JP6292623B2 - ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 - Google Patents
ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6292623B2 JP6292623B2 JP2014202168A JP2014202168A JP6292623B2 JP 6292623 B2 JP6292623 B2 JP 6292623B2 JP 2014202168 A JP2014202168 A JP 2014202168A JP 2014202168 A JP2014202168 A JP 2014202168A JP 6292623 B2 JP6292623 B2 JP 6292623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- cylinder
- discharge hole
- stem
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
上記口頸部6の外面に嵌合された装着筒部12の上部から内向きフランジ14を介して案内筒部16を起立する装着部材10と、
装着部材10によって上部を固定され、容器体2内へ垂下したシリンダ30と、
シリンダ30の上半部へ挿入したガイド筒部62aにリング状の弁座板部62bを付設してなるピストンガイド62、ガイド筒部62aに嵌合するとともに下部を大径筒部64aとしたステム64、及び、ステム64の上部に付設した吐出ヘッド66を含み、上方へ付勢された作動部材60と、
上記弁座板部62bとステム64の大径筒部64aとの間に挿入してシリンダ30内面に沿って摺動可能に設けた筒状ピストン65と、
上記ガイド筒部62a内へ上端部を嵌合して、シリンダ30の下半部内に挿入されたポペット弁体50と、
を具備し、ポペット弁体50の下部とシリンダ30の内面下部との間に第1逆止弁V1を、また筒状ピストン65の下部と弁座板部62bとの間に第2逆止弁V2をそれぞれ形成し、
吐出ヘッド66の押下げ及び押下げ解放によるポンプ操作で、容器体内の液体をシリンダ30内へ吸込み、かつ吐出ヘッド66から吐出するように構成した液体吐出容器において、
吐出ヘッド66は、ステム64に対して回転可能な外周壁88を有し、この外周壁88の適所より外部へ開口するポンプ操作モード用の第1吐出孔76及び圧搾操作モード用の第2吐出孔80を相互に一定の間隔を存して設け、
ステム64から第1吐出孔76への連通状態及びステム64から第2吐出孔80への連通状態を切替可能に形成し、
外周壁88と案内筒部16との間に、外周壁88を回転させることで、作動部材60を、ポンプ操作モードの開始位置である上限位置から、圧搾操作モード用降下位置へ上方付勢力に逆らって押し下げる押下げ手段Dを形成し、
作動部材60が降下位置にあるときに、筒状ピストン65から弁座板部62bが離れて第2逆止弁V2が開き、この状態で胴部4を圧搾すると第2吐出孔80から液体が出るように構成している。
また「第2吐出孔80から液体が出る」とは、主に液体をたらす(滴下する)ことを想定しているが、例えば液体が流れ落ちるように設けたものを除外する意味ではない。
上記カバー部材82の外周壁88の上面を覆う頂壁84を設け、
この頂壁84の中央部から、上記第1吐出路74及び第2吐出路78を遮る栓筒部86を垂下するととともに、この栓筒部86の周方向の一部に連通口86aを開口してなる流路切替手段Eを形成し、上記ポンプ操作モードにおいて連通口86aが第1吐出路74を開通させ、胴部圧搾モードにおいて連通口86aが第2吐出路78を開通させるように構成している。
第2の手段に係る発明によれば、上記装着部材10に、上記圧搾操作モードにおいて、圧搾操作モード用降下位置から作動部材60が下がることを抑制する降下規制手段Rを設けたから、誤ってポンプ操作をしてしまうことを防止できる。
第3の手段に係る発明によれば、外周壁88は、上記ポンプ操作モードのときに第1吐出孔76を開放するとともに第2吐出孔80を閉塞し、上記圧搾操作モードのときに第2吐出孔80を開放するとともに第1吐出孔76を閉塞するように窓90を開口してなるから、操作に関係ない吐出孔が外部に露出しないようにすることができ、当該吐出孔を指で触って不衛生になることがない。
第4の手段に係る発明によれば、カバー部材82の頂壁84の中央部から、上記第1吐出路74及び第2吐出路78を遮る栓筒部86を垂下するととともに、この栓筒部86の周方向の一部に連通口86aを開口してなる流路切替手段Eを形成し、上記ポンプ操作モードにおいて連通口86aが第1吐出路74を開通させ、胴部圧搾モードにおいて連通口86aが第2吐出路78を開通させるように構成したから、流路を確実に切り替えることができる。
第5の手段に係る発明によれば、カバー部材82の外周壁88の外面に第2係合部94を形成したから、案内筒部16の第1係合部18に対してより少ない力で係合させることができる。
なお、第1係合部及び第2係合部の形状は、吐出ヘッドの回転力を作動部材の押下げ力に変換できる限り、どのようなものでもよい。例えば両者の一方を係合凹部(係合溝)とし、他方が係合凹部内を摺動する係合凸部に形成してもよい。
10…装着部材 12…装着筒部 14…内向きフランジ
16…案内筒部 18…第1係合部 22…回動規制リブ
24…回り留め用筒部 26…縦溝
30…シリンダ 32…シリンダ周壁 34…鍔部 36…透孔
38…テーパ状壁部 40…縦リブ 42…上向き段部 44…取付筒部
46…吸上げパイプ
50…ポペット弁体 50a…大径部 50b…小径部 52…フィン
54…抜け止め筒
60…作動部材 60a…本体
62…ピストンガイド 62a…ガイド筒部 62b…弁座板部
62c…脚筒部 63…通液孔
