銅箔を得た。
配線板用積層板は、次のようにして製造した。配線板用プリプレグ(GEA−679FG(R)、日立化成株式会社製、商品名)の0.10mm厚4枚を重ね、その両面に、プライマー層付銅箔を銅箔が外側になるように重ね、さらに鏡板と、クッション紙を重ねて、プレス機を用いて、4.0MPa、185℃で1時間加熱することによって、プライマー層用樹脂組成物及び配線板用プリプレグを硬化させた。冷却後、銅箔をエッチングして、配線板用積層板を得た。
この配線板用積層板を化学粗化するために、膨潤液として、1L中にジエチレングリコールモノブチルエーテルが200mLかつNaOHが5g含まれる水溶液を作製し、80℃に加温して10分間浸漬処理した。次に、粗化液として、1L中にKMnO4が60gかつNaOHが40g含まれる水溶液を作製し、80℃に加温して15分間浸漬処理した。引き続き、中和液として、1L中にSnCl2が30gかつHClが300mL含まれる水溶液を作製し、40℃に加温して5分間浸漬処理し、KMnO4を還元した。
配線板用積層板に回路層を形成するために、まず、PdCl2を含む無電解めっき用触媒であるアクチベーターネオガント834(アトテックジャパン株式会社製、商品名)を35℃に加温して5分間浸漬処理し、無電解銅めっき用であるめっき液プリントガントMSK−DK(アトテックジャパン株式会社製、商品名)に室温−15分間浸漬し、さらに硫酸銅電解めっきを行った。その後、アニールを180℃−60分間行い、厚さ20μmの導体層を形成した。
実施例1の調製例1のワニスの代わりに調製例2のワニスを用いた以外は、実施例1と同様とした。
(実施例3)
実施例1の調製例1のワニスの代わりに調製例3のワニスを用いた以外は、実施例1と同様とした。
(実施例4)
実施例1の調製例1のワニスを用いて、実施例1とは、異なる方法で配線板用積層板を製造した。配線板用プリプレグ(GEA−700G、日立化成株式会社製、商品名)の0.10mm厚4枚を重ね、その両面に上記プライマー層付銅箔を銅箔が外側になるように重ね、さらに鏡板と、クッション紙を重ねて、プレス機を用いて、3.0MPa、230℃で1時間加熱することによって、プライマー層用樹脂組成物及び配線板用プリプレグを硬化させた。冷却後、銅箔をエッチングして、配線板用積層板を得た。それ以外は、実施例1と同様とした。
(実施例5)
プライマー層として調製例2で作製したワニスを離型処理したPENフィルム(帝人株式会社製)に乾燥後の厚さが5μmになるように塗布し、200℃で5分間乾燥させた以外、実施例1と同様にして行った。
プライマー層として比較調製例1で作製した樹脂ワニスを用いた以外、実施例1と同様にして行った。
(比較例2)
プライマー層として比較調製例2で作製した樹脂ワニスを用いた以外、実施例1と同様にして行った。
上述の方法により作製した配線板用積層板について、外層回路との接着強度、絶縁樹脂の表面粗さ、レーザー加工後の断面観察を行った。その結果を第1表及び第2表に示す。なお、測定方法は次のとおりである。
<外層回路との接着強度>
各実施例及び比較例で得た配線板用積層板の回路層にエッチング処理を施し、幅10mm、長さ100mmの部分を形成し、この一端を回路層/樹脂界面で剥がして、つかみ具でつかみ、垂直方向に引張り速度約50mm/分、室温中で引き剥がした時の荷重を測定した。なお、測定装置は、株式会社島津製作所製オートグラフAG−100Cを用いた。
<絶縁樹脂の表面粗さ>
菱化システム株式会社製マイクロマップMN5000型を用い、各実施例及び比較例で得た配線板用積層板の化学粗化後のプライマー層の表面の表面粗さ(Ra)を測定した。
<レーザー加工および断面観察>
各実施例及び比較例で得た配線板用積層板の必要な箇所に層間接続用のビアホールを形成した。ビアホールは、三菱電機株式会社製レーザー加工機(ML−605GTX、外注先:レーザージョブ株式会社)を用い、ビア径60μm、周波数500Hz、パルス幅5μs、ショット数3ショット、パルスエネルギー0.8mJの条件で加工し、作製した。その後、実施例1に記載の方法で粗化処理を行い、次いで断面加工を行い、走査型電子顕微鏡(S−4700、日立ハイテクノロジーズ株式会社製、商品名)を用いてビア断面を観察した。ひさしの長さが3μm以下のときを○(良好)とした。
Claims (14)
- (A)多官能エポキシ樹脂と、(B)エポキシ樹脂硬化剤と、(C)フェノール性水酸基含有ポリブタジエン変性ポリアミド樹脂と、(D)アルミナフィラーとを含有する樹脂組成物であって、前記(D)成分の配合割合が、樹脂組成物(固形成分)の全質量%中の1質量%以上10質量%以下である樹脂組成物。
- 前記(A)多官能エポキシ樹脂がビフェニル構造を有する請求項1に記載の樹脂組成物。
- 前記(A)多官能エポキシ樹脂がアラルキルノボラック型エポキシ樹脂である請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂組成物を含有するめっきプロセス用プライマー層。
- 前記めっきプロセス用プライマー層の厚みが1〜10μmである請求項4に記載のめっきプロセス用プライマー層。
- 請求項4又は5のいずれか一項に記載のめっきプロセス用プライマー層が支持体に配置された支持体付きめっきプロセス用プライマー層。
- 請求項6に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を硬化して得られる、硬化後めっきプロセス用プライマー層。
- 前記硬化後めっきプロセス用プライマー層の粗化処理後の表面粗さRaが0.4μm以下である請求項7に記載の硬化後めっきプロセス用プライマー層。
- 請求項7又は8に記載の硬化後めっきプロセス用プライマー層と、配線板用プリプレグとを有し、該プライマー層と該配線板用プリプレグの表面とが接するように重ねられてなる配線板用積層板。
- 請求項6に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面とが接するように重ね、該支持体に鏡板を重ねてプレス成型し、成型後に該鏡板と該支持体とを除去する配線板用積層板の製造方法。
- 請求項6に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面とが接するように重ね、ラミネーターで加熱及び加圧して積層し、積層後に硬化させ、硬化後に前記支持体を除去する配線板用積層板の製造方法。
- 請求項7又は8に記載の硬化後めっきプロセス用プライマー層と、配線板用プリプレグと、回路加工が施された内層板とがこの順番に配置された層を含む多層配線板。
- 請求項6に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面が接するように重ね、該配線板用プリプレグの裏面を、回路加工が施された内層板の表面に接するように重ね、該支持体と鏡板を重ねてプレス成型し、成型後に該鏡板と該支持体を除去する多層配線板の製造方法。
- 請求項6に記載の支持体付きめっきプロセス用プライマー層を、該プライマー層と配線板用プリプレグの表面が接するように重ね、該配線板用プリプレグを、回路加工が施された内層板の表面に接するように重ね、ラミネーターで加熱及び加圧して積層し、積層後に硬化させ、硬化後に該支持体を除去する多層配線板の製造方法。
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