64…ステム 64a…大径筒部 64b…拡径部
64c…小径筒部 64d…当接リブ
65…筒状ピストン 65a…外筒部 65b…内筒部 65c…連結部
66…吐出ヘッド 68…ヘッド基体 70A…連結筒部 70B…基筒部
72…栓孔 74…第1吐出路 76…第1吐出孔 78…第2吐出路
80…第2吐出孔
82…カバー部材 84…頂壁 86…栓筒部 86a…連通口 87…補助筒部
88…外周壁 90…窓 90a…第1窓部 90b…第2窓部 92…ノズル
94…第2係合部 96…係合リブ
b…間隙 D…押下げ手段 E…流路切替手段 g…間隙
I…係合斜面 L…液体通路 P…パッキン
R…降下規制手段 S…コイルスプリング T…回り留め手段
V1…第1逆止弁 V2…第2逆止弁
Claims (5)
- 圧搾可能な胴部(4)から口頸部(6)を起立する容器体(2)と、
上記口頸部(6)の外面に嵌合された装着筒部(12)の上部から内向きフランジ(14)を介して案内筒部(16)を起立する装着部材(10)と、
装着部材(10)によって上部を固定され、容器体(2)内へ垂下したシリンダ(30)と、
シリンダ(30)の上半部へ挿入したガイド筒部(62a)にリング状の弁座板部(62b)を付設してなるピストンガイド(62)、ガイド筒部(62a)に嵌合するとともに下部を大径筒部(64a)としたステム(64)、及び、ステム(64)の上部に付設した吐出ヘッド(66)を含み、上方へ付勢された作動部材(60)と、
上記弁座板部(62b)とステム(64)の大径筒部(64a)との間に挿入してシリンダ(30)内面に沿って摺動可能に設けた筒状ピストン(65)と、
上記ガイド筒部(62a)内へ上端部を嵌合して、シリンダ(30)の下半部内に挿入されたポペット弁体(50)と、
を具備し、ポペット弁体(50)の下部とシリンダ(30)の内面下部との間に第1逆止弁(V1)を、また筒状ピストン(65)の下部と弁座板部(62b)との間に第2逆止弁(V2)をそれぞれ形成し、
吐出ヘッド(66)の押下げ及び押下げ解放によるポンプ操作で、容器体内の液体をシリンダ(30)内へ吸込み、かつ吐出ヘッド(66)から吐出するように構成した液体吐出容器において、
吐出ヘッド(66)は、ステム(64)に対して回転可能な外周壁(88)を有し、この外周壁(88)の適所より外部へ開口するポンプ操作モード用の第1吐出孔(76)及び圧搾操作モード用の第2吐出孔(80)を相互に一定の間隔を存して設け、
ステム(64)から第1吐出孔(76)への連通状態及びステム(64)から第2吐出孔(80)への連通状態を切替可能に形成し、
外周壁(88)と案内筒部(16)との間に、外周壁(88)を回転させることで、作動部材(60)を、ポンプ操作モードの開始位置である上限位置から、圧搾操作モード用降下位置へ上方付勢力に逆らって押し下げる押下げ手段(D)を形成し、
作動部材(60)が降下位置にあるときに、筒状ピストン(65)から弁座板部(62b)が離れて第2逆止弁(V2)が開き、この状態で胴部(4)を圧搾すると第2吐出孔(80)から液体が出るように構成したことを特徴とする、ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器。 - 上記装着部材(10)に、上記圧搾操作モードにおいて、圧搾操作モード用降下位置から作動部材(60)が下がることを抑制する降下規制手段(R)を設けたことを特徴とする、請求項1記載の液体吐出容器。
- 上記吐出ヘッド(66)は、ステム(64)の上部に連結されるとともに上述の第1吐出孔(76)及び第2吐出孔(80)を外周面に形成したヘッド基体(68)と、上述の外周壁(88)を有するとともに外周壁(88)をヘッド基体(68)の外面に回転可能に嵌合させてなるカバー部材(82)とで形成され、上記外周壁(88)は、上記ポンプ操作モードのときに第1吐出孔(76)を開放するとともに第2吐出孔(80)を閉塞し、上記圧搾操作モードのときに第2吐出孔(80)を開放するとともに第1吐出孔(76)を閉塞するように窓(90)を開口してなることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器。
- 上記ヘッド基体(68)内に、ステム(64)の内部から第1吐出孔(76)へ至る第1吐出路(74)、及び、ステム(64)の内部から第2吐出孔(80)へ至る第2吐出路(78)をそれぞれ形成し、
上記カバー部材(82)の外周壁(88)の上面を覆う頂壁(84)を設け、
この頂壁(84)の中央部から、上記第1吐出路(74)及び第2吐出路(78)を遮る栓筒部(86)を垂下するととともに、この栓筒部(86)の周方向の一部に連通口(86a)を開口してなる流路切替手段(E)を形成し、上記ポンプ操作モードにおいて連通口(86a)が第1吐出路(74)を開通させ、胴部圧搾モードにおいて連通口(86a)が第2吐出路(78)を開通させるように構成したことを特徴とする、請求項3記載のポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器。 - 上記押下げ手段(D)は、上記案内筒部(16)の内面に設けた第1係合部(18)と、上記外周壁(88)の外面に設けた第2係合部(94)とで形成され、これら第1係合部(18)及び第2係合部(94)の一方又は相互に周方向に対して傾斜する係合斜面(I)を形成し、この係合斜面(I)を介して第1係合部(18)が第2係合部(94)の上に乗り上げることで作動部材(60)を押し下げるように形成したことを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載のポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014202168A JP6292623B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014202168A JP6292623B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016069054A JP2016069054A (ja) | 2016-05-09 |
JP6292623B2 true JP6292623B2 (ja) | 2018-03-14 |
Family
ID=55863936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014202168A Active JP6292623B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6292623B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6669632B2 (ja) * | 2016-10-28 | 2020-03-18 | 株式会社吉野工業所 | 封緘機能を有する吐出容器 |
CN107983557B (zh) * | 2017-12-15 | 2020-01-21 | 北京顺鑫绿洲锦绣园林工程有限公司 | 一种点阵式绿植喷涂装置及方法 |
JP7212533B2 (ja) * | 2019-01-30 | 2023-01-25 | 大正製薬株式会社 | ポンプ |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6050155U (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-09 | 株式会社吉野工業所 | 手動式小形噴出器 |
JPH0594148U (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-21 | 松浦薬業株式会社 | 液状または軟エキス状医薬品容器 |
JP3683707B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2005-08-17 | 株式会社吉野工業所 | エアゾール容器 |
JP2000142850A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-05-23 | Kao Corp | 吐出容器及びキャップ |
JPWO2003048002A1 (ja) * | 2001-11-30 | 2005-10-27 | 北村 幸子 | 定量計量機能を備えたポンプ |
JP4232560B2 (ja) * | 2003-07-25 | 2009-03-04 | 阪神化成工業株式会社 | 液体収納容器 |
JP5733752B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2015-06-10 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ装置 |
-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014202168A patent/JP6292623B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016069054A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101452982B1 (ko) | 회전 토출식 화장품 용기 | |
CN1067958C (zh) | 按压式分配器 | |
KR101590865B1 (ko) | 디스펜서 용기 | |
JP5733752B2 (ja) | ポンプ装置 | |
JP6292623B2 (ja) | ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 | |
WO2019033514A1 (zh) | 一种具有回吸功能的乳液泵 | |
KR101479515B1 (ko) | 구리스 차단용 가스 실린더 | |
KR102017318B1 (ko) | 디스펜서 펌프 | |
JP6292622B2 (ja) | ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 | |
US9296003B2 (en) | Dispensing pump | |
JP6385223B2 (ja) | ポンプディスペンサ | |
JP3836312B2 (ja) | 液体噴出ポンプ | |
JP6364284B2 (ja) | 液体吐出用ポンプ | |
JP5777219B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6170411B2 (ja) | 液体容器装着用ポンプ | |
JP6359876B2 (ja) | 吐出器 | |
JP5201675B2 (ja) | 液体吐出器 | |
JP3615696B2 (ja) | ポンプ | |
JP6429265B2 (ja) | 液体容器用吐出ポンプ | |
WO2012001873A1 (ja) | プッシュタイプディスペンサー | |
JP6076175B2 (ja) | ポンプ | |
JP6332694B2 (ja) | 吐出兼用噴出容器 | |
JP6008449B2 (ja) | ディスペンサー | |
JP6076190B2 (ja) | ポンプ | |
KR101975504B1 (ko) | 펌프 용기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6292623 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